JP2002229468A - 平板ディスプレーパネル用ガス排気装置及びその方法 - Google Patents

平板ディスプレーパネル用ガス排気装置及びその方法

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JP2002229468A
JP2002229468A JP2001019266A JP2001019266A JP2002229468A JP 2002229468 A JP2002229468 A JP 2002229468A JP 2001019266 A JP2001019266 A JP 2001019266A JP 2001019266 A JP2001019266 A JP 2001019266A JP 2002229468 A JP2002229468 A JP 2002229468A
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Zenu Park
善 宇 朴
Eikoku Ken
英 国 權
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    • H01J2209/00Apparatus and processes for manufacture of discharge tubes
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 平板ディスプレーパネルの内部と外部との圧
力差を利用して、パネルの内部に存在するガス成分を容
易に排気できるようになる平板ディスプレーパネル用ガ
ス排気装置及びその方法を提供する。 【解決手段】 PDP、LCD、FED、有機ELなど
のように上板と下板とから構成され、上板と下板との間
のガスを排気する工程を行う平板ディスプレーに適用さ
れ、不純ガスの放出がない赤外線(IR)ハロゲンヒー
ターを利用してパネルを排気に必要な温度で加熱し、そ
れぞれ分離された真空計を利用してチャンバーとパネル
内部の圧力差を発生させ、この時、パネル内部の圧力を
チャンバーの圧力より一定レベル高く設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は平板ディスプレー用
ガス排気装置に係り、特に上板と下板とから構成される
パネル間に存在する不純ガスを排気するにあたって、パ
ネル間の間隔が広がるようにパネルの外部圧力とパネル
の内部圧力を違えて設定してガスの排気コンダクタンス
を大きく確保することによって、パネル内部の不純ガス
を容易に排気できる平板ディスプレーパネル用ガス排気
装置及びそのガス排気方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、表示装置は人間と電子装置と
の情報交換のための重要なインターフェースにおいて、
情報化社会の発展に伴って人間の接することができる情
報量が膨大になるにつれこれを利用した情報化機器の多
様化が求められ、このような情報化機器の表示装置に関
する特性が重要視されている。また、既存のCRT(C
athode−Ray Tube)に比べて薄型化が可
能で、かつ軽くて画質も優れ、多様な付加機能が可能な
環境親和型のPDP、LCD、FED、有機EL等の平
板ディスプレーに対する研究が活発になされ、今まで表
示装置の主流であったCRTに代わる次世代ディスプレ
ーとして脚光を浴びている。
【0003】前記の平板ディスプレーは、各機能膜が積
層形成された上板と下板が互いに向かい合うように一定
間隔で接合されており、製造工程中において内部に存在
する不純ガスを除去する段階を経るものである。例え
ば、プラズマディスプレーパネル(以下、PDPと称す
る)の製造工程は、上部ガラスと下部ガラスに所定の電
極及び誘電体膜、隔壁などを設置する前工程と、前工程
後に上部ガラスと下部ガラスとを封着させ、所定のガス
を排気及び注入させて一枚のパネルを形成する後工程と
に大別される。
【0004】図1は従来のPDPの上部ガラスと下部ガ
ラスの前工程過程を説明するための図面である。図1に
おいて、上部ガラス10は透明電極11及びバス電極1
2が一面に形成され、この透明電極11及びバス電極1
2上には放電時に放電電流を制限して壁電荷の生成を容
易にする誘電層13が均一な厚さで形成され、この誘電
層13上には放電時に生ずるスパッタリングから前記透
明電極11とバス電極12及び誘電層13を保護するよ
うに酸化マグネシウム(MgO)保護膜14が蒸着形成
される。
【0005】また、図1において下部ガラス20は前記
上部ガラス10に形成された透明電極11及びバス電極
12と所定距離隔てて直交するようにアドレス電極21
を形成し、前記上部ガラス10と下部ガラス20との間
には前記アドレス電極21を複数の放電セルで分離して
セル間混色を防止して放電空間を確保することができる
ように隔壁22が配列形成され、前記アドレス電極21
上には蛍光体23が塗布形成される。すなわち、図1に
図示されている通りの上部ガラス10と下部ガラス20
を各々形成することによって、プラズマディスプレーパ
ネルの前工程を終了するようになる。
【0006】次に、図2を参照してPDPの後工程を説
明する。まず、後工程では図1に示されているような下
部ガラス20の上面縁部に所定のフリットガラス30を
塗布して図1のような上部ガラス10を封着するように
なる。この時、下部ガラス20に形成された隔壁22に
