JPS5952087B2 - 包装方法およびその装置 - Google Patents
包装方法およびその装置Info
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- JPS5952087B2 JPS5952087B2 JP12704980A JP12704980A JPS5952087B2 JP S5952087 B2 JPS5952087 B2 JP S5952087B2 JP 12704980 A JP12704980 A JP 12704980A JP 12704980 A JP12704980 A JP 12704980A JP S5952087 B2 JPS5952087 B2 JP S5952087B2
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- packaging
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- packaging method
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65B—MACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
- B65B11/00—Wrapping, e.g. partially or wholly enclosing, articles or quantities of material, in strips, sheets or blanks, of flexible material
- B65B11/04—Wrapping, e.g. partially or wholly enclosing, articles or quantities of material, in strips, sheets or blanks, of flexible material the articles being rotated
- B65B11/045—Wrapping, e.g. partially or wholly enclosing, articles or quantities of material, in strips, sheets or blanks, of flexible material the articles being rotated by rotating platforms supporting the articles
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Basic Packing Technique (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は包装方法および包装装置に関し、特にフイルム
ウエブで包装した複数個の荷物を一体化した包装体を作
るための装置および方法に関する。
ウエブで包装した複数個の荷物を一体化した包装体を作
るための装置および方法に関する。
ケースを包装したり箱詰めしたりすることは、多量の単
一製品を輸送する上で通常行なわれている方法である。
一製品を輸送する上で通常行なわれている方法である。
多数の単一製品は通常ダンボール箱内に積み重ねるか、
またはクラフトペーパーで包装し、該クラフトペーパー
の端部を糊付けしたり、テープでとじたりして包装され
る。このような製品の別の輸送方法としては収縮性フイ
ルムを製品のまわりに巻きつけて該フイルムを収縮させ
ることによつて一体化する包装方法がある。収縮性のフ
イルムを作る方法は、米国特許第3793798号、米
国特許第3626645号、米国特許第3590509
号および米国特許第3514920号に開示されている
。また、収縮性フイルムを使用する包装方法に関しては
米国特許第3867806号に開示されている。本発明
の包装方法によればシール構造体を必要とせず、したが
つていかなる種類の収縮性材料をも使用することができ
る。本発明の包装方法では、ナイロン、ポリプロピレン
、P.V.C.(塩化ビニール)、ポリブチレン、ポリ
エチレン、その他の重合体からなる収縮性フイルムを使
用し、このフイルムを荷物のまわりに引き伸ばしながら
巻き付けることによつて行なわれる。また、本発明の包
装装置においては、折りたたんだフイルムを順次巻きつ
けて強い封じ込め力の.もとに包装体を形成し、かつこ
れと同時に螺旋状に巻き返されたフイルムの端部を切断
する締め付け装置が使用される。
またはクラフトペーパーで包装し、該クラフトペーパー
の端部を糊付けしたり、テープでとじたりして包装され
る。このような製品の別の輸送方法としては収縮性フイ
ルムを製品のまわりに巻きつけて該フイルムを収縮させ
ることによつて一体化する包装方法がある。収縮性のフ
イルムを作る方法は、米国特許第3793798号、米
国特許第3626645号、米国特許第3590509
号および米国特許第3514920号に開示されている
。また、収縮性フイルムを使用する包装方法に関しては
米国特許第3867806号に開示されている。本発明
の包装方法によればシール構造体を必要とせず、したが
つていかなる種類の収縮性材料をも使用することができ
る。本発明の包装方法では、ナイロン、ポリプロピレン
、P.V.C.(塩化ビニール)、ポリブチレン、ポリ
エチレン、その他の重合体からなる収縮性フイルムを使
用し、このフイルムを荷物のまわりに引き伸ばしながら
巻き付けることによつて行なわれる。また、本発明の包
装装置においては、折りたたんだフイルムを順次巻きつ
けて強い封じ込め力の.もとに包装体を形成し、かつこ
れと同時に螺旋状に巻き返されたフイルムの端部を切断
する締め付け装置が使用される。
フイルムウエブを螺旋状に巻き付ける螺旋状包装装置は
周知である。
周知である。
この種の装置は米国特許第・3863425号に記載さ
れており、フイルムをロールから案内し円筒状荷物のま
わりに螺旋状に巻き付けるように構成されている。この
装置においては荷物の表面に隣接して配置されたギアリ
ンが使用され、該ギアリンにより荷物の表面にスパイラ
ル状にフイルムを巻き付け、ついでこのギアリンを復動
させながら逆方向のスパイラル状にフイルムを巻き付け
、互に交叉する方向の封じ込め力によつて荷物を確実に
包装している。さらに、米国特許第3788199号に
は、テープを間隙をおいて螺旋状に巻き付け各テープ間
に息抜き用スペースを設ける螺旋状包装方法が開示され
ている。
れており、フイルムをロールから案内し円筒状荷物のま
わりに螺旋状に巻き付けるように構成されている。この
装置においては荷物の表面に隣接して配置されたギアリ
ンが使用され、該ギアリンにより荷物の表面にスパイラ
ル状にフイルムを巻き付け、ついでこのギアリンを復動
させながら逆方向のスパイラル状にフイルムを巻き付け
、互に交叉する方向の封じ込め力によつて荷物を確実に
包装している。さらに、米国特許第3788199号に
は、テープを間隙をおいて螺旋状に巻き付け各テープ間
に息抜き用スペースを設ける螺旋状包装方法が開示され
ている。
この米国特許に記載された方法によれ9ば、合成樹脂の
テープを伸長しながらこれを互いに逆方向へ螺旋状に巻
回し、各テープ層を交叉させながら互いに重ね合つた複
数層のシリンダー包装カバーを形成している。この場合
、粘着性テープを使用することにより各層を互いに接着
し1つ)の円筒状環状組織を形成する。互いに重ねられ
た円筒状テープの内層および外層は互いに適当な角度で
交叉させ得るが、いづれの場所でも均一な長さ方向の結
合力を有するような角度に選定することが好ましい。こ
のような均一な強度を発揮する′角度は約90度である
。円筒状網状組織を形成するテープの巻回角度は、テー
プを運ぶエンドレスベルトの移行速度とこの可動ベルト
上にテープを乗せる複数個のテープボビンを回転させる
ボビン支持体の回転速度との関係を調節することにより
決定される。前述の各米国特許に記載された包装装置で
は、熱収縮性材料、接着材、およびフイルムの熱シール
または粘着性を利用して外側の層を内側の層の表面に対
し、一定位置に結合している。米国特許第300329
7号においては、切断および保持復動装置を使用し、テ
ープを箱(ダンボール箱等)上に置きこれを切断する工
程を、各箱ごとにくり返して行なう方法が採用されてい
る。包み込み包装用の回転駆動装置に関するその他の関
連技術は、米国特許第3820451号、同第3331
312号、同第3324789号、同第3309839
号、同第3207060号、同第2743562号、同
第2630751号、同2330629号、同第205
4603号、および同第2124770号に記載されて
いる。複数個のボール箱を支持するパレツトの囲りに熱
収縮性フイルムを巻き付けるという他の包装技術につい
ては米国特許第3514925号および第379379
8号に記載されている。
テープを伸長しながらこれを互いに逆方向へ螺旋状に巻
回し、各テープ層を交叉させながら互いに重ね合つた複
数層のシリンダー包装カバーを形成している。この場合
、粘着性テープを使用することにより各層を互いに接着
し1つ)の円筒状環状組織を形成する。互いに重ねられ
た円筒状テープの内層および外層は互いに適当な角度で
交叉させ得るが、いづれの場所でも均一な長さ方向の結
合力を有するような角度に選定することが好ましい。こ
のような均一な強度を発揮する′角度は約90度である
。円筒状網状組織を形成するテープの巻回角度は、テー
プを運ぶエンドレスベルトの移行速度とこの可動ベルト
上にテープを乗せる複数個のテープボビンを回転させる
ボビン支持体の回転速度との関係を調節することにより
決定される。前述の各米国特許に記載された包装装置で
