JP2002225609A - シートスライド装置 - Google Patents

シートスライド装置

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JP2002225609A
JP2002225609A JP2001024140A JP2001024140A JP2002225609A JP 2002225609 A JP2002225609 A JP 2002225609A JP 2001024140 A JP2001024140 A JP 2001024140A JP 2001024140 A JP2001024140 A JP 2001024140A JP 2002225609 A JP2002225609 A JP 2002225609A
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JP
Japan
Prior art keywords
lower rail
mounting bracket
finisher
vehicle body
seat slide
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001024140A
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English (en)
Inventor
Noriyoshi Yoshida
田 知 徳 吉
Ryo Fujimoto
本 涼 藤
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Johnson Controls Automotive Systems KK
Original Assignee
Johnson Controls Automotive Systems KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アッパーレール側に衝撃荷重等により上方に
剥離荷重が加えられた場合に、剥離強度を向上させる。
溶着により部品が歪んだりするのを防止する。部品を一
体化することにより部品点数を減少させる。 【解決手段】 ロアレール32の本体部32aの底部に
フック部32fを設ける。車体取付けブラケット37に
ロアレール32のフック部32fと係合する係合部39
を形成する。車体取付けブラケット37にボディーフィ
ニッシャの取付部53を形成する。車体取付けブラケッ
ト37のボディーフィニッシャの取付部53にボディー
フィニッシャ55を固着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シートスライド装
置に関し、更に詳細に説明すると、車体床面に車体取付
けブラケットが取付けられ、該車体取付けブラケットに
取付けられるロアレールと、該ロアレール上で長手方向
に摺動自在に案内支持されると共に、シート本体側に取
付固定されるアッパーレールとを備えるシートスライド
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のワンボックスカー等の車両におい
ては、乗員積載と荷物積載とを併用しているため、平均
的なシート個数と荷物積載スペースとが設けられてい
る。そして、運転席と助手席以外は、脱着式シートと移
動式シートを設ける場合とがある。また、アッパーレー
ル側にリクライニング機構のベースを取付け、このリク
ライニング機構のアームにシートバックを取付け、シー
トバックを前後傾動可能に設ける構成が知られている。
【0003】このような車両においては、シートの着座
可能な範囲と、着座不可能な範囲とを固定レールに設け
ると共に、アッパーレールにインターロック部材を設
け、このインターロック部材のロック状態で、シートを
着座不可能な範囲に移動できないようになされたシート
スライド装置のロック機構が提案されている。
【0004】この従来例としては、例えば特開平9−9
5163号公報に記載されているように、スライドロッ
ク機構とインターロック部材とを設け、これらスライド
ロック機構は操作レバーによってロック解除され、イン
ターロック部材はシートバックの前傾によってロック解
除されるようにして、シートが着座可能な範囲にある時
に、操作レバーによってスライドロック機構のロック状
態を解除し、且つシートバックを前傾状態としてインタ
ーロック部材のロック状態を解除することにより、初め
てアッパーレールの移動が可能となるものが提案されて
