JP2002225964A - 食品収納容器 - Google Patents

食品収納容器

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JP2002225964A
JP2002225964A JP2001022920A JP2001022920A JP2002225964A JP 2002225964 A JP2002225964 A JP 2002225964A JP 2001022920 A JP2001022920 A JP 2001022920A JP 2001022920 A JP2001022920 A JP 2001022920A JP 2002225964 A JP2002225964 A JP 2002225964A
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food
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Fumihisa Ishizuka
文久 石塚
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Morinaga and Co Ltd
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Morinaga and Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 菓子容器、弁当容器等において蓋材を開封し
た際に、棒状の飲食具の柄部が容易に掴み出せる食品収
納容器を提供する。 【解決手段】 この食品収納容器10は、食品を収容す
る凹部21と棒状の飲食具30を収容する凹部22とを
有するトレー20と、このトレーの前記各凹部に渡って
被せられ、前記食品及び前記飲食具を封入する蓋材40
とを備えている。そして、前記飲食具30を収納する凹
部22の底面には、前記蓋材40の開封時に前記飲食具
30を傾斜させるための突起部25及び/又は段部が形
成されている。この場合、前記蓋材40の封止時には、
前記飲食具30が前記突起部25及び/又は段部に支持
され、かつ前記蓋材40に規制されて前記凹部22内に
収納される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、棒状の飲食具を含
む食品収納容器に関し、更に詳しくは、菓子容器、弁当
容器等において蓋材を開封した際に、楊枝等の飲食具の
柄部が容易に掴み出せる食品収納容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、菓子、弁当等の食品を収容す
る容器として、仕切りを有する各種トレー容器が用いら
れており、特に、内容物の大きさ、形状に合わせて凹部
が成形されたプラスチック、紙等の成形トレーが一般に
知られており、凹部が形成された位置に内容物を収容す
ることにより内容物の位置が規制されるので、輸送や販
売時の内容物保護性に優れ、内容物が偏ったりすること
がなく、また外観にも優れ、コスト的にも安価であるこ
とから広く用いられている。
【0003】また、食品包装の衛生性、異物混入等の安
全性等の観点から、上記のトレー容器には蓋材を設ける
ことも広く行われており、弁当容器等に用いられる嵌合
タイプの蓋材の他、トレー表面にフィルムや紙等からな
る蓋材を熱シール又はホットメルト等により融着又は圧
着させ、飲食時にはこれをトレーから剥離開封して食す
ることができる密封トレー容器も広く用いられており、
特に連続自動包装による大量生産可能な包装容器として
菓子容器等に使用されている。
【0004】一方、上記のような凹部を有する密封トレ
ー包装の問題点としては、食品がトレー凹部に隙間無く
収容されているので、開封後の素手による内容物の取出
しが困難なことである。特にチョコレート菓子のよう
に、小さく、偏平な食品は、トレーが薄いことも相俟っ
て、素手による内容物の取出しが一層困難なものとなっ
ている。
【0005】そこで、別途飲食具、例えば楊枝やピッ
ク、スティック、箸、フォ−ク、スプーン等を前記トレ
ーに一体収容し、消費者がこれらの飲食具を使用するこ
とにより、簡単に食することができる容器もまた広く知
られている。この場合、前記トレーに飲食具を収容する
ための凹部を設けることにより、食品と飲食具を同一ト
レー内に配置することが可能となるので前記飲食具の脱
