JP2002229369A - 定着装置 - Google Patents

定着装置

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JP2002229369A
JP2002229369A JP2001022778A JP2001022778A JP2002229369A JP 2002229369 A JP2002229369 A JP 2002229369A JP 2001022778 A JP2001022778 A JP 2001022778A JP 2001022778 A JP2001022778 A JP 2001022778A JP 2002229369 A JP2002229369 A JP 2002229369A
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JP
Japan
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oil
belt
roller
fixing
image
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Pending
Application number
JP2001022778A
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English (en)
Inventor
Toshiji Hachisuga
利治 蜂須賀
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、オイルパットを用いた場合オイ
ルの残量を検知することができないという課題を解決し
ようとするものである。 【解決手段】 この発明は、回転する定着部材61の表
面にオイル塗布手段116によりオイルを塗布する定着
装置において、定着部材61の表面に当接して定着部材
61に対して連れ回りし、定着部材61表面のオイル量
が多いと定着部材61に対してスリップして回転しない
オイル検知用回転部材120を備え、このオイル検知用
回転部材120の回転状態から定着部材61表面のオイ
ル量を検知するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機,プリン
タ,ファクシミリ等の画像形成装置に用いられ、定着部
材にオイルを塗布するオイル塗布手段を有する定着装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置に用いられる定着装
置は、定着ローラや定着ベルトからなる定着部材にオイ
ル塗布装置によりオイルを塗布している。このオイル塗
布装置は、図7(a)に示すようにオイルタンク101
内のオイル102をオイル塗布部により定着部材に塗布
し、オイルタンク101内のオイル102の残量を光学
センサ103により検知している。図7(b)に示すよ
うにオイルタンク101内のオイル102の液面が所定
の高さより下がると、これを光学センサ103が検知し
てオイルエンド信号を出力する。
【0003】ところが、最近、オイル塗布装置は、図8
に示すように、オイルをしみ込ませて保持させたオイル
保持用わた104と、定着部材にオイルを塗布するオイ
ル塗布部材105と、オイル保持用わた104の保持し
ているオイルをオイル塗布部材105へ転送するオイル
転送用フェルト106とにより構成されたもの(以下オ
イルパットという)が採用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記オイルパットは、
オイルがオイル保持用わた104にしみ込んでいるた
め、オイルの液面検知ができず、オイルの残量を検知す
ることができない。このため、定着部材上のオイル量が
不足した時に定着部材に対するオイル塗布不足によりオ
フセット画像の発生等の不具合が発生してしまう。本発
明は、定着部材上のオイル量を検知することができる定
着装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、回転する定着部材の表面に
オイル塗布手段によりオイルを塗布する定着装置におい
て、前記定着部材の表面に当接して前記定着部材に対し
て連れ回りし、前記定着部材表面のオイル量が多いと前
記定着部材に対してスリップして回転しないオイル検知
用回転部材を備え、このオイル検知用回転部材の回転状
態から前記定着部材表面のオイル量を検知するものであ
る。
【0006】請求項2に係る発明は、請求項1記載の定
着装置において、前記オイル検知用回転部材に接触する
ブレーキ部材を備え、このブレーキ部材の前記オイル検
知用回転部材に対する押圧力により、前記オイル検知用
回転部材がスリップする前記定着部材表面のオイル量が
変化するものである。
【0007】請求項3に係る発明は、請求項1または2
記載の定着装置において、前記オイル塗布手段は前記定
着部材にオイルを塗布するオイル塗布ローラを有し、前
記オイル検知用回転部材が前記オイル塗布ローラを兼ね
たものである。
