JP2002226354A - ピールオフ型パック化粧料 - Google Patents
ピールオフ型パック化粧料Info
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- JP2002226354A JP2002226354A JP2001025104A JP2001025104A JP2002226354A JP 2002226354 A JP2002226354 A JP 2002226354A JP 2001025104 A JP2001025104 A JP 2001025104A JP 2001025104 A JP2001025104 A JP 2001025104A JP 2002226354 A JP2002226354 A JP 2002226354A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 パック化粧料の保存安定性、皮膜
の柔軟性及び剥離性が良好で、しかも剥離後のしっとり
感に優れたピールオフ型パック化粧料を提供する。 【解決手段】 皮膜形成剤としてポリビニルアル
コールを含有するピールオフ型パック化粧料において、
多価アルコールと、ポリオキシアルキレンアルキルグル
コシド,マルチトールヒドロキシアルキルエーテルから
選択される1種又は2種を併用する。
の柔軟性及び剥離性が良好で、しかも剥離後のしっとり
感に優れたピールオフ型パック化粧料を提供する。 【解決手段】 皮膜形成剤としてポリビニルアル
コールを含有するピールオフ型パック化粧料において、
多価アルコールと、ポリオキシアルキレンアルキルグル
コシド,マルチトールヒドロキシアルキルエーテルから
選択される1種又は2種を併用する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パック化粧料の
保存安定性、皮膜の柔軟性及び剥離性が良好で、しかも
剥離後のしっとり感に優れたピールオフ型パック化粧料
に関する。
保存安定性、皮膜の柔軟性及び剥離性が良好で、しかも
剥離後のしっとり感に優れたピールオフ型パック化粧料
に関する。
【0002】
【従来の技術】皮膚上に皮膜を形成させた後、その皮膜
を剥離するピールオフ型パック化粧料は、皮膚表面の汚
垢を除去して皮膚を清浄化し、さらに古くなった角質層
の除去効果にも優れ、皮膚の血行促進効果をも有するこ
とから、従来よりよく用いられている。かかるピールオ
フ型パック化粧料は、上記の目的を果たすために、皮膜
剤として皮膜形成性を有する水溶性高分子を主成分とす
るものが一般的である。
を剥離するピールオフ型パック化粧料は、皮膚表面の汚
垢を除去して皮膚を清浄化し、さらに古くなった角質層
の除去効果にも優れ、皮膚の血行促進効果をも有するこ
とから、従来よりよく用いられている。かかるピールオ
フ型パック化粧料は、上記の目的を果たすために、皮膜
剤として皮膜形成性を有する水溶性高分子を主成分とす
るものが一般的である。
【0003】しかしながら、皮膜形成性を有する水溶性
高分子のみの配合では、皮膜強度は得られるものの膜の
柔軟性に欠け、乾燥時の収縮により剥離時に痛みを伴う
ことがあった。そこで、皮膜に柔軟性を持たせるために
多価アルコールの添加が行われている。多価アルコール
の添加により、乾燥後の皮膜に柔軟性を付与し、剥離後
の肌にしっとり感を付与することができるが、反面皮膜
強度が弱くなって、剥離時に破れる等剥離性能が悪くな
る傾向があった。さらに、多価アルコールの添加によ
り、パック化粧料が経時でゲル化したり離水を起こす、
皮膜形成に要する乾燥時間が長くなる、という欠点があ
った。
高分子のみの配合では、皮膜強度は得られるものの膜の
柔軟性に欠け、乾燥時の収縮により剥離時に痛みを伴う
ことがあった。そこで、皮膜に柔軟性を持たせるために
多価アルコールの添加が行われている。多価アルコール
の添加により、乾燥後の皮膜に柔軟性を付与し、剥離後
の肌にしっとり感を付与することができるが、反面皮膜
強度が弱くなって、剥離時に破れる等剥離性能が悪くな
る傾向があった。さらに、多価アルコールの添加によ
り、パック化粧料が経時でゲル化したり離水を起こす、
皮膜形成に要する乾燥時間が長くなる、という欠点があ
った。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明においては、上
記のような問題点を解決し、パック化粧料の保存安定
