JP2002230102A - ユーティリティ供給システム - Google Patents

ユーティリティ供給システム

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JP2002230102A
JP2002230102A JP2001028149A JP2001028149A JP2002230102A JP 2002230102 A JP2002230102 A JP 2002230102A JP 2001028149 A JP2001028149 A JP 2001028149A JP 2001028149 A JP2001028149 A JP 2001028149A JP 2002230102 A JP2002230102 A JP 2002230102A
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Junzo Narano
順三 楢野
Satoru Miura
悟 三浦
Hideaki Kawahara
英昭 川原
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Osaka Gas Co Ltd
Original Assignee
Osaka Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 託送事業者のガス供給網を利用して、単一の
接続供給者から、契約関係にある複数の需要家にガスを
供給するに際し、供給不足状態および供給過剰状態の発
生を経済的に回避する。 【解決手段】 接続供給者からガス供給網に供給される
ガスの受入量が、ガス供給網から需要家9に払い出され
るガスの払出量よりも設定量以上多い供給過剰状態か、
逆に、設定量以上少ない供給不足状態かを供給過不足状
態判別手段43で判断する。各需要家9の許容増量分お
よび減量分を増減量算出手段42で算出する。供給過剰
状態のときには、過剰分を許容増量分のある需要家9に
供給し、一方、供給不足状態のときには、不足分を許容
減量分のある需要家9で減少し、供給過剰状態および供
給不足状態の発生を回避する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可燃性ガス、電
力、水といったユーティリティを供給するユーティリテ
ィ供給システムに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、可燃性ガスの場合を例にして説
明すると、託送事業者である一般ガス事業者が広範囲に
わたってガス(ユーティリティ)供給網を有している。
これに対して、近年では、大規模プラントを有する事業
者などでは、可燃性ガスを製造するようにもなってお
り、製造した可燃性ガスを離れた場所の需要家に輸送供
給して払い出すために、接続供給者として、託送事業者
が保有する既設のガス供給網を利用するようになってい
る。
【0003】そこで、品質が変わらないことや、接続供
給者からガス供給網に受け入れた量に対応する量のガス
を需要家に払い出すことなどを条件に、託送事業者のガ
ス供給網を利用するようにしている。
【0004】ところが、需要家での使用量が増大したと
きには、接続供給者から受け入れるガス量に対して払い
出すガス量が多くなる供給不足状態になって、ガス供給
網内の圧力が低くなる。一方、需要家での使用量が減少
したときには、接続供給者から受け入れるガス量に対し
て払い出すガス量が少なくなる供給過剰状態になって、
ガス供給網内の圧力が高くなる。このような事態が生じ
たときに、そのままでは、託送事業者自体が需要家に供
給するガスの圧力に影響を及ぼす問題がある。
【0005】このような場合に対処するために、託送事
業者は、ガス供給網内の圧力を一定に維持するために保
有している貯蔵設備を利用し、前述の供給不足状態で
は、貯蔵設備に蓄えたガスで補充する、いわゆるバック
アップを行い、一方、供給過剰状態では、過剰分は貯蔵
設備に供給する、いわゆるパーキングを行うようにして
いる。契約で定めた一定量以上のバックアップおよびパ
ーキングが発生したときは、接続供給者は託送事業者に
別途料金を支払うのが通例である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、接続供
給者、および、それと契約関係にある需要家の状況変動
までをも考慮して貯蔵設備を構築するとなると、託送事
業者にとっては設備費が高くなる。また、接続供給者側
で大掛かりな貯蔵設備を構築すると接続供給者側での負
担が大きくなる。
【0007】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであって、請求項1および請求項3に係る発明
は、ユーティリティの供給不足状態および供給過剰状態
の発生を経済的に回避できるようにすることを目的と
