JP2002229661A - ライセンスソフトウェアの譲渡仲介サーバ、譲渡仲介システム及び譲渡仲介方法 - Google Patents

ライセンスソフトウェアの譲渡仲介サーバ、譲渡仲介システム及び譲渡仲介方法

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JP2002229661A
JP2002229661A JP2001029479A JP2001029479A JP2002229661A JP 2002229661 A JP2002229661 A JP 2002229661A JP 2001029479 A JP2001029479 A JP 2001029479A JP 2001029479 A JP2001029479 A JP 2001029479A JP 2002229661 A JP2002229661 A JP 2002229661A
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Jusaburo Wakagi
寿三郎 若木
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ライセンスの保有者、譲り受け希望者双方の利
便性を向上し、インターネット上で簡易にライセンスの
譲渡を行うことができるライセンスソフトウェアの譲渡
仲介サーバ、譲渡仲介システム及び譲渡仲介方法の提
供。 【解決手段】ライセンスソフトウェアを保有する売り手
ユーザ3と、ソフトウェアの譲り受けを希望する買い手
ユーザ4と、それらの間におけるソフトウェアの譲渡を
仲介する譲渡仲介サーバ2とが通信ネットワークを介し
て接続され、譲渡仲介サーバ2には、売り手ユーザが送
信したユーザ情報、ソフトウェアの名称、ライセンス数
量を含む情報と、買い手ユーザが送信したユーザ情報、
ソフトウェアの名称、ライセンス数量を含む情報とが記
憶され、これらのソフトウェアに関する情報のうち、ソ
フトウェアを特定する所定の情報のみが公開され、更
に、双方の情報との適合性が判断され、適合する場合に
売り手ユーザ及び買い手ユーザに適合結果の情報が送信
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、仲介サーバ、仲介
システム及び仲介方法に関し、特に、インターネット網
を介して行われるライセンスソフトウェアの譲渡を仲介
する譲渡仲介サーバ、譲渡仲介システム及び譲渡仲介方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一般個人や小規模な法人に対して
ライセンスソフトウェアを販売するには、ライセンス証
書とCDなどのメディア、マニュアル等を1つずつ包装
し、小売店店頭で販売するパッケージ販売という形態が
採用されている。この形態では、通常パッケージ数とラ
イセンス数は1対1に対応している。
【0003】これに対して、主に大量のライセンス使用
を前提とした大規模な法人に対しては、通常、ライセン
スのないマスターディスクと呼ばれるソフトウェアの提
供を行い、ライセンスを別途販売するライセンス販売と
いう形態が採用されている。このライセンス販売では、
ライセンスは実体がないために使用権は証書で証明され
る。
【0004】上記ライセンス販売では、ソフトウェアの
提供者側にとっては、CDなどのメディアやマニュアル
等をライセンス数だけ送る必要がなく、1つのマスター
ディスクと所要数のマニュアルを提供すればよいため、
ソフトウェアの提供が容易となり、また、購入者側にと
っても、大量のメディアやマニュアルを保管する手間が
省け、ソフトウェアもパッケージ販売に比べて安価に購
入することができるという利点を有している。更に、近
年のインターネットの普及に伴い、上記ライセンス販売
をインターネット網を経由して行うサービスも提供され
るようになってきている。上記ライセンス販売の具体的
な事例について以下に説明する。
【0005】まず、第1の従来例は、A社が提供してい
るソフトウェアのライセンス販売サービスであり、この
サービスは、単一の契約に基づいて関連会社を含む顧客
の組織全体で特典を利用できるようにすることを目的と
して提供されるものであり、顧客はA社との間で一般的
な契約条件を定義している同意書を締結した後、製品群
の選択や購入見積もり数に基づく価格レベル等を定める
具体的な契約書に記入、押印し、A社に提出すると、そ
の内容に応じてA社から使用許諾証明書とメディアキッ
ト、マニュアル等が送られる。このサービスによれば、
安価に大量のライセンスを入手することができ、顧客の
関連会社が世界中に分散している場合でもライセンスの
大量購入による特典を利用することが可能になるという
メリットがある。
【0006】また、第2の従来例は、B社が提供してい
るライセンス販売サービスであり、このサービスでは、
マニュアル、CD−ROM等を1つのパッケージ内にま
とめてあるパッケージ製品と異なり、ソフトウェアの使
用権だけを希望する数量で安価に購入することができ、
更に1ライセンスで使用できる対象製品に、複数のバー
ジョン、OSの製品が含まれ、最新版のみならずB社が
提供する他の種類の製品や異なるOS上で動作する製品
等の中からソフトウェアを自由に選択することができる
という特典を有するものである。
【0007】また、第3の従来例は、C社が提供してい
るライセンス販売サービスであり、このサービスは、企
業の総合保有コストを削減することを目的とするもので
あり、上述したサービスと同様にソフトウェアをライセ
ンスで購入することによりパッケージ販売に比べて大幅
なコストダウンを実現することができ、更に、システム
の保守をサポートするメンテナンスサービスを受けるこ
とができ、契約期間中は契約した製品の最新バージョン