【0008】請求項4に係る発明は、請求項3記載の定
着装置において、前記オイル塗布手段は前記オイル検知
用回転部材にオイルを供給するオイル供給部材を有し、
前記ブレーキ部材が前記オイル供給部材を兼ねたもので
ある。
【0009】請求項5に係る発明は、請求項1〜4のい
ずれか1つに記載の定着装置において、前記オイル検知
用回転部材が一定時間回転し続けた場合にオイル切れで
あると判断し、ユーザにオイルの補充を促すメッセージ
を報知するものである。
【0010】
【発明の実施の形態】図2は画像形成装置としての電子
写真式カラープリンタの一例を示す。このカラープリン
タ1は、感光体ユニット10、露光手段としての書き込
み光学ユニット20、現像手段としての現像ユニット3
0、中間転写ユニット40、転写手段としての2次転写
ユニット50、定着装置60、両面印刷用紙反転ユニッ
ト70等で構成され、黒(以下、Kという)、シアン
(以下、Cという)、マゼンタ(以下、Mという)、イ
エロー(以下、Yという)各色の画像を感光体ユニット
10における像担持体としての感光体(ここでは感光体
ベルト)11上に順次に形成し、これらを重ね合わせて
最終的な4色フルカラー画像を形成する。
【0011】感光体ベルト11の周りには、感光体クリ
ーニング装置12、帯電手段としての帯電ローラ13、
現像ユニット30の選択された現像器、中間転写ユニッ
ト40の中間転写体(ここでは中間転写ベルト)41な
どが配置されている。感光体ベルト11は、駆動ローラ
14、1次転写対向ローラ15、張架ローラ16に張架
され、図示しない駆動モータによって駆動ローラ14が
回転駆動されることにより矢印Aの時計方向に回転す
る。なお、感光体ベルト11としてつなぎ目のあるもの
を用いる場合には、感光体ベルト11端部の非画像形成
領域につなぎ目マークを設け、このマークを図示しない
センサにより検出し、その検出信号により感光体ベルト
11上にはそのつなぎ目を避けて画像形成を行う。
【0012】帯電ローラ13は、図示しない電源から帯
電バイアスが印加され、感光体ベルト11の表面を一様
に帯電させる。感光体ベルト11は、帯電ローラ13に
より一様に帯電された後に、書き込み光学ユニット20
による書き込みで静電線像が形成される。書き込み光学
ユニット20は、K、C、M、Y各色の画像データを順
次に光信号に変換して感光体ベルト11上に各色画像に
対応した光書き込みを行い、感光体ベルト11上に静電
潜像を形成する。この書き込み光学ユニット20は、光
源としての半導体レーザ21と、図示しないレーザ発光
駆動制御部と、ポリゴンミラー22と、3つの反射ミラ
ー23a、23b、23cなどで構成されている。半導
体レーザ21はレーザー発光駆動制御部によりK、C、
M、Y各色の画像データにより順次に駆動されて各色の
画像データで変調されたレーザ光を出射し、このレーザ
光はポリゴンミラー22により主走査方向に偏向走査さ
れて反射ミラー23a、23b、23cを経由し感光体
ベルト11に照射される。
【0013】現像ユニット30は、K現像器31K、C
現像器31C、M現像器31M、Y現像器31Yと、各
現像器31K、31C、31M、31Yを図中左右方向
に移動させて感光体ベルト11に対して接離させる図示
しない接離機構などで構成されている。各現像器31
K、31C、31M、31Yは、それぞれ、感光体ベル
ト11表面の静電潜像を現像するために現像剤を表面に
担持して回転する現像スリーブ32K、32C、32
M、32Yと、現像剤を汲み上げて撹拌するために回転
する現像剤パドル33K、33C、33M、33Yと、
現像剤を収容する現像剤収容ケース34K、34C、3
4M、34Yなどで構成されている。
【0014】これらの各現像剤収容ケース34K、C、
M、Yには、現像剤としてK、C、M、Y各色のトナー
からなる一成分現像剤がそれぞれ収容されている。この
例では、装置本体下側から順にKトナーを収容したK現
像器31K、Cトナーを収容したC現像器31C、Mト
ナーを収容したM現像器31M、Yトナーを収容したY
現像器31Yが配置されている。各現像器31K、31
C、31M、31Y内のトナーは所定の極性に帯電さ
れ、また、各現像スリーブ32K、32C、32M、3
2Yは図示しない現像バイアス電源によって現像バイア
スが印加されて感光体ベルト11に対して所定の電位に
バイアスされている。
【0015】上記接離機構は、図示しないモータから各
現像器31K、31C、31M、31Yに駆動力を伝達
するための図示しない電磁クラッチがオンになると、そ
の駆動力で現像剤収容ケース34K、34C、34M、
34Yを感光体ベルト11側(図中右側)に移動させる
ようになっている。現像時には各現像器31K、31
C、31M、31Yのうち選択されたいずれか一つの現
像器が移動して感光体ベルト11に当接する。一方、上
記電磁クラッチをオフにして現像器への駆動力伝達を解
除すると、感光体ベルト11に当接していた現像器が感
光体ベルト11から離間する方向(図中左側)に移動す
る。
【0016】カラープリンタ1の待機状態では、現像ユ
ニット30はいずれの現像器31K、31C、31M、
