JP2002229552A - 画像表示装置、及びプログラム - Google Patents

画像表示装置、及びプログラム

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JP2002229552A
JP2002229552A JP2001026088A JP2001026088A JP2002229552A JP 2002229552 A JP2002229552 A JP 2002229552A JP 2001026088 A JP2001026088 A JP 2001026088A JP 2001026088 A JP2001026088 A JP 2001026088A JP 2002229552 A JP2002229552 A JP 2002229552A
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智 北尾
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勝一 小笠原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 色空間変換を行う画像表示装置において原色
近傍が強く発色される現象を抑制すること。 【解決手段】 変換マトリクス部10の出力のうち少な
くとも一つの色用信号のレベルをもとに他の色のレベル
の修正値を発生する修正レベル発生部13と、修正値を
もとに色の信号レベルを増減する増減部とを備えること
により、ある色の信号が負になった場合でも、その値に
応じて他の色の信号レベルを抑制し、強く発色されるこ
とを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CRT或いはLC
DやPDP等の表示デバイスを用いて映像を表示するデ
ィスプレイや投射式ビデオプロジェクターなどの画像表
示装置、及びプログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、デジタルテレビ放送技術の進歩に
つれて、放送用VTRなどのビデオ信号送出装置から送
られてくる映像信号(ビデオ信号)の仕様が、表示すべ
き映像信号の走査周波数、映像表示期間、及び表示位
置、映像帰線期間等が多種多様となっている。
【0003】このため、1台の画像表示装置で各種の映
像信号(ビデオ信号)に対応して適切な映像表示ができ
る、いわゆるマルチスキャンディスプレイが使用される
ようになってきた。
【0004】さらに、近年、表示用デバイスとして従来
主流であったCRT以外に、LCDやPDPといった新
表示デバイスの進歩がめざましく、これらのデバイスを
使用した画像表示装置も市場に出ている。
【0005】特に映像信号規格に忠実な色再現を必要と
される分野での画像表示装置では映像信号を表示用デバ
イスにあわせて色空間変換して表示するものがある。
【0006】以下、図面を用いて従来の色空間変換を行
う画像表示装置の一例を説明する。
【0007】図7に従来の色空間変換を行う画像表示装
置の単純化したブロック図を示す。
【0008】図7において、RGBの映像信号を色空間
変換する変換マトリクス回路10が表示インターフェイ
ス11を介して表示デバイス12に接続されている。表
示デバイス12は例えばCRTやLCDである。
【0009】以上のように構成された従来の画像表示装
置においては、RGBの映像信号がまず変換マトリクス
回路10にて色空間変換される。変換マトリクス回路1
0は、RGB映像信号を一次変換する回路である。この
ような一次変換を行う構成例として図8に変換マトリク
ス回路10の内部ブロック図を示す。
【0010】変換マトリクス回路10に入力されたRG
Bの映像信号は3×3の行列演算を経て出力R’G’
B’として出力される。なお図8において乗算回路部分
は入力されたRGBの各成分に定数をかけるのであるが
その定数部分は図では省略している。
【0011】変換マトリクス回路10より出力された映
像信号R’G’B’は表示インターフェイス11にて表
示デバイス12を駆動するのに適切な信号に加工されて
表示デバイス12に到達し表示デバイス12は画像を表
示する。
【0012】R’G’B’は図8に示すように行列演算
を経ての出力であるため、特に原色近傍では、どれかの
信号が負の値を示す信号になることもあり得る。その場
合、信号として負はあり得ても表示デバイスからの表示
光としては負はあり得ないため負の信号は零の信号と同
等となる。例えばRGBの映像信号レベルが(0,0,
200)であったのが変換マトリクス回路10によって
R’G’B’として(11,−12,206)と変換さ
れたとすると、表示光としては(11,0,206)と
同等となる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】このような画像表示装
置において、R’G’B’のうちのどれかの信号が負の
値を示す信号になった場合、信号として負はあり得るが
負の表示光は存在しないため、結果として他の色の信号