落や添付忘れが防止できる。
【0006】しかしながら、上記飲食具をトレー凹部に
収容する場合においては、以下のような問題点が生じて
いた。すなわち、当該飲食具もまた、トレー凹部に収容
されているので、この飲食具の柄部が素手で掴み難く、
取出そうとする際に飲食具が落ちてしまったりするとい
う問題点が新たに発生する点である。一般に、飲食具で
ある楊枝やピック等は棒状で細長く、かつ小さいので、
これがトレーの凹部内に収容されると手が入らず、素手
では掴み難いものとなるのである。
【0007】上記の問題点を解決するための従来技術と
しては、飲食具の柄部を素手で掴み易くするために、飲
食具を収容する凹部とは別に、これに隣接する位置に指
先を挿入し易くするための凹部を指のガイドとして設
け、凹部の上面からではなく、凹部の側面側から指を入
れることにより、前記飲食具の柄部を掴み易くすること
が行われている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
従来技術においては、飲食具を収容する凹部とは別に、
これに隣接する位置に指先を挿入し易くするための凹部
を設けて指を入り易くする必要がある。このため、弁当
容器等の、ある程度の大きさの容器では適用可能である
ものの、市販のチョコレートやキャラメル等の菓子容器
の如く小さな容器においてはトレーの大きさに制限があ
り、スペース上の観点から、指のガイドとなる凹部を別
途設けることができない場合があるという問題点があ
る。また、消費者が開封した際、前記凹部が指のガイド
であることに気が付かない場合があり、この場合有効に
機能しないという問題点がある。
【0009】したがって、本発明の目的は、蓋材で密封
された食品包装容器において、蓋材を開封した際には飲
食具の柄部が容易に掴み出せ、かつ蓋材封止時にはトレ
ー凹部内に飲食具が収容可能であり、このため通常の蓋
材や包装機械が使用可能であり、低コストで大量生産可
能な食品収納容器を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の食品収納容器は、食品を収容する凹部と棒
状の飲食具を収容する凹部とを有するトレーと、このト
レーの前記各凹部に渡って被せられ、前記食品及び前記
飲食具を封入する蓋材とを備えた食品収納容器におい
て、前記飲食具を収納する凹部の底面に、前記蓋材開封
時に前記飲食具を傾斜させるための突起部及び/又は段
部を有し、前記蓋材封止時には、前記飲食具が前記突起
部及び/又は段部に支持され、かつ前記蓋材に規制され
て前記トレー凹部内に収納されることを特徴とする。
【0011】本発明によれば、飲食具が突起部及び/又
は段部に支持されているので、蓋材を開封した際には自
重で飲食具が傾斜することにより、飲食具の柄部を容易
に手で掴み出すことが可能となる。また、蓋材封止時に
はトレー凹部内に飲食具が収容されるので、通常の蓋材
により容易に密封でき、包装機械も現行のものがそのま
ま使用できるので汎用性にも優れる。更に、別途凹部を
設けたりする必要もないので、消費者が取出し方法を誤
認するようなこともなく、誰でも確実に飲食具の柄部を
掴み出せる。
【0012】また、本発明の好ましい態様によれば、前
記蓋材開封時に、前記傾斜した飲食具の柄部の基端が、
前記トレーの凹部の開口面より上部に位置するように、
前記の突起部及び/又は段部の高さ及び位置が設定され
ていることを特徴とする。これにより、蓋材開封時に自
重で飲食具が傾斜した際、飲食具の柄部の基端が少なく
とも開口面より上部に突出するので更に掴み易くなるこ
とになる。
【0013】更に、前記蓋材が前記トレーに対して剥離
可能に接着されるフィルム又は紙であることが好まし
い。これにより、トレーと蓋材が一体となり、より密封
性が向上して衛生性、安全性に優れる。また、食品を取
出すときに、蓋材の一部を剥離すれば足りるので、蓋材
の一部がトレーに接合した状態で捨てることができ、廃
棄性にも優れる。
【0014】また、前記トレーがプラスチック成形品又
は紙であることが好ましい。これによれば、前記食品を
収容する凹部と棒状の飲食具を収容する凹部の形状、大
きさ等を自在に成形可能であるので、低コストで生産性
に優れる。
【0015】更に、前記棒状の飲食具が、楊枝、ピッ
ク、スティック、箸のいずれか一つから選ばれることが
好ましい。これにより、食品の種類又は形状、大きさに
合わせて、最適な飲食具を選定することが可能となる。
