JP2002227568A - 電動シャッターの制御装置 - Google Patents

電動シャッターの制御装置

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JP2002227568A
JP2002227568A JP2001024740A JP2001024740A JP2002227568A JP 2002227568 A JP2002227568 A JP 2002227568A JP 2001024740 A JP2001024740 A JP 2001024740A JP 2001024740 A JP2001024740 A JP 2001024740A JP 2002227568 A JP2002227568 A JP 2002227568A
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JP
Japan
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release signal
shutter curtain
switch
signal
shutter
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Application number
JP2001024740A
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English (en)
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Kohei Ueno
耕平 上野
Shinya Iwasaki
信也 岩崎
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Sanwa Shutter Corp
Original Assignee
Sanwa Shutter Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】スイッチボックスをこじ開けられて操作スイッ
チを押されたとしてもシャッターカーテンが簡単に開放
することのない電動シャッターを提供することを目的と
する。 【解決手段】シャッターカーテン1を開閉するための開
閉機3と、開閉機3を駆動するための操作信号を出力す
る操作手段7と、操作手段からの操作信号を受けて開閉
機3に対して駆動信号を出力する制御手段8と、解除信
号を送信する電子キー9と、該電子キー9からの解除信
号を受信する解除信号受信部10を備えており、制御手
段8は、解除信号受信部10が電子キー9から出力され
る解除信号を受信している状態である場合には、操作手
段7からの操作信号に基づいて、シャッターカーテン1
の開閉動作を行うようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築用電動シャッ
ターの制御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ビル、工場、倉庫などに取り付け
られる建築用電動シャッターにはシャッターカーテンを
開閉するための有線式の操作スイッチが設けられてい
た。そしてこの操作スイッチを屋外側に設置する場合に
は、防犯上の問題から施錠装置付きのスイッチボックス
の内部に納められて設置されていた。また近年では配線
工事をなくすために前述の有線式の操作スイッチにかえ
て無線式の操作スイッチ(リモコン)を使用したものも
あり、これらを屋外側に設置するにはやはり施錠装置付
きのスイッチボックス内に納めるようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、施錠装置付き
のスイッチボックスをピッキング等でこじ開けられた場
合には、操作スイッチを操作することにより簡単にシャ
ッターカーテンを開放させることができるため、建物の
中に進入されるおそれがあった。本発明は、上記の不具
合を解決するために創作されたものであって、万が一ス
イッチボックスがこじ開けられた場合であっても、容易
にシャッターカーテンが開放してしまうのを防止するこ
とを目的としたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明が採用した技術手段は、シャッターカーテンを
