JP2002225904A - 分別キャップ付き容器 - Google Patents
分別キャップ付き容器Info
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Abstract
回転時における中栓体の共回りを防止することにより、
常に確実に外キャップを螺脱開放できるようにする。 【解決手段】 注出口を有し、分別取外し用の肉薄の弱
化線25を設けた中栓体10の組付き筒11を、壜体1
の口筒2外周にアンダーカット結合により組付けると共
に、中栓体10に外キャップ30を螺合組付けして構成
される容器において、壜体1の口筒2外周に突周設した
ネックリング4と、中栓体10の組付き筒11下端部と
の間に、中栓体10の共回り防止用の係止部5を設け
た。
Description
た分別取外し可能な中栓体に、外キャップを螺合組付け
して構成した分別キャップ付き容器に関するものであ
る。
る中栓体を壜体口筒にアンダーカット結合により組付
け、この中栓体に注出口開閉用の外キャップを着脱自在
に螺合組付けして構成したものが広く使用されている。
ら、壜体口筒に組付く中栓体に、破断可能な肉薄溝状の
弱化線や肉薄部を予め形成し、廃棄時において、この弱
化線や肉薄部を破断して、中栓体を壜体から容易に取外
しできるようにしたものも使用されている。
た従来の分別キャップ付き容器にあっては、中栓体に弱
化線や肉薄部を設けたことにより、壜体口筒に対する中
栓体の組付きが緩み易い傾向にあるため、外キャップを
回転させた際に中栓体が共回りしてしまい、外キャップ
を螺脱開放することができ難くなる恐れがある、と云う
問題があった。
ける問題点を解消すべく創案されたもので、分別キャッ
プ付き容器において、外キャップ回転時における中栓体
の共回りを防止することを技術的課題とし、もって常に
確実に外キャップを螺脱開放できるようにすることを目
的とする。
る本発明の内、請求項1記載の発明の手段は、注出口を
有し、分別取外し用の肉薄の弱化線を設けた中栓体の組
付き筒を、壜体の口筒外周にアンダーカット結合により
組付けると共に、中栓体に注出口開閉用の外キャップを
着脱自在に螺合組付けして構成される容器であること、
壜体の口筒外周に突周設したネックリングと、中栓体の
組付き筒の下端部との間に、中栓体の外キャップとの共
回り防止用の係止部を設けること、にある。
けると、壜体の口筒外周のネックリングと中栓体の組付
き筒の下端部との間に設けた係止部が係止するので、外
キャップ回転時における中栓体の共回りが防止され、常
に確実に外キャップを螺脱開放することができると共
に、壜体の口筒に対する中栓体の安定した組付きを強固
に維持する。
組付き筒に形成されている弱化線の破断により、組付き
筒の壜体口筒に対する組付き力が消滅するので、係止部
の係止機能も消滅し、中栓体の壜体口筒からの分別が、
係止部に邪魔されることなく円滑に達成される。
明の構成に、共回り防止用の係止部を、ネックリングの
上面と、組付き筒の下端面との間に設けた、ことを加え
たものである。
動作およびアンダーカット結合力を利用して、係止部の
係止機能を発揮させることができるので、係止部の構造
の簡単化が可能となる。
明の構成に、共回り防止用の係止部を、ネックリングの
外周面と、組付き筒の下端部内周面との間に設けた、こ
とを加えたものである。
のネックリングに対する中栓体の組付き筒の外嵌組付き
状態を利用して係止部を構成するので、打栓力およびア
ンダーカット結合力に影響されることなく、設定通りの
強固で安定した係止能力を発揮することが可能となる。
明の構成に、共回り防止用の係止部を、組付き筒の下端
部に食込むべく、ネックリングに突設された複数の先鋭
状の食込み突片により構成した、ことを加えたものであ
る。
力をそのまま利用して係止部の係止を達成するもで、係
止部の構造が簡単となる。
明の構成に、共回り防止用の係止部を、ネックリングに
突設された係止突片と、組付き筒の下端部に凹設され、
係止突片が係止可能な係止溝と、から構成した、ことを
加えたものである。
力に影響されることなく、設定通りの係止機能を発揮す
ることができ、これにより安定した係止動作を発揮す
る。
参照しながら説明する。図1〜図3は、本発明の第一実
施例を示したもので、壜体1の上端に立設された口筒2
の外周面には、アンダーカット結合用の係合溝3が略中
央部に周設されていると共に、その下方にネックリング
4が突周設されており、このネックリング4の上面に、
共回り防止用の係止部5を構成する複数の先鋭状の食込
み突片6が径方向に沿って突設されている。
栓体10は、壜体1の係合溝3にアンダーカット結合す
る係合突条12を内周面に周設した組付き筒11の上端
に、頂壁13を介して、外周面に螺条15を刻設した螺
筒14を連設し、さらにその上端に頂壁を介して、注出
口を形成する注出筒16を連設して構成されている。
分を除去壁部とした口壁17で閉塞されており、この除
去壁部は、その上面に一体設されたプルリング18を使
用時に引き上げることにより、破断溝部分で破断されて
除去される。
筒2に組付けた状態において、その下端面に食込み突片
6が食込んで共回りが阻止されるに必要な長さに形成さ
れている(図2、図3参照)。
き筒11の一部に、外面がローレット状の把手部21を
設け、この把手部21の片側に縦孔22を開設すると共
に、その下端部を肉薄部23で連結し、把手部21の上
端の頂壁13部分に、一端を縦孔22に連続したスリッ
ト24を開設すると共に、その先端から頂壁13部分の
略半周に亘って、肉薄溝状の弱化線25を設けて構成さ
れている。
方に引っ張って肉薄部23を破断した後、そのまま把手
部21を摘んで後方へ引張って弱化線25を後部まで破