性、皮膜の柔軟性及び剥離性が良好で、しかも剥離後の
しっとり感に優れたピールオフ型パック化粧料を得るこ
とを目的とした。
記のような問題点を解決し、パック化粧料の保存安定
性、皮膜の柔軟性及び剥離性が良好で、しかも剥離後の
しっとり感に優れたピールオフ型パック化粧料を得るこ
とを目的とした。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するに
あたり、種々検討を行ったところ、皮膜形成剤としてポ
リビニルアルコールを含有するピールオフ型パック化粧
料において、多価アルコールと、ポリオキシアルキレン
アルキルグルコシド,マルチトールヒドロキシアルキル
エーテルから選択される1種又は2種を併用することに
より、パック化粧料の保存安定性、皮膜の柔軟性及び剥
離性が良好で、しかも剥離後のしっとり感に優れたピー
ルオフ型パック化粧料が得られることを見いだし、本発
明を完成するに至った。
あたり、種々検討を行ったところ、皮膜形成剤としてポ
リビニルアルコールを含有するピールオフ型パック化粧
料において、多価アルコールと、ポリオキシアルキレン
アルキルグルコシド,マルチトールヒドロキシアルキル
エーテルから選択される1種又は2種を併用することに
より、パック化粧料の保存安定性、皮膜の柔軟性及び剥
離性が良好で、しかも剥離後のしっとり感に優れたピー
ルオフ型パック化粧料が得られることを見いだし、本発
明を完成するに至った。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を説明する。
【0007】本発明においては、皮膜形成剤としてポリ
ビニルアルコールを用いる。ポリビニルアルコールとし
ては、化粧品用の皮膜形成剤として市販されているもの
を用いることができるが、重合度300〜3000、ケ
ン化度が75〜95%のものが好ましく使用できる。ピ
ールオフ型パック化粧料への配合量としては、10〜3
0重量%が適当である。
ビニルアルコールを用いる。ポリビニルアルコールとし
ては、化粧品用の皮膜形成剤として市販されているもの
を用いることができるが、重合度300〜3000、ケ
ン化度が75〜95%のものが好ましく使用できる。ピ
ールオフ型パック化粧料への配合量としては、10〜3
0重量%が適当である。
【0008】本発明におけるピールオフ型パック化粧料
においては、皮膜に柔軟性を付与し、剥離後のしっとり
感を向上させる目的で、多価アルコールを配合する。か
かる多価アルコールとしては、プロピレングリコール,
ジプロピレングリコール,エチレングリコール,ジエチ
レングリコール,ポリエチレングリコール,1,3-ブチレ
ングリコール,1,2-ペンタンジオール,グリセリン,ジ
グリセリン,ペンタエリスリトール,ソルビトール,マ
ンニトール等が例示される。これらの多価アルコールの
中でも、上記配合目的より、1,3-ブチレングリコー
ル及びポリエチレングリコールから選択される1種又は
2種を用いることが好ましい。また、ポリエチレングリ
コールとしては、平均分子量が400〜4000のもの
から選択した1種又は2種以上を用いる。ピールオフ型
パック化粧料への配合量としては、1〜10重量%が好
ましい。
においては、皮膜に柔軟性を付与し、剥離後のしっとり
感を向上させる目的で、多価アルコールを配合する。か
かる多価アルコールとしては、プロピレングリコール,
ジプロピレングリコール,エチレングリコール,ジエチ
レングリコール,ポリエチレングリコール,1,3-ブチレ
ングリコール,1,2-ペンタンジオール,グリセリン,ジ
グリセリン,ペンタエリスリトール,ソルビトール,マ
ンニトール等が例示される。これらの多価アルコールの
中でも、上記配合目的より、1,3-ブチレングリコー
ル及びポリエチレングリコールから選択される1種又は
2種を用いることが好ましい。また、ポリエチレングリ
コールとしては、平均分子量が400〜4000のもの
から選択した1種又は2種以上を用いる。ピールオフ型
パック化粧料への配合量としては、1〜10重量%が好
ましい。
【0009】本発明におけるピールオフ型パック化粧料
には、さらにポリオキシアルキレンアルキルグルコシド
及びマルチトールヒドロキシアルキルエーテルから選択
される1種又は2種を含有させる。
には、さらにポリオキシアルキレンアルキルグルコシド
及びマルチトールヒドロキシアルキルエーテルから選択
される1種又は2種を含有させる。
【0010】かかるポリオキシアルキレンアルキルグル
