JP2002225806A - 圧縮物包装体並びにその製造装置及び製造方法 - Google Patents

圧縮物包装体並びにその製造装置及び製造方法

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JP2002225806A JP2001096348A JP2001096348A JP2002225806A JP 2002225806 A JP2002225806 A JP 2002225806A JP 2001096348 A JP2001096348 A JP 2001096348A JP 2001096348 A JP2001096348 A JP 2001096348A JP 2002225806 A JP2002225806 A JP 2002225806A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧縮物の飛散や圧縮物包装体の形状の不安定
化を防止することが可能な圧縮物包装体並びにその製造
装置及び製造方法を提供する。 【解決手段】 圧縮空間P内に圧縮物集合体Sを形成す
る圧縮手段3と、圧縮物集合体Sの圧縮空間Pから外部
への押し出し通路を構成する案内筒33と、圧縮物集合体
Sを案内筒33の先端から押し出す押出手段5と、案内筒
33の周りを帯状包装部材Fを繰り出しながら周回する巻
回手段15とを備え、その繰り出される帯状包装部材Fが
案内筒33の先端から押し出される圧縮物集合体Sと案内
筒33とにまたがって巻かれるよう構成され、かつ、圧縮
空間Pが押し出し方向に延びる柱状に形成され、案内筒
33が圧縮空間Pの断面形状と同じ断面形状を有し、案内
筒33の先端部に上記断面形状の輪郭における外方への曲
がり部を切り欠くよう切欠部34が形成されてなるもので
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、産業廃棄物等の多
数の物の集合を圧縮して包装してなる圧縮物包装体並び
にその製造装置及び製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の圧縮物包装体製造装置として、特
開平7-164190号公報に開示されているものがある。
【0003】この圧縮物包装体製造装置では、産業廃棄
物を所定形状に圧縮して圧縮物集合体を形成する圧縮室
の圧縮物集合体の排出口にフィルム巻き付け装置が設置
され、該排出口から排出される圧縮物集合体にフィルム
が巻き付けられて、該圧縮物集合体上にスパイラル状の
フィルム巻回層が被着され、それにより、圧縮された産
業廃棄物からなる圧縮物包装体が形成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の圧縮物製造装置では、圧縮物集合体が圧縮室の排出
口から排出されると該圧縮物集合体に対する圧縮力が解
除されてその復元力により膨張するとともに形状保持力
が低下するため、そのような圧縮物集合体にフィルムを
巻き付けると、その一部が飛散してこぼれたり、最終製
品たる圧縮物包装体の形状が不安定になるという問題が
あった。
【0005】本発明は、上記のような課題を解決するた
めになされたもので、圧縮物の飛散や圧縮物包装体の形
状の不安定化を防止することが可能な圧縮物包装体並び
にその製造装置及び製造方法を提供することを目的とし
ている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係る圧縮物包装体製造装置は、多数の物の
集合を圧縮して圧縮空間内に圧縮物集合体を形成する圧
縮手段と、上記形成された圧縮物集合体の上記圧縮空間
から外部への押し出し通路を構成する案内筒と、上記圧
縮物集合体を上記案内筒の先端から押し出す押出手段
と、上記案内筒の周りを帯状包装部材を繰り出しながら
周回する巻回手段とを備え、上記圧縮空間が上記押し出
し方向に延びる柱状に形成され、上記案内筒が上記圧縮
空間の断面形状と同じ断面形状を有し、該案内筒の先端
部に上記断面形状の輪郭における外方への曲がり部を切
り欠くよう切欠部が形成されてなるものである(請求項
1)。
【0007】かかる構成とすると、上記繰り出される帯
状包装部材が上記案内筒の先端から押し出される圧縮物
集合体と該案内筒とにまたがって巻かれるよう設定する
ことにより、圧縮物集合体が案内筒を移動するので該圧
縮物集合体に対する圧縮力が保持され、その膨張が防止
されるとともに形状保持力が維持され、その一方、圧縮
物集合体の逐次押し出されてくる部分に、逐次案内筒上
に巻かれる帯状包装部材の巻回層が以下に述べるメカニ
ズムにより被着される。つまり、巻き付けられた帯状包
装部材の張力は、被巻き付け物の断面形状の輪郭におけ
る外方への曲がり部に強く作用するが、その曲がり部に
切欠部が形成されているので、その張力によって該切欠
部に位置する圧縮物集合体と帯状包装部材との摩擦力が
強く作用する。そのため、帯状包装部材の案内筒上に巻
かれた部分が、切欠部に位置する圧縮物集合体に引っ張
られて該案内筒上を移動し、該案内筒の先端に達すると
そこから外れて圧縮物集合体上に被着される。よって、
圧縮物集合体の一部が飛散したり最終製品たる圧縮物包
装体の形状が不安定になるのを防止することができる。
【0008】この場合、上記繰り出される帯状包装部材
が上記案内筒の先端から押し出される圧縮物集合体と該
案内筒との境界部又は該案内筒に巻かれるよう構成され
てなるものとしてもよい(請求項2)。
【0009】また、上記の場合、上記断面形状が多角形
であり、上記切欠部は該多角形の少なくとも1つの角部
を切り欠くものであるとしてもよい(請求項3)。
【0010】かかる構成とすると、角柱形状の圧縮物包
装体を適切に製造することができる。
【0011】この場合、上記切欠部が上記多角形の角部
を切り欠く角部切欠部と上記多角形の辺部を切り欠く辺
部切欠部とで構成され、該角部切欠部及び辺部切欠部が
上記多角形の全ての角部及び辺部にそれぞれ形成され、
上記辺部切欠部が上記角部切欠部より浅く形成されてな
るものとしてもよい(請求項4)。
【0012】かかる構成とすると、帯状包装部材の筒体
上に巻かれた部分を引っ張る力が増大する一方、辺部に
切欠部を設けることで案内筒と帯状包装部材との接触面
積が減少して帯状包装部材の案内筒上に巻かれた部分の
移動に対する摩擦抵抗が減少するので、帯状包装部材の
案内筒上に巻かれた部分の圧縮物集合体上への被着をよ
り効果的に行うことができる。また、辺部切欠部が角部
切欠部より浅く形成されるので、圧縮物集合体の膨出を
できるだけ少なくすることができる。
【0013】この場合、上記全ての角部切欠部の少なく
とも1つは、該角部切欠部の奥端から上記辺部切欠部の
深さを超える深さ位置まで突出するようにして残るよ
う、上記多角形の角部を切り欠いて形成されてなるもの
としてもよい(請求項5)。
【0014】また、上記の場合、固縛部材が上記帯状包
装部材と共に上記巻回手段から繰り出されかつ上記案内
筒及び/又は圧縮物集合体上に巻かれるよう構成されて
なるものとしてもよい(請求項6)。
【0015】かかる構成とすると、固縛部材によって固
縛力を与えることができるので、復元反発力を有する圧
縮物集合体を好適に包装することができる。
【0016】この場合、上記巻回手段は、上記帯状包装
部材のロールと上記固縛部材に加工される帯状部材のロ
ールとが装着されるロール装着部を有し、該帯状部材の
ロールから引き出された帯状部材を上記固縛部材に加工
し、該加工して得られた固縛部材を上記帯状包装部材の
ロールから引き出された帯状包装部材とともに繰り出す
ものであるとしてもよい(請求項7)。
【0017】かかる構成とすると、固縛部材の材料が帯
状部材のロールとして巻回手段に装着されるので、固縛
部材をリールに巻いたものを装着する場合に比べて占積
率が高くなる分、固縛部材の材料の装着部を小型化する
ことができる。
【0018】この場合、上記巻回手段は、上記帯状包装
部材及び上記固縛部材に個別に張力をそれぞれ付与する
ものであるとしてもよい(請求項8)。
【0019】かかる構成とすると、引っ張り強度の異な
る帯状包装部材及び固縛部材に最適な張力をそれぞれ付
与することができるので、いずれにも弛みを生じること
なく帯状包装部材及び固縛部材を繰り出すことができ
る。
【0020】この場合、上記巻回手段は、帯状部材から
加工して得られた固縛部材に上記張力を付与するもので
あるとしてもよい(請求項9)。
【0021】かかる構成とすると、帯状部材と比べて引
っ張り強度の大きい固縛部材の状態ものに張力を付与す
るため、帯状部材の状態のものに張力を付与する場合に
比べて固縛部材の材料の切断頻度を低減することができ
る。
