JP2002229725A - シートおよびシート識別装置 - Google Patents

シートおよびシート識別装置

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JP2002229725A
JP2002229725A JP2001028267A JP2001028267A JP2002229725A JP 2002229725 A JP2002229725 A JP 2002229725A JP 2001028267 A JP2001028267 A JP 2001028267A JP 2001028267 A JP2001028267 A JP 2001028267A JP 2002229725 A JP2002229725 A JP 2002229725A
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Japan
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sheet
coil
identification
magnetic field
sheets
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JP2001028267A
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English (en)
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Tsutomu Ohashi
勉 大橋
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Brother Industries Ltd
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Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 確実に他のシートと識別可能なシートを、こ
の識別を行なうシート識別装置と共に簡素に実現する。 【解決手段】 用紙3ではその左部に設定された4個の
識別コイル形成部83a〜83dに、識別コイル84が
形成されているか否かをタブレット側で検出することに
より用紙3を識別する。本図の用紙3では識別コイル8
4は識別コイル形成部83a、83bの2箇所のみであ
るから2進法の「0011」すなわち「3」を表してい
る。この用紙3によれば、タブレットにて識別コイル8
4が形成されているか否か(磁気が発生されているか否
か)を検出すればよく、その磁気の周波数を検出する必
要がないので、識別性能の確保も容易である。また検出
のための増幅回路などの構成も、狭い周波数域に対応し
てさえいればよいので簡素に構成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ノート型情報処理
装置やフリップチャートなどに用いられる複数のシー
ト、および主にこれらの装置に内蔵され、複数のシート
を識別するシート識別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年ますますコンピュータが普及するこ
とにより、マンマシンインタフェースに優れた様々な情
報機器が提案されている。その中の一種として、特開平
9−325849号には、タブレットを用いて、複数の
メニューシートの中から指定されたメニューのコードを
読み取る装置が開示されている。このメニューシートは
本のページのように綴じられており、それをめくること
により通常のタブレット面には収まり切らないほどの数
のメニューコードを入力可能にされている(この装置を
ノート型情報入力装置と呼ぶことにする)。
【0003】こうしたノート型情報入力装置において
は、現在どのページが開かれているか、すなわちどのメ
ニューシートが使用者側に露出されているかを、ノート
型情報入力装置が検出する必要がある。このため、この
ノート型情報入力装置では、各メニューシートに、共振
回路を有するマーカーを取り付け、この共振回路の共振
周波数をメニューシート毎に異ならせ、タブレットにて
この周波数を検出することにより、現在のページを検出
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術によれば、メニューシート数に応じた数の周波数
域をタブレットが検出ししかも他のページを開いた際の
共振周波数と識別する必要があるため、検出回路が非常
に複雑で高価なものになる。しかもメニューシート数が
多くなるほど、周波数の範囲を広くしたり検出の分解能
を高精度にしたりする必要に迫られるので、この問題点
が深刻になる。
【0005】これとは異なるシート識別方式として、ノ
ート型ではないが、特開2000−148372号に
は、シートの識別情報をバーコードにしてシートに印刷