コシドとしては、エチレンオキサイド及びプロピレンオ
キサイドから選択される1種又は2種のアルキレンオキ
サイドを、アルキルグルコシドに付加したものを使用す
ることができ、アルキレンオキサイドの平均付加モル数
は5〜30モル程度が好ましい。また、アルキル基とし
ては、メチル基が好ましい。市販品としては、グルカム
E−10,E−20,P−10,P−20(アマコール
社製)等が挙げられる。これらのポリオキシアルキレン
アルキルグルコシドの中でも、ポリオキシプロピレンメ
チルグルコシドを用いることにより、本発明の効果をよ
り低濃度で発揮させることができる。これらのポリオキ
シアルキレンアルキルグルコシドは1種又は2種以上を
配合することができ、配合量としては、0.01〜10
重量%、より好ましくは0.5〜5重量%である。10
重量%を超えると、皮膜の剥離性に問題を生じる。
コシドとしては、エチレンオキサイド及びプロピレンオ
キサイドから選択される1種又は2種のアルキレンオキ
サイドを、アルキルグルコシドに付加したものを使用す
ることができ、アルキレンオキサイドの平均付加モル数
は5〜30モル程度が好ましい。また、アルキル基とし
ては、メチル基が好ましい。市販品としては、グルカム
E−10,E−20,P−10,P−20(アマコール
社製)等が挙げられる。これらのポリオキシアルキレン
アルキルグルコシドの中でも、ポリオキシプロピレンメ
チルグルコシドを用いることにより、本発明の効果をよ
り低濃度で発揮させることができる。これらのポリオキ
シアルキレンアルキルグルコシドは1種又は2種以上を
配合することができ、配合量としては、0.01〜10
重量%、より好ましくは0.5〜5重量%である。10
重量%を超えると、皮膜の剥離性に問題を生じる。
【0011】本発明で用いるマルチトールヒドロキシア
ルキルエーテルのアルキル基は炭素数8〜20の直鎖若
しくは分岐を有するアルキル基を示す。かかるマルチト
ールヒドロキシアルキルエーテルとしては、マルテルE
−24(クローダジャパン社製)を用いることが好まし
い。マルチトールヒドロキシアルキルエーテルは本発明
のピールオフ型パック化粧料に、0.001〜2重量%
配合することができ、好ましくは0.01〜1重量%は
いごうする。2重量%を越えると皮膜の剥離性に問題を
生じ、逆に0.001重量%以下では本発明の効果を奏
することができない。
ルキルエーテルのアルキル基は炭素数8〜20の直鎖若
しくは分岐を有するアルキル基を示す。かかるマルチト
ールヒドロキシアルキルエーテルとしては、マルテルE
−24(クローダジャパン社製)を用いることが好まし
い。マルチトールヒドロキシアルキルエーテルは本発明
のピールオフ型パック化粧料に、0.001〜2重量%
配合することができ、好ましくは0.01〜1重量%は
いごうする。2重量%を越えると皮膜の剥離性に問題を
生じ、逆に0.001重量%以下では本発明の効果を奏
することができない。
【0012】本発明におけるピールオフ型パック化粧料
は、ゼリー状及びペースト状の形態で提供することがで
きる。そして、ポリビニルピロリドン,ポリ酢酸ビニル
エマルション等の他の皮膜形成剤や、ムコ多糖類,ピロ
リドンカルボン酸塩等の保湿剤をも併用することができ
る。またこれらの他、エタノールなどのアルコール類、
カルボキシメチルセルロース,カルボキシビニルポリマ
ー,ペクチン,ゼラチン,キサンタンガム等の増粘剤、
オリーブ油,マカデミアンナッツ油,ホホバ油,スクワ
ラン,流動パラフィン,エステル油等のエモリエント
剤、カオリン,タルク,酸化チタン,酸化亜鉛,球状セ
ルロース,球状無水ケイ酸,ポリエチレン末,ナイロン
末,ポリスチレン末,ポリメタクリル酸メチル等の粉
体,色素,顔料類、美白剤,細胞賦活剤,抗炎症剤,殺
菌剤等の薬剤成分、防腐防かび剤、界面活性剤、緩衝剤
といった一般的な化粧料用成分をも含有させることがで
きる。
は、ゼリー状及びペースト状の形態で提供することがで
きる。そして、ポリビニルピロリドン,ポリ酢酸ビニル
エマルション等の他の皮膜形成剤や、ムコ多糖類,ピロ
リドンカルボン酸塩等の保湿剤をも併用することができ
る。またこれらの他、エタノールなどのアルコール類、
カルボキシメチルセルロース,カルボキシビニルポリマ
ー,ペクチン,ゼラチン,キサンタンガム等の増粘剤、
オリーブ油,マカデミアンナッツ油,ホホバ油,スクワ
ラン,流動パラフィン,エステル油等のエモリエント
剤、カオリン,タルク,酸化チタン,酸化亜鉛,球状セ
ルロース,球状無水ケイ酸,ポリエチレン末,ナイロン