を使用することができるという特典を有するものであ
る。
【0008】このように、上記ライセンスソフトウェア
販売では、購入者側にとってパッケージ販売に比べて安
価にソフトウェアを入手することができるため、コスト
を削減することができ、また、大量の契約に対する見返
りとして、特典を顧客の組織全体で受けたり、複数のバ
ージョンやOSの中からソフトウェアを自由に選択した
り、最新バージョンを使用できるメンテナンスサービス
を受けることができるという様々なメリットがある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】多数のライセンスを必
要とする法人がソフトウェアを購入する段階において
は、上記ライセンス販売は種々のメリットがあるが、コ
ンピュータ端末が普及し、それに伴って多種多様なソフ
トウェアが出回り、かつ短いサイクルで新しいソフトウ
ェアが販売される状況において、多数購入したライセン
スが不要となったり、部分的に他社のソフトウェアを導
入するために一部のライセンスが不要となったり、規模
の拡大、縮小により所望のライセンス数に変更が生じる
場合等がある。
【0010】このような場合に、ライセンスの変更が同
一のソフトウェア提供会社の製品同士であれば、追加分
に関しては提供会社側が対応する場合もあるが、ライセ
ンスの変更が複数のソフトウェア提供会社間に及ぶ場合
には、一般的にはライセンスを容易に変更することはで
きない。また、ソフトウェア商品はデジタル記録であ
り、容易に複写することができるため、ソフトウェアの
譲渡は著作権の侵害を助長することにもなりかねず、多
くのソフトウェア提供会社はライセンスの譲渡を認めな
いことが多かった。
【0011】このようなライセンスの譲渡を認めない方
針はライセンス保有者の権利を制限することにもなるた
め、最近では全ての付属物を含めてライセンスの譲渡を
認めるソフトウェア提供会社が多くなってきたが、実際
にライセンス保有者がライセンスを譲渡しようとして
も、ライセンスの譲渡を仲介するサービスが存在しない
ためライセンスを譲渡する相手を捜し出すことは実質的
に不可能であった。
【0012】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであって、その主たる目的は、ライセンスの保有者、
ライセンスの譲り受け希望者双方の利便性を向上し、イ
ンターネット上で簡易にライセンスの譲渡を行うことが
できるライセンスソフトウェアの譲渡仲介サーバ、譲渡
仲介システム及び譲渡仲介方法を提供することにある。
【0013】
【問題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の譲渡仲介サーバは、所定の条件付きでライ
センスされたソフトウェアを保有する1以上の売り手ユ
ーザと、該ソフトウェアの譲り受けを希望する1以上の
買い手ユーザとの間における前記ソフトウェアの譲渡を
仲介する譲渡仲介サーバであって、前記売り手ユーザ側
から送信される該売り手ユーザに関する情報と、譲渡を
希望するソフトウェアに関する情報とを記憶する手段
と、前記買い手ユーザから送信される該買い手ユーザの
ユーザ情報と、譲り受けを希望するソフトウェアに関す
る情報とを記憶する手段と、前記譲渡を希望するソフト
ウェアに関する情報及び前記譲り受けを希望するソフト
ウェアに関する情報のうち、該ソフトウェアを特定する
所定の情報のみを公開する手段とを有するものである。
【0014】本発明においては、前記譲渡を希望するソ
フトウェアに関する情報に、該ソフトウェアの名称及び
譲渡可能なライセンス数量を含み、前記譲り受けを希望
するソフトウェアに関する情報に、該ソフトウェアの名
称及び譲り受けを希望するライセンス数量を含むことが
好ましい。
【0015】また、本発明においては、前記公開する所
定の情報に、前記ソフトウェアの名称と前記ライセンス
数量とが含まれ、前記ユーザ情報が除外されることが好
ましい。
【0016】また、本発明においては、前記譲渡仲介サ
ーバに、更に、前記譲渡を希望するソフトウェアに関す
る情報と前記譲り受けを希望するソフトウェアに関する
情報との適合性を判断する手段と、適合する場合に前記
売り手ユーザ及び前記買い手ユーザに適合結果の情報を
送信する手段とを備えた構成とすることができる。
【0017】また、本発明においては、前記適合性の判
断が、少なくとも前記ソフトウェアの名称と前記ライセ
ンス数量とを参照して行われることが好ましい。
【0018】また、本発明の譲渡仲介システムは、所定
の条件付きでライセンスされたソフトウェアを保有する
1以上の売り手ユーザと、該ソフトウェアの譲り受けを
希望する1以上の買い手ユーザと、前記売り手ユーザ及
び前記買い手ユーザとの間における前記ソフトウェアの
譲渡を仲介する譲渡仲介サーバと、が通信ネットワーク
を介して接続されてなるライセンスソフトウェアの譲渡
仲介システムであって、前記売り手ユーザが送信した該
売り手ユーザに関する情報と、譲渡を希望するソフトウ
ェアの名称及び譲渡可能なライセンス数量を含む該ソフ
トウェアに関する情報とが前記譲渡仲介サーバに記憶さ
れ、前記買い手ユーザが送信した該買い手ユーザのユー
ザ情報と、譲り受けを希望するソフトウェアの名称及び
譲り受けを希望するライセンス数量を含む該ソフトウェ
アに関する情報とが前記譲渡仲介サーバに記憶され、前
記前記譲渡仲介サーバに記憶された前記譲渡を希望する
ソフトウェアに関する情報及び前記譲り受けを希望する
ソフトウェアに関する情報のうち、該ソフトウェアを特
定する所定の情報のみが公開されるものである。
【0019】本発明においては、更に、前記譲渡仲介サ
ーバにおいて、前記譲渡を希望するソフトウェアに関す
る情報と前記譲り受けを希望するソフトウェアに関する