し、また、請求項2に係る発明は、ユーティリティの供
給不足状態の発生を経済的に回避できるようにすること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
上述のような目的を達成するために、託送事業者がユー
ティリティを供給するユーティリティ供給網と、前記ユ
ーティリティ供給網に接続されて接続供給者から供給さ
れるユーティリティを受け入れる受入設備と、前記ユー
ティリティ供給網に接続されて前記接続供給者から受け
入れた量に対応する量のユーティリティを、前記接続供
給者と契約関係にある需要家に払い出す払出設備とを備
えたユーティリティ供給システムにおいて、単一の接続
供給者が、契約関係にある需要家を複数有するものであ
り、前記接続供給者から前記受入設備に供給されるユー
ティリティの受入量を測定する受入量測定手段と、前記
払出設備から複数の前記需要家に払い出されるユーティ
リティの払出量を測定する前記各需要家に対して設けた
払出量測定手段と、複数の前記需要家それぞれにおいて
ユーティリティ払出量の許容される増量分と減量分とを
算出する増減量算出手段と、前記受入量測定手段で測定
されたユーティリティの受入量と前記各払出量測定手段
で測定されたユーティリティの払出量の総量との差に基
づき、受入量が払出量よりも設定量以上多いときには供
給過剰状態と判断して供給過剰信号を出力し、受入量が
払出量よりも設定量以上少ないときには供給不足状態と
判断して供給不足信号を出力をする供給過不足状態判別
手段と、前記供給過不足状態判別手段からの供給過剰信
号に応答して、前記増減量算出手段で許容増量分が算出
される需要家に、受入量と払出量との差が設定量内にな
るように、その許容増量分の範囲内でユーティリティの
払出量を増加する供給過剰状態制御手段と、前記供給過
不足状態判別手段からの供給不足信号に応答して、前記
増減量算出手段で許容減量分が算出される需要家に、受
入量と払出量との差が設定量内になるように、その許容
減量分の範囲内でユーティリティの払出量を減少する供
給不足状態制御手段とを備えて構成する。ここ(以下で
も同様)でいう「託送事業者」とは、一般ガス事業者や
一般電力事業者や水道事業者など、広範囲にわたるガ
ス、電気、水道などのユーティリティ供給網を有する事
業者のことを指す。受入量または払出量はユーティリテ
ィの設定単位時間あたりの受入量または払出量をいう。
設定単位時間としては、例えば、託送契約で定めた単位
時間(例、1時間)を採用できる。受入設備および払出
設備の所有者および管理者は、通常は託送事業者である
が、他の者であってもよい。また、「接続供給者」と
は、託送事業者とは別にユーティリティの製造設備を有
し、上記託送事業者のユーティリティ供給網を利用して
ユーティリティを供給する事業者などのことを指す(以
下でも同様)。また、「接続供給者と契約関係にある需
要家」とは、託送事業者とは無関係に、接続供給者と直
接的に契約している需要家のことを指し(以下でも同
様)、有料・無料のいかんを問わない。
【0009】また、請求項2に係る発明は、前述のよう
な目的を達成するために、託送事業者がユーティリティ
を供給するユーティリティ供給網と、前記ユーティリテ
ィ供給網に接続されて接続供給者から供給されるユーテ
ィリティを受け入れる受入設備と、前記ユーティリティ
供給網に接続されて前記接続供給者から受け入れた量に
対応する量のユーティリティを、前記接続供給者と契約
関係にある需要家に払い出す払出設備とを備えたユーテ
ィリティ供給システムにおいて、単一の需要家と契約関
係にある接続供給者が、自己と関連する別の接続供給者
を有するものであり、前記接続供給者から前記受入設備
に供給されるユーティリティの受入量を測定する受入量
測定手段と、前記払出設備から複数の前記需要家に払い
出されるユーティリティの払出量を測定する前記各需要
家に対して設けた払出量測定手段と、前記受入量測定手
段で測定されたユーティリティの受入量と前記各払出量
測定手段で測定されたユーティリティの払出量の総量と
の差に基づき、受入量が払出量よりも設定量以上少ない
ときには供給不足状態と判断して供給不足信号を出力を
する供給不足状態判別手段と、前記供給不足状態判別手
段からの供給不足信号に応答して、受入量と払出量との
差が設定量内になるように、前記の別の接続供給者から
のユーティリティを受け入れる供給不足状態制御手段と
を備えて構成する。ここ(以下でも同様)でいう「接続
供給者に関連する別の接続供給者」とは、例えば、同一
企業体の事業所間の関係など、相互間で協力し合える接
続供給者のことを指し、有料・無料のいかんを問わな
い。
【0010】また、請求項3に係る発明は、前述のよう
な目的を達成するために、託送事業者がユーティリティ
を供給するユーティリティ供給網と、前記ユーティリテ
ィ供給網に接続されて接続供給者から供給されるユーテ
ィリティを受け入れる受入設備と、前記ユーティリティ