【0022】また、上記の場合、上記押出手段は、上記
圧縮物集合体を上記案内筒の先端から間欠的に押し出す
ものであるとしてもよい(請求項10)。
【0023】かかる構成とすると、その押し出された瞬
間に巻かれた部分を除き、圧縮物集合体又は案内筒に対
し直角に帯状包装部材が巻かれることから、連続的に押
し出す場合に比べて強く巻くことができるため、圧縮物
集合体をより好適に包装することができる。
【0024】この場合、上記巻回手段は、その後縁が実
質的に上記切欠部の奥端に位置するように上記帯状包装
部材を上記圧縮物集合体及び案内筒に巻くものであると
してもよい(請求項11)。
【0025】かかる構成とすると、切欠部の奥端におい
ては帯状包装部材が案内筒に接するように巻かれている
ので、圧縮物集合体が押し出された後その上に帯状包装
部材が巻かれるまでの間に、切欠部から圧縮物集合体が
膨出し、その膨出した圧縮物集合体上に帯状包装部材が
巻かれる。この巻回の際、膨出した圧縮物集合体は、帯
状包装部材によって締め付けられてわずかながら圧縮さ
れる。そして、次の押し出しと同時に、切欠部に圧縮物
集合体が膨出するが、この新しく膨出した圧縮物集合体
と帯状包装部材が巻かれた圧縮物集合体との間に段差が
生じる。そして、その巻かれた帯状包装部材の後縁が、
その段差に引っ掛けられるようにして、新しく膨出した
圧縮物集合体によって押されるので、帯状包装部材の案
内筒上に巻かれた部分を、確実に案内筒から押し出して
圧縮物集合体上に被着させることができる。
【0026】この場合、上記断面形状が多角形であり、
上記切欠部が上記多角形の角部を切り欠く角部切欠部と
上記多角形の辺部を切り欠く辺部切欠部とで構成され、
該角部切欠部及び辺部切欠部が上記多角形の全ての角部
及び辺部にそれぞれ形成されるとともに該辺部切欠部が
該角部切欠部より浅く形成されてなり、上記押出手段
は、上記巻回手段の周回毎に、上記圧縮物集合体が上記
角部切欠部の深さと上記辺部切欠部の深さとの差に相当
する距離前進するよう該圧縮物集合体を押し出すもので
あるとしてもよい(請求項12)。
【0027】かかる構成とすると、角部切欠部の深さよ
り広い幅の帯状包装部材を、その後縁が該角部切欠部の
奥端に位置するよう巻くことにより、圧縮物集合体の押
し出し後に、その帯状包装部材の後縁が辺部切欠部の奥
端に位置することとなるため、次に帯状包装部材が巻か
れるまでの間、辺部切欠部が帯状包装部材で覆われるの
で、案内筒と帯状包装部材との摩擦による抵抗を抑制し
つつ、圧縮物集合体の膨出を最小限に抑制することがで
きる。
【0028】この場合、上記全ての角部切欠部の少なく
とも1つは、該角部切欠部の奥端から上記辺部切欠部の
深さを超える深さ位置まで突出するようにして残るよ
う、上記多角形の角部を切り欠いて形成され、上記巻回
手段は、固縛部材を上記帯状包装部材と共に繰り出し、
かつ該固縛部材が上記多角形の角の近傍部上に位置する
ようにして該固縛部材及び帯状包装部材を上記記案内筒
と圧縮物集合体との境界部に巻くものであるとしてもよ
い(請求項13)。
【0029】かかる構成とすると、固縛部材が上記多角
形の角の近傍部に引っ掛かった状態で巻かれ、次いで、
圧縮物集合体の押し出しによってそこから外れるので、
固縛部材の強い固縛力によって、案内筒上に巻かれた帯
状包装部材が移動し難くなるのを緩和することができ
る。
【0030】また、上記の場合、上記巻回手段は、外部
からロール交換をすべき旨の指令が入力されると、上記
帯状包装部材又は帯状包装部材及び帯状部材のロールが
装着される部分が上記周回方向における所定位置に位置
するよう回動するものであるとしてもよい(請求項1
4)。
【0031】かかる構成とすると、ロールの装着部の所
定位置をロール交換しやすい位置に設定しておくことに
より、指令入力操作だけで、ロールの装着部をール交換
しやすい位置に位置させることができるため、ロール交
換を容易にかつ安全に行うことができる。
【0032】また、上記帯状包装部材、帯状部材、及び
固縛部材の少なくともいずれかの走行により回転するよ
う設置された検出ローラと該検出ローラの回転軸に接続
された発電機とを有し、該発電機の出力に基づいて該帯
状包装部材、帯状部材、及び固縛部材の少なくともいず
れかの走行の有無を検出するよう構成された包装部材切
断検出手段を備えたものとしてもよい(請求項15)。
【0033】かかる構成とすると、発電機の出力が無い
場合に、帯状部材、及び固縛部材の少なくともいずれか
が走行していないことを検出することができるので、簡
単な構成でそれらの切断の有無を検出することができ
る。
【0034】また、本発明に係る圧縮物包装体製造装置
は、多数の物の集合を圧縮して圧縮空間内に圧縮物集合
体を形成する圧縮手段と、上記形成された圧縮物集合体
の上記圧縮空間から外部への押し出し通路を構成する案
内筒と、上記圧縮物集合体を上記案内筒の先端から押し
出す押出手段と、上記案内筒の周りを帯状包装部材を繰
り出しながら周回する第1の巻回手段とを有し、上記繰
り出される帯状包装部材が上記案内筒の先端から押し出
される圧縮物集合体と該案内筒とにまたがって巻かれる
とともに該帯状包装部材の該案内筒に巻かれた部分が該
圧縮物集合体の移動に伴って該案内筒上を移動して該圧
縮物集合体上に被着され、それにより、該圧縮物集合体
上に該帯状包装部材の第1の巻回層が形成されるよう構
成された第1の巻回部と、上記第1の巻回層が形成され
た圧縮物集合体を取り込んで、これを上記第1の巻回手
段の周回軸に実質的に垂直な他の軸の周りに回転させる
第2の巻回部とを備え、上記第1の巻回手段を上記帯状
包装部材の繰り出し部が略上記他の軸方向に移動するよ
う回動させながら上記第2の巻回部に取り込まれた圧縮
物集合体を回転させることにより、該圧縮物集合体上に
該帯状包装部材の第2の巻回層が形成されるとともに、
その際に、上記帯状包装部材を繰り出すためのローラの
軸を上記第1の巻回手段の周回面に対し傾けるよう構成
されてなるものである(請求項16)。
【0035】かかる構成とすると、第1の巻回手段の帯
状包装部材の繰り出し部の軌道が直線ではなく円弧状で
あることに起因して、巻かれる帯状部材の側縁部が弛む
のを防止することができる。
【0036】また、本発明に係る圧縮物包装体製造装置
は、多数の物の集合を圧縮して圧縮空間内に圧縮物集合
体を形成する圧縮手段と、上記形成された圧縮物集合体
の上記圧縮空間から外部への押し出し通路を構成する案
内筒と、上記圧縮物集合体を上記案内筒の先端から押し
出す押出手段と、上記案内筒の周りを帯状包装部材を繰
り出しながら周回する第1の巻回手段とを有し、上記繰
り出される帯状包装部材が上記案内筒の先端から押し出
される圧縮物集合体と該案内筒とにまたがって巻かれる
とともに該帯状包装部材の該案内筒に巻かれた部分が該
圧縮物集合体の移動に伴って該案内筒上を移動して該圧
縮物集合体上に被着され、それにより、該圧縮物集合体
上に該帯状包装部材の第1の巻回層が形成されるよう構
成された第1の巻回部と、上記第1の巻回層が形成され
た圧縮物集合体を取り込んで、これを上記第1の巻回手
段の周回軸に実質的に垂直な他の軸の周りに回転させる
第2の巻回部とを備え、上記第1の巻回手段の上記帯状
包装部材を繰り出すためのローラの軸を該第1の巻回手
段の周回軸に平行な面内において流体圧シリンダによっ
て回動可能に構成されてなるものである(請求項1
7)。
【0037】かかる構成とすると、例えばモータで回動
させる場合に比べて構成を簡素化することができる。
【0038】また、本発明に係る圧縮物包装体製造装置
は、多数の物の集合を圧縮して圧縮空間内に圧縮物集合
体を形成する圧縮手段と、上記形成された圧縮物集合体
の上記圧縮空間から外部への押し出し通路を構成する案
内筒と、上記圧縮物集合体を上記案内筒の先端から押し
出す押出手段と、上記案内筒の周りを帯状包装部材を繰
り出しながら周回する第1の巻回手段とを有する第1の
巻回部と、上記第1の巻回部で第1の巻回層が形成され
た圧縮物集合体を取り込む手段と、該取り込まれた圧縮
物集合体に対し帯状包装部材を上記第1の巻回手段の周
回軸に実質的に垂直な他の軸の方向に相対的に移動させ
ながら繰り出すとともに該圧縮物集合体を該他の軸の周
りに回転させることにより、該圧縮物集合体上に該帯状
包装部材の第2の巻回層を形成する第2の巻回手段とを
有する第2の巻回部とを備えたものである(請求項1
8)。
【0039】かかる構成とすると、2つの巻回部が専用
の帯状包装部材の繰り出し部をそれぞれ備えるので、各
々の帯状包装部材の巻回を最適な条件で行うことができ
る。
【0040】この場合、上記第1の巻回部は、上記第1
の巻回手段から繰り出される帯状包装部材が上記案内筒