してこれを識別模様読取装置により読み取ったり、シー
トに共振用のコイルを形成し、このコイルの巻数をシー
トごとに変え、このシートをめくる際に起きる誘導起電
力によって識別したりする技術が開示されている。しか
しながらバーコードによりシートを識別するには、識別
模様読取装置が別途必要であり、これを同公開公報に開
示されているように装置本体に取り付けると多数のシー
トを重合させるのに不向きとなる。また、巻数の異なる
共振コイルを用いると、シートをめくる速度によって誘
導起電力がまちまちとなるので、これに基づいてシート
を識別するのは実用上、不可能といってよい。
【0006】本発明はかかる課題に鑑みなされたもの
で、容易に且つ確実にシートを識別できるシート識別装
置およびこれに対応したシートを簡素な構成にて実現す
ることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】係る課題
を解決するためになされた請求項1に記載の本発明は、
シートに設けられたコイルから発生する磁気を検出する
ことにより、シートを識別するシート識別装置に用いら
れるシートにおいて、前記コイルは、外部からの交流磁
界を受けて誘導電流を発生する電流供給コイルと、該電
流供給コイルと電気的に接続され、且つ前記誘導電流に
より磁界を発生する識別コイルと、該識別コイルを形成
するための複数箇所の識別コイル形成部と、を備え、前
記識別コイル形成部のそれぞれについて、複数のシート
間で異なる態様となるように前記識別コイルを形成し又
は形成しないようにしたことを特徴とする。
【0008】このようなシートによれば、識別コイル形
成部に識別コイルが形成されているか否かにより、シー
トを識別するので、例えば、その磁気の周波数を検出す
る必要がなく、識別性能の確保も容易である。また検出
のための増幅回路などの構成も、狭い周波数域に対応し
ていればよいので簡素に構成できる。またバーコードの
ように光学的に符号を読み取る必要もないので、バーコ
ードリーダのような嵩ばるデバイスを別途用意する必要
もない。また、そのシートが識別装置にセットされてさ
えいれば、識別コイルの有無によりシートの識別を行な
うことができ、シートをめくったり戻したりする必要は
なく、ましてシートをめくる速度を気に掛ける必要もな
い。
【0009】仮に、単純な2進法に対応させて識別コイ
ルを形成すること(例えば、形成した場合を「1」、形
成しない場合を「0」)によりシートを識別するとすれ
ば、識別コイル形成部を4個形成するだけで最大24
16(枚)のシートを識別することができ(シートがな
い場合に対応するために全く形成しない場合を除いても
15枚)、6個にすれば26 =64枚ものシートを識別
することができる。従って、識別コイル形成部の数に比
べ、膨大な数のシートを識別可能となる。
【0010】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載のシートが載置されるシート載置面を有するシート識
別装置であって、前記シート載置面の所定位置に載置さ
れた前記シートの前記電流供給コイルに対応する位置
に、交流磁界を発生させる交流磁界発生手段と、前記シ
ート載置面の所定位置に載置された前記シートの前記識
別コイルから発生する交流磁界を検出する誘導信号検出
手段と、該誘導信号検出手段の検出結果に基づいて、前
記シートの前記識別コイル形成部のそれぞれに前記識別
コイルが形成されているか否かを判定することにより、
前記シート載置面に載置されたシートを識別するシート
識別部と、を備えたことを特徴とする。
【0011】このようなシート識別装置によれば、前述
のシートを確実に識別することができる。また交流磁界
は交流磁界発生手段によりシート識別装置からシートに
供給されるので、シートは基本的に電源を持つ必要がな
く、シートを極めてシンプルに且つ安価に構成すること
ができる。
【0012】請求項3に記載の本発明は、請求項2に記
載のシート識別装置において、前記シート載置面に前記
シートを複数積層して載置したときに、積層して載置さ
れた複数のシートの最も上のシートの直下に挿入するた
めの挿入プレートを備えると共に、該挿入プレートは、
前記シート載置面に載置された前記シートの前記識別コ
イル形成部に対応する位置に形成され、前記識別コイル
が発生する交流磁界を受信する受信コイルと、該受信コ
イルの下方に設けられ、挿入プレートの下方のシートに
形成された識別コイルの影響を遮断するシールドと、該
シールドの影響を受けない位置に形成され、各受信コイ
ルのそれぞれと電気的に接続されて交流磁界を発生する
送信コイルと、を備え、前記シート識別部は、前記シー
ト載置面に積層して載置された複数のシートの最も上の
シートを識別することを特徴とする。
【0013】このようなシート識別装置では、挿入プレ
ートの下方のシートに形成された識別コイルの影響は、
シールドにより遮断される一方、送信コイルはシールド