供給網に接続されて前記接続供給者から受け入れた量に
対応する量のユーティリティを、前記接続供給者と契約
関係にある需要家に払い出す払出設備とを備えたユーテ
ィリティ供給システムにおいて、単一の接続供給者が、
契約関係にある需要家を複数有するとともに自己と関連
する別の接続供給者を有するものであり、前記接続供給
者から前記受入設備に供給されるユーティリティの受入
量を測定する受入量測定手段と、前記払出設備から複数
の前記需要家に払い出されるユーティリティの払出量を
測定する前記各需要家に対して設けた払出量測定手段
と、複数の前記需要家それぞれにおいてユーティリティ
払出量の許容される増量分と減量分とを算出する増減量
算出手段と、前記受入量測定手段で測定されたユーティ
リティの受入量と前記各払出量測定手段で測定されたユ
ーティリティの払出量の総量との差に基づき、受入量が
払出量よりも設定量以上多いときには供給過剰状態と判
断して供給過剰信号を出力し、受入量が払出量よりも設
定量以上少ないときには供給不足状態と判断して供給不
足信号を出力をする供給過不足状態判別手段と、前記供
給過不足状態判別手段からの供給過剰信号に応答して、
前記増減量算出手段で許容増量分が算出される需要家
に、受入量と払出量との差が設定量内になるように、そ
の許容増量分の範囲内でユーティリティの払出量を増加
する供給過剰状態制御手段と、前記供給過不足状態判別
手段からの供給不足信号に応答して、前記増減量算出手
段で許容減量分が算出される需要家に、受入量と払出量
との差が設定量内になるように、その許容減量分の範囲
内でユーティリティの払出量を減少する第1の供給不足
状態制御手段と、前記供給不足状態判別手段からの供給
不足信号に応答して、受入量と払出量との差が設定量内
になるように、別の接続供給者からのユーティリティを
受け入れる第2の供給不足状態制御手段とを備えて構成
する。
【0011】前述の請求項1、請求項2、請求項3のユ
ーティリティ供給システムにおけるユーティリティとし
ては、可燃性ガス、電力、水が例示される(請求項
4)。
【0012】
【作用】請求項1に係る発明のユーティリティ供給シス
テムの構成によれば、単一の接続供給者から、契約関係
にある複数の需要家にユーティリティを供給するに際し
て、接続供給者からユーティリティ供給網に供給される
ユーティリティの受入量が、ユーティリティ供給網から
需要家に払い出されるユーティリティの払出量よりも設
定量以上多い供給過剰状態になれば、自ずと、ユーティ
リティの供給量を増加することのできる需要家に、受入
量と払出量との差が設定量内になるように、許容増量分
の範囲内でユーティリティの払出量を増加し、パーキン
グが必要となるような供給過剰状態の発生を回避する。
また、接続供給者からユーティリティ供給網に供給され
るユーティリティの受入量が、ユーティリティ供給網か
ら需要家に払い出されるユーティリティの払出量よりも
設定量以上少ない供給不足状態になれば、自ずと、ユー
ティリティの供給量を減少することのできる需要家に、
受入量と払出量との差が設定量内になるように、許容減
量分の範囲内でユーティリティの払出量を減少し、バッ
クアップが必要となるような供給不足状態の発生を回避
する。
【0013】また、請求項2に係る発明のユーティリテ
ィ供給システムの構成によれば、単一の需要家に、それ
と契約関係にある接続供給者と、その接続供給者に関連
する別の接続供給者からユーティリティを供給するに際
して、接続供給者からユーティリティ供給網に供給され
るユーティリティの受入量が、ユーティリティ供給網か
ら需要家に払い出されるユーティリティの払出量よりも
設定量以上少ない供給不足状態になれば、自ずと、受入
量と払出量との差が設定量内になるように、接続供給者
に関連する別の接続供給者からユーティリティを受け入
れ、バックアップが必要となるような供給不足状態の発
生を回避する。
【0014】また、請求項3に係る発明のユーティリテ
ィ供給システムの構成によれば、単一の接続供給者と契
約関係にある複数の需要家に、単一の接続供給者と、そ
の接続供給者に関連する別の接続供給者からユーティリ
ティを供給するに際して、接続供給者からユーティリテ
ィ供給網に供給されるユーティリティの受入量が、ユー
ティリティ供給網から需要家に払い出されるユーティリ
ティの払出量よりも設定量以上多い供給過剰状態になれ
ば、自ずと、ユーティリティの供給量を増加することの
できる需要家に、受入量と払出量との差が設定量内にな
るように、許容増量分の範囲内でユーティリティの払出
量を増加し、パーキングが必要となるような供給過剰状
態の発生を回避する。また、接続供給者からユーティリ
ティ供給網に供給されるユーティリティの受入量が、ユ
ーティリティ供給網から需要家に払い出されるユーティ
リティの払出量よりも設定量以上少ない供給不足状態に
なれば、第1の供給不足状態制御手段により、自ずと、