は、熱収縮性材料、接着材、およびフイルムの熱シール
または粘着性を利用して外側の層を内側の層の表面に対
し、一定位置に結合している。米国特許第300329
7号においては、切断および保持復動装置を使用し、テ
ープを箱(ダンボール箱等)上に置きこれを切断する工
程を、各箱ごとにくり返して行なう方法が採用されてい
る。包み込み包装用の回転駆動装置に関するその他の関
連技術は、米国特許第3820451号、同第3331
312号、同第3324789号、同第3309839
号、同第3207060号、同第2743562号、同
第2630751号、同2330629号、同第205
4603号、および同第2124770号に記載されて
いる。複数個のボール箱を支持するパレツトの囲りに熱
収縮性フイルムを巻き付けるという他の包装技術につい
ては米国特許第3514925号および第379379
8号に記載されている。
張力をかけた粘着性フイルムを使用する他の全巾ウエブ
包装装置は米国特許第3986611号に記載されてお
り、粘着性P.V.C.(塩化ビニール)フイルムを使
用する他の装置については米国特許第3795086号
に記載されている。フイルムまたは網状組織の弾力性を
使用すれば、収縮性包装フイルムを使用する場合よりも
高い張力すなわち高い封じ込め力を維持することができ
る。
包装装置は米国特許第3986611号に記載されてお
り、粘着性P.V.C.(塩化ビニール)フイルムを使
用する他の装置については米国特許第3795086号
に記載されている。フイルムまたは網状組織の弾力性を
使用すれば、収縮性包装フイルムを使用する場合よりも
高い張力すなわち高い封じ込め力を維持することができ
る。
特に所定位置に固定された荷物を包装する場合にこの傾
向は顕著である。複数個の荷物を一体的に包装するため
に引き伸ばされたプラスチックフイルムを使用する利点
は、荷物の外周に巻き付けたフイルムによる封じ込め力
の大きさ並びに巻き返された各層のフイルム全体の抗張
力の大きさである。これら2つの機能すなわち封じ込め
力および抗張力は、引き伸ばされたフイルムの弾性率ま
たは剛性と巻き付けた後のフイルムの抗張力によつて決
まる。封じ込め力はフイルムを最大限引き伸ばすことす
なわち降伏点を越え破断荷重直前まで引つぱることによ
つて最大限向上させることができる。今日、市販されて
いる伸張性フイルムとしては、モービルケミカルカンパ
ニー社製のモービルX (MObilX,AObilC
、AObilH)ボーデムエズイエツトデイヴイジヨン
(BOrdemR,ResiaiteDivisiOn
)社製のPS一26,コンソリテイテツドサーモプラス
テツクス(COnsOlitatedThermOpl
astics)社製の製品、プレスト (PrestO
)社製の製品、ピーピーデイ一(PPD)社製の製品等
があり、これらはあらかじめ30%以下の伸び撓みが与
えられている。
向は顕著である。複数個の荷物を一体的に包装するため
に引き伸ばされたプラスチックフイルムを使用する利点
は、荷物の外周に巻き付けたフイルムによる封じ込め力
の大きさ並びに巻き返された各層のフイルム全体の抗張
力の大きさである。これら2つの機能すなわち封じ込め
力および抗張力は、引き伸ばされたフイルムの弾性率ま
たは剛性と巻き付けた後のフイルムの抗張力によつて決
まる。封じ込め力はフイルムを最大限引き伸ばすことす
なわち降伏点を越え破断荷重直前まで引つぱることによ
つて最大限向上させることができる。今日、市販されて
いる伸張性フイルムとしては、モービルケミカルカンパ
ニー社製のモービルX (MObilX,AObilC
、AObilH)ボーデムエズイエツトデイヴイジヨン
(BOrdemR,ResiaiteDivisiOn
)社製のPS一26,コンソリテイテツドサーモプラス
テツクス(COnsOlitatedThermOpl
astics)社製の製品、プレスト (PrestO
)社製の製品、ピーピーデイ一(PPD)社製の製品等
があり、これらはあらかじめ30%以下の伸び撓みが与
えられている。
この初期引張り変形を与える理由はフイルムの破断機構
の不規則性を矯正するためである。この破断機構は、ラ
デイアントエンジニアリングカンパニ一(Radien
tEngineeringCOmpany)によつて使
用されている棒組立体でフイルムに直接作用する摩擦力
(あるいは米国特許第3867806号および同第40
77179号に記載されているような間接的に作用する
摩擦力によつて決まる。以上説明した従来の包装装置は
全て、単位荷物あたりに使用するフイルムのコストは非
常に高くなるという欠点がある。
の不規則性を矯正するためである。この破断機構は、ラ
デイアントエンジニアリングカンパニ一(Radien
tEngineeringCOmpany)によつて使
用されている棒組立体でフイルムに直接作用する摩擦力
(あるいは米国特許第3867806号および同第40
77179号に記載されているような間接的に作用する
摩擦力によつて決まる。以上説明した従来の包装装置は
全て、単位荷物あたりに使用するフイルムのコストは非
常に高くなるという欠点がある。
また、摩擦力解除装置を使用しても均一な張力状態を維
持できないという欠点がある。この摩擦力解除は、包装
材自体の厚さおよび形状の変化、荷物の角隅を通過する
際の速度変化に対する包装材自体の感受性、ならびにフ
イルム状の包装材を巻きほぐす際のスピード変化に対す
る当該包装材の感受性等に影響される。例えば、40イ
ンチ×48インチ寸法の標準サイズの荷物で、その表面
スピードは各角隅部を回転させる際に40%以上変化す
る。また、12ないし18RPMといつた高いスピード
で回転させるターンテーブルの場合、前述のスピード変
化に加えて種々の共振力が働らく。これらの共振力はフ
イルムロールのフイルム消費量ならびに該ロール状のフ
イルムの重量によつて変化する。予め付与できるフイル
ムの最大伸び変形はフイルムロールの不完全性および寸
法変化によつて影響される。
持できないという欠点がある。この摩擦力解除は、包装
材自体の厚さおよび形状の変化、荷物の角隅を通過する
際の速度変化に対する包装材自体の感受性、ならびにフ
イルム状の包装材を巻きほぐす際のスピード変化に対す
る当該包装材の感受性等に影響される。例えば、40イ
ンチ×48インチ寸法の標準サイズの荷物で、その表面
スピードは各角隅部を回転させる際に40%以上変化す
る。また、12ないし18RPMといつた高いスピード
で回転させるターンテーブルの場合、前述のスピード変
化に加えて種々の共振力が働らく。これらの共振力はフ
イルムロールのフイルム消費量ならびに該ロール状のフ
イルムの重量によつて変化する。予め付与できるフイル
ムの最大伸び変形はフイルムロールの不完全性および寸
法変化によつて影響される。
これらフイルムロールの不完全性および寸法変化は前述
のごときフイルムの破断強度の変化を強める。前述の市
販されている各種フイルム材の最大伸び率は、使用上、
300%以上とされているが、このような高い伸び率は
摩擦タイプの張力均一装置によつては実現することがで
きない。材料の収縮性は利用するが、その粘着性を利用
しない前述のごとき引伸ばしフイルムを使用する包装方
法の問題点は、これらの包装方法によつては通気性包装
体を形成することはできないということの他に、包装体
の強度および信頼性がシール部分の均一性によつて影響
を受けるということである。
のごときフイルムの破断強度の変化を強める。前述の市
販されている各種フイルム材の最大伸び率は、使用上、
300%以上とされているが、このような高い伸び率は
摩擦タイプの張力均一装置によつては実現することがで
きない。材料の収縮性は利用するが、その粘着性を利用
しない前述のごとき引伸ばしフイルムを使用する包装方
法の問題点は、これらの包装方法によつては通気性包装
体を形成することはできないということの他に、包装体
の強度および信頼性がシール部分の均一性によつて影響
を受けるということである。
このシール部分のシール性能はシール用こての保守によ
つて左右されるが、シール部分の強度はフイルム自体の
強度以上にすることはできない。また、シール部分を形
成するための時間も収縮性フイルムを使用する場合には
作業速度に対し大きな制約となる。さらに、伸張網状組
織あるいは幅の狭いフイルムでは熱シールを効果的に行
なうこをができないという問題があり、この点でも従来
の伸張性包装材料を使用する包装方法には問題があつた
。このようなフイルムの特質のため、前述のごとき伸張
性フイルムを使用した包装用装置、すなわちランテツク
インコーポレーシヨン(LantechInc.)、イ
ンフラパツク (Infra−Pak)、ピーエスアン
ドテイ一(PSandT)、ラデイエントエンジニアリ
ング(RadientEngineering)、アイ
ピーエム(IPM)、およびミマ(Mima)によつて
製造されている包装装置には性能上の制限があつた。
つて左右されるが、シール部分の強度はフイルム自体の
強度以上にすることはできない。また、シール部分を形
成するための時間も収縮性フイルムを使用する場合には
作業速度に対し大きな制約となる。さらに、伸張網状組
織あるいは幅の狭いフイルムでは熱シールを効果的に行
なうこをができないという問題があり、この点でも従来
の伸張性包装材料を使用する包装方法には問題があつた
。このようなフイルムの特質のため、前述のごとき伸張
性フイルムを使用した包装用装置、すなわちランテツク
インコーポレーシヨン(LantechInc.)、イ
ンフラパツク (Infra−Pak)、ピーエスアン
ドテイ一(PSandT)、ラデイエントエンジニアリ
ング(RadientEngineering)、アイ
ピーエム(IPM)、およびミマ(Mima)によつて
