JP2002229632A - 生産ラインにおける制御パラメータ設定装置 - Google Patents
生産ラインにおける制御パラメータ設定装置Info
- Publication number
- JP2002229632A JP2002229632A JP2001028583A JP2001028583A JP2002229632A JP 2002229632 A JP2002229632 A JP 2002229632A JP 2001028583 A JP2001028583 A JP 2001028583A JP 2001028583 A JP2001028583 A JP 2001028583A JP 2002229632 A JP2002229632 A JP 2002229632A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- parameter
- control
- display means
- information
- control parameters
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P90/00—Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
- Y02P90/02—Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
Landscapes
- General Factory Administration (AREA)
- Control By Computers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 生産ラインの制御パラメータ調整に際し、制
御パラメータの設定・変更を視覚的にかつ簡便に実施し
うる、生産ラインにおける制御パラメータ設定装置を提
供する。 【解決手段】 本発明の制御パラメータ設定装置は、生
産ラインの制御パラメータを記憶するパラメータ記憶手
段(6)と、表示された情報に基づいて入力を指示する
指示入力手段(5)と、生産ラインの生産情報を表示す
る生産情報表示手段(1)と、この表示手段によって表
示され、指示入力手段によって指示された製品に関連す
る制御機能や設備の設定状態、設定モデルを表示するメ
ニュー表示手段(2)と、この表示手段により表示さ
れ、指示入力手段によって指示されたパラメータを記憶
手段に記憶されている情報の中から検索し表示するパラ
メータ検索表示手段(3)と、この検索表示手段により
表示された制御パラメータに基づいて指示入力手段によ
り指示された制御パラメータを記憶手段に記憶させるパ
ラメータ変更手段(4)とを具備する。
御パラメータの設定・変更を視覚的にかつ簡便に実施し
うる、生産ラインにおける制御パラメータ設定装置を提
供する。 【解決手段】 本発明の制御パラメータ設定装置は、生
産ラインの制御パラメータを記憶するパラメータ記憶手
段(6)と、表示された情報に基づいて入力を指示する
指示入力手段(5)と、生産ラインの生産情報を表示す
る生産情報表示手段(1)と、この表示手段によって表
示され、指示入力手段によって指示された製品に関連す
る制御機能や設備の設定状態、設定モデルを表示するメ
ニュー表示手段(2)と、この表示手段により表示さ
れ、指示入力手段によって指示されたパラメータを記憶
手段に記憶されている情報の中から検索し表示するパラ
メータ検索表示手段(3)と、この検索表示手段により
表示された制御パラメータに基づいて指示入力手段によ
り指示された制御パラメータを記憶手段に記憶させるパ
ラメータ変更手段(4)とを具備する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は生産ラインの制御パ
ラメータを設定する制御パラメータ設定装置に関する。
ラメータを設定する制御パラメータ設定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術を説明するに際し、生産ライン
の一例として圧延ラインを挙げ、その制御パラメータ設
定について以下に説明する。
の一例として圧延ラインを挙げ、その制御パラメータ設
定について以下に説明する。
【0003】圧延ラインでは圧延開始前に圧延機のロー
ルギャップやロール速度等、圧延ライン上の設備の初期
設定を行う。この初期設定は原材料(圧延前の圧延材)
の材質、板厚、板幅等の情報に基づいて、製品(圧延後