の先端から押し出される圧縮物集合体と該案内筒とにま
たがって巻かれるとともに該帯状包装部材の該案内筒に
巻かれた部分が該圧縮物集合体の移動に伴って該案内筒
上を移動して該圧縮物集合体上に被着され、それによ
り、該圧縮物集合体上に該帯状包装部材の第1の巻回層
が形成されるよう構成されてなるものとしてもよい(請
求項19)。
【0041】また、本発明に係る圧縮物包装体の製造方
法は、請求項1の圧縮物包装体製造装置を用いた圧縮物
包装体製造方法であって、上記繰り出される帯状包装部
材を上記案内筒の先端から押し出される圧縮物集合体と
該案内筒とにまたがって巻くようにしたものである(請
求項20)。かかる構成とすると、請求項1と同様の効
果が得られる。
【0042】また、本発明に係る圧縮物包装体の製造方
法は、請求項18の圧縮物包装体製造装置を用いた圧縮
物包装体製造方法であって、上記第1の巻回部の第1の
巻回手段から繰り出される帯状包装部材を上記案内筒の
先端から押し出される圧縮物集合体と該案内筒とにまた
がって巻き、それにより、該帯状包装部材の該案内筒に
巻かれた部分が該圧縮物集合体の移動に伴って該案内筒
上を移動して該圧縮物集合体上に被着され、該圧縮物集
合体上に該帯状包装部材の第1の巻回層が形成されるよ
うにしたものである(請求項21)。かかる構成とする
と、請求項18と同様の効果が得られる。
【0043】また、本発明に係る圧縮物包装体は、多数
の物の集合を圧縮してなる圧縮物集合体が、帯状包装部
材と固縛部材とが重なるように巻回された巻回層によっ
て被覆されてなるものである(請求項22)。
【0044】かかる構成とすると、被覆された帯状包装
部材の巻回層によって圧縮物集合体がバラけるのを防止
するとともに、復元反発力を有する圧縮物集合体を引っ
張り強度の大きい固縛部材で固縛することができるの
で、圧縮物集合体を好適に梱包することができる。
【0045】この場合、上記包装部材及び固縛部材の少
なくともいずれかが、上記圧縮されるべき物の種類に応
じて定められた色を有してなるものとしてもよい(請求
項23)。
【0046】かかる構成とすると、包装部材の色によっ
て中身の圧縮物集合体の種類を簡単に見分けることがで
きる。
【0047】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。 実施の形態1 図1は本発明の実施の形態1に係る圧縮物包装体製造装
置の概略の構成を示す平面図、図2は図1の圧縮物包装
体製造装置の第1の巻回機の構成を示す正面図、図3は
図2の第1の巻回機の包装部材供給装置の構成を示す斜
視図、図4は図2の第1の巻回機の包装部材供給装置の
構成を示す側面図である。本実施の形態では、圧縮物包
装体製造装置として、ごみ梱包品製造装置を例示してい
る。従って、圧縮対象たる多数の物の集合はごみであ
り、最終製品たる圧縮物包装体はごみ梱包品である。ま
た、ごみとしては、例えば、産業廃棄物、一般の可燃ご
み、プラスチック製の廃材等が該当する。
【0048】図1において、圧縮物包装体製造装置1
は、圧縮減容機101、第1の巻回機7、第2の巻回機10
3、搬出コンベア10、及び制御装置104を主な構成要素と
して構成されている。
【0049】図1、図2において、圧縮減容機101は圧
縮筒105を有している。圧縮筒105は、矩形断面を有し、
先端がその軸心に垂直な壁で閉鎖されている。また、圧
縮筒105は、フロア109から所定の高さに水平に配設され
ている。圧縮筒105の上壁の中央部には、その内部にご
みを投入するためのホッパ2が設けられている。そし
て、圧縮筒105の内部の先端から所定長手前の位置に亘
る直方体形状の領域が圧縮空間Pとして設定されてい
る。圧縮筒105の内部にはその軸方向に延びるように圧
縮用エアシリンダ3が配設され、そのピストンロッドの
先端に、該圧縮筒105に嵌合する圧縮板106が取り付けら
れている。圧縮用エアシリンダ3のストロークは、圧縮
板106の前面が最も前進した時に圧縮空間Pの後面に接
し(以下、この位置を最前進位置という)、最も後退し
た時にホッパ2より後方に位置する(以下、この位置を
待機位置という)ように設定されている。そして、圧縮
筒105の一方の側面の先端部に、互いに内部が連通する
ように案内筒33が配設されている。案内筒33は、圧縮筒
105の圧縮空間Pに連続するように配設されている。つ
まり、案内筒33は、圧縮空間Pを側方に延びる4角柱に
見立てた場合に、該圧縮空間Pの軸心と同軸でありかつ
その内部空間が圧縮空間Pの断面形状と同一の断面形状
を有するように配設されている。そして、案内筒33の先
端部の4つの角部には、該角部の尖がり方向から見て矩
形でかつ所定深さの切欠部34(図5参照)がそれぞれ形
成されている。そして、圧縮筒105への案内筒33の開口
部に板状のゲート4が配設されている。ゲート4は、エ
アシリンダ32によって上下方向に移動して該案内33の開
口部を開閉するように構成されている。また、圧縮筒10
5の他方の側面の先端部に、互いに内部が連通するよう
に押出筒107が配設されている。押出筒107は、圧縮空間
Pの軸心と同軸でありかつその内部空間が圧縮空間Pの
断面より若干小さい断面を有するように配設されてい
る。押出筒107の内部には、その軸方向に延びるように
押出用エアシリンダ5が配設され、そのピストンロッド
の先端に、該押出筒107に嵌合する押出板6が取り付け
られている。押出筒107のストロークは、押出板6の前
面が最も前進した時に案内筒33の先端に位置し(以下、
この位置を最前進位置という)、最も後退した時に圧縮
空間Pの側面に接する(以下、この位置を待機位置とい
う)ように設定されている。従って、ゲート4が閉じら
れ、圧縮板106が最前進位置に位置し、押出板6が待機
位置に位置しているとき、圧縮筒105の先端部に上述の
圧縮空間Pが形成される。
【0050】第1の巻回機7は、フロア109に設置され
中央部に円形の開口141を有する板状の基枠102を有して
いる。基枠102の前面には、開口141の縁部を巡るように
環状の支持輪体14が配設され、該支持輪体14に環状の旋
回輪15が嵌入されている。支持輪体14と旋回輪15との間
にはボールベアリングが配設され、それにより、旋回輪
15が支持輪体14の周りを回動可能なようになっている。
支持輪体14及び旋回輪15は圧縮減容機101の案内筒33の
軸心に同軸に配設されている。一方、基枠102に第1の
モータ16が配設され、その主軸に主動プーリ17が取り付
けられている。そして、その主動プーリ17と旋回輪15は
との間にベルト19が巻き掛けられ、それにより、旋回輪
15が第1のモータ16によって回転駆動されるようになっ
ている。符号18はテンションプーリを示す。
【0051】図1〜図4において、旋回輪15には、前方
に突出するように梱包部材供給装置108が配設されてい
る。梱包部材供給装置108は、メインフレーム20、紐用
フィルムロール23、包装フィルムロール26、及びローラ
群24,25,27,28,121,122を主な構成要素として構成され
ている。メインフレーム20は、1対の対向する板状の縦
枠部材20aが、該縦枠部材20bに垂直に延びる複数対(こ
こでは2対)の対向する板状の横枠部材20bでその縁部
を連結されて形成されている。そして、このメインフレ
ーム20の対向する縦枠部材20a間に紐用フィルムロール2
3、包装フィルムロール26、ガイドローラ24,27、テンシ
ョンローラ121,122、及び繰り出しローラ28が互いに平
行でかつ回動自在に架設されている。さらに、横枠部材
20bには、上記各ローラに垂直な一対の絞りローラ25が
回動自在に配設されている。紐用フィルムロール23は、
広幅のプラスチック製の紐用フィルムF1のロールから
なり、包装フィルムロール26は、広幅のプラスチック製
の包装フィルムFのロールからなっている。また、包装
フィルムロール26は、ごみの種類に応じて定められた特
定の色のものが用いられる。
【0052】そして、紐用フィルムロール23から引き出
された紐用フィルムF1が、ガイドローラ24、テンショ
ンローラ121、ガイドローラ24、絞りローラ25、及び繰
り出しローラ28をこの順に通過するようにこれらに巻き
掛けられており、それにより、紐用フィルムロール23か
ら引き出された紐用フィルムF1が絞りローラ25で絞り
込まれて紐状体(固縛部材)12になり、繰り出しローラ
28から繰り出されるとともに、テンションローラ121に
よってその繰り出される紐状体12にバックテンション
(張力)が付与されるようになっている。これら紐用フ
ィルムロール23、2つのガイドローラ24、テンションロ
ーラ121、及び絞りローラ25が紐状体供給部21を構成し