のない箇所に配置されているので、誘導信号を着実に誘
導信号検出手段が検出することができる。従って、同時
に複数のシートをシート載置面に載置しても、そのシー
トを識別することができる(2枚目以降のシートの識別
を行なうには1枚目のシートをめくるか又は除去して、
挿入プレートを2枚目のシートの直下に挿入すればよ
い)。なお、挿入プレートを挿入する位置などを、最も
「上」のシートの「直下」に…と記載したが、これはシ
ート載置面が机のような略水平面となっていることを仮
定したものであり、これに反し、例えばいわゆるフリッ
プチャートのように、シート載置面が略鉛直に立設され
ている場合にも、前記各構成要件を備えさせ、シートが
このシート載置面から剥がれないように構成し、使用者
から見て最も手前(前記「上」に相当)にあるシートと
その向こうにあるシートの間(前記「直下」に相当)に
挿入プレートを挿入すれば、同様の作用効果を奏するこ
とは明らかである。
【0014】請求項4に記載の本発明は、請求項3に記
載のシート識別装置において、前記シート識別部が、前
記誘導信号の強度が予め定められた閾値と比較すること
により前記識別コイル形成部に前記識別コイルが形成さ
れているか否かを判定するものであり、前記シート載置
面に重合された前記シートの枚数を検出する枚数検出手
段と、該枚数検出手段により検出された前記シートの枚
数が多いほど、より微弱な前記誘導信号に対しても前記
識別コイルが形成されていることを検出可能となるよう
に前記閾値を変化させる閾値変更手段と、を備えたこと
を特徴とする。
【0015】ところで請求項3に記載のシート識別装置
によれば、重合されたシートの枚数が増えるほど、誘導
信号検出部と送信コイルとの距離が増えるので、誘導信
号を検出し難くなる恐れがある。この点、請求項4のシ
ート識別装置によれば、枚数検出手段により検出された
前記シートの枚数が多いほど、より微弱な前記誘導信号
に対しても識別コイルが形成されていることを検出可能
となるように閾値変更手段が閾値を変化させるので、一
度に多数のシートを重合させた場合でも正確にシートを
識別することができる。
【0016】請求項5に記載の本発明は、請求項4に記
載のシート識別装置において、前記シート載置面が、該
シート載置面における座標を検出するための複数のセン
スコイルが配列されたものであり、前記枚数検出手段
が、前記複数のセンスコイルの内、前記識別コイルの有
無に影響されないセンスコイルの検出結果に基づいて前
記シート載置面に重合された前記シートの枚数を検出す
るものであることを特徴とする。
【0017】このようなシート識別装置によれば、本
来、シート載置面における座標を検出するための構成で
あるセンスコイルを流用してシートの枚数を検出するの
で、構成が簡素となる。請求項6に記載の本発明は、請
求項5に記載のシート識別装置において、自ら交流磁界
を発生させ、前記シート載置面に接近させると、該交流
磁界を前記センスコイルにより検出させることにより、
該接近された箇所の座標を入力するための座標入力手段
を備え、前記座標入力手段の交流磁界は、前記交流磁界
発生手段により発生される交流磁界とは異なる周波数に
されていることを特徴とする。
【0018】このようなシート識別装置によれば、座標
入力手段の発する交流磁界と交流磁界発生手段により発
生される交流磁界とが異なる周波数にされているので、
座標検出、ページ検出が互いに悪影響を及ぼすことがな
い。なお、これとは異なり特開平9−325849号の
ノート型情報入力装置では、座標指示器(ペン)は共振
回路のみを備え自らは能動的に交流磁界を発生しないも
のとし、タブレット側で縦横一方のコイルを励磁走査
し、他方のコイルでこれを検出走査することにより座標
指示器(共振回路)の有無を検出するように構成してい
るが、こうしたノート型情報入力装置に、請求項1〜5
に記載のシート識別装置を適用することももちろん可能
である。
【0019】請求項7に記載の本発明は、請求項5また
は6に記載のシート識別装置において、前記シート識別
部は、前記座標入力手段による座標入力が行なわれてい
ないときに、前記識別コイルの有無を判定するものであ
ることを特徴とする。このようなシート識別装置によれ
ば、座標入力によりシートの検出を誤ることがなく、常
に正しくシートを識別することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に本発明の一実施の形態を図
面と共に説明する。まず、図1は本発明を適用した音声
電子手帳1の外観図である。音声電子手帳1は、複数の
用紙3が6本のリング5にて閉じられており、通常のシ
ステム手帳のようにページをめくることが可能にされて
いる。音声電子手帳1の右側に配列されたボタン7を操
作して、音声電子手帳1を「録音モード」にすると、マ
イク9により集音された音声が、音声電子手帳1内のメ
モリに記録されて行く。このとき、用紙3上に文字や図
形(以下「文字」にて代表させる)がペン11により形