の圧延材)が目標とする板厚や板幅になるように設備に
対して圧延前に設定するものである。初期設定に際し
て、圧延荷重や圧延トルク等の設備の状態を予測する
が、この予測では、変形抵抗モデル、圧延荷重モデル、
圧延トルクモデル等、物理的な現象に基づいたモデル式
を利用している。また、設備の初期設定に際して圧延材
の材質や板厚、板幅等によって分類されたテーブル値等
を利用することもある。
ルギャップやロール速度等、圧延ライン上の設備の初期
設定を行う。この初期設定は原材料(圧延前の圧延材)
の材質、板厚、板幅等の情報に基づいて、製品(圧延後
の圧延材)が目標とする板厚や板幅になるように設備に
対して圧延前に設定するものである。初期設定に際し
て、圧延荷重や圧延トルク等の設備の状態を予測する
が、この予測では、変形抵抗モデル、圧延荷重モデル、
圧延トルクモデル等、物理的な現象に基づいたモデル式
を利用している。また、設備の初期設定に際して圧延材
の材質や板厚、板幅等によって分類されたテーブル値等
を利用することもある。
【0004】圧延ラインでは圧延中に圧延荷重実績や板
厚実績に基づいてフィードバック制御やフィードフォワ
ード制御等により、目標とする板厚や板幅になるように
オンラインで制御している。生産ラインを安定に操業し
たり製品精度を向上させるためには、初期設定精度と制
御機能精度を向上させる必要がある。その際にはモデル
式に含まれる制御パラメータやテーブル値、制御機能に
含まれる制御ゲインを調整しなければならない。モデル
式に含まれる制御パラメータやテーブル値、制御ゲイン
(以降、制御パラメータと表記する)は圧延材の材質や
板厚、板幅等によって細かく分類されている場合があ
る。そのため、制御パラメータは通常、一覧表として分
類され、その種類は極めて多い。
厚実績に基づいてフィードバック制御やフィードフォワ
ード制御等により、目標とする板厚や板幅になるように
オンラインで制御している。生産ラインを安定に操業し
たり製品精度を向上させるためには、初期設定精度と制
御機能精度を向上させる必要がある。その際にはモデル
式に含まれる制御パラメータやテーブル値、制御機能に
含まれる制御ゲインを調整しなければならない。モデル
式に含まれる制御パラメータやテーブル値、制御ゲイン
(以降、制御パラメータと表記する)は圧延材の材質や
板厚、板幅等によって細かく分類されている場合があ
る。そのため、制御パラメータは通常、一覧表として分
類され、その種類は極めて多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】生産ラインにおける制
御パラメータの種類は極めて多く、したがってそれらの
組み合わせに係る制御パラメータの一覧表は膨大なもの
になる。制御パラメータは圧延状況を考慮しながら調整
する必要がる。ある制御パラメータを調整するに際し
て、従来は調整者が膨大な制御パラメータ一覧表の中か
ら特定の制御パラメータを探し出さなければならなかっ
た。
御パラメータの種類は極めて多く、したがってそれらの
組み合わせに係る制御パラメータの一覧表は膨大なもの
になる。制御パラメータは圧延状況を考慮しながら調整
する必要がる。ある制御パラメータを調整するに際し
て、従来は調整者が膨大な制御パラメータ一覧表の中か
ら特定の制御パラメータを探し出さなければならなかっ
た。
【0006】したがって本発明は、生産ラインの制御パ
ラメータ調整に際し、制御パラメータの設定・変更を視
覚的にかつ簡便に実施しうる、生産ラインにおける制御
パラメータ設定装置を提供することを目的とする。
ラメータ調整に際し、制御パラメータの設定・変更を視
覚的にかつ簡便に実施しうる、生産ラインにおける制御
パラメータ設定装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の制御パラメータ設定装置は、生産ラインの複
数の制御パラメータを記憶するパラメータ記憶手段と、
表示された情報の中から特定の情報を選択したり、表示
された情報を入力したり変更したりする指示入力手段
と、生産ラインの生産情報を表示する生産情報表示手段
と、生産情報表示手段によって表示され、指示入力手段
によって指示された製品に関連する制御機能や設備の設
定状態、設定モデルを表示するメニュー表示手段と、メ
ニュー表示手段により表示され、指示入力手段によって
指示された制御パラメータをパラメータ記憶手段に記憶
されている情報の中から検索し表示するパラメータ検索
表示手段と、パラメータ検索表示手段により表示された
制御パラメータの中から指示入力手段により選択され入