ユーティリティの供給量を減少することのできる需要家
に、受入量と払出量との差が設定量内になるように、許
容減量分の範囲内でユーティリティの払出量を減少し、
バックアップが必要となるような供給不足状態の発生を
回避する。更に、上述供給不足状態になったときに、第
2の供給不足状態制御手段により、自ずと、受入量と払
出量との差が設定量内になるように、別の接続供給者か
らのユーティリティを受け入れ、バックアップが必要と
なるような供給不足状態の発生を回避する。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例を図面に基
づいて詳細に説明する。図1は、本発明に係るユーティ
リティ供給システムの第1実施例を示す全体概略システ
ム構成図であり、ガス導管1に分岐ステーション2A,
2a,2bを設けて、託送事業者としての一般ガス事業
者がユーティリティとしてのガスをユーティリティ供給
網としてのガス供給網を介して供給している。
【0016】図2に示すように、分岐ステーション2A
には、受入導管4および受入設備5を介して単一の接続
供給者6が接続され、接続供給者6から供給されるガス
をガス供給網3に受け入れるようになっている。
【0017】また、別の複数の分岐ステーション2a,
2bそれぞれには、払出導管7および払出設備8を介し
て、接続供給者6と契約関係にある需要家9が接続さ
れ、接続供給者6から受け入れた量に対応する量のガス
を需要家9に払い出すようになっている。
【0018】図2の設備概要の構成図に示すように、受
入設備5は、接続供給者6と受入導管4とを接続するガ
ス管10に、フィルター11、ガス組成付臭濃度計1
2、クッションタンク13、緊急遮断弁14、温度・圧
力計15、接続供給者6から受入設備5に供給されるガ
スの受入量を測定する受入量測定手段としての第1の流
量計16、逆止弁17、絶縁継手18、接続用バルブ1
9を介装して構成されている。
【0019】また、接続供給者6は、ガス製造設備20
と受入設備5とを接続するガス管21に、フィルター2
2、ガス組成付臭濃度計23、放散設備24、緊急遮断
弁25、温度・圧力計26、第2の流量計27、第1の
流量制御弁28を介装して構成されている。
【0020】また、払出設備8は、払出導管7と需要家
9とを接続するガス管29に、接続用バルブ30、絶縁
継手31、緊急遮断弁32、払出設備8から複数の需要
家9に払い出されるガスの払出量を測定する払出量測定
手段としての第3の流量計33、温度・圧力計34、逆
止弁35、絶縁継手36、第2の流量制御弁37を介装
して構成されている。
【0021】また、分岐ステーション2A,2a,2b
それぞれは、絶縁継手38と、ガスの流動方向転換のた
めの分岐ガス管39および3個のバルブ40を設けて構
成されている。
【0022】分岐ステーション2A,2a,2b、受入
設備5および払出設備8内の機器は、託送事業者の保安
システムを用いて遠隔監視されるようになっている。そ
して、図3は制御系のブロック図である。図3に示すよ
うに、第1および第3の流量計16,33がコンピュー
タ制御装置41に接続され、そのコンピュータ制御装置
41に複数の払出設備8の第2の流量制御弁37が接続
されている。コンピュータ制御装置41には、増減量算
出手段42、供給過不足状態判別手段43、供給過剰状
態制御手段44、供給不足状態制御手段45が備えられ
ている。
【0023】増減量算出手段42では、各需要家9それ
ぞれに対応する第3の流量計33で測定されるガスの払
出量と上限値および下限値それぞれとを比較演算して、
各需要家9それぞれにおいて許容されるガスの許容増量
分と許容減量分とを算出するようになっている。
【0024】供給過不足状態判別手段43では、第1の
流量計16で測定されるガスの受入量と、各需要家9の
第3の流量計33で測定されるガスの払出量の総量との
差を算出し、その差と上限設定量および下限設定量それ
ぞれとを比較し、受入量が払出量よりも設定量以上多い
ときには供給過剰状態と判断して供給過剰信号を出力
し、受入量が払出量よりも設定量以上少ないときには供
給不足状態と判断して供給不足信号を出力をするように
なっている。上記上限設定量および下限設定量それぞれ
としては、ガス供給網3内の異常な圧力変動に至ること
の無い安全な範囲での値が設定され、上限設定量よりや
や多くなった状態または下限設定量よりやや少なくなっ
た状態では、いずれも異常な圧力変動を招くことが無い
ように設定されている。
【0025】供給過剰状態制御手段44では、各増減量
算出手段42それぞれで算出された許容増量分が入力さ
れ、供給過不足状態判別手段43からの供給過剰信号に
応答して、増減量算出手段42で許容増量分が算出され
る需要家9に対する第2の流量制御弁37に開き信号を
出力し、受入量と払出量との差が設定量内になるよう
に、その許容増量分の範囲内でガスの払出量を増加する
ようになっている。