いる。
【0005】また、図4及び図5に示す如く、シート載
置用床面としての側壁からなる車体床面1に車体取付け
ブラケット3がボルト5止め等により取付けられ、この
車体取付けブラケット3にシートスライド装置11のロ
アレール12が溶着等により固着されている。尚、符号
14は溶着部である。またシート本体側に取付固定され
るアッパーレール13が前記ロアレール12上で長手方
向に摺動自在に案内支持されている。
【0006】またシートスライド装置11のアッパーレ
ール13にはローラーシャフト15に支持された左右一
対のローラ17が設けられ、ロアレール12の上部にフ
ィニッシャ21が取付けられ、このフィニッシャ21の
一側には上部ボディフィニッシャ22が設けられ、また
フィニッシャ21の他側には下部ボディフィニッシャ2
3が設けられている。
【0007】図5に示す如く、車体取付けブラケット3
と隣接するロアレール12の底部にフィニッシャ取付け
ブラケット25が溶着等により固着され、図4に示す如
く、前記下部ボディフィニッシャ23がフィニッシャ取
付けブラケット25にクリップ27止めされている。
尚、符号29はフィニッシャ取付けブラケット25の溶
着部である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、前述したよ
うな従来のシートスライド装置11のロアレール12を
長く形成した場合は、各部の加工等が複雑で、しかも各
部の寸法誤差等によるガタつき問題もあり、また上方か
らの引張力による剥離荷重に対して強度を保持しようと
すると重量が増大する欠点を有し、剥離強度を向上させ
ることができないものであった。またロアレール12が
車体床面1側の車体取付けブラケット3に溶着されて溶
着部14が形成されているので、部品が歪んだりコスト
アップとなる欠点を有していた。また車体取付けブラケ
ット3とフィニッシャ取付けブラケット25が別々に形
成され、部品点数が増大すると共に、フィニッシャ取付
けブラケット25も溶着されて溶着部29が形成されて
いるので、部品が歪んだりコストアップとなる欠点を有
していた。
【0009】本発明の目的は、各部の寸法誤差等による
ガタつきを防止することができ、また上方からの引張力
による剥離荷重に対して重量を増大させることなく剥離
強度を向上させることができ、溶着により部品が歪んだ
りする虞れがなく、部品を一体化することにより部品点
数を減少させることができ、コスト的にも安価であり、
且つ取付作業を迅速に行えるシートスライド装置を提供
するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述する課題
に鑑みてなされたもので、本発明の請求項1に記載のシ
ートスライド装置は、車体床面に車体取付けブラケット
が取付けられ、該車体取付けブラケットに取付けられる
ロアレールと、該ロアレール上で長手方向に摺動自在に
案内支持されると共に、シート本体側に取付固定される
アッパーレールとを備えるシートスライド装置におい
て、前記ロアレールは、上向き略コ字状をなす本体部
と、該本体部の両側先端側から内方に延設され、開口部
を形成する左右一対のフランジとを備え、前記アッパー
レールは、前記ロアレールに組付けられるような下向き
略コ字状をなす本体部と、該本体部の上部壁の中央より
上方に突出し、前記ロアレールの開口部より上方に突出
する垂直壁を有し、前記ロアレールの本体部の底部にフ
ック部が設けられ、前記車体取付けブラケットに前記ロ
アレールの本体部の底部のフック部と係合する係合部が
形成されていることを特徴とする。
【0011】そして、本発明の請求項1に記載のシート
スライド装置によれば、ロアレールの本体部の底部にフ
ック部が設けられ、前記車体取付けブラケットに前記ロ
アレールの本体部の底部のフック部と係合する係合部が
形成されているので、剥離荷重に対して重量を増大させ
ることなく剥離強度を向上させることができる。
【0012】本発明の請求項2に記載のシートスライド
装置は、前記車体取付けブラケットにボディーフィニッ
シャの取付部が形成され、該車体取付けブラケットのボ
ディーフィニッシャの取付部にボディーフィニッシャが
固着されていることを特徴とする。
【0013】本発明の請求項2に記載のシートスライド
装置によれば、前記車体取付けブラケットにボディーフ
ィニッシャの取付部が形成され、該車体取付けブラケッ
トのボディーフィニッシャの取付部にボディーフィニッ
シャが固着されているので、溶着により部品が歪んだり
