JP2002211282A - シートスライド装置 - Google Patents
シートスライド装置Info
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- JP2002211282A JP2002211282A JP2001009334A JP2001009334A JP2002211282A JP 2002211282 A JP2002211282 A JP 2002211282A JP 2001009334 A JP2001009334 A JP 2001009334A JP 2001009334 A JP2001009334 A JP 2001009334A JP 2002211282 A JP2002211282 A JP 2002211282A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 フロアカーペットの凹部内壁部のクッション
材がロングロアレール側に変形した場合でも、スライド
ロック機構のラッチのロック爪がフロアカーペットと干
渉するのを回避し、ロック不良を防止し、確実なロック
状態を確保する。 【解決手段】 ロングロアレール30の本体部30aの
上面にフィニッシャー32を載置し、フィニッシャー3
2を支持する断面略C字状のフィニッシャーブラケット
34をロングロアレール30のロック爪31穿設箇所に
設ける。フィニッシャーブラケット34をロングロアレ
ール30の本体部30aを抱え込むように取付ける。ロ
ングロアレール30の両側面の係止用段部30fにフィ
ニッシャーブラケット34の両側の係止爪34bを係止
する。ロングロアレール30に対してフィニッシャー3
2とフィニッシャーブラケット34を簡単且つ強固に取
付ける。
材がロングロアレール側に変形した場合でも、スライド
ロック機構のラッチのロック爪がフロアカーペットと干
渉するのを回避し、ロック不良を防止し、確実なロック
状態を確保する。 【解決手段】 ロングロアレール30の本体部30aの
上面にフィニッシャー32を載置し、フィニッシャー3
2を支持する断面略C字状のフィニッシャーブラケット
34をロングロアレール30のロック爪31穿設箇所に
設ける。フィニッシャーブラケット34をロングロアレ
ール30の本体部30aを抱え込むように取付ける。ロ
ングロアレール30の両側面の係止用段部30fにフィ
ニッシャーブラケット34の両側の係止爪34bを係止
する。ロングロアレール30に対してフィニッシャー3
2とフィニッシャーブラケット34を簡単且つ強固に取
付ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シートスライド装
置に関し、更に詳細に説明すると、車両床面のフロアカ
ーペットに設けられた凹部に収容され、車両の前後方向
に沿って延び、車両床面に取付けられるロングロアレー
ルと、該ロングロアレール上で長手方向に摺動自在に案
内支持されると共に、シート本体側に取付固定されるア
ッパーレールからなるシートスライド装置に関する。
置に関し、更に詳細に説明すると、車両床面のフロアカ
ーペットに設けられた凹部に収容され、車両の前後方向
に沿って延び、車両床面に取付けられるロングロアレー
ルと、該ロングロアレール上で長手方向に摺動自在に案
内支持されると共に、シート本体側に取付固定されるア
ッパーレールからなるシートスライド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のワンボックスカー等の車両におい
ては、乗員積載と荷物積載とを併用しているため、平均
的なシート個数と荷物積載スペースとが設けられてい
る。そして、運転席と助手席以外は、脱着式シートと移
動式シートを設ける場合とがある。また、アッパーレー
ル側にリクライニング機構のベースを取付け、このリク
ライニング機構のアームにシートバックを取付け、シー
トバックを前後傾動可能に設ける構成が知られている。
ては、乗員積載と荷物積載とを併用しているため、平均
的なシート個数と荷物積載スペースとが設けられてい