【0026】供給不足状態制御手段45では、各増減量
算出手段42それぞれで算出された許容減量分が入力さ
れ、供給過不足状態判別手段43からの供給不足信号に
応答して、増減量算出手段42で許容減量分が算出され
る需要家9に対する第2の流量制御弁37に閉じ信号を
出力し、受入量と払出量との差が設定量内になるよう
に、その許容減量分の範囲内でガスの払出量を減少する
ようになっている。
【0027】以上の構成により、例えば、ひとつの需要
家9での必要な払出量が急激に減少したり、接続供給者
6からの受入量が急激に増加したりして、受入量が各需
要家9の払出量の総量よりも設定量以上多くなる供給過
剰状態になっても、許容増量分がある需要家9に振り分
けて増加供給し、パーキングが必要となるような供給過
剰状態の発生を軽減できる。
【0028】また、逆に、ひとつの需要家9での必要な
払出量が急激に増加したり、接続供給者6からの受入量
が急激に減少したりして、受入量が各需要家9への払出
量の総量よりも設定量以下に少なくなる供給不足状態に
なっても、許容減量分がある需要家9に振り分けて減少
供給し、バックアップが必要となるような供給不足状態
の発生を回避できる。これらの結果、ガス供給網3内で
の圧力の急激な増加や減少といった変動を良好に抑制で
きる。
【0029】請求項1に係る発明としては、上記第1実
施例のような2か所の需要家9にガスを供給する場合に
限らず、3か所以上の需要家9にガスを供給する場合も
含むものである。
【0030】図4は、本発明に係るユーティリティ供給
システムの第2実施例を示す全体概略システム構成図で
あり、第1実施例と異なるところは次の通りである。す
なわち、ひとつの分岐ステーション2Aに、受入導管4
Aおよび受入設備5Aを介して単一の接続供給者6Aが
接続され、更に、別の分岐ステーション2Bに、受入導
管4Bおよび受入設備5Bを介して単一の接続供給者6
Aと関連する別の接続供給者6Bが接続され、接続供給
者6Aおよび別の接続供給者6Bから供給されるガスを
ガス供給網3に受け入れることができるようになってい
る。上記分岐ステーション2A,2Bの内部構成は、第
1実施例で説明した分岐ステーション2Aと同じであ
る。また、受入設備5Bおよび接続供給者6Aの構成
も、第1実施例の受入設備5および接続供給者6と同じ
である。
【0031】また、ひとつの分岐ステーション2aに、
払出導管7および払出設備8を介して、接続供給者6と
契約関係にある単一の需要家9が接続され、接続供給者
6から受け入れた量に対応する量のガスを需要家9に払
い出すようになっている。上記分岐ステーション2aの
内部構成は第1実施例で説明した分岐ステーション2a
と同じである。
【0032】図5は制御系のブロック図である。図5に
示すように、接続供給者6Aから受入設備5Aに供給さ
れるガスの受入量を測定する受入量測定手段としての第
1の流量計(図2の第1の流量計16に相当)51、お
よび、払出設備8から需要家9に払い出されるガスの払
出量を測定する払出量測定手段としての第3の流量計
(図2の第3の流量計33に相当)52がコンピュータ
制御装置53に接続され、そのコンピュータ制御装置5
3に別の接続供給者6Bにおける第1の流量制御弁(図
2の第1の流量制御弁28に相当)54が接続されてい
る。コンピュータ53制御装置には、供給不足状態判別
手段55および供給不足状態制御手段56が備えられて
いる。
【0033】供給不足状態判別手段55では、第1の流
量計51で測定されるガスの受入量と、需要家9の第3
の流量計52で測定されるガスの払出量との差を算出
し、その差と下限設定量とを比較し、受入量が払出量よ
りも設定量以上少ないときには供給不足状態と判断して
供給不足信号を出力をするようになっている。
【0034】供給不足状態制御手段56では、供給不足
状態判別手段55からの供給不足信号に応答して、受入
量と払出量との差が設定量内になるように、第1の流量
制御弁54の開度を調整し、別の接続供給者6Bからの
ガスを受け入れるようになっている。
【0035】以上の構成により、例えば、需要家9での
必要な払出量が急激に増加したり、接続供給者6Aから
の受入量が急激に減少したりして、受入量が需要家9へ
の払出量よりも設定量以下に少なくなる供給不足状態に
なっても、別の接続供給者6Bからのガスを受け入れて
需要家9に供給し、バックアップが必要となるような供
給不足状態の発生を回避できる。これらの結果、ガス供
給網3内での圧力の急激な減少を良好に抑制できる。
【0036】請求項2に係る発明としては、上記第2実
施例のような、単一の接続供給者6Aに関連する別の接
続供給者6Bが1か所の場合に限らず、別の接続供給者
として2か所以上有する場合も含むものである。
【0037】図6は、本発明に係るユーティリティ供給
システムの第3実施例を示す全体概略システム構成図で
あり、第1実施例と異なるところは次の通りである。す
なわち、ひとつの分岐ステーション2Aに、受入導管4