力され、あるいは変更された制御パラメータをパラメー
タ記憶手段に記憶させるパラメータ変更手段とを具備す
ることを特徴とする。
に本発明の制御パラメータ設定装置は、生産ラインの複
数の制御パラメータを記憶するパラメータ記憶手段と、
表示された情報の中から特定の情報を選択したり、表示
された情報を入力したり変更したりする指示入力手段
と、生産ラインの生産情報を表示する生産情報表示手段
と、生産情報表示手段によって表示され、指示入力手段
によって指示された製品に関連する制御機能や設備の設
定状態、設定モデルを表示するメニュー表示手段と、メ
ニュー表示手段により表示され、指示入力手段によって
指示された制御パラメータをパラメータ記憶手段に記憶
されている情報の中から検索し表示するパラメータ検索
表示手段と、パラメータ検索表示手段により表示された
制御パラメータの中から指示入力手段により選択され入
力され、あるいは変更された制御パラメータをパラメー
タ記憶手段に記憶させるパラメータ変更手段とを具備す
ることを特徴とする。
【0008】上記構成によれば、生産ラインの制御パラ
メータ調整に際し、調整者が膨大な制御パラメータ一覧
表から該当する制御パラメータを探し出すことなく、制
御パラメータの設定・変更を視覚的にかつ簡便に実施す
ることができる。
メータ調整に際し、調整者が膨大な制御パラメータ一覧
表から該当する制御パラメータを探し出すことなく、制
御パラメータの設定・変更を視覚的にかつ簡便に実施す
ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る制御パラメー
タ設定装置の機能構成を示すブロック図である。図2は
本発明に係る制御パラメータ設定装置を圧延制御装置に
組み込んだ例を示すブロック図である。
タ設定装置の機能構成を示すブロック図である。図2は
本発明に係る制御パラメータ設定装置を圧延制御装置に
組み込んだ例を示すブロック図である。
【0010】図2の圧延制御装置は、複数の計算機12
a,12b、通信ライン9、及び複数のコントローラ1
3a,13bから構成されている。計算機12bによっ
て生産計画14、すなわち圧延すべき原材料と製品、圧
延順等が決定される。この生産計画14には原材料や製
品の材質、板厚、板幅等の圧延情報が含まれ、この圧延
情報が通信ライン9を介して本発明に係る制御パラメー
タ設定装置10を有する設定計算部11を内蔵する計算
機12aに伝送される。計算機12aの設定計算部11
で計算された各種の設定値が通信ライン9を介して対応
するコントローラ13aに伝送され、対応するコントロ
ーラ13aは伝送された設定値に従って圧延機7の各種
のアクチュエータを駆動する。アクチュエータは圧延機
7のロール速度やロールギャップ等を操作する。これに
より圧延材8は所望品質の製品となる。
a,12b、通信ライン9、及び複数のコントローラ1
3a,13bから構成されている。計算機12bによっ
て生産計画14、すなわち圧延すべき原材料と製品、圧
延順等が決定される。この生産計画14には原材料や製
品の材質、板厚、板幅等の圧延情報が含まれ、この圧延
情報が通信ライン9を介して本発明に係る制御パラメー
タ設定装置10を有する設定計算部11を内蔵する計算
機12aに伝送される。計算機12aの設定計算部11
で計算された各種の設定値が通信ライン9を介して対応
するコントローラ13aに伝送され、対応するコントロ
ーラ13aは伝送された設定値に従って圧延機7の各種
のアクチュエータを駆動する。アクチュエータは圧延機
7のロール速度やロールギャップ等を操作する。これに
より圧延材8は所望品質の製品となる。
【0011】この実施形態において、パラメータ設定装
置10は、その機能上、図1に示すように、生産情報表
示手段1、メニュー表示手段2、パラメータ検索表示手
段3、パラメータ変更手段4、指示入力手段5、及びパ
ラメータ記憶手段6を備えている。
置10は、その機能上、図1に示すように、生産情報表
示手段1、メニュー表示手段2、パラメータ検索表示手
段3、パラメータ変更手段4、指示入力手段5、及びパ
ラメータ記憶手段6を備えている。
【0012】個々の圧延材は、通常、英数字からなる圧
延材IDと呼ばれる識別子によって識別される。いま、
圧延材IDがAである圧延材を考える。また、圧延材A
の材質分類はS1、板厚分類はH1、板幅分類はW1、
圧延材Aに関連する設定モデルはM1,M2,M3の3
つであり、設定モデルM1には3つの制御パラメータP
1,P2,P3が含まれ、この制御パラメータP1,P
