JP2001256123A - 電子商取引システム、サーバコンピュータ、電子商取引方法、記憶媒体 - Google Patents

電子商取引システム、サーバコンピュータ、電子商取引方法、記憶媒体

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JP2001256123A
JP2001256123A JP2000067821A JP2000067821A JP2001256123A JP 2001256123 A JP2001256123 A JP 2001256123A JP 2000067821 A JP2000067821 A JP 2000067821A JP 2000067821 A JP2000067821 A JP 2000067821A JP 2001256123 A JP2001256123 A JP 2001256123A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子的商品情報の提供と商品の受注を行う企
業間電子商取引システムを容易に実現する。 【解決手段】 不正なアクセスを防ぐ目的で組織内外か
らの通信要求をすべて捕捉して恣意的に必要なサービス
だけを通過させるファイアウォール7,43を設置した顧客
側イントラネット1のクライアント6a,6bと、電子的商品
情報を用意した販売側システム40との間で電子商取引を
行う電子商取引システムにおいて、顧客側イントラネッ
ト1に接続され、ファイアウォール7,43を通じて受信さ
れた所定形態の情報から電子的商品情報を抽出してクラ
イアント6a,6bに公開し注文を受付ける顧客側サーバ2
と、販売側システム40に設けられ、電子的商品情報をフ
ァイアウォール7,43を通過可能な所定形態の情報(添付
ファイル付き電子メール)に加工して顧客側サーバ2へ
配信する販売側サーバ47とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば電子商取引
システム、サーバコンピュータ、電子商取引方法、記憶
媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】イントラネット内の端末からインターネ
ット上の取引サーバに対して商品情報参照や発注を行う
企業間電子商取引システムの場合、通信品質の問題やセ
キュリティの問題が発生する恐れがあり、インターネッ
トアクセスを許さない企業ではシステムが使用できな
い。また企業内購買システムとインターネット上の取引
システムと連携するためには、インターネット上に流出
する企業内購買情報を最小限かつ安全に管理するための
仕組みを構築しなければならない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、企業間
電子商取引システムを構築する上では、以下のような問
題がある。
【0004】すなわち、企業によっては、イントラネッ
ト上のクライアントから外部ネットワーク、つまりイン
ターネット上のサーバを利用するために、イントラネッ
トからインターネットにアクセスするための新たなファ
イアウォールを設置する必要があり、これには現行のシ
ステムの変更が必要であり、コストアップが避けられな
い。
【0005】また、既にイントラネットとインターネッ
トとの間にファイアウォールが設置されている企業の場
合でも、イントラネット上のクライアントからインター
ネット上のサーバを利用するためにファイアウォールの
設定を変更すると、これが新たなセキュリティホールの
原因となる可能性がある。
【0006】さらに、イントラネットとインターネット
との間にファイアウォールが既に設置されている企業の
場合、イントラネットとインターネットとの接続回線の
帯域の大部分が常に他の用途のトラフィックで占められ
ていることが多く、このような状況で、インターネット
上のサーバに蓄積されている商品情報(大きなデータ)
をイントラネット上のクライアントからダウンロードす
るのに多大な時間がかかるという問題がある。
【0007】イントラネット上のシステム、つまり企業
内システムと外部のシステム、例えば購買システム等と
連携するシステムを構築するような場合、各システム間
の通信に際し、双方のシステムのファイアウォールを介
した通信方法を考慮する必要があり、これを怠ると、内
部情報の流出など、通信の安全性が損なわれるという問
題がある。
【0008】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、顧客社内のユーザに対して電子的商品
情報の提供と商品の受注を行う電子商取引システムを容
易に実現することができ、また、この際に新たなファイ
アウォールを設置する必要がなくなり、システム導入コ
ストの削減を図ることができる電子商取引システム、サ
ーバコンピュータ、電子商取引方法、記憶媒体を提供す
ることを目的としている。
【0009】また、本発明は、イントラネットとインタ
ーネットとの間にファイアウォールが既に設置されてい
る企業に、ファイアウォールの設定を変更せずに電子商
取引システムを導入することのできる電子商取引システ
ム、サーバコンピュータ、電子商取引方法、記憶媒体を
提供することを目的としている。
【0010】さらに、本発明は、ファイアウォールが既
に設置されている企業に電子商取引システムを導入する
上で、イントラネットとインターネットとの接続回線の
帯域のトラフィック状況が原因で問題が発生することが
ない電子商取引システム、サーバコンピュータ、電子商
取引方法、記憶媒体を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明の電子商取引システムは、外部
との通信を制御するフィルタリング手段を設置した顧客
側イントラネットのクライアントコンピュータと、電子
的商品情報を用意した販売側システムとの間で電子商取
引を行う電子商取引システムにおいて、前記顧客側イン
トラネットに接続され、前記フィルタリング手段を通じ
て受信された所定形態の情報から電子的商品情報を抽出
して前記クライアントコンピュータに公開し注文を受付
けるサーバコンピュータと、前記販売側システムに設け
られ、前記電子的商品情報を前記フィルタリング手段を
通過可能な所定形態の情報に加工して前記サーバコンピ
ュータへ配信する手段とを具備したことを特徴としてい
る。
【0012】請求項2記載の発明の電子商取引システム
は、請求項1記載の発明の電子商取引システムにおい
て、前記サーバコンピュータは、前記クライアントコン
ピュータから注文された電子的商品情報に対し、前記顧
客側イントラネット上の他のクライアントコンピュータ
に承認を促し、承認された電子的商品情報を受付ける承
認手段を具備したことを特徴としている。
【0013】請求項3記載の発明の電子商取引システム
は、請求項1記載の発明の電子商取引システムにおい
て、前記サーバコンピュータは、注文を受付けた電子的
商品情報を顧客の資産として管理する資産管理手段を具
備したことを特徴としている。
【0014】請求項4記載の発明の電子商取引システム
は、請求項1記載の発明の電子商取引システムにおい
て、前記サーバコンピュータは、前記電子的商品情報と
してソフトウェア商品を蓄積する商品情報蓄積手段と、
注文を受けたソフトウェア商品を前記商品情報蓄積手段
から発注元のクライアントコンピュータにインストール
するソフトウェアインストール手段とを具備したことを
特徴としている。
【0015】請求項5記載の発明の電子商取引システム
は、請求項1記載の発明の電子商取引システムにおい
て、前記サーバコンピュータは、前記電子的商品情報と
してソフトウェア商品を蓄積する商品情報蓄積手段と、
前記商品情報蓄積手段に蓄積されているソフトウェア商
品のライセンス情報を管理するためのライセンス情報蓄
積手段と、注文を受付けたソフトウェア商品の情報を前
記ライセンス情報蓄積手段に登録するとともに、発注元
のクライアントコンピュータからのソフトウェアインス
トール要求に対して前記ライセンス情報蓄積手段の情報
を確認してインストールの可否を判定するライセンス管
理手段と、前記ライセンス管理手段によりインストール
が許可されたソフトウェア商品について前記商品情報蓄
積手段からインストールするソフトウェアインストール
手段とを具備したことを特徴としている。
【0016】請求項6記載の発明の電子商取引システム
は、請求項1記載の発明の電子商取引システムにおい
て、前記サーバコンピュータは、顧客の予算を管理する
ための予算情報蓄積手段と、前記クライアントコンピュ
ータから注文のあった電子的商品情報について前記予算
情報蓄積手段を確認し、購入可能な場合に注文を受付
け、前記予算情報蓄積手段を更新する予算管理手段とを
具備したことを特徴としている。
【0017】請求項7記載の発明の電子商取引システム
は、請求項1記載の発明の電子商取引システムにおい
て、前記サーバコンピュータは、前記クライアントコン
ピュータから電子的商品情報の注文を受付けた場合、前
記顧客側イントラネットに接続された購買システムに購
買処理を行わせるための連携をとる購買システム連携手
段を具備したことを特徴としている。
【0018】請求項8記載の発明の電子商取引システム
は、請求項1記載の発明の電子商取引システムにおい
て、前記サーバコンピュータは、前記クライアントコン