レベルが比較的高くなり、原色近傍が強く発色されるよ
うな映像となってしまう場合がある。従来の技術の説明
で挙げた例では、表示光のもととなるRGBの映像信号
レベルが(0,0,200)から(11,0,206)
となったことにより、CIE1931XYZ表色系で定
義されているところの明るさを示す刺激値Yが50%程
度大きくなってしまう。
【0014】すなわち、従来の画像表示装置では、映像
信号が色空間変換されると表示される映像が原色近傍が
強く発色する映像となってしまう場合があるという課題
がある。
【0015】また変換マトリックス回路10がRGBの
映像信号を一次変換する際の変換マトリクスの各要素の
値である変換定数は固定値が用いられている。
【0016】従って、CMY(シアン、マゼンダ、イエ
ロー)等の中間色を制御するなどし中間色の色調を微調
整することが出来ない。
【0017】すなわち、従来の画像表示装置では、中間
色の色調を微調整することが出来ないという課題があ
る。
【0018】また、3原色の規格値の異なる映像信号規
格に沿った信号が入力された場合や、表示する色温度を
変更した場合はそのままの変換マトリクスの定数では不
適切となり、正確な色空間変換が出来なくなる。
【0019】すなわち、従来の画像表示装置では、3原
色の規格値が異なった映像信号が入力された場合や、表
示する色温度を変更した場合などは、正確な色空間変換
が出来なくなるという課題がある。
【0020】本発明は、上記課題を考慮し、色空間変換
を行った場合でも表示された色が原色近傍で強く発色さ
れることを防止し、違和感のない映像を表示することが
できる画像表示装置、及びプログラムを提供することを
目的とするものである。
【0021】また、本発明は、上記課題を考慮し、中間
色の色調を微調整することが出来る画像表示装置、及び
プログラムを提供することを目的とするものである。
【0022】また、本発明は、上記課題を考慮し、3原
色の規格値が異なった映像信号が入力された場合や、表
示する色温度を変更した場合などでも、正確な色空間変
換が出来る画像表示装置、及びプログラムを提供するこ
とを目的とするものである。
【0023】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、第1の本発明(請求項1に対応)は、映像を表
示する表示手段と、第1の色空間に基づいて色を表す映
像信号のうち、色を表す色信号である第1の色信号が入
力されてくると、その第1の色信号を前記表示手段が色
を表示するために用いる色空間である第2の色空間に基
づく色を表す信号である第2の色信号に変換する色空間
変換手段と、変換された前記第2の色信号で示す色を組
み合わされて表す複数個の要素値のうち、少なくとも一
つの要素値の値に応じて他の要素値の値を修正すること
によって前記第2の色信号を修正する色修正手段とを備
え、前記表示手段は、修正された前記第2の色信号に基
づいて前記映像信号の映像の色を表示する画像表示装置
である。
【0024】また、第2の本発明(請求項2に対応)
は、前記少なくとも一つの要素値の値に応じて他の要素
値の値を修正するとは、前記少なくとも一つの要素値の
値が所定の値より小さい場合、前記他の要素値の値を修
正し、前記少なくとも一つの要素値の値が所定の値以上
である場合、前記他の要素値の値を修正しないことであ
る第1の本発明に記載の画像表示装置である。
【0025】また、第3の本発明(請求項3に対応)
は、前記色修正手段は、前記他の要素値の値を修正する
際、前記少なくとも一つの要素値の値の前記所定の値に
対する差の絶対値が大きいほど、前記他の要素値の値を
修正する量を大きくする第2の本発明に記載の画像表示
装置である。
【0026】また、第4の本発明(請求項4に対応)
は、前記色変換手段は、前記第1の色信号に所定の変換
行列を演算することによって、前記変換を行う第1の本
発明に記載の画像表示装置である。
【0027】また、第5の本発明(請求項5に対応)
は、映像を表示する表示手段と、第1の色空間に基づい
て色を表す映像信号のうち、色を表す色信号である第1
の色信号が入力されてくると、その第1の色信号に対し
て行列演算を行うことによって、前記第1の色信号を前
記表示手段が色を表示するために用いる色空間である第
2の色空間に基づく色を表す信号である第2の色信号に
変換する色空間変換手段と、前記行列演算に用いられる
変換行列の主対角線上の要素以外の少なくとも2つ以上
の要素の値を可変することが出来る変換行列調整手段と
を備え、前記表示手段は、前記第2の色信号に基づいて
前記映像信号の映像の色を表示する画像表示装置であ
る。
【0028】また、第6の本発明(請求項6に対応)
は、前記変換行列調整手段は、前記少なくとも2つ以上
の要素の値を可変する際、前記一方の要素の値を可変す
る量の符号を前記他方の要素の値を可変する量の符号と
は逆にする第5の本発明に記載の画像表示装置である。
【0029】また、第7の本発明(請求項7に対応)
は、映像を表示する表示手段と、第1の色空間に基づい
て色を表す映像信号のうち、色を表す色信号である第1
の色信号が入力されてくると、その第1の色信号を前記