2,P3は材質、板厚、板幅によって分類されていると
する。図3に制御パラメータの分類例を示す。パラメー
タ記憶手段6には、このような形態で制御パラメータ情
報が蓄えられている。
延材IDと呼ばれる識別子によって識別される。いま、
圧延材IDがAである圧延材を考える。また、圧延材A
の材質分類はS1、板厚分類はH1、板幅分類はW1、
圧延材Aに関連する設定モデルはM1,M2,M3の3
つであり、設定モデルM1には3つの制御パラメータP
1,P2,P3が含まれ、この制御パラメータP1,P
2,P3は材質、板厚、板幅によって分類されていると
する。図3に制御パラメータの分類例を示す。パラメー
タ記憶手段6には、このような形態で制御パラメータ情
報が蓄えられている。
【0013】いま調整者が圧延状況画面(図示せず)上
から圧延材Aの設定モデルパラメータP1を変更する場
合を例として説明する。生産情報表示手段1は、生産計
画、生産結果、生産状況等の生産情報を表示する。生産
計画には圧延順や原材料と製品の材質、板厚、板幅等の
生産情報が含まれている。生産結果には圧延を終了した
製品の材質、板厚、板幅等の生産情報が含まれる。生産
状況には、現在時刻に圧延ライン上に存在する圧延材の
位置等の生産情報が含まれる。なお、これらは表示情報
の一例であり、生産情報表示手段1では種々の生産情報
を表示することができる。図4に、生産情報表示手段1
によって表示された生産状況画面の一例を示す。Aは圧
延を終了した圧延材、Bは圧延中の圧延材、Cは圧延前
の圧延材であり、ここでA,B,Cは圧延材IDを表
す。
から圧延材Aの設定モデルパラメータP1を変更する場
合を例として説明する。生産情報表示手段1は、生産計
画、生産結果、生産状況等の生産情報を表示する。生産
計画には圧延順や原材料と製品の材質、板厚、板幅等の
生産情報が含まれている。生産結果には圧延を終了した
製品の材質、板厚、板幅等の生産情報が含まれる。生産
状況には、現在時刻に圧延ライン上に存在する圧延材の
位置等の生産情報が含まれる。なお、これらは表示情報
の一例であり、生産情報表示手段1では種々の生産情報
を表示することができる。図4に、生産情報表示手段1
によって表示された生産状況画面の一例を示す。Aは圧
延を終了した圧延材、Bは圧延中の圧延材、Cは圧延前
の圧延材であり、ここでA,B,Cは圧延材IDを表
す。
【0014】図5はパラメータ調整者が生産情報表示手
段1上の生産状況画面から制御パラメータを変更する一
連の動作を示した図である。パラメータ調整者は指示入
力手段5によって、生産情報表示手段1上に表示された
圧延状況画面の圧延材Aを指示したとする(図5(a)
参照)。指示入力手段5はマウスやキーボード等で実現
すれば良く、図5では指示部分を矢印で表現している。
このときメニュー表示手段2は指示入力手段5によって
指示された圧延材Aに関連する設定モデルM1,M2,
M3を画面上に表示する(図5(b)参照)。さらに調
整者は指示入力手段5によってメニュー表示手段2上に
表示されたメニューに基づいて設定内容を変更しようと
考えている設定モデルM1を選択する(図5(c)参
照)。パラメータ検索表示手段3ではモデルM1の圧延
材Aの分類S1、H1、W1に該当する制御パラメータ
P1,P2,P3の情報をパラメータ記憶手段6から検
索して表示する(図5(d)参照)。パラメータ検索表
示手段3は制御パラメータP1,P2,P3の情報を表
示すると同時に圧延材Aに関する情報、例えば分類S
1、H1、W1等、他の様々な情報を表示しても良い。
段1上の生産状況画面から制御パラメータを変更する一
連の動作を示した図である。パラメータ調整者は指示入
力手段5によって、生産情報表示手段1上に表示された
圧延状況画面の圧延材Aを指示したとする(図5(a)
参照)。指示入力手段5はマウスやキーボード等で実現
すれば良く、図5では指示部分を矢印で表現している。
このときメニュー表示手段2は指示入力手段5によって
指示された圧延材Aに関連する設定モデルM1,M2,
M3を画面上に表示する(図5(b)参照)。さらに調
整者は指示入力手段5によってメニュー表示手段2上に
表示されたメニューに基づいて設定内容を変更しようと
考えている設定モデルM1を選択する(図5(c)参
照)。パラメータ検索表示手段3ではモデルM1の圧延
材Aの分類S1、H1、W1に該当する制御パラメータ
P1,P2,P3の情報をパラメータ記憶手段6から検
索して表示する(図5(d)参照)。パラメータ検索表
示手段3は制御パラメータP1,P2,P3の情報を表
示すると同時に圧延材Aに関する情報、例えば分類S