る。そして、運転席と助手席以外は、脱着式シートと移
動式シートを設ける場合とがある。また、アッパーレー
ル側にリクライニング機構のベースを取付け、このリク
ライニング機構のアームにシートバックを取付け、シー
トバックを前後傾動可能に設ける構成が知られている。
【0003】このような車両においては、シートの着座
可能な範囲と、着座不可能な範囲とを固定レールに設け
ると共に、アッパーレールにインターロック部材を設
け、このインターロック部材のロック状態で、シートを
着座不可能な範囲に移動できないようになされたシート
スライド装置のロック機構が提案されている。
可能な範囲と、着座不可能な範囲とを固定レールに設け
ると共に、アッパーレールにインターロック部材を設
け、このインターロック部材のロック状態で、シートを
着座不可能な範囲に移動できないようになされたシート
スライド装置のロック機構が提案されている。
【0004】この従来例としては、例えば特開平9−9
5163号公報に記載されているように、スライドロッ
ク機構とインターロック部材とを設け、これらスライド
ロック機構は操作レバーによってロック解除され、イン
ターロック部材はシートバックの前傾によってロック解
除されるようにして、シートが着座可能な範囲にある時
に、操作レバーによってスライドロック機構のロック状
態を解除し、且つシートバックを前傾状態としてインタ
ーロック部材のロック状態を解除することにより、初め
てアッパーレールの移動が可能となるものが提案されて
いる。
5163号公報に記載されているように、スライドロッ
ク機構とインターロック部材とを設け、これらスライド
ロック機構は操作レバーによってロック解除され、イン
ターロック部材はシートバックの前傾によってロック解
除されるようにして、シートが着座可能な範囲にある時
に、操作レバーによってスライドロック機構のロック状
態を解除し、且つシートバックを前傾状態としてインタ
ーロック部材のロック状態を解除することにより、初め
てアッパーレールの移動が可能となるものが提案されて
いる。
【0005】また、図5に示す如く、シート載置用床面
1のフロアカーペット3に設けられた凹部5にシートス
ライド装置11のロングロアレール12をシート載置用
床面1にボルト7止めし、このロングロアレール12上
で長手方向に摺動自在にアッパーレール13を支持し、
スライドロック機構14として、ロングロアレール12
の側部に複数のロック孔15を穿設し、前記アッパーレ
ール13の横方向の一側に突出し、前記ロングロアレー
ル12の一側部の複数のロック孔15に選択的に係止さ
れるラッチ爪18を有するラッチ17を操作レバーによ
り横方向に進退自在とする構成が提案されている。ま
た、ロングロアレール12の上端には、フィニッシャー
19が取付けられている。
1のフロアカーペット3に設けられた凹部5にシートス
ライド装置11のロングロアレール12をシート載置用
床面1にボルト7止めし、このロングロアレール12上
で長手方向に摺動自在にアッパーレール13を支持し、
スライドロック機構14として、ロングロアレール12
の側部に複数のロック孔15を穿設し、前記アッパーレ
ール13の横方向の一側に突出し、前記ロングロアレー
ル12の一側部の複数のロック孔15に選択的に係止さ
れるラッチ爪18を有するラッチ17を操作レバーによ
り横方向に進退自在とする構成が提案されている。ま
た、ロングロアレール12の上端には、フィニッシャー
19が取付けられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、前述したよ
うな従来のシートスライド装置11のロアレール12を
長く形成した場合は、各部の加工等が複雑で、しかも各
部の寸法誤差等によるガタつき問題もあり、また荷重に
対して強度を保持しようとすると重量が増大する欠点を
有し、またロアレール12が車体床面1側のフロアカー
ペット3に設けられた凹部5に載置され、スライドロッ
ク機構14として、ラッチ17のラッチ爪18を横方向
に進退自在とする場合には、フロアカーペット3の凹部
5の近辺がクッション性等により変形し、ラッチ爪18