【0016】更にまた、前記食品が、菓子であることが
好ましい。これにより、小さなチョコレートやケーキ等
においても簡単に飲食具を用いて食することができるの
で、菓子素材が手に付着したりすることがなく、衛生的
な収納容器を提供することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図5に、本発明によ
る食品収納容器の一実施形態を示し、本発明を更に詳細
に説明する。図1は本発明による食品収納容器の一例を
示す斜視図、図2は同容器の飲食具を収納する凹部の断
面図、図3は同容器に飲食具が配置された状態を示す凹
部の断面図、図4は同容器の蓋材封止時の凹部の断面
図、図5は同容器の蓋材開封時の凹部の断面図を示す。
【0018】本発明の食品収納容器10は、図示しない
食品と飲食具30とを収容できるトレー20と、蓋材4
0とより構成されている。以下、各構成要素について説
明する。
【0019】トレー20は少なくとも2以上の凹部、す
なわち食品を収納するための凹部21と、飲食具30を
収納するための凹部22を有しており、更に上縁角部に
は蓋材40の開封を容易にするための段差23が設けら
れている。
【0020】ここで、トレー20の材質は特に限定され
ないが、プラスチック、紙等が好ましく用いられる。ま
た、凹部21及び凹部22の成形方法としては、プラス
チックの場合には、射出成形、深絞り、真空成形等特に
限定されず成形可能であり、紙の場合にも、絞り成形、
ブランクからの折り曲げ、組立て等により形成すること
も可能である。更に、各凹部の大きさ、形状、深さ等
は、収容する食品及び飲食具30に合わせて適宜選択さ
れる。また、凹部21及び凹部22の数も、それぞれ収
容する食品及び飲食具30の数と種類に応じて複数形成
されていてもよい。
【0021】この実施形態においては、図2に示すよう
に、前記凹部22は、その長手方向の一端側に設けた内
底面24と、前記長手方向の他端側に設けた、前記内底
面24より高い段部26と、前記内底面24と前記段部
26との間に形成した突起部25とを有している。
【0022】突起部25の高さは、傾斜した飲食具30
の柄部31の基端が、トレー20の凹部22の開口面2
7より上部に位置するよう、収納する飲食具30の厚み
及び長さにより適宜選択されるが、蓋材40を封止する
必要があることから、少なくとも突起部25の高さと飲
食具30の厚みとの合計が凹部22の深さ以下となるよ
うな高さに設けられている必要があり、本実施の形態で
は図4に示されるように、突起部25と飲食具30の厚
みとの合計がほぼ凹部22の深さと等しくなっている。
【0023】また、突起部25の位置については、飲食
具30の重心位置との関係で定められるが、本実施の形
態では、飲食具30の重心から柄部31側に偏寄した位
置に突起部25が設けられている。これにより図3のよ
うに、蓋材40を被せる前に飲食具30を載置した時点
では、傾斜した飲食具30の先端部32側が底面24に
接地している。
【0024】そして、蓋材40により封止されたとき
は、図4のように、飲食具30が、突起部25と蓋材4
0により規制されて、トレー20の開口面と平行にな
り、トレー20の凹部22内に収容される。
【0025】なお、飲食具30は、手で把持するための
柄部31と食品を保持するための先端部32を有する棒
状の飲食具であり、例えば楊枝やピック、スティック、
箸、フォ−ク、スプーン等が挙げられるが特にこれらに
限定されない。また、材質もプラスチック、木、金属等
特に限定されない。
【0026】蓋材40は、食品を収容する凹部21と棒
状の飲食具30を収容する凹部22の各凹部に渡って被
せられ、食品及び飲食具30を封入する。ここで、蓋材
40としては各種材料が使用可能であるが、プラスチッ
ク、紙、又は両者の複合体が好ましく用いられる。蓋材
40の形態も特に限定されず、成形蓋としてトレー20
に嵌合するようにしてもよく、また、フィルム状にして
トレー20と剥離可能に接着されているものでもよい。
この場合、接着としては、ヒートシール、ホットメルト
等の熱融着やコールドシールによる圧着等を用いること
ができる。また、前記蓋材40は透明として内容物が視
認できるようにしてもよく、また、印刷を施したもので
もよい。
【0027】本発明の食品収納容器10に収納可能な食
品としては、特に限定されず、弁当類、惣菜類、菓子類
等が収納可能であるが、例えばチョコレート、ケーキ、
クッキー、和菓子等の、所定の形状を有する菓子類を複
