JP2002229616A - モーションプログラムの実行方法 - Google Patents

モーションプログラムの実行方法

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JP2002229616A
JP2002229616A JP2001027464A JP2001027464A JP2002229616A JP 2002229616 A JP2002229616 A JP 2002229616A JP 2001027464 A JP2001027464 A JP 2001027464A JP 2001027464 A JP2001027464 A JP 2001027464A JP 2002229616 A JP2002229616 A JP 2002229616A
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JP
Japan
Prior art keywords
motion program
task
analysis
program
hour
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001027464A
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English (en)
Inventor
Tomohiro Kamishio
具宏 上塩
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Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プログラムの解析を開始してから実際にセグ
メントの払い出しを行うまでの時間を短縮し、実際のセ
グメント払い出し処理を行うときにも、ポーリングする
周期を短くすることができ、制御性能を向上させること
ができるモーションプログラムの実行方法の提供。 【解決手段】 モーションプログラムに基づいてサーボ
アンプへの時々刻々の位置指令値を作成する数値制御装
置のモーションプログラムの実行方法において、モーシ
ョンプログラムを解析して実行可能なデータを作成する
ときに解析完了まで非定周期タスクとして振る舞う第1
のフェーズと、実行可能データに基づいて時々刻々の払
い出しセグメントデータを作成するときには定周期タス
クとして振る舞う第2のフェーズをもつ1つのタスクに
よりモーションプログラムを実行するようにした。これ
により、定周期タスクで解析完了をポーリングするとい
った無駄な処理をなくすことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工作機械や自動組
立装置、自動搬送装置などの制御に用いる数値制御装置
において、モーションプログラムに基づいてサーボアン
プへの時々刻々の位置指令値を作成するモーションプロ
グラムの実行方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来における数値制御装置の構成を図3
に示す。図中1は数値制御装置、2はリアルタイムO
S、3はモーションプログラム格納メモリ、4aは3の
モーションプログラムを解析をおこなう非定周期タス
ク、5は非定周期タスク4により作成された実行可能デ
ータの格納メモリ、4bは2のリアルタイムOSから定
周期にて起動され格納メモリ5の実行可能データに基づ
いて時々刻々の払い出しセグメントデータを作成する定
周期タスク、6は定周期タスク4bにより作成された時
々刻々の位置指令値、7はサーボアンプ、8はサーボモ
ータ、9は位置検出器、10は移動機構である。
【0003】この従来のモーションプログラムの実行方
法を図4のフローチャートに示す。図中41は、定周期
タスクにおけるポーリングを行うためのオーバヘッドを
示し、42はモーションプログラム解析タスクが定周期
タスクにより割り込まれながら解析を行っている様子を
示す。43はポーリングするためのオーバヘッドの後に
実際のセグメント払い出し処理の両方が実行されている
様子を示す。
【0004】従来の数値制御装置では、モーションプロ
グラムを解析し、実行可能なデータを作成する非定周期
タスクと、実行可能データに基づいて時々刻々の払い出
しセグメントデータを作成する定周期タスクの共同作業
により、モーションプログラムの実行を実現していた。
【0005】モーションプログラムの解析にかかる時間
が定周期タスクの周期よりも十分に短ければ、定周期タ
スクの1回目の周期でモーションプログラムの解析と時
々刻々の払い出しの両方をおこなえばよいわけだが、実
際には、モーションプログラムの解析にかかる時間が定
周期タスクの周期よりも長くなることが多いため、モー
ションプログラムの解析は優先度の低い非定周期タスク
においておこない、解析によって得られた実行可能デー
タに基づいて時々刻々の払い出しは優先度の高い定周期
タスクでおこなうといった作業分担をおこなっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、モーション
プログラムの解析が完了していない状態であっても、定
周期タスクが起動され、実行可能なデータが作成完了さ
れたかをポーリングするといったオーバヘッドが必要で
あった。そのため、このオーバヘッドの分だけ、プログ
ラムの解析を開始してから実際にセグメントの払い出し
を行うまでの時間が伸びるといった問題があった。ま
た、オーバヘッドの分だけセグメント払い出しの周期が
長くなるといった問題があった。
【0007】そこで本発明が解決しようとする課題は、
プログラムの解析を開始してから実際にセグメントの払
い出しを行うまでの時間を短縮し、実際のセグメント払
い出し処理を行うときにも、ポーリングする周期を短く
することができ、制御性能を向上させることができるモ