表示手段が色を表示するために用いる色空間である第2
の色空間に基づく色を表す信号である第2の色信号に行
列演算することによって変換する色空間変換手段と、前
記行列演算に用いられる変換行列を選択する変換行列選
択手段とを備え、前記色空間変換手段は、選択された前
記変換行列を用いて前記行列演算を行い、前記表示手段
は、前記第2の色信号に基づいて前記映像信号の映像の
色を表示する画像表示装置である。
【0030】また、第8の本発明(請求項8に対応)
は、前記第2の色信号から、前記第2の色空間において
色を表すために用いられる原色のうちの単色のみを表示
させる第3の色信号を生成する単色表示手段と、前記表
示手段が表示した光出力を測光する測光手段と、前記測
光結果に基づいて、前記変換行列の要素の値を求める変
換行列算出手段とを備え、前記表示手段が前記第3の色
信号に基づいて前記映像信号の色を表示した場合、前記
測光手段は前記表示手段が表示した光出力を測光し、前
記変換行列算出手段は、前記測光結果に基づいて、前記
変換行列の要素の値を求める第7の本発明に記載の画像
表示装置である。
【0031】また、第9の本発明(請求項9に対応)
は、前記第1の色空間は、入力されてくる前記映像信号
の規格に応じたRGB空間であり、前記第1の色信号
は、前記映像信号の規格に応じたRGB空間に基づくR
GB信号であり、前記第2の色空間は、前記表示手段が
色を表示するために用いるR、G、及びBを三原色とす
るRGB空間であり、前記第2の色信号は、前記表示手
段が色を表示するために用いるR、G、及びBを三原色
とするRGB空間に基づくRGB信号である第1〜8の
本発明のいずれかに記載の画像表示装置である。
【0032】また、第10の本発明(請求項10に対
応)は、前記少なくとも一つの要素値とは、前記表示手
段が色を表示するために用いるRGB空間におけるRの
値、またはGの値、またはBの値であり、前記他の要素
値とは、前記Rの値及び前記Gの値及び前記Bの値のう
ち、前記少なくとも一つの要素値以外の要素値である第
1〜4の本発明のいずれかに記載の画像表示装置であ
る。
【0033】また、第11の本発明(請求項11に対
応)は、第1の本発明に記載の画像表装置の、映像を表
示する表示手段と、第1の色空間に基づいて色を表す映
像信号のうち、色を表す色信号である第1の色信号が入
力されてくると、その第1の色信号を前記表示手段が色
を表示するために用いる色空間である第2の色空間に基
づく色を表す信号である第2の色信号に変換する色空間
変換手段と、変換された前記第2の色信号で示す色を組
み合わされて表す複数個の要素値のうち、少なくとも一
つの要素値の値に応じて他の要素値の値を修正すること
によって前記第2の色信号を修正する色修正手段との全
部または一部としてコンピュータを機能させるためのプ
ログラムである。
【0034】また、第12の本発明(請求項12に対
応)は、第5の本発明に記載の画像表示装置の、映像を
表示する表示手段と、第1の色空間に基づいて色を表す
映像信号のうち、色を表す色信号である第1の色信号が
入力されてくると、その第1の色信号に対して行列演算
を行うことによって、前記第1の色信号を前記表示手段
が色を表示するために用いる色空間である第2の色空間
に基づく色を表す信号である第2の色信号に変換する色
空間変換手段と、前記行列演算に用いられる変換行列の
主対角線上の要素以外の少なくとも2つ以上の要素の値
を可変することが出来る変換行列調整手段との全部また
は一部としてコンピュータを機能させるためのプログラ
ムである。
【0035】また、第13の本発明(請求項13に対
応)は、第7の本発明に記載の画像表示装置の、映像を
表示する表示手段と、第1の色空間に基づいて色を表す
映像信号のうち、色を表す色信号である第1の色信号が
入力されてくると、その第1の色信号を前記表示手段が
色を表示するために用いる色空間である第2の色空間に
基づく色を表す信号である第2の色信号に行列演算する
ことによって変換する色空間変換手段と、前記行列演算
に用いられる変換行列を選択する変換行列選択手段との
全部または一部としてコンピュータを機能させるための
プログラムである。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図1から図6を用いて説明する。
【0037】なお、図1から図6において従来例と同等
の役割をする構成物については同じ番号を付与してい
る。また映像信号などはアナログ、デジタルの区別をし
ていないが、このことは特に本願発明の内容を制限する
ものではなく、どちらの場合でも本願発明は有効であ
る。
【0038】(実施の形態1)図1に、本発明の実施の
形態1の画像表示装置のブロック図を示す。
【0039】図1において10は変換マトリクス回路、
11は表示インターフェイス、12は表示デバイスであ
る。従来例と異なり、変換マトリクス回路10と表示イ
ンターフェイス11との間に以下に説明するものが挿入
されている。
【0040】すなわち、13は修正レベル発生部であ
り、変換マトリクス回路10の出力G’が入力されてい