31Yも感光体ベルト11と離間した位置にセットされ
ており、プリント動作が開始されると、各色の画像デー
タに基づき書き込み光学ユニット20による光書き込
み、静電潜像形成が始まる。以下、K画像データによる
静電潜像はK静電潜像という。C画像データによる静電
潜像、M画像データによる静電潜像、Y画像データによ
る静電潜像についてもそれぞれC静電潜像、M静電潜
像、Y静電潜像という。
【0017】K現像器31Kは、感光体ベルト11上の
K静電潜像の先端部から現像可能とすべくK現像位置に
K静電潜像先端部が到達する前に、K現像スリーブ32
Kが回転を開始してK静電潜像をKトナーで現像する。
そして、以後、感光体ベルト11上のK静電潜像領域の
現像動作を続けるが、感光体ベルト11上のK静電潜像
後端部がK現像位置を通過した時点で、K現像器31K
が感光体ベルト11から離間し、速やかに次の色の現像
器が感光体ベルト11に当接する。これは少なくとも、
次の画像データによる静電潜像先端部が現像位置に到達
する前に完了する。
【0018】他の現像器31C、31M、31Yも、そ
れぞれ、感光体ベルト11上のC静電潜像の先端部、M
静電潜像の先端部、Y静電潜像の先端部から現像可能と
すべくC現像位置、M現像位置、Y現像位置にC静電潜
像先端部、M静電潜像先端部、Y静電潜像先端部が到達
する前に、C現像スリーブ32C、M現像スリーブ32
M、Y現像スリーブ32Yが回転を開始してC静電潜
像、M静電潜像、Y静電潜像をCトナー、Mトナー、Y
トナーで現像する。
【0019】そして、以後、感光体ベルト11上のC静
電潜像領域、M静電潜像領域、Y静電潜像領域の現像動
作を続けるが、感光体ベルト11上のC静電潜像後端
部、M静電潜像後端部、Y静電潜像後端部がC現像位
置、M現像位置、Y現像位置を通過した時点で、C現像
器31C、M現像器31M、Y現像器31Yが感光体ベ
ルト11から離間し、速やかに次の色の現像器が感光体
ベルト11に当接する。これは少なくとも、次の画像デ
ータによる静電潜像先端部が現像位置に到達する前に完
了する。
【0020】中間転写ユニット40は、中間転写ベルト
41、ベルトクリーニング装置42、位置検出用センサ
43などで構成されている。中間転写ベルト41は駆動
ローラ44、1次転写ローラ45、2次転写対向ローラ
46、クリーニング対向ローラ47及びテンションロー
ラ48に張架されており、図示しない駆動モータにより
矢印B方向に駆動される。中間転写ベルト41端部の非
画像形成領域には図示しない複数の位置検出用マークが
設けられており、これらの位置検出用マークのうちのい
ずれか一つ(画像形成動作開始時に位置検出用センサ4
3を最初に通過した位置検出用マーク)が位置出用セン
サ43で検出されると、その検出タイミングで画像形成
が開始される。
【0021】ベルトクリーニング装置42は、中間転写
ベルト41の表面をクリーニングするクリーニングブラ
シ42aと、図示しない接離機構等で構成されており、
1色目のK画像を中間転写ベルト41に転写している
間、及び、2、3、4色目の画像を中間転写ベルト41
に転写している間は接離機構によって中間転写ベルト
41の表面からクリーニングブラシ42aが離間され
る。中間転写ベルト41の表面からクリーニングブラシ
42aでクリーニングされたトナーは、中間転写ユニッ
ト40の内部に設けられた廃トナータンク49 に蓄え
られる。
【0022】給紙装置としての転写紙カセット80内に
は転写紙が収納されており、この転写紙カセット80内
の転写紙は給紙コロ81a、81b、81cによってレ
ジストローラ対82方向に給紙、搬送される。また、カ
ラープリンタ1の右側面には、OHP用紙や厚紙などの
転写紙の手差し給紙を行うための手差しトレイ83が設
けられている。この手差しトレイ83にセットされた転
写紙は給紙コロ81b、81cによってレジストローラ
対82方向に給紙、搬送される。レジストローラ対82
は転写紙を中間転写ベルト41上に形成された4色重ね
フルカラー画像に合わせて送出する。
【0023】2次転写ユニット50は、2次転写ローラ
51と、この2次転写ローラ51を中間転写ベルト41
に対して接離するためのクラッチ等を備えた図示しない
揺動機構などで構成されている。レジストローラ対82
からの転写紙が2次転写位置に到達するタイミングに合
わせて2次転写ローラ51が揺動機構の回転軸を中心に
揺動する。この2次転写ローラ51と2次転写対向ロー
ラ46とにより転写紙と中間転写ベルト41とを一定の
圧力で接触させる。
【0024】2次転写ローラ51は中間転写ユニット4
0に設けられた図示しない位置決め部材により2次転写
対向ローラ46との平行度の位置精度が保たれている。
また、2次転写ローラ51に設けた図示しない位置決め
コロにより中間転写ベルト41に対する2次転写ローラ
51の接触圧が一定にされる。2次転写ローラ51が中
間転写ベルト41に接触すると同時に、図示しない電源
から2次転写ローラ51にトナーと逆極性の転写バイア
スが印加され、中間転写ベルト41上の重ねトナー像が
転写紙に一括して転写される。
【0025】なお、上記各ユニットはカラープリンタ1