ピュータからの電子的商品情報に関する見積要求を受付
ける見積要求受付手段と、前記見積要求受付手段により
受付けられた見積要求を前記フィルタリング手段を通過
可能な所定形態の情報に加工して前記顧客側イントラネ
ット外の販売側システムへ送信する手段と、前記販売側
システムから前記フィルタリング手段を通じて受信され
た所定形態の情報から見積回答を抽出し、見積要求発行
元のクライアントコンピュータへ提示する見積回答手段
とを具備し、前記販売側システムは、前記サーバコンピ
ュータから受信された所定形態の情報から見積要求を抽
出する手段と、前記見積要求に対する見積回答を前記フ
ィルタリング手段を通過可能な所定形態の情報に加工し
て前記顧客側イントラネットの前記サーバコンピュータ
へ返信する手段とを具備したことを特徴としている。
【0019】請求項9記載の発明の電子商取引システム
は、請求項1記載の発明の電子商取引システムにおい
て、前記サーバコンピュータは、前記クライアントコン
ピュータに対して公開した電子的商品情報の参照状況を
監視する情報参照監視手段と、前記情報参照監視手段に
より監視された電子的商品情報の参照状況の情報を前記
フィルタリング手段を通過可能な所定形態の情報に加工
して前記顧客側イントラネット外の販売側システムへ送
信する手段とを具備し、前記販売側システムは、前記サ
ーバコンピュータから受信された所定形態の情報から電
子的商品情報の参照状況の情報を抽出し管理する手段を
具備したことを特徴としている。
【0020】請求項10記載の発明の電子商取引システ
ムは、請求項1記載の発明の電子商取引システムにおい
て、前記販売側システムは、前記サーバコンピュータが
受注した電子的商品情報の受注情報を顧客ごとに管理す
る顧客管理手段を具備したことを特徴としている。
【0021】請求項11記載の発明の電子商取引システ
ムは、請求項1記載の発明の電子商取引システムにおい
て、前記販売側システムは、前記サーバコンピュータが
受注した電子的商品情報の受注情報に基づいて、顧客に
販売する商品を生産するための生産管理システムに該当
商品の生産を依頼する生産管理システム連携手段を具備
したことを特徴としている。
【0022】請求項12記載の発明の電子商取引システ
ムは、請求項1記載の発明の電子商取引システムにおい
て、前記販売側システムは、販売側で取り扱う商品の卸
元を管理するための卸元情報蓄積手段と、前記サーバコ
ンピュータが受注した電子的商品情報の受注情報に基づ
いて、前記卸元情報蓄積手段を参照し、発注された商品
の卸元を抽出する卸元別商品管理手段とを具備したこと
を特徴としている。
【0023】請求項13記載の発明の電子商取引システ
ムは、請求項1記載の発明の電子商取引システムにおい
て、前記販売側システムは、販売側で取り扱う商品の卸
元を管理するための卸元情報蓄積手段と、前記サーバコ
ンピュータが受注した電子的商品情報の受注情報に基づ
いて、前記卸元情報蓄積手段を参照し、受注した商品の
卸元へ発注する卸元別受注管理手段とを具備したことを
特徴としている。
【0024】請求項14記載の発明の電子商取引システ
ムは、請求項1記載の発明の電子商取引システムにおい
て、前記サーバコンピュータは、前記販売側システムか
ら配信されてきた電子的商品情報について、前記顧客側
イントラネット上の所定のクライアントコンピュータに
受入可否の判定を促し、受入可と判定された電子的商品
情報を公開する受入承認手段と、前記受入承認手段によ
る受入可否判定結果の情報を前記フィルタリング手段を
通過可能な所定形態の情報に加工して前記顧客側イント
ラネット外の販売側システムへ送信する手段とを具備
し、前記販売側システムは、前記サーバコンピュータか
ら受信された所定形態の情報から受入可否判定結果の情
報を抽出し受入結果を保管する受入結果保管手段とを具
備したことを特徴としている。
【0025】請求項15記載の発明の電子商取引システ
ムは、請求項1記載の発明の電子商取引システムにおい
て、前記サーバコンピュータは、予め登録された自身の
システム、プログラムあるいは蓄積情報にアクセス可能
なユーザに対してのみコンピュータ本体へのアクセスを
許可する入力ロック手段を具備したことを特徴としてい
る。
【0026】請求項16記載の発明のサーバコンピュー
タは、外部との通信を制御するフィルタリング手段を設
置した顧客側イントラネットに接続されたクライアント
コンピュータに電子的商品情報を公開して注文を受注す
るサーバコンピュータにおいて、前記クライアントコン
ピュータから注文された電子的商品情報を前記フィルタ
リング手段を通過可能な所定形態の情報に加工して前記
顧客側イントラネット外の販売側システムへ送信する手
段を具備したことを特徴としている。
【0027】請求項17記載の発明の電子商取引方法
は、外部との通信を制御するフィルタリング手段を設置
した顧客側イントラネットのクライアントコンピュータ
と、電子的商品情報を用意した販売側システムとの間で
電子商取引を行う電子商取引方法において、前記販売側
システムにおいて、用意した電子的商品情報を前記フィ
ルタリング手段を通過可能な所定形態の情報に加工して
前記顧客側イントラネットに接続されたサーバコンピュ
ータへ配信する段階と、前記サーバコンピュータにおい
て、前記販売システムから配信された所定形態の情報を
前記フィルタリング手段を通じて受信する段階と、受信
された所定形態の情報から電子的商品情報を抽出する段
階と、抽出された前記電子的商品情報を前記クライアン
トコンピュータに公開する段階と、前記クライアントコ
ンピュータから注文を受付ける段階とを有することを特
徴としている。
【0028】請求項18記載の発明の記憶媒体は、外部
との通信を制御するフィルタリング手段を設置した顧客
側イントラネットに接続されたクライアントコンピュー
タに電子的商品情報を公開して注文を受注するサーバコ
ンピュータを動作させるプログラムを記憶した記憶媒体
において、前記サーバコンピュータに、前記クライアン
トコンピュータから注文された電子的商品情報を前記フ
ィルタリング手段を通過可能な所定形態の情報に加工さ
せ、加工された所定形態の情報を前記フィルタリング手
段を通じて前記販売側システムへ送信させるプログラム
をコンピュータ読取り可能に記憶したことを特徴として
いる。
【0029】すなわち、本発明では、販売側システム側
で用意した電子的商品情報を顧客側イントラネットのフ
ィルタリング手段を通過可能な所定形態の情報に加工し
て顧客側イントラネットに接続されたサーバコンピュー
タへ配信する。そして、サーバコンピュータにおいて、
販売システムから配信された所定形態の情報をフィルタ
リング手段を通じて受信すると、受信された所定形態の
情報から電子的商品情報を抽出し、クライアントコンピ
ュータに公開する。このように顧客側イントラネットに
接続されたサーバコンピュータによって公開された電子
的商品情報をクライアントコンピュータから閲覧して所
望の商品を注文すると、サーバコンピュータはその注文
を受付け、販売側システムへ発注する。
【0030】このように、顧客側イントラネット内に販
売側システムのサーバコンピュータを設置して顧客側イ
ントラネット内のクライアントコンピュータから商品の
注文を受付けることで、電子的商品情報の提供と商品の
受注を行う電子商取引システムを容易に実現することが
できる。また、販売側システムのサーバコンピュータ
を、顧客側イントラネット内、つまりファイアウォール
の内側に配置するので、新たなファイアウォールを設置
する必要がなく、また既存のファイアウォールの設定も
変更する必要がないので、システム導入コストの削減を
図ることができる。
【0031】また、ファイアウォールの内側のローカル
なネットワーク、つまりイントラネット内の通信のみで
電子的商品情報の公開、商品の受注を行うので、接続回
線の帯域のトラフィック状況が原因で問題が発生するこ
ともない。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。図1は本発明に係る第1実
施形態の企業間電子商取引システムの構成を示すブロッ
ク図、図2はこの企業間電子商取引システムの顧客側サ
ーバの構成を示す図、図3はこの企業間電子商取引シス
テムの動作を示すフローダイアグラムである。
【0033】図1に示すように、この企業間電子商取引
システムは、顧客側のシステム20と販売側のシステム40
とを通信回線10、例えばインターネット等を介して接続
して構成されている。
【0034】顧客側のシステム20は、顧客社内イントラ
ネット1に、複数のクライアントコンピュータ6a,6b
(以下クライアント6a,6bと称す)、顧客側サーバ2、
ファイアウォール7を接続して構成されている。クライ
アント6a,6bには、それぞれブラウザ(閲覧ソフト)が
インストールされている。顧客側サーバ2は販売側が商
品情報を蓄積、公開および受注するに顧客側に設置した
サーバコンピュータである。
【0035】顧客社内イントラネット1は、顧客社内の
コンピュータ、例えばクライアント6a,6bや顧客側サー
バ2がファイアウォール7によって組織外のネットワーク
からの不正アクセスが防止されている顧客社内のローカ
ルなネットワークである。ファイアウォール7は、不正
なアクセスを防ぐ目的で組織内外からの通信要求をすべ