成されていると、その文字が形成された用紙3上の座標
と、その時に集音された音声とが対応づけられてメモリ
に記録されて行く。
【0021】ボタン7を適宜操作して音声電子手帳1を
「再生モード」にし、所望のページを開いて、そのペー
ジをなす用紙3の任意の文字をペン11で指示すると、
その文字を書いていた時刻にメモリに録音された音声が
スピーカ13から発せられる。従って音声電子手帳1
は、会議や講義などにおいて、メモを取りながら話を聞
き、後でその内容を確認する場合には非常に有用な装置
となっている。なお、符号15は、現在のページ数やメ
モリの残量などを表示するための液晶ディスプレイ(以
下、LCDと示す)である。
【0022】またペン11は、その先端からインクがに
じみ出ることにより用紙3上に文字を形成するものであ
る。更にペン11は同じ先端から交流磁界を発生させて
おり、先端をタブレット17の面に接触させると、この
磁界によりタブレット17がペン11先端の座標を検出
する。ペン11の構造は、本出願の発明者による特願平
11−223530号に記載の電子黒板に用いられてい
るペンの構造と略同様であるのでここでは割愛する。ま
た、座標を検出するタブレット17は本図において右側
の用紙3の下に配置されており、文字は右側の用紙3の
みに形成して行く。もちろん、録音される音声と対応づ
ける必要がないならば左側の用紙3(換言すると、本来
記載する面の裏側)に文字などを形成しても構わない。
【0023】少なくとも録音モードや再生モードにおい
ては、使用者は右側の一番上の用紙3の直下に下敷19
を挿入する。このときの様子を図2に示す。本図は、3
枚の用紙3a、3b、3cをタブレット17に載置し、
最も上の用紙3aの直下に下敷19を挿入した様子を示
す側面図である。下敷19は、上カバー23、本体2
5、下カバー27を積層した構造をしており、本図にお
いて本体25の左部に形成された受信コイルI1〜I4の
下方には磁気シールド板29が更に積層されている。符
号C1〜C4は、受信コイルI1〜I4と各々電気的に接続
された送信コイルである。
【0024】図3(a)に音声電子手帳1の概略構成を
示す。すなわち音声電子手帳1は、前述したマイク9、
スピーカ13、LCD15、タブレット17の他、マイ
ク9にて集音し、電気信号に変換された音声を増幅する
増幅回路41、その増幅された音声信号の符号化および
符号化された音声信号の復号を行なうコーデック43、
符号化された音声信号をはじめとする様々なデータを格
納するメモリ45、後述する処理をはじめとする様々な
処理を実行するCPU47、コーデック43にて復号さ
れた音声信号を増幅する増幅回路49、タブレット17
内に構成されたグリッド51およびセレクタ53、タブ
レット17にて検出された誘導信号を増幅する増幅回路
55、その誘導信号の中から座標検出に有効な信号を抽
出する検波回路57、検波された信号をデジタル信号に
変換するA/D変換器59、用紙3のページ検出に必要
な交流磁界を発生する発振回路71を主要部として構成
されている。なお、ボタン7は、グリッド51の一部に
構成されており、ペン11の発する交流磁界が、ボタン
7の位置に対応する座標で検出された時に「そのボタン
7が押された」と判定するようにされている。
【0025】発振回路71の概略は、図3(b)のよう
になっている。トランジスタ73がCPU47の指令に
よりON/OFFされることにより、発振コイルLから
の交流磁界の発生・停止を行なう。なお発振コイルLの
発する交流磁界はペン11の発する交流磁界とは周波数
が異なる値にされている。
【0026】図4に、タブレット17に形成されたグリ
ッド51の概略を示す。グリッド51は、本図の左右方
向に並列されたセンスコイルX1 〜X21と、上下方向に
並列されたセンスコイルY1 〜Y29とが直交して配置さ
れている。発振コイルLは、リング5が設けられる6箇
所77の内の、本図において最も下の箇所77に設けら
れている。また符号P1〜P4は、下敷19の送信コイル
C1〜C4と磁気結合される受信コイルI1〜I4の位置を
示している。セレクタ53によりセンスコイルX1 〜X
21およびセンスコイルY1 〜Y29を走査して誘導信号を
検出することによりペン11により指示された座標を検
出する。
【0027】図5(a)に用紙3を示す。用紙3にはそ
の左部に、リング5が通る穴が6個形成されており、そ
れに沿って4個の識別コイル形成部83a〜83dが設
定されている。識別コイル形成部83a〜83dは、識
別コイル84が形成される箇所であり、本図に示した用
紙3では識別コイル形成部83a、83bの2箇所のみ
に形成されている。識別コイル84は図5(b)に示す
ように、形成した場合が「1」、形成しない場合が
「0」を表しており、図5(a)に示したシートは識別
コイル形成部83a〜83dで2進法の「0011」を
表している。これは用紙3の固有の符号であり、用紙3