情報との適合性が判断され、適合する場合に前記売り手
ユーザ及び前記買い手ユーザに適合結果の情報が送信さ
れると共に、前記ソフトウェアのライセンサーに該成立
した譲渡の内容が通知されることが好ましい。
【0020】また、本発明の譲渡仲介方法は、所定の条
件付きでライセンスされたソフトウェアを保有する1以
上の売り手ユーザと、該ソフトウェアの譲り受けを希望
する1以上の買い手ユーザと、前記売り手ユーザ及び前
記買い手ユーザとの間における前記ソフトウェアの譲渡
を仲介する譲渡仲介サーバと、が通信ネットワークを介
して接続されてなる譲渡仲介システムにおけるライセン
スソフトウェアの譲渡仲介方法であって、前記売り手ユ
ーザが送信した該売り手ユーザに関する情報と、譲渡を
希望するソフトウェアの名称及び譲渡可能なライセンス
数量を含む該ソフトウェアに関する情報とを前記譲渡仲
介サーバが受信して記憶するステップと、前記買い手ユ
ーザが送信した該買い手ユーザのユーザ情報と、譲り受
けを希望するソフトウェアの名称及び譲り受けを希望す
るライセンス数量を含む該ソフトウェアに関する情報と
を前記譲渡仲介サーバが受信して記憶するステップと、
前記譲渡仲介サーバに記憶された前記譲渡を希望するソ
フトウェアに関する情報及び前記譲り受けを希望するソ
フトウェアに関する情報のうち、該ソフトウェアを特定
する所定の情報のみをweb上で公開するステップと、
を含むものである。
【0021】本発明においては、更に、前記譲渡仲介サ
ーバにおいて、前記譲渡を希望するソフトウェアに関す
る情報と前記譲り受けを希望するソフトウェアに関する
情報との適合性を判断するステップと、適合する場合に
前記売り手ユーザ及び前記買い手ユーザに適合結果の情
報を送信するステップと、前記売り手ユーザと前記買い
手ユーザとの間で譲渡が成立した場合に、前記ソフトウ
ェアのライセンサーに該成立した譲渡の内容を通知する
ステップとを含むことが好ましい。
【0022】このように、本発明によれば、ライセンス
所有者やライセンス譲り受け希望者等のユーザは、譲渡
仲介サーバに必要な情報を提示することにより、web
上で一覧表示される公開掲示板を閲覧、選択することが
でき、簡便に所望の条件を満たすライセンスソフトウェ
アの売買を実現することができる。また、譲渡仲介サー
バが提示する組み合わせを参照することにより、更に効
率的にソフトウェアの売買を行うことができる。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明に係る譲渡仲介システム
は、その好ましい一実施の形態において、ライセンスソ
フトウェアを保有する売り手ユーザと、該ソフトウェア
の譲り受けを希望する買い手ユーザと、それらの間にお
けるソフトウェアの譲渡を仲介する譲渡仲介サーバとが
通信ネットワークを介して接続され、譲渡仲介サーバに
は、売り手ユーザが送信したユーザ情報及び譲渡を希望
するソフトウェアの名称や譲渡可能なライセンス数量を
含む情報と、買い手ユーザが送信したユーザ情報及び譲
り受けを希望するソフトウェアの名称や譲り受けを希望
するライセンス数量を含む情報とが記憶され、これらの
ソフトウェアに関する情報のうち、ソフトウェアを特定
する所定の情報のみが公開され、更に、売り手ユーザ側
の情報と買い手ユーザ側の情報との適合性が判断され、
適合する場合に売り手ユーザ及び買い手ユーザに適合結
果の情報が送信されると共に、ソフトウェアのライセン
サーに成立した譲渡の内容が通知されるものである。
【0024】
【実施例】上記した本発明の実施の形態についてさらに
詳細に説明すべく、本発明の実施例について図面を参照
して説明する。
【0025】[実施例1]まず、本発明の第1の実施例
に係るライセンスソフトウェアの譲渡仲介サーバ、譲渡
仲介システム及び譲渡仲介方法について、図1乃至図6
を参照して説明する。図1は、本発明の第1の実施例に
係るライセンスソフトウェアの譲渡仲介システムの構成
を概念的に示す図であり、図2は、譲渡仲介サーバの構
成を具体的に示す構成図である。また、図3及び図5
は、本実施例の譲渡仲介方法の動作を示すフローチャー
ト図であり、図4は、web画面上で示される公開掲示
板の一例を示す図である。また、図6は、譲渡仲介サー
バからライセンス所有者又はライセンス譲り受け希望者
に送信される電子メール文の一例を示す図である。な
お、本実施例はライセンス保有者と譲り受け希望者とが
1対1に対応する場合の例を示すものである。
【0026】まず、図1及び図2参照して、本実施例に
係るライセンスソフトウェアの譲渡仲介システム及び譲
渡仲介サーバの構成について説明する。本実施例の譲渡
仲介システム1は、ライセンスソフトウェアの提供元で
あるソフトウェア提供会社5と、提供会社5からソフト
ウェアのライセンス販売を受け、ライセンスを所有して
いるライセンス所有者3a、3b、3c…とライセンス
の譲り受けを希望するライセンス譲り受け希望者4a、
4b、4c…とソフトウェアの譲渡を仲介する譲渡仲介
サーバ2とがインターネット網等の通信ネットワーク網
6を介して接続されている。
【0027】また、譲渡仲介サーバ2には、サーバに仲
介を希望するライセンス所有者及び譲り受け希望者等の
ユーザを認証し、その管理を行うユーザ管理手段7と、
ユーザのプライベート情報及びユーザが売買を希望する
ソフトウェアの情報等のデータを記憶する記憶手段8
と、web上の公開掲示板に表示する画面を作成する掲
示板作成手段9と、ライセンス所有者と譲り受け希望者
の条件の整合性を判断する判断手段10と、ライセンス
所有者及び譲り受け希望者に整合性の判断結果を電子メ
ール等で通知する判断結果通知手段11と、ユーザ及び
ソフトウェア提供会社5との接続を行う入出力手段12
とを少なくとも備えている。