開閉するための開閉機と、該開閉機を駆動するための操
作信号を出力する操作手段と、該操作手段からの操作信
号を受けて開閉機に対して駆動信号を出力する制御手段
と、解除信号を出力する電子キーと、該電子キーからの
解除信号を受信する解除信号受信部を備えており、前記
制御手段は、前記解除信号受信部が前記電子キーからの
解除信号を受信している状態である場合には、前記操作
手段からの操作信号に基づいて、シャッターカーテンの
開閉動作を可能としたことを特徴としたものである。そ
してこのようにしたことで、電子キーを持っていない人
がスイッチボックスをこじ開けて操作スイッチを操作し
たとしても、解除信号受信部は電子キーからの解除信号
を受信していないため、シャッターカーテンは動作せず
防犯性が向上することになる。一方、電子キーを持って
いる人がシャッターに近づくと、電子キーからの解除信
号を受信するため、操作スイッチの操作に基づいてシャ
ッターカーテンの開閉動作が可能となる。
【0005】このものにおいて、前記制御手段は、前記
解除信号受信部が前記電子キーからの解除信号を受信し
なくなった場合には、所定時間経過後、シャッターカー
テンの開閉動作を不能にしたことを特徴にしたものであ
る。ここでいうシャッターカーテンの開閉動作不能と
は、操作スイッチやリモコン送信機を操作してもシャッ
ターカーテンは動作することなく、さらにシャッターカ
ーテンが動作中である場合には直ちに停止するという意
味である。そしてこのようにしたことで、電子キーを持
っている人がシャッターカーテンを閉駆動させてその場
を離れた場合、全閉状態になる前に電子キーの解除信号
が届かない位置に移動したとしても、シャッターカーテ
ンは閉動作を継続しすることになり、途中の位置でシャ
ッターカーテンが停止することを良好に防止することが
可能である。ここで前記設定時間は任意に設定すること
が可能であるが、シャッターカーテンが全開状態から閉
動作して全閉状態になるまでに要する時間を設定時間と
することが防犯上もっとも好ましい。
【0006】また、本発明は、シャッターカーテンを開
閉するための開閉機と、該開閉機を駆動するための操作
信号を出力する操作手段と、該操作手段からの操作信号
を受けて開閉機に対して駆動信号を出力する制御手段
と、解除信号を出力する電子キーと、該電子キーからの
解除信号を受信する解除信号受信部を備えており、前記
制御手段は、前記解除信号受信部が前記電子キーからの
解除信号を受信していない場合には、シャッターカーテ
ンの開動作を不能としたことを特徴としたものである。
ここでいうシャッターカーテンの開動作不能とは、操作
スイッチ又はリモコン送信機の開ボタンを押してもシャ
ッターは開動作することなく、さらにシャッターカーテ
ンが開動作中の場合には直ちに停止するという意味であ
る。この場合であっても操作スイッチ又はリモコン送信
機の閉ボタン又は停止ボタンを押すことでシャッターカ
ーテンの閉動作及び停止は可能である。そしてこのよう
にしたことで、電子キーを持っていない人がスイッチボ
ックスをこじ開けて操作スイッチを操作してもシャッタ
ーカーテンは開放せず、また、電子キーを持っている人
がシャッターカーテンを閉駆動させてその場を離れた場
合、全閉状態になる前に電子キーの解除信号が届かない
位置に移動したとしても、シャッターカーテンは開動作
のみ不能となっているため、シャッターカーテンは閉動
作を継続しすることになり、途中の位置でシャッターカ
ーテンが停止することを良好に防止することが可能であ
る。また、請求項2に発明のようにタイマを必要としな
いため製品のコストダウンになると共にタイマを設定す
る煩わしさもない。さらに、電子キーを持っている人が
シャッターカーテンを閉鎖させずに立ち去った場合に
は、例えば電子キーを持っていない人であっても少なく
とも操作スイッチ又はリモコン送信機を操作することで
シャッターカーテンを閉鎖させることができるため、シ
ャッターの防犯性がさらに向上する。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
に基づいて説明する。図1は電動シャッターの正面図で
あり、図面において、1は建築開口部に設置される電動
シャッターのシャッターカーテンであって、シャッター
カーテン1は、開口部上方の躯体側に設けられる巻き取