1、H1、W1等、他の様々な情報を表示しても良い。
【0015】なお、モデルM1を指定した後、さらに制
御パラメータP1,P2,P3をメニュー表示して、制
御パラメータP1のみを指定してパラメータ記憶手段6
から検索した制御パラメータP1の情報のみを表示して
も良い。調整者は指示入力手段5によってパラメータ検
索表示手段3が表示した制御パラメータの中から変更し
たい制御パラメータを選択し、新しい情報を入力する
(図5(e)参照)。これによりパラメータ変更手段4
は変更された情報をパラメータ記憶手段6へ記憶させ
る。なお、図4の生産状況画面に示される圧延材Bや圧
延材Cについても同様な方法で制御パラメータを変更す
ることができる。
御パラメータP1,P2,P3をメニュー表示して、制
御パラメータP1のみを指定してパラメータ記憶手段6
から検索した制御パラメータP1の情報のみを表示して
も良い。調整者は指示入力手段5によってパラメータ検
索表示手段3が表示した制御パラメータの中から変更し
たい制御パラメータを選択し、新しい情報を入力する
(図5(e)参照)。これによりパラメータ変更手段4
は変更された情報をパラメータ記憶手段6へ記憶させ
る。なお、図4の生産状況画面に示される圧延材Bや圧
延材Cについても同様な方法で制御パラメータを変更す
ることができる。
【0016】図6はパラメータ調整者が生産計画画面か
ら制御パラメータを変更する一連の動作を示した図であ
る。図6(a)に生産計画画面の一例を示す。パラメー
タ調整者は指示入力手段5を用いて生産計画画面上の圧
延材Aを選択し(図6(b)参照)、次いでメニュー表
示手段2により設定モデルM1、M2,M3を画面上に
表示する(図6(c)参照)。指示入力手段5により設
定モデルM1を選択することにより、パラメータ検索表
示手段3により該当する制御パラメータP1,P2,P
3の情報をパラメータ記憶手段6から検索して表示する
(図6(d)参照)。最後に、指示入力手段5によって
制御パラメータP1の情報を変更することにより変更結
果がパラメータ変更手段4によってパラメータ記憶手段
6に記憶される(図6(e)参照)。
ら制御パラメータを変更する一連の動作を示した図であ
る。図6(a)に生産計画画面の一例を示す。パラメー
タ調整者は指示入力手段5を用いて生産計画画面上の圧
延材Aを選択し(図6(b)参照)、次いでメニュー表
示手段2により設定モデルM1、M2,M3を画面上に
表示する(図6(c)参照)。指示入力手段5により設
定モデルM1を選択することにより、パラメータ検索表
示手段3により該当する制御パラメータP1,P2,P
3の情報をパラメータ記憶手段6から検索して表示する
(図6(d)参照)。最後に、指示入力手段5によって
制御パラメータP1の情報を変更することにより変更結
果がパラメータ変更手段4によってパラメータ記憶手段
6に記憶される(図6(e)参照)。
【0017】このように様々な画面から圧延材IDを指
定することにより、変更を必要とする制御パラメータを
容易に変更することができる。
定することにより、変更を必要とする制御パラメータを
容易に変更することができる。
【0018】図7は、本発明に係るパラメータ設定装置
10を圧延ラインに適用した他の例を示すブロック図で
ある。コントローラ13a,13bには制御機能部15
が備えられ、制御機能部15は本発明に係るパラメータ
設定装置10を有する。この実施形態において、制御パ
ラメータ設定装置10もまた、その機能上、図1に示す
ように生産情報表示手段1、メニュー表示手段2、パラ
メータ検索表示手段3、パラメータ変更手段4、指示入
力手段5、及びパラメータ記憶手段6を備えている。
10を圧延ラインに適用した他の例を示すブロック図で
ある。コントローラ13a,13bには制御機能部15
が備えられ、制御機能部15は本発明に係るパラメータ
設定装置10を有する。この実施形態において、制御パ
ラメータ設定装置10もまた、その機能上、図1に示す
ように生産情報表示手段1、メニュー表示手段2、パラ
メータ検索表示手段3、パラメータ変更手段4、指示入
力手段5、及びパラメータ記憶手段6を備えている。
【0019】制御機能部15の制御ゲインは前述の設定
モデルの制御パラメータと同様に材質や板厚、板幅等で
分類されることがあり、それらゲインはコントローラ1
3a,13b内に記憶される。そして制御ゲインを調整
者が変更する場合には前述と同様な方法によって実施す
る。
モデルの制御パラメータと同様に材質や板厚、板幅等で
分類されることがあり、それらゲインはコントローラ1