ている。本実施の形態では、このように、紐状体12の材
料がフィルムF1のロール23として梱包部材供給装置108
に装着されるので、紐状体供給部21を小型化することが
可能となっている。
【0053】また、包装フィルムロール26から引き出さ
れた包装フィルムFが、ガイドローラ27,24、テンショ
ンローラ122、ガイドローラ27、及び繰り出しローラ28
をこの順に通過するようにこれらに巻き掛けられてお
り、それにより、包装フィルムロール26から引き出され
た包装フィルムFが繰り出しローラ28から紐状体12と一
緒に繰り出されるとともに、テンションローラ122によ
ってその繰り出される包装フィルムFにバックテンショ
ンが付与されるようになっている。これら包装フィルム
ロール26、3つのガイドローラ27、及びテンションロー
ラ122が包装フィルム供給部22を構成している。このよ
うに、包装フィルムF及び紐状体12に個別にバックテン
ションをそれぞれ付与すると、引っ張り強度の異なる包
装フィルムF及び紐状体12に最適な張力をそれぞれ付与
することができるので、いずれにも弛みを生じることな
く包装フィルムF及び紐状体12を繰り出すことができ
る。
【0054】そして、メインフレーム20の1対の対向す
る横枠部材20bには、繰り出しローラ28の軸心に垂直な
1対の回転軸143が同軸にかつ外方に突出するように固
設され、該回転軸143が旋回輪15に固定されたコ字状の
ブラケット142によって回動自在に保持されている。回
転軸143は、その軸心X(以下、単に軸Xという)が旋
回輪15の軸心に直交するように保持されている。換言す
れば、繰り出しローラ28の軸心が旋回輪15の軸心に平行
になっている。そして、梱包部材供給装置108は、圧縮
減容機101の案内筒33の軸方向において案内筒33の先端
部と略同じ位置に位置するように配設されている。ま
た、回転軸143にはプーリ29が配設されており、該プー
リ29が、旋回輪15に配設された第2のモータ30によって
ベルト31を介して回転駆動されるようになっている。こ
れにより、旋回輪15が回転すると、梱包部材供給装置10
8、ひいては繰り出しローラ28が案内筒33の先端部の周
りを周回する。また、第2のモータ30が作動すると、梱
包部材供給装置108、ひいては繰り出しローラ28の軸心
が軸Xの周りに回転する。
【0055】図1に示すように、第2の巻回機103は鉛
直な中心軸の周りに回動するターンテーブル8を有して
いる。ターンテーブル8の上面にはローラコンベア9及
びカッタ13が配設されている。カッタ13はローラコンベ
ア9の延長上に配置されている。このカッタ13は、ター
ンテーブル8による包装フィルムF及び紐状体12の巻回
の終了時にそれらを切断するためのものである(図10
参照)。ターンテーブル8は、圧縮減容機101の案内筒3
3の前方に、その回転軸が該案内筒33の軸心上に位置し
かつローラコンベア9の上面が該案内筒33の底面と略同
じ高さになるように設置されている(図5参照)。そし
て、ターンテーブル8の手前にチャック11が配設されて
いる。このチャック11は、第1の巻回機による包装フィ
ルムF及び紐状体12の巻回の開始時にそれらを挟持する
ためのものである(図6参照)。
【0056】搬出コンベア10は、ターンテーブル8の前
方に近接して、かつ該ターンテーブル8のローラコンベ
ア9と略同じ高さに位置するよう設置されている(図1
1参照)。
【0057】図1〜図4において、制御装置104は、コ
ンピュータで構成され、圧縮用エアシリンダ3、押出用
エアシリンダ5、エアシリンダ32、第1,第2のモータ1
6,30、チャック11、ターンテーブル8、ローラコンベア
9、カッタ13、及び搬出コンベア10の動作を制御してお
り、それにより、圧縮物包装体製造装置全体の動作を制
御している。
【0058】次に、以上のように構成された圧縮物包装
体製造装置の動作(圧縮物包装体の製造方法)を図5〜
図11を用いて説明する。図5〜図11は、圧縮物包装
体製造装置の動作を示す斜視図である。なお、これらの
図では、圧縮物包装体製造装置の動作説明に必要な構成
要素のみを示している。
【0059】図5〜図11において、圧縮物包装体製造
装置1の動作は、1個のごみ梱包品の製造を1サイクル
として遂行される。そして、圧縮物包装体製造装置1は
制御装置104によって制御されて以下の動作を行う。
【0060】まず、圧縮物包装体製造装置1が初期状態
に設定される。つまり、圧縮減容機101では、図5に示
すように、圧縮板6及び押出板6が待機位置に位置す
る。また、第1の巻回機7では、図6に示すように、梱
包部材供給装置108が水平に倒れた状態(以下、横倒状
態という)になり、この梱包部材供給装置108から包装
フィルムF及び紐状体12が作業者により引き出されてチ
ャック11に挟持される。この作業は1回目のサイクルに
ついてだけ行われ、2回目以降のサイクルにおいては、
前回のサイクルの終了により、自動的に包装フィルムF
及び紐状体12がチャック11に挟持された状態になる。さ
らに、第2の巻回機103では、図5に示すように、カッ
タ13が前方に位置する状態でローラコンベア9が圧縮減
容機101の案内筒33の軸方向を向くようにターンテーブ
ル8の向きが設定される。
【0061】以上の状態で、圧縮減容機101において
は、図5に示すように、ホッパ2から所定量のごみS1
が圧縮筒105内に投入される。次いで、図6に示すよう
に、圧縮用エアシリンダ3が作動して圧縮板106が前進
し、ごみS1を押圧する。この押圧動作が繰り返されて
ごみS1がだんだん圧縮され、圧縮板106が最前進位置ま
で進出すると、圧縮空間P内に、圧縮されたごみからな
る直方体形状の圧縮物集合体Sが形成される。
【0062】一方、この間に、第1の巻回機7では、図
7に示すように、第1のモータ16が作動して旋回輪15が
時計方向に回転し、それにより、梱包部材供給装置108
から包装フィルムF及び紐状体12が繰り出されてそれが
案内筒33の先端部に巻き付けられる。この際、紐状体12
が包装フィルムFの内側に位置するように巻かれる。ま
た、包装フィルムFは、その幅の3分の1程度の部分が
案内筒33の先端からハミ出すように巻かれ、そのハミ出
した部分は案内筒の周面に直角に内方に折れ曲がる。旋
回輪15は、約1回半回転し、それにより、案内筒33の先
端部に、包装フィルムF及び紐状体12が約1回巻かれか
つその縁部が内方に直角に折れ曲がった予備巻き層が形
成される。次いで、チャック11による包装フィルムF及
び紐状体12の挟持が解除される(二点鎖線で示す)。
【0063】この状態で、上述のように圧縮物集合体S
が形成されると、ゲート4が開かれ、次いで、押出用エ
アシリンダ5が作動して、押出板6が前進し、圧縮物集
合体Sを案内筒33の先端から押出す。この際、圧縮物集
合体Sは案内筒33を移動するので該圧縮物集合体Sに対
する圧縮力が保持され、その膨張が防止されるとともに
形状保持力が維持される。次いで、図8に示すように、
圧縮物集合体Sが案内筒33の先端から押し出され始める
のとタイミングを合わせて旋回輪15が回転して、案内筒
33の先端部に包装フィルムF及び紐状体12が巻き付けら
れる。すると、まず、圧縮物集合体Sの先端面の周縁部
が予備巻き層の内方に折れ曲がった部分で覆われ、次い
で、圧縮物集合体Sの逐次押し出されてくる部分に、予
備巻き層及びその後に逐次案内筒33上に巻かれる包装フ
ィルムF及び紐状体12の巻回層が以下に述べるメカニズ
ムにより被着される。つまり、巻き付けられた包装フィ
ルムFの張力は案内筒33の角部に強く作用するが、その
角部に切欠部34(図7参照)が形成されているので、そ
の張力によって該切欠部34に位置する圧縮物集合体Sと
包装フィルムFとの摩擦力が強く作用する。そのため、
包装フィルムFの案内筒33上に巻かれた部分が、切欠部
34に位置する圧縮物集合体Sに引っ張られて該案内筒33
上を移動し、該案内筒33の先端に達するとそこから外れ
て圧縮物集合体S上に被着される。この場合、従来例の
ように、圧縮力が解除されて膨張するとともにそれによ
って形状保持力が低下した圧縮物集合体に包装フィルム
が巻き付けられるのではなく、案内筒33の先端から押し
出されて圧縮力が解除されようとしている圧縮物集合体
S上に、包装フィルムFの案内筒33上に巻かれて既に筒
状に形成された部分が案内筒33の先端から外れて被着さ
れる。よって、圧縮物集合体の一部が飛散したり最終製
品たるごみ梱包品の形状が不安定になるのが防止され
る。
【0064】以上のようにして、包装フィルムF及び紐
状体12が案内筒33の先端部と該先端部から押し出される
圧縮物集合体Sとにまたがって順次巻き付けられ、その
案内筒33上に巻き付けられた部分が、順次、案内筒33の