て捕捉して恣意的に必要なサービスだけを通過させるも
のである。
【0036】販売側のシステム40は、販売社内イントラ
ネット41に、販売側サーバ47、クライアント42、ファイ
アウォール43を接続して構成されている。
【0037】図2に示すように、顧客側サーバ2は、顧
客社内イントラネット1および通信回線10の両方に接続
可能であり、商品情報受取処理部3、商品情報公開処理
部4、発注処理部5、商品情報データベース8を有してい
る。商品情報受取処理部3は、通信回線10を経由して販
売側サーバ47から電子的商品情報、例えば商品の電子カ
タログ、商品ニュース、価格表等を受け取るものであ
る。商品情報データベース8には商品情報受取処理部3に
よって受け取られた電子的商品情報が蓄積される。商品
情報公開処理部4は、クライアント6a,6bからの要求で
商品情報データベース8から電子的商品情報を呼び出し
てクライアント6a,6bに表示させるものである。発注処
理部5は、クライアント6a,6bに表示された商品一覧の
中から利用者が購入したい商品を選択して発注指示を出
すと、通信回線10を経由して顧客側サーバ7に発注指示
を送信する。
【0038】一方、販売側システム40の販売側サーバ47
は、商品情報データベース45、受注情報データベース4
6、商品情報配信処理部48、受注処理部49を有してい
る。商品情報配信処理部48は、商品情報データベース45
に予め用意した電子的商品情報を通信回線10を経由して
顧客側サーバ2に配信するものである。受注処理部49
は、通信回線10を経由して顧客側サーバ2から受け取っ
た発注指示を受け付け、販売側サーバ47内の受注情報デ
ータベース46に登録する。
【0039】なお、イントラネットとは、組織内の業務
の情報を共有するために、企業などの組織内に構築され
た、閉じたコンピュータ・ネットワークのことである。
イントラネットは、例えば一般的な企業では例えば10Mb
ps以上の比較的高速な通信帯域を有しており、またネッ
トワーク管理者の下で管理された比較的信頼性の高いネ
ットワークである。組織(イントラネット)および個人
の相互を結ぶコンピュータ・ネットワークは、ネットワ
ーク上の任意のユーザ間の幅広い情報共有やメッセージ
交換のために有用である。
【0040】一方、不特定多数の組織(イントラネッ
ト)・個人を結ぶコンピュータ・ネットワークであるイ
ンターネットでは、イントラネットのような運用秩序が
確立されていない。このため悪意を持つネットワーク上
の任意のユーザが、特定のシステムに悪影響を及ぼすよ
うな操作を行う危険性がある。このため、イントラネッ
トを所有する企業は、イントラネットとそれら相互を結
ぶコンピュータ・ネットワークとの間には、使用しない
プロトコル・アプリケーション・アドレスが通過しない
ような設定を持つ仕組みを設けるのが一般的である。こ
の目的にために、イントラネットとインターネット間に
設置するのがファイアウォール7,43であり、これらは
ハードウェアでもソフトウェアでも実現できる。
【0041】顧客社内イントラネット1は、通信回線10
を介して販売社内イントラネット40と接続されている。
【0042】続いて、図3のフローダイアグラムを参照
してこの第1実施形態の企業間電子商取引システムの動
作について説明する。この第1実施形態の企業間電子商
取引システムの場合、販売側サーバ47では、例えば商品
の電子カタログ、商品ニュース、価格表等といった電子
的商品情報が商品情報データベース45に蓄積および管理
されている。
【0043】そして、販売側サーバ47において、必要に
応じて商品情報配信処理部48が、商品情報データベース
45から電子的商品情報を呼び出し通信回線10を通じて顧
客側サーバ2に配信する(S101)。通信回線10は、
例えばインターネットや公衆網等を使用する。互いのシ
ステム間の通信方法は、販売側サーバ47から発信された
情報が、ファイアウォール43,7を通じて顧客社内イン
トラネット1内の顧客側サーバ2で受信できる形式(所定
形態の情報)とする。例えばSMTP(SendMail Transfer P
rotocolなどを用いた添付ファイル機能付き電子メー
ル、HyperText Transfer Protocol(HTTP)またはFTP(F
ile Transfer protocol)等を用いたファイル転送等であ
る。また暗号化通信が必要な場合は、例えばSecure Soc
kets Layer(SSL)等の暗号通信プロトコルを用いる。
【0044】例えば電子メールの添付ファイルとして顧
客側サーバ2から送信された電子的商品情報は、ファイ
アウォール43、通信回線10、ファイアウォール7を通じ
て顧客社内イントラネット1内の商品情報受取処理部2に
よって受け取られ、商品情報データベース8に保存され
る。
【0045】ここで、顧客社内イントラネット1に接続
されている、例えばクライアント6aにおいてユーザがブ
ラウザを起動させて、ブラウザの画面から顧客側サーバ
2にアクセスすると、商品情報公開処理部4では、商品情
報データベース8に保存された電子的商品情報を、クラ
イアント6a,6bに向けて発信する(S102)。
【0046】顧客社内イントラネット1内における各ク
ライアント6a,6bと顧客側サーバ2間の通信方法は、例
えばHyperText Merkup Language(HTML)が用いられ
る。この場合、顧客側サーバ2の商品情報公開処理部4は
World Wide Web(WWW)サーバを使用する。
【0047】クライアント6aに一覧表示された中からユ
ーザが購入したい商品があれば、希望商品を選択した上
で、クライアント6aから顧客サーバ2の発注処理部5を呼
び出して発注を申請する(S103)。
【0048】この発注申請のためにクライアント6aから
入力する情報の例としては、商品名、価格、数量、購入
者、購入部門等が挙げられる。この入力に必要な情報、
例えば商品名や価格等は、商品情報データベース8から
参照される。
【0049】顧客側サーバ2では、クライアント6aから
の発注申請を発注処理部5が受けると、発注処理部5は、
その発注申請を基に発注内容を生成して顧客側サーバ2
から通信回線10を通じて販売側サーバ47に送信する(S
104)。
【0050】なお、通信路としては、上記同様に例えば
インターネットや公衆網等を使用する。システム間の通
信は、顧客側サーバ2から発信された情報が、顧客社内
イントラネット1からファイアウォール7,43を通過して
販売側サーバ47で受け取れる、例えば添付ファイル付き
電子メール等で行う。また電子メールで情報をやりとり
する際に暗号化が必要な場合は、上記同様にSSL等の暗
号通信プロトコルを用いて行う。
【0051】販売側サーバ47では、顧客側サーバ2から
送信された発注情報が受注処理部49により受け取られ、
受注情報データベース46に保存される。
【0052】このようにこの第1実施形態の企業間電子
商取引システムによれば、顧客社内イントラネット1内
に、電子的商品情報の提供と商品の受注を行う顧客側サ
ーバ2を配置するとともに、この顧客社内イントラネッ
ト1内の顧客側サーバ2に対して外部の販売側サーバ47か
ら電子メールの形態で電子的商品情報を配信することに
より、顧客社内のユーザに対して電子的商品情報の提供
と商品の受注を行う企業間電子商取引システムを容易に
実現することができ、また、この際に新たなファイアウ
ォールを設置する必要がなくなり、システム導入コスト
の削減を図ることができる。
【0053】また、イントラネットとインターネットと
の間にファイアウォールが既に設置されている企業にこ
の企業間電子商取引システムを導入する場合でも、ファ
イアウォールの設定を変更する必要がなく、現状のセキ
ュリティを保持することができる。
【0054】さらに、ファイアウォールが既に設置され
ている企業に電子商取引システムを導入する場合、イン
トラネットとインターネットとの接続回線の帯域の大部
分が常に他の用途のトラフィックで占められていると、
イントラネット上のクライアントからインターネットを
通じて電子的商品情報をダウンロードするのに時間がか
かるが、本実施形態では、顧客社内イントラネット1内
に顧客側サーバ2を配置するので、イントラネット上の
クライアントからインターネット上のサーバに直接アク
セスすることはなく、イントラネットとインターネット
との接続回線の帯域が原因の問題が発生することがなく
なる。
【0055】続いて、図4を参照して本発明の第2実施
形態の企業間電子商取引システムについて説明する。こ
の第2実施形態の企業間電子商取引システムは、第1実
施形態の企業間電子商取引システムの変形例であり、顧
客側サーバ2の内部に発注承認処理部11を追加したもの
である。
【0056】発注承認処理部11は、発注処理部5におい
て、例えば発注依頼者が操作するクライアント、例えば
クライアント6aなどからの呼び出しにより生成された発
注申請に対して、発注承認者が操作するクライアント、
例えばクライアント6bなどからの呼び出しにより、その
発注申請を承認する。なお発注依頼者が操作するクライ
アントと発注承認者が操作するクライアントはこの例の
ように物理的に別個のものであってもよく、また同一で
あってもよい。
【0057】発注承認処理部11により発注申請が承認さ
れると、発注処理部5はクライアント6aからの発注申請