3a,13b内に記憶される。そして制御ゲインを調整
者が変更する場合には前述と同様な方法によって実施す
る。
【0020】図8は本発明に係る制御パラメータ設定装
置10を圧延ラインに適用したもう一つの別例を示すブ
ロック図である。制御ゲイン16のみ計算機12aに記
憶され、必要に応じて計算機12aからコントローラ1
3a,13bの制御機能へ伝送される。この実施の形態
においても前述と同様な方法によって制御ゲインを調整
者が変更する。
置10を圧延ラインに適用したもう一つの別例を示すブ
ロック図である。制御ゲイン16のみ計算機12aに記
憶され、必要に応じて計算機12aからコントローラ1
3a,13bの制御機能へ伝送される。この実施の形態
においても前述と同様な方法によって制御ゲインを調整
者が変更する。
【0021】パラメータ調整者は複数の圧延材を比較検
討しながら調整する場合、例えば圧延材Aに関連する設
定モデルの制御パラメータと圧延材Bに関連する設定モ
デルの制御パラメータを比較しながら調整する場合、双
方の制御パラメータを考慮する。図9に本発明に係る複
数の制御パラメータを同時に設定できる制御パラメータ
設定装置の実施形態における機能構成ブロック図を示
す。生産情報表示手段1によって生産状況を表示し、指
示入力手段5とメニュー表示手段2により圧延材Aに関
連する設定モデルをメニュー表示する。指示入力手段5
により調整したい設定モデルを指定し、複数パラメータ
検索表示手段3Aにより圧延材Aに関連する制御パラメ
ータを表示する。さらに引き続き指示入力手段5により
圧延材Bを指示し、メニュー表示手段2によって圧延材
Bに関連する設定モデルをメニュー表示する。指示入力
手段5により調整したい設定モデルを指定し、複数パラ
メータ検索表示手段3Aにより圧延材Bに関連する制御
パラメータを表示する。ここで、調整者は圧延材Aに関
連する制御パラメータと圧延材Bに関連する制御パラメ
ータを比較しながら指示入力手段5により双方あるいは
一方の制御パラメータを入力変更し、複数パラメータ変
更手段4Aによりパラメータ記憶手段6に記憶させる。
討しながら調整する場合、例えば圧延材Aに関連する設
定モデルの制御パラメータと圧延材Bに関連する設定モ
デルの制御パラメータを比較しながら調整する場合、双
方の制御パラメータを考慮する。図9に本発明に係る複
数の制御パラメータを同時に設定できる制御パラメータ
設定装置の実施形態における機能構成ブロック図を示
す。生産情報表示手段1によって生産状況を表示し、指
示入力手段5とメニュー表示手段2により圧延材Aに関
連する設定モデルをメニュー表示する。指示入力手段5
により調整したい設定モデルを指定し、複数パラメータ
検索表示手段3Aにより圧延材Aに関連する制御パラメ
ータを表示する。さらに引き続き指示入力手段5により
圧延材Bを指示し、メニュー表示手段2によって圧延材
Bに関連する設定モデルをメニュー表示する。指示入力
手段5により調整したい設定モデルを指定し、複数パラ
メータ検索表示手段3Aにより圧延材Bに関連する制御
パラメータを表示する。ここで、調整者は圧延材Aに関
連する制御パラメータと圧延材Bに関連する制御パラメ
ータを比較しながら指示入力手段5により双方あるいは
一方の制御パラメータを入力変更し、複数パラメータ変
更手段4Aによりパラメータ記憶手段6に記憶させる。
【0022】このようにして、複数の生産品に関連する
制御パラメータを比較しながら制御パラメータを調整す
ることができる。
制御パラメータを比較しながら制御パラメータを調整す
ることができる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、表
示された生産ラインの生産情報に基づいて、調整を必要
とする制御パラメータを指示入力することにより、膨大
なパラメータ一覧表から該当する制御パラメータを視覚
的にかつ簡便に設定変更を実施することができる。
示された生産ラインの生産情報に基づいて、調整を必要
とする制御パラメータを指示入力することにより、膨大
なパラメータ一覧表から該当する制御パラメータを視覚
的にかつ簡便に設定変更を実施することができる。
【図1】本発明に係る制御パラメータ設定装置の第1の
実施形態を示す機能ブロック図である。
実施形態を示す機能ブロック図である。
【図2】本発明に係る制御パラメータ設定装置を圧延ラ
インに適用した例を示すブロック図である。
インに適用した例を示すブロック図である。
【図3】制御パラメータの分類を示す図である。
【図4】生産情報手段によって表示される生産状況画面