先端から押し出されてくる圧縮物集合体S上に被着され
て行く。そして、圧縮物集合体Sの全部分が案内筒33内
に押し込まれると、圧縮板106が待機位置に後退する。
【0065】次いで、図9に示すように、押出板6が最
前進位置まで進出して圧縮物集合体Sが案内筒33から押
し出されてしまうと、旋回輪15が停止するとともに押出
板6が待機位置に後退しゲート4が閉じられる。それに
より、縦巻きが終了する。これにより、圧縮物集合体S
の4面に、包装フィルムF及び紐状体12がスパイラル状
に縦方向に巻回された縦巻き層が形成される。なお、旋
回輪15は、梱包部材供給装置108の、該旋回輪15の中心
から見た仰角(水平方向に対する角度)が約マイナス45
度となるような位置に停止する。この位置は、後述する
ように、紐用フィルムロール23及び包装フィルムロール
26の交換作業用に指定された位置でもある。
【0066】次いで、ターンテーブル8上のローラコン
ベア9が作動して、縦巻き層が形成された圧縮物集合体
Sが該ターンテーブル8上に移動する。次いで、第2の
モータ30が作動して、梱包部材供給装置108が軸Xの周
りに回転し、鉛直(旋回輪15の回転面に平行)に立ち上
がった状態(以下、起立状態という)になる。
【0067】この状態で、旋回輪15が、梱包部材供給装
置108の上記仰角が約プラス45度となるような位置まで
時計方向に回転した後、反時計方向に回転し始める。そ
れと同時に、ターンテーブル8が、平面視において反時
計方向に回転する。それにより、包装フィルムF及び紐
状12が、圧縮物集合体Sの上端から下方に移動するよう
に梱包部材供給装置108から繰り出されながら、順次、
該圧縮物集合体S上にスパイラル状に巻き付けられる。
そして、図10に示すように、梱包部材供給装置108の
上記仰角が約マイナス45度となるような位置まで回転す
ると、旋回輪15が停止するとともにターンテーブル8が
停止する。この間、梱包部材供給装置108は、軸Xを中
心に、巻き始め期間ではその下端が後方に、巻き終わり
期間ではその上端が後方に少し傾くように回転される。
これは、梱包装部材供給装置108、ひいては繰り出しロ
ーラの軌道が直線ではなく円弧状であることから、包装
フィルムFの両側縁のうち、その円弧軌道の外方に位置
する方が弛むのを防止するためである。また、上記停止
の際、ターンテーブル8は、カッタ13が梱包部材供給装
置108の方を向いた状態で停止する。次いで、カッタ13
が包装フィルムF及び紐状体12を切断する。このとき、
チャック11が起立して、切断された包装フィルムF及び
紐状体12の梱包部材供給装置108側の端を挟持している
(図示せず)。これにより、横巻きが終了し、その結
果、縦巻き層が形成された圧縮物集合体Sの残りの2面
に、包装フィルムF及び紐状体12がスパイラル状に横方
向に巻回された横巻き層が形成される。この包装フィル
ムF及び紐状体12で6面巻きされた圧縮物集合体Sが最
終製品たるごみ梱包品Spである。
【0068】次いで、図11に示すように、ターンテー
ブル8が初期位置まで回転し、その後、ローラコンベア
9及び搬出コンベア10が作動してごみ梱包品Spを搬出
するとともに、梱包部材供給装置108が横倒状態とな
り、チャック11も横倒状態となる。これにより、圧縮物
包装体製造装置1の1サイクルの動作が終了する。な
お、梱包部材供給装置108の紐用フィルムロール23及び
包装フィルムロール26が終了した場合には、作業員が制
御装置104の所定の操作ボタンを押す。すると、旋回輪1
5は、梱包部材供給装置108が、図9に示す位置に位置す
るよう回転して停止する。この位置は、作業員が上記ロ
ール23,26の交換作業をし易い位置である。よって、本
実施の形態によれば、ボタン操作だけで、ロール交換を
容易にかつ安全に行うことができる。
【0069】以上のようにして得られたごみ梱包品Sp
は、ごみを圧縮してなる圧縮物集合体Sが、包装フィル
ムFと紐状体12とが重なるように巻回された巻回層によ
って被覆されているので、その被覆された包装フィルム
Fの巻回層によって圧縮物集合体Sがバラけるのを防止
するとともに、復元反発力を有する圧縮物集合体Sを引
っ張り強度の大きい紐状体12で固縛することができるの
で、圧縮物集合体Sを好適に梱包することができる。
【0070】また、本実施の形態では、包装フィルムF
の色を、ごみの種類によって使い分けているので、出来
上がったごみ梱包品Spの色を見るだけで、その中身の
ごみの種類を識別することができる。 実施の形態2 本発明の実施の形態2は、圧縮減容機の案内筒の他の構
成及び包装フィルム及び紐状体の他の巻回方法を例示し
たものである。
【0071】図12は、本実施の形態に係る案内筒の構
成を示す斜視図、図13は図12の案内筒及び該案内筒
から押し出される圧縮物集合体に包装フィルム及び紐状
体を巻回した状態を示す右側面図であって、(a)は圧縮
物集合体を押し出す前の状態を示す図、(b)は圧縮物集
合体を押し出した後の状態を示す図である。図12及び
図13において、図1〜図7と同一符号は同一又は相当
する部分を示す。
【0072】まず、案内筒の構成を説明する。
【0073】図12、図13に示すように、案内筒33の
先端部には、4つの角部に角部切欠部34がそれぞれ形成
されるとともに、4つの辺部の中央部に矩形の辺部切欠
部111がそれぞれ形成されている。辺部切欠部111の深さ
L2は、角部切欠部34の深さL1より浅く形成されてい
る。また、辺部切欠部111の幅は、各々の辺において切
欠部が形成されて相対的に突出するように残された突部
301,302の幅より広く形成されている。これは、辺部に
巻かれた包装フィルムFに対する接触面積をできるだけ
低減してその摩擦抵抗を低減するためである。各辺の上
記突部301,302のうち、縦辺部の突部(以下、縦辺突部
という)301の先端部は丸みを帯びるように面取りが施
されている。これは、案内筒33上に巻かれた紐状体12が
圧縮物集合体S上に移動する際に外れ易くするためであ
る。一方、横辺部の突部(以下、横辺突部という)302
の先端部は角張ったままになっている。そして、横辺突
部302の方が縦辺突部301より少し前方に突出している
(図13参照)。これは、案内筒33から出て行こうとす
る圧縮物集合体Sに対しできるだけ前方の位置まで圧縮
力を及ぼしてその膨張を防止するとともにその形状保持
力を維持させるためである。また、下側の2つの角部切
欠部34は、各々の角の近傍部(以下、角部突部という)
112が、該角部切欠部34の奥端から辺部切欠部111の深さ
L2を超える深さ位置まで突出するようにして残るよ
う、各々の角部を切り欠いて形成されている。すなわ
ち、角部突部112はL字状断面を有する柱状に形成さ
れ、その突出長さL4は、角部切欠部34の深さL1と辺部
切欠部111の深さL2との差L3より少し小さいものとな
っている。
【0074】次に、包装フィルム及び紐状体の他の巻回
方法を説明する。
【0075】図12、図13において、包装フィルムF
及び紐状体12は、実施の形態1とは異なり、反時計方向
に巻かれる。また、紐状体12が包装フィルムFの外側に
位置するように巻かれる。包装フィルムF及び紐状体12
の案内筒33及び圧縮物集合体S上の巻き付け位置は、圧
縮物集合体Sの押し出し速度に対する包装フィルムF及
び紐状体12の巻回速度(旋回輪の周回速度)の比により
定まるが、本実施の形態では、この比を、包装フィルム
Fが、その後縁F’が角部切欠部34の奥端34a上に位置
するようにして巻かれるよう設定している。包装フィル
ムFの幅Wfは、角部切欠部34の深さL1より広いものと
なっており、例えば500mmとなっている。そして、圧縮
物集合体Sの押し出しピッチPt、すなわち、包装フィ
ルムFの巻回(旋回輪の周回)毎に圧縮物集合体Sが押
し出される距離を、角部切欠部34の深さL1と辺部切欠
部111の深さL2との差L3に相当する距離に設定してい
る。本実施の形態ではこの押し出しピッチPtを、例え
ば、100mmに設定している。従って、本実施の形態で
は、包装フィルムFは、相当大きな重なり量Lpを有し
て巻かれることになる(図13(a)参照)。また、紐状
体12は、角部突部112の先端部に位置するように巻かれ
る。
【0076】このように構成された本実施の形態によれ
ば、図13(a)に示すように、角部切欠部34の奥端34aに
おいては包装フィルムFが案内筒33に接するように巻か
れているので、圧縮物集合体Sが押し出された後その上
に包装フィルムFが巻かれるまでの間に、角部切欠部34
から圧縮物集合体S’が膨出し(図13(b)参照)、そ
の膨出した圧縮物集合体S’上に包装フィルムFが巻か
れる。この巻回の際、膨出した圧縮物集合体S’は、包