末,ポリスチレン末,ポリメタクリル酸メチル等の粉
体,色素,顔料類、美白剤,細胞賦活剤,抗炎症剤,殺
菌剤等の薬剤成分、防腐防かび剤、界面活性剤、緩衝剤
といった一般的な化粧料用成分をも含有させることがで
きる。
【0013】
【実施例】さらに実施例により、本発明の特徴について
詳細に説明する。
詳細に説明する。
【0014】表1に示した処方にて、実施例1〜実施例
5及び比較例1にかかるゼリー状ピールオフ型パック化
粧料を調製した。なお、調製は全成分を混合,溶解し、
均一化して行った。
5及び比較例1にかかるゼリー状ピールオフ型パック化
粧料を調製した。なお、調製は全成分を混合,溶解し、
均一化して行った。
【0015】
【表1】
【0016】本発明の実施例及び比較例について、使用
試験、及び保存安定性試験を行った。使用試験は、20
才代〜50才代の女性パネラー20名を一群として用
い、各群に実施例,比較例をそれぞれブラインドにて使
用させ、塗布時の伸び,皮膜の柔軟性,皮膜の剥離性,
皮膜剥離後のしっとり感について官能評価させて行っ
た。なお、官能評価は次に示す評価基準に従って5段階
にて評価を行わせて点数化し、各使用群について20名
の平均値を算出し、平均値が4点以上を◎、3点以上4
点未満を○、2点以上3点未満を△、2点以下を×とし
て示した。
試験、及び保存安定性試験を行った。使用試験は、20
才代〜50才代の女性パネラー20名を一群として用
い、各群に実施例,比較例をそれぞれブラインドにて使
用させ、塗布時の伸び,皮膜の柔軟性,皮膜の剥離性,
皮膜剥離後のしっとり感について官能評価させて行っ
た。なお、官能評価は次に示す評価基準に従って5段階
にて評価を行わせて点数化し、各使用群について20名
の平均値を算出し、平均値が4点以上を◎、3点以上4
点未満を○、2点以上3点未満を△、2点以下を×とし
て示した。
【0017】「塗布時の伸び」 良好である 5点 やや良好である 4点 普通である 3点 やや悪い 2点 悪い 1点
【0018】「皮膜の柔軟性」 良好である 5点 やや良好である 4点 普通である 3点 やや悪い 2点 悪い 1点
【0019】「皮膜の剥離性」 良好である 5点 やや良好である 4点 普通である 3点 やや悪い 2点 悪い 1点
【0020】「皮膜剥離後のしっとり感」 ある 5点 ややある 4点 どちらともいえない 3点 ややない 2点 ない 1点
【0021】また、保存安定性試験は、−5℃にて12
時間凍結保存後,15℃にて12時間融解保存を1サイ
クルとし、5サイクルの凍結融解試験を行い、常温にて
1時間保存した後に、ゲル化及び離水の有無を目視によ
り観察し、ゲル化,離水が認められない:○,僅かなゲ
ル化,離水が認められる:△、明確なゲル化,離水が認
められる:×として評価した。
時間凍結保存後,15℃にて12時間融解保存を1サイ
クルとし、5サイクルの凍結融解試験を行い、常温にて
1時間保存した後に、ゲル化及び離水の有無を目視によ
り観察し、ゲル化,離水が認められない:○,僅かなゲ
ル化,離水が認められる:△、明確なゲル化,離水が認
められる:×として評価した。
【0022】
【表2】
【0023】実施例1〜実施例5及び比較例1について
上記使用試験及び保存安定性試験を行った結果を表2に
示した。その結果、本発明の実施例については、いずれ
の使用群についても、塗布時の伸び,皮膜の柔軟性,皮
膜の剥離性,皮膜剥離後のしっとり感について、おおむ
ね良い評価が得られていた。また保存安定性も良好であ
った。一方、比較例1使用群では、塗布時の伸び,皮膜
の柔軟性及び皮膜剥離後のしっとり感については良好な
評価であったが、皮膜の剥離性に関する評価が低く、保
存安定性においても著しいゲル化及び離水が認められ
た。
上記使用試験及び保存安定性試験を行った結果を表2に
示した。その結果、本発明の実施例については、いずれ
の使用群についても、塗布時の伸び,皮膜の柔軟性,皮
膜の剥離性,皮膜剥離後のしっとり感について、おおむ
ね良い評価が得られていた。また保存安定性も良好であ
った。一方、比較例1使用群では、塗布時の伸び,皮膜
の柔軟性及び皮膜剥離後のしっとり感については良好な
評価であったが、皮膜の剥離性に関する評価が低く、保
存安定性においても著しいゲル化及び離水が認められ
た。