の一例を示す図である。
の一例を示す図である。
【図5】パラメータ調整者が生産状況画面から制御パラ
メータを変更する一連の動作を示す図である。
メータを変更する一連の動作を示す図である。
【図6】パラメータ調整者が生産計画画面から制御パラ
メータを変更する一連の動作を示す図である。
メータを変更する一連の動作を示す図である。
【図7】本発明に係る制御パラメータ設定装置を圧延ラ
インに適用した他の例を示すブロック図である。
インに適用した他の例を示すブロック図である。
【図8】本発明に係る制御パラメータ設定装置を圧延ラ
インに適用したもう一つの別例を示すブロック図であ
る。
インに適用したもう一つの別例を示すブロック図であ
る。
【図9】本発明に係る制御パラメータ設定装置の第2の
実施形態を示す機能ブロック図である。
実施形態を示す機能ブロック図である。
1 生産情報表示手段 2 メニュー表示手段 3 パラメータ検索表示手段 3A 複数パラメータ検索表示手段 4 パラメータ変更手段 4A 複数パラメータ変更手段 5 指示入力手段 6 パラメータ記憶手段 7 圧延機 8 圧延材 9 通信ライン 10 制御パラメータ設定装置 11 設定計算部 12a 計算機 12b 計算機 13a コントローラ 13b コントローラ 15 制御機能部
Claims (2)
- 【請求項1】生産ラインの複数の制御パラメータを記憶
するパラメータ記憶手段と、 表示された情報の中から特定の情報を選択したり、表示
された情報を入力したり変更したりする指示入力手段
と、 前記生産ラインの生産情報を表示する生産情報表示手段
と、 前記生産情報表示手段によって表示され、前記指示入力
手段によって指示された製品に関連する制御機能や設備
の設定状態、設定モデルを表示するメニュー表示手段
と、 前記メニュー表示手段により表示され、前記指示入力手
段によって指示された制御パラメータを前記パラメータ
記憶手段に記憶されている情報の中から検索し表示する
パラメータ検索表示手段と、 前記パラメータ検索表示手段により表示された制御パラ
メータの中から前記指示入力手段により選択され入力さ
れ、あるいは変更された制御パラメータを前記パラメー
タ記憶手段に記憶させるパラメータ変更手段とを具備す
ることを特徴とする生産ラインにおける制御パラメータ
設定装置。 - 【請求項2】請求項1に記載の制御パラメータ設定装置
において、 前記パラメータ検索表示手段は複数の生産品に関連する
制御パラメータを一度に表示し、 前記パラメータ変更手段は前記パラメータ検索表示手段
によって表示された複数の生産品に関連する制御パラメ
ータを入力あるいは変更し、かつ、入力変更された複数
の生産品に関連する制御パラメータを前記パラメータ記
憶手段に記憶させることを特徴とする生産ラインにおけ
る制御パラメータ設定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001028583A JP2002229632A (ja) | 2001-02-05 | 2001-02-05 | 生産ラインにおける制御パラメータ設定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001028583A JP2002229632A (ja) | 2001-02-05 | 2001-02-05 | 生産ラインにおける制御パラメータ設定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002229632A true JP2002229632A (ja) | 2002-08-16 |
Family
ID=18893060
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001028583A Pending JP2002229632A (ja) | 2001-02-05 | 2001-02-05 | 生産ラインにおける制御パラメータ設定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002229632A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019219802A (ja) * | 2018-06-18 | 2019-12-26 | 株式会社オービック | 製造設備管理支援装置、製造設備管理支援方法および製造設備管理支援プログラム |