数個収納することが好ましく行われる。
【0028】次に、この食品収納容器10の作用につい
て説明する。まず、トレー20の凹部21内に、図示し
ない食品が充填される。次に、図3に示すように、飲食
具30がトレー20の凹部22内に収容される。このと
き、飲食具30は突起部25によって支持されるが、ま
た、本実施の形態においては、飲食具30の重心より柄
部31側(図3では左側)に突起部25が設けられてい
るので、飲食具30の先端部32側の方が重くなり、図
3のように突起部25を支点として柄部31が上に、先
端部32が下となるように自重で傾斜し、柄部31の基
端がトレー20の凹部22の開口面27より上方に突出
した状態で載置される。
【0029】このとき、柄部31の基端とトレー20の
凹部22の開口面27との距離hが3〜20mmとなる
ように、突起部25の位置及び高さが設定されているこ
とが好ましい。前記距離hが3mmより小さい場合に
は、柄部31の突出量が少なくなり、後述する蓋材40
を開封した時に、手で飲食具30の柄部31を掴み難く
なるので好ましくなく、20mmより大きい場合には、
充填工程の振動等により飲食具30が脱落し易くなり、
また後工程で蓋材40で封止する工程においても蓋材4
0との接触により、飲食具30が凹部22から外れてし
まい易くなるので好ましくない。
【0030】次に、図4に示すように、蓋材40による
封止が行われると、飲食具30が突起部25に支持され
るとともに、蓋材40に規制されるので、トレー20の
凹部22内にほぼ水平に収納される。この状態では、飲
食具30が凹部22の開口面27より上部に出ることは
ないので、食品及び飲食具30を1枚の蓋材で密封する
ことができ、輸送、販売時にも安全である。また、飲食
具30は突起部25と蓋材40の間で規制されているの
で、必要以上に凹部22内で移動することもなく、振動
で飲食具30が蓋材40を突き破るような事態を生じる
こともない。
【0031】そして、図5に示されるように、消費者に
より蓋材40による封止が解除されると、飲食具30は
前述のように、柄部31が上に、先端部32が下となる
ように再度自重で傾斜し、柄部31の基端がトレー20
の凹部22の開口面27より上部に望む。これにより、
飲食具30の柄部31を手で容易に掴み出すことが可能
となる。
【0032】図6は本発明の他の実施形態であり、飲食
具30を収納する凹部の断面図を示している。以下、第
1実施の形態と同様の構成部分については、同一の符号
を付して説明を省略する。この実施形態では、前記飲食
具を収納する凹部22が、内底面24と段部26だけで
構成され、両者の間に突起部が設けられていない点が、
第1実施の形態と異なっている。
【0033】この場合、段部26の高さは、段部26の
高さと飲食具30の厚みとの合計が、凹部22の深さ以
下となるような高さとされる必要がある。また、内底面
24と段部26との境界の位置は、飲食具30との関係
で定められるが、本実施の形態では、飲食具30の重心
から柄部31側にやや偏寄した位置に、内底面24と段
部26との境界が設けられている。これにより図6のよ
うに、飲食具30を載置した状態で、傾斜した飲食具3
0の先端部32側が底面24に接地し、柄部31の基端
を凹部22の開口面から突出させることができる。
【0034】このように、突起部を設けずに段部26の
みを設けることによって、蓋材40を封止した時の飲食
具30と段部26の接触面積が増大するので、蓋材40
との間でより安定的に規制することが可能となり、飲食
具30の蓋材封止時の安定性が増し、内部でのガタ付き
等の発生が低減することになる。
【0035】図7は本発明の更に他の実施形態であり、
飲食具30を収納する凹部の断面図を示している。この
実施形態では、前記飲食具を収納する凹部22に突起部
25のみが設けられており、段部が設けられていない点
が、第1実施の形態と異なっている。
【0036】このように、突起部25のみを設けて、突
起部25の両側を同じ深さの内底面24とすることによ
っても、突起部25の位置が飲食具30の重心より柄部
31側にあれば、蓋材40の開封時に飲食具30は柄部
31側を上にして傾斜するので第1実施の形態と同様の
効果を奏することができ、段部を設ける必要がない分、
構造が簡単になる。
【0037】図8は、本発明の更に他の実施形態を示す
食品収納容器の斜視図であるこの食品収納容器10a
は、飲食具30を収容する凹部22がトレー20の中央