a、3b、3cはそれぞれ異なる符号が割り当てられて
いる。つまり、識別コイル84の形成パターンが用紙3
毎にそれぞれ異なっている。この形成パターンが表す符
号0011はページ番号3を表している。用紙3では識
別コイル形成部83が4箇所あるため、4ビットすなわ
ち15枚の用紙を識別可能となっている(「0000」
は除く)。また、85は、用紙3をリング5に設置した
際に、タブレット17の発振コイルLと整合する位置に
形成された電流供給コイルであり、識別コイル84と電
気的に接続されている。
【0028】下敷19は図6に示すように構成されてい
る。なお本図では上カバー23等を適宜透視して示して
いる。下敷19の左部にはリング5が通るリング係止部
91が6個形成されている。前述のように下敷19は、
ページをめくる(すなわち用紙3を変更する)度に音声
電子手帳1から取り出され、新たに一番上となった用紙
3の直下に挿入されるため、容易に取り出し・挿入が可
能なようにリング係止部91は本図において左が開放さ
れた長孔状になっている。この下敷19を最も上に載置
された用紙3の直下に挿入し、リング係止部91の奥ま
でリング5に係止させた時に、用紙3の識別コイル形成
部83a〜83dと整合する位置に受信コイルI1〜I4
がそれぞれ形成されている。送信コイルC1〜C4は、同
じ状態において、グリッド51のP1〜P4と整合する位
置にそれぞれ形成されている。なお、送信コイルC1〜
C4は、受信コイルI1〜I4と電気的に各々接続されて
いる。また磁気シールド板29は、珪素鋼板製であり、
受信コイルI1〜I4の直下に配置されており、送信コイ
ルC1〜C4や同じ状態における電流供給コイル85と整
合する位置にはない。
【0029】この状態で、発振コイルLから交流磁界を
発生すると、下敷19の直上に載置された用紙3のペー
ジ番号を示す誘導信号をタブレット17にて検出するこ
とができる。すなわち、CPU47からの指令によりト
ランジスタ73がONされると、発振コイルLから交流
磁界が発生され、用紙3の電流供給コイル85に供給さ
れる。なお、タブレット17に用紙3が複数載置されて
いる場合には、それら全ての用紙3の電流供給コイル8
5に交流磁界は供給される。そしてこれに伴い電流供給
コイル85と電気的に接続されている識別コイル84か
ら交流磁界が発生する。例えば、図5(a)に示した用
紙3では、識別コイル84が形成された識別コイル形成
部83a、83bには交流磁界が発生し、識別コイル8
4が形成されていない識別コイル形成部83c、83d
には交流磁界が発生しない。
【0030】この交流磁界により識別コイル84は、識
別コイル形成部83a〜83dと整合する位置の受信コ
イルI1〜I4と磁気結合され、識別コイル84が存在す
る(すなわち「1」を表す)受信コイルI1〜I4からも
交流磁界が発生する。ただし、受信コイルI1〜I4の直
下には磁気シールド板29が存在するため、下敷19の
下方に載置された用紙3の識別コイル84から発生する
交流磁界の影響は受けず、下敷19の上の用紙3の識別
コイル84のみの影響を受ける(これが、下敷19を一
番上の用紙3の直下に挿入する理由である)。受信コイ
ルI1〜I4は送信コイルC1〜C4と電気的に各々接続さ
れているため、交流磁界が発生した受信コイルIに対応
する送信コイルCからも交流磁界が発生する。下敷19
の上に載置された用紙3が図5(a)に示したものであ
れば、送信コイルC1、C2のみから交流磁界が発生す
る。この交流磁界をタブレット17のX8、X11、X14、
X17の各センスコイルにて検出することにより、送信コ
イルC1〜C4のいずれから交流磁界が発生しているか、
ひいては下敷19の上に載置された用紙3のページ番号
を検出することができる。
【0031】実際にページ検出の際にCPU47が実行
する処理の概略について図7、図8のフローチャートを
用いて説明する。まず図7は、音声電子手帳1における
基本処理である。本処理は一定時間間隔で割り込み起動
される。本処理が起動されるとまずS110にてペン1
1の検出を試みる。これはセレクタ53がセンスコイル
X、Yを走査し、ペン11の発する交流磁界による誘導
電流を検出することにより行なわれる。S120にてペ
ン11があると判定された場合には、S130に進み、
その座標の検出を行ない本処理を終了する。一方、ペン
11が検出されなかった場合には、S140に進み、ペ
ージ検出を行なう。ページ検出処理は図8のように行な
われる。
【0032】ページ検出処理ではまずS210にてトラ
ンジスタ73をONにし、メモリ45内に設定されたコ
イル番号nとビット番号mの初期化を行なう。コイル番
号とは、各ビットに対応するセンスコイルXの番号であ
り、具体的には、ビット0、1、2、3がそれぞれセン
スコイルX8、X11、X14、X17に対応している。従っ
てnは8→11→14→17と変化されて行く。一方、
ビット番号mはこれに同期して0→1→2→3と変化さ