がフロアカーペット3と干渉する虞れを有し、確実なロ
ック状態を得ることができなくなる虞れを有していた。
うな従来のシートスライド装置11のロアレール12を
長く形成した場合は、各部の加工等が複雑で、しかも各
部の寸法誤差等によるガタつき問題もあり、また荷重に
対して強度を保持しようとすると重量が増大する欠点を
有し、またロアレール12が車体床面1側のフロアカー
ペット3に設けられた凹部5に載置され、スライドロッ
ク機構14として、ラッチ17のラッチ爪18を横方向
に進退自在とする場合には、フロアカーペット3の凹部
5の近辺がクッション性等により変形し、ラッチ爪18
がフロアカーペット3と干渉する虞れを有し、確実なロ
ック状態を得ることができなくなる虞れを有していた。
【0007】本発明の目的は、フロアカーペットの凹部
の近辺が変形した場合にも、ラッチ爪がフロアカーペッ
トと干渉する虞れがなく、ロック不良を防止し確実なロ
ック状態を得ることができると共に、コスト的にも安価
であり、且つ取付作業を迅速に行えるシートスライド装
置を提供するものである。
の近辺が変形した場合にも、ラッチ爪がフロアカーペッ
トと干渉する虞れがなく、ロック不良を防止し確実なロ
ック状態を得ることができると共に、コスト的にも安価
であり、且つ取付作業を迅速に行えるシートスライド装
置を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述する課題
に鑑みてなされたもので、本発明の請求項1に記載のシ
ートスライド装置は、車両床面のフロアカーペットに設
けられた凹部に収容され、車両の前後方向に沿って延
び、車両床面に取付けられるロングロアレールと、該ロ
ングロアレール上で長手方向に摺動自在に案内支持され
ると共に、シート本体側に取付固定されるアッパーレー
ルからなるシートスライド装置において、前記ロングロ
アレールは、上向き略コ字状をなす本体部と、該本体部
の両側先端側から内方に延設され、開口部を形成する左
右一対のフランジとを備え、前記アッパーレールは、前
記ロングロアレールに組付けられるような下向き略コ字
状をなす本体部と、該本体部の上部壁の中央より上方に
突出し、前記ロングロアレールの開口部より上方に突出
する垂直壁を有し、前記ロングロアレールの本体部の側
部に複数のロック孔が穿設され、前記アッパーレールの
側部から前記ロングロアレールに設けた複数のロック孔
に各々選択的に係止されるロック爪を有するロック部材
が設けられ、前記ロングロアレールのフランジ上にフィ
ニッシャーが載置されると共に、ロングロアレールの複
数のロック孔穿設箇所に対応して設けられ、ロングロア
レールを下側から包持する断面略C字状のフィニッシャ
ーブラケットにより、前記フィニッシャーが支持され、
ロングロアレールの本体部における両側部に設けられた
係止用段部にフィニッシャーブラケットの側部に内方に
向けて切起こした係止爪を係着することにより、フィニ
ッシャーブラケットがロングロアレールに係止されるこ
とを特徴とする。
に鑑みてなされたもので、本発明の請求項1に記載のシ
ートスライド装置は、車両床面のフロアカーペットに設
けられた凹部に収容され、車両の前後方向に沿って延
び、車両床面に取付けられるロングロアレールと、該ロ
ングロアレール上で長手方向に摺動自在に案内支持され
ると共に、シート本体側に取付固定されるアッパーレー
ルからなるシートスライド装置において、前記ロングロ
アレールは、上向き略コ字状をなす本体部と、該本体部
の両側先端側から内方に延設され、開口部を形成する左
右一対のフランジとを備え、前記アッパーレールは、前
記ロングロアレールに組付けられるような下向き略コ字
状をなす本体部と、該本体部の上部壁の中央より上方に
突出し、前記ロングロアレールの開口部より上方に突出
する垂直壁を有し、前記ロングロアレールの本体部の側
部に複数のロック孔が穿設され、前記アッパーレールの
側部から前記ロングロアレールに設けた複数のロック孔
に各々選択的に係止されるロック爪を有するロック部材
が設けられ、前記ロングロアレールのフランジ上にフィ
ニッシャーが載置されると共に、ロングロアレールの複