【0028】次に、上記構成の譲渡仲介システム1及び
譲渡仲介サーバ2を用いた譲渡仲介方法の手順につい
て、図3を参照して説明する。まず、ステップS101
において、ライセンス所有者(以下、売り手ユーザと呼
ぶ。)はコンピュータ端末、携帯端末等を用い、インタ
ーネット網等の通信ネットワーク網6を介して本実施例
の譲渡仲介サーバ2にアクセスする。ここで、売り手ユ
ーザは譲渡仲介サーバ2に対して登録を行うことは必ず
しも必要ではないが、売り手ユーザ固有のプライベート
情報の保管、管理を行うことから、ユーザ登録を行い、
ID/パスワードで管理されることが好ましい。また、
データの送受信に関しては、データの漏洩を未然に防止
するために所定の暗号化処理を施すことが好ましい。
【0029】次に、ステップS102において、売り手
ユーザは譲渡を希望するソフトウェアについて、譲渡仲
介サーバ2が定める所定の申し込みを行うと共に、ソフ
トウェアに関する情報及びソフトウェアの使用に際して
の条件等を提示する。ソフトウェアに関する情報として
は、名称、ソフトウェア提供会社、バージョン情報、対
応OS、希望譲渡価格等を含み、使用に際しての条件と
しては、ソフトウェアをインストールできるコンピュー
タ端末の台数が含まれることが好ましい。その際、公開
掲示板に契約が成立しそうな物件があれば、譲渡仲介サ
ーバ2に打診を行う。
【0030】また、ステップS103において、譲り受
け希望者(以下、買い手ユーザと呼ぶ。)はコンピュー
タ端末、携帯端末等を用い、通信ネットワーク網6を介
して本実施例の譲渡仲介サーバ2にアクセスする。ここ
で、前述したように買い手ユーザは譲渡仲介サーバ2に
対して登録を行うことは必ずしも必要ではないが、各買
い手ユーザ固有のプライベート情報の保管、管理を行う
ことから、ユーザ登録を行い、ID/パスワードで管理
されることが好ましい。
【0031】次に、ステップS104において、買い手
ユーザは譲り受けを希望するソフトウェアについて所定
の申し込みを行うと共に、ソフトウェアに関する情報及
びソフトウェアの予定の使用状況等を提示する。ソフト
ウェアに関する情報としては、名称、ソフトウェア提供
会社、バージョン情報、対応OS、希望譲渡価格等を含
み、予定の使用状況としては、ソフトウェアをインスト
ールしたいコンピュータ端末の台数が含まれることが好
ましい。その際、公開掲示板に契約が成立しそうな物件
があれば、譲渡仲介サーバ2に打診を行う。
【0032】次に、ステップS105において、譲渡仲
介サーバ2は売り手ユーザ及び買い手ユーザの申し込み
情報に基づき、公開掲示板にソフトウェアの売買情報を
掲示する。次に、ステップS106において、売り手ユ
ーザ及び買い手ユーザは公開掲示板上で売買に出されて
いるソフトウェアの閲覧を行い、ステップS107にお
いて条件に合致する物件を選択し、合致する物件がある
場合には、web画面上でその物件を選択して譲渡仲介
サーバ2に送信する。
【0033】ここで、公開掲示板に掲示する内容として
は、売買を希望するソフトウェアの名称、ライセンス数
量、バージョン情報等のみとし、希望価格や売り手ユー
ザ名及び買い手ユーザ名等のプライベート情報は非公開
とすることが好ましい。また、売り手ユーザ及び買い手
ユーザ双方の利便の向上を図るために、ソフトウェア提
供会社別又は機能別(文書作成、画像処理等)に分類
し、アルファベット順等に情報を整理して表示すること
が好ましく、検索画面を設けてソフトウェア名称を入力
すると該当する物件が表示されるようにすることが好ま
しい。
【0034】表示画面としては、例えば、図4に示すよ
うな画面が例示され、売り手側及び買い手側の情報とし
てはソフトウェアの名称、ライセンス数、バージョン情
報等のソフトウェアの売買に必要最小限の情報のみと
し、売買の進捗にあわせて順次詳細な情報が提示される
ことが好ましい。例えば、売買の希望を譲渡仲介サーバ
2に送信し、相手方がその売買に応じる場合のみ双方の
会社名、希望価格等のプライベート情報が電子メール等
で送信されるようにすれば、秘匿情報の漏洩を防止する
ことができる。なお、表示画面は図4の構成に限られる
ものではなく、売り手ユーザ及び買い手ユーザが該当す
るソフトウェアを容易に選択することができる構成であ
れば良く、一般的でないソフトウェアに関してはその特
徴等を付記することもできる。
【0035】次に、ステップS108において、譲渡仲
介サーバ2は売り手ユーザ又は買い手ユーザの売買希望
に対して、相手方の買い手ユーザ又は売り手ユーザに対
して照会があった旨を例えば電子メール等で通知し、売
買に応じるか否かの回答を要求する。そして、ステップ
S109において、売買を希望する場合には、双方のユ
ーザに対して売買が成立した旨の通知を行い(ステップ
S110)、ソフトウェア提供会社に対して譲渡が行わ
れた旨の通知を行い(ステップS112)、ステップS
109で売買を希望しない場合には、双方に売買が成立
しない旨の通知を行った後(ステップS111)、ステ
ップS107に戻り、希望する物件を選択する。
【0036】ここで、細部の売買条件の調整に際して
は、譲渡仲介サーバ2が売り手ユーザ又は買い手ユーザ
に対して会社名等のプライベート情報や希望価格等の条
件を通知して取引の締結に至るまで仲介する方法や、希
望価格等の条件の通知まで行い、その後は各売り手ユー
ザ及び買い手ユーザ同士が個別に交渉を行う方法等、様
々な形態が考えられるが、本実施例では、どの段階まで
譲渡仲介サーバ2で仲介を行うかは任意であり、ユーザ
の要望や条件の整合性等を総合的に勘案して適宜定める
ことができる。
【0037】このように、本実施例のライセンスソフト
ウェアの譲渡仲介サーバ、譲渡仲介システム及び譲渡仲
介方法によれば、ユーザは譲渡仲介サーバにユーザ情報
及び売買を希望するソフトウェアの情報を提供し、売買