を基に発注内容、つまり添付ファイル付き電子メールを
自動的に生成して顧客側サーバ2から販売側サーバ47に
送信する。
【0058】このようにこの第2実施形態の企業間電子
商取引システムによれば、顧客側サーバ2の内部に発注
承認処理部11を追加したことで、承認処理された発注要
求のみによって発注することができ、不用意な発注操作
による発注ミスを回避することができる。また、企業内
の組織連携業務の一つとしてシステム化することができ
る。
【0059】続いて、図5を参照して本発明の第3実施
形態の企業間電子商取引システムについて説明する。こ
の第3実施形態の企業間電子商取引システムは、第1実
施形態の企業間電子商取引システムの変形例であり、顧
客側サーバ2の内部に資産情報データベース12と資産管
理処理部13とを追加したものである。
【0060】資産管理処理部13は、顧客社内ユーザがク
ライアント、例えばクライアント6aなどから発注処理部
5を呼び出して、発注した情報(発注内容)を利用し
て、例えば資産管理者が操作するクライアント、例えば
クライアント6bなどからの呼び出しにより、例えば納品
・検収ステータス、使用者・使用部門、管理番号などの
属性を付加して資産情報データベース12に保存する。こ
の属性は対象となる商品によって異なる。例えば商品が
パッケージソフトウェア等のコンピュータプログラムの
場合、管理対象はソフトウェアライセンスとなり、この
場合、特有な属性となる。特有な属性としては、例えば
導入するコンピュータの管理番号・管理者・ネットワー
ク番号などになる。
【0061】資産情報データベース12に保存されている
データは、クライアント6bからの指定に応じて検索で
き、その検索結果がクライアント6bに表示される。な
お、顧客社内ユーザが操作するクライアントと資産管理
者が操作するクライアントは、物理的に分かれていても
同一であってもよい。
【0062】また、資産情報データベース12の情報を用
いて発注処理部5が発注内容を自動的に生成するにあた
り、問題のある発注内容あるいは発注申請を排除するこ
とができる。例えば資産管理対象がソフトウェアライセ
ンスの場合、発注者が既に所有しているソフトウェアラ
イセンスを持つパッケージソフトウェアを発注しようと
すると、その発注を拒否する、といった処理が可能とな
る。
【0063】このようにこの第3実施形態の企業間電子
商取引システムによれば、顧客側サーバ2の内部に資産
管理機能(資産情報データベース12および資産管理処理
部13)を追加したことで、発注後の購入商品を社内資産
として管理することができる。
【0064】続いて、図6を参照して本発明の第4実施
形態の企業間電子商取引システムについて説明する。こ
の第4実施形態の企業間電子商取引システムは、第1実
施形態の企業間電子商取引システムの変形例であり、顧
客側サーバ2の内部にソフトウェアインストール処理部1
4を追加したものである。この場合、予め、顧客側サー
バ2内に販売対象のソフトウェアを保管しておくものと
する。
【0065】ソフトウェアインストール処理部14は、発
注処理部5から発注指示が出たと同時に、発注を行った
クライアント6aに対して、顧客側サーバ2内に保管され
ているソフトウェアのインストールを許可する。
【0066】そして、顧客側サーバ2からクライアント6
aへのソフトウェアインストールが終了すると、ソフト
ウェアインストール処理部14は、インストール許可を解
除する。ソフトウェアのインストールに許可を与える際
の具体的な方法としては、インストール1回だけに有効
なパスワードを発行し、顧客側サーバ2のファイルシス
テムにクライアント6aがログイン(接続)する際に認証
を実施する方法や、インストール1回だけに有効なパス
ワードを発行し、インストール用モジュールをダウンロ
ードする際に認証を実施する方法などがある。なお、こ
のようにインストール用モジュールをダウンロードする
例の場合は、インストール作業開始が発注指示直後に限
定される。
【0067】このようにこの第4実施形態の企業間電子
商取引システムによれば、顧客社内イントラネット1に
接続した顧客側サーバ2の内部にソフトウェアインスト
ール処理部14を追加したことで、ソフトウェア商品の発
注が終了した直後に、購入者がクライアントから、顧客
社内に配置した顧客側サーバ2のソフトウェアインスト
ール処理部14を使用して、購入したソフトウェアのイン
ストールを行うことができ、互いの企業のセキュリティ
や処理速度を維持しつつ企業間電子商取引システムを実
現できる。
【0068】続いて、図7を参照して本発明の第5実施
形態の企業間電子商取引システムについて説明する。こ
の第5実施形態の企業間電子商取引システムは、第1実
施形態の企業間電子商取引システムの変形例であり、顧
客側サーバ2の内部にソフトウェアインストール処理部1
4、ソフトウェアライセンス管理処理部15、ソフトウェ
アライセンス情報データベース16を追加したものであ
る。
【0069】ソフトウェアライセンス管理処理部15は、
顧客社内ユーザがクライアント、例えばクライアント6a
などから発注処理部5を呼び出してパッケージソフトを
発注したときの情報、例えば使用者、ソフトウェア名な
どをソフトウェアライセンス情報データベース16に登録
して管理する。
【0070】この場合、ソフトウェアインストール処理
部14では、クライアント6aからのソフトウェアインスト
ール要求に対して、そのソフトウェアが購入済みか、既
にクライアント6aにインストールされていないかなどの
確認をソフトウェアライセンス管理処理部15に確認した
後、クライアント6aに対して、顧客側サーバ2内に保管
されているソフトウェアのインストールを許可する。ソ
フトウェアのインストールを許可する具体例としては、
上記第4実施形態の場合と同様にインストール1回だけ
に有効なパスワードを発行し、顧客側サーバ2のファイ
ルシステムにクライアント6aがログイン(接続)する際
に認証を実施する方法や、インストール1回だけに有効
なパスワードを発行し、インストール用モジュールをダ
ウンロードする際に認証を実施する方法などがある。な
お、このようにインストール用モジュールをダウンロー
ドする場合は、インストール作業開始が発注指示以降、
任意の時刻に実施できる。
【0071】このようにこの第5実施形態の企業間電子
商取引システムによれば、顧客側サーバ2の内部にソフ
トウェアインストール管理機能(ソフトウェアインスト
ール処理部14、ソフトウェアライセンス管理処理部15、
ソフトウェアライセンス情報データベース16)を追加し
たことで、顧客社内イントラネット1に接続されたクラ
イアント6aからソフトウェア商品の発注を終了した以
降、任意の時刻に、顧客側サーバ2から顧客社内イント
ラネット1を通じてクライアント6aに、購入したソフウ
ェアのインストールを行うことができる。
【0072】続いて、図8を参照して本発明の第6実施
形態の企業間電子商取引システムについて説明する。こ
の第6実施形態の企業間電子商取引システムは、第1実
施形態の企業間電子商取引システムの変形例であり、顧
客側サーバ2の内部に、予算管理処理部17と予算管理デ
ータベース18とを追加したものである。
【0073】予算管理データベース18には、予算データ
が格納されている。この予算管理データベース18は、顧
客側サーバ2の中で運用するか、あるいは顧客側サーバ2
の外、つまり顧客社内イントラネット1に接続して運用
してもよい。予算管理データベース18を顧客社内イント
ラネット1に接続して運用する場合は、予算管理者が操
作するクライアント、例えばクライアント6bなどにて予
算管理データベース18を管理する。なお、クライアント
6aとクライアント6bとは、物理的に分かれていても同一
であっでもよい。
【0074】予算管理処理部17は、発注処理部5におい
て、クライアント6aからの呼び出しにより生成された発
注申請に対して、予算管理データベース18に保存されて
いる予算に余裕があれば、その発注申請を基に自動的に
添付ファイル付き電子メールを生成し通信回線10を通じ
て販売側サーバ47に発注をかける。発注をかけた後、予
算管理処理部17は、発注した商品の購入価格を予算管理
データベース18に登録して、予算データをアップデート
する。
【0075】一方、予算管理データベース18の予算に余
裕がなければ、予算管理処理部17は、クライアント6aか
らの発注申請を却下する。予算に余裕があるかどうか
は、予め所定のしきい値を設定して判定する。
【0076】このようにこの第6実施形態の企業間電子
商取引システムによれば、顧客側サーバ2の内部に、予
算管理機能(予算管理処理部17と予算管理データベース
18)を追加したことで、発注申請に対して予算を加味し
た上で発注処理部5での発注をかけることができ、顧客
側に予算がないまま発注が成立してしまうといったこと
を防止できる。
【0077】続いて、図9を参照して本発明の第7実施
形態の企業間電子商取引システムについて説明する。こ
の第7実施形態の企業間電子商取引システムは、第1実
施形態の企業間電子商取引システムの変形例であり、顧
客社内イントラネット1に顧客購買システム60が接続さ
れていた場合に、この顧客購買システム60と連携を取る
ための購買システム連携処理部19を顧客側サーバ2の内
部に追加したものである。
【0078】購買システム連携処理部19は、発注処理部