から容易に脱着できるようになっている。例えば、中間
転写ユニット40をカラープリンタ1からはずす場合に
は、図示しない前面カバーを開け、図1の紙面奥側から
手前側に中間転写ユニット40をスライドさせること
で、中間転写ユニット40をカラープリンタ1から容易
にはずすことができる。
【0026】上記構成のカラープリンタ1において、画
像形成サイクルが開始されると、まず、感光体ベルト1
1が図示しない駆動モータによって矢印Aの時計回りに
回転し、中間転写ベルト41が図示しない駆動モータに
よって矢印Bの反時計回りに回転される。中間転写ベル
ト41上に設けられた図示しない位置検出用マークが位
置検出用センサ43で検出されると、その位置検出用マ
ーク検知タイミングに応じて感光体ベルト11上にKト
ナー像形成、Cトナー像形成、Mトナー像形成、Yトナ
ー像形成が順次に行われ、K、C、M、Y各色のトナー
像が順に中間転写ベルト41上に重ねて転写されて4色
重ねフルカラー画像が形成される。このとき、電源から
1次転写ローラ45に印加される転写バイアスは順次に
電圧を高くすることが一般的であるが、これは中間転写
ベルト41の抵抗特性等に応じて異なる。
【0027】上記Kトナー像形成は次のように行なわれ
る。帯電ローラ13は図示しない電源から電圧が印加さ
れて感光体ベルト11を一様に帯電させる。書き込み光
学ユニット20は、半導体レーザ21からのK画像信号
により変調されたレーザ光で感光体ベルト11の一様に
帯電された表面を露光する。この露光が行われたとき、
当初一様に帯電された感光体ベルト11上の露光された
部分は、露光光量に比例する電荷が消失してK静電潜像
が形成される。
【0028】このK静電潜像はK現像器31Kにおける
K現像スリーブ32K上のKトナーが接触することによ
り現像され、Kトナー像が形成される。この感光体ベル
ト11上のKトナー像は1次転写位置において中間転写
ベルト41に接する。この1次転写位置では、1次転写
ローラ45と1次転写対向ローラ15とにより中間転写
ベルト41と感光体ベルト11との間にニップが形成さ
れており、1次転写ローラ45に図示しない電源からK
トナー像と逆極性のバイアスが印加されることによりK
トナー像が感光体ベルト11から中間転写ベルト41に
転写される。感光体ベルト11上の若干の未転写残留ト
ナーは、感光体ベルト11の再使用に備えて感光体クリ
ーニング装置12で清掃される。ここで回収されたトナ
ーは回収パイプを経由して図示しない廃トナータンクに
蓄えられる。
【0029】感光体ベルト11側では上記K画像形成工
程の次にC画像形成工程に進み、このCトナー像形成は
次のように行なわれる。帯電ローラ13は図示しない電
源から電圧が印加されて感光体ベルト11を一様に帯電
させる。書き込み光学ユニット20は、位置検出用セン
サ43の位置検出用マーク検知タイミングに応じてC画
像信号により変調されたレーザ光により、感光体ベルト
11の一様に帯電された表面を露光する。この露光が行
われたとき、当初一様に帯電された感光体ベルト11上
の露光された部分は、露光光量に比例する電荷が消失し
てC静電潜像が形成される。
【0030】そして、先のK静電潜像の後端部が通過し
た後で、かつC静電潜像の先端部が到達する前にK現像
器31KがK現像位置から退避し、C現像器31CがC
現像位置にセットされて感光体ベルト11上のC静電潜
像がC現像器31CによりCトナーで現像されることに
よりCトナー像が形成される。以後、C現像器31C
は、感光体ベルト11上のC静電潜像領域の現像を続け
るが、C静電潜像の後端部がC現像位置を通過した時点
で、先のK現像器31Kの場合と同様にC現像器31C
がC現像位置から退避し、次のM現像器31MがM現像
位置に移動する。これもやはり次のM静電潜像の先端部
がC現像位置に到達する前に完了する。
【0031】感光体ベルト11上のCトナー像は1次転
写位置において中間転写ベルト41にKトナー像と重ね
て転写される。感光体ベルト11上の若干の未転写残留
トナーは、感光体ベルト11の再使用に備えて感光体ク
リーニング装置12で清掃される。ここで回収されたト
ナーは回収パイプを経由して図示しない廃トナータンク
に蓄えられる。
【0032】感光体ベルト11側では上記C画像形成工
程の次にM画像形成工程に進み、このMトナー像形成は
次のように行なわれる。帯電ローラ13は図示しない電
源から電圧が印加されて感光体ベルト11を一様に帯電
させる。書き込み光学ユニット20は、位置検出用セン
サ43の位置検出用マーク検知タイミングに応じてM画
像信号により変調されたレーザ光により、感光体ベルト
11の一様に帯電された表面を露光する。この露光が行
われたとき、当初一様に帯電された感光体ベルト11上
の露光された部分は、露光光量に比例する電荷が消失し
てM静電潜像が形成される。
【0033】そして、先のC静電潜像の後端部が通過し
た後で、かつM静電潜像の先端部が到達する前にC現像
器31CがC現像位置から退避し、M現像器31MがM
現像位置にセットされて感光体ベルト11上のM静電潜
像がM現像器31MによりMトナーで現像されることに