Aおよび受入設備5Aを介して単一の接続供給者6Aが
接続され、更に、別の分岐ステーション2Bに、受入導
管4Bおよび受入設備5Bを介して単一の接続供給者6
Aと関連する別の接続供給者6Bが接続され、接続供給
者6Aおよび別の接続供給者6Bから供給されるガスを
ガス供給網に受け入れるようになっている。上記分岐ス
テーション2A,2Bの内部構成は第1実施例で説明し
た分岐ステーション2Aと同じである。また、受入設備
5Bおよび接続供給者6Aの構成も、第1実施例の受入
設備5および接続供給者6と同じである。
【0038】また、ふたつの分岐ステーション2a,2
bに、払出導管7および払出設備8を介して、接続供給
者6と契約関係にある単一の需要家9が接続され、接続
供給者6から受け入れた量に対応する量のガスを需要家
9に払い出すようになっている。
【0039】図7は制御系のブロック図である。図7に
示すように、コンピュータ制御装置61に別の接続供給
者6Bにおける第1の流量制御弁(図2の第1の流量制
御弁28に相当)62が接続され、コンピュータ制御装
置61に、第1実施例における供給不足状態制御手段4
5と同じ動作を行う第1の供給不足状態制御手段45a
が備えられ、更に、第2の供給不足状態制御手段63が
備えられている。
【0040】第2の供給不足状態制御手段63では、供
給過不足状態判別手段43からの供給不足信号に応答し
て、受入量と払出量との差が設定量内になるように、第
1の流量制御弁62の開度を調整し、別の接続供給者6
Bからのガスを受け入れるようになっている。
【0041】以上の構成により、例えば、ひとつの需要
家9での必要な払出量が急激に減少したり、接続供給者
6からの受入量が急激に増加したりして、受入量が各需
要家9の払出量の総量よりも設定量以上多くなる供給過
剰状態になっても、供給過剰状態制御手段44により、
許容増量分がある需要家9に振り分けて増加供給し、パ
ーキングが必要となるような供給過剰状態の発生を軽減
できる。
【0042】また、逆に、ひとつの需要家9での必要な
払出量が急激に増加したり、接続供給者6からの受入量
が急激に減少したりして、受入量が各需要家9への払出
量の総量よりも設定量以下に少なくなる供給不足状態に
なっても、第1の供給不足状態制御手段45aにより、
許容減量分がある需要家9に振り分けて減少供給すると
か、更に、第2の供給不足状態制御手段63により、別
の接続供給者6Bからのガスを受け入れて需要家9に供
給するといったことで自ずと対処し、バックアップが必
要となるような供給不足状態の発生を軽減できる。これ
らの結果、ガス供給網3内での圧力の急激な増加や減少
といった変動を良好に抑制できる。
【0043】請求項3に係る発明としては、上記第3実
施例のような2か所の需要家9にガスを供給する場合に
限らず、3か所以上の需要家9にガスを供給する場合も
含むものである。また、単一の接続供給者6Aに関連す
る別の接続供給者6Bが1か所の場合に限らず、別の接
続供給者として2か所以上有する場合も含むものであ
る。
【0044】本発明としては、上述のようなガスを供給
する場合に限らず、電力や水などのユーティリティを供
給する場合に適用できる。
【0045】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1に係る発明のユーティリティ供給システムによれば、
単一の接続供給者からの受入量が、契約関係にある需要
家への払出量よりも多い供給過剰状態になっても、過剰
分を契約関係にある他の需要家に振り分け、全体とし
て、受入量と払出量との差が設定量内になるようにし
て、託送事業者の貯蔵設備に供給する、いわゆるパーキ
ングが必要となるような供給過剰状態が発生することを
軽減するから、託送事業者での貯蔵設備の増設やそれに
伴う接続供給者側や需要家側での費用負担といったこと
を軽減でき、経済的に供給過剰状態の発生を軽減でき
る。また、単一の接続供給者からの受入量が、契約関係
にある需要家への払出量よりも少ない供給不足状態にな
っても、不足分を契約関係にある他の需要家に振り分
け、全体として、受入量と払出量との差が設定量内にな
るようにして、託送事業者の貯蔵設備からの補充を受け
る、いわゆるバックアップが必要となるような供給不足
状態が発生することを軽減するから、託送事業者での貯
蔵設備の増設やそれに伴う接続供給者側や需要家側での
費用負担といったことを軽減でき、経済的に供給不足状
態の発生を軽減できる。
【0046】また、請求項2に係る発明のユーティリテ
ィ供給システムによれば、接続供給者からの受入量が、
契約関係にある単一の需要家への払出量よりも少ない供
給不足状態になっても、不足分を、単一の接続供給者に
関連する別の接続供給者から供給し、全体として、受入
量と払出量との差が設定量内になるようにして、託送事
業者の貯蔵設備からの補充を受ける、いわゆるバックア