数のロック孔穿設箇所に対応して設けられ、ロングロア
レールを下側から包持する断面略C字状のフィニッシャ
ーブラケットにより、前記フィニッシャーが支持され、
ロングロアレールの本体部における両側部に設けられた
係止用段部にフィニッシャーブラケットの側部に内方に
向けて切起こした係止爪を係着することにより、フィニ
ッシャーブラケットがロングロアレールに係止されるこ
とを特徴とする。
【0009】そして、本発明の請求項1に記載のシート
スライド装置によれば、ロングロアレールのロック孔穿
設箇所には、断面略C字状のフィニッシャーブラケット
がロングロアレールを抱き込むように設置されているた
め、フロアカーペットのクッション材が変形しても、フ
ィニッシャーブラケットによりロングロアレール側に侵
入することがないため、ロック不良を防止し、確実なロ
ック状態を確保できる。
スライド装置によれば、ロングロアレールのロック孔穿
設箇所には、断面略C字状のフィニッシャーブラケット
がロングロアレールを抱き込むように設置されているた
め、フロアカーペットのクッション材が変形しても、フ
ィニッシャーブラケットによりロングロアレール側に侵
入することがないため、ロック不良を防止し、確実なロ
ック状態を確保できる。
【0010】更に、ロングロアレールの本体部における
両側部に設けた係止用段部にフィニッシャーブラケット
の側部に内方に向けて切起こし形成した係止爪を係止す
ることにより、このフィニッシャーブラケットを介して
フィニッシャーを係止するというものであるから、ロン
グロアレールに対するフィニッシャー、フィニッシャー
ブラケットの取付けを簡単に行うことができる。
両側部に設けた係止用段部にフィニッシャーブラケット
の側部に内方に向けて切起こし形成した係止爪を係止す
ることにより、このフィニッシャーブラケットを介して
フィニッシャーを係止するというものであるから、ロン
グロアレールに対するフィニッシャー、フィニッシャー
ブラケットの取付けを簡単に行うことができる。
【0011】本発明の請求項2に記載のシートスライド
装置は、請求項1に記載のシートスライド装置におい
て、ロングロアレールの本体部における底壁部に取付孔
が開設され、フィニッシャーブラケットに前記取付孔に
嵌着する環状ボス部が設けられ、ロングロアレールの取
付孔内にこの環状ボス部を嵌着することにより、ロング
ロアレールに対するフィニッシャーブラケットの取付強
度を強化したことを特徴とする。
装置は、請求項1に記載のシートスライド装置におい
て、ロングロアレールの本体部における底壁部に取付孔
が開設され、フィニッシャーブラケットに前記取付孔に
嵌着する環状ボス部が設けられ、ロングロアレールの取
付孔内にこの環状ボス部を嵌着することにより、ロング
ロアレールに対するフィニッシャーブラケットの取付強
度を強化したことを特徴とする。
【0012】そして、本発明の請求項2に記載のシート
スライド装置によれば、ロングロアレールの本体部底部
とフィニッシャーブラケットは、凹凸嵌合により一体化
されているため、このポイントを取付基準として、ロン
グロアレールとフィニッシャーブラケットとの位置決め
が簡単に行え、且つ環状ボス部を孔内に嵌着することに
より、取付強度も強化することができる。
スライド装置によれば、ロングロアレールの本体部底部
とフィニッシャーブラケットは、凹凸嵌合により一体化
されているため、このポイントを取付基準として、ロン
グロアレールとフィニッシャーブラケットとの位置決め
が簡単に行え、且つ環状ボス部を孔内に嵌着することに
より、取付強度も強化することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るシートスライ
ド装置を図面を参照して詳述する。図1乃至図4は本発
明の実施の形態を各々示すもので、図1には本発明のシ
ートスライド装置の断面図が示され、図2には本発明の
シートスライド装置におけるロアレールの分解斜視図が
示され、図3には本発明のシートスライド装置における
アッパーレールの分解斜視図が示され、図4にはロング
ロアレールにフィニッシャー及びフィニッシャーブラケ