5において、発注者が操作するクライアント、例えばク
ライアント6aなどからの呼び出しにより生成された発注
申請を受けた場合、顧客社内イントラネット1に接続さ
れた顧客購買システム60が必要とする購買データ、例え
ば商品名、購入金額、購入部門等の情報を、発注申請か
ら抽出して、抽出した購買データを顧客社内イントラネ
ット1上にある顧客購買システム60に渡す。購買データ
の引き渡し方法の一例としては、ファイル形式による受
け渡しの方法や、専用プロトコルによる受け渡し方法な
どがある。また顧客側サーバ2から販売側サーバ47への
発注と同時に購買データを引き渡す方法や、一定期間内
の発注指示をまとめて引き渡す方法等をとってもよい。
【0079】このようにこの第7実施形態の企業間電子
商取引システムによれば、顧客側サーバ2の内部に、顧
客社内イントラネット1に接続された顧客購買システム6
0との連携機能(購買システム連携処理部19)を追加し
たことで、発注処理部5での発注指示に連動した顧客社
内の購買処理を可能にでき、顧客の業務効率を向上する
ことができる。
【0080】つまり、顧客社内イントラネット1内に顧
客側サーバ2を設置することで、顧客社内ユーザが自身
のクライアント6aから顧客側サーバ2にアクセスして商
品の購入を申し込むときに、顧客社内に構築された顧客
購買システム60と顧客側サーバ2とを連携させること
で、互いのシステム間においてファイアウォールを介し
た通信方法を考慮する必要がなく、またインターネット
への企業内購買情報の流出対策の考慮なしに、安全な通
信を実現することができる。
【0081】続いて、図10を参照して本発明の第8実
施形態の企業間電子商取引システムについて説明する。
この第8実施形態の企業間電子商取引システムは、第1
実施形態の企業間電子商取引システムの変形例であり、
顧客側サーバ2の内部に、見積受付処理部21と見積回答
処理部22を追加するとともに、販売側サーバ47の内部に
も見積回答処理部50を追加したものである。
【0082】見積受付処理部21は、顧客社内ユーザが商
品情報データベース8から選択した商品の見積を要求す
る処理を行う。この見積を要求する処理では、ファイア
ウォール7,43を通じて情報を伝えることのできる見積
要求、例えば添付ファイル付き電子メールを生成する。
なお暗号化された通信が必要な場合は、暗号通信プロト
コルとして例えばSSL等を用いる。
【0083】見積受付処理部21は、生成した見積要求を
顧客側サーバ2から通信回線10を通じて販売側サーバ47
に送信する。
【0084】販売側サーバ47では、顧客側サーバ2から
の見積要求(添付ファイル付き電子メール)を見積回答
処理部50が受け取り、受け取った見積要求に対する回答
を作成する。
【0085】見積回答処理部50における見積要求の回答
の作成方法としては、例えば見積り担当者による直接入
力や、他の商品管理システム上の見積処理部との連携な
どが挙げられる。見積回答処理部50で作成された回答
は、販売側サーバ47から顧客側サーバ2に送信されると
ともに、受注情報データベース46にも控えとして登録さ
れる。この受注情報データベース46に登録される控えの
情報は、見積回答に基づいた発注指示を受け取ったとき
の比較対照として用いる。
【0086】顧客側サーバ2では、販売側サーバ47から
の見積回答を見積回答処理部22が受け取り、受け取った
見積回答をクライアント6aの画面に公開する。
【0087】クライアント6aでは、画面に公開された見
積回答を確認した発注者が発注申請の内容に手を加える
などして変更を行い、発注処理部5に発注申請を行う。
【0088】発注処理部5では、発注申請を基に発注内
容、つまり添付ファイル付き電子メールを自動的に生成
して販売側サーバ47に発注する。
【0089】これら見積受付処理部21および見積回答処
理部22の利用によって、例えば都度見積方式の価格設定
の商品や受注生産方式の商品も、このシステムで取り扱
うことができる。
【0090】このようにこの第8実施形態の企業間電子
商取引システムによれば、顧客側サーバの内部に、見積
受付処理部21と見積回答処理部22を追加するとともに、
販売側サーバ47の内部にも見積回答処理部23を追加した
ことにより、購入対象商品の価格の見積や納期などを事
前に販売側から入手および確認した上で顧客側サーバ2
から発注をかけることができ、手違いなく希望商品を購
入することができる。
【0091】続いて、図11を参照して本発明の第9実
施形態の企業間電子商取引システムについて説明する。
この第9実施形態の企業間電子商取引システムは、第1
実施形態の企業間電子商取引システムの変形例であり、
顧客側サーバ2の内部に、情報参照監視処理部24、参照
情報データベース25を追加するとともに、販売側サーバ
47の内部に情報参照管理処理部51、参照情報データベー
ス52を追加したものである。
【0092】情報参照監視処理部24は、顧客社内イント
ラネット1に接続されているクライアント、例えばクラ
イアント6aなどが商品情報公開処理部4を通じて商品情
報データベース8の内容、つまり商品情報を参照したと
きの状況を監視し、この参照状況を参照情報データベー
ス52に保存し、必要に応じて参照情報データベース52の
情報を添付ファイル付き電子メールにして販売側サーバ
47へ送信する。
【0093】この場合、顧客側サーバ2における情報参
照監視処理部24は、商品情報公開処理部4によりクライ
アント6aが参照した商品情報のインデックスを取得し、
関連する情報、例えば参照時刻や参照者などと併せて参
照情報データベース25に保存する。
【0094】情報参照監視処理部24は、参照情報データ
ベース25に保存した参照情報を、顧客側サーバ2から販
売側サーバ47に添付ファイル付き電子メールで送信す
る。また暗号化された通信が必要な場合は、暗号通信プ
ロトコルとしてSSLを用いる。
【0095】販売側サーバ47では、情報参照管理処理部
25が顧客側サーバ2から受け取った添付ファイル付き電
子メールから参照情報を抽出し、参照情報データベース
52に保管する。この参照情報データベース52に保管され
た参照情報は、情報参照管理処理部25が引き出して利用
することができる。
【0096】参照情報データベース52に保管した情報の
利用例としては、次のものが挙げられる。例えば顧客が
参照した商品情報の参照回数に応じて、販売側が顧客側
に課金するための基礎データとして利用すること、ま
た、顧客がインストールした購入手続きを経ていないソ
フトウェアへの使用料金の課金のために利用すること、
さらに、商品情報の参照回数の統計を取り、売れ筋商品
の分析や売れ行き不振商品の分析等の営業方針作成のた
めの基礎データとして利用することなどが考えられる。
【0097】このようにこの第9実施形態の企業間電子
商取引システムによれば、顧客側サーバ2の内部に、情
報参照監視処理部24、参照情報データベース25を追加す
るとともに、販売側サーバ47の内部に情報参照管理処理
部51、参照情報データベース52を追加したことで、顧客
社内イントラネット1に接続されているクライアント6a
が参照した商品情報を監視し、この参照状況を販売側サ
ーバ47で管理することができる。
【0098】なお、上記第4および第5実施形態で説明
したソフトウェアのインストール機能(ソフトウェアイ
ンストール処理部14)をこの第9実施形態に適用しても
よい。
【0099】この場合、ソフトウェアインストール処理
部14は、クライアント6aへのソフトウェアのインストー
ルを認識すると、クライアント6aへのソフトウェアのイ
ンストール情報、例えばインストールしたソフトウェア
商品名、インストールしたユーザの名前、コンピュータ
名などを参照情報データベース25に保存する。
【0100】続いて、図12を参照して本発明の第10
実施形態の企業間電子商取引システムについて説明す
る。この第10実施形態の企業間電子商取引システム
は、第1実施形態の企業間電子商取引システムの変形例
であり、販売側に対して複数、例えば2つの企業が顧客
である場合に、各顧客の社内イントラネット1A,1Bにそ
れぞれ顧客側サーバ2A・2Bを配置してそれぞれを管理す
る機能を提供するものであり、販売側サーバ47の内部
に、顧客別管理処理部53、顧客管理データベース54を追
加したものである。
【0101】顧客管理データベース54には、予め顧客毎
に特有な情報、例えば情報配信先、情報提供する商品の
種類、提供価格等が登録されている。顧客別管理処理部
53は、顧客管理データベース54から顧客毎に特有な情報
を抽出して、商品情報配信処理部48に供給する。商品情
報配信処理部48は、顧客別管理処理部53からの情報と商
品情報データベース45の情報とを基に、各顧客に適した
情報を用意して、顧客側サーバ2A・2Bにそれぞれ別個に
配信する。顧客側サーバが3つ以上あった場合も同様で
ある。
【0102】また、顧客側サーバ2A・2Bから受注処理部
49が受け取った発注情報は、受注情報データベース46に
保存されると共に、顧客別管理処理部53にも送られる。
【0103】顧客別管理処理部53では、新たに得られた
顧客情報、例えば顧客毎の発注商品数の累計や発注金額
の累計などを顧客管理データベース54に保存する。顧客
が3つ以上あった場合も同様である。
【0104】顧客別管理処理部53には、この他、顧客管