りシャフト2に巻装されており、巻き取りシャフト2に
開閉機3が連動連結されていると共に、開閉機3の正逆
駆動に基づく巻き取りシャフト2の正逆回転により、シ
ャッターカーテン1の左右両端部を躯体側に設けられた
一対のガイドレール4、4に案内されながら昇降するこ
とにより建物開口部を開閉する構成となっている。5は
シャッターカーテン1を開閉動作させるための操作信号
を出力する操作スイッチ、また6も操作スイッチ5同様
にシャッターカーテン1を開閉動作させるための操作信
号を出力するリモコン送信機であって、操作スイッチ
5、リモコン送信機6は本発明の操作手段7を構成する
ものである。本実施形態では、操作手段7は操作スイッ
チ5及びリモコン送信機6で構成しているが、どちらか
一方のみで構成されているものであっても本発明の実施
を妨げるものとはならない。
【0008】操作スイッチ5、リモコン送信機6はそれ
ぞれ開放ボタンPBU、停止ボタンPBS、閉鎖ボタン
PBDの三点の押しボタンで構成されており、各ボタン
PBU、PBS、PBDはそれぞれ異なる操作信号(P
BUを押すと開放信号、PBSを押すと停止信号、PB
Dを押すと閉鎖信号)を、シャッターの開閉をコントロ
ールする制御手段8に出力するようになっている(リモ
コン送信機6に関しては電波信号をリモコン受信部12
が電気信号に変換して出力する構成)。操作スイッチ5
又はリモコン送信機6を屋外側に設置する場合には図示
しない施錠付きのスイッチボックスの内に設けて、鍵を
持っている人しか操作スイッチを操作できないようにな
っている。尚、リモコン送信機6に関しては使用者が所
持するような形態であってもよく、また操作スイッチ自
体がいたずらされる恐れがない場合には特にスイッチボ
ックスに施錠装置を設ける必要はない。9は前記制御手
段8に接続される解除信号受信部10に解除信号を送信
する電子キーであって、電子キー9は常時解除信号を出
力し続ける構成となっている。
【0009】図2は、本発明の第一の実施の形態におけ
る操作手段7と制御手段8のつながりを示すブロック図
であり、制御手段8はマイコンからなる判断部8aとタ
イマ部8bとで構成されている。判断部8aはそれぞれ
タイマ部8b、操作スイッチ5、位置検出手段11、リ
モコン受信部12、解除信号受信部10そして開閉機3
と接続されており、タイマ部8b、操作スイッチ5、リ
モコン受信部12、解除信号受信部10及び位置検出手
段11からの信号に基づいて適宜判断を行い、シャッタ
ーカーテン1を駆動する開閉機3に対して駆動信号(開
駆動信号、閉駆動信号、停止信号)を出力しシャッター
カーテン1が開動作、閉動作、停止をするようになって
いる。解除信号受信部10は図示しない電波レベル判別
回路及びコード判別回路が組み込まれており、電子キー
9から送信される電波信号が、解除信号受信部10に予
め設定されているコードに合致し、かつ予め設定されて
いる電波レベル(しきい値)よりも高い場合には解除信
号を受信中と判断して、判断部8aに対して信号を送る
構成になっている。一般的に電波は送信する場所から受
信する場所までの距離が遠くなるほど受信する電波レベ
ルが低くなるため、解除信号受信部10に設定する電波
レベルを高くすると、電子キー9を持っている人がシャ
ッターの比較的近い位置までに入らないと受信状態とは
ならない。また電波レベルを低くすると受信する範囲が
広くなることとなる。本実施の形態ではシャッターから
の距離が10m前後まで近づいたときに解除信号を受信
できるように電波レベルが設定されている。尚、この電
波レベルは調整可能なものとし、解除信号が受信可能な
範囲はシャッターが設置される場所又は仕様等により適
宜変更ができるようになっている。タイマ部8bは、解
除信号受信部10が受信状態から非受信状態になった場
合に、タイマをスタートさせると共に、予め設定された
時間を経過した場合には判断部8aに信号を送るように
なっている。また位置検出手段11はポテンショメー
タ、カウンタ式リミットスイッチ又は近接スイッチ等を
用いることができ、要するにシャッターカーテン1の全
閉位置と全開位置を認識できるものであればよい。
【0010】次に、本発明の電動シャッターの動きにつ
いて、フローチャートに基づいて説明する。図3は請求
項2における電動シャッターの動作のフローチャートで