れて行く。そしてS230にてコイル番号を切り替え
(初期値は8)、S240にてそのコイル番号が示すセ
ンスコイルXの信号強度RSSI(n)を取得する。
【0033】次にS250にて、RSSI(n)の値が
予め設定された閾値よりも大きいか否かを判定する。R
SSI(n)が閾値よりも大きければS260に進んで
bit(m)を1とし、小さければS270に進んでb
it(m)を0にする。以上の操作を4ビット分終了し
たら(S280:YES)本処理を終了する。未検出の
ビットがある(S280:NO)場合には、S290に
進み次のコイル番号nとビット番号mをセットし、S2
30に戻る。
【0034】例えば、下敷19の直上の用紙3が、図5
(a)に示されたものであった場合に、RSSI(n)
として[表1]のような値が検出されたとする。
【0035】
【表1】
【0036】本実施例においては、閾値は60に設定さ
れているので、ビットの値は[表2]のようになる。
【0037】
【表2】
【0038】これにより、下敷19の上に載置された用
紙3のページ番号は「0011」つまり「3」である、
と正しく検出される。ここで図7に戻る。検出されたペ
ージ番号が前回検出したページ番号から変化していれば
(S150:YES)、S160に進みその新しいペー
ジ番号を保存氏、本処理を終了し、変化がなければ(S
150:NO)何もせずに終了する。なお、本処理は繰
り返し実行されるため、図7ではS110に戻るように
記載した。
【0039】以上のように構成され、図7、図8に示し
た処理を行なう音声電子手帳1によれば、識別コイル形
成部83a〜83dに識別コイル84が形成されている
か否かにより、用紙3を識別するので、用紙3数分の共
振周波数を発生する共振回路を用意する必要がない。そ
して識別コイル84(ひいては下敷19の送信コイルC
1〜C4)が磁気を発生しているか否かを検出しさえすれ
ばよく、その磁気の周波数を検出する必要がないので、
識別性能の確保も容易である。また検出のための増幅回
路などの構成も、狭い周波数域に対応していればよいの
で簡素に構成できる。
【0040】またバーコードのように光学的に符号を読
み取る必要もないので、バーコードリーダのような嵩ば
るデバイスを別途用意する必要もない。また、その用紙
3がタブレットにセットされ、下敷19が最も上の用紙
3の直下に挿入されていれば、用紙3の識別を行なうこ
とができ、用紙3をめくったり戻したりする必要はな
く、まして用紙3をめくる速度を気に掛ける必要もな
い。
【0041】このように、下敷19を最も上の用紙3の
直下に挿入すれば、その用紙3を識別できるので、同時
に複数の用紙3を音声電子手帳1にセットしても、それ
らを互いに識別することができる。また、ペン11の発
する交流磁界の周波数と発振コイルLの発する交流磁界
の周波数とが異なる値にされているので、ページ検出中
に筆記されてペン11の信号が混入しても周波数を検出
することにより、ページ検出動作を中止することができ
る。ゆえに座標検出、ページ番号検出の双方を正確に行
なうことができる。そしてページ番号の検出は、ペン1
1がないときにも行なわれ、しかも一定時間で周波数の
検出手段については繰り返し検出されるため、使用者が
気まぐれにページをめくったり戻したりしても、そのペ
ージ番号を検出できる。
【0042】ここで、本実施の形態の構成と本発明の構
成要件との対応関係を示す。用紙3がシートに相当し、
下敷19が挿入プレートに相当し、磁気シールド板29
がシールドに相当し、ペン11が座標入力手段に相当
し、発振コイルLが交流磁界発生手段に相当し、タブレ
ット17と増幅回路55、検出回路58、A/D変換器
59が誘導信号検出手段に相当し、図8に示したページ
検出処理がシート識別部に相当する。
【0043】以上、本発明を適用した実施の形態とし
て、音声電子手帳1について説明してきたが、本発明は
この態様に何等限定されるものではなく様々な態様で実
施しうる。例えば、用紙3の枚数によらず正確にページ
番号を検出できるように閾値の値を変化させてもよい。
すなわち、RSSI(n)の値は、たとえ同一の用紙3
であっても、下敷19の下に載置される用紙3の枚数に
よって変化する。これに対応するには、用紙3の枚数に
応じて閾値の値を削減していくとよい。これには図9の
ような手順にて行なうとよい。まず図9(a)に示す閾
値テーブルの作成を行なう。これにはまず参照データと
信号強度の測定を行なう(S310)。参照データは、
用紙3の枚数の推定に用いられるもので、ここでは、識
別コイル84の形成パターンの影響を殆ど受けず、用紙
3の枚数のみの影響を受けるセンスコイルの信号強度を
用いる。具体的には、センスコイルX3 である。センス
コイルX3 の検出結果(縦軸)と用紙3の枚数(横軸)
との関係をグラフにしたものを図10(a)に示す。そ
してこの参照データに対応する閾値を決定して、閾値テ
ーブルを作成する。例えば、センスコイルX8 につい
て、ページ番号が1〜10と変化した場合に検出される