製造されている包装装置には性能上の制限があつた。
高い伸率を与えて包装する時、その引張力により荷物の
積層状態がくずれたりあるいはターンテーブルから荷物
が脱落するといつた問題がある。
積層状態がくずれたりあるいはターンテーブルから荷物
が脱落するといつた問題がある。
さらに、垂直方向から傾斜した側面および角隅部を有す
る不定形の荷物を包装する場合、張力をかけるとフイル
ムの微少部分に大きな力が作用し、平滑面に作用させ得
る力よりも大幅に小さな力でこれらの部分が破壊する。
このような局部的破壊により、フイルムウエブの他の部
分にも過大な力が作用することになる。この過大な力は
しばしばフイルムウエブ全体の亀裂の原因になる。本発
明は、包装する以前の段階でフイルムをあらかじめ引張
変形させることにより、このフイルムを荷物の囲りに巻
回するとき、該荷物に圧縮力を与えると共に該フイルム
を40ないし300%の広い範囲で引張変形させ得るよ
うにした包装装置および包装方法を提供するものである
。ほとんどの合成樹脂フイルムではそれらの降伏点以上
に引ぱるとその弾性率および破断強度が著しく増加する
。
る不定形の荷物を包装する場合、張力をかけるとフイル
ムの微少部分に大きな力が作用し、平滑面に作用させ得
る力よりも大幅に小さな力でこれらの部分が破壊する。
このような局部的破壊により、フイルムウエブの他の部
分にも過大な力が作用することになる。この過大な力は
しばしばフイルムウエブ全体の亀裂の原因になる。本発
明は、包装する以前の段階でフイルムをあらかじめ引張
変形させることにより、このフイルムを荷物の囲りに巻
回するとき、該荷物に圧縮力を与えると共に該フイルム
を40ないし300%の広い範囲で引張変形させ得るよ
うにした包装装置および包装方法を提供するものである
。ほとんどの合成樹脂フイルムではそれらの降伏点以上
に引ぱるとその弾性率および破断強度が著しく増加する
。
例えば、ポリエチレンの場合、約30%引張変形させる
と、その断面における引張強度(引張破断強度)は約3
倍に増加する。このような著しい強度増加は降伏点を越
えた点から始まる。また、降伏点は、今日使用されてい
る伸張性フイルムの場合、15ないし40%の伸び変形
を与えることによつて得られる。従来の摩擦式張力均一
化装置では、これを伸張フイルム包装に使用しても、プ
ラスチツクフイルムの封じ込め力のレベル向上および破
断強度の向上を得ることはできない。本発明においては
、より少ないフイルム回転によつて高いレベルが封じ込
め力を発揮し得る包装方法が提供される。このようなよ
り大きυ司1張変形を与えることにより、より少ないフ
イルムの回転によつて包装を実施できると共に各旋回あ
たりのフイルム消費量をより小さくすることができる。
このため本発明によれば50%以上のコストダウンを達
成することができる。不定形の荷物、不安定な荷物、あ
るいはこわれ易い荷物を包装する場合、予伸長装置から
のフイルムはパルツトの平均表面速度よりも若干速いか
あるいは等しい表面速度で供給することができる。
と、その断面における引張強度(引張破断強度)は約3
倍に増加する。このような著しい強度増加は降伏点を越
えた点から始まる。また、降伏点は、今日使用されてい
る伸張性フイルムの場合、15ないし40%の伸び変形
を与えることによつて得られる。従来の摩擦式張力均一
化装置では、これを伸張フイルム包装に使用しても、プ
ラスチツクフイルムの封じ込め力のレベル向上および破
断強度の向上を得ることはできない。本発明においては
、より少ないフイルム回転によつて高いレベルが封じ込
め力を発揮し得る包装方法が提供される。このようなよ
り大きυ司1張変形を与えることにより、より少ないフ
イルムの回転によつて包装を実施できると共に各旋回あ
たりのフイルム消費量をより小さくすることができる。
このため本発明によれば50%以上のコストダウンを達
成することができる。不定形の荷物、不安定な荷物、あ
るいはこわれ易い荷物を包装する場合、予伸長装置から
のフイルムはパルツトの平均表面速度よりも若干速いか
あるいは等しい表面速度で供給することができる。
フイルムに作用する力を大幅に減少させることができる
ので、フイルムをつぶすことなく、該フイルムに大きな
伸び変形を与えることができる。この引張力の現象は非
弾性歪解除によつて行ノブ なわれる。
ので、フイルムをつぶすことなく、該フイルムに大きな
伸び変形を与えることができる。この引張力の現象は非
弾性歪解除によつて行ノブ なわれる。
その理由は、フイルムにあらかじめ降伏点を越える引張
力が与えられており、かつ、このような高′1.弓1張
変形の領域では応力解除が急速に行なわれるからである
。非常に堅固な荷物またはこわれる心配のない荷物の場
合には、予伸長装置から出てくるフイルムの速度をパレ
ツト上の荷物の平均表面速度以下の速度に減速し、初期
伸張段階で与えた引張力に追加伸張力を加えることによ
りフイルムの破断強度を最大限にすることができる。
力が与えられており、かつ、このような高′1.弓1張
変形の領域では応力解除が急速に行なわれるからである
。非常に堅固な荷物またはこわれる心配のない荷物の場
合には、予伸長装置から出てくるフイルムの速度をパレ
ツト上の荷物の平均表面速度以下の速度に減速し、初期
伸張段階で与えた引張力に追加伸張力を加えることによ
りフイルムの破断強度を最大限にすることができる。
この発明による包装方法およびその装置は、異なつたス
ピ一 ドで駆動される2組の駆動ローラを使用して、プ
ラスチツクフイルムをその降伏点以上に伸張し、かつ速
い速度で回転する方のローラ(後段のローラ)の表面速
度と略同一速度で回転する回転パレツトに巻回すことに
より、該パレツト上の複数の積荷を該伸縮性プラスチツ
クフイルムで所定の封じ込め力により包装することを特
徴とする。
ピ一 ドで駆動される2組の駆動ローラを使用して、プ
ラスチツクフイルムをその降伏点以上に伸張し、かつ速
い速度で回転する方のローラ(後段のローラ)の表面速
度と略同一速度で回転する回転パレツトに巻回すことに
より、該パレツト上の複数の積荷を該伸縮性プラスチツ
クフイルムで所定の封じ込め力により包装することを特
徴とする。
不定形または不安定な荷物を包装する場合は、後段のロ
ーラ表面速度を荷物の表面速度以上に増加して、該荷物
に作用する過度の締め付け力および該フイルムに生ずる
引き裂き力を回避することができる。比較的剛性が高く
かつ定形の荷物の場合は、後段のローラの表面速度をパ
レツト上の表面速度より低くすることによりフイルムの
破断強度を最大限に向上させ、いつそう大きな伸び変形
により強い拘束力で包装することができる。長さ方向お
よび幅方向の撓みが異なりゆがみが生ずる部分すなわち
荷物のコーナー部分のフイルムの張力を補償するために
、例えば揺動バ一式のフイルムアキユムレータを使用す
ることができる。前記ローラの上流側または下流側にフ
イルムウエブ縮小装置を設け、高い張力を受けているウ
ニブの側面の亀裂発生を防止することができる。また、
フイルム両側面の閉包は機械式閉包装置により効果的に
行なうことができる。以下、本発明の包装方法および包
装装置の実施例を図面を参照して説明する。
ーラ表面速度を荷物の表面速度以上に増加して、該荷物
に作用する過度の締め付け力および該フイルムに生ずる
引き裂き力を回避することができる。比較的剛性が高く
かつ定形の荷物の場合は、後段のローラの表面速度をパ
レツト上の表面速度より低くすることによりフイルムの
破断強度を最大限に向上させ、いつそう大きな伸び変形
により強い拘束力で包装することができる。長さ方向お
よび幅方向の撓みが異なりゆがみが生ずる部分すなわち
荷物のコーナー部分のフイルムの張力を補償するために
、例えば揺動バ一式のフイルムアキユムレータを使用す
ることができる。前記ローラの上流側または下流側にフ
イルムウエブ縮小装置を設け、高い張力を受けているウ
ニブの側面の亀裂発生を防止することができる。また、
フイルム両側面の閉包は機械式閉包装置により効果的に
行なうことができる。以下、本発明の包装方法および包
装装置の実施例を図面を参照して説明する。
第1図ないし第12図は本発明の包装装置10を示し、
第1図ないし第4図は包装装置の全体を示し、第5図な
いし第12図は、該包装装置の機械的閉包装置を示す。
第1図ないし第4図は包装装置の全体を示し、第5図な
いし第12図は、該包装装置の機械的閉包装置を示す。
前記装置]0の作動およびその構成部品の構成について
は以下説明する。動力式伸張包装装置10はベース14
上に設けられた垂直フレーム12を有する。図示の実施
例においては、ギアリン16がフレーム上に移動可能に
とりつけられ、ラツク・ピニオン機構、チエーン、また
はその他の駆動機構によつて駆動される。第3図にはラ
ツク・ピニオンを使用した駆動機構が示されている。こ
のような伸張包装装置はすでに公知であり、ランテツク
インコーポレーシヨン(LantechInc.)社製
のSVS−80、SVSM−80、STVS−80、S
TVSN−80、およびSAHS−80等の各モデルに
おいて実施されている。包装装置10は、前記ギアリン
をはぶき、ウエブ全巾式の装置にすることも可能であり
、これらの装置も公知である。このようなギアリンなし
の装置、ランテツクインコーポレーシヨン(Lante
chInc.)社製のモデルS−65、SP−65、S
AHー70、等に代表される。ウエブ全巾式の装置の典
型的な構造は、米国特許第3867800号に記載され
ている。本発明は、荷物を積んだターンテーブルを回転
させ該回転中の荷物にフイルムを巻回する形式の包装装
置以外の形式の包装装置、例えば荷物の囲りにフイルム
を巻回する形式の包装装置にも適用することができる。
は以下説明する。動力式伸張包装装置10はベース14
上に設けられた垂直フレーム12を有する。図示の実施