ーションプログラムの実行方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明のモーションプログラムの実行方法は、モー
ションプログラムに基づいてサーボアンプへの時々刻々
の位置指令値を作成する数値制御装置において、モーシ
ョンプログラムを解析して実行可能なデータを作成する
ときに解析完了まで非定周期タスクとして振る舞う第1
のフェーズと、実行可能データに基づいて時々刻々の払
い出しセグメントデータを作成するときには定周期タス
クとして振る舞う第2のフェーズをもつ1つのタスクに
よりモーションプログラムを実行するようにした。
【0009】これにより、定周期タスクで解析完了をポ
ーリングするといった無駄な処理をなくすことができ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図に基づ
いて説明する。
【0011】図1は本発明の実行方法を実施するための
数値制御装置のブロック図である。図中1は数値制御装
置、2はリアルタイムOS、3はモーションプログラム
格納メモリ、4は第1のフェーズにおいてはモーション
プログラム解析をおこなう非定周期タスクとしてふるま
い、第2のフェーズにおいては時々刻々の払い出しセグ
メントデータを作成する定周期タスクとしてふるまう共
通処理部、5は第1のフェーズにおいて作成された実行
可能データの格納メモリ、6は第2のフェーズにおいて
作成された時々刻々の位置指令値、7はサーボアンプ、
8はサーボモータ、9は位置検出器、10は移動機構で
ある。
【0012】図2は、本発明によるモーションプログラ
ムの実行状態を表すタイムチャートである。図中21
は、定周期タスクに割り込まれることなく最短時間でモ
ーションプログラムの解析を行っている様子を示し、2
2は、解析終了後、ポーリングするためのオーバヘッド
がなく、実際のセグメント払い出し処理だけが行われて
いる様子を示す。図中、t1はセグメント払い出し周
期、T1は解析開始からセグメント払い出しを開始する
までの時間である。
【0013】本発明では、図2と図4を比較すると、T
1<T2となることからわかるように、プログラムの解
析を開始してから実際にセグメントの払い出しを行うま
での時間を短縮することができる。
【0014】また、実際のセグメント払い出し処理を行
うときにも、図2と図4を比較すると、t1<t2とな
ることからわかるように、ポーリングするためのオーバ
ヘッドがない分だけ周期を短くすることができ、制御性
能を向上させることができる。
【0015】リアルタイムOSにより定周期で起動され
るタスクにおいて、第1のフェーズでは、そのままモー
ションプログラムの解析が完了するまでは連続して解析
をおこなわせる。この間、タスクは起動状態のままであ
るわけなので、さらなるリアルタイムOSによる定周期
の起動は意味をもたない。第2のフェーズでは、時々刻
々の払い出しの完了後に、リアルタイムOSのシステム
コールによりタスクを起床待ち状態に移行させる。その
後、リアルタイムOSによる定周期で起動と、タスク自
身による起床待ち状態への移行を繰り返していく。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
モーションプログラムを解析して実行可能なデータを作
成するときに解析完了まで非定周期タスクとして振る舞
う第1のフェーズと、実行可能データに基づいて時々刻
々の払い出しセグメントデータを作成するときには定周
期タスクとして振る舞う第2のフェーズをもつ1つのタ
スクによりモーションプログラムを実行するようにした
ので、プログラムの解析を開始してから実際にセグメン
トの払い出しを行うまでの時間が短縮でき、実際のセグ
メント払い出し処理を行うときにも、ポーリングする周
期を短くすることができるため、制御性能を向上させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実行方法を実施するための数値制御
装置のブロック図である。
【図2】 本発明によるモーションプログラムの実行状
態を表すタイムチャートである。
【図3】 従来の数値制御装置の構成を示すブロック図
である。
【図4】 従来の技術によるモーションプログラムの実
行状態を表すタイムチャートである。
【符号の説明】
1:数値制御装置 2:リアルタイムOS 3:モーションプログラム格納メモリ 4:共通処理部 4a:非定周期タスク 4b:定周期タスク 5:格納メモリ 6:位置指令値 7:サーボアンプ 8:サーボモータ 9:位置検出器 10:移動機構

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モーションプログラムに基づいてサーボ
    アンプへの時々刻々の位置指令値を作成する数値制御装
    置の実行方法において、 モーションプログラムを解析して実行可能なデータを作
    成するときに解析完了まで非定周期タスクとして振る舞
    う第1のフェーズと、実行可能データに基づいて時々刻
    々の払い出しセグメントデータを作成するときには定周
    期タスクとして振る舞う第2のフェーズをもつ1つのタ
    スクによりモーションプログラムを実行することを特徴
    とするモーションプログラムの実行方法。
JP2001027464A 2001-02-02 2001-02-02 モーションプログラムの実行方法 Pending JP2002229616A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009169468A (ja) * 2008-01-10 2009-07-30 Mitsubishi Electric Corp 位置制御装置

Cited By (1)

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