ある。まずS1において、電子キー9からの解除信号が
解除信号受信部10に受信されているかが判断される。
すなわち電子キー9を持っている人がシャッターの近傍
にいるかが判断されることとなる。S1において解除信
号制御部10が解除信号を受信した場合には、S2に進
んでシャッターカーテン1が動作可能となる。S2にな
ると、操作スイッチ5又はリモコン送信機6からの操作
信号に基づいて、シャッターカーテン1が開動作、閉動
作及び停止が行われると共に位置検出手段11により全
開位置で停止し、又は全閉位置で停止するようになって
いる。この動作は一般的な電動シャッターと同一の動き
である。一方S1において、解除信号受信部10が電子
キー9からの解除信号を受けていない場合、すなわち電
子キー9を持っている人がシャッターの近傍にいない場
合には、S3に進むことになる。S3では操作スイッチ
5又はリモコン送信機6からいかなる操作をしても、シ
ャッターカーテン1は動作しないようになっている。そ
してS0のスタートに戻り、S1において再度解除信号
が受信されるかが判断される。
【0011】S2のシャッター動作可能状態になるとさ
らにS4に進むこととなる。そしてS4では解除信号受
信部10が解除信号を継続して受信しているか、すなわ
ち電子キー9を持っている人が継続してシャッターの近
傍にいるかが判断される。そして解除信号の受信が継続
している場合にはS2に戻りシャッター動作可能状態を
継続させる。一方解除信号が受信しなくなった場合、す
なわち電子キー9を持っている人がシャッターの近傍か
ら離れてしまった場合には、S5に進むことになる。S
5に進むとタイマが作動すると共にS6に進み、S6に
おいて前記タイマが予め設定された時間を経過したか、
すなわち解除信号を受信しなくなった時点から設定され
た時間を経過したかが判断される。S6で設定された時
間がまだ経過していない場合にはS7に進み、S7にお
いてはS2と同様に操作スイッチ5又はリモコン送信機
6の操作に基づいてシャッターカーテン1の開閉動作及
び停止が可能な状態が継続し、また動作しているシャッ
ターカーテン1の動作を継続する。そしてS6に戻り、
設定時間が経過するまでは前記シャッター動作可能状態
を継続させることとなる。一方、S6において設定時間
を経過した場合にはS3に進み、S3においてシャッタ
ー動作不能状態となり、操作スイッチ5又はリモコン送
信機6で操作をしてもシャッターカーテン1は動作しな
いと共に、S6からS3に移行するときにシャッターカ
ーテン1が動作していた場合には直ちにシャッターカー
テン1の動作が停止するようになっている。
【0012】以上のように、請求項2の発明では常に電
子キー9から出力される解除信号が解除信号制御部10
に受信されているか、すなわち電子キー9を持っている
人が操作するシャッターの近傍に居るかが判断されてい
ることになる。そして解除信号を受信している場合に
は、操作スイッチ5又はリモコン送信機6を操作するこ
とによりシャッターカーテン1を動作させることが可能
であり、また解除信号を受信していない場合には操作ス
イッチ5又はリモコン送信機6からのいかなる操作にお
いてもシャッターカーテン1を動作させることができな
い。また解除信号の受信状態が終了した場合には、その
時点から設定時間経過するまではシャッターカーテン1
の動作が可能であり、設定時間を経過した場合にはシャ
ッターカーテン1の動作が不能となるように構成されて
いる。よって電子キー9を持っていない人が操作スイッ
チ5又はリモコン送信機6が入っているスイッチボック
スをこじ開けて操作したとしても、シャッターカーテン
1は動作しないため防犯上好ましい。また電子キー9を
持っている人がシャッターの近傍で操作スイッチ5又は
リモコン送信機6を操作しシャッターカーテン1を閉動
作させて、その後全閉状態になる前に解除信号を受信で
きる範囲から移動してしまったとしても、シャッターカ
ーテン1は閉動作を継続するため、途中位置でシャッタ
ーカーテン1が停止してしまうことがない。前記所定時
間はシャッターカーテン1が全開状態から閉動作して全
閉状態になるまでの時間に設定することが防犯上もっと
も好ましいが、これに限定されず設置場所又は使用形態
等により任意の時間に設定することが可能なものであ
る。
【0013】次に請求項3の発明について図4のフロー