例においては、ギアリン16がフレーム上に移動可能に
とりつけられ、ラツク・ピニオン機構、チエーン、また
はその他の駆動機構によつて駆動される。第3図にはラ
ツク・ピニオンを使用した駆動機構が示されている。こ
のような伸張包装装置はすでに公知であり、ランテツク
インコーポレーシヨン(LantechInc.)社製
のSVS−80、SVSM−80、STVS−80、S
TVSN−80、およびSAHS−80等の各モデルに
おいて実施されている。包装装置10は、前記ギアリン
をはぶき、ウエブ全巾式の装置にすることも可能であり
、これらの装置も公知である。このようなギアリンなし
の装置、ランテツクインコーポレーシヨン(Lante
chInc.)社製のモデルS−65、SP−65、S
AHー70、等に代表される。ウエブ全巾式の装置の典
型的な構造は、米国特許第3867800号に記載され
ている。本発明は、荷物を積んだターンテーブルを回転
させ該回転中の荷物にフイルムを巻回する形式の包装装
置以外の形式の包装装置、例えば荷物の囲りにフイルム
を巻回する形式の包装装置にも適用することができる。
このような荷物の囲りにフイルムを巻回する包装装置は
米国特許第4050220号、および同第411095
7号に記載されており、これらはランテツクインコーポ
レーシヨン(LantechInc.)社製のものであ
る。
米国特許第4050220号、および同第411095
7号に記載されており、これらはランテツクインコーポ
レーシヨン(LantechInc.)社製のものであ
る。
これらの米国特許も本明細書中の引用文献とする。第1
図および第2図において支持棒20はギアリンの上壁1
6および下壁18に固定されている。
図および第2図において支持棒20はギアリンの上壁1
6および下壁18に固定されている。
揺動可能な支持アーム22および24はブラケツト26
および28にそれぞれ枢着されこれらのブラケツトはギ
アリンの側壁17に固定されている。なお、前記各ブラ
ケツト26,28はフレーム12の垂直柱13に固定す
ることもできる。.シヤフト30は揺動可能な前記支持
アーム22,24の端部にとりつけられ、これによつて
ウエブ供給装置が構成されている。このウエブ供給装置
の前記シヤフト30にはフイルムロール32が支持され
るようになつている。フイルムロールは伸張性のフイル
ムウエブを巻回したものである。
および28にそれぞれ枢着されこれらのブラケツトはギ
アリンの側壁17に固定されている。なお、前記各ブラ
ケツト26,28はフレーム12の垂直柱13に固定す
ることもできる。.シヤフト30は揺動可能な前記支持
アーム22,24の端部にとりつけられ、これによつて
ウエブ供給装置が構成されている。このウエブ供給装置
の前記シヤフト30にはフイルムロール32が支持され
るようになつている。フイルムロールは伸張性のフイル
ムウエブを巻回したものである。
図示の装置に使用し得る伸張性フイルムとしては、例え
ばモービルX(MOvilX)、モービルC、モービル
H、モービルY、ボーデンPS−26、コンソリデイテ
ツドターモプラスチツクスEVA)プレスト、セントレ
ジス、およびPPD等がある。ベミスストレツチネツト
(BemisStretchNet)もこの装置に使用
することができる。線状低密度ポリエチレンを使用する
ことにより非常に良好な結果が得られる。エアーシリン
ダ34が前記支持棒20にとりつけられ、該エアーシリ
ンダは連結部38によりアーム22に連結されたピスト
ンアーム36を有すフる。
ばモービルX(MOvilX)、モービルC、モービル
H、モービルY、ボーデンPS−26、コンソリデイテ
ツドターモプラスチツクスEVA)プレスト、セントレ
ジス、およびPPD等がある。ベミスストレツチネツト
(BemisStretchNet)もこの装置に使用
することができる。線状低密度ポリエチレンを使用する
ことにより非常に良好な結果が得られる。エアーシリン
ダ34が前記支持棒20にとりつけられ、該エアーシリ
ンダは連結部38によりアーム22に連結されたピスト
ンアーム36を有すフる。
エアーシリンダ34は駆動用の前記アーム22およびフ
イルムロール32を駆動し、該フイルムロールを弾力性
ゴム状材質の駆動ローラ40に押圧するようになつてい
る。この駆動用ローラ40は、例えばポリウレタンで作
られ、ジユロメータ硬度で42ない52の範囲の硬度に
することが好ましい。ローラ40に隣接して、同様な構
造の2個のローラ42,44(第2のローラ組)が配置
されている。ローラ40はスプロケツト46を有し、ロ
ーラ46はスプロケツト48を有する。前記ローラ40
(第1のローラ)および第2のローラ42は異つたピッ
チ型のスプロケツトを有し、第1のローラ40の周速度
が第2のローラ組42,44の周速度より少な<とも4
0%低くなつている。すなわち、第1のローラ40はウ
エブの移動に制限を与える制限用のローラ組立体であり
、第2のローラ組42,44はウエブを強制的に駆動す
る強駆動用のローラ組立体である。従つて、両ローラ組
立体によりウエブを予め伸張する予伸張装置が構成され
る。各スプロケツトの大きさはフイルムの所望伸びの量
を考慮して決定される。したがつて、第1のローラ40
の周速度は第2のローラ42,44の周速度より約40
%、75%、200%または300%低くすることがで
き、これによつて40%、75%、200%または30
0%の予伸張を得ることができる。通常の引張変形(伸
張)の範囲は40%〜300%に設定されるが、条件に
よつて40%〜75%、75%〜200%、200%〜
300%のごとく100%以内の狭い個々の範囲に伸び
変形率を設定することにより一層好ましい結果が得られ
る。場合によつては、300%以上の伸張率を与えるこ
とにより良好な結果が得られる場合もある。ローラ40
とローラ42は速度制御手段により回転速度が制御され
るとともに互に連結され、一例として駆動用チエーンま
たはベルト50によつて連結されている。第3図に示す
ごとく、各ローラのセツトは、ローラ42のシヤフト5
5に連結された減速機54を介し、可変速度直流モータ
52によつて駆動される。各ローラにはピニオンギアー
56,58が設けられ、これによつて駆動される。第1
図ないし第3図に示す動力式ローラ機構のかわりに、ロ
ーラ間の周速度の差を利用してフイルムを伸長させるそ
の他の構造のローラ機構を使用することもできる。また
は、その他の適当な駆動手段により互いに連結されて駆
動される個々のローラを有する2組のローラ組を使用す
ることもできる。フイルムロール32からのフイルムウ
エブ33は駆動ローラの駆動力により他のアイドルロー
ラを通し前記フイルムに引き出し力と伸び変形を与える
こともできる。さらに、一個の駆動ローラを使用してフ
イルムロール32からフイルムウエブ33を直接引き出
すと共に、フイルムロールに係合する制動機構を併設す
ることもできる。この制動機構によりフイルムがアイド
ルローラを通過する際これに引き戻す方向に力を与えて
引張歪みを与えることができる。こうすることにより、
従来技術におけるごとく長方形のパレツトとフイルムロ
ールの間で張力を与えるのではなく、完全な対象形であ
る2個の円筒形ローラの間で、張力を与えることにより
、均一な張力分布を形成することができる。この均一分
布の張力により、フイルムを降伏点以上で引つぱること
ができ、もつてより高い封じ込め力とより高い破断強度
を得ることができる。第1図ないし第3図に示すごとく
、第2の口ーラ組に隣接して、水平方向に移動可能でか
つ垂直方向に配列されたアキユムレータ90が設けられ
ている。
イルムロール32を駆動し、該フイルムロールを弾力性
ゴム状材質の駆動ローラ40に押圧するようになつてい
る。この駆動用ローラ40は、例えばポリウレタンで作
られ、ジユロメータ硬度で42ない52の範囲の硬度に
することが好ましい。ローラ40に隣接して、同様な構
造の2個のローラ42,44(第2のローラ組)が配置
されている。ローラ40はスプロケツト46を有し、ロ
ーラ46はスプロケツト48を有する。前記ローラ40
(第1のローラ)および第2のローラ42は異つたピッ
チ型のスプロケツトを有し、第1のローラ40の周速度
が第2のローラ組42,44の周速度より少な<とも4
0%低くなつている。すなわち、第1のローラ40はウ
エブの移動に制限を与える制限用のローラ組立体であり
、第2のローラ組42,44はウエブを強制的に駆動す
る強駆動用のローラ組立体である。従つて、両ローラ組
立体によりウエブを予め伸張する予伸張装置が構成され
る。各スプロケツトの大きさはフイルムの所望伸びの量
を考慮して決定される。したがつて、第1のローラ40
の周速度は第2のローラ42,44の周速度より約40
%、75%、200%または300%低くすることがで
き、これによつて40%、75%、200%または30
0%の予伸張を得ることができる。通常の引張変形(伸
張)の範囲は40%〜300%に設定されるが、条件に
よつて40%〜75%、75%〜200%、200%〜
300%のごとく100%以内の狭い個々の範囲に伸び
変形率を設定することにより一層好ましい結果が得られ
る。場合によつては、300%以上の伸張率を与えるこ
とにより良好な結果が得られる場合もある。ローラ40
とローラ42は速度制御手段により回転速度が制御され
るとともに互に連結され、一例として駆動用チエーンま
たはベルト50によつて連結されている。第3図に示す
ごとく、各ローラのセツトは、ローラ42のシヤフト5
5に連結された減速機54を介し、可変速度直流モータ
52によつて駆動される。各ローラにはピニオンギアー
56,58が設けられ、これによつて駆動される。第1
図ないし第3図に示す動力式ローラ機構のかわりに、ロ
ーラ間の周速度の差を利用してフイルムを伸長させるそ