る。修正レベル発生部13からは変換マトリクス回路1
0の出力R’,B’のレベルを修正するためのレベル修
正の信号が出力されてR’,B’それぞれに対する加算
機に入れられると共に、G’の値に応じて変更が加えら
れた信号G*が出力され表示インターフェイス11に入
力される。
【0041】R’,B’が加算機を経たあとの信号
*,B*も表示インターフェイス11に入力される。表
示インターフェイス11の出力は表示デバイス12に接
続されている。表示デバイス12は例えばCRTやLC
Dである。
【0042】なお図1で加算機として示している部分は
減算機能も含むものとする。また乗算機でその役割を代
用しても構わない。
【0043】なお、本実施の形態の表示デバイス12は
本発明の表示手段の例であり、本実施の形態の変換マト
リクス回路10は本発明の色空間変換手段の例であり、
本実施の形態の修正レベル発生部13と加算機は本発明
の色修正手段の例であり、本実施の形態のR’の値、
G’の値、及びB’の値は本発明の複数個の要素値の例
であり、本実施の形態のG’の値は本発明の少なくとも
一つの要素値の値の例であり、本実施の形態のR’の値
とB’の値は本発明の他の要素値の例であり、本実施の
形態のRGBは本発明の第1の色信号の例であり、本実
施の形態のR’G’B’は本発明の第2の色信号の例で
ある。
【0044】以上のように構成された画像表示装置につ
いて、以下、その動作を述べる。
【0045】図1において、RGBの映像信号がまず変
換マトリクス回路10にて色空間変換される。変換マト
リクス回路10の内部の動作は従来と同じであるので説
明を省略する。
【0046】変換マトリクス回路10より出力された映
像信号R’G’B’の内、まずG’は修正レベル発生部
13にてその信号レベルが他の色を強く発色することに
なるレベル(例えば負の値)であるかどうかを判別され
る。
【0047】そして、他の色を強く発色することになる
レベルである場合にはR’,B’に対するレベル修正の
信号が出力されると共に変更が加えられた信号G*が出
力される。R’,B’はレベル修正の信号によってレベ
ルを加減することで修正されR*,B*として表示インタ
ーフェイス11に入力される。
【0048】表示インターフェイス11はR*,G*,B
*信号を受け表示デバイス12を駆動するのに適切な信
号に加工する。そして、表示デバイス12は加工された
信号を入力して、画像を表示する。結果としてRやBの
表示光は不自然に強く発色することが抑えられる。
【0049】G’が他の色を強く発色することになるレ
ベルでない場合にはR’G’B’はそのまま修正を受け
ることなくR*,G*,B*として表示インターフェイス
11に渡る。
【0050】以上のように、変換マトリクス部のRGB
出力のうち少なくとも一つの色用信号のレベルをもとに
他の色のレベルの修正値を発生する修正レベル発生部
と、前記修正レベル発生部が発生した修正値をもとに色
の信号レベルを増減する増減部とを設けることにより、
色空間変換を行った場合でも、ある色が原色近傍で強く
発色されることを防止することが出来る。
【0051】ここでさらに、修正レベル発生部13の構
成について図2を用いて説明する。
【0052】図2は図1の修正レベル発生部13の内部
構成を示すブロック図である。
【0053】図2において14は極性判別部であり、入
力は極性判別部14と乗算回路とに接続されている。な
お図2において乗算回路部分は定数をかけるのであるが
その定数部分は図では省略している。15a〜15cは
信号データ切替回路であり、極性判別部14からの切替
信号によって定数と信号との切替が行われる。
【0054】以下、図2を用いてその動作を述べる。図
1の変換マトリクス回路10からの出力のG’が修正レ
ベル発生部13に入力される。修正レベル発生部13に
於いて、入力信号G’は、まず極性判別部14にて信号
の極性判別がされる。
【0055】さらにG’と比例した値の信号が信号デー
タ切替回路15a,15cの入力の一方に入る。信号デ
ータ切替回路15a,15cともに他方の入力は零など
の定数である。
【0056】G’の極性が正と判別された場合は信号デ
ータ切替回路15は15a、15cは定数側、15bは
信号側に切り替わり、負と判別された場合には逆側に切
り替わるようになっている。
【0057】従ってG’の極性が正と判別された場合
は、出力される修正値は零などの定数となり、G’もそ
のまま出力されるが、負と判別された場合は出力G*
零などの定数になるとともに修正値としてG’に比例し
た値の信号が出力される。
【0058】すなわちG’が負である場合G’の絶対値
が大きい場合は他の色の修正を大きくし、絶対値が小さ
い場合は他の色の修正を小さくすることが出来る。
【0059】以上のように、修正レベル発生部が、入力
された色の信号レベルを一定の閾値(上記の例では零)
と比較判別する判別部と、入力された色の信号レベルを
もとにした値と一定値とを切り替え、さらに別の一定値
と前記入力された色の信号とを切り替えて新たな色の信
号として出力する信号データの切替部とを備え、前記判
別部の出力により切替部の切り替え動作が行われること