断すれば、中栓体10を口筒2から容易に取外すことが
できる。
周面に、中栓体10の螺条15に螺合する螺条が刻設さ
れている。
で、共回り防止用の係止部5を、壜体口筒2のネックリ
ング4の上面に突設された複数のラッチ状の係止突片7
と、中栓体10の組付き筒11の下端面に凹設され、係
止突片7が周方向から係止可能な複数の係止溝19と、
から構成したものである。
たもので、共回り防止用の係止部5を、壜体口筒2のネ
ックリング4の外周面に突設された複数のラッチ状の係
止突片7と、中栓体10の組付き筒11の下端部内周面
に凹設され、係止突片7が周方向から係止可能な複数の
係止溝19と、から構成している。
れぞれローレット状に形成してもよく、また、ネックリ
ング4の外周面に、組付き筒11の下端部内周面に食込
む食込み突片6を設けて構成してもよい。この食込み突
片6で係止部5を構成する場合(第一実施例も含む)
は、壜体1をPET等の硬質樹脂材料製とするか、少な
くとも口筒2だけは硬質材製とするのがよい。
たもので、中栓体10の分別取外し機構20を、組付き
筒11に開設した縦孔22の片側の上端から略半周に亘
って肉薄溝状の弱化線25を設けると共に、下端から縦
孔22の他側へ把手片26を突出延設し、この把手片2
6の先端内面を、破断可能な細い接続片27で組付き筒
11に連結して構成している。
筒2のネックリング4の外周面に突設された複数のラッ
チ状の係止突片7と、中栓体10の組付き筒11の下端
部内周面に凹設され、係止突片7が周方向から係止可能
な複数の係止溝19と、から構成している(図8参
照)。
で、以下に示す効果を奏する。請求項1記載の発明にあ
っては、壜体の口筒に中栓体の組付き筒が組付くと、壜
体のネックリングと組付き筒の下端部との間に設けた係
止部が係止するので、外キャップ回転時における中栓体
の共回りが防止され、分別取外し手段を設けた中栓体に
対しても、常に確実に外キャップを螺脱開放することが
できる。
構が設けられた組付き筒に設けられているので、組付き
筒に対して分別操作を施すと同時に、壜体側の係止部と
の係止組付きが消滅し、これにより係止部が分別キャッ
プの分別処理に悪影響を与えることがない。
およびアンダーカット結合力を利用して、係止部の係止
機能を発揮させることができるので、係止部の構造の簡
単化が可能となる。
ックリングに対する中栓体の組付き筒の外嵌組付き状態
を利用して係止部を構成するので、打栓力およびアンダ
ーカット結合力に影響されることなく、設定通りの強固
で安定した係止能力を発揮させることができ、強力で確
実な共回り防止効果を発揮する。
そのまま利用して係止部の係止を達成するので、係止部
の構造が簡単となると共に、周方向に沿った位置合わせ
が不要であるので、壜体に対する中栓体の組付けが容易
となる。
影響されることなく、設定通りの係止機能を発揮するこ
とができ、これにより強固で安定した係止動作を発揮
し、高い共回り防止効果を発揮する。
図。
断面図。
図。
付けた状態の斜視図。
Claims (5)
- 【請求項1】 注出口を有し、分別取外し用の肉薄の弱
化線(25)を設けた中栓体(10)の組付き筒(11)を、壜体
(1) の口筒(2) 外周にアンダーカット結合により組付け
ると共に、前記中栓体(10)に注出口開閉用の外キャップ
(30)を着脱自在に螺合組付けして構成される容器であっ
て、前記壜体(1) の口筒(2) 外周に突周設したネックリ
ング(4) と、前記中栓体(10)の組付き筒(11)下端部との
間に、該中栓体(10)の前記外キャップ(30)との共回り防
止用の係止部(5) を設けて成る分別キャップ付き容器。 - 【請求項2】 共回り防止用の係止部(5) を、ネックリ
ング(4) の上面と、組付き筒(11)の下端面との間に設け
た請求項1記載の分別キャップ付き容器。 - 【請求項3】 共回り防止用の係止部(5) を、ネックリ
ング(4) の外周面と、組付き筒(11)の下端部内周面との
間に設けた請求項1記載の分別キャップ付き容器。 - 【請求項4】 共回り防止用の係止部(5) を、組付き筒
(11)の下端部に食込むべく、ネックリング(4) に突設さ
れた複数の先鋭状の食込み突片(6) により構成した請求
項1、2または3記載の分別キャップ付き容器。 - 【請求項5】 共回り防止用の係止部(5) を、ネックリ
ング(4) に突設された係止突片(7) と、組付き筒(11)の
下端部に凹設され、前記係止突片(7) が係止可能な係止
溝(19)と、から構成した請求項1、2または3記載の分
別キャップ付き容器。
Priority Applications (1)
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JP2001022195A JP3928359B2 (ja) | 2001-01-30 | 2001-01-30 | 分別キャップ付き容器 |
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JP3928359B2 JP3928359B2 (ja) | 2007-06-13 |
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Family Applications (1)
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2001
- 2001-01-30 JP JP2001022195A patent/JP3928359B2/ja not_active Expired - Fee Related
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