装フィルムFによって締め付けられてわずかながら圧縮
される(図13(b)参照)。そして、図13(b)に示すよ
うに、次の押し出しと同時に、角部切欠部34に圧縮物集
合体S’が膨出するが、この新しく膨出した圧縮物集合
体S’と包装フィルムFが巻かれた圧縮物集合体S’と
の間に段差303が生じる。そして、その巻かれた包装フ
ィルムFの後縁F’が、その段差に引っ掛けられるよう
にして、新しく膨出した圧縮物集合体S’によって押さ
れるので、包装フィルムFの案内筒34上に巻かれた部分
を、確実に案内筒33から押し出して圧縮物集合体S上に
被着させることができる。
【0077】また、圧縮物集合体Sが案内筒33の先端か
ら間欠的に押し出されるので、その押し出された瞬間に
巻かれた部分を除き、圧縮物集合体S及び案内筒33に対
し直角に包装フィルムFが巻かれることから、連続的に
押し出す場合に比べて強く巻くことができるため、圧縮
物集合体Sをより好適に包装することができる。
【0078】また、圧縮物集合体Sが、包装フィルムF
の巻回毎に、角部切欠部34の深さL1と辺部切欠部111の
深さL2との差L3に相当する距離だけ押し出されるの
で、圧縮物集合体Sの押し出し後に、その包装フィルム
Fの後縁F’が辺部切欠部111の奥端111a上に位置する
こととなるため、次に包装フィルムFが巻かれるまでの
間、辺部切欠部111が包装フィルムFで覆われるので、
案内筒33と包装フィルムFとの摩擦抵抗を抑制しつつ、
圧縮物集合体Sの膨出を最小限に抑制することができ
る。
【0079】また、紐状体12が角部突部112に引っ掛か
った状態で巻かれ、次いで、圧縮物集合体Sの押し出し
によってそこから外れるので、紐状体112の強い固縛力
によって、案内筒33上に巻かれた包装フィルムFが移動
し難くなるのを緩和することができる。 実施の形態3 本発明の実施の形態3は、梱包部材供給装置の他の構成
を例示したものである。
【0080】図14は本実施の形態に係る梱包部材供給
装置の構成を模式的に示す側面図、図15は図14の梱
包部材供給装置の姿勢変更機構の構成を示す正面図であ
る。図14及び図15において、図3及び図4と同一符
号は同一又は相当する部分を示す。本実施の形態3の梱
包部材供給装置108は、旋回輪が反時計方向に回転する
実施の形態2の圧縮物包装体製造装置に用いられるもの
で、実施の形態1の梱包部材供給装置とは上下が逆にな
るように旋回輪に取り付けられる。また、紐状体12が包
装フィルムFの外側に位置するように巻かれる。
【0081】そして、紐用フィルムF1を紐状体12にす
るための絞りローラ25がテンションローラ121の手前に
配置されている。また、包装フィルムF及び紐状体12の
走行経路に、それぞれ、検出ローラ123,124が配設さ
れ、その各々に発電機(図示せず)が接続されている。
そして、各発電機の出力が無い場合に、包装フィルムF
及び紐状体12が走行していないことをそれぞれ検出する
走行検出手段が設けられている(図示せず)。走行検出
手段はCPU等の演算器で構成されている。
【0082】また、メインフレーム20に固設されブラケ
ット142に回動自在に保持された回転軸143に第1のギア
135が固設されている。第1のギア135は、ブラケット14
2に回動自在に軸支された第2のギア136に係合してお
り、該第2のギア136にアーム137が固設されている。ア
ーム137は、ギア136の側面にその軸心から半径方向に延
びるように固設された前半部137aに対し後半部137bが回
動自在に連結されてなり、該後半部137bの後端部が摺動
部材(図にはその一部のみを示す)139にその延在方向
に垂直な方向に摺動可能に係合している。摺動部材139
は、旋回輪に同軸な環状に形成され、基枠102(図1参
照)に該旋回輪の回転面に平行でかつ該旋回輪の軸方向
に摺動自在に配設されており(図示せず)、該摺動部材
139にエアシリンダのピストンロッド140が接続されてい
る。エアシリンダは、基枠に、ピストンロッド140が旋
回輪の軸方向に進退するように配設されている。これに
より、ピストンロッド140が図15の実線位置から二点
鎖線位置に進出すると、アーム137が、その前半部137a
が急角度で立ち上がるように折れ曲がり、それにより、
第2のギアが図面右方向に回転する。すると、第1のギ
ア135が図面左方向に回転し、その第1のギア135と一緒
にメインフレーム20、ひいては紐用フィルムロール23及
び包装フィルムロール26が回転して、紐用フィルムロー
ル23及び包装フィルムロール26が起立状態となる。そし
て、ピストンロッド140が後退すると、これと逆の動作
をする。
【0083】以上のように構成された本実施の形態によ
れば、紐用フィルムF1を紐状体12にするための絞りロ
ーラ25がテンションローラ121の手前に配置されている
ので、紐用フィルムF1と比べて引っ張り強度の大きい
紐状体12の状態ものにバックテンションを付与するた
め、実施の形態1のように紐用フィルムF1の状態のも
のにバックテンションを付与する場合に比べ、紐状体12
の材料の切断頻度を低減することができる。
【0084】また、検出ロールに接続された発電機の出
力の有無に基づいて包装フィルムF及び紐状体12の走行
の有無を検出しているので、包装フィルムF及び紐状体
12の切断やそのロールの終了を簡単な構成で検出するこ
とができる。
【0085】さらに、エアシリンダで梱包部材供給装置
108の姿勢を変化させるので、実施の形態1のように、
モータで変化させる場合に比べて構成を簡素化すること
ができる。 実施の形態4 本発明の実施の形態4は、横巻き用の梱包部材供給装置
を縦巻き用のものと別個に設ける構成を例示したもので
ある。
【0086】図16は、本実施の形態に係る圧縮物包装
体製造装置の構成を示す平面図である。図16におい
て、図1と同一符号は同一又は相当する部分を示す。本
実施の形態においては、圧縮減容機101の案内筒33の前
方に、移動用コンベア131を挟んで第2の巻回機132が設
置されている。第2の巻回機132のターンテーブル8に
は、ローラコンベア9の側方に位置するように、チャッ
ク兼134が配設されている。そして、ターンテーブル8
の側方に梱包部材供給装置133が配設されている。この
梱包部材供給装置133は、第1の巻回機7の梱包部材供
給装置108と同様のものであり、図示されないエアシリ
ンダによって上下方向に昇降可能となっている。また、
梱包部材供給装置133とターンテーブル8との間にカッ
タ144が配設されている。その他の構成は実施の形態1
と同様である。
【0087】本実施の形態では、圧縮物集合体に対する
縦巻きが実施の形態1と同様に行われた後、その縦巻き
された圧縮物集合体Sが移動用コンベア131及びローラ
コンベア9によってターンテーブル8上に取り込まれ
る。そして、まず、梱包物供給装置133から包装フィル
ム及び紐状体145を引き出して、チャック134に挟持させ
る。次いで、ターンテーブル8を約1回転させて、該包
装フィルム及び紐状体145を圧縮物集合体Sに巻き付け
た後、チャック134によるその挟持を解除する。次い
で、梱包物供給装置133を昇降しながらターンテーブル
8を回転させ、それにより、梱包物供給装置133から包
装フィルム及び紐状体145を繰り出してそれを圧縮物集
合体S上に巻回することにより、該圧縮物集合体S上に
横巻き層を形成する。次いで、ターンテーブル8を停止
し、包装フィルム及び紐状体145をチャック134で挟持す
る。次いで、カッタ144を動作させて、包装フィルム及
び紐状体145をチャック134と圧縮物集合体Sとの間で切
断する。
【0088】このように、本実施の形態によれば、2つ
の巻回部が専用の梱包物供給装置108,132をそれぞれ備
えるので、各々の包装フィルム及び紐状体の巻回を最適
な条件で行うことができる。
【0089】なお、本発明は上記実施の形態には限定さ
れず、以下のような形態でも適用可能である。
【0090】包装の対象は、ごみに限られず、圧縮可能
な多数の物の集合であればよい。
【0091】また、紐状体を巻回しているが、これを省
略してもよい。また、紐状体を紐用フィルムロールから
得ているが、これを紐状体を巻回したリール等から得る
ようにしてもよい。
【0092】また、固縛部材は梱包対象を固縛可能なも
のであればよく、例えば、結束バンド、針金等を用いて
もよい。
【0093】また、帯状包装部材として、テープ状、ウ
エブ状のもの等を用いることができる。
【0094】また、圧縮物集合体の形状は、柱状であれ
ばよく、例えば、円柱、角柱とすることができる。
【0095】また、包装フィルムの1回の巻回に対する
圧縮物集合体の間欠的な押し出しの回数は複数回でもよ