により、映像信号レベルの修正が必要な場合に動的に且
つ適切な修正値の信号を出力することが出来、結果とし
て画像表示装置の原色近傍の発色の修正を最適に行うこ
とが出来る。
【0060】なお、以上の実施の形態において修正レベ
ル発生部13がG’の後段にのみ設けている例を示して
いるが、このことは特に本願発明の内容を制限するもの
ではなく、変換マトリクス回路10の行列要素によって
は、修正レベル発生部13をR’やB’の後段に設ける
場合や複数設ける場合もある。
【0061】(実施の形態2)図3は、本発明の実施の
形態2における画像表示装置の変換マトリクス回路の内
部構成を示し、図中に×,+で示している部分はそれぞ
れ乗算回路,加(減)算回路の部分である。画像表示装
置全体の構成としては図8の従来例や図1に示す第1の
発明を例としてあげられる。
【0062】図3において、入力されたRGBの映像信
号は3×3の行列演算を経て出力R”G”B”として出
力される構成となっている。なお図3において乗算回路
部分は定数をかけるのであるがその定数部分は図では省
略している。
【0063】乗算回路部分には、かける定数を微調整す
る調整部16a〜16fが接続されている。Rから
R”、GからG”、BからB”の一部が導出される乗算
回路には調整部16a〜16cが接続され、G,Bから
G”,B”、R,BからR”,B”、R,GからR”,
G”の一部が導出される乗算回路には調整部16d〜1
6fが接続され、それぞれ乗算回路部分のかける定数を
微調整できる構成となっている。
【0064】図示していないが調整部16a〜16eに
は微調整値を入力することが出来るようになっており、
操作者は任意に微調整値を可変する事が出来る。
【0065】なお、本実施の形態の行列は本発明の変換
行列の例であり、本実施の形態の変換マトリクス回路は
本発明の色空間変換手段の例であり、本実施の形態の調
整部16a〜16eは本発明の変換行列調整手段の例で
ある。
【0066】以上のように構成された画像表示装置の変
換マトリクス回路について、以下、その動作を述べる。
【0067】入力されたRGBの映像信号は3×3の行
列演算を経て出力R”G”B”として出力される。この
とき調整部16a〜16eの微調整値を動かすことによ
り、RGBだけでなく、CMY(シアン,マゼンダ,イ
エロー)という中間色も微調整される。
【0068】以上のように、行列の要素の主対角線上の
要素以外の少なくとも2つ以上の要素の値を可変出来る
調整部を備えたことにより、変換マトリクス回路におい
て中間色を微調整することが出来る画像表示装置を得
る。
【0069】ここでさらに調整部16の構成について図
4を用いて説明する。
【0070】図4は図3の調整部16d〜16fの内の
一つの内部構成を示す図である。図4において入力され
た微調整データはそのまま出力される微調整データa
と、調整部内に構成された符号反転部20によって符号
反転されて出力される微調整データbとに分かれて出力
される。
【0071】従って図4の構成の調整部であると、中間
色に関わる2つの行列要素の一方の値を増やしたとき、
もう一方の値は減らすことが出来る。よってR”G”
B”が原色近傍の場合にはほとんど影響を与えることな
く、中間色を調整できる。
【0072】以上のように、調整部16が、調整値の入
力部と少なくとも2つ以上の調整値の出力部と、入力さ
れた調整値の信号の正負を反転する符号反転部とを備
え、前記調整値の出力部のうちの少なくとも一つは前記
符号反転部を通っての出力となっていることにより、中
間色を実質上独立して微調整することが出来る。
【0073】(実施の形態3)図5に、本発明の実施の
形態3の画像表示装置のブロック図を示す。
【0074】図5において、RGBの映像信号を色空間
変換する変換マトリクス回路10が表示インターフェイ
ス11を介して表示デバイス12に接続されている。表
示デバイス12は例えばCRTやLCDである。
【0075】また変換マトリクス回路10の変換係数
(行列演算の行列要素の値)を複数の数値テーブルとし
て持つ係数テーブル部25と、係数テーブル部25の複
数の数値テーブルを各種情報をもとに選択する係数選択
部26とが設置されている。
【0076】なお、本実施の形態の係数選択部26は本
発明の変換行列選択手段の例である。
【0077】以上のように構成された画像表示装置にお
いて、以下、その動作を述べる。
【0078】図5において、RGBの映像信号がまず変
換マトリクス回路10にて色空間変換される。
【0079】変換マトリクス回路10での演算で用いら
れる変換係数は、画像表示装置に入力されている映像方
式やホワイトバランスなどの情報をもとに係数選択部2
6が係数テーブル部25から選択した数値テーブルが用
いられる。
【0080】変換マトリクス回路10より出力された映
像信号R’G’B’は表示インターフェイス11にて表
示デバイス12を駆動するのに適切な信号に加工されて
表示デバイス12に到達し表示デバイス12は画像を表
示する。
【0081】ここで、表示画像は画像表示装置に入力さ
れている映像方式やホワイトバランスなどの情報をもと