を希望するソフトウェア情報が一覧表示された公開掲示
板を閲覧して条件を満たす物件を選択することにより、
簡便にライセンスソフトウェアの売買を行うことがで
き、また、公開掲示板にはユーザのプライベートな情報
が掲載されないため、秘匿情報の漏洩を防止することも
できる。
【0038】なお、上記ライセンスソフトウェアの譲渡
仲介方法は、売り手ユーザ又は買い手ユーザ自身が公開
掲示板に掲示された情報を閲覧して条件の整合性を判断
するものであるが、売り手ユーザの売買条件と買い手ユ
ーザの売買条件とが合致するか否かを譲渡仲介サーバ2
側で判断することもできる。その場合の手順について、
図5を参照して説明する。
【0039】まず、ステップS201〜204におい
て、前記したように売り手ユーザ及び買い手ユーザは譲
渡仲介サーバ2にアクセスして、所定の申し込みを行う
と共に、売り手ユーザ及び買い手ユーザのプライベート
情報と売買を希望するソフトウェアの情報とを提示す
る。そして、ステップS205において、譲渡仲介サー
バ2は売り手ユーザ及び買い手ユーザからの申し込みに
基づいてソフトウェアの売買に必要な情報のみを公開掲
示板に掲示する。
【0040】ここで、図3に示した方法では、売り手ユ
ーザ及び買い手ユーザ自身が条件の整合性を判断した
が、図5では、ステップS206に示すように、譲渡仲
介サーバ2が売り手ユーザと買い手ユーザの条件を所定
の方法で比較検討し、各々の条件が合致する組み合わせ
があるか否かを判断する。
【0041】譲渡仲介サーバ2が行う判断の方法として
は、所定のソフトウェアに対して単純にライセンス数量
が合致する組み合わせを選別する方法や、ライセンス数
量の大きい順に対応付けを行う方法等、様々な方法が考
えられる。例えば、図4において、ソフトa1に関して
は、売り手ユーザ(X1)及び買い手ユーザ(Y1)双
方の条件が合致しているため整合性有りとして判断され
るが、ソフトa2とソフトa3は数量が一致するがバー
ジョンが異なるために整合性なしと判断される。また、
ソフトb1に関しては、売り手ユーザ(X3)のライセ
ンス数量と買い手ユーザ(Y3)のライセンス数量は合
致していないため、売り手ユーザ(X3)にとっては条
件を満たさないが、買い手ユーザ(Y3)にとっては条
件を満たすため、整合性有りと判断することができる。
【0042】そして、ステップS207において、整合
する物件有りと判断した場合には、ステップS208に
おいて、売り手ユーザ及び買い手ユーザの双方に対して
売買の対象となる物件についてのデータの送信し、売買
を行うか否かの回答を要求する。そして、ステップS2
09において、双方とも売買を希望する場合には、双方
に売買成立の送信を行い(ステップS210)、その結
果をソフトウェアの提供会社に通知し(ステップS21
2)、少なくとも一方のユーザが売買を希望しない場合
には、売買不成立の送信を行い(ステップS211)、
ステップS207に戻り、整合性の判断を行う。
【0043】なお、売り手ユーザ及び買い手ユーザに送
信する電子メールの内容としては、図6に示すような形
態が例示される。例えば、売り手ユーザに対してはソフ
トウェアの名称、ライセンス数量、希望価格、買い手ユ
ーザに関する情報が提示され、買い手ユーザに対しては
ソフトウェアの名称、ライセンス数量、希望価格、売り
手ユーザに関する情報等が提示される。なお、電子メー
ルの内容としては上記例に限定されるものではなく、ソ
フトウェアの売買を円滑に行うための情報が記載されて
いれば良く、図6(b)に示すように、他の代替可能な
ソフトウェアの推奨例などを掲載することも可能であ
る。
【0044】このように、条件の整合性の判断を譲渡仲
介サーバ2側で行うことにより、各々のユーザは自らの
売買条件を譲渡仲介サーバ2に提示するだけで、合致す
る物件が発生したら自動的に電子メール等で受信するこ
とができるため、競売状態を常に監視する必要もなく、
更に双方のユーザの利便性を向上させることができる。
【0045】[実施例2]次に、本発明の第2の実施例
に係るライセンスソフトウェアの譲渡仲介サーバ、譲渡
仲介システム及び譲渡仲介方法について、図7及び図8
を参照して説明する。図7は、本発明の第2の実施例に
係るライセンスソフトウェアの譲渡仲介方法の動作を示
すフローチャート図である。また、図8は、web画面
上で示される公開掲示板の一例を示す図である。なお、
前記した第1の実施例では、売り手ユーザと買い手ユー
ザが1対1に対応する場合について説明したが、本実施
例では、売り手ユーザと買い手ユーザが多対1、1対
多、多対多の場合について説明するものであり、その他
の譲渡仲介サーバシステム及び譲渡仲介サーバの基本的
構成は前記した第1の実施例と同様である。
【0046】本実施例に係るライセンスソフトウェアの
譲渡仲介方法の手順について、図7を参照して説明す
る。まず、前記した第1の実施例と同様に、ステップS
301において、ライセンス所有者(売り手ユーザ)は
コンピュータ端末、携帯端末等を用い、通信ネットワー
ク網6を介して本実施例の譲渡仲介サーバ2にアクセス
する。次に、ステップS302において、売り手ユーザ
は譲渡を希望するソフトウェアについて、譲渡仲介サー
バが定める所定の申し込みを行うと共に、ソフトウェア
に関する情報(名称、ソフトウェア提供会社、バージョ
ン情報、対応OS、希望譲渡価格等)及びソフトウェア
の使用に際しての条件(ソフトウェアをインストールで
きるコンピュータ端末の台数)等を提示する。
【0047】また、ステップS303において、譲り受
け希望者(買い手ユーザ)はコンピュータ端末、携帯端
末等を用い、通信ネットワーク網6を介して本実施例の
譲渡仲介サーバ2にアクセスし、ステップS304にお
いて、買い手ユーザは譲り受けを希望するソフトウェア