理データベース54のメンテナンス、例えば顧客名や情報
配信先の入力・修正等を行う機能や、顧客管理データベ
ース54のデータ分析、例えば発注金額の月別推移や発注
商品の傾向を計算する機能が備えられており、これらの
機能を利用して営業方針作成のための基礎データを作成
することができる。
【0105】このようにこの第10実施形態の企業間電
子商取引システムによれば、顧客側サーバ2の内部に、
顧客別管理機能(顧客別管理処理部53および顧客管理デ
ータベース54)を追加したことにより、複数の顧客に設
置した顧客側サーバ2A,2Bを通じて各顧客の発注状況な
どを管理することができる。
【0106】続いて、図13を参照して本発明の第11
実施形態の企業間電子商取引システムについて説明す
る。この第11実施形態の企業間電子商取引システム
は、第1実施形態の企業間電子商取引システムの変形例
であり、販売社内イントラネット41に精算管理システム
61が接続されていた場合に、この生産管理システム61と
連携を取るための生産管理システム連携処理部55を販売
側サーバ47の内部に追加したものである。
【0107】この場合、顧客側サーバ2からの発注指示
(添付ファイル付き電子メール)を販売側サーバ47の受
注処理部49で受信すると、受注処理部49は、受信した発
注指示から発注内容を抽出し、受注情報データベース46
に保存すると同時に、生産管理システム連携処理部55に
発注内容を通知する。
【0108】販売側サーバ47の外部にある生産管理シス
テム61で扱う商品に関しては、生産管理システム61に対
して生産を依頼する形をとるため、生産管理システム連
携処理部55が必要である。
【0109】生産管理システム61に生産を依頼する上で
引き渡す情報としては、商品番号、数量、仕様、納期な
どが挙げられる。また、情報の引き渡し方としては、フ
ァイルによる引き渡しや、専用プロトコルによる引き渡
しが挙げられる。ファイルによる引き渡しの手順の例と
しては、生産管理システム61が販売側サーバ47上に用意
したファイルをネットワーク経由で取得する方法などが
挙げられる。
【0110】また、生産を依頼するタイミング(情報の
引き渡しのタイミング)としては、発注と同時に生産を
依頼してもよく、また一定期間内の受注をまとめて生産
を依頼してもよい。
【0111】その他の実施例としては、生産管理システ
ム61との連携の代わりに、例えば商品やその商品を組み
立てる部品を調達する上での調達管理システムとの連携
も挙げられる。この場合は顧客側サーバ2からの受注商
品を販売側がその他のベンダから調達することができ
る。
【0112】このようにこの第11実施形態の企業間電
子商取引システムによれば、販売側サーバ47の内部に、
生産管理システム連携処理部55を追加したことで、受注
を受けた商品の生産をオンラインで生産部門にダイレク
トに依頼することができる。
【0113】続いて、図14を参照して本発明の第12
実施形態の企業間電子商取引システムについて説明す
る。この第12実施形態の企業間電子商取引システム
は、第1実施形態の企業間電子商取引システムの変形例
であり、販売側サーバ47の内部に、ベンダ別商品管理処
理部56を追加したものである。
【0114】ベンダ別商品管理処理部56は、電子的商品
情報、例えば電子カタログ、商品ニュース、破格表等の
入力をベンダ毎に受け付け、これを商品情報データベー
ス45に保存する。ベンダ別商品管理処理部56は、この商
品情報データベース45に保存された全ベンダの商品情報
から、特有の条件で取り扱い対象の商品を抽出する。
【0115】このようにこの第12実施形態の企業間電
子商取引システムによれば、販売側サーバ47の内部に、
ベンダ別商品管理機能(ベンダ別商品管理処理部56)を
追加したことで、販売側で取り扱う商品が複数の卸元
(ベンダ)に渡った場合のベンダ毎の商品管理を可能に
することができる。
【0116】続いて、図15を参照して本発明の第13
実施形態の企業間電子商取引システムについて説明す
る。この第13実施形態の企業間電子商取引システム
は、第1実施形態の企業間電子商取引システムの変形例
であり、販売側サーバ47の内部に、ベンダ別受注管理処
理部57を追加したものである。
【0117】この場合、顧客側サーバ2からの発注指示
(添付ファイル付き電子メール)を販売側サーバ47の受
注処理部49で受信すると、受注処理部49は、受信した発
注指示から発注内容を抽出し、受注情報データベース46
に保存すると同時に、発注内容をベンダ別受注管理処理
部57に通知する。
【0118】ベンダ別受注管理処理部57では、ベンダ毎
に受注情報を区分し、必要に応じてベンダ受注情報を取
り次ぐ。受注情報データベース46に保存された受注情報
から、例えばベンダ毎の受注商品傾向や受注金額推移等
のデータが得られる。
【0119】このようにこの第13実施形態の企業間電
子商取引システムによれば、販売側サーバ47の内部に、
ベンダ別受注管理機能(ベンダ別受注管理処理部57)を
追加したことで、販売側で取り扱う商品が複数の卸元
(ベンダ)に渡った場合のベンダ毎の受注管理を行うこ
とができる。
【0120】続いて、図16を参照して本発明の第14
実施形態の企業間電子商取引システムについて説明す
る。この第14実施形態の企業間電子商取引システム
は、第1実施形態の企業間電子商取引システムの変形例
であり、顧客側サーバ2の内部に、受入承認処理部31を
追加するとともに、販売側サーバ47の内部に、受入結果
受付処理部58を追加したものである。
【0121】顧客側サーバ2の受入承認処理部31は、販
売側サーバ47から送られてきた商品情報をひとまず取り
込み、例えば受入担当者が取り込まれた商品情報の内容
を確認する。確認の方法については、受入担当者が操作
するクライアント、例えばクライアント6bなどから商品
情報を参照し、受入の可否を指定する。
【0122】商品情報の受入に問題がない場合、その商
品情報に受入可が指定されるので、この場合、受入承認
処理部31は、商品情報の受入を許可し、受信した商品情
報を商品情報受取処理部3に引き渡す。
【0123】一方、受信した商品情報が問題のある情報
の場合、その商品情報に受入拒否が指定されるので、受
入承認処理部31は、その商品情報の受入を拒否する。こ
の場合、商品情報は、商品情報受取処理部3に引き渡さ
れずに消去される(捨てられる)。
【0124】受入承認処理部31により商品情報の受入可
否が判定されたときの受入可否判定結果は、必要に応じ
て顧客側サーバ2から販売側サーバ47に送信される。
【0125】例えば商品情報の受入が拒否された場合だ
け、受入可否判定結果を販売側サーバ47に送信する。
【0126】販売側サーバ47では、受入結果受付処理部
58が受入可否判定結果を受け取り、それを保管する。
【0127】なお、販売側サーバ47と顧客側サーバ2と
の間の通信路は、通信回線10、例えばインターネット
や一般交換網等を使用する。通信方法は、顧客側サーバ
2から発信された情報が、顧客社内イントラネット1を介
して顧客側サーバ2で受け取れる形式、例えばSMTP(Send
Mail Transfer Protocolなどを用いた添付ファイル付き
電子メール、HyperText Transfer Protocol(HTTP)ま
たはFTP(File Transfer protocol)等を用いたファイル
転送等である。また暗号化通信が必要な場合は、例えば
Secure Sockets Layer(SSL)等の暗号通信プロトコル
を用いる。なお、顧客側のクライアント6aとクライアン
ト6bは、物理的に分かれていても同一であってもよい。
【0128】このようにこの第14実施形態の企業間電
子商取引システムによれば、顧客側サーバ2の内部に、
受入承認機能(受入承認処理部31)を追加したことで、
販売側から送られてきた商品情報から顧客側サーバ2で
公開してもよい情報のみを受け入れる機能を実現するこ
とができる。
【0129】また、販売側サーバ47の内部に、受入結果
受付機能(受入結果受付処理部58)を追加したことで、
顧客側での商品情報の受入状況を確認でき、顧客が購入
を希望する商品情報を配信することができる。また不要
な商品情報の配信を無くすことで顧客側サーバ2の記憶
領域を有効に活用できる。
【0130】続いて、図17を参照して本発明の第15
実施形態の企業間電子商取引システムについて説明す
る。この第15実施形態の企業間電子商取引システム
は、第1実施形態の企業間電子商取引システムの変形例
であり、顧客側サーバ2の内部に、入力ロック装置34を
追加したものである。
【0131】入力ロック装置34の具体的な例としては、
指紋認証装置や、キーボード装置・マウス装置・ディス
プレイ装置への配線遮断装置などが挙げられる。また、
顧客側サーバ2に市販のユーザ認証ソフトウェアをイン
ストールしたり、顧客側サーバ2に予め備えられている
パスワード保護機能付きスクリーンセーバなどのアプリ
ケーションソフトを利用してもよい。
【0132】このようにこの第15実施形態の企業間電
子商取引システムによれば、顧客側サーバ2に、入力ロ
ック機能(入力ロック装置34)を追加したことで、顧客
側サーバ2(コンピュータ本体)を直接操作してシステ
ムの設定やプログラムや情報にアクセスできる人を限定
でき、顧客社内に販売側が用意する商品情報提供および