RSSI(8)の値が図10(b)に示す曲線Aのよう
であったとする(横軸がページ番号(ここでは用紙3の
枚数に一致)、縦軸がRSSI(8))。曲線Aのジグ
ザグの内、上に凸になっている部分がbit(0)が1
になって欲しい箇所であり、従って閾値は曲線Bのよう
に設定するとよい。こうして設定された閾値テーブルの
一例を[表3]に示す。
【0044】
【表3】
【0045】同様のことを他のbit(m)に対応する
センスコイルX11、X14、X17についても行ない、各b
it(m)の閾値テーブルを作成しておく。また、図1
0では枚数が10枚までしか示していないが、使用しう
る全ての枚数について参照データとそれに対応する閾値
とを決定しておく。
【0046】これらの閾値テーブルを用いてデータの判
定を図9(b)のようにして行なう。まずS410にて
そのbit(m)に対応する閾値テーブルを用い、参照
データから閾値を決定する。この処理が本発明の閾値変
更手段に相当する。そしてS420にて、信号強度RS
SI(n)と閾値と比較して1か0かを判定する。例え
ば、bit(0)について、センスコイルX3 の検出結
果が705であれば、[表3]より閾値を26.5と
し、RSSI(8)のbit(0)の判定を行なう。R
SSI(8)が仮に50であれば1、25であれば0と
なる。S410、S420は、図8のS250〜S27
0に相当する処理である。なお、センスコイルX3 の検
出結果の値が[表3]中にない場合には、最も近い参照
データに対応する閾値を用いる。このようにすることに
より、用紙3の枚数の影響を受けることなく正確にペー
ジ番号の検出を行なうことができる。
【0047】また、シート識別装置を音声電子手帳では
なく前述のフリップチャートなどに適用してもよい。ま
た音声電子手帳1では、音声電子手帳1の右側の用紙3
に形成された文字のみの座標を検出したが、左側の用紙
3(換言すると図5に示した面の裏側)に形成された文
字の座標も検出可能に構成してもよい。
【0048】また、磁気シールド板29を珪素鋼板製と
したが、透磁率の高い物質であれば、その他の材料を用
いても構わない。識別コイル84、電流供給コイル8
5、受信コイルI、送信コイルCなどの態様も、図面に
示したようなものに限らない。同様の作用効果を奏する
ものであれば、形状、巻数、接続方式、配置などを適宜
変更して構わない。例えば送信コイルCは、図6では下
敷19の上縁に配置されていたが、右縁や下縁に配置し
てもよい。但し、送信コイルCが発生する磁気が磁気シ
ールド板29により遮断されないこと、および他の識別
コイル84に発生した誘導信号の影響を受けないこと等
の注意は必要である。
【0049】何等かの方法により用紙3の有無を検出す
ることにより「0000」もページ番号として使用可能
に構成してもよい。もちろん、ページ数を表すビット数
を増やし、更に多数の用紙3を識別可能にしても良い。
この場合には、受信コイルI、送信コイルC、コイル番
号も対応させて増やす。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用した音声電子手帳1の外観図で
ある。
【図2】 音声電子手帳1を使用する際の用紙3、下敷
19の配置を示す側面図である。
【図3】 音声電子手帳1の概略構成を示すブロック図
である。
【図4】 音声電子手帳1のタブレット17に形成され
たグリッドの配線の概略を示す説明図である。
【図5】 用紙3の説明図である。
【図6】 下敷19の説明図である。
【図7】 音声電子手帳1における基本処理のフローチ
ャートである。
【図8】 ページ検出を行なう処理のフローチャートで
ある。
【図9】 用紙3の枚数に応じて閾値を動的に変化させ
る際に実行される処理のフローチャートである。
【図10】 閾値の変化のさせ方を説明するグラフであ
る。
【符号の説明】
1…音声電子手帳 3,3a〜3c…用紙 5…リング 7…ボタン 9…マイク 11…ペン 13…スピーカ 15…LCD(液晶ディスプレイ) 17…タブレット 19…下敷 29…磁気シールド板 43…コーデック 45…メモリ 51…グリッド 53…セレクタ 57…検波回路 59…A/D変換器 71…発振回路 83、83a〜83d…識別コイル形成部 84…識別コイル 85…電流供給コイル 91…リング係止部 L…発振コイル C1〜C4…送信コイル I1〜I4…受信コイル RSSI(n)…信号強度 X,X1〜X21…センスコイル Y,Y1〜Y29…センスコイル

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートに設けられたコイルから発生する
    磁気を検出することにより、シートを識別するシート識
    別装置に用いられるシートにおいて、 前記コイルは、外部からの交流磁界を受けて誘導電流を
    発生する電流供給コイルと、該電流供給コイルと電気的
    に接続され、且つ前記誘導電流により磁界を発生する識