ットを組付けた状態の断面図が示されている。
ド装置を図面を参照して詳述する。図1乃至図4は本発
明の実施の形態を各々示すもので、図1には本発明のシ
ートスライド装置の断面図が示され、図2には本発明の
シートスライド装置におけるロアレールの分解斜視図が
示され、図3には本発明のシートスライド装置における
アッパーレールの分解斜視図が示され、図4にはロング
ロアレールにフィニッシャー及びフィニッシャーブラケ
ットを組付けた状態の断面図が示されている。
【0014】シートスライド装置20は、車両床面1の
前後方向に沿って延びるロングロアレール30と、この
ロングロアレール30上で長手方向に摺動自在に案内支
持されると共に、シート本体側に取付固定されるアッパ
ーレール40を備えている。
前後方向に沿って延びるロングロアレール30と、この
ロングロアレール30上で長手方向に摺動自在に案内支
持されると共に、シート本体側に取付固定されるアッパ
ーレール40を備えている。
【0015】このシートスライド装置20のロングロア
レール30及びアッパーレール40は、アルミダイキャ
スト、マグネシウム合金等、軽合金の押出成形品により
形成されている。尚、シートスライド装置20における
ロングロアレール30及びアッパーレール40は、硬質
合成樹脂の射出成形品であってもよい。
レール30及びアッパーレール40は、アルミダイキャ
スト、マグネシウム合金等、軽合金の押出成形品により
形成されている。尚、シートスライド装置20における
ロングロアレール30及びアッパーレール40は、硬質
合成樹脂の射出成形品であってもよい。
【0016】また、ロングロアレール30は、フロアカ
ーペット3の切欠き部からなる凹部5に埋設された状態
に収容設置される。尚、この凹部5は、本実施の形態で
は切欠き部から形成されているが、フロアカーペット3
の下部が連続する状態で一部残るものであってもよく、
また、フロアカーペット3の下部にアンダー材等を設け
るものであってもよい。尚、符号3aはフエルト、嵩高
不織布、発泡体等からなるクッション材を示す。
ーペット3の切欠き部からなる凹部5に埋設された状態
に収容設置される。尚、この凹部5は、本実施の形態で
は切欠き部から形成されているが、フロアカーペット3
の下部が連続する状態で一部残るものであってもよく、
また、フロアカーペット3の下部にアンダー材等を設け
るものであってもよい。尚、符号3aはフエルト、嵩高
不織布、発泡体等からなるクッション材を示す。
【0017】次に、ロングロアレール30の構成につい
て、図1を基に説明すると、ロングロアレール30は、
上向き略コ字状をなす本体部30aと、この本体部30
aの両側先端から内方に延設され、開口部30bを形成
する左右一対のフランジ30cとを備え、また、本体部
30a上側コナー部内面にスライダー受け部30dが形
成されると共に、本体部30aの底部の両側には、ロー
ラー受け用段部30eが形成されているが、この本体部
30aの底部の形状は図示のものに限定されるものでは
ない。
て、図1を基に説明すると、ロングロアレール30は、
上向き略コ字状をなす本体部30aと、この本体部30
aの両側先端から内方に延設され、開口部30bを形成
する左右一対のフランジ30cとを備え、また、本体部
30a上側コナー部内面にスライダー受け部30dが形
成されると共に、本体部30aの底部の両側には、ロー
ラー受け用段部30eが形成されているが、この本体部
30aの底部の形状は図示のものに限定されるものでは
ない。
【0018】次いで、アッパーレール40は、図1、図
2に示すように、ロングロアレール30に組付けられる
ような下向き略コ字状をなす本体部40aと、この本体
部40aの上部壁40bの中央から上方に突出し、ロン
グロアレール30の開口部30bを通じて上方に延在す
る垂直壁40cとからなり、上部壁40bの前後側には
左右にスライダー41を収容するスライダー受け部40
dが設けられている。
2に示すように、ロングロアレール30に組付けられる
ような下向き略コ字状をなす本体部40aと、この本体
部40aの上部壁40bの中央から上方に突出し、ロン