よりMトナー像が形成される。以後、M現像器31M
は、感光体ベルト11上のM静電潜像領域の現像を続け
るが、M静電潜像の後端部がM現像位置を通過した時点
で、M現像器31MがM現像位置から退避し、次のY現
像器31YがY現像位置に移動する。これもやはり次の
Y静電潜像の先端部がM現像位置に到達する前に完了す
る。
【0034】感光体ベルト11上のMトナー像は1次転
写位置において中間転写ベルト41にKトナー像、Cト
ナー像と重ねて転写される。感光体ベルト11上の若干
の未転写残留トナーは、感光体ベルト11の再使用に備
えて感光体クリーニング装置12で清掃される。ここで
回収されたトナーは回収パイプを経由して図示しない廃
トナータンクに蓄えられる。
【0035】感光体ベルト11側では上記M画像形成工
程の次にY画像形成工程に進み、このYトナー像形成は
次のように行なわれる。帯電ローラ13は図示しない電
源から電圧が印加されて感光体ベルト11を一様に帯電
させる。書き込み光学ユニット20は、位置検出用セン
サ43の位置検出用マーク検知タイミングに応じてY画
像信号により変調されたレーザ光により、感光体ベルト
11の一様に帯電された表面を露光する。この露光が行
われたとき、当初一様に帯電された感光体ベルト11上
の露光された部分は、露光光量に比例する電荷が消失し
てY静電潜像が形成される。
【0036】そして、先のM静電潜像の後端部が通過し
た後で、かつY静電潜像の先端部が到達する前にM現像
器31MがM現像位置から退避し、Y現像器31YがY
現像位置にセットされて感光体ベルト11上のY静電潜
像がY現像器31YによりYトナーで現像されることに
よりYトナー像が形成される。以後、Y現像器31Yは
感光体ベルト11上のY静電潜像領域の現像を続ける
が、Y静電潜像の後端部がY現像位置を通過した時点
で、Y現像器31YがY現像位置から退避する。
【0037】感光体ベルト11上のYトナー像は1次転
写位置において中間転写ベルト41にKトナー像、Cト
ナー像及びMトナー像と重ねて転写され、4色重ねフル
カラー画像が形成される。感光体ベルト11上の若干の
未転写残留トナーは、感光体ベルト11の再使用に備え
て感光体クリーニング装置12で清掃される。ここで回
収されたトナーは回収パイプを経由して図示しない廃ト
ナータンクに蓄えられる。
【0038】このように中間転写ベルト41上に感光体
ベルト11から順次にK、C、M、Y各色のトナー像が
同一面に順次に位置合わせして転写されることで、4色
重ねのフルカラー画像が形成され、このフルカラー画像
は2次転写位置において転写紙に一括して転写される。
【0039】上記画像形成動作が開始される時期には、
転写紙は転写紙カセット80又は手差しトレイ83のい
ずれかから給送され、レジストローラ対82のニップで
待機している。そして、2次転写ローラ51に中間転写
ベルト41上の4色重ねフルカラー画像の先端がさしか
かるときに、ちょうど転写紙の先端がその4色重ねフル
カラー画像の先端に一致するようにレジストローラ対8
2が駆動され、転写紙とトナー像との位置合わせが行わ
れる。転写紙は中間転写ベルト41上の4色重ねフルカ
ラー画像と重ねられて2次転写位置を通過する。このと
き、2次転写ローラ51により転写バイアスで転写紙が
荷電され、4色重ねフルカラー画像が転写紙上に転写さ
れる。
【0040】中間転写ベルト41から4色重ねフルカラ
ー画像が一括して転写された転写紙は、定着装置60に
搬送され、所定温度に制御されている定着ベルト61と
加圧ローラ62のニップ部でトナー像が溶融定着され、
装置本体外へ矢印C方向に排出されて排紙トレイ84に
裏向きにスタックされ、フルカラーコピーが得られる。
【0041】更に、両面印刷を行う場合には、定着装置
60を通過した転写紙は両面切替爪85により矢印D方
向に案内され、両面印刷用紙反転ユニット70に送られ
る。転写紙後端が反転切替爪71を通過した後、反転ロ
ーラ対72が停止し、転写紙も停止する。そして、反転
ローラ対72が一定のブランク時間の後に逆転を開始
し、転写紙はスイッチバックを始める。このとき、反転
切替爪71が切り替わり、転写紙は矢印E方向に案内さ
れてレジストローラ対82に送られる。レジストローラ
対82に送られた転写紙は表裏反転した状態でレジスト
ローラ対82のニップで待機する。そして、所定のタイ
ミングでレジストローラ対82が駆動され、転写紙は2
次転写位置に送られて中間転写ベルト41から4色重ね
フルカラー画像が一括して転写された後、定着装置60
でトナー像が溶融定着されて上述のように装置本体外に
送り出される。
【0042】一方、1次転写後の感光体ベルト11の表
面は、感光体クリーニング装置12でクリーニングさ
れ、図示しない除電ランプで均一に除電される。また、
転写紙にトナー像を転写した後の中間転写ベルト41の
表面は、ベルトクリーニング装置42のクリーニングブ
ラシ42aが接離機構で押圧されることによってクリー
ニングされる。中間転写ベルト41からクリーングされ
たトナーは廃トナータンク49に蓄えられる。
【0043】定着装置60は図1に示すような本発明の