い。また、その回数は整数回に限らず、端数を含む回数
でもよい。つまり、包装フィルムの巻回中における圧縮
物集合体の押し出しのタイミングが、包装フィルムの巻
回の進行に伴って徐々にズレて行くようにしてもよい。
【0096】また、エアシリンダに代えて、他の流体圧
シリンダ、例えば油圧シリンダを用いてもよい。
【0097】
【発明の効果】本発明は、以上に説明したような形態で
実施され、圧縮物の飛散や圧縮物包装体の形状の不安定
化を防止することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る圧縮物包装体製造
装置の概略の構成を示す平面図である
【図2】図1の圧縮物包装体製造装置の第1の巻回機の
構成を示す正面図である。
【図3】図2の第1の巻回機の包装部材供給装置の構成
を示す斜視図である。
【図4】図2の第1の巻回機の包装部材供給装置の構成
を示す側面図である。
【図5】図1の圧縮物包装体製造装置の動作を示す斜視
図である。
【図6】図1の圧縮物包装体製造装置の動作を示す斜視
図である。
【図7】図1の圧縮物包装体製造装置の動作を示す斜視
図である。
【図8】図1の圧縮物包装体製造装置の動作を示す斜視
図である。
【図9】図1の圧縮物包装体製造装置の動作を示す斜視
図である。
【図10】図1の圧縮物包装体製造装置の動作を示す斜
視図である。
【図11】図1の圧縮物包装体製造装置の動作を示す斜
視図である。
【図12】本発明の実施の形態2に係る案内筒の構成を
示す斜視図である。
【図13】図12の案内筒及び該案内筒から押し出され
る圧縮物集合体に包装フィルム及び紐状体を巻回した状
態を示す図であって、(a)は正面図、(b)は(a)のA矢視
図である。
【図14】本発明の実施の形態3に係る梱包部材供給装
置の構成を模式的に示す側面図である。
【図15】図14の梱包部材供給装置の姿勢変更機構の
構成を示す正面図である。
【図16】本発明の実施の形態4に係る圧縮物包装体製
造装置の構成を示す平面図である。
【符号の説明】
1 圧縮物包装体製造装置 2 ホッパ 3 圧縮用エアシリンダ 4 ゲート 5 押出用エアシリンダ 6 押出板 7 第1の巻回機 8 ターンテーブル 9 ローラコンベア 10 搬出コンベア 11 チャック 13 カッタ 15 旋回輪 16 第1のモータ 17 主動プーリ 18 テンションプーリ 19 ベルト 20 メインフレーム 20a 縦枠部材 20b 横枠部材 21 紐状体供給部 22 包装フィルム供給部 23 紐用フィルムロール 24 ガイドローラ 25 絞りローラ 26 包装フィルムローラ 27 ガイドローラ 28 繰り出しローラ 29 プーリ 30 第2のモータ 31 ベルト 32 エアシリンダ 33 案内筒 34 切欠部(角部切欠部) 34 角部切欠部の奥端 101 圧縮減容機 102 基枠 103 第2の巻回機 104 制御装置 105 圧縮筒 106 圧縮板 107 押出筒 108 梱包部材供給装置 109 フロア 111 辺部切欠部 111a 辺部切欠部の奥端 112 角部突部 121,122 テンションローラ 131 移動用コンベア 132 第2の巻回機 133 梱包部材供給機 134 チャック 135 第1のギア 136 第2のギア 137 アーム 137a アームの前半部 137b アームの後半部 139 摺動部材 140 エアシリンダ 141 開口 142 ブラケット 143 回転軸 144 カッタ 145 包装用フィルム及び紐状体 301 縦辺突部 302 横辺突部 303 段差 F 包装フィルム F’ 包装フィルムの後縁 F1 紐用フィルム L1 角部切欠部の深さ L2 辺部切欠部の深さ L3 角部切欠部の深さと辺部切欠部の深さとの差 L4 突出長さ Lp 重なり量 P 圧縮空間 Pt 押出ピッチ S 圧縮物集合体 S’ 角部切欠部に位置する圧縮物集合体 Sp ごみ梱包品 Wf 包装フィルムの幅 X 回転軸の軸心
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65D 71/02 B65D 71/02 C // B65B 13/12 B65B 13/12 (74)上記1名の代理人 100065868 弁理士 角田 嘉宏 (72)発明者 力身 総一郎 奈良県奈良市中登美ヶ丘2−1984−88 (72)発明者 丸山 清治 福岡県粕屋郡須恵町大字植木1265−24 山 川エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 石井 隆 福岡県粕屋郡須恵町大字植木1265−24 山 川エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 吉永 秀範 福岡県粕屋郡須恵町大字植木1265−24 山 川エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 山崎 裕司 兵庫県西宮市田近野町6番108号 新明和 工業株式会社環境システム事業部内 (72)発明者 片山 智之 兵庫県西宮市田近野町6番108号 新明和 工業株式会社環境システム事業部内 Fターム(参考) 3E051 AA03 AB06 AB09 BA01 CA04 CA08 CA09 CB10 DA02 DA05 DB04 EA03 EB03 FA01 FA04 FA05 FA06 FA07 FA08 FA09 KA02 KA07 KB10 LA04 LB05 3E052 AA19 BA20 CA20 CB03 CB05 DA05 DA07 EA08 FA13 FA14 FA17 GA18 JA04 JA15 KA06 LA03 3E056 AA02 BA20 CA15 CA20 DA03 EA01 EA07 FF02 3E067 AA11 AB99 BA24A BB14A BC04A CA02 DA03 EA03 EC29 FA01 FB06 FC01

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の物の集合を圧縮して圧縮空間内に
    圧縮物集合体を形成する圧縮手段と、 上記形成された圧縮物集合体の上記圧縮空間から外部へ
    の押し出し通路を構成する案内筒と、 上記圧縮物集合体を上記案内筒の先端から押し出す押出
    手段と、 上記案内筒の周りを帯状包装部材を繰り出しながら周回
    する巻回手段とを備え、 上記圧縮空間が上記押し出し
    方向に延びる柱状に形成され、 上記案内筒が上記圧縮空間の断面形状と同じ断面形状を
    有し、 該案内筒の先端部に上記断面形状の輪郭における外方へ
    の曲がり部を切り欠くよう切欠部が形成されてなる圧縮
    物包装体製造装置。
  2. 【請求項2】 上記繰り出される帯状包装部材が上記案
    内筒の先端から押し出される圧縮物集合体と該案内筒と
    にまたがって巻かれるよう構成されてなる請求項1記載
    の圧縮物包装体製造装置。
  3. 【請求項3】 上記断面形状が多角形であり、上記切欠
    部は該多角形の少なくとも1つの角部を切り欠くもので
    ある請求項1又は2記載の圧縮物包装体製造装置。
  4. 【請求項4】 上記切欠部が上記多角形の角部を切り欠
    く角部切欠部と上記多角形の辺部を切り欠く辺部切欠部
    とで構成され、 該角部切欠部及び辺部切欠部が上記多角形の全ての角部
    及び辺部にそれぞれ形成され、 上記辺部切欠部が上記角部切欠部より浅く形成されてな
    る請求項3記載の圧縮物包装体製造装置。
  5. 【請求項5】 上記角部切欠部の少なくとも1つは、上
    記多角形の角の近傍部が、該角部切欠部の奥端から上記
    辺部切欠部の深さを超える深さ位置まで突出するように
    して残るよう、上記多角形の角部を切り欠いて形成され
    てなる請求項3記載の圧縮物包装体製造装置。
  6. 【請求項6】 固縛部材が上記帯状包装部材と共に上記
    巻回手段から繰り出されかつ上記案内筒及び/又は圧縮
    物集合体上に巻かれるよう構成されてなる請求項1乃至
    5のいずれか1つの項に記載の圧縮物包装体製造装置。
  7. 【請求項7】 上記巻回手段は、上記帯状包装部材のロ
    ールと上記固縛部材に加工される帯状部材のロールとが
    装着されるロール装着部を有し、 該帯状部材のロールから引き出された帯状部材を上記固
    縛部材に加工し、該加工して得られた固縛部材を上記帯
    状包装部材のロールから引き出された帯状包装部材とと
    もに繰り出すものである請求項6記載の圧縮物包装体製
    造装置。
  8. 【請求項8】 上記巻回手段は、上記帯状包装部材及び
    上記固縛部材に個別に張力をそれぞれ付与するものであ