受注用の顧客側サーバ2を配置する際の安全性を確保す
ることができる。
【0133】なお、本発明は上記実施形態のみに限定さ
れるものではない。上記実施形態では、顧客社内イント
ラネット1と販売社内イントラネット40との双方を接続
する形態として、図1に顧客側イントラネット1と販売
社内イントラネット40とそれぞれファイアウォール7,4
3を介してインターネットに接続する形態を示したが、
この他、図18に示すように、顧客社内イントラネット
1上に、通信回線10として、例えば公衆電話網や専用回
線等の通信インタフェースを持つゲートウェイサーバ80
を設けるとともに、これと同じ通信インタフェース59を
販売側サーバ47に設け、顧客社内イントラネット1のゲ
ートウェイサーバ80と販売側サーバ47の通信インタフェ
ース59とを通信回線10を介して接続する形態としてもよ
い。
【0134】また、図19に示すように、顧客社内イン
トラネット1上に、通信回線10、例えば公衆電話網や専
用回線等の通信インタフェース81を持つ顧客側サーバ2
を設けるとともに、これと同じ通信インタフェース59a
を販売側サーバ47に設け、顧客社内イントラネット1、
顧客側サーバ2とを通信回線10で接続する形態としても
よい。
【0135】また、上記実施形態に記載の各処理部(機
能)は、ソフトウェアで実現してもよい。ソフトウェア
は、フロッピーディスクなどのコンピュータが読み出し
可能な記憶媒体に記憶されていても良く、この場合、記
憶媒体に記憶されたソフトウェア(プログラム)をコン
ピュータが読み出すことにより、各実施形態における処
理が可能になる。
【0136】なお、本発明における記憶媒体としては、
磁気ディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、ハー
ドディスク、光ディスク(CD−ROM、CD−R、D
VDなど)、光磁気ディスク(MOなど)、半導体メモ
リなど、プログラムを記憶でき、かつコンピュータが読
み取り可能な記憶媒体であれば、その記憶形式はいずれ
の形態であっても良い。
【0137】また、記憶媒体からコンピュータにインス
トールされたプログラムの指示に基づき、コンピュータ
上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)
や、データベース管理ソフト、ネットワークソフトなど
のMW(ミドルウェア)などが本実施形態を実現するた
めの各処理の一部を実行しても良い。
【0138】さらに、本発明における記憶媒体は、コン
ピュータと独立した媒体に限らず、LANやインターネ
ットなどにより伝送されたプログラムをダウンロードし
て記憶または一時記憶した記憶媒体も含まれる。
【0139】また、記憶媒体は一つに限らず、複数の媒
体から本実施形態における処理が実行される場合も本発
明における記録媒体に含まれ、媒体構成はいずれの構成
であっても良い。
【0140】なお、本発明におけるコンピュータは、記
憶媒体に記憶されたプログラムに基づき、本実施形態に
おける各処理を実行するものであって、パソコンなどの
一つからなる装置、複数の装置がネットワーク接続され
たシステムなどのいずれの構成であっても良い。
【0141】また、本発明におけるコンピュータとは、
パソコンに限らず、情報処理機器に含まれる演算処理装
置、マイコンなども含み、プログラムによって本発明の
処理部を実現することが可能な機器、装置を総称してい
る。
【0142】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
販売側システム側で用意した電子的商品情報を顧客側イ
ントラネットのフィルタリング手段を通過可能な所定形
態の情報に加工して顧客側イントラネットに接続された
サーバコンピュータへ配信し、その電子的商品情報を顧
客側イントラネット内に配置したサーバコンピュータか
らクライアントコンピュータに公開し、クライアントコ
ンピュータからの注文を受付けるので、電子的商品情報
の提供と商品の受注を行う電子商取引システムを容易に
実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施形態の企業間電子商取引
システムの構成を示す図。
【図2】この企業間電子商取引システムの顧客側サーバ
の構成を示す図。
【図3】この企業間電子商取引システムの動作を示すフ
ローダイアグラム。
【図4】本発明に係る第2実施形態の企業間電子商取引
システムの構成を示す図。
【図5】本発明に係る第3実施形態の企業間電子商取引
システムの構成を示す図。
【図6】本発明に係る第4実施形態の企業間電子商取引
システムの構成を示す図。
【図7】本発明に係る第5実施形態の企業間電子商取引
システムの構成を示す図。
【図8】本発明に係る第6実施形態の企業間電子商取引
システムの構成を示す図。
【図9】本発明に係る第7実施形態の企業間電子商取引
システムの構成を示す図。
【図10】本発明に係る第8実施形態の企業間電子商取
引システムの構成を示す図。
【図11】本発明に係る第9実施形態の企業間電子商取
引システムの構成を示す図。
【図12】本発明に係る第10実施形態の企業間電子商
取引システムの構成を示す図。
【図13】本発明に係る第11実施形態の企業間電子商
取引システムの構成を示す図。
【図14】本発明に係る第12実施形態の企業間電子商
取引システムの構成を示す図。
【図15】本発明に係る第13実施形態の企業間電子商
取引システムの構成を示す図。
【図16】本発明に係る第14実施形態の企業間電子商
取引システムの構成を示す図。
【図17】本発明に係る第15実施形態の企業間電子商
取引システムの構成を示す図。
【図18】図1の企業間電子商取引システムの他の構成
例を示す図。
【図19】図1の企業間電子商取引システムの他の構成
例を示す図。
【符号の説明】
1…顧客社内イントラネット、2…顧客側サーバ、3…
商品情報受取処理部、4…商品情報公開処理部、5…発
注処理部、6a、6b、11…発注承認処理部、12…
資産情報データベース、13…資産管理処理部、14…
ソフトウェアインストール処理部、15…ソフトウェア
ライセンス管理処理部、16…ソフトウェアライセンス
情報データベース、17…予算管理処理部、18…予算
管理データベース、19…購買システム連携処理部、2
0…顧客側システム、21…見積受付処理部、22、5
0…見積回答処理部、24…情報参照監視処理部、2
5、52…参照情報データベース、31…受入承認処理
部、34…入力ロック装置、40…販売側システム、4
2…クライアントコンピュータ(クライアント)、7、
43…ファイアウォール、8、45…商品情報データベ
ース、10…通信回線、41…販売社内イントラネッ
ト、46…受注情報データベース、47…販売側サー
バ、48…商品情報配信処理部、49…受注処理部、5
1…情報参照管理処理部、53…顧客別管理処理部、5
4…顧客管理データベース、55…生産管理システム連
携処理部、56…ベンダ別商品管理処理部、57…ベン
ダ別受注管理処理部、58…受入結果受付処理部、61
…生産管理システム。

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部との通信を制御するフィルタリング
    手段を設置した顧客側イントラネットのクライアントコ
    ンピュータと、電子的商品情報を用意した販売側システ
    ムとの間で電子商取引を行う電子商取引システムにおい
    て、 前記顧客側イントラネットに接続され、前記フィルタリ
    ング手段を通じて受信された所定形態の情報から電子的
    商品情報を抽出して前記クライアントコンピュータに公
    開し注文を受付けるサーバコンピュータと、 前記販売側システムに設けられ、前記電子的商品情報を
    前記フィルタリング手段を通過可能な所定形態の情報に
    加工して前記サーバコンピュータへ配信する手段とを具
    備したことを特徴とする電子商取引システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の発明の電子商取引システ
    ムにおいて、 前記サーバコンピュータは、 前記クライアントコンピュータから注文された電子的商
    品情報に対し、前記顧客側イントラネット上の他のクラ
    イアントコンピュータに承認を促し、承認された電子的
    商品情報を受付ける承認手段を具備したことを特徴とす
    る電子商取引システム。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の発明の電子商取引システ
    ムにおいて、 前記サーバコンピュータは、 注文を受付けた電子的商品情報を顧客の資産として管理
    する資産管理手段を具備したことを特徴とする電子商取
    引システム。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の発明の電子商取引システ
    ムにおいて、 前記サーバコンピュータは、 前記電子的商品情報としてソフトウェア商品を蓄積する
    商品情報蓄積手段と、 注文を受けたソフトウェア商品を前記商品情報蓄積手段
    から発注元のクライアントコンピュータにインストール
    するソフトウェアインストール手段とを具備したことを