する虞れがなく、部品を一体化することにより部品点数
を減少させることができ、コスト的にも安価であり、且
つ取付作業を迅速に行える。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るシートスライ
ド装置を図面を参照して詳述する。図1乃至図3は本発
明の実施の形態を夫々示すもので、図1には本発明のシ
ートスライド装置の断面図が示され、図2には本発明の
シートスライド装置におけるロアレールの分解斜視図が
示され、図3には本発明のシートスライド装置のロアレ
ールに車体取付けブラケットを組付けた状態の側面図が
示されている。
【0015】シートスライド装置31は、車体床面1の
前後方向に沿って延びるロアレール32と、このロアレ
ール32上で長手方向に摺動自在に案内支持されると共
に、シート本体側に取付固定されるアッパーレール41
を備えている。前記ロアレール32は側壁からなる車体
床面1にボルト35等により固着された車体取付けブラ
ケット37に固着されている。
【0016】このシートスライド装置31のロアレール
32及びアッパーレール41は、アルミダイキャスト、
マグネシウム合金等、軽合金の押出成形品により形成さ
れている。尚、シートスライド装置31におけるロアレ
ール32及びアッパーレール41は、硬質合成樹脂の射
出成形品であってもよい。
【0017】前記ロアレール32は、図1に示す如く、
上向き略コ字状をなす本体部32aと、この本体部32
aの両側先端から内方に延設され、開口部32bを形成
する左右一対のフランジ32cとを備え、また、本体部
32aの上側コーナー部内面にスライダー受け部32d
が形成されると共に、本体部32aの底部の両側には、
ローラー受け用段部32eが形成されている。
【0018】また、ロアレール32の本体部32aの底
部にはフック部32fが設けられ、前記車体取付けブラ
ケット37に前記ロアレール32の本体部32aの底部
のフック部フック部32fと係合する係合部39が形成
されている。ロアレール32の本体部32aの底部と車
体取付けブラケット37はフック部32fと係合部39
の係合状態でリベット43により固着されている。
【0019】次いで、アッパーレール41は、図1に示
すように、ロアレール32に組付けられるような下向き
略コ字状をなす本体部41aと、この本体部41aの上
部壁41bの中央から上方に突出し、ロアレール32の
開口部32bを通じて上方に延在する垂直壁41cとを
有し、垂直壁41cの上部は水平方向に屈折されて受部
42が形成されている。
【0020】この受部42にシート本体側としてのシー
トクッションが載置固定される。また上部壁41bの前
後側には左右にスライダー45を収容するスライダー受
け部41dが設けられている。そして、アッパーレール
41のスライダー受け部41d上に載置されるスライダ
ー45は、ロアレール32のスライダー受け部32dの
下面と当接する。
【0021】更に、ロアレール32上をアッパーレール
41が円滑にスライド動作できるように、アッパーレー
ル41の本体部41aの前後端側に開設されている軸孔
41eにローラーシャフト47が取付けられ、このロー
ラーシャフト47にローラー49が枢支されている。
尚、図2中、符号51はストッパーシャフトである。
【0022】前記車体取付けブラケット37にボディー
フィニッシャの取付部53が形成され、この車体取付け
ブラケット37のボディーフィニッシャの取付部53に
ボディーフィニッシャ55がクリップ57により固着さ
れている。このクリップ57はブラケット59によりボ
ディーフィニッシャ55に取付けられている。
【0023】更に、ロアレール32の本体部32aの上
面、即ち、フランジ32cには、合成樹脂成形体からな
る左右一対のフィニッシャー61が載置され、更に、ロ
アレール32の前後端側には、フィニッシャー61の前
後側端末を隠すエンドキャップ63が夫々装着される。
前記一方のフィニッシャー61側には上部ボディーフィ
ニッシャ67が取付けられている。
【0024】前記車体取付けブラケット37は全てにボ
ディーフィニッシャの取付部53を形成する必要はな
い。またボディーフィニッシャ55の単独のブラケット
を併用することができる。また車体取付けブラケット3
7は押出し成形品等から形成することができる。
【0025】尚、ロアレール32の開口部32bは、外
部からチリ、ゴミ等、異物が侵入しないように幅狭に設
定されており、リベット43の取付箇所に相当して、リ