ップが必要となるような供給不足状態が発生することを
軽減するから、託送事業者での貯蔵設備の増設やそれに
伴う接続供給者側や需要家側での費用負担といったこと
を軽減でき、経済的に供給不足状態の発生を軽減でき
る。
【0047】また、請求項3に係る発明のユーティリテ
ィ供給システムによれば、単一の接続供給者からの受入
量が、契約関係にある需要家への払出量よりも多い供給
過剰状態になっても、過剰分を契約関係にある他の需要
家に振り分け、全体として、受入量と払出量との差が設
定量内になるようにして、託送事業者の貯蔵設備に供給
する、いわゆるパーキングが必要となるような供給過剰
状態が発生することを軽減するから、託送事業者での貯
蔵設備の増設やそれに伴う接続供給者側や需要家側での
費用負担といったことを軽減でき、経済的に供給過剰状
態の発生を軽減できる。また、単一の接続供給者からの
受入量が、契約関係にある複数の需要家への払出量より
も少ない供給不足状態になっても、不足分を、第1の供
給不足状態制御手段により、契約関係にある他の需要家
に振り分けたり、第2の供給不足状態制御手段により、
単一の接続供給者に関連する別の接続供給者から供給し
たりして、全体として、受入量と払出量との差が設定量
内になるようにして、託送事業者の貯蔵設備からの補充
を受ける、いわゆるバックアップが必要となるような供
給不足状態が発生することを軽減するから、託送事業者
での貯蔵設備の増設やそれに伴う接続供給者側や需要家
側での費用負担といったことを軽減でき、第1および第
2の供給不足状態制御手段のいずれか一方または両方に
よって、より良好に、かつ、経済的に供給不足状態の発
生を軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るユーティリティ供給システムの第
3実施例を示す全体概略システム構成図である。
【図2】設備概要の構成図である。
【図3】制御系のブロック図である。
【図4】本発明に係るユーティリティ供給システムの第
2実施例を示す全体概略システム構成図である。
【図5】制御系のブロック図である。
【図6】本発明に係るユーティリティ供給システムの第
3実施例を示す全体概略システム構成図である。
【図7】制御系のブロック図である。
【符号の説明】
3…ガス供給網(ユーティリティ供給網) 5,5A…受入設備 5B…別の接続供給者の受入設備 6,6A…接続供給者 6B…別の接続供給者 8…払出設備 9…需要家 16…第1の流量計(受入量測定手段) 33…第3の流量計(払出量測定手段) 42…増減量算出手段 43…供給過不足状態判別手段 44…供給過剰状態制御手段 45…供給不足状態制御手段 55…供給不足状態判別手段 56…供給不足状態制御手段 45a…第1の供給不足状態制御手段 63…第2の供給不足状態制御手段
フロントページの続き (72)発明者 川原 英昭 大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪 瓦斯株式会社内 Fターム(参考) 3J071 AA02 AA12 AA23 BB11 BB14 BB15 CC02 DD36 EE02 EE18 EE24 EE25 EE27 EE28 FF03 FF12 FF16 5G066 AA20

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 託送事業者がユーティリティを供給する
    ユーティリティ供給網と、 前記ユーティリティ供給網に接続されて接続供給者から
    供給されるユーティリティを受け入れる受入設備と、 前記ユーティリティ供給網に接続されて前記接続供給者
    から受け入れた量に対応する量のユーティリティを、前
    記接続供給者と契約関係にある需要家に払い出す払出設
    備とを備えたユーティリティ供給システムにおいて、 単一の接続供給者が、契約関係にある需要家を複数有す
    るものであり、 前記接続供給者から前記受入設備に供給されるユーティ
    リティの受入量を測定する受入量測定手段と、 前記払出設備から複数の前記需要家に払い出されるユー
    ティリティの払出量を測定する前記各需要家に対して設
    けた払出量測定手段と、 複数の前記需要家それぞれにおいてユーティリティ払出
    量の許容される増量分と減量分とを算出する増減量算出
    手段と、 前記受入量測定手段で測定されたユーティリティの受入
    量と前記各払出量測定手段で測定されたユーティリティ
    の払出量の総量との差に基づき、受入量が払出量よりも
    設定量以上多いときには供給過剰状態と判断して供給過
    剰信号を出力し、受入量が払出量よりも設定量以上少な
    いときには供給不足状態と判断して供給不足信号を出力
    をする供給過不足状態判別手段と、 前記供給過不足状態判別手段からの供給過剰信号に応答
    して、前記増減量算出手段で許容増量分が算出される需