第1の実施例のベルト定着装置が用いられる。このベル
ト定着装置60においては、定着部材としての定着ベル
ト61は駆動ロ一ラである定着ローラ113、従動ロ−
ラである加熱ローラ114に支持され張架されている。
加圧ローラ62は定着ローラ113と定着ベルト61を
介して対峙して設けられており、加圧ローラ62は図示
しない加圧機構により定着ベルト61を介して定着ロー
ラ113に加圧される。加熱ローラ114の内部には熱
源としての定着ヒータ115が設けられ、この定着ヒー
タ115により加熱ローラ114が加熱されて定着ベル
ト61が加熱ローラ114により加熱される。定着ベル
ト61は駆動ローラ113が図示しない駆動機構で回転
駆動されることにより回転し、加圧ローラ62は定着ベ
ルト61に連れ回りする。
【0044】定着ベルト61の表面温度は図示しない温
度検知素子により検知され、図示しない温度制御部がそ
の温度検知素子の出力値に基づいて定着ヒータ115を
定着ベルト61の表面温度が所定の設定温度になるよう
に制御する。未定着の転写紙は定着装置60に搬入され
て定着ベルト61と加圧ローラ62とのニップ部を通過
し、所定の温度に制御されている定着ベルト61と加圧
ローラ62とのニップ部でトナー像が溶融定着され、装
置本体外に送り出される。なお、定着部材は、定着ベル
ト61を用いたが、定着ローラなどを用いてもよい。ま
た、加圧部材は、加圧ローラ62を用いたが、加圧ベル
トなどを用いてもよい。
【0045】オイル塗布手段としてのオイル塗布装置1
16は、オイルがしみ込まされてこれを保持するオイル
保持体としてのオイル保持用わた117と、定着ベルト
61にオイルを塗布するオイル塗布部材118と、オイ
ル保持用わた117の保持しているオイルをオイル塗布
部材118へ転送するオイル転送部材としてのオイル転
送用フェルト119とを有するオイルパッドで構成され
る。オイル塗布部材118はオイル保持用わた117か
らオイル転送用フェルト119を介して供給されるオイ
ルを定着ベルト61に塗布する。
【0046】オイル検知用回転部材としてのオイル検知
用ローラ120は、加熱ローラ114上で定着ベルト6
1の表面に当接し、定着ベルト61の表面にオイルが十
分に存在ある時には定着ベルト61の表面に対してスリ
ップして回転しない。しかし、定着ベルト61上のオイ
ルが少なくなると、オイル検知用ローラ120と定着ベ
ルト61との摩擦力によりオイル検知用ローラ120が
回転を開始する。例えば、転写紙が定着ベルト61と加
圧ローラ62とのニップ部を通過すると、定着ベルト6
1上のオイルが転写紙に取られるので、オイル検知用ロ
ーラ120が回転する。
【0047】オイル検知用ローラ120の表面の一部に
は反射用マーク121が設けられ、オイル検知用ローラ
120の回転に伴って反射用マーク121も回転する。
この反射用マーク121は反射センサ(反射型の光学セ
ンサ)122により定位置で検知される。この反射用マ
ーク121及び反射センサ122はオイル検知用ローラ
120の回転を検知する回転検知手段を構成し、反射セ
ンサ122で反射用マーク121を検知することでオイ
ル検知用ローラ120の回転を検知する。
【0048】従って、定着ベルト61の表面にオイルが
十分に存在することによりオイル検知用ローラ120が
定着ベルト61の表面に対してスリップして回転しない
場合には、反射センサ122が反射用マーク121を検
知しなくなり、反射センサ122から反射用マーク検知
信号が出力されなくて定着ベルト61上にオイルが十分
に存在することが検知されることになる。
【0049】また、定着ベルト61上のオイルが少なく
なってオイル検知用ローラ120と定着ベルト61との
摩擦力によりオイル検知用ローラ120が回転を開始す
ると、反射センサ122がオイル検知用ローラ120上
の反射用マーク121を検知し、反射センサ122から
反射用マーク検知信号が出力されて定着ベルト61上の
オイルが少なくなったことが検知される。図示しないオ
イル残量検知部は、カラープリンタ1のジョブ(画像形
成作業)の終了時に定着ベルト61が30sec回転駆
動される間にオイル検知用ローラ120が回転し続けて
反射センサ122から反射用マーク検知信号が出力され
続けた場合に反射センサ122からの反射用マーク検知
信号により定着ベルト61上のオイルが無くなった(オ
イル塗布装置116のオイル切れである)と判断し、こ
の判断結果により図示しない報知手段がユーザにオイル
の補充を促すメッセージを報知させる。ユーザがそのメ
ッセージによりオイル塗布装置116のオイル保持用わ
た117にオイルを補充すると、オイル塗布装置116
のオイル切れが解消してオイル塗布装置116により定
着ベルト61の表面に十分にオイルが塗布されることに
なる。
【0050】この第1の実施例の定着装置60によれ
ば、定着部材としての定着ベルト61の表面に当接して
定着ベルト61に対して連れ回りし、定着ベルト61表
面のオイル量が多いと定着ベルト61に対してスリップ
して回転しないオイル検知用回転部材としてのオイル検
知用ローラ120を備え、このオイル検知用ローラ12