部に設けられ、その両側に、食品を収納するための凹部
21が複数個ずつ設けられている。これによれば、飲食
具30がトレー20の中央部に収納されるので、蓋材4
0の開封時に飲食具30がトレー20から脱落する虞れ
が少なくなる。
【0038】図9は、本発明の更に他の実施形態を示す
食品収納容器の斜視図である。この食品収納容器10b
は、食品を収納するための凹部21が半球状の凹部をな
して2個形成されており、それらの側方に飲食具30を
収納するための凹部22が形成されている。そして、上
方から見た全体形状がほぼ楕円形をなしている。このよ
うに、トレー20の形状や、その凹部21、22の形状
は、食品の形態及び飲食具30の形態に応じて各種の形
状を採用することができる。
【0039】なお、本発明の食品収納容器は、そのまま
単独で流通、販売、消費される最終包装容器としても使
用可能であり、また、これを一次包装容器として、更に
外装に袋、箱等を併用した包装容器とすることも、もち
ろん可能である。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
蓋材で密封された食品収納容器において、蓋材封止時に
はトレー凹部内に飲食具が収容可能であるので、輸送販
売時には安全性、衛生性等の内容物保護性に優れ、かつ
蓋材を開封した際には飲食具が容易に掴み出せ、消費者
の利便性を向上させた食品収納容器を、低コストで大量
に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による食品収納容器の一実施形態を示
す斜視図である。
【図2】 同容器の飲食具を収納する凹部の断面図であ
る。
【図3】 同容器に飲食具が配置された状態を示す凹部
の断面図である。
【図4】 同容器の蓋材封止時の凹部の断面図である。
【図5】 同容器の蓋材開封時の凹部の断面図である。
【図6】 本発明による食品収納容器の他の実施形態を
示す飲食具を収納する凹部の断面図である。
【図7】 本発明による食品収納容器の更に他の実施形
態を示す飲食具を収納する凹部の断面図である。
【図8】 本発明による食品収納容器の更に他の実施形
態を示す斜視図である。
【図9】 本発明による食品収納容器の更に他の実施形
態を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 食品収納容器 20 トレー 21 食品を収納するための凹部 22 飲食具を収納するための凹部 23 段差 24 内底面 25 突起部 26 段部 27 開口面 30 飲食具 31 柄部 32 先端部 40 蓋材 h 飲食具の柄部の基端とトレーの凹部の開口面との距

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食品を収容する凹部と棒状の飲食具を収
    容する凹部とを有するトレーと、このトレーの前記各凹
    部に渡って被せられ、前記食品及び前記飲食具を封入す
    る蓋材とを備えた食品収納容器において、前記飲食具を
    収納する凹部の底面に、前記蓋材開封時に前記飲食具を
    傾斜させるための突起部及び/又は段部を有し、前記蓋
    材封止時には、前記飲食具が前記突起部及び/又は段部
    に支持され、かつ前記蓋材に規制されて前記トレー凹部
    内に収納されることを特徴とする食品収納容器。
  2. 【請求項2】 前記蓋材開封時に、前記傾斜した飲食具
    の柄部の基端が、前記トレーの凹部の開口面より上部に
    位置するように、前記の突起部及び/又は段部の高さ及
    び位置が設定されていることを特徴とする請求項1記載
    の食品収納容器。
  3. 【請求項3】 前記蓋材が前記トレーに対して剥離可能
    に接着されるフィルム又は紙である請求項1又は2記載
    の食品収納容器。
  4. 【請求項4】 前記トレーがプラスチック成形品又は紙
    である請求項1〜3のいずれか1つに記載の食品収納容
    器。
  5. 【請求項5】 前記棒状の飲食具が、楊枝、ピック、ス
    ティック、箸のいずれか一つから選ばれる請求項1〜4
    のいずれか1つに記載の食品収納容器。
  6. 【請求項6】 前記食品が、菓子である請求項1〜5の
    いずれか1つに記載の食品収納容器。
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