の他の構造のローラ機構を使用することもできる。また
は、その他の適当な駆動手段により互いに連結されて駆
動される個々のローラを有する2組のローラ組を使用す
ることもできる。フイルムロール32からのフイルムウ
エブ33は駆動ローラの駆動力により他のアイドルロー
ラを通し前記フイルムに引き出し力と伸び変形を与える
こともできる。さらに、一個の駆動ローラを使用してフ
イルムロール32からフイルムウエブ33を直接引き出
すと共に、フイルムロールに係合する制動機構を併設す
ることもできる。この制動機構によりフイルムがアイド
ルローラを通過する際これに引き戻す方向に力を与えて
引張歪みを与えることができる。こうすることにより、
従来技術におけるごとく長方形のパレツトとフイルムロ
ールの間で張力を与えるのではなく、完全な対象形であ
る2個の円筒形ローラの間で、張力を与えることにより
、均一な張力分布を形成することができる。この均一分
布の張力により、フイルムを降伏点以上で引つぱること
ができ、もつてより高い封じ込め力とより高い破断強度
を得ることができる。第1図ないし第3図に示すごとく
、第2の口ーラ組に隣接して、水平方向に移動可能でか
つ垂直方向に配列されたアキユムレータ90が設けられ
ている。
このアキユムレータはブラケツト96および98にそれ
ぞれ取付けられた2個の揺動可能な支持アーム92およ
び94を有する。前記ブラケツトはフレームの1則壁」
9に固定されている。エアーシリンダ100が支持板1
02に固定され、該エアーシリンダのピストン104が
連結部106により支持アームに連結されている。回転
シヤフト108は回転可能にローラ110を支持し、パ
レツト上の荷物のまわりのフイルムウエブが該荷物の角
隅部を通過する時点を見込んでフイルムを所定量だけ蓄
積し得るようになつている。前記ローラ110は荷物1
30の角部131が通ノブ 過する際、余分のフイルムをくり出し、かつ平たんな側
面132が通過する際には、余分のフイルムをとり戻す
ように配置されいる。
ぞれ取付けられた2個の揺動可能な支持アーム92およ
び94を有する。前記ブラケツトはフレームの1則壁」
9に固定されている。エアーシリンダ100が支持板1
02に固定され、該エアーシリンダのピストン104が
連結部106により支持アームに連結されている。回転
シヤフト108は回転可能にローラ110を支持し、パ
レツト上の荷物のまわりのフイルムウエブが該荷物の角
隅部を通過する時点を見込んでフイルムを所定量だけ蓄
積し得るようになつている。前記ローラ110は荷物1
30の角部131が通ノブ 過する際、余分のフイルムをくり出し、かつ平たんな側
面132が通過する際には、余分のフイルムをとり戻す
ように配置されいる。
このような作動はターンテーブル上にリミツトスイツチ
を設けることにより確実に行なうことができる。前記ア
キユムレータはスプリングまたはエアーシリンダ100
を使用することによりフイルムが角部を通過する際の張
力を一定に維持することもできる。これと同じような効
果はパレツトのコーナー部の通過時期を検知してその通
過時期を電気的に予測し、これによつて直流モータのス
ピードを修正または変更することによつて達成できる。
このモータの速度変化は2組のローラの周速度の変化と
一致しており、ローラから出てくるフイルムのスピード
もこれに同期して荷物のコーナー部通過時の速度を補償
することができる。包装装置10の作動は以下の通りで
ある。
を設けることにより確実に行なうことができる。前記ア
キユムレータはスプリングまたはエアーシリンダ100
を使用することによりフイルムが角部を通過する際の張
力を一定に維持することもできる。これと同じような効
果はパレツトのコーナー部の通過時期を検知してその通
過時期を電気的に予測し、これによつて直流モータのス
ピードを修正または変更することによつて達成できる。
このモータの速度変化は2組のローラの周速度の変化と
一致しており、ローラから出てくるフイルムのスピード
もこれに同期して荷物のコーナー部通過時の速度を補償
することができる。包装装置10の作動は以下の通りで
ある。
フイルムウエブ33が第一のローラ40のまわりを通さ
れ、ついで第二のローラの組42,44の間を通され、
アキユムレータのローラ110のまわりに達する。
れ、ついで第二のローラの組42,44の間を通され、
アキユムレータのローラ110のまわりに達する。
ついでパレツト状の荷物130に巻回されるかまたは、
ターンテーブルのクランプ(図示せず。しかし従来公知
である。)にとりつけられる。前記ターンテーブル]2
0およびローラ駆動機構は同時に作動され、前記フイル
ムウニブ33をフイルムロール32から制御された速度
でとり出す。第二組のローラ42,44は互いに機械的
に連結され、ローラ40の周速度よりも速い速度で回転
する。このような各組のローラの速度差によりフイルム
に作用する力または寸法変化に無関係に引つぱり変形量
を正確なレベルに制御することができる。前記フイルム
ウエブ33はその全巾にわたつて各ローラの平らでかつ
弾力性を有する平行な面によつて支持される。引きのば
されたフイルムはついでアキユムレータ90のまわりを
通過して荷物130へ達する。その場合余分の伸びを加
えたり余分の力を加えたりする必要はない。不定形の荷
物、不安定な荷物、またはこわれ易い荷物を包装する場
合は、第二組のローラ42,44は荷物130の平均周
速度よりわずかに速いかまたはほとんど同じに設定する
ことが好ましい。
ターンテーブルのクランプ(図示せず。しかし従来公知
である。)にとりつけられる。前記ターンテーブル]2
0およびローラ駆動機構は同時に作動され、前記フイル
ムウニブ33をフイルムロール32から制御された速度
でとり出す。第二組のローラ42,44は互いに機械的
に連結され、ローラ40の周速度よりも速い速度で回転
する。このような各組のローラの速度差によりフイルム
に作用する力または寸法変化に無関係に引つぱり変形量
を正確なレベルに制御することができる。前記フイルム
ウエブ33はその全巾にわたつて各ローラの平らでかつ
弾力性を有する平行な面によつて支持される。引きのば
されたフイルムはついでアキユムレータ90のまわりを
通過して荷物130へ達する。その場合余分の伸びを加
えたり余分の力を加えたりする必要はない。不定形の荷
物、不安定な荷物、またはこわれ易い荷物を包装する場
合は、第二組のローラ42,44は荷物130の平均周
速度よりわずかに速いかまたはほとんど同じに設定する
ことが好ましい。
フイルムに作用する力を低減することにより、該フイル
ムを破壊することなく該フイルムにさらに大きい伸び変
形を与えるとができる。この張力の低減は非弾性歪みの
回復によつて得られる。その理由は、フイルムウエブに
降伏点を越える張力が加えられかつこのような高い伸び
変形の状態では急速な応力解除が行なわれるからである
。安定した荷物またはこわれる心配のない荷物には、第
二組のローラの速度をパレツト上の荷物の平均速度以下
の速度に減速して初期引張り撓みによつて得られる撓み
に加えて、追加の引張力を作用させることにより、最高
のフイルムの破断強度を利用することができる。
ムを破壊することなく該フイルムにさらに大きい伸び変
形を与えるとができる。この張力の低減は非弾性歪みの
回復によつて得られる。その理由は、フイルムウエブに
降伏点を越える張力が加えられかつこのような高い伸び
変形の状態では急速な応力解除が行なわれるからである
。安定した荷物またはこわれる心配のない荷物には、第
二組のローラの速度をパレツト上の荷物の平均速度以下
の速度に減速して初期引張り撓みによつて得られる撓み
に加えて、追加の引張力を作用させることにより、最高
のフイルムの破断強度を利用することができる。
さらに、前記アキユムレータ90を併設することにより
、特に高い弾性率を有するフイルムまたは降伏点を越え
て特に高い引張力で伸張したフイルムを使用して前記荷
物の角部における引張力変化をより確実に補償すること
ができる。
、特に高い弾性率を有するフイルムまたは降伏点を越え
て特に高い引張力で伸張したフイルムを使用して前記荷
物の角部における引張力変化をより確実に補償すること
ができる。
前記口ーラ110は前記角部131が通過するときに余
分のフイルムをとり出すと共に、平たんな側面132が
通過する間、余分のフイルムをとり戻すような位置に配
置される。また、このことはターンテーブル120上に
リミツトスイツチを設けることによつても確実に行なう
ことができる。前記アキユムレータはスプリンダまたは
エアーシリンダを利用して均一な張力を維持するように
し、もつて前記、荷物の角部の通過時の包装を円滑化す
ることもできる。最後に巻回される最外層のウエブ33
はその端部を下側の層を通され、その端部をま<り上げ
、熱シールまたは機械的な閉包機構によつて固着す.る
ことができる。
分のフイルムをとり出すと共に、平たんな側面132が
通過する間、余分のフイルムをとり戻すような位置に配
置される。また、このことはターンテーブル120上に
リミツトスイツチを設けることによつても確実に行なう
ことができる。前記アキユムレータはスプリンダまたは
エアーシリンダを利用して均一な張力を維持するように
し、もつて前記、荷物の角部の通過時の包装を円滑化す
ることもできる。最後に巻回される最外層のウエブ33
はその端部を下側の層を通され、その端部をま<り上げ
、熱シールまたは機械的な閉包機構によつて固着す.る
ことができる。
図示の実施例では、機械式の閉包機構が使用される。本
明細書においては、フイルム、フイルム材料、および網
状組織という用語は互いに入れ変えて使用できる。
明細書においては、フイルム、フイルム材料、および網
状組織という用語は互いに入れ変えて使用できる。
前記フイルムウエブ33はアキユムレータ90から出て