    別コイルと、該識別コイルを形成するための複数箇所の
    識別コイル形成部と、を備え、 前記識別コイル形成部のそれぞれについて、複数のシー
    ト間で異なる態様となるように前記識別コイルを形成し
    又は形成しないようにしたことを特徴とするシート。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のシートが載置されるシ
    ート載置面を有するシート識別装置であって、 前記シート載置面の所定位置に載置された前記シートの
    前記電流供給コイルに対応する位置に、交流磁界を発生
    させる交流磁界発生手段と、 前記シート載置面の所定位置に載置された前記シートの
    前記識別コイルから発生する交流磁界を検出する誘導信
    号検出手段と、 該誘導信号検出手段の検出結果に基づいて、前記シート
    の前記識別コイル形成部のそれぞれに前記識別コイルが
    形成されているか否かを判定することにより、前記シー
    ト載置面に載置されたシートを識別するシート識別部
    と、を備えたことを特徴とするシート識別装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のシート識別装置にお
    いて、 前記シート載置面に前記シートを複数積層して載置した
    ときに、積層して載置された複数のシートの最も上のシ
    ートの直下に挿入するための挿入プレートを備えると共
    に、 該挿入プレートは、前記シート載置面に載置された前記
    シートの前記識別コイル形成部に対応する位置に形成さ
    れ、前記識別コイルが発生する交流磁界を受信する受信
    コイルと、該受信コイルの下方に設けられ、挿入プレー
    トの下方のシートに形成された識別コイルの影響を遮断
    するシールドと、該シールドの影響を受けない位置に形
    成され、各受信コイルのそれぞれと電気的に接続されて
    交流磁界を発生する送信コイルと、を備え、 前記シート識別部は、前記シート載置面に積層して載置
    された複数のシートの最も上のシートを識別することを
    特徴とするシート識別装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のシート識別装置におい
    て、 前記シート識別部が、前記誘導信号の強度が予め定めら
    れた閾値と比較することにより前記識別コイル形成部に
    前記識別コイルが形成されているか否かを判定するもの
    であり、 前記シート載置面に重合された前記シートの枚数を検出
    する枚数検出手段と、 該枚数検出手段により検出された前記シートの枚数が多
    いほど、より微弱な前記誘導信号に対しても前記識別コ
    イルが形成されていることを検出可能となるように前記
    閾値を変化させる閾値変更手段と、を備えたことを特徴
    とするシート識別装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のシート識別装置におい
    て、 前記シート載置面が、該シート載置面における座標を検
    出するための複数のセンスコイルが配列されたものであ
    り、 前記枚数検出手段が、前記複数のセンスコイルの内、前
    記識別コイルの有無に影響されないセンスコイルの検出
    結果に基づいて前記シート載置面に重合された前記シー
    トの枚数を検出するものであることを特徴とするシート
    識別装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のシート識別装置におい
    て、 自ら交流磁界を発生させ、前記シート載置面に接近させ
    ると、該交流磁界を前記センスコイルにより検出させる
    ことにより、該接近された箇所の座標を入力するための
    座標入力手段を備え、前記座標入力手段の交流磁界は、
    前記交流磁界発生手段により発生される交流磁界とは異
    なる周波数にされていることを特徴とするシート識別装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項5または6に記載のシート識別装
    置において、 前記シート識別部は、前記座標入力手段による座標入力
    が行なわれていないときに、前記識別コイルの有無を判
    定するものであることを特徴とするシート識別装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010256196A (ja) * 2009-04-27 2010-11-11 Nissha Printing Co Ltd 磁気センサモジュール用加飾成形品及びその製造方法

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