0の回転状態から定着ベルト61表面のオイル量を検知
するので、定着ベルト表面のオイル量を任意のタイミン
グで検知することができる。
【0051】また、第1の実施例の定着装置60によれ
ば、オイル検知用回転部材としてのオイル検知用ローラ
120が一定時間回転し続けた場合にオイル切れである
と判断し、ユーザにオイルの補充を促すメッセージを報
知するので、定着ベルト表面のオイル不足によるオフセ
ット画像の発生等の不具合を防止することができる。
【0052】図3は本発明の第2の実施例を示す。この
第2の実施例では、上記第1の実施例において、オイル
検知用ローラ120には上側からブレーキ部材123が
接触し、このブレーキ部材123はブレーキ用スプリン
グ124により上側から押圧されて所定の押圧力でオイ
ル検知用ローラ120に接触する。ブレーキ部材123
のオイル検知用ローラ120に対する押圧力はブレーキ
用スプリング124の上端位置を変更することにより変
化させることが可能である。例えば、ブレーキ用スプリ
ング124の上端位置変更によりブレーキ部材123の
オイル検知用ローラ120に対する押圧力を200gf
とした場合には定着ベルト61上のオイル量が4mmg
/A4以上のときにオイル検知用ローラ120が定着ベ
ルト61に対してスリップした。また、ブレーキ用スプ
リング124の上端位置変更によりブレーキ部材123
のオイル検知用ローラ120に対する押圧力を100g
fとした場合には定着ベルト61上のオイル量が1mm
g/A4以上のときにオイル検知用ローラ120が定着
ベルト61に対してスリップした。
【0053】このように、ブレーキ部材123のオイル
検知用ローラ120に対する押圧力を変化させることに
より、オイル検知用ローラ120が定着ベルト61に対
してスリップを開始する定着ベルト61上のオイル量を
より詳細に把握することが可能となり、定着ベルト61
上のオイル残量をより詳細に検知することが可能とな
る。なお、図3及び図4は反射用マーク121の図示が
省略されている。
【0054】この第2の実施例によれば、オイル検知用
回転部材としてのオイル検知用ローラ120に接触する
ブレーキ部材123を備え、このブレーキ部材123の
オイル検知用ローラ120に対する押圧力により、オイ
ル検知用ローラ120がスリップする定着ベルト61表
面のオイル量が変化するので、ブレーキ部材のオイル検
知用ローラに対する押圧力を変えることで、任意の定着
ベルトオイル塗布量を検知することができる。
【0055】図4は本発明の第3の実施例を示す。この
第3の実施例では、上記第2の実施例において、オイル
検知用ローラ120にオイル塗布機能をも持たせたもの
である。オイル塗布装置116はオイル塗布部材118
の代りにオイル塗布ローラが用いられ、オイル検知用ロ
ーラ120がオイル塗布装置116のオイル塗布ローラ
を兼ねている。オイル検知用ローラ120は定着ローラ
113上の定着ベルト61に接触し、ブレーキ部材12
3はブレーキ用スプリング124により上側から押圧さ
れて所定の押圧力でオイル検知用ローラ120に接触す
る。オイル塗布装置116はオイル保持用わた117か
らオイル転送用フェルト119を介して供給されるオイ
ルをオイル検知用ローラ120へ供給するオイル供給部
材を有し、ブレーキ部材123はそのオイル供給部材を
兼ねている。
【0056】オイル検知用ローラ120はオイル保持用
わた117からオイル転送用フェルト119及びブレー
キ部材123を介して供給されるオイルを定着ベルト6
1に塗布する。オイル検知用ローラ120は、定着ベル
ト61の表面にオイルが十分に存在ある時には定着ベル
ト61の表面に対してスリップして回転しない。しか
し、定着ベルト61上のオイルが少なくなると、オイル
検知用ローラ120と定着ベルト61との摩擦力により
オイル検知用ローラ120が回転を開始する。
【0057】この第3の実施例によれば、オイル塗布手
段としてのオイル塗布装置116は定着ベルト61にオ
イルを塗布するオイル塗布ローラを有し、オイル検知用
ローラ120が上記オイル塗布ローラを兼ねたので、装
置の小型化・省コスト化を図ることができる。
【0058】また、第3の実施例によれば、オイル塗布
装置116はオイル検知用ローラ120にオイルを供給
するオイル供給部材を有し、ブレーキ部材123が上記
オイル供給部材を兼ねたので、装置の小型化・省コスト
化を図ることができる。
【0059】上記実施例では、オイル検知用ローラ12
0の回転を検知する回転検知手段は反射型の光学センサ
122を用いたが、図5に示すような回転検知手段を用
いてもよい。この回転検知手段は、オイル検知用ローラ
120の端部の一部を切り欠き、光源125及び受光部
126からなる透過型フォトセンサにてオイル検知用ロ
ーラ120の端部の回転を検知する。この場合、光源1
25から発射されて受光部126で受光される光線がオ
イル検知用ローラ120の端部の回転に伴ってその切り
欠き部の有無により断続されることによりオイル検知用
ローラ120の回転が検知される。
【0060】また、上記回転検知手段は図6に示すよう
な回転検知手段を用いてもよい。この回転検知手段で