グロアレール30の開口部30bを通じて上方に延在す
る垂直壁40cとからなり、上部壁40bの前後側には
左右にスライダー41を収容するスライダー受け部40
dが設けられている。
【0019】そして、アッパーレール40のスライダー
受け部40d上に載置されるスライダー41は、図2で
は図示されないが、ロングロアレール30のスライダー
受け部30dの下面と当接する。
受け部40d上に載置されるスライダー41は、図2で
は図示されないが、ロングロアレール30のスライダー
受け部30dの下面と当接する。
【0020】更に、ロングロアレール30上をアッパー
レール40が円滑にスライド動作できるように、アッパ
ーレール40の本体部40aの前後端側に開設されてい
る軸孔40eにローラーシャフト42が取付けられ、こ
のローラーシャフト42に、左右二分割体からなるロー
ラー43a、43bが枢支され、左右のローラー43
a、43bは、内方にコイルスプリング43cが内装さ
れ、ローラー43a、43bが軸方向にバネ性が付与さ
れることにより、車体取付部やシートスライド装置20
の取付部のバラツキを吸収できるようになっている。
レール40が円滑にスライド動作できるように、アッパ
ーレール40の本体部40aの前後端側に開設されてい
る軸孔40eにローラーシャフト42が取付けられ、こ
のローラーシャフト42に、左右二分割体からなるロー
ラー43a、43bが枢支され、左右のローラー43
a、43bは、内方にコイルスプリング43cが内装さ
れ、ローラー43a、43bが軸方向にバネ性が付与さ
れることにより、車体取付部やシートスライド装置20
の取付部のバラツキを吸収できるようになっている。
【0021】そして、アッパーレール40は、図示しな
いシート本体側に取付けられるが、シート本体側に取付
けられるレッグ用ブラケット44がボルト44a、ウエ
ルドナット44bによりアッパーレール40における垂
直壁40cの前後端側に取付けられ、このレッグ用ブラ
ケット44の取付孔44cを通してスタッドボルト44
dがシート本体側に締付け固定されることにより、シー
ト本体側にアッパーレール40が取付けられる。
いシート本体側に取付けられるが、シート本体側に取付
けられるレッグ用ブラケット44がボルト44a、ウエ
ルドナット44bによりアッパーレール40における垂
直壁40cの前後端側に取付けられ、このレッグ用ブラ
ケット44の取付孔44cを通してスタッドボルト44
dがシート本体側に締付け固定されることにより、シー
ト本体側にアッパーレール40が取付けられる。
【0022】更に、アッパーレール40に設けられるス
ライドロック機構50としては、操作レバー51がシャ
フトロック52にブッシュ53を介して取付けられてお
り、シャフトロック52の下端にカム機能をもつ操作片
54を介してリベットロック55が取付けられ、このリ
ベットロック55にラッチ56が取付けられている。そ
して、ロックスプリング57等の取付具を介してラッチ
56が脱落することがないように固定されている。ま
た、ラッチ56に設けたロック爪56aがロングロアレ
ール30のロック孔31に選択的に係合して、スライド
ロック機構50がロック状態となり、このロック状態を
コイルスプリング58のバネ力により維持している。
ライドロック機構50としては、操作レバー51がシャ
フトロック52にブッシュ53を介して取付けられてお
り、シャフトロック52の下端にカム機能をもつ操作片
54を介してリベットロック55が取付けられ、このリ
ベットロック55にラッチ56が取付けられている。そ
して、ロックスプリング57等の取付具を介してラッチ
56が脱落することがないように固定されている。ま
た、ラッチ56に設けたロック爪56aがロングロアレ
ール30のロック孔31に選択的に係合して、スライド
ロック機構50がロック状態となり、このロック状態を
コイルスプリング58のバネ力により維持している。
【0023】そして、ロックを解除する時には、操作レ
バー51を操作すれば、シャフトロック52が軸廻りに
回動し、それに伴ない操作片54がアームとして回動す