【0024】 [実施例6] ゼリー状ピールオフ型パック化粧料 (1)精製水 61.8(重量%) (2)ポリエチレングリコール(平均分子量1500) 5.0 (3)ポリビニルアルコール 15.0 (4)カルボキシメチルセルロース 5.0 (5)エタノール 12.0 (6)香料 0.1 (7)パラオキシ安息香酸メチル 0.1 (8)ポリオキシエチレン(20)メチルグルコシド 1.0 製法:(1)に(2)を添加し、75℃に加熱する。これに
(3),(4)を添加し、撹拌して溶解する。一方、(5)に
(6)〜(8)を溶解し、前記水相に添加して可溶化する。
次いで脱気し、冷却する。
(3),(4)を添加し、撹拌して溶解する。一方、(5)に
(6)〜(8)を溶解し、前記水相に添加して可溶化する。
次いで脱気し、冷却する。
【0025】 [実施例7] ゼリー状ピールオフ型パック化粧料 (1)精製水 69.7(重量%) (2)ポリエチレングリコール(平均分子量600) 3.0 (3)1,3-ブチレングリコール 3.0 (4)ポリビニルアルコール 12.0 (5)カルボキシビニルポリマー 1.0 (6)エタノール 10.0 (7)香料 0.1 (8)パラオキシ安息香酸メチル 0.1 (9)マルチトールヒドロキシミリスチルエーテル 1.0 (10)水酸化カリウム 0.1 製法:(1)に(2),(3)を添加し、75℃に加熱する。
これに(4),(5)を添加し、撹拌して溶解する。一方、
(6)に(7)〜(9)を溶解し、前記水相に添加して可溶化
する。次いで(10)を添加して増粘させた後脱気し、冷却
する。
これに(4),(5)を添加し、撹拌して溶解する。一方、
(6)に(7)〜(9)を溶解し、前記水相に添加して可溶化
する。次いで(10)を添加して増粘させた後脱気し、冷却
する。
【0026】 [実施例8]ペースト状ピールオフ型パック化粧料 (1)精製水 47.2(重量%) (2)ポリエチレングリコール(平均分子量400) 5.0 (3)ポリエチレングリコール(平均分子量2000) 5.0 (4)ポリビニルアルコール 25.0 (5)エタノール 8.0 (6)ホホバ油 2.5 (7)スクワラン 2.5 (8)ポリオキシプロピレン(10)メチルグルコシド 4.5 (9)パラオキシ安息香酸メチル 0.1 (10)香料 0.2 製法:(1)に(2),(3)を添加し、75℃に加熱する。
これに(4)を添加し、撹拌して溶解する。一方、(5)に
(6)〜(10)を溶解し、前記水相に添加して可溶化する。
次いで脱気し、冷却する。
これに(4)を添加し、撹拌して溶解する。一方、(5)に
(6)〜(10)を溶解し、前記水相に添加して可溶化する。
次いで脱気し、冷却する。
【0027】 [実施例9] ペースト状ピールオフ型パック化粧料 (1)精製水 37.5(重量%) (2)ソルビトール 5.0 (3)ポリエチレングリコール(平均分子量1000) 5.0 (4)ポリビニルアルコール 10.0 (5)酸化チタン 5.0 (6)タルク 10.0 (7)ポリ酢酸ビニルエマルション 15.0 (8)エタノール 8.0 (9)オリーブ油 2.0 (10)スクワラン 2.0 (11)マルチトールヒドロキシラウリルエーテル 0.3 (12)香料 0.1 (13)パラオキシ安息香酸メチル 0.1 製法:(1)に(2),(3)を添加し、75℃に加熱する。
これに(4)を添加し、撹拌して溶解した後、(5)〜(7)
を添加して充分分散する。一方、(8)に(9)〜(13)を溶
解し、前記水相に添加して、混合,均一化する。次いで
脱気し、冷却する。
これに(4)を添加し、撹拌して溶解した後、(5)〜(7)
を添加して充分分散する。一方、(8)に(9)〜(13)を溶
解し、前記水相に添加して、混合,均一化する。次いで
脱気し、冷却する。
【0028】 [実施例10] 角栓除去用ピールオフ型パック化粧料 (1)精製水 52.7(重量%) (2)ポリエチレングリコール(分子量4000) 7.5 (3)ポリビニルアルコール 20.0 (4)キサンタンガム 2.0 (5)エタノール 15.0 (6)サリチル酸 0.5 (7)香料 0.1 (8)パラオキシ安息香酸メチル 0.1 (9)ポリオキシプロピレン(20)メチルグルコシド 2.0 (10)マルチトールヒドロキシミリスチルエーテル 0.1 製法:(1)に(2)を添加し、75℃に加熱する。これに
(3),(4)を添加し、撹拌して溶解する。一方、(5)に
(6)〜(10)を溶解し、前記水相に添加して可溶化する。
次いで脱気し、冷却する。
(3),(4)を添加し、撹拌して溶解する。一方、(5)に
(6)〜(10)を溶解し、前記水相に添加して可溶化する。