に選択されて最適な変換係数で色空間変換がされてい
る。
【0082】以上のように、複数の係数テーブルからな
る係数テーブル部と、内部或いは外部情報によって係数
テーブルを選択する情報を作成する係数選択部とを備
え、前記変換マトリクス部が前記係数選択部が作成した
情報によって選択された前記係数テーブル部の係数テー
ブルを参照して行列演算する構成となっていることによ
り、常に最適な色空間変換をした画像を表示することが
出来る。
【0083】(実施の形態4)図6に、本発明の実施の
形態4における画像表示装置のブロック図を示し、図6
において、RGBの映像信号を色空間変換する変換マト
リクス回路10が単色表示部21、表示インターフェイ
ス11を介して表示デバイス12に接続されている。表
示デバイス12は例えばCRTやLCDである。また変
換マトリクス回路10の変換係数(行列演算の行列要素
の値)を複数の数値テーブルとして持つ係数テーブル部
25が設置されている。
【0084】また表示デバイス12の表示光を受光でき
る位置に測光装置22が設置され、測光装置22の出力
データは係数演算部24に入力され、係数演算部24の
出力は係数テーブル部25に接続されている。係数演算
部24と単色表示部21と係数演算制御部23によって
制御される構成となっている。
【0085】なお、本実施の形態の単色表示部21は本
発明の単色表示手段の例であり、本実施の形態の測光装
置22は本発明の測光手段の例であり、本実施の形態の
係数演算制御部23と係数演算部24は本発明の変換行
列算出手段の例である。
【0086】以上のように構成された画像表示装置につ
いて、以下、その動作を述べる。
【0087】図6において、RGBの映像信号がまず変
換マトリクス回路10にて色空間変換される。
【0088】変換マトリクス回路10での演算で用いら
れる変換係数は、画像表示装置に入力されている映像方
式やホワイトバランスなどの情報をもとに係数選択部2
6が係数テーブル部25から選択した数値テーブルが用
いられる。
【0089】変換マトリクス回路10より出力され単色
表示部21を経た映像信号R’G’B’は表示インター
フェイス11にて表示デバイス12を駆動するのに適切
な信号に加工されて表示デバイス12に到達し表示デバ
イス12は画像を表示する。
【0090】ここで係数演算制御部23が単色表示部2
1に対して、RGBのうちどれか単色のみ通すように制
御をかけると表示デバイスは例えばRのみ発光し、測光
装置22はRの光を受けてその色度情報を係数演算部2
4に伝える。
【0091】さらにG,Bと単色発光の制御が切り替わ
ると、係数演算部23にはRGBそれぞれの色度情報が
集められることとなる。係数演算部23は集められたR
GBの色度情報とあらかじめ持っているホワイトバラン
スや映像方式のデータをもとに表示デバイス12に適し
た係数テーブルを作成し、係数テーブル部25の係数テ
ーブルを新規作成或いは更新することが出来る。
【0092】以上のように、RGB各色の信号をそれぞ
れ単色のみ表示させるような信号に切り替える単色表示
部と、前記表示デバイスからの光出力を測光する測光装
置と、前記測光装置の出力から前記係数テーブルの係数
を演算する係数演算部と、前記単色表示部と前記係数演
算部とを制御する係数演算制御部とを備えた構成となっ
ていることにより、表示デバイスの特性に最適な色空間
変換が出来る行列演算の係数を得ることが出来る。
【0093】以上のように本実施の形態によれば、色空
間変換を行った場合でもある色が原色近傍で強く発色さ
れることを防止し違和感のない映像を表示することが出
来るという顕著な効果がある。またさらに、色空間変換
条件が変わっても、容易に変換マトリクスの微調整が可
能となり、或いは変換マトリクスの変換の定数を切り替
えて適切に色空間変換を行える、またさらに変換の定数
を最適なものに出来るという顕著な効果が得られる。
【0094】なお、本発明は、上述した本発明の画像表
示措置の全部または一部の手段(または、装置、素子、
回路、部等)の機能をコンピュータにより実行させるた
めのプログラムであって、コンピュータと協働して動作
するプログラムである。
【0095】また、本発明のプログラムを記録した、コ
ンピュータに読みとり可能な記録媒体も本発明に含まれ
る。
【0096】また、本発明のプログラムの一利用形態
は、コンピュータにより読み取り可能な記録媒体に記録
され、コンピュータと協働して動作する態様であっても
良い。
【0097】また、本発明のプログラムの一利用形態
は、伝送媒体中を伝送し、コンピュータにより読みとら
れ、コンピュータと協働して動作する態様であっても良
い。
【0098】記録媒体としては、ROM等が含まれ、伝
送媒体としては、インターネット等の伝送媒体、光・電
波・音波等が含まれる。
【0099】なお、以上説明した様に、本発明の構成
は、ソフトウェア的に実現しても良いし、ハードウェア
的に実現しても良い。
【0100】
【発明の効果】以上説明したところから明らかなよう
に、本発明は、色空間変換を行った場合でも表示された
色が原色近傍で強く発色されることを防止し、違和感の