<るとロープ掛け装置150を通過する。
<るとロープ掛け装置150を通過する。
このロープ掛け装置は、第9図および第10図に示す如
く、フレーム12に固定された支持板152と回転可能
な支持棒154とを有し、該支4持棒154の一端は前
記支持板152に回転可能に取り付けられ、他端はウエ
ブ縮小部材156に固定されている。前記ウエブ縮小部
材156は、長方形開口157が形成された長方形棒部
材を有する。
く、フレーム12に固定された支持板152と回転可能
な支持棒154とを有し、該支4持棒154の一端は前
記支持板152に回転可能に取り付けられ、他端はウエ
ブ縮小部材156に固定されている。前記ウエブ縮小部
材156は、長方形開口157が形成された長方形棒部
材を有する。
前記長方形開口157の長さは荷物を包装するウエブ材
料の巾よりも大きくされ、該長方形開口の巾はウエブの
厚さよりも大きくされている。なお、フイルムウエブを
束ねたり、ロープ状にしたときには、該ウエブの所定厚
さと同じくらいの幅寸法にするとが好ましい。すなわち
、ウエブ縮小部材156が回転されると、ウエブ材料2
26が第10図に示すごとく前記開口157の幅と同等
またはこれ′により若干小さい直径を有するロープ状に
成形される。空気作動型のシリンダー158は前記支持
板152またはフレームに固定され、そのピストンロツ
ドの先端部159は駆動棒160に対し回転可・能に連
結されている。
料の巾よりも大きくされ、該長方形開口の巾はウエブの
厚さよりも大きくされている。なお、フイルムウエブを
束ねたり、ロープ状にしたときには、該ウエブの所定厚
さと同じくらいの幅寸法にするとが好ましい。すなわち
、ウエブ縮小部材156が回転されると、ウエブ材料2
26が第10図に示すごとく前記開口157の幅と同等
またはこれ′により若干小さい直径を有するロープ状に
成形される。空気作動型のシリンダー158は前記支持
板152またはフレームに固定され、そのピストンロツ
ドの先端部159は駆動棒160に対し回転可・能に連
結されている。
前記駆動棒160は回転可能な支持棒154に固定され
ている。前記シリンダー158は公知の流体回路によつ
て駆動され、前記回転可能な支持棒154を動かす。回
転可能な支持棒154がピン155のまわりを回転する
″と、これに支持されたウエブ縮小部材156が約90
度の範囲で上方あるいは下方に回動する。これによつて
、前記長方形の部材156が地面に対し平行な位置に来
たときウエブ33が符号226で示すごときロープ状に
成形され、ウエブ縮小部材156が地面に対し約直角の
位置にきたときシート状のウエブを自由に通過させるこ
とができる。ロープ状に整形されたウエブ材料はターン
テーブルの端部にとりつけられたクランプ装置170を
通過する。前記クランプ装置170は固定アーム組立体
172と回転式空気シリンダー178によつて回転され
るシヤフト176にとりつけられた回転クランプ組立体
174とを備えている。
ている。前記シリンダー158は公知の流体回路によつ
て駆動され、前記回転可能な支持棒154を動かす。回
転可能な支持棒154がピン155のまわりを回転する
″と、これに支持されたウエブ縮小部材156が約90
度の範囲で上方あるいは下方に回動する。これによつて
、前記長方形の部材156が地面に対し平行な位置に来
たときウエブ33が符号226で示すごときロープ状に
成形され、ウエブ縮小部材156が地面に対し約直角の
位置にきたときシート状のウエブを自由に通過させるこ
とができる。ロープ状に整形されたウエブ材料はターン
テーブルの端部にとりつけられたクランプ装置170を
通過する。前記クランプ装置170は固定アーム組立体
172と回転式空気シリンダー178によつて回転され
るシヤフト176にとりつけられた回転クランプ組立体
174とを備えている。
前記固定アーム組立体172は、ターンテーブル120
にとりつけられた支持プロツク180、該支持プロツク
180に固定されたシート支持部材182、および前記
支持プロツクに固定されたシリンダーとりつけ部材18
4を有する。
にとりつけられた支持プロツク180、該支持プロツク
180に固定されたシート支持部材182、および前記
支持プロツクに固定されたシリンダーとりつけ部材18
4を有する。
前記支持プロツク180は前記空気シリンダーに固定さ
れた後部分185と前記固定シート支持部材182に固
定された前部分186とを有する。シート支持部材18
2にはU字型のシート188を有し該シート内にはゴム
またはその他の適当な弾力性材料で作られた弾力性摩擦
部材190が固着され、前記U字型のシート支持部18
2の両側脚部200,208は回転クランプ組立体17
4のクランプアーム198と係合するようになつている
。前記回転クランプ組立体174は円形状の材料案内部
材]92を有する。該材料案内部材192には、空気シ
リンダー174の周囲を囲む適当な直径の円形開口19
4が形成され、該材料案内部材192が空気シリンダー
174の囲りを自由に回転し得るようになつている。材
料案内部材192の外周部には彎曲切欠196が形成さ
れ、該切欠きの位置および形状はロープしばりおよび切
断段階でロープ状の材料を受入れかつ、案内し得るよう
にされている。クランプアーム198は、前記材料案内
部材192に固定されたスペーサー210に固定されて
いる。
れた後部分185と前記固定シート支持部材182に固
定された前部分186とを有する。シート支持部材18
2にはU字型のシート188を有し該シート内にはゴム
またはその他の適当な弾力性材料で作られた弾力性摩擦
部材190が固着され、前記U字型のシート支持部18
2の両側脚部200,208は回転クランプ組立体17
4のクランプアーム198と係合するようになつている
。前記回転クランプ組立体174は円形状の材料案内部
材]92を有する。該材料案内部材192には、空気シ
リンダー174の周囲を囲む適当な直径の円形開口19
4が形成され、該材料案内部材192が空気シリンダー
174の囲りを自由に回転し得るようになつている。材
料案内部材192の外周部には彎曲切欠196が形成さ
れ、該切欠きの位置および形状はロープしばりおよび切
断段階でロープ状の材料を受入れかつ、案内し得るよう
にされている。クランプアーム198は、前記材料案内
部材192に固定されたスペーサー210に固定されて
いる。
前記クランプアーム]98は略L字型の切欠き部202
を有し該L字型の切欠き部202は前記弾力性の摩擦部
材190と係合するための当接面を形成している。前記
切欠き部202は弾力性の摩擦部材190と係合する平
面部204を有し、これらの間にロープ状に成形された
ウエブ材料を保持し得るようになつている。前記L字型
の切欠き部202の外方突出脚部206は、前記シート
188の脚部208に隣接した位置に来ることができ、
その時包装体から伸びる伸張ウエブ材料と最小角度で係
合し得るようになつている。切断装置220およびしば
りつけ装置240が可動アーム212に固定されている
。該可動アーム212は前記切断装置およびしばりつけ
装置をウエブ材料の移動経路内部へ移動させ、該材料の
切断およびしばりつけ工程を実施させ得る。前記可動ア
ーム212は支持構造体214に回動可能にとりつけら
れ、フレーム12に固定された空気シリンダー2]6に
よつて駆動される。空気シリンダー216のピストンア
ーム217が伸び゛出すと前記可動アーム212が駆動
されこれに連動する前記切断装置および前記しばりつけ
装置が材料移動経路内に進み、これらの装置は切断およ
びしばりつけといつた初期の機能を実施する。長さ方向
に延在する前記可動アーム212にはこれと直角方向の
アーム218が固定され、該アーム2]8にはしばりつ
け装置240と該アーム218の上側にとりつけられ前
記切断装置220を支持する支持構造体219が保持さ
れている。切断装置220は垂直支持板222と該支持
板に固定された腕部材224と垂直支持板222に固定
されたピストン226とを備えている。ピストンアーム
227が前記ピストン226から突出し、その先端部に
は切断用ブレード228が固定されている。この切断用
ブレード228は、長さ方向の可動アーム212の端部
に固定されたキロチッケースまたは、キロチッハウシン
グ230内で移動可動にとりつけられている。前記キロ
チッケース230は、第12図に示すごとく、ロープ状
に成形された材料を受け入れかつこの材料を切欠き23
4の中心部へ導くに適した形状に片側を内方に傾斜して
形成された切欠き233を有する板構造体を備えている
。ロープ状の材料は、前記切欠き234内に保持された
とき、切断用ブレード228の往復動によつて切断され
る。該切断用ブレード228はロープ状に成形された材
料に衝突し該材料を横断して切断するように作動する。
アトロ(ATROCOmpany)社製のIタイプおよ
びCタイプのごとき標準使用の止め金締結装置242が
前記アーム219の下部に固定されている。
を有し該L字型の切欠き部202は前記弾力性の摩擦部
材190と係合するための当接面を形成している。前記
切欠き部202は弾力性の摩擦部材190と係合する平
面部204を有し、これらの間にロープ状に成形された
ウエブ材料を保持し得るようになつている。前記L字型
の切欠き部202の外方突出脚部206は、前記シート
188の脚部208に隣接した位置に来ることができ、
その時包装体から伸びる伸張ウエブ材料と最小角度で係
合し得るようになつている。切断装置220およびしば
りつけ装置240が可動アーム212に固定されている
。該可動アーム212は前記切断装置およびしばりつけ
装置をウエブ材料の移動経路内部へ移動させ、該材料の
切断およびしばりつけ工程を実施させ得る。前記可動ア
ーム212は支持構造体214に回動可能にとりつけら