次いで脱気し、冷却する。
【0029】 [実施例11] ゼリー状ピールオフ型パック化粧料 (1)精製水 66.5(重量%) (2)ポリオキシプロピレン(20)メチルグルコシド 3.0 (3)1,3-ブチレングリコール 3.5 (4)ポリエチレングリコール(平均分子量1300) 1.0 (5)ポリビニルアルコール 13.5 (6)エタノール 12.0 (7)スクワラン 0.1 (8)ホホバ油 0.1 (8)N-ココイル-L-アルギニンエチル ・DL-ピロリドンカルボン酸塩 0.1 (10)香料 0.1 (11)混合植物抽出物 0.1 製法:(1)に(2)〜(4)を添加し、75℃に加熱する。
これに(5)を添加し、撹拌して溶解する。一方、(6)に
(7)〜(11)を溶解し、前記水相に添加して可溶化する。
次いで脱気し、冷却する。なお、混合植物抽出物として
は、セフプラントコンプレックス(クルトリヒター社
製)を用いた。
これに(5)を添加し、撹拌して溶解する。一方、(6)に
(7)〜(11)を溶解し、前記水相に添加して可溶化する。
次いで脱気し、冷却する。なお、混合植物抽出物として
は、セフプラントコンプレックス(クルトリヒター社
製)を用いた。
【0030】 [実施例12] ペースト状ピールオフ型パック化粧料 (1)精製水 53.4(重量%) (2)1,3-ブチレングリコール 4.0 (3)ポリエチレングリコール(平均分子量800) 1.3 (4)ポリビニルアルコール 10.5 (5)酸化チタン 13.0 (6)ポリエチレン末 0.5 (7)エタノール 12.0 (8)混合植物抽出物 0.1 (9)スクワラン 0.1 (10)ホホバ油 0.1 (11)香料 0.1 (12)ポリオキシプロピレン(20)メチルグルコシド 4.0 (13)クエン酸(0.01重量%水溶液) 0.1 (14)クエン酸ナトリウム(0.1重量%水溶液) 0.8 製法:(1)に(2),(3)を添加し、75℃に加熱する。
これに(4)を添加し、撹拌して溶解した後、(5),(6)
を添加して充分分散する。一方、(7)に(8)〜(12)を溶
解し、前記水相に添加して、混合,均一化した後、(1
3),(14)を添加してpHを調整する。次いで脱気し、冷
却する。なお、混合植物抽出物としては、チェスプラン
トコンプレックス(クルトリヒター社製)を用いた。
これに(4)を添加し、撹拌して溶解した後、(5),(6)
を添加して充分分散する。一方、(7)に(8)〜(12)を溶
解し、前記水相に添加して、混合,均一化した後、(1
3),(14)を添加してpHを調整する。次いで脱気し、冷
却する。なお、混合植物抽出物としては、チェスプラン
トコンプレックス(クルトリヒター社製)を用いた。
【0031】 [実施例13] ゼリー状ピールオフ型パック化粧料 (1)精製水 65.5(重量%) (2)グリセリン 1.5 (3)1,3-ブチレングリコール 1.5 (4)ポリエチレングリコール(平均分子量1300) 0.5 (5)ポリエチレングリコール(平均分子量800) 0.5 (6)ポリオキシプロピレン(20)メチルグルコシド 3.0 (7)ポリビニルアルコール 13.5 (8)エタノール 9.0 (9)パラオキシ安息香酸メチル 0.1 (10)香料 0.1 (11)ポリオキシエチレン(20) ポリオキシプロピレングリコール(20) 1.5 (12)ポリオキシプロピレン(9)ジグリセリルエーテル 2.0 (13)グリチルリチン酸ジカリウム 0.1 (14)精製水 0.9 (15)魚鱗箔分散液 0.3 製法:(1)に(2)〜(6)を添加し、75℃に加熱する。
これに(7)を添加し、撹拌して溶解する。一方、(8)に
(9)〜(12)、(13)を(14)に溶解し、(15)とともにそれぞ
れ前記水相に添加して混合する。次いで脱気し、冷却す
る。
これに(7)を添加し、撹拌して溶解する。一方、(8)に
(9)〜(12)、(13)を(14)に溶解し、(15)とともにそれぞ
れ前記水相に添加して混合する。次いで脱気し、冷却す
る。
【0032】実施例6〜実施例13について上記使用試
験及び保存安定性試験を行い、結果を表3に示した。そ
の結果、本発明の実施例6〜実施例13については、い
ずれの使用群についても、全ての評価項目について、お
おむね良い評価が得られていた。
験及び保存安定性試験を行い、結果を表3に示した。そ
の結果、本発明の実施例6〜実施例13については、い
ずれの使用群についても、全ての評価項目について、お
おむね良い評価が得られていた。
【0033】