チャートに基づいて説明する。尚、請求項3の発明にお
ける実施例においては、制御手段8内のタイマ8bは必
要としない。図4において、S0のスタートからS1に
進み、S1の状態においては操作スイッチ5又はリモコ
ン送信機6からの操作では、シャッターカーテン1の閉
動作もしくは停止のみ操作可能であり、操作スイッチ5
又はリモコン送信機6からのいかなる操作によってもシ
ャッターカーテン1の開動作を行うことができないよう
になっている。そしてS2に進み、解除信号受信部10
に電子キー9から出力される解除信号が受信されている
か、すなわち電子キー9を持っている人がシャッターの
近傍に居るかが判断される。S2にて解除信号を受信し
た場合にはS3進むことになる。一方S2において解除
信号を受信していない場合にはS1に戻り、シャッター
カーテン1の閉動作及び停止のみが操作可能な状態が継
続される。S3では操作スイッチ5又はリモコン送信機
6からの操作信号に基づいて、シャッターカーテン1の
開動作、閉動作及び停止が行われると共に位置検出手段
11により全開位置で停止し、又は全閉位置で停止する
ようになっている。この動作は一般的な電動シャッター
の動きと同様である。
【0014】続いてS4に進み、S4では解除信号受信
部10が電子キー9から出力される解除信号を継続して
受信しているか、すなわち電子キー9を持っている人が
継続してシャッターの近傍にいるかが判断される。ここ
で解除信号の受信が継続している場合にはS3に戻りシ
ャッターカーテン1の閉動作、開動作及び停止が可能な
状態が継続する。一方、解除信号が受信しなくなった場
合、すなわち電子キー9を持っている人がシャッターの
近傍から離れてしまった場合には、S1に戻りシャッタ
ーカーテン1の閉動作及び停止のみ可能な状態となる。
【0015】以上のように請求項2の発明では、解除信
号受信部10が解除信号を受信中である場合、シャッタ
ーカーテン1は操作スイッチ5又はリモコン送信機6か
らの操作に基づいて開動作、閉動作及び停止が可能であ
り、一方解除信号受信部10が解除信号を受信していな
い場合には、シャッターカーテン1の閉動作、及び停止
のみが可能となる。よって電子キー9を持っていない人
が操作スイッチ5又はリモコン送信機6が入っているス
イッチボックスをこじ開けて操作したとしても、シャッ
ターカーテン1は開動作しないため建物の内部に進入さ
れることが無く防犯上好ましい。また電子キー9を持っ
ている人がシャッターの近傍で操作スイッチ5又はリモ
コン送信機6を操作してシャッターカーテン1を閉動作
させ、その後全閉状態になる前に解除信号を受信できる
範囲から出てしまっても、シャッターカーテン1の開動
作のみ操作が不能となっており、シャッターカーテン1
は閉動作を継続するため、途中位置でシャッターカーテ
ン1が停止してしまうことがなく防犯上好ましい。
【0016】図5は本発明の第二の実施形態における操
作手段7と制御手段8のつながりを示すブロック図であ
る。制御手段8は開閉機に対して駆動信号を出力する駆
動制御回路13で構成されている。駆動制御回路13は
操作スイッチ5、解除信号受信部10と位置検出手段1
1及び開閉機3にそれぞれ接続されている。図6は請求
項2の発明についての実施例であり、図に示すように駆
動制御回路13は開放回路13a、閉鎖回路13b、停
止回路13cが構成されおり、開放回路13aがクロー
ズ状態になることで開閉機3に開放信号が出力され、シ
ャッターカーテン1が開作動する。同様に閉鎖回路13
bがクローズ状態になることで開閉機3に閉鎖信号が出
力されシャッターカーテン1が閉動作するようになり、
また停止回路13cがオープン状態になることで、開閉
機3への各駆動信号の出力が停止して開閉機3の駆動が
停止する構成になっている。
【0017】実際には、操作スイッチ5のPBUを押す
と駆動制御回路13内の開放回路13aにあるPBUス
イッチ14がクローズとなり、RYUリレー15に電流
が流れ、RYU1接点16が切り替わることで開閉機3
にシャッターカーテン1を開放方向に駆動するための電
流が流れてシャッターカーテン1が開動作を行う。同時
にRYU2接点17も接点が閉じることで開放回路13
aの自己保持が行われる。またLSUは位置検出手段1
1が全開位置と判断した場合に切り替わるb接点スイッ
チである。よって操作スイッチ5のPBUを一度押すと