    る請求項7記載の圧縮物包装体製造装置。
  9. 【請求項9】 上記巻回手段は、帯状部材から加工して
    得られた固縛部材に上記張力を付与するものである請求
    項8記載の圧縮物包装体製造装置。
  10. 【請求項10】 上記押出手段は、上記圧縮物集合体を
    上記案内筒の先端から間欠的に押し出すものである請求
    項2記載の圧縮物包装体製造装置。
  11. 【請求項11】 上記巻回手段は、その後縁が実質的
    に上記切欠部の奥端に位置するように上記帯状包装部材
    を上記圧縮物集合体及び案内筒に巻くものである請求項
    10記載の圧縮物包装体製造装置。
  12. 【請求項12】 上記断面形状が多角形であり、 上記切欠部が上記多角形の角部を切り欠く角部切欠部と
    上記多角形の辺部を切り欠く辺部切欠部とで構成され、 該角部切欠部及び辺部切欠部が上記多角形の全ての角部
    及び辺部にそれぞれ形成されるとともに該辺部切欠部が
    該角部切欠部より浅く形成されてなり、 上記押出手段は、上記巻回手段の周回毎に、上記圧縮物
    集合体が上記角部切欠部の深さと上記辺部切欠部の深さ
    との差に相当する距離前進するよう該圧縮物集合体を押
    し出すものである請求項11記載の圧縮物包装体製造装
    置。
  13. 【請求項13】 上記全ての角部切欠部の少なくとも1
    つは、該角部切欠部の奥端から上記辺部切欠部の深さを
    超える深さ位置まで突出するようにして残るよう、上記
    多角形の角部を切り欠いて形成され、 上記巻回手段は、固縛部材を上記帯状包装部材と共に繰
    り出し、かつ該固縛部材が上記多角形の角の近傍部上に
    位置するようにして該固縛部材及び帯状包装部材を上記
    記案内筒と圧縮物集合体との境界部に巻くものである請
    求項12記載の圧縮物包装体製造装置。
  14. 【請求項14】 上記巻回手段は、外部からロール交換
    をすべき旨の指令が入力されると、上記帯状包装部材又
    は帯状包装部材及び帯状部材のロールが装着される部分
    が上記周回方向における所定位置に位置するよう回動す
    るものである請求項1乃至13のいずれか1つの項に記
    載の圧縮物包装体製造装置。
  15. 【請求項15】 上記帯状包装部材、帯状部材、及び固
    縛部材の少なくともいずれかの走行により回転するよう
    設置された検出ローラと該検出ローラの回転軸に接続さ
    れた発電機とを有し、該発電機の出力に基づいて該帯状
    包装部材、帯状部材、及び固縛部材の少なくともいずれ
    かの走行の有無を検出するよう構成された包装部材切断
    検出手段を備えた請求項1乃至14のいずれか1つの項
    に記載の圧縮物包装体製造装置。
  16. 【請求項16】 多数の物の集合を圧縮して圧縮空間内
    に圧縮物集合体を形成する圧縮手段と、上記形成された
    圧縮物集合体の上記圧縮空間から外部への押し出し通路
    を構成する案内筒と、上記圧縮物集合体を上記案内筒の
    先端から押し出す押出手段と、上記案内筒の周りを帯状
    包装部材を繰り出しながら周回する第1の巻回手段とを
    有し、上記繰り出される帯状包装部材が上記案内筒の先
    端から押し出される圧縮物集合体と該案内筒とにまたが
    って巻かれるとともに該帯状包装部材の該案内筒に巻か
    れた部分が該圧縮物集合体の移動に伴って該案内筒上を
    移動して該圧縮物集合体上に被着され、それにより、該
    圧縮物集合体上に該帯状包装部材の第1の巻回層が形成
    されるよう構成された第1の巻回部と、 上記第1の巻回層が形成された圧縮物集合体を取り込ん
    で、これを上記第1の巻回手段の周回軸に実質的に垂直
    な他の軸の周りに回転させる第2の巻回部とを備え、 上記第1の巻回手段を上記帯状包装部材の繰り出し部が
    略上記他の軸方向に移動するよう回動させながら上記第
    2の巻回部に取り込まれた圧縮物集合体を回転させるこ
    とにより、該圧縮物集合体上に該帯状包装部材の第2の
    巻回層が形成されるとともに、その際に、上記帯状包装
    部材を繰り出すためのローラの軸を上記第1の巻回手段
    の周回面に対し傾けるよう構成されてなる圧縮物包装体
    製造装置。
  17. 【請求項17】 多数の物の集合を圧縮して圧縮空間内
    に圧縮物集合体を形成する圧縮手段と、上記形成された
    圧縮物集合体の上記圧縮空間から外部への押し出し通路
    を構成する案内筒と、上記圧縮物集合体を上記案内筒の
    先端から押し出す押出手段と、上記案内筒の周りを帯状
    包装部材を繰り出しながら周回する第1の巻回手段とを
    有し、上記繰り出される帯状包装部材が上記案内筒の先
    端から押し出される圧縮物集合体と該案内筒とにまたが
    って巻かれるとともに該帯状包装部材の該案内筒に巻か
    れた部分が該圧縮物集合体の移動に伴って該案内筒上を
    移動して該圧縮物集合体上に被着され、それにより、該
    圧縮物集合体上に該帯状包装部材の第1の巻回層が形成
    されるよう構成された第1の巻回部と、 上記第1の巻回層が形成された圧縮物集合体を取り込ん
    で、これを上記第1の巻回手段の周回軸に実質的に垂直
    な他の軸の周りに回転させる第2の巻回部とを備え、 上記第1の巻回手段の上記帯状包装部材を繰り出すため
    のローラの軸を該第1の巻回手段の周回軸に平行な面内
    において流体圧シリンダによって回動可能に構成されて
    なる圧縮物包装体製造装置。
  18. 【請求項18】 多数の物の集合を圧縮して圧縮空間内
    に圧縮物集合体を形成する圧縮手段と、上記形成された
    圧縮物集合体の上記圧縮空間から外部への押し出し通路
    を構成する案内筒と、上記圧縮物集合体を上記案内筒の
    先端から押し出す押出手段と、上記案内筒の周りを帯状
    包装部材を繰り出しながら周回する第1の巻回手段とを
    有する第1の巻回部と、 上記第1の巻回部で第1の巻回層が形成された圧縮物集
    合体を取り込む手段と、該取り込まれた圧縮物集合体に
    対し帯状包装部材を上記第1の巻回手段の周回軸に実質
    的に垂直な他の軸の方向に相対的に移動させながら繰り
    出すとともに該圧縮物集合体を該他の軸の周りに回転さ
    せることにより、該圧縮物集合体上に該帯状包装部材の
    第2の巻回層を形成する第2の巻回手段とを有する第2
    の巻回部とを備えた圧縮物包装体製造装置。
  19. 【請求項19】 上記第1の巻回部は、上記第1の巻回
    手段から繰り出される帯状包装部材が上記案内筒の先端
    から押し出される圧縮物集合体と該案内筒とにまたがっ
    て巻かれるとともに該帯状包装部材の該案内筒に巻かれ
    た部分が該圧縮物集合体の移動に伴って該案内筒上を移
    動して該圧縮物集合体上に被着され、それにより、該圧
    縮物集合体上に該帯状包装部材の第1の巻回層が形成さ
    れるよう構成されてなる請求項18記載の圧縮物包装体
    製造装置。
  20. 【請求項20】 請求項1の圧縮物包装体製造装置を用
    いた圧縮物包装体製造方法であって、 上記繰り出される帯状包装部材を上記案内筒の先端から
    押し出される圧縮物集合体と該案内筒とにまたがって巻
    くようにした圧縮物包装体製造方法。
  21. 【請求項21】 請求項18の圧縮物包装体製造装置を
    用いた圧縮物包装体製造方法であって、 上記第1の巻回部の第1の巻回手段から繰り出される帯
    状包装部材を上記案内筒の先端から押し出される圧縮物
    集合体と該案内筒とにまたがって巻き、それにより、該
    帯状包装部材の該案内筒に巻かれた部分が該圧縮物集合
    体の移動に伴って該案内筒上を移動して該圧縮物集合体
    上に被着され、該圧縮物集合体上に該帯状包装部材の第
    1の巻回層が形成されるようにした圧縮物包装体製造方
    法。
  22. 【請求項22】 多数の物の集合を圧縮してなる圧縮物
    集合体が、帯状包装部材と固縛部材とが重なるように巻
    回された巻回層によって被覆されてなる圧縮物包装体。
  23. 【請求項23】 上記包装部材及び固縛部材の少なくと
    もいずれかが、上記圧縮されるべき物の種類に応じて定
    められた色を有してなる請求項22記載の圧縮物包装
    体。
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