【表3】
【0034】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明により、保
存安定性、皮膜の柔軟性及び剥離性が良好で、しかも剥
離後のしっとり感に優れたピールオフ型パック化粧料を
得ることができた。
存安定性、皮膜の柔軟性及び剥離性が良好で、しかも剥
離後のしっとり感に優れたピールオフ型パック化粧料を
得ることができた。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年8月24日(2001.8.2
4)
4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】本発明で用いるマルチトールヒドロキシア
ルキルエーテルのアルキル基は炭素数8〜20の直鎖若
しくは分岐を有するアルキル基を示す。かかるマルチト
ールヒドロキシアルキルエーテルとしては、マルテルE
−24(クローダジャパン社製)を用いることが好まし
い。マルチトールヒドロキシアルキルエーテルは本発明
のピールオフ型パック化粧料に、0.001〜2重量%
配合することができ、好ましくは0.01〜1重量%配
合する。2重量%を越えると皮膜の剥離性に問題を生
じ、逆に0.001重量%以下では本発明の効果を奏す
ることができない。
ルキルエーテルのアルキル基は炭素数8〜20の直鎖若
しくは分岐を有するアルキル基を示す。かかるマルチト
ールヒドロキシアルキルエーテルとしては、マルテルE
−24(クローダジャパン社製)を用いることが好まし
い。マルチトールヒドロキシアルキルエーテルは本発明
のピールオフ型パック化粧料に、0.001〜2重量%
配合することができ、好ましくは0.01〜1重量%配
合する。2重量%を越えると皮膜の剥離性に問題を生
じ、逆に0.001重量%以下では本発明の効果を奏す
ることができない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 7/00 A61K 7/00 U Fターム(参考) 4C083 AA112 AA122 AB032 AB242 AB432 AC022 AC102 AC111 AC121 AC122 AC132 AC182 AC302 AC472 AC482 AC852 AD041 AD042 AD092 AD111 AD112 AD191 AD192 AD272 AD352 AD391 AD392 AD532 CC07 DD41 EE03
Claims (3)
- 【請求項1】 ポリビニルアルコールと、多価アルコー
ルと、ポリオキシアルキレンアルキルグルコシド,マル
チトールヒドロキシアルキルエーテルから選択される1
種又は2種を含有する、ピールオフ型パック化粧料。 - 【請求項2】 多価アルコールが、ポリエチレングリコ
ール,1,3-ブチレングリコールから選択される1種又は
2種である、請求項1に記載のピールオフ型パック化粧
料。 - 【請求項3】 ポリオキシアルキレンアルキルグルコシ
ドが、ポリオキシプロピレンメチルグルコシドである、
請求項1又は請求項2に記載の、ピールオフ型パック化
粧料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001025104A JP2002226354A (ja) | 2001-02-01 | 2001-02-01 | ピールオフ型パック化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001025104A JP2002226354A (ja) | 2001-02-01 | 2001-02-01 | ピールオフ型パック化粧料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002226354A true JP2002226354A (ja) | 2002-08-14 |
Family
ID=18890153
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001025104A Pending JP2002226354A (ja) | 2001-02-01 | 2001-02-01 | ピールオフ型パック化粧料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002226354A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008501805A (ja) * | 2004-06-07 | 2008-01-24 | ザース・インコーポレーテッド | 薬物の皮膚送達のための接着性外皮形成製剤とそれを使用する方法 |