    特徴とする電子商取引システム。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の発明の電子商取引システ
    ムにおいて、 前記サーバコンピュータは、 前記電子的商品情報としてソフトウェア商品を蓄積する
    商品情報蓄積手段と、 前記商品情報蓄積手段に蓄積されているソフトウェア商
    品のライセンス情報を管理するためのライセンス情報蓄
    積手段と、 注文を受付けたソフトウェア商品の情報を前記ライセン
    ス情報蓄積手段に登録するとともに、発注元のクライア
    ントコンピュータからのソフトウェアインストール要求
    に対して前記ライセンス情報蓄積手段の情報を確認して
    インストールの可否を判定するライセンス管理手段と、 前記ライセンス管理手段によりインストールが許可され
    たソフトウェア商品について前記商品情報蓄積手段から
    インストールするソフトウェアインストール手段とを具
    備したことを特徴とする電子商取引システム。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の発明の電子商取引システ
    ムにおいて、 前記サーバコンピュータは、 顧客の予算を管理するための予算情報蓄積手段と、 前記クライアントコンピュータから注文のあった電子的
    商品情報について前記予算情報蓄積手段を確認し、購入
    可能な場合に注文を受付け、前記予算情報蓄積手段を更
    新する予算管理手段とを具備したことを特徴とする電子
    商取引システム。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の発明の電子商取引システ
    ムにおいて、 前記サーバコンピュータは、 前記クライアントコンピュータから電子的商品情報の注
    文を受付けた場合、前記顧客側イントラネットに接続さ
    れた購買システムに購買処理を行わせるための連携をと
    る購買システム連携手段を具備したことを特徴とする電
    子商取引システム。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の発明の電子商取引システ
    ムにおいて、 前記サーバコンピュータは、 前記クライアントコンピュータからの電子的商品情報に
    関する見積要求を受付ける見積要求受付手段と、 前記見積要求受付手段により受付けられた見積要求を前
    記フィルタリング手段を通過可能な所定形態の情報に加
    工して前記顧客側イントラネット外の販売側システムへ
    送信する手段と、 前記販売側システムから前記フィルタリング手段を通じ
    て受信された所定形態の情報から見積回答を抽出し、見
    積要求発行元のクライアントコンピュータへ提示する見
    積回答手段とを具備し、 前記販売側システムは、 前記サーバコンピュータから受信された所定形態の情報
    から見積要求を抽出する手段と、 前記見積要求に対する見積回答を前記フィルタリング手
    段を通過可能な所定形態の情報に加工して前記顧客側イ
    ントラネットの前記サーバコンピュータへ返信する手段
    とを具備したことを特徴とする電子商取引システム。
  9. 【請求項9】 請求項1記載の発明の電子商取引システ
    ムにおいて、 前記サーバコンピュータは、 前記クライアントコンピュータに対して公開した電子的
    商品情報の参照状況を監視する情報参照監視手段と、 前記情報参照監視手段により監視された電子的商品情報
    の参照状況の情報を前記フィルタリング手段を通過可能
    な所定形態の情報に加工して前記顧客側イントラネット
    外の販売側システムへ送信する手段とを具備し、 前記販売側システムは、 前記サーバコンピュータから受信された所定形態の情報
    から電子的商品情報の参照状況の情報を抽出し管理する
    手段を具備したことを特徴とする電子商取引システム。
  10. 【請求項10】 請求項1記載の発明の電子商取引シス
    テムにおいて、 前記販売側システムは、 前記サーバコンピュータが受注した電子的商品情報の受
    注情報を顧客ごとに管理する顧客管理手段を具備したこ
    とを特徴とする電子商取引システム。
  11. 【請求項11】 請求項1記載の発明の電子商取引シス
    テムにおいて、 前記販売側システムは、 前記サーバコンピュータが受注した電子的商品情報の受
    注情報に基づいて、顧客に販売する商品を生産するため
    の生産管理システムに該当商品の生産を依頼する生産管
    理システム連携手段を具備したことを特徴とする電子商
    取引システム。
  12. 【請求項12】 請求項1記載の発明の電子商取引シス
    テムにおいて、 前記販売側システムは、 販売側で取り扱う商品の卸元を管理するための卸元情報
    蓄積手段と、 前記サーバコンピュータが受注した電子的商品情報の受
    注情報に基づいて、前記卸元情報蓄積手段を参照し、発
    注された商品の卸元を抽出する卸元別商品管理手段とを
    具備したことを特徴とする電子商取引システム。
  13. 【請求項13】 請求項1記載の発明の電子商取引シス
    テムにおいて、 前記販売側システムは、 販売側で取り扱う商品の卸元を管理するための卸元情報
    蓄積手段と、 前記サーバコンピュータが受注した電子的商品情報の受
    注情報に基づいて、前記卸元情報蓄積手段を参照し、受
    注した商品の卸元へ発注する卸元別受注管理手段とを具
    備したことを特徴とする電子商取引システム。
  14. 【請求項14】 請求項1記載の発明の電子商取引シス
    テムにおいて、 前記サーバコンピュータは、 前記販売側システムから配信されてきた電子的商品情報
    について、前記顧客側イントラネット上の所定のクライ
    アントコンピュータに受入可否の判定を促し、受入可と
    判定された電子的商品情報を公開する受入承認手段と、 前記受入承認手段による受入可否判定結果の情報を前記
    フィルタリング手段を通過可能な所定形態の情報に加工
    して前記顧客側イントラネット外の販売側システムへ送
    信する手段とを具備し、 前記販売側システムは、 前記サーバコンピュータから受信された所定形態の情報
    から受入可否判定結果の情報を抽出し受入結果を保管す
    る受入結果保管手段とを具備したことを特徴とする電子
    商取引システム。
  15. 【請求項15】 請求項1記載の発明の電子商取引シス
    テムにおいて、 前記サーバコンピュータは、 予め登録された自身のシステム、プログラムあるいは蓄
    積情報にアクセス可能なユーザに対してのみコンピュー
    タ本体へのアクセスを許可する入力ロック手段を具備し
    たことを特徴とする電子商取引システム。
  16. 【請求項16】 外部との通信を制御するフィルタリン
    グ手段を設置した顧客側イントラネットに接続されたク
    ライアントコンピュータに電子的商品情報を公開して注
    文を受注するサーバコンピュータにおいて、 前記クライアントコンピュータから注文された電子的商
    品情報を前記フィルタリング手段を通過可能な所定形態
    の情報に加工して前記顧客側イントラネット外の販売側
    システムへ送信する手段を具備したことを特徴とするサ
    ーバコンピュータ。
  17. 【請求項17】 外部との通信を制御するフィルタリン
    グ手段を設置した顧客側イントラネットのクライアント
    コンピュータと、電子的商品情報を用意した販売側シス
    テムとの間で電子商取引を行う電子商取引方法におい
    て、 前記販売側システムにおいて、用意した電子的商品情報
    を前記フィルタリング手段を通過可能な所定形態の情報
    に加工して前記顧客側イントラネットに接続されたサー
    バコンピュータへ配信する段階と、 前記サーバコンピュータにおいて、前記販売システムか
    ら配信された所定形態の情報を前記フィルタリング手段
    を通じて受信する段階と、 受信された所定形態の情報から電子的商品情報を抽出す
    る段階と、 抽出された前記電子的商品情報を前記クライアントコン
    ピュータに公開する段階と、 前記クライアントコンピュータから注文を受付ける段階
    とを有することを特徴とする電子商取引方法。
  18. 【請求項18】 外部との通信を制御するフィルタリン
    グ手段を設置した顧客側イントラネットに接続されたク
    ライアントコンピュータに電子的商品情報を公開して注
    文を受注するサーバコンピュータを動作させるプログラ
    ムを記憶した記憶媒体において、 前記サーバコンピュータに、 前記クライアントコンピュータから注文された電子的商
    品情報を前記フィルタリング手段を通過可能な所定形態
    の情報に加工させ、 加工された所定形態の情報を前記フィルタリング手段を
    通じて前記販売側システムへ送信させるプログラムをコ
    ンピュータ読取り可能に記憶したことを特徴とする記憶
    媒体。
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