ることにより、ラッチ56が後退し、ロック爪56aが
ロングロアレール30のロック孔31から外れ、ロック
解除状態となる。尚、符号51aは操作レバー51を固
定するためのナットを示す。
バー51を操作すれば、シャフトロック52が軸廻りに
回動し、それに伴ない操作片54がアームとして回動す
ることにより、ラッチ56が後退し、ロック爪56aが
ロングロアレール30のロック孔31から外れ、ロック
解除状態となる。尚、符号51aは操作レバー51を固
定するためのナットを示す。
【0024】ところで、本発明は、車両床面1上に取付
けられるロングロアレール30の構成に特徴があり、図
3、図4を基に説明すると、ロングロアレール30に
は、本体部30aの側部に前記ロック部材50における
ラッチ56のロック爪56aが係合するためのロック孔
31が所定箇所に穿設されている。
けられるロングロアレール30の構成に特徴があり、図
3、図4を基に説明すると、ロングロアレール30に
は、本体部30aの側部に前記ロック部材50における
ラッチ56のロック爪56aが係合するためのロック孔
31が所定箇所に穿設されている。
【0025】更に、ロングロアレール30の本体部30
aの上面、即ち、フランジ30cには、合成樹脂成形体
からなる左右一対のフィニッシャー32が載置され、更
に、ロングロアレール30の前後端側には、フィニッシ
ャー32の前後側端末を隠すエンドキャップ33が夫々
装着される。
aの上面、即ち、フランジ30cには、合成樹脂成形体
からなる左右一対のフィニッシャー32が載置され、更
に、ロングロアレール30の前後端側には、フィニッシ
ャー32の前後側端末を隠すエンドキャップ33が夫々
装着される。
【0026】そして、前記フィニッシャー32の固定手
段としては、本発明において、ロングロアレール30の
ロック孔31の穿設箇所に対応して、ロングロアレール
30の長手方向に沿って適宜間隔をおいた3箇所にフィ
ニッシャーブラケット34が設けられ、このフィニッシ
ャーブラケット34により、フィニッシャー32がロン
グロアレール30に固定される。
段としては、本発明において、ロングロアレール30の
ロック孔31の穿設箇所に対応して、ロングロアレール
30の長手方向に沿って適宜間隔をおいた3箇所にフィ
ニッシャーブラケット34が設けられ、このフィニッシ
ャーブラケット34により、フィニッシャー32がロン
グロアレール30に固定される。
【0027】更に詳しくは、このフィニッシャーブラケ
ット34は、金属板を断面略C字状に曲成してなり、ロ
ングロアレール30の外表面を抱き込む形で包持し、両
端末に設けたフック部34aをフィニッシャー32の裏
面に長手方向に沿って条設した係止片32aに係止する
ことにより、フィニッシャー32とフィニッシャーブラ
ケット34が係着しており、且つフィニッシャーブラケ
ット34の両側には、係止爪34bが内方に向けて切起
こし形成されていると共に、中央に内方に向けて環状ボ
ス部34cが切起こし形成されている。
ット34は、金属板を断面略C字状に曲成してなり、ロ
ングロアレール30の外表面を抱き込む形で包持し、両
端末に設けたフック部34aをフィニッシャー32の裏
面に長手方向に沿って条設した係止片32aに係止する
ことにより、フィニッシャー32とフィニッシャーブラ
ケット34が係着しており、且つフィニッシャーブラケ
ット34の両側には、係止爪34bが内方に向けて切起
こし形成されていると共に、中央に内方に向けて環状ボ
ス部34cが切起こし形成されている。
【0028】そして、このフィニッシャーブラケット3
4における係止爪34bと、環状ボス部34cは、図4
に示すように、ロングロアレール30における本体部3
0aの両側部に沿って設けた係止用段部30f並びに本
体部30aの底壁部に開設した取付孔30gに対して夫
々係止、嵌着される。尚、ロングロアレール30の前後
側両端には、ストッパーシャフト33aをエンドキャッ
プ33の取付孔33b内に差し込むことにより、ストッ
パー部を形成している。
4における係止爪34bと、環状ボス部34cは、図4
に示すように、ロングロアレール30における本体部3