US8158144B2 (en) | 2006-09-15 | 2012-04-17 | Calvin Garris | Hair care solution protecting natural hair from gluing products |
US8741333B2 (en) | 2004-06-07 | 2014-06-03 | Nuvo Research Inc. | Compositions and methods for treating dermatitis or psoriasis |
US8741332B2 (en) | 2004-06-07 | 2014-06-03 | Nuvo Research Inc. | Compositions and methods for dermally treating neuropathic pain |
JP2016098219A (ja) * | 2014-11-26 | 2016-05-30 | 株式会社ダリヤ | 皮膚化粧料 |
-
2001
- 2001-02-01 JP JP2001025104A patent/JP2002226354A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014001218A (ja) * | 2004-06-07 | 2014-01-09 | Zars Inc | 薬物の皮膚送達のための接着性外皮形成製剤とそれを使用する方法 |
US8741333B2 (en) | 2004-06-07 | 2014-06-03 | Nuvo Research Inc. | Compositions and methods for treating dermatitis or psoriasis |
US8741332B2 (en) | 2004-06-07 | 2014-06-03 | Nuvo Research Inc. | Compositions and methods for dermally treating neuropathic pain |
US8907153B2 (en) | 2004-06-07 | 2014-12-09 | Nuvo Research Inc. | Adhesive peel-forming formulations for dermal delivery of drugs and methods of using the same |
US9675562B2 (en) | 2004-06-07 | 2017-06-13 | Crescita Therapeutics Inc. | Adhesive peel-forming formulations for dermal delivery of drugs and methods of using the same |
US8158144B2 (en) | 2006-09-15 | 2012-04-17 | Calvin Garris | Hair care solution protecting natural hair from gluing products |
US8557276B2 (en) | 2006-09-15 | 2013-10-15 | Calvin Lee Garris | Hair care solution forming a film protecting natural hair from gluing products |
US8586111B2 (en) | 2006-09-15 | 2013-11-19 | Calvin Garris | Method of applying a protective film over natural hair or scalp prior to application of bonding glue |
JP2016098219A (ja) * | 2014-11-26 | 2016-05-30 | 株式会社ダリヤ | 皮膚化粧料 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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