ない映像を表示することができる画像表示装置、及びプ
ログラムを提供することが出来る。
【0101】また、本発明は、中間色の色調を微調整す
ることが出来る画像表示装置、及びプログラムを提供す
ることが出来る。
【0102】また、本発明は、3原色の規格値が異なっ
た映像信号が入力された場合や、表示する色温度を変更
した場合などでも、正確な色空間変換が出来る画像表示
装置、及びプログラムを提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における画像表示装置の
ブロック図
【図2】本発明の実施の形態1における修正レベル発生
部のブロック図
【図3】本発明の実施の形態2における変換マトリクス
回路の構成図
【図4】本発明の実施の形態2における調整部の構成図
【図5】本発明の実施の形態3における画像表示装置の
ブロック図
【図6】本発明の実施の形態4における画像表示装置の
ブロック図
【図7】従来の画像表示装置の一例のブロック図
【図8】従来の画像表示装置の変換マトリクス部のブロ
ック図
【符号の説明】
10 変換マトリクス回路 11 表示インターフェイス 12 表示デバイス 13 修正レベル発生部 14 極性判別部 15 信号データ切替回路 16 調整部 20 符号反転部 21 単色表示部 22 測光装置 23 係数演算制御部 24 係数演算部 25 係数テーブル部 26 係数選択部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 9/64 H04N 1/46 Z 5C082 Fターム(参考) 5B057 CA01 CA08 CA12 CA16 CB01 CB08 CB12 CB16 CC01 CE17 CH07 CH08 5C066 AA03 AA11 CA05 EA03 EA13 EB01 EE04 GA01 GA32 HA03 KA12 KE03 KE16 KG01 KM12 KM13 KM14 5C077 LL19 MP08 PP32 PP37 PP48 PQ12 PQ23 SS06 5C079 HB01 LA31 LB01 MA11 MA17 NA01 PA05 5C080 AA05 AA10 BB05 CC03 DD03 EE17 EE30 GG07 GG08 JJ02 5C082 AA01 AA02 AA03 BA34 BA39 BB01 BC16 CA12 CA81 CA84 DA87 MM10

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像を表示する表示手段と、 第1の色空間に基づいて色を表す映像信号のうち、色を
    表す色信号である第1の色信号が入力されてくると、そ
    の第1の色信号を前記表示手段が色を表示するために用
    いる色空間である第2の色空間に基づく色を表す信号で
    ある第2の色信号に変換する色空間変換手段と、 変換された前記第2の色信号で示す色を組み合わされて
    表す複数個の要素値のうち、少なくとも一つの要素値の
    値に応じて他の要素値の値を修正することによって前記
    第2の色信号を修正する色修正手段とを備え、 前記表示手段は、修正された前記第2の色信号に基づい
    て前記映像信号の映像の色を表示する画像表示装置。
  2. 【請求項2】 前記少なくとも一つの要素値の値に応じ
    て他の要素値の値を修正するとは、前記少なくとも一つ
    の要素値の値が所定の値より小さい場合、前記他の要素
    値の値を修正し、 前記少なくとも一つの要素値の値が所定の値以上である
    場合、前記他の要素値の値を修正しないことである請求
    項1記載の画像表示装置。
  3. 【請求項3】 前記色修正手段は、前記他の要素値の値
    を修正する際、前記少なくとも一つの要素値の値の前記
    所定の値に対する差の絶対値が大きいほど、前記他の要
    素値の値を修正する量を大きくする請求項2記載の画像
    表示装置。
  4. 【請求項4】 前記色変換手段は、前記第1の色信号に
    所定の変換行列を演算することによって、前記変換を行
    う請求項1記載の画像表示装置。
  5. 【請求項5】 映像を表示する表示手段と、 第1の色空間に基づいて色を表す映像信号のうち、色を
    表す色信号である第1の色信号が入力されてくると、そ
    の第1の色信号に対して行列演算を行うことによって、
    前記第1の色信号を前記表示手段が色を表示するために
    用いる色空間である第2の色空間に基づく色を表す信号
    である第2の色信号に変換する色空間変換手段と、 前記行列演算に用いられる変換行列の主対角線上の要素
    以外の少なくとも2つ以上の要素の値を可変することが
    出来る変換行列調整手段とを備え、 前記表示手段は、前記第2の色信号に基づいて前記映像
    信号の映像の色を表示する画像表示装置。
  6. 【請求項6】 前記変換行列調整手段は、前記少なくと
    も2つ以上の要素の値を可変する際、前記一方の要素の
    値を可変する量の符号を前記他方の要素の値を可変する