より所定のセル(言わば、放電セル)が形成されるが、
下部ガラス20と上部ガラス10との距離Haは約12
0〜140μmになり、下部ガラス20の蛍光体23と
上部ガラス10との距離Hbは約100μmになる。
【0007】一方、上部ガラス10と下部ガラス20の
封着工程が終了されれば、排気孔31に結合されたチッ
プ管33を介して隔壁22間に形成された放電セル32
に存在する不純ガス成分を排気するようになり、以後排
気孔31を介して真空状態の放電セル32に所定の放電
ガスを注入するようになる。そして、ガスの排気及び注
入のための排気孔31を封入処理することによって、後
工程を終了するようになる。ここで、前記ガス排気工程
は隔壁22間に形成された放電セル32に存する不純成
分を排気して真空状態に設定することであって、放電セ
ル32を通した排気経路Sは図3に示すように形成され
る。
【0008】しかし、図2に示した通り、上部ガラス1
0と下部ガラス20との距離Hbは約100μmであっ
て非常に微細な空間なので、図3のように形成される排
気経路を通した不純ガスの排気処理はその工程時間が延
びるという問題を引き起こす。また、かかる過程が例え
ば大気圧の熱風循環型の炉内でなされることにより温度
の上昇と冷却に長時間かかり、特にパネル内部固有の非
常に低い排気コンダクタンスによって不純ガスの排気に
長時間かかることにより生産性が低下され、エネルギー
消耗が多くなるという問題点がある。
【0009】ここで、前述した問題はPDPのみに限ら
れず、上板と下板とから構成されるパネル内部の不純ガ
スを処理する平板ディスプレーパネルの共通的な問題で
ある。前述した問題はPDPを含む平板ディスプレーパ
ネルの生産時間を遅らせて生産競争力を低下させる問題
が生じる。また、前記排気工程においては、微細な空間
を介して不純ガスの排気処理を行うことにより不純ガス
の排気が正しくなされない場合が生じ、この場合は平板
ディスプレーパネルの画質を劣化させる原因となる問題
点がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上の問題点
を解決するためになされたものであり、その目的は平板
ディスプレーパネルの外部圧力と内部圧力とを違えて設
定し、パネルの排気空間、すなわち排気コンダクタンス
が圧力差によって一層大きく確保された状態で排気工程
を行うことによって不純ガスの排気時間を短縮させると
共に、不純ガスの排気効率を向上できる平板ディスプレ
ーパネル用ガス排気装置及びその方法を提供することに
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めの本発明の第1観点にともなう平板ディスプレーパネ
ル用ガス排気方法は、平板ディスプレーパネル内部の不
純ガスを除去するための排気工程を行う平板ディスプレ
ーパネル用排気装置を利用した排気方法において、チャ
ンバー内部の圧力よりも、該チャンバー内部に位置する
平板ディスプレーパネル内部の圧力を高く設定した状態
で平板ディスプレーパネル内部の不純ガスを排気する工
程を備えることを特徴とする。
【0012】この時、前記平板ディスプレーパネル用ガ
ス排気方法は、チャンバー内部に位置する平板ディスプ
レーパネル内部に所定のガスを注入して平板ディスプレ
ーパネル内部の圧力を高く設定して不純ガスを排気する
工程を繰り返して行うことを特徴とする。
【0013】また、前記平板ディスプレーパネル用ガス
排気方法は、チャンバー内部に位置する平板ディスプレ
ーパネル内部に所定のガスを注入してチャンバー内部の
圧力よりパネル内部の圧力を一定レベル高く設定した状
態で平板ディスプレーパネル内部に一定速度で所定ガス
を注入しつつ一定速度でパネル内部の不純ガスを排気
し、チャンバー内部の圧力とパネル内部の圧力差が一定
時間の間一定レベルを維持するようにして排気工程を行
うことを特徴とする。
【0014】また、前述した目的を達成するための本発
明の第2観点にともなう平板ディスプレーパネル用ガス
排気装置は、排気工程を行うための平板ディスプレーパ
ネルを安着するための支持台を備えると共に、一側に第
1貫通孔及び前記平板ディスプレーパネルのチップ管と
結合された第2貫通孔を備えて構成されるチャンバー
と、前記チャンバーの第1貫通孔に結合されガス注入及
びガス排気を通したチャンバー内部の圧力を調節するた
めの第1圧力調節手段と、前記チャンバーの第2貫通孔
に結合されガス注入及びガス排気を通じ平板ディスプレ
ーパネル内部の圧力を調節するための第2圧力調節手
段、及び前記第1及び第2圧力調節手段を通じチャンバ
ー内部の圧力より平板ディスプレーパネル内部の圧力が
高くなるよう設定した状態で平板ディスプレーパネル内
部の不純ガス排気動作を行うように制御する制御手段と
を含んで構成されることを特徴とする。この時、前記平
板ディスプレーパネル用ガス排気装置は、チャンバー内
部に所定の排気温度を設定するための赤外線ハロゲンヒ
ーターを備えて構成されることを特徴とする。
【0015】また、本発明の第3観点にともなう平板デ
ィスプレーパネル用ガス排気装置は、下部ガラスに第1
及び第2排気孔が形成された平板ディスプレーパネル
と、排気工程を行うための平板ディスプレーパネルを安
着するための支持台を備えると共に、一側に第1貫通孔
及び前記平板ディスプレーパネルの第1及び第2排気孔
の第1及び第2チップ管と結合される第2及び第3貫通
孔を備えて構成されるチャンバーと、前記チャンバーの
第1貫通孔に結合されガス排気動作を通したチャンバー
内部の圧力を調節するための第1圧力調節手段と、前記
チャンバーの第2貫通孔に結合されガス排気動作を通し
た平板ディスプレーパネル内部の圧力を調節するための
第2圧力調節手段と、前記チャンバーの第3貫通孔に結
合されてガス注入動作を通した平板ディスプレーパネル
内部の圧力を調節するための第3圧力調節手段、及び前
記第1ないし第3圧力調節手段を通じチャンバー内部の
圧力より平板ディスプレーパネル内部の圧力を高く設定
した状態で平板ディスプレーパネル内部の不純ガス排気
動作を行うように制御する制御手段とを含んで構成され
ることを特徴とする。
【0016】すなわち、本発明によれば、チャンバー内
部の圧力より平板ディスプレーパネル内部の圧力を高く
設定して平板ディスプレーパネルの排気コンダクタンス
を大きく確保した状態で不純ガスの排気工程を行わせる
ことによって、排気時間が従来の排気時間に比べて短縮
され、排気工程後、内部に残存する不純ガスの確率を減
少させ、光学的及び電気的特性が良好な平板ディスプレ
ーパネルを得ることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図4
〜12に基づいて説明する。本発明に係る平板ディスプ
レーパネルとしては、平板ディスプレーパネルのうちP
DP(プラズマディスプレーパネル)の場合について記
載したものであり、本発明に係る平板ディスプレーパネ
ル用ガス排気装置及び方法は記載されていないが、上板
と下板とから構成される平板ディスプレーパネル、例え
ばLCD、FED、有機EL等に適用しても同様に実施
できるものである。
【0018】実施の形態1.図4は本発明の実施の形態
1による平板ディスプレーパネル、特にPDP用ガス排
気装置の構成を示した図である。図4において、本発明
に係るガス排気装置は、ガス排気工程段階のプラズマデ
ィスプレーパネル50を安着するための支持台101
と、真空雰囲気で発熱時不純ガスの放出がなく、プラズ
マディスプレーパネル50内部の構造物材料から不純物
の放出に必要な所定熱を発散するための赤外線(IR)
ハロゲンヒーター102を内部に備えて構成されると共
に、一面に第1及び第2貫通孔103、104が形成さ
れて構成されるチャンバー100と、このチャンバー1
00の第1貫通孔103に一体型で結合された第1管1
05と結合されチャンバー100内部の圧力を調節する
ための第1圧力調節手段110と、チャンバー100の
第2貫通孔104を介してプラズマディスプレーパネル
50のチップ管33(図2参照)と結合されプラズマデ
ィスプレーパネル50内部の圧力を調節するための第2
圧力調節手段120とを含んで構成される。
【0019】ここで、前記赤外線ハロゲンヒーター10
2は図4に示されている通り、プラズマディスプレーパ
ネル50が安着した上部に複数個のハロゲンヒータ10
2a〜102nが配列されるように構成され、この赤外
線ハロゲンヒーター102は所定電源部に印加される電
圧レベルによって発熱温度が調節されるように構成され
る。また、図4に示されている通り、本発明に係るガス
排気装置は、前記第1圧力調節手段110と第2圧力調
節手段120を制御してチャンバー100とプラズマデ
ィスプレーパネル50内部を排気すると共に、所定のガ
ス注入動作を行うように制御してチャンバー100とプ
ラズマディスプレーパネル50内部間の圧力差によるパ
ネル内部の排気空間、すなわち排気コンダクタンスを大
きく確保するように制御する制御装置130とを含んで
構成され、この時、前記制御装置130は、所定の情
報、例えば運用者により設定されるチャンバー及びパネ
ル内部の基準圧力と排気圧力比率情報を保存するための
所定メモリーと、チャンバー及びパネル内部の圧力を表
示するための所定表示手段を含んで構成され、運用者に
より設定された基準圧力情報に基づき第1及び第2圧力
調節手段110、120を通じ、ガス排気及びガス注入
動作を制御するようになる。
【0020】図5は図4に示した第1圧力調節手段11
0、第2圧力調節手段120の内部構成を機能的に分離
して表した機能ブロック図である。図5に示したよう
に、第1及び第2圧力調節手段110、120はガス排
気動作にともなう所定制御信号に応じてオープン/クロ
ーズされる第1バルブ111と、この第1バルブ111
と結合され、第1または第2貫通孔103、104を通
したガス排気動作を行うための排気ポンプ112、ガス
注入動作にともなう所定制御信号に応じてオープン/ク
ローズされる第2バルブ113、この第2バルブ113
と結合され第1または第2貫通孔103、104を通し
たガス注入動作を行うためのガスシリンダー114、及
び第1または第2貫通孔103、104を通した該当装
置、すなわちチャンバー100またはプラズマディスプ
レーパネル50内部の圧力を測定するための圧力測定器
115を含んで構成され、この時、前記ガスシリンダー
114には所定の洗浄ガス、例えばHe、Ar、Ne、
Xe、N2等の不活性ガスが貯蔵される。
【0021】次に、前述した構成よりなる装置の動作を
図4を参照しながら説明する。まず、前工程処理が完了
して上部ガラス51と下部ガラス52との間に所定のフ
リットガラス53が形成されたプラズマディスプレーパ
ネル50をチャンバー100内部の支持台101に位置
させた状態で、チャンバー100内部に備わった赤外線
ハロゲンヒーター102を制御してチャンバー100内
部の温度をプラズマディスプレーパネル50の封着に必
要な温度、例えば約300〜400℃になるようにす
る。すなわち、チャンバー100の内部を真空状態にし
た後、前記封着に求められる温度に設定して短時間に上
部ガラス51と下部ガラス52とを封着させる。そし
て、赤外線ハロゲンヒーター102を制御してチャンバ
ー100の内部の温度を所定の排気温度に冷却させる。
【0022】次に、チャンバー100の内部温度が排気
温度に冷却された状態で、制御装置130が第1及び第
2圧力調節手段110、120を制御して所定の排気動
作を行う。すなわち、制御手段130が第1圧力調節手
段110を通じチャンバー100内部の圧力を初期設定
された真空の圧力に維持させると共に、第2圧力調節手
段120を通じプラズマディスプレーパネル50の内部
に清浄な洗浄ガス、例えばHe、Ar、Ne、Xe、N
2のような不活性ガスが注入される。この時、制御手段
130は第2圧力調節手段120のガスシリンダー11
4及び第2バルブ113を制御してガスを注入するよう
になるが、プラズマディスプレーパネル50内部へのガ
ス注入時にはチャンバー100内部の圧力より高い圧力
で所定の洗浄ガスを注入するように制御する。
【0023】これに伴い、洗浄ガスの注入時、チャンバ
ー100の圧力よりプラズマディスプレーパネル50内
部の圧力が高く設定されることによって、図4に点線で
示した通り、プラズマディスプレーパネル50a自体が
所定レベル膨脹される。すなわち、プラズマディスプレ
ーパネル50それ自体の排気空間(μm単位)がより大
きい排気空間(mm単位)を形成する。
【0024】図4の点線で表示された通り、プラズマデ
ィスプレーパネル50aの排気空間が大きく確保された
状態で、制御装置130は運用者により予め設定された
圧力変化比率情報に基づき第1圧力調節手段110と第
2圧力調節手段120を通したガス排気動作を行う。こ
の時、第1及び第2圧力調節手段110、120を通し
たガス排気動作は図6に示したようになり、第1及び第
2圧力調節手段110、120の第1バルブ111及び
排気ポンプ112を制御してチャンバー100とプラズ
マディスプレーパネル50内部のガスを排気するが、周
期的に第2圧力調節手段120の第2バルブ113及び
ガスシリンダー114を制御して所定の洗浄ガスを高い
圧力で注入することによって、チャンバー100とプラ
ズマディスプレーパネル50の内部間に図6に示すよう
な所定レベルの圧力差(ΔP)を設定させた後、第2圧
力調節手段120を制御して排気動作を行う。すなわ
ち、パネルの排気空間を大きく確保した状態で排気動作
を行うように施す。
【0025】また、図7に示した通り、前記ガス排気動
作は第1及び第2圧力調節手段110、120を通じチ
ャンバー100とプラズマディスプレーパネル50の内
部間の圧力差(ΔP)が一定レベルになるように設定
し、所定時間の間その状態を維持した後、第2圧力調節
手段120を通じ不純ガスを排気するように実施でき
る。すなわち、図4に点線で示した通り、プラズマディ
スプレーパネル50aの排気コンダクタンスが大きく設
定された状態でチャンバー100とプラズマディスプレ
ーパネル50の内部間の圧力差(ΔP)状態を一定時間
維持して、プラズマディスプレーパネル50の隔壁間に
存在する不純ガスをプラズマディスプレーパネル50の
広まった排気領域へ誘導した後、第2圧力調節手段12
0を通じ不純ガス排気動作を行うようにして実施でき
る。
【0026】一方、制御装置130は前述した排気動作
を行うと同時に、第2圧力調節手段120の圧力測定器
115を周期的に確認して所定レベル、例えば10―6
〜10―7Torrになる場合、第1圧力調節手段11
0を通じて排気動作を終了し、第1圧力調節手段110
の第2バルブ113及びガスシリンダー113を制御し
てチャンバー100に所定のガスを注入することによっ
て、チャンバー100を大気圧状態に設定する。
【0027】引き続き、チャンバー100の内部圧力が
大気圧の状態で制御装置130は第2圧力調節手段12
0を通した排気動作を行い続けながら、チャンバー10
0の内部に設けられた赤外線ハロゲンヒーター102を
調節してチャンバー100の内部を常温に設定する。そ
の後、制御装置130は第2圧力調節手段120の第2
バルブ113及びガスシリンダー114を制御してプラ
ズマディスプレーパネル50の内部に放電に求められる
所定の放電ガス、例えばXe、Ne、He、Ar等の混
合ガスを注入して、チップ管33を封止することにより
ガス排気及び注入工程が仕上げられる。
【0028】一方、前述した平板ディスプレーパネル用
ガス排気装置及びそのガス排気方法は、図8及び図9に
示した通り、大量生産システムに適用され実施できる。
すなわち、図8に示すように、図4に示したようなチャ
ンバー210(210a〜210n)を複数個備えて置
き、複数のチャンバー210の各第1貫通孔と結合され
る第1圧力調節手段220と、複数のチャンバー210
の各第2貫通孔と結合される第2圧力調節手段230、
第1及び第2圧力調節手段220、230を通じ図6及
び図7のような排気動作を行うように制御する制御手段
200を備えて構成できる。すなわち、平板ディスプレ
ーパネルが備わった複数のチャンバーを通じ大量の平板
ディスプレーパネルの不純ガス排気工程を容易に行え
る。
【0029】また、図9に示すように、一つのチャンバ
ー310に複数個の平板ディスプレーパネル50(50
a〜50n)を具備して置き、チャンバー310の第1
貫通孔と結合される第1圧力調節手段320と平板ディ
スプレーパネル50の内部圧力を調節するための第2圧
力調節手段330、複数の平板ディスプレーパネル50
の各第2貫通孔及び前記第2圧力調節手段330と結合
され、第2圧力調節手段330から印加されるガスを複
数の平板ディスプレーパネル50に同一に注入すると共
に、第2圧力調節手段330からの制御に基づき複数の
平板ディスプレーパネル50内部の不純ガスを排気する
マニフォールド340、前記第1及び第2圧力調節手段
320、330を通じ図6及び図7と同じ排気動作を行
うように制御する制御装置300を備えて構成できる。
すなわち、一つのチャンバーに複数の平板ディスプレー
パネルを設置して大量の平板ディスプレーパネルの不純
ガス排気工程を容易に行える。
【0030】実施の形態2.図10は本発明の実施の形
態2による平板ディスプレーパネル50のガス排気装置
の構成を示した図面であって、図4に示した装置と同一
な部分に対しては同じ参照番号を付し、その詳細な説明
は省略する。
【0031】図10に示した通り、本発明に係る平板デ
ィスプレーパネル用ガス排気装置は、下部ガラスに第2
排気孔610がさらに形成され構成される平板ディスプ
レーパネル600と、支持台101に位置した平板ディ
スプレーパネル600の第2排気孔610に結合された
所定管521を外部に貫通させるための第3貫通孔51
0が形成され構成されるチャンバー500、前記チャン
バー500の第3貫通孔510を通じパネルの第2排気
孔610と結合されると共に、所定管522を介してチ
ャンバー500の第1貫通孔103と結合され前記チャ
ンバー500、及び平板ディスプレーパネル600の内
部に所定の圧力レベルでガス注入動作を行う第3圧力調
節手段520、及び前記第1、第2ないし第3圧力調節
手段110,120,520を通じチャンバー500及
び平板ディスプレーパネル600の圧力を調節するため
の制御装置530を含んで構成される。
【0032】ここで、前記第1,2ないし第3圧力調節
手段110、120、520の内部構成は図11に示し
た通りである。すなわち、第1及び第2圧力調節手段1
10、120は第1及び第2貫通孔103、104に結
合され所定のガス排気動作を行うための第1バルブ11
1及び排気ポンプ112、チャンバー500または平板
ディスプレーパネル600の圧力を測定するための圧力
測定器115を含んで構成される。そして、第3圧力調
節手段520は所定の洗浄ガスが保存されるガスシリン
ダー523と、チャンバー500の第3貫通孔510と
結合され平板ディスプレーパネル600へのガス注入動
作にともなう所定制御信号に基づきオープン/クローズ
される第2バルブ524、及びチャンバー500の第1
貫通孔103と結合されチャンバー500内部のガス注
入動作にともなう所定制御信号に基づきオープン/クロ
ーズされる第3バルブ525とを含んで構成される。
【0033】一方、図10において前記制御装置530
は、図6及び図7に示したようなプロファイルにともな
う平板ディスプレーパネル600の不純ガス排気動作を
行う。すなわち、制御装置530は、第1圧力調節手段
110の第1バルブ111を制御してチャンバー500
の内部圧力を一定レベルに維持させながら、第2圧力調
節手段120を通したパネル内部の不純ガス排気動作
と、第3圧力調節手段520の第2バルブ524を通じ
て平板ディスプレーパネル600内部へのガス注入動作
を反復するように制御する。この時、前記制御装置53
0は第3圧力調節手段520を通じ平板ディスプレーパ
ネル600内部へのガス注入を制御するにあたって、図
6に示すようにチャンバー500の内部圧力より平板デ
ィスプレーパネル600の内部圧力が一定レベル(Δ
P)高くなるようにガス注入を制御する。
【0034】また、制御装置530は、第1圧力調節手
段110の第1バルブ111を制御してチャンバー50
0の内部圧力を初期設定された圧力に維持しながら、第
3圧力調節手段520の第2バルブ524を制御して平
板ディスプレーパネル600内部に所定の洗浄ガスを注
入してチャンバー500の内部圧力より平板ディスプレ
ーパネル600の内部圧力が一定レベル(ΔP)高くな
るよう制御する。
【0035】その後、第3圧力調節手段520の第2バ
ルブ524を制御して平板ディスプレーパネル600の
内部に洗浄ガスを一定の圧力レベルを維持するように制
御して注入するが、同時に一定の圧力レベルを維持する
ように排気動作を行ってチャンバー500の内部と平板
ディスプレーパネル600内部の一定圧力差(ΔP)を
一定時間維持させて排気動作を行い、一定時間経過後第
3圧力調節手段520を制御して洗浄ガス注入を中止さ
せ第2圧力調節手段120を制御してパネル内部のガス
排気動作を行うように実施できる。
【0036】すなわち、図7に示すように、平板ディス
プレーパネル600の内部へのガス注入と排気を同時に
行ってチャンバー500の内部と平板ディスプレーパネ
ル600内部の圧力差(ΔP)を維持した後、一定時間
平板ディスプレーパネル600内部の不純ガスを排気す
る過程を繰り返して行うことにより、パネル内部のガス
排気動作を行うことが可能である。
【0037】一方、前記図10に示されたディスプレー
パネル用ガス排気装置は、図12に示したような方式で
排気工程を行える。すなわち、図10の点線で示された
通り、チャンバー500の内部の圧力より平板ディスプ
レーパネル600内部の圧力を高く設定して平板ディス
プレーパネル600aの排気コンダクタンスを大きく設
定した状態で、制御装置530は第2圧力調節手段12
0を通じ平板ディスプレーパネル600a内部の不純ガ
スを所定圧力レベルに連続排気するように制御すると共
に、第3圧力調節手段520を通じ平板ディスプレーパ
ネル600a内部に所定の洗浄ガスを所定圧力レベルに
連続注入するように制御するが、平板ディスプレーパネ
ル600aの不純ガス排気圧力レベルと洗浄ガス注入圧
力レベルを同一に設定してチャンバー500と平板ディ
スプレーパネル600a間の初期圧力差(ΔP)を維持
しつつ連続的な不純ガスの排気動作を行うようにするこ
とができる。
【0038】また、前記実施の形態2にともなう平板デ
ィスプレーパネル用ガス排気装置は、図8及び図9に示
したような大型化システムに適用して実施できる。すな
わち、本発明によれば、熱源として赤外線ハロゲンヒー
ターを使用してチャンバー内部の圧力を真空状態に設定
し、平板ディスプレーパネル内部の圧力より一定レベル
低く維持することによって、パネルの排気コンダクタン
スを大きくし、この状態でパネル内部に存する不純ガス
の排気動作を行うことができる。
【0039】
【発明の効果】以上述べた通り、本発明によればチャン
バーの内部圧力より平板ディスプレーパネルの内部圧力
を高く設定し、平板ディスプレーパネルの排気コンダク
タンスを大きく確保した状態で不純ガスの排気工程を行
わせることにより、排気時間が従来の排気時間に比べて
短縮されることは勿論、排気工程後内部に残存する不純
ガスの確率を減少させ、光学的及び電気的特性が良好な
平板ディスプレーパネルを得られる。一方、本発明は前
記実施例に限らず、本発明の技術的思想を逸脱しない範
囲内で多様に変形実施することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のプラズマディスプレーパネルの前工程過
程を説明するための図面である。
【図2】従来のプラズマディスプレーパネルの後工程過
程を説明するための図面である。
【図3】従来のプラズマディスプレーパネルのガス排気
工程時のガス排気経路を表した図面である。
【図4】本発明の実施の形態1にともなう平板ディスプ
レーパネル用ガス排気装置の構成を表した図面である。
【図5】図4に示した第1及び第2圧力調節手段11
0、120の内部構成を機能的に分離して表した機能ブ
ロック図である。
【図6】本発明に係るガス排気方法において、チャンバ
ーの内部圧力を一定レベルに維持させながら、パネル内
部のガス排気とガス注入を反復しするように制御する時
のパネル内部圧を説明するための図面である。
【図7】本発明に係るガス排気方法において、チャンバ
ーの内部圧力を初期設定された圧力に維持しながらパネ
ルの内部圧力がチャンバーの内部圧力よりも一定レベル
高くなるようにガス注入を制御する時のパネル内部圧を
説明するための図面である。
【図8】本発明の実施の形態1にともなう平板ディスプ
レーパネル用ガス排気装置を大量生産システムに適用
し、複数のチャンバーを備えた例を概略的に表した図面
である。
【図9】本発明の実施の形態1にともなう平板ディスプ
レーパネル用ガス排気装置を大量生産システムに適用
し、1つのチャンバーに複数の平板ディスプレーパネル
を備えた例を概略的に表した図面である。
【図10】本発明の実施の形態2にともなう平板ディス
プレーパネル用ガス排気装置の構成を概略的に示した図
面である。
【図11】図10に示された第1、第2ないし第3圧力
調節手段110、120、520の内部構成を機能的に
分離して示した機能ブロック図である。
【図12】図10に示された装置を利用したガス排気方
法を説明するための図面である。
【符号の説明】 33 チップ管 50 プラズマディスプレーパネル 50a〜50n プラズマディスプレーパネル 51 上部ガラス 52 下部ガラス 53 フリットガラス 100 チャンバー 101 支持台 102 ハロゲンヒーター 102a〜102n ハロゲンヒーター 100 チャンバー 111 第1バルブ 112 排気ポンプ 113 第2バルブ 114 ガスシリンダー 115 圧力測定器 103 第1貫通孔 104 第2貫通孔 105 第1管 110 第1圧力調節手段 120 第2圧力調節手段 130 制御装置 200 制御手段 210、310 チャンバー 210a〜210n チャンバー 220、320 第1圧力調節手段 230、330 第2圧力調節手段 300、530 制御装置 340 マニフォールド 500 チャンバー 510 第3貫通孔 520 第3圧力調節手段 521、522 所定管 523 ガスシリンダー 524 第2バルブ 525 第3バルブ 600、600a 平板ディスプレーパネル 610 第2排気孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3K007 AB11 AB18 BB04 EB00 FA03 5C012 AA05 AA09 PP01 PP08 5C040 FA01 GB03 GB14 HA05 MA23 5G435 AA14 AA17 BB05 BB06 BB12 KK05 KK10

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平板ディスプレーパネルの内部の不純ガ
    スを除去するための排気工程を行う平板ディスプレーパ
    ネル用排気装置を利用した排気方法において、 チャンバー内部の圧力よりも、該チャンバー内部に位置
    する平板ディスプレーパネル内部の圧力を高く設定した
    状態で平板ディスプレーパネル内部の不純ガスを排気す
    る工程を備えることを特徴とする平板ディスプレーパネ
    ル用ガス排気方法。
  2. 【請求項2】 前記チャンバー内部の圧力を初期圧力レ
    ベルと設定した状態で、平板ディスプレーパネル内部に
    高い圧力で所定の不活性ガスを注入して平板ディスプレ
    ーパネル内部の圧力をチャンバー内部の圧力より高く設
    定することを特徴とする請求項1に記載の平板ディスプ
    レーパネル用ガス排気方法。
  3. 【請求項3】 前記不純ガスの排気工程時、パネル内部
    に所定ガスを注入してパネル内部圧力を高める過程と、
    パネル内部の不純ガスを排気する過程とを繰り返して行
    うことを特徴とする請求項1に記載の平板ディスプレー
    パネル用ガス排気方法。
  4. 【請求項4】 前記パネルの内部圧力を高め、チャンバ
    ーの内部圧力より所定レベル高い圧力を一定時間維持し
    た後、前記不純ガス排気動作を行うことを特徴とする請
    求項3に記載の平板ディスプレーパネル用ガス排気方
    法。
  5. 【請求項5】 前記ガス排気工程はチャンバーと平板デ
    ィスプレーパネル内部との圧力差を一定に維持しつつ不
    純ガスを連続排気することを特徴とする請求項1に記載
    の平板ディスプレーパネル用ガス排気方法。
  6. 【請求項6】 前記ガス排気工程はチャンバーの圧力よ
    りパネル内部の圧力を高く設定した状態でパネル内部に
    所定ガスを第1圧力割合で注入すると共に、 パネル内部のガスを第1圧力割合で排気することを特徴
    とする請求項5に記載の平板ディスプレーパネル用ガス
    排気方法。
  7. 【請求項7】 前記平板ディスプレーパネルはプラズマ
    ディスプレーパネルであることを特徴とする請求項1に
    記載の平板ディスプレーパネル用ガス排気方法。
  8. 【請求項8】 前記平板ディスプレーパネルは液晶ディ
    スプレー装置であることを特徴とする請求項1に記載の
    平板ディスプレーパネル用ガス排気方法。
  9. 【請求項9】 前記平板ディスプレーパネルは電界放出
    素子(FED)であることを特徴とする請求項1に記載
    の平板ディスプレーパネル用ガス排気方法。
  10. 【請求項10】 前記平板ディスプレーパネルは有機電
    界発光装置(有機EL)であることを特徴とする請求項
    1に記載の平板ディスプレーパネル用ガス排気方法。
  11. 【請求項11】 排気工程を行うための平板ディスプレ
    ーパネルを安着するための支持台を備えると共に、一側
    に第1貫通孔及び前記平板ディスプレーパネルのチップ
    管と結合された第2貫通孔とを備えて構成されるチャン
    バーと、 前記チャンバーの第1貫通孔に結合され、ガス注入及び
    ガス排気を通じてチャンバー内部の圧力を調節するため
    の第1圧力調節手段と、 前記チャンバーの第2貫通孔に結合され、ガス注入及び
    ガス排気を通じて平板ディスプレーパネル内部の圧力を
    調節するための第2圧力調節手段と、 前記第1及び第2圧力調節手段を通じてチャンバー内部
    の圧力より平板ディスプレーパネル内部の圧力が高くな
    るように設定した状態で平板ディスプレーパネル内部の
    不純ガス排気動作を行うように制御する制御手段とから
    構成されることを特徴とする平板ディスプレーパネル用
    ガス排気装置。
  12. 【請求項12】 前記制御手段は前記排気動作を行うと
    きに、第2圧力調節手段を制御して平板ディスプレーパ
    ネル内部に所定のガスを注入する過程と、 平板ディスプレーパネル内部の不純ガスを排気する過程
    とを繰り返して行うように制御することを特徴とする請
    求項11に記載の平板ディスプレーパネル用ガス排気装
    置。
  13. 【請求項13】 前記平板ディスプレーパネル内部に注
    入されるガスは不活性ガスであることを特徴とする請求
    項12に記載の平板ディスプレーパネル用ガス排気装
    置。
  14. 【請求項14】 前記チャンバー内部には排気熱源とし
    て赤外線ハロゲンヒーターが備わることを特徴とする請
    求項11に記載の平板ディスプレーパネル用ガス排気装
    置。
  15. 【請求項15】 前記第1及び第2圧力調節手段は、前
    記制御手段から印加される所定制御信号に応じてガス排
    気を行なう排気ポンプと、 該排気ポンプと結合され、前記制御手段から印加される
    制御信号に応じてオープン/クローズされる第1バルブ
    と、 前記制御手段から印加される所定制御信号に応じてガス
    注入を行なうガスシリンダーと、 該ガスシリンダーと結合され、前記制御手段から印加さ
    れる制御信号に応じてオープン/クローズされる第2バ
    ルブと、 所定の圧力測定を行なうための圧力測定器とを備えて構
    成され、前記第1バルブと第2バルブ、及び圧力測定器
    は前記チャンバーの第1または第2貫通孔と結合される
    ことを特徴とする請求項11に記載の平板ディスプレー
    パネル用ガス排気装置。
  16. 【請求項16】 平板ディスプレーパネルの安着された
    チャンバーが複数個備わり、前記第1圧力調節手段が複
    数のチャンバーの各第1貫通孔と結合され、前記第2圧
    力調節手段は複数のチャンバーの各第2貫通孔を介して
    平板ディスプレーパネルと結合されるように構成される
    ことを特徴とする請求項11に記載の平板ディスプレー
    パネル用ガス排気装置。
  17. 【請求項17】 前記チャンバー内部に複数個の平板デ
    ィスプレーパネルを備え、 前記第1圧力調節手段はチャンバーの第1貫通孔と結合
    され、前記第2圧力調節手段はチャンバーの第2貫通孔
    を介して複数の平板ディスプレーパネルと一対一対応す
    るように結合構成されることを特徴とする請求項11に
    記載の平板ディスプレーパネル用ガス排気装置。
  18. 【請求項18】 前記平板ディスプレーパネルはプラズ
    マプディスプレーパネル(PDP)であることを特徴と
    する請求項11に記載の平板ディスプレーパネル用ガス
    排気装置。
  19. 【請求項19】 前記平板ディスプレーパネルは液晶デ
    ィスプレー装置(LCD)であることを特徴とする請求
    項11に記載の平板ディスプレーパネル用ガス排気装
    置。
  20. 【請求項20】 前記平板ディスプレーパネルは電界放
    出素子(FED)であることを特徴とする請求項11に
    記載の平板ディスプレーパネル用ガス排気装置。
  21. 【請求項21】 前記平板ディスプレーパネルは有機電
    界発光装置(有機EL)であることを特徴とする請求項
    11に記載の平板ディスプレーパネル用ガス排気装置。
  22. 【請求項22】 下部ガラスに第1及び第2排気孔が形
    成された平板ディスプレーパネルと、 排気工程を行うための平板ディスプレーパネルを安着す
    るための支持台を備えると共に、一側に第1貫通孔及び
    前記平板ディスプレーパネルの第1及び第2排気孔の第
    1及び第2チップ管と結合される第2及び第3貫通孔を
    備えて構成されるチャンバーと、 前記チャンバーの第1貫通孔に結合されガス排気動作を
    通じてチャンバー内部の圧力を調節するための第1圧力
    調節手段と、 前記チャンバーの第2貫通孔に結合されガス排気動作を
    通じて平板ディスプレーパネル内部の圧力を調節するた
    めの第2圧力調節手段と、 前記チャンバーの第3貫通孔に結合されガス注入動作を
    通じて平板ディスプレーパネル内部の圧力を調節するた
    めの第3圧力調節手段と、 前記第1ないし第3圧力調節手段を通じ、チャンバー内
    部の圧力より平板ディスプレーパネル内部の圧力を高く
    設定した状態で平板ディスプレーパネル内部の不純ガス
    排気動作を行うように制御する制御手段とを含んで構成
    されることを特徴とする平板ディスプレーパネル用ガス
    排気装置。
  23. 【請求項23】 前記第3圧力調節手段を通じ平板ディ
    スプレーパネルに注入されるガスは不活性ガスであるこ
    とを特徴とする請求項22に記載の平板ディスプレーパ
    ネル用ガス排気装置。
  24. 【請求項24】 前記制御手段はチャンバーとパネル内
    部との圧力レベル差が出るように制御した後、所定時間
    第3圧力調節手段を通じ、パネル内部に第1圧力割合の
    ガス注入を行うように制御しつつ第2圧力調節手段を通
    じ、パネル内部のガスを第1圧力割合で排気するように
    制御した後、所定時間第3圧力調節手段を通じパネル内
    部へのガス注入を中止するように制御する動作を繰り返
    して行うことを特徴とする請求項22に記載の平板ディ
    スプレーパネル用ガス排気装置。
  25. 【請求項25】 前記制御手段は第3圧力調節手段の平
    板ディスプレーパネルへのガス注入制御を通じ設定され
    た平板ディスプレーパネルの圧力レベルを一定時間維持
    するように制御することを特徴とする請求項24に記載
    の平板ディスプレーパネル用ガス排気装置。
  26. 【請求項26】 前記制御手段は第1ないし第3圧力調
    節手段を通じチャンバー内部の圧力より平板ディスプレ
    ーパネル内部の圧力を一定レベル高く設定した後、第2
    圧力調節手段を通じ第1圧力レベルで平板ディスプレー
    パネル内部の不純ガスを排気しつつ、第3圧力調節手段
    を通じ第1圧力レベルで平板ディスプレーパネル内部に
    所定ガスを注入するように制御することを特徴とする請
    求項22に記載の平板ディスプレー パネル用ガス排気
    装置。
  27. 【請求項27】 前記平板ディスプレーパネルはプラズ
    マディスプレーパネル(PDP)であることを特徴とす
    る請求項22に記載の平板ディスプレーパネル用ガス排
    気装置。
  28. 【請求項28】 前記平板ディスプレーパネルは液晶デ
    ィスプレー装置(LCD)であることを特徴とする請求
    項22に記載の平板ディスプレーパネル用ガス排気装
    置。
  29. 【請求項29】 前記平板ディスプレーパネルは電界放
    出素子(FED)であることを特徴とする請求項22に
    記載の平板ディスプレーパネル用ガス排気装置。
  30. 【請求項30】 前記平板ディスプレーパネルは有機電
    界発光装置(有機EL)であることを特徴とする請求項
    22に記載の平板ディスプレーパネル用ガス排気装置。
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