れ、フレーム12に固定された空気シリンダー2]6に
よつて駆動される。空気シリンダー216のピストンア
ーム217が伸び゛出すと前記可動アーム212が駆動
されこれに連動する前記切断装置および前記しばりつけ
装置が材料移動経路内に進み、これらの装置は切断およ
びしばりつけといつた初期の機能を実施する。長さ方向
に延在する前記可動アーム212にはこれと直角方向の
アーム218が固定され、該アーム2]8にはしばりつ
け装置240と該アーム218の上側にとりつけられ前
記切断装置220を支持する支持構造体219が保持さ
れている。切断装置220は垂直支持板222と該支持
板に固定された腕部材224と垂直支持板222に固定
されたピストン226とを備えている。ピストンアーム
227が前記ピストン226から突出し、その先端部に
は切断用ブレード228が固定されている。この切断用
ブレード228は、長さ方向の可動アーム212の端部
に固定されたキロチッケースまたは、キロチッハウシン
グ230内で移動可動にとりつけられている。前記キロ
チッケース230は、第12図に示すごとく、ロープ状
に成形された材料を受け入れかつこの材料を切欠き23
4の中心部へ導くに適した形状に片側を内方に傾斜して
形成された切欠き233を有する板構造体を備えている
。ロープ状の材料は、前記切欠き234内に保持された
とき、切断用ブレード228の往復動によつて切断され
る。該切断用ブレード228はロープ状に成形された材
料に衝突し該材料を横断して切断するように作動する。
アトロ(ATROCOmpany)社製のIタイプおよ
びCタイプのごとき標準使用の止め金締結装置242が
前記アーム219の下部に固定されている。
しばりつけ装置240から直角方向に突出する収納空間
244が設けられ、止め金またはホックリンクを該しば
りつけ装置内へ供給し得るようになつている。前述のよ
うな標準型の止め金締結装置の作動においては、止め金
のくい込み部がしばりつけされる各材料に係合し両者を
しばりつける。この場合止め金またはステープルがリン
グ状の止め金内に保持された材料のまわりに押しつけら
れて変形し、該リング状の止め金またはステープルが曲
げ変形して各材料のまわりに締めつけ固定されることに
よりしばりつけが行なわれる。すなわち、互いに隣接し
ておかれた2本のロープ状のウエブ材料は、各ロープの
まわりにステープルを送りこむ止め金締結装置の作動に
より互に強固にしばりつけられる。この場合ステープル
の圧縮変形またはステープルの曲げ変形または各材料の
まわりのリング状止め金の収縮変形により各ロープ部材
は強固にしばりつけられて、締結される。以上説明した
包装方法の各ステツプはその他のステツプによつておき
かえることもでき、このような変更実施例も本発明の範
囲内で実施できる。さらに、各作業段階もおきかえ可能
であり、実質上同一機能の段階を使用することができる
。以上の説明においては、好適な一実施例を参照しなが
ら本発明を説明した。しかし、以上の説明における詳細
な構造およびそれらの作動は本発明を例示するためのも
のであり、本発明は特許請求の範囲から逸脱しない限り
その他の種々の対応によつて実施可能なものである。
244が設けられ、止め金またはホックリンクを該しば
りつけ装置内へ供給し得るようになつている。前述のよ
うな標準型の止め金締結装置の作動においては、止め金
のくい込み部がしばりつけされる各材料に係合し両者を
しばりつける。この場合止め金またはステープルがリン
グ状の止め金内に保持された材料のまわりに押しつけら
れて変形し、該リング状の止め金またはステープルが曲
げ変形して各材料のまわりに締めつけ固定されることに
よりしばりつけが行なわれる。すなわち、互いに隣接し
ておかれた2本のロープ状のウエブ材料は、各ロープの
まわりにステープルを送りこむ止め金締結装置の作動に
より互に強固にしばりつけられる。この場合ステープル
の圧縮変形またはステープルの曲げ変形または各材料の
まわりのリング状止め金の収縮変形により各ロープ部材
は強固にしばりつけられて、締結される。以上説明した
包装方法の各ステツプはその他のステツプによつておき
かえることもでき、このような変更実施例も本発明の範
囲内で実施できる。さらに、各作業段階もおきかえ可能
であり、実質上同一機能の段階を使用することができる
。以上の説明においては、好適な一実施例を参照しなが
ら本発明を説明した。しかし、以上の説明における詳細
な構造およびそれらの作動は本発明を例示するためのも
のであり、本発明は特許請求の範囲から逸脱しない限り
その他の種々の対応によつて実施可能なものである。
第1図は本発明の包装装置の一実施例を示す部分断面斜
視図、第2図は第1図の包装装置の平面図、第3図は第
2図に示す包装装置の縮尺正面図、第4図は本発明の包
装装置およびパレツト(荷台)の一例を示す側面図、第
5図は本発明の包装装置に使用するクランプ装置および
しばりつけ装置の一例を示す一部断面部分拡大平面図、
第6図は第8図に示すクランプ装置の側面図であり、そ
の回転位置を一点鎖線で示す図、第7図は本発明の包装
装置に使用するクランプ装置の一例をその解放状態で示
す拡大斜視図、第8図は本発明の包装装置に使用するク
ランプ装置の側面図、第9図は本発明の包装装置に使用
するウエブ巾縮小装置の部分斜視図であり、ウエブが巾
全体にわたつて開いている状態を示す図、第10図は第
9図のウエブ巾縮小装置が回転されウエブをロープ状に
成形する状態を示す部分斜視図、第1]図は本発明の包
装装置に使用される切断装置、およびしばりつけ装置の
一例を示す部分断面側面図、第12図は切断装置のハウ
ジングを例示する側面図である。 10・・・・・・包装装置、12・・・・・・フレーム
、32・・・・・・フイルムロール、34・・・・・・
エアーシリンダ、40・・・・・・駆動ローラ、42,
44・・・・・・第二のローラ組、56,58・・・・
・・ピニオンギアー 90・・・・・・アキユムレータ
、100・・・・・・エアーシリンダ、130・・・・
・・荷物、131・・・・・・角部、132・・・・・
・平たんな側面、33・・・・・・フイルムウエブ、5
0・・・・・・口ープ掛け装置、156・・・・・・ウ
エブ縮小部材、170・・・・・・・・・クランプ装置
、212・・・・・・可動アーム、220・・・・・・
切断装置、240・・・・・化ばりつけ装置、216・
・・・・・空気シリンダー 226・・・・・・ピスト
ン、228・・・・・・切断用ブレード。
視図、第2図は第1図の包装装置の平面図、第3図は第
2図に示す包装装置の縮尺正面図、第4図は本発明の包
装装置およびパレツト(荷台)の一例を示す側面図、第
5図は本発明の包装装置に使用するクランプ装置および
しばりつけ装置の一例を示す一部断面部分拡大平面図、
第6図は第8図に示すクランプ装置の側面図であり、そ
の回転位置を一点鎖線で示す図、第7図は本発明の包装
装置に使用するクランプ装置の一例をその解放状態で示
す拡大斜視図、第8図は本発明の包装装置に使用するク
ランプ装置の側面図、第9図は本発明の包装装置に使用
するウエブ巾縮小装置の部分斜視図であり、ウエブが巾
全体にわたつて開いている状態を示す図、第10図は第
9図のウエブ巾縮小装置が回転されウエブをロープ状に
成形する状態を示す部分斜視図、第1]図は本発明の包
装装置に使用される切断装置、およびしばりつけ装置の
一例を示す部分断面側面図、第12図は切断装置のハウ
ジングを例示する側面図である。 10・・・・・・包装装置、12・・・・・・フレーム
、32・・・・・・フイルムロール、34・・・・・・
エアーシリンダ、40・・・・・・駆動ローラ、42,
44・・・・・・第二のローラ組、56,58・・・・
・・ピニオンギアー 90・・・・・・アキユムレータ
、100・・・・・・エアーシリンダ、130・・・・
・・荷物、131・・・・・・角部、132・・・・・
・平たんな側面、33・・・・・・フイルムウエブ、5
0・・・・・・口ープ掛け装置、156・・・・・・ウ
エブ縮小部材、170・・・・・・・・・クランプ装置
、212・・・・・・可動アーム、220・・・・・・
切断装置、240・・・・・化ばりつけ装置、216・
・・・・・空気シリンダー 226・・・・・・ピスト
ン、228・・・・・・切断用ブレード。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 複数個のユニットを伸長したプラスチックフィルム
のウェブで順次包装することにより荷物を一体化する商
品の包装方法において、荷物を支持台上に置く段階と、
前記支持台に隣接するウェブ供給装置にロール状に巻か
れた伸長性プラスチックフィルムのウェブを置く段階と
、前記ウェブ供給装置から予伸長装置を通して前記ウェ
ブの先端を引出す段階と、前記荷物に隣接して前記ウェ
ブの先端を保持する段階と、前記荷物を前記ウェブ供給
装置に対して相対回転させるとともに、前記ウェブを前
記予伸長装置で少なくとも2つの異なる速度で送ること
により該ウェブを伸び100%以上にかつ実質的にその
降伏点を超えて伸長させて該ウェブの弾性率および引張
強度を永久的に増大させる段階と、前記降伏点を超えて
ウェブを伸長させるに必要な力より小さな力で前記伸長
されたウェブを前記荷物に1回転以上巻付ける段階とを
含む包装方法。 2 特許請求の範囲第1項記載の包装方法において、さ
らに、前記フィルムウェブの後端を結合する段階および
前記ウェブ供給装置からのプラスチックフィルムを切断
する段階を有することを特徴とする包装方法。 3 特許請求の範囲第2項記載の包装方法において、前
記フィルムウェブの後端を結合する段階が該ウェブの外
側層を結合手段によつて機械的にシールすることによつ
て行なわれることを特徴とする包装方法。 4 特許請求の範囲第1項記載の包装方法において、前