について所定の申し込みを行うと共に、ソフトウェアに
関する情報(名称、ソフトウェア提供会社、バージョン
情報、対応OS、希望譲渡価格等)及びソフトウェアの
予定の使用状況(ソフトウェアをインストールしたいコ
ンピュータ端末の台数)等を提示する。
【0048】次に、ステップS305において、譲渡仲
介サーバ2は売り手ユーザ及び買い手ユーザの申し込み
情報に基づき、公開掲示板に販売情報を掲示する。その
際、掲示する内容としては、売買を希望するソフトウェ
アの名称、ライセンス数量、バージョン情報のみとし、
希望価格や売り手ユーザ名及び買い手ユーザ名等のプラ
イベート情報は非公開とすることが好ましい。
【0049】次に、ステップS306において、譲渡仲
介サーバ2は、売り手ユーザと買い手ユーザの条件を比
較検討し、ステップS307において、各々の条件が合
致する組み合わせがあるか否かを判断し、更に、ステッ
プS308において、ライセンスの残量があるか否かを
判断する。
【0050】ここで、判断の方法としては、各々の条件
が完全に合致する場合だけではなく、部分的に合致する
場合も考慮する。例えば、図8において、ソフトa1に
関しては、売り手ユーザ(X1)が20ライセンスの譲
渡を希望しているのに対し、買い手ユーザ側は10ライ
センスの譲り受けを希望しているユーザが2カ所(Y
1、Y2)、5ライセンス分の譲り受けを希望している
ユーザが1カ所(Y3)ある場合を想定する。
【0051】この場合、数量のみに着目すると、Y1と
Y2の買い手ユーザに譲渡を仲介することが妥当であ
り、合計のライセンス数量は売り手ユーザ(X1)の希
望数量と合致する。しかしながらY2の買い手ユーザの
希望価格が安く、Y3の買い手ユーザの希望価格が高い
場合には、売り手ユーザ(X1)はY1とY3の買い手
ユーザに売った方が良いと考える場合もある。そこで、
譲渡仲介サーバ2は単に数量のみを比較するのではな
く、価格も考慮していくつかの組み合わせを提示するこ
とが好ましい。
【0052】また、この場合とは逆に、ソフトウェアb
1のように、売り手ユーザが多数(X3、X4、X5)
で買い手ユーザが1カ所(Y5)の場合もある。この場
合にも、数量だけを考慮すると、X3とX4の売り手ユ
ーザが保有するソフトウェアをY5の買い手ユーザに提
供する場合が妥当と考えられる。しかしながらX4の売
り手ユーザよりもX5の売り手ユーザの方が希望譲渡価
格が安い場合もある。この場合は、買い手ユーザ(Y
5)にとっては希望するライセンス数量に満たなくても
X3とX5の売り手ユーザから購入を希望する場合も考
えられる。そして、X3とX5の売り手ユーザから購入
し、残った10ライセンス分に対してX4の売り手ユー
ザから購入を希望する場合もある。
【0053】また、図示していないが、所定のソフトウ
ェアに対して売り手ユーザと買い手ユーザとが互いに多
数存在する場合もあり、この場合には考えられる組み合
わせは更に多く、どの組み合わせが双方のユーザにとっ
て好ましいかは、実際の取引の状況に応じて変わること
が想定される。
【0054】このように実際の売買の場面では、単に数
量の比較のみならず、希望価格や買い手ユーザ又は売り
手ユーザの知名度や信用度、添付されるマニュアル等の
付加条件等、多種多様の条件を加味して判断することが
重要になる。そこで、譲渡仲介サーバ2では、整合性を
判断するに際して優先順位を定め(例えば、数量、価格
の順等)、各々の条件に基づいていくつかの組み合わせ
を提示して、売り手ユーザ又は買い手ユーザに電子メー
ル等の手段を用いて情報を提供することが好ましい。
【0055】なお、いくつかの推奨する組み合わせを提
示した後、実際にどの組み合わせを選択し価格交渉等を
行うかは、各ユーザ側で処理することが好ましいが、譲
渡仲介サーバではその手助けとなるような情報を提供す
ることが好ましい。例えば、図8の例で説明すると、買
い手ユーザ(Y5)がソフトb1を100ライセンス分
希望している場合に、X3とX5の売り手ユーザでは合
わせても90ライセンス分にしかならないが、更に新し
いバージョンのソフトb2をあわせると100ライセン
ス分になる。この場合、買い手ユーザによってはソフト
ウェアb2でも利用できる場合もある。そこで、譲渡仲
介サーバ2は単に品名の一致する商品のみならず、代替
可能な商品の提示やソフトウェアに付随する情報(例え
ば、win98用とwinMe用との違い等)の提供も
行い、単に譲渡を仲介するのみでなく新しい売買を提案
するような処理が行われる機能を有すると更に好まし
い。
【0056】そして、ステップS309において、売り
手ユーザ及び買い手ユーザの双方に対して仲介の対象と
なる物件について、ユーザー情報、ソフトウェアの名
称、ライセンスの数量、希望価格等のデータの送信を行
い、ステップS310において、双方のユーザに対して
売買を希望するか否かの回答を求める。そして、双方の
ユーザが売買を希望する場合には、双方のユーザに対し
て売買の成立を通知し(ステップS311)、その結果
をソフトウェアの提供会社に通知する(ステップS31
3)。また、少なくとも一方のユーザが売買を希望しな
い場合には、双方のユーザに対して売買不成立の通知を
行い(ステップS312)、ステップS306に戻って
条件の整合性の判断を続行する。
【0057】このように、本実施例のソフトウェアの譲
渡仲介サーバ、譲渡仲介システム及び譲渡仲介方法によ
れば、ユーザは譲渡仲介サーバに譲渡を希望する保有ラ
イセンスの情報や譲り受けを希望するライセンスの情報
等を提示することにより、譲渡仲介サーバで優先順位に
従って条件の適合性を判断し、推奨するいくつかの組み
合わせを電子メール等で通知してくれるため、より良い
売買条件を選択することができ、ライセンスソフトウェ