JP6980133B1 (ja) * | 2020-07-01 | 2021-12-15 | 三菱電機株式会社 | 制御パラメータ調整システム、制御パラメータ調整装置および制御パラメータ調整方法 |
-
2001
- 2001-02-05 JP JP2001028583A patent/JP2002229632A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019219802A (ja) * | 2018-06-18 | 2019-12-26 | 株式会社オービック | 製造設備管理支援装置、製造設備管理支援方法および製造設備管理支援プログラム |
JP6980133B1 (ja) * | 2020-07-01 | 2021-12-15 | 三菱電機株式会社 | 制御パラメータ調整システム、制御パラメータ調整装置および制御パラメータ調整方法 |
WO2022003878A1 (ja) * | 2020-07-01 | 2022-01-06 | 三菱電機株式会社 | 制御パラメータ調整システム、制御パラメータ調整装置および制御パラメータ調整方法 |
CN115485638A (zh) * | 2020-07-01 | 2022-12-16 | 三菱电机株式会社 | 控制参数调整系统、控制参数调整装置及控制参数调整方法 |
CN115485638B (zh) * | 2020-07-01 | 2023-12-29 | 三菱电机株式会社 | 控制参数调整系统、控制参数调整装置及控制参数调整方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5523643B1 (ja) | 多軸制御システム設定・調整機能支援装置 | |
JP4091613B2 (ja) | 射出成形機の画面表示制御装置 | |
US20090287996A1 (en) | Image layout device, recording medium, and image layout method | |
JP2018014060A (ja) | 機械学習モデル構築装置、数値制御装置、機械学習モデル構築方法、機械学習モデル構築プログラム、及び記録媒体 | |
JP6943830B2 (ja) | 制御装置、通信端末、及び制御システム | |
JP5309758B2 (ja) | データ表示装置およびデータ表示プログラム | |
JP7140073B2 (ja) | 学習モデル生成方法、データベース構築方法、ミルセットアップ設定方法、圧延材の製造方法、処理対象の製造方法、及び学習モデル生成装置 | |
JP2002229632A (ja) | 生産ラインにおける制御パラメータ設定装置 | |
JPWO2016170661A1 (ja) | 多軸制御システム設定調整支援装置 | |
JP2017049870A (ja) | 作業者に応じて機械の操作情報を表示器に表示させる機械制御システム | |
US11513755B2 (en) | Display control device and display control method | |
JP5788125B1 (ja) | システム構築支援装置、方法、および記録媒体 | |
US20030211640A1 (en) | Method and system for maintenance of semiconductor manufacturing | |
JP4858112B2 (ja) | 制御プログラム生成方法及び制御プログラム生成装置 | |
JPH11175326A (ja) | エディタ装置及びエディタプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 | |
JP2010211405A (ja) | 製造プロセス制御システムにおける操業情報の改訂管理システム、方法及びプログラム | |
WO2022107822A1 (ja) | 制御装置 | |
JP5796005B2 (ja) | スケジュール作成装置及びスケジュール作成方法 | |
TWI702532B (zh) | 多節點式圖形化加工行程之控制系統及其控制方法 | |
JPH1186010A (ja) | グラフ表示装置 | |
JP2007318091A (ja) | 部品実装システム | |
JP2022012337A (ja) | ヒューマンマシンインターフェース装置 | |
JPS63282504A (ja) | 表示方式 | |
JP2022026848A5 (ja) | ||
JPH1166330A (ja) | グラフ表示装置 |