    要家に、受入量と払出量との差が設定量内になるよう
    に、その許容増量分の範囲内でユーティリティの払出量
    を増加する供給過剰状態制御手段と、 前記供給過不足状態判別手段からの供給不足信号に応答
    して、前記増減量算出手段で許容減量分が算出される需
    要家に、受入量と払出量との差が設定量内になるよう
    に、その許容減量分の範囲内でユーティリティの払出量
    を減少する供給不足状態制御手段と、 を備えたことを特徴とするユーティリティ供給システ
    ム。
  2. 【請求項2】 託送事業者がユーティリティを供給する
    ユーティリティ供給網と、 前記ユーティリティ供給網に接続されて接続供給者から
    供給されるユーティリティを受け入れる受入設備と、 前記ユーティリティ供給網に接続されて前記接続供給者
    から受け入れた量に対応する量のユーティリティを、前
    記接続供給者と契約関係にある需要家に払い出す払出設
    備とを備えたユーティリティ供給システムにおいて、 単一の需要家と契約関係にある接続供給者が、自己と関
    連する別の接続供給者を有するものであり、 前記接続供給者から前記受入設備に供給されるユーティ
    リティの受入量を測定する受入量測定手段と、 前記払出設備から複数の前記需要家に払い出されるユー
    ティリティの払出量を測定する前記各需要家に対して設
    けた払出量測定手段と、 前記受入量測定手段で測定されたユーティリティの受入
    量と前記各払出量測定手段で測定されたユーティリティ
    の払出量の総量との差に基づき、受入量が払出量よりも
    設定量以上少ないときには供給不足状態と判断して供給
    不足信号を出力をする供給不足状態判別手段と、 前記供給不足状態判別手段からの供給不足信号に応答し
    て、受入量と払出量との差が設定量内になるように、前
    記の別の接続供給者からのユーティリティを受け入れる
    供給不足状態制御手段と、 を備えたことを特徴とするユーティリティ供給システ
    ム。
  3. 【請求項3】 託送事業者がユーティリティを供給する
    ユーティリティ供給網と、 前記ユーティリティ供給網に接続されて接続供給者から
    供給されるユーティリティを受け入れる受入設備と、 前記ユーティリティ供給網に接続されて前記接続供給者
    から受け入れた量に対応する量のユーティリティを、前
    記接続供給者と契約関係にある需要家に払い出す払出設
    備とを備えたユーティリティ供給システムにおいて、 単一の接続供給者が、契約関係にある需要家を複数有す
    るとともに自己と関連する別の接続供給者を有するもの
    であり、 前記接続供給者から前記受入設備に供給されるユーティ
    リティの受入量を測定する受入量測定手段と、 前記払出設備から複数の前記需要家に払い出されるユー
    ティリティの払出量を測定する前記各需要家に対して設
    けた払出量測定手段と、 複数の前記需要家それぞれにおいてユーティリティ払出
    量の許容される増量分と減量分とを算出する増減量算出
    手段と、 前記受入量測定手段で測定されたユーティリティの受入
    量と前記各払出量測定手段で測定されたユーティリティ
    の払出量の総量との差に基づき、受入量が払出量よりも
    設定量以上多いときには供給過剰状態と判断して供給過
    剰信号を出力し、受入量が払出量よりも設定量以上少な
    いときには供給不足状態と判断して供給不足信号を出力
    をする供給過不足状態判別手段と、 前記供給過不足状態判別手段からの供給過剰信号に応答
    して、前記増減量算出手段で許容増量分が算出される需
    要家に、受入量と払出量との差が設定量内になるよう
    に、その許容増量分の範囲内でユーティリティの払出量
    を増加する供給過剰状態制御手段と、 前記供給過不足状態判別手段からの供給不足信号に応答
    して、前記増減量算出手段で許容減量分が算出される需
    要家に、受入量と払出量との差が設定量内になるよう
    に、その許容減量分の範囲内でユーティリティの払出量
    を減少する第1の供給不足状態制御手段と、 前記供給不足状態判別手段からの供給不足信号に応答し
    て、受入量と払出量との差が設定量内になるように、別
    の接続供給者からのユーティリティを受け入れる第2の
    供給不足状態制御手段と、 を備えたことを特徴とするユーティリティ供給システ
    ム。
  4. 【請求項4】 請求項1、請求項2、請求項3のいずれ
    かに記載のユーティリティ供給システムにおいて、ユー
    ティリティが、可燃性ガス、電力、水のいずれかである
    ユーティリティ供給システム。
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