アの売買をより効果的に実現することができる。
【0058】なお、上記した第1及び第2の実施例で
は、ソフトウェアの譲渡仲介サービスについて記載した
が、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、あ
る商品又はサービスの譲渡を希望するユーザと商品又は
サービスの譲り受けを希望するユーザとの間の取引にお
いて、web上で取引に必要な最小限の情報のみを公開
し、互いの条件に合致する場合のみ、ユーザのプライベ
ート情報等の秘匿情報を特定の相手に通知し、更に、必
要に応じて仲介サーバ側でいくつかの推奨する組み合わ
せを例示することができるサービス、例えば、一般的な
電子商取引等に適用することができる。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のライセン
スソフトウェアの譲渡仲介サーバ、譲渡仲介システム及
び譲渡仲介方法によれば、ライセンス所有者やライセン
ス譲り受け希望者等のユーザは、譲渡仲介サーバに所定
の申し込みを行って必要な情報を提示し、公開掲示板に
掲示された情報を閲覧/選択することにより、簡便にラ
イセンスソフトウェアの売買を実現することができる。
また、譲渡仲介サーバが提示する推奨する組み合わせを
参照することにより、更に効率的にソフトウェアの売買
を行うことができる。
【0060】その理由は、譲渡仲介サーバに提示する情
報の内、ソフトウェアの売買に必要な情報のみがサーバ
で整理されて公開掲示板に公開されるため、物件の選択
を容易に行うことができ、また、譲渡仲介サーバが所定
の条件で判断した推奨する組み合わせが電子メール等で
自動的に送信されるため、効果的な売買を行うことがで
きるからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係るライセンスソフト
ウェア譲渡仲介システムの構成を模式的に示す図であ
る。
【図2】本発明の第1の実施例に係る譲渡仲介サーバの
構成を模式的に示す図である。
【図3】本発明の第1の実施例に係る譲渡仲介方法の手
順に示すフローチャート図である。
【図4】本発明の第1の実施例に係る譲渡仲介サーバが
作成した表示画面の一例を示す図である。
【図5】本発明の第1の実施例に係る譲渡仲介方法の他
の手順に示すフローチャート図である。
【図6】本発明の第1の実施例に係る譲渡仲介サーバか
ら送信される電子メール文の一例を示す図である。
【図7】本発明の第2の実施例に係る譲渡仲介方法の手
順に示すフローチャート図である。
【図8】本発明の第2の実施例に係る譲渡仲介サーバが
作成した表示画面の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 譲渡仲介システム 2 仲介サーバ 3a、3b、3c ライセンス所有者(売り手ユーザ) 4a、4b、4c ライセンス譲り受け希望者(買い手
ユーザ) 5 ライセンスソフトウェアの提供会社 6 通信ネットワーク 7 ユーザ管理手段 8 記憶手段 9 掲示板作成手段 10 判断手段 11 判断結果通知手段 12 入出力手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 502 G06F 9/06 660A

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の条件付きでライセンスされたソフト
    ウェアを保有する1以上の売り手ユーザと、該ソフトウ
    ェアの譲り受けを希望する1以上の買い手ユーザとの間
    における前記ソフトウェアの譲渡を仲介する譲渡仲介サ
    ーバであって、 前記売り手ユーザ側から送信される該売り手ユーザに関
    する情報と、譲渡を希望するソフトウェアに関する情報
    とを記憶する手段と、 前記買い手ユーザから送信される該買い手ユーザのユー
    ザ情報と、譲り受けを希望するソフトウェアに関する情
    報とを記憶する手段と、 前記譲渡を希望するソフトウェアに関する情報及び前記
    譲り受けを希望するソフトウェアに関する情報のうち、
    該ソフトウェアを特定する所定の情報のみを公開する手
    段とを有することを特徴とするライセンスソフトウェア
    の譲渡仲介サーバ。
  2. 【請求項2】前記譲渡を希望するソフトウェアに関する
    情報に、該ソフトウェアの名称及び譲渡可能なライセン
    ス数量を含むことを特徴とする請求項1記載のライセン
    スソフトウェアの譲渡仲介サーバ。
  3. 【請求項3】前記譲り受けを希望するソフトウェアに関
    する情報に、該ソフトウェアの名称及び譲り受けを希望
    するライセンス数量を含むことを特徴とする請求項1又
    は2に記載のライセンスソフトウェアの譲渡仲介サー
    バ。
  4. 【請求項4】前記公開する所定の情報に、前記ソフトウ
    ェアの名称と前記ライセンス数量とが含まれ、前記ユー
    ザ情報が除外されることを特徴とする請求項1乃至3の
    いずれか一に記載のライセンスソフトウェアの譲渡仲介
    サーバ。
  5. 【請求項5】前記譲渡仲介サーバに、更に、前記譲渡を
    希望するソフトウェアに関する情報と前記譲り受けを希
    望するソフトウェアに関する情報との適合性を判断する
    手段と、適合する場合に前記売り手ユーザ及び前記買い
    手ユーザに適合結果の情報を送信する手段とを備えたこ
    とを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一に記載のラ
    イセンスソフトウェアの譲渡仲介サーバ。
  6. 【請求項6】前記適合性の判断が、少なくとも前記ソフ
    トウェアの名称と前記ライセンス数量とを参照して行わ