シャッターカーテン1が開動作を開始し、シャッターカ
ーテン1が全開位置に達するまで開動作を継続する。一
方、操作スイッチ5のPBDを押すと駆動制御回路13
内の閉鎖回路13bにあるPBDスイッチ18がクロー
ズになり、RYDリレー19に電流が流れ、RYD1接
点20が切り替わることで開閉機3にシャッターカーテ
ン1を閉鎖方向に駆動するための電流が流れ、シャッタ
ーカーテン1が閉動作を開始する。同時にRYD2接点
21が閉じることで閉鎖回路13bの自己保持が行われ
る。LSDは位置検出手段11が全閉位置と判断した場
合に切り替わるb接点スイッチである。よって操作スイ
ッチ5のPBDを一度押すとシャッターカーテン1が閉
動作を開始し、シャッターカーテン1が全閉位置に達す
るまで閉動作を継続する。さらに操作スイッチ5のPB
Sを押すことで駆動制御回路13内の停止回路13cに
位置するPBSスイッチ22が切り替わり、停止回路1
3cがオープンとなる。ここでシャッターカーテン1が
開閉動作している場合には、RYUリレー15若しくは
RYDリレー19に流れている電流が流れなくなること
で、RYU1接点16とRYU2接点17若しくはRY
D1接点20とRYD2接点21が切り替わり、開閉機
3の駆動が停止されることになる。
【0018】23は停止回路内に直列に設けられるa接
点の解除スイッチであり、この解除スイッチ23は解除
信号受信部10が電子キー9からの解除信号を受信して
いる場合に閉じるように構成されている。前記解除信号
受信部10内には、図示しない電波レベル判別回路とコ
ード判別回路及びタイマが組み込まれており、電子キー
9から送信される電波信号が、解除信号受信部10に予
め設定されているコードに合致し、かつ予め設定されて
いる電波レベル(しきい値)よりも高い場合には受信状
態と判断して、前記解除スイッチ23をクローズ状態に
切り替えると共に、解除信号が受信されなくなった場合
には、タイマに予め設定されている設定時間後に前記解
除スイッチ23をオープン状態に切り替える構成となっ
ている。
【0019】解除信号受信部10に電子キー9からの解
除信号が受信されない場合、すなわち電子キー9を持っ
ている人がシャッターの近傍にいない場合には、駆動制
御回路13内の停止回路13cがオープン状態となって
いるため、操作スイッチ5のPBU及びPBDを押して
も開閉機3には電流がなれないことになり、シャッター
カーテン1は開閉動作を行うことができない。一方、解
除信号受信部10に電子キー9からの解除信号が受信し
ている場合、すなわち電子キー9を持っている人がシャ
ッターの近傍にいる場合には、解除スイッチ23が切り
替って停止回路13cがクローズ状態となり、操作スイ
ッチ5のPBU及びPBDを押すことで開閉機に電流が
流れるため、シャッターカーテン1の開閉動作が可能と
なる。さらに解除信号受信部10に解除信号が受信され
なくなった場合には、設定時間後に解除スイッチ23が
切り替わるため、シャッターカーテン1が開閉動作して
いる場合は、解除信号が受信されなくなってから設定時
間分は動作を継続することができると共に、設定時間内
であれば操作スイッチ5からの操作によってシャッター
カーテン1を動作させることが可能である。
【0020】図7は請求項3の発明における駆動制御回
路13を示すものであり、基本的部分については図6の
駆動制御回路13と同じであるため説明は省略するが、
図7の駆動制御回路13は、図6の駆動制御回路13が
停止回路13cに解除スイッチ23を直列に配置するの
に対して、開放回路13aに解除スイッチ24を直列に
配置したものである。請求項3の発明の場合、解除信号
受信部10内にはタイマを設けていない。よって解除信
号を受信しなくなった場合には直ちに解除スイッチ24
がオープン状態に切り替わる構成となっている。そして
このようにしたことで、電子キー9から出力される解除
信号を解除信号受信部10が受信していない場合、解除
スイッチ24が切り替わらないため、操作スイッチ5の
PBUを押しても開放回路13aがクローズ状態にはな
らずシャッターカーテン1の開動作させることができな
い。シャッターカーテン1の閉動作については、操作ス
イッチ5のPBDを押すことで閉鎖回路13bがクロー
ズ状態となるため、シャッターカーテン1を閉動作させ
ることができる。一方、解除信号が受信中である場合に