記ウェブがポリエチレンのフィルムであることを特徴と
する包装方法。 5 特許請求の範囲第1項記載の包装方法において、前
記ウェブが予伸長装置により100%〜300%の範囲
伸長される包装方法。 6 特許請求の範囲第1項記載の包装方法において、前
記ウェブが塩化ビニールのフィルムである包装方法。 7 特許請求の範囲第1項記載の包装方法において、前
記ウェブがポリプロピレン・ポリブチレン重合体である
包装方法。 8 特許請求の範囲第1項記載の包装方法において、前
記ウェブがプラスチックの網状体である包装方法。 9 特許請求の範囲第1項記載の包装方法において、前
記ウェブが200%〜300%の範囲伸長される包装方
法。 10 特許請求の範囲第1項記載の包装方法において、
さらに荷物の角部の通過時期を予測して伸長したウェブ
を蓄わえるように作動するアキュムレータに該伸長した
ウェブを通す段階を有する包装方法。 11 複数個のユニットから成る荷物を伸長フィルムの
ウェブで螺旋状に包んで一体化包装体を形成する包装方
法において、強駆動用のローラ組立体と少なくとも一つ
の制限用のローラ組立体とからなる予伸長装置を介して
フィルムロールからフィルムのウェブを引き出して該ウ
ェブを荷物に隣接して保持する段階であつて、前記強駆
動用のローラ組立体が前記制限用のローラ組立体に対し
て一定の相対速度で回転するように速度制御手段によつ
て両ローラ組立体が連結され、かつ前記制限用のローラ
組立体の速度は前記強駆動用のローラ組立体の速度より
も小さくされる段階と、前記予伸長装置を作動して前記
ウェブをその上流側速度より増大された下流側速度で駆
動し、伸び率100%以上でかつ降伏点を超えて前記フ
ィルムを予め伸長させそして該フィルムの応力を減少さ
せることにより、フィルムの最大伸長力が前記荷物に伝
達されないようにし、同時に該荷物を前記予伸長装置に
対して相対回転させる段階と、前記荷物を前記ウェブで
螺旋状に包む段階と、包装の後端ウェブ巾に包装の先端
ウェブ巾を結合する段階と、前記フィルムロールと前記
ウェブの結合部分との間でフィルムウェブを切断する段
階とを含む包装方法。 12 特許請求の範囲第11項記載の包装方法において
、前記ウェブ巾を結合する段階が第一のロープ状の材料
と第二のロープ状の材料とを、該材料をほぼ囲む形状の
材料片でしばりつける工程を含んでいる包装方法。 13 包装被覆層を形成する伸長性プラスチックフィル
ムの単一ウェブを使用して、荷物を構成する複数個のユ
ニットを一体化包装体にする包装装置において、フレー
ムと、該フレームに取付けられて伸長性プラスチックフ
ィルムのロールを保持しうるようにされかつ前記荷物と
の間で相対回転するように構成されたウェブ供給装置と
、前記荷物と前記ウェブ供給装置との間に配置された予
伸長装置と、を備え、前記予伸長装置は、ウェブ供給装
置に対して相対回転する前記荷物の表面回転速度よりも
大きい回転速度に速度制御手段により制御される強駆動
用のローラ組立体と、該強駆動用のローラ組立体よりも
小さい一定比率の回転速度に前記速度制御手段により制
御される少なくとも一つの制御用のローラ組立体と、を
有し、両ローラ組立体は前記速度制御手段により互に連
結され、前記プラスチックのウェブは、前記ウェブ供給
装置から第一の速度で引き出されるとともに下流側で該
第一の速度より大きい速度に増速されることにより降伏
点を超えて伸長され、前記予伸長装置内で加えられる最
大伸長力より小さな力で前記ウェブが前記荷物のまわり
に巻付けられるように構成したことを特徴とする包装装
置。 14 特許請求の範囲第13項記載の包装装置において
、前記予伸長装置は、モータに連結されることによつて
駆動される2個のローラ部材を有し、下流側のローラ部
材はリンク機構を介して上流側のローラ部材に連結され
、上流側のローラ部材の回転速度が下流側のローラ部材
の回転速度に直接比例するようになつている包装装置。 15 特許請求の範囲第14項記載の包装装置において
、前記下流側のローラ部材の前記上流側のローラ部材に
対する回転速度比が少なくとも3対2である包装装置。 16 特許請求の範囲第13項記載の包装装置において
、フレームに取付けられたアキュムレータを含み、該ア
キュムレータは、フィルムウェブに係合する可動ローラ
と該ローラを前記フィルムウェブに当接させる手段とを
有し、これにより、矩形の荷物の角部と平担面との需要
フィルム量の差を補償すべく、角部に対してはフィルム
を蓄わえるとともに実質上平担な側面に対しては余分の
フィルムを供与するように構成されていることを特徴と
する包装装置。 17 特許請求の範囲第13項記載の包装装置において
、前記フィルムのロールを前記制限用のローラ組立体に
対し押付ける押付け手段を有する包装装置。 18 特許請求の範囲第17項記載の包装装置において
、前記押付け手段が流体作動のシリンダおよびピストン
アームである包装装置。 19 特許請求の範囲第13項記載の包装装置において
、少なくとも一つの前記制限用のローラ組立体の両側に
配置された複数個のアイドルローラを有する包装装置。 20 特許請求の範囲第13項記載の包装装置において
、少なくとも一つの前記強駆動用のローラ組立体の両側
に配置された複数個のアイドルローラを有する包装装置
。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US7478679A | 1979-09-12 | 1979-09-12 | |
US74786 | 1979-09-12 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5664907A JPS5664907A (en) | 1981-06-02 |
JPS5952087B2 true JPS5952087B2 (ja) | 1984-12-18 |
Family
ID=22121682
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12704980A Expired JPS5952087B2 (ja) | 1979-09-12 | 1980-09-12 | 包装方法およびその装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5952087B2 (ja) |
AU (2) | AU6238780A (ja) |
CA (1) | CA1169349A (ja) |
FR (1) | FR2468506A1 (ja) |
GB (1) | GB2059906B (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015226515A (ja) * | 2014-06-02 | 2015-12-17 | 株式会社タカキタ | ラップマシン |
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US4862678A (en) * | 1981-09-30 | 1989-09-05 | International Packaging Machines, Inc. | Constant tension stretch wrapping machine |
US4840006A (en) * | 1981-09-30 | 1989-06-20 | International Packaging Machines, Inc. | Stretch wrapping machine |
US4590746A (en) * | 1981-09-30 | 1986-05-27 | International Packaging Machines, Inc. | Constant tension stretch wrapping machine |
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CA1251720A (en) * | 1982-04-16 | 1989-03-28 | Bemis Company, Inc. | Unit load wrapping with controlled wrap tensioning |
FR2528020A1 (fr) * | 1982-06-07 | 1983-12-09 | Procter & Gamble Europ | Procede et dispositif de regulation du pre-etirage d'un film de matiere plastique, en particulier en vue de l'emballage d'une charge |
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IT1188054B (it) * | 1985-10-30 | 1987-12-30 | Pieri Srl | Apparato per l alimentazione di film prestirato longitudinalmente in macchine adibite alla fasciatura di carichi pallettizzati |
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FR2650556B1 (fr) * | 1989-08-02 | 1991-12-13 | Newtec Int | Procede et machine de banderolage d'une charge palettisee |
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