    れることを特徴とする請求項5記載のライセンスソフト
    ウェアの譲渡仲介サーバ。
  7. 【請求項7】前記売り手ユーザと前記買い手ユーザとの
    間で譲渡が成立した場合に、前記ソフトウェアのライセ
    ンサーに該成立した譲渡の内容が通信ネットワーク経由
    で通知されることを特徴とする請求項1乃至6のいずれ
    か一に記載のライセンスソフトウェアの譲渡仲介サー
    バ。
  8. 【請求項8】所定の条件付きでライセンスされたソフト
    ウェアを保有する1以上の売り手ユーザと、該ソフトウ
    ェアの譲り受けを希望する1以上の買い手ユーザと、前
    記売り手ユーザ及び前記買い手ユーザとの間における前
    記ソフトウェアの譲渡を仲介する譲渡仲介サーバと、が
    通信ネットワークを介して接続されてなるライセンスソ
    フトウェアの譲渡仲介システムであって、 前記売り手ユーザが送信した該売り手ユーザに関する情
    報と、譲渡を希望するソフトウェアの名称及び譲渡可能
    なライセンス数量を含む該ソフトウェアに関する情報と
    が前記譲渡仲介サーバに記憶され、 前記買い手ユーザが送信した該買い手ユーザのユーザ情
    報と、譲り受けを希望するソフトウェアの名称及び譲り
    受けを希望するライセンス数量を含む該ソフトウェアに
    関する情報とが前記譲渡仲介サーバに記憶され、 前記前記譲渡仲介サーバに記憶された前記譲渡を希望す
    るソフトウェアに関する情報及び前記譲り受けを希望す
    るソフトウェアに関する情報のうち、該ソフトウェアを
    特定する所定の情報のみが公開されることを特徴とする
    ライセンスソフトウェアの譲渡仲介システム。
  9. 【請求項9】更に、前記譲渡仲介サーバにおいて、前記
    譲渡を希望するソフトウェアに関する情報と前記譲り受
    けを希望するソフトウェアに関する情報との適合性が判
    断され、適合する場合に前記売り手ユーザ及び前記買い
    手ユーザに適合結果の情報が送信されると共に、前記ソ
    フトウェアのライセンサーに該成立した譲渡の内容が通
    知されることを特徴とする請求項8記載のライセンスソ
    フトウェアの譲渡仲介システム。
  10. 【請求項10】前記公開する所定の情報に、前記ソフト
    ウェアの名称と前記ライセンス数量とが含まれ、前記ユ
    ーザ情報が除外されることを特徴とする請求項8又は9
    記載のライセンスソフトウェアの譲渡仲介システム。
  11. 【請求項11】前記適合性の判断が、少なくとも前記ソ
    フトウェアの名称と前記ライセンス数量とを参照して行
    われることを特徴とする請求項8乃至10のいずれか一
    に記載のライセンスソフトウェアの譲渡仲介システム。
  12. 【請求項12】所定の条件付きでライセンスされたソフ
    トウェアを保有する1以上の売り手ユーザと、該ソフト
    ウェアの譲り受けを希望する1以上の買い手ユーザと、
    前記売り手ユーザ及び前記買い手ユーザとの間における
    前記ソフトウェアの譲渡を仲介する譲渡仲介サーバと、
    が通信ネットワークを介して接続されてなる譲渡仲介シ
    ステムにおけるライセンスソフトウェアの譲渡仲介方法
    であって、 前記売り手ユーザが送信した該売り手ユーザに関する情
    報と、譲渡を希望するソフトウェアの名称及び譲渡可能
    なライセンス数量を含む該ソフトウェアに関する情報と
    を前記譲渡仲介サーバが受信して記憶するステップと、 前記買い手ユーザが送信した該買い手ユーザのユーザ情
    報と、譲り受けを希望するソフトウェアの名称及び譲り
    受けを希望するライセンス数量を含む該ソフトウェアに
    関する情報とを前記譲渡仲介サーバが受信して記憶する
    ステップと、 前記譲渡仲介サーバに記憶された前記譲渡を希望するソ
    フトウェアに関する情報及び前記譲り受けを希望するソ
    フトウェアに関する情報のうち、該ソフトウェアを特定
    する所定の情報のみをweb上で公開するステップと、
    を含む特徴とするライセンスソフトウェアの譲渡仲介方
    法。
  13. 【請求項13】更に、前記譲渡仲介サーバにおいて、前
    記譲渡を希望するソフトウェアに関する情報と前記譲り
    受けを希望するソフトウェアに関する情報との適合性を
    判断するステップと、 適合する場合に前記売り手ユーザ及び前記買い手ユーザ
    に適合結果の情報を送信するステップと、 前記売り手ユーザと前記買い手ユーザとの間で譲渡が成
    立した場合に、前記ソフトウェアのライセンサーに該成
    立した譲渡の内容を通知するステップとを含むことを特
    徴とする請求項12記載のライセンスソフトウェアの譲
    渡仲介方法。
  14. 【請求項14】前記公開する所定の情報に、前記ソフト
    ウェアの名称と前記ライセンス数量とが含まれ、前記ユ
    ーザ情報が除外されることを特徴とする請求項12又は
    13に記載のライセンスソフトウェアの譲渡仲介方法。
  15. 【請求項15】前記所定の情報を、前記ソフトウェアの
    売買状況に応じて段階的に公開することを特徴とする請
    求項14記載のライセンスソフトウェアの譲渡仲介方
    法。
  16. 【請求項16】前記適合性の判断を、少なくとも前記ソ
    フトウェアの名称と前記ライセンス数量とを参照して行
    うことを特徴とする請求項12乃至15のいずれか一に
    記載のライセンスソフトウェアの譲渡仲介方法。
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