    量の符号とは逆にする請求項5記載の画像表示装置。
  7. 【請求項7】 映像を表示する表示手段と、 第1の色空間に基づいて色を表す映像信号のうち、色を
    表す色信号である第1の色信号が入力されてくると、そ
    の第1の色信号を前記表示手段が色を表示するために用
    いる色空間である第2の色空間に基づく色を表す信号で
    ある第2の色信号に行列演算することによって変換する
    色空間変換手段と、 前記行列演算に用いられる変換行列を選択する変換行列
    選択手段とを備え、 前記色空間変換手段は、選択された前記変換行列を用い
    て前記行列演算を行い、 前記表示手段は、前記第2の色信号に基づいて前記映像
    信号の映像の色を表示する画像表示装置。
  8. 【請求項8】 前記第2の色信号から、前記第2の色空
    間において色を表すために用いられる原色のうちの単色
    のみを表示させる第3の色信号を生成する単色表示手段
    と、 前記表示手段が表示した光出力を測光する測光手段と、 前記測光結果に基づいて、前記変換行列の要素の値を求
    める変換行列算出手段とを備え、 前記表示手段が前記第3の色信号に基づいて前記映像信
    号の色を表示した場合、前記測光手段は前記表示手段が
    表示した光出力を測光し、 前記変換行列算出手段は、前記測光結果に基づいて、前
    記変換行列の要素の値を求める請求項7記載の画像表示
    装置。
  9. 【請求項9】 前記第1の色空間は、入力されてくる前
    記映像信号の規格に応じたRGB空間であり、 前記第1の色信号は、前記映像信号の規格に応じたRG
    B空間に基づくRGB信号であり、 前記第2の色空間は、前記表示手段が色を表示するため
    に用いるR、G、及びBを三原色とするRGB空間であ
    り、 前記第2の色信号は、前記表示手段が色を表示するため
    に用いるR、G、及びBを三原色とするRGB空間に基
    づくRGB信号である請求項1〜8のいずれかに記載の
    画像表示装置。
  10. 【請求項10】 前記少なくとも一つの要素値とは、前
    記表示手段が色を表示するために用いるRGB空間にお
    けるRの値、またはGの値、またはBの値であり、 前記他の要素値とは、前記Rの値及び前記Gの値及び前
    記Bの値のうち、前記少なくとも一つの要素値以外の要
    素値である請求項1〜4のいずれかに記載の画像表示装
    置。
  11. 【請求項11】 請求項1記載の画像表装置の、映像を
    表示する表示手段と、 第1の色空間に基づいて色を表す映像信号のうち、色を
    表す色信号である第1の色信号が入力されてくると、そ
    の第1の色信号を前記表示手段が色を表示するために用
    いる色空間である第2の色空間に基づく色を表す信号で
    ある第2の色信号に変換する色空間変換手段と、 変換された前記第2の色信号で示す色を組み合わされて
    表す複数個の要素値のうち、少なくとも一つの要素値の
    値に応じて他の要素値の値を修正することによって前記
    第2の色信号を修正する色修正手段との全部または一部
    としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
  12. 【請求項12】 請求項5記載の画像表示装置の、映像
    を表示する表示手段と、 第1の色空間に基づいて色を表す映像信号のうち、色を
    表す色信号である第1の色信号が入力されてくると、そ
    の第1の色信号に対して行列演算を行うことによって、
    前記第1の色信号を前記表示手段が色を表示するために
    用いる色空間である第2の色空間に基づく色を表す信号
    である第2の色信号に変換する色空間変換手段と、 前記行列演算に用いられる変換行列の主対角線上の要素
    以外の少なくとも2つ以上の要素の値を可変することが
    出来る変換行列調整手段との全部または一部としてコン
    ピュータを機能させるためのプログラム。
  13. 【請求項13】 請求項7記載の画像表示装置の、映像
    を表示する表示手段と、 第1の色空間に基づいて色を表す映像信号のうち、色を
    表す色信号である第1の色信号が入力されてくると、そ
    の第1の色信号を前記表示手段が色を表示するために用
    いる色空間である第2の色空間に基づく色を表す信号で
    ある第2の色信号に行列演算することによって変換する
    色空間変換手段と、 前記行列演算に用いられる変換行列を選択する変換行列
    選択手段との全部または一部としてコンピュータを機能
    させるためのプログラム。
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CN100378796C (zh) * 2004-03-09 2008-04-02 奥林巴斯株式会社 显示控制装置及显示控制方法

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