ベット43を通過させる大径部32iが形成されてい
る。また、左右一対のフィニッシャー61の内側縁部に
は、相互に対向してシールリップ61aが設けられてい
る。
【0026】尚、本発明は、前述した実施例構造に限定
されず、シートスライド装置の各部の形状、構造等を必
要に応じて適宜変形、変更することは自由であり、前述
したような各レールの形状や材質を始め、種々の変形例
が考えられよう。
【0027】
【発明の効果】以上が本発明に係るシートスライド装置
の実施の形態であるが、本発明の請求項1に記載のシー
トスライド装置によれば、ロアレールの本体部の底部に
フック部が設けられ、前記車体取付けブラケットに前記
ロアレールの本体部の底部のフック部と係合する係合部
が形成されているので、剥離荷重に対して重量を増大さ
せることなく剥離強度を向上させることができる。
【0028】また、本発明の請求項2に記載のシートス
ライド装置によれば、前記車体取付けブラケットにボデ
ィーフィニッシャの取付部が形成され、該車体取付けブ
ラケットのボディーフィニッシャの取付部にボディーフ
ィニッシャが固着されているので、溶着により部品が歪
んだりする虞れがなく、部品を一体化することにより部
品点数を減少させることができ、コスト的にも安価であ
り、且つ取付作業を迅速に行える。
【0029】本発明によれば、各部の寸法誤差等による
ガタつきを防止することができ、また上方からの引張力
による剥離荷重に対して重量を増大させることなく剥離
強度を向上させることができ、溶着により部品が歪んだ
りする虞れがなく、部品を一体化することにより部品点
数を減少させることができ、コスト的にも安価であり、
且つ取付作業を迅速に行えるシートスライド装置を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシートスライド装置の構成を示す
断面図。
【図2】本発明に係るシートスライド装置におけるロア
レールの分解斜視図。
【図3】本発明に係るシートスライド装置におけるロア
レールの側面図。
【図4】従来のシートスライド装置の断面図である。
【図5】従来のシートスライド装置におけるロアレール
の側面図。
【符号の説明】
31 シートスライド装置 32 ロアレール 32a 本体部 32b 開口部 32c フランジ 32d スライダー受け部 32e 係止用段部 32f フック部 32i 大径部 37 車体取付けブラケット 39 係合部 41 アッパーレール 41a 本体部 41b 上部壁 41c 垂直壁 42 受部 43 リベット 45 スライダー 47 ローラーシャフト 49 ローラー 53 ボディーフィニッシャの取付部 55 ボディーフィニッシャ 57 クリップ 59 ブラケット 61 フィニッシャー 61a シールリップ 63 エンドキャップ 65 ロック孔 67 上部ボディーフィニッシャ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体床面に車体取付けブラケットが取付
    けられ、該車体取付けブラケットに取付けられるロアレ
    ールと、該ロアレール上で長手方向に摺動自在に案内支
    持されると共に、シート本体側に取付固定されるアッパ
    ーレールとを備えるシートスライド装置において、 前記ロアレールは、上向き略コ字状をなす本体部と、該
    本体部の両側先端側から内方に延設され、開口部を形成
    する左右一対のフランジとを備え、前記アッパーレール
    は、前記ロアレールに組付けられるような下向き略コ字
    状をなす本体部と、該本体部の上部壁の中央より上方に
    突出し、前記ロアレールの開口部より上方に突出する垂
    直壁を有し、前記ロアレールの本体部の底部にフック部
    が設けられ、前記車体取付けブラケットに前記ロアレー
    ルの本体部の底部のフック部と係合する係合部が形成さ
    れていることを特徴とするシートスライド装置。
  2. 【請求項2】 前記車体取付けブラケットにボディーフ
    ィニッシャの取付部が形成され、該車体取付けブラケッ
    トのボディーフィニッシャの取付部にボディーフィニッ
    シャが固着されていることを特徴とする請求項1に記載
    のシートスライド装置。
JP2001024140A 2001-01-31 2001-01-31 シートスライド装置 Pending JP2002225609A (ja)

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