は、解除スイッチ24がクローズ状態に切り替わり、操
作スイッチ5のPBUを押すと開放回路13aがクロー
ズ状態となるため、シャッターカーテン1の開作動を行
うことができる。尚、この場合においてもPBDを押す
ことで閉鎖回路13bがクローズ状態となるため、シャ
ッターカーテン1の閉動作も可能である。また、解除信
号の受信が無くなった場合には、直ちに開放回路13a
の解除スイッチ24がオープンに切り替わるため、シャ
ッターカーテン1の開動作は不能となるが操作スイッチ
5によるシャッターカーテン1の閉動作及び閉動作の継
続は可能である。
【0021】本発明は以上のように構成されているた
め、請求項1の発明では、電子キーを持っていない人が
スイッチボックスをこじ開けて操作スイッチを操作して
も、シャッターカーテンは動作することができないため
建物内に進入されることはない。請求項2に発明では、
シャッターカーテンの閉動作中に解除信号が受信されな
くなっても、設定時間内はシャッターカーテンの動作は
継続されるため、シャッターカーテンが途中位置で停止
してしまうような不具合が解消される。さらに請求項3
に発明では請求項2とほぼ同等の防犯性能を有するもの
でありながら、タイマを必要としないため、タイマを設
定する手間を省くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電動シャッターの正面図
【図2】第1の実施の形態におけるブロック図
【図3】電動シャッターの動きを示すフローチャート
【図4】電動シャッターの動きを示すフローチャート
【図5】第2の実施の形態におけるブロック図
【図6】駆動制御回路を示す図
【図7】駆動制御回路を示す図
【符号の説明】
1 シャッターカーテン 3 開閉機 5 操作スイッチ 7 操作手段 8 制御手段 9 電子キー 10 解除信号受信部 13 駆動制御回路 13a 開放回路 13b 閉鎖回路 13c 停止回路 23 解除スイッチ 24 解除スイッチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シャッターカーテンを開閉するための開閉
    機と、該開閉機を駆動するための操作信号を出力する操
    作手段と、該操作手段からの操作信号を受けて開閉機に
    対して駆動信号を出力する制御手段と、解除信号を出力
    する電子キーと、該電子キーからの解除信号を受信する
    解除信号受信部を備えており、前記制御手段は、前記解
    除信号受信部が前記電子キーからの解除信号を受信して
    いる状態である場合には、前記操作手段からの操作信号
    に基づいて、シャッターカーテンの開閉動作を可能とし
    たことを特徴とする建築用電動シャッターの制御装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記制御手段は、前記
    解除信号受信部が前記電子キーからの解除信号を受信し
    なくなった場合には、所定時間経過後、シャッターカー
    テンの開閉動作を不能にしたことを特徴とする建築用電
    動シャッターの制御装置。
  3. 【請求項3】シャッターカーテンを開閉するための開閉
    機と、該開閉機を駆動するための操作信号を出力する操
    作手段と、該操作手段からの操作信号を受けて開閉機に
    対して駆動信号を出力する制御手段と、解除信号を出力
    する電子キーと、該電子キーからの解除信号を受信する
    解除信号受信部を備えており、前記制御手段は、前記解
    除信号受信部が前記電子キーからの解除信号を受信して
    いない場合には、シャッターカーテンの開動作を不能と
    したことを特徴とする建築用電動シャッターの制御装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010127018A (ja) * 2008-11-28 2010-06-10 Sanwa Shutter Corp 建築用電動シャッターにおける遠隔操作装置
JP2010127017A (ja) * 2008-11-28 2010-06-10 Sanwa Shutter Corp 建築用電動シャッター装置における操作具

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