は、オイル検知用ローラ120が金属で形成され、その
一部に非導伝体の帯127がオイル検知用ローラ120
の回転軸と平行に設けられる。オイル検知用ローラ12
0には2つの電極128、129が当接され、この電極
128、129には電源130から電圧が印加される。
オイル検知用ローラ120上の非導伝体の帯127が無
い部分に電極128、129が接触する時には電極12
8、129間が導通状態となり、オイル検知用ローラ1
20上の非導伝体の帯127に電極128、129が接
触する時には電極128、129間が非導通になる。上
記オイル残量検知部は、2つの電極128、129間の
電位を100msec毎にチェックして電極128、1
29間の導通状態をチェックすることによりオイル検知
用ローラ120の回転状態をチェックする。
【0061】
【発明の効果】以上のように請求項1に係る発明によれ
ば、定着部材表面のオイル量を任意のタイミングで検知
することができる。請求項2に係る発明によれば、ブレ
ーキ部材のオイル検知用部材に対する押圧力を変えるこ
とで、任意の定着部材オイル塗布量を検知することがで
きる。請求項3に係る発明によれば、装置の小型化・省
コスト化を図ることができる。請求項4に係る発明によ
れば、装置の小型化・省コスト化を図ることができる。
請求項5に係る発明によれば、定着部材表面のオイル不
足によるオフセット画像の発生等の不具合を防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す概略図である。
【図2】同第1の実施例を用いたカラープリンタの一例
を示す断面図である。
【図3】本発明の第2の実施例を示す概略図である。
【図4】本発明の第3の実施例を示す概略図である。
【図5】本発明の実施例で用いられる回転検知手段の例
を示す斜視図である。
【図6】本発明の実施例で用いられる回転検知手段の他
の例を示す概略図である。
【図7】従来のオイル塗布装置の一部を示す断面図であ
る。
【図8】オイルパットの例を示す断面図である。
【符号の説明】
111 定着ベルト 116 オイル塗布装置 120 オイル検知用ローラ 121 反射用マーク 122 反射センサ 123 ブレーキ部材 124 ブレーキ用スプリング

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転する定着部材の表面にオイル塗布手段
    によりオイルを塗布する定着装置において、前記定着部
    材の表面に当接して前記定着部材に対して連れ回りし、
    前記定着部材表面のオイル量が多いと前記定着部材に対
    してスリップして回転しないオイル検知用回転部材を備
    え、このオイル検知用回転部材の回転状態から前記定着
    部材表面のオイル量を検知することを特徴とする定着装
    置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の定着装置において、前記オ
    イル検知用回転部材に接触するブレーキ部材を備え、こ
    のブレーキ部材の前記オイル検知用回転部材に対する押
    圧力により、前記オイル検知用回転部材がスリップする
    前記定着部材表面のオイル量が変化することを特徴とす
    る定着装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の定着装置におい
    て、前記オイル塗布手段は前記定着部材にオイルを塗布
    するオイル塗布ローラを有し、前記オイル検知用回転部
    材が前記オイル塗布ローラを兼ねたことを特徴とする定
    着装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載の定着装置において、前記オ
    イル塗布手段は前記オイル検知用回転部材にオイルを供
    給するオイル供給部材を有し、前記ブレーキ部材が前記
    オイル供給部材を兼ねたことを特徴とする定着装置。
  5. 【請求項5】請求項1〜4のいずれか1つに記載の定着
    装置において、前記オイル検知用回転部材が一定時間回
    転し続けた場合にオイル切れであると判断し、ユーザに
    オイルの補充を促すメッセージを報知することを特徴と
    する定着装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010160485A (ja) * 2009-01-12 2010-07-22 Xerox Corp オイルレート測定用の受動的赤外線センサ
JP2017199029A (ja) * 2017-07-28 2017-11-02 株式会社リコー 定着装置、及び画像形成装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010160485A (ja) * 2009-01-12 2010-07-22 Xerox Corp オイルレート測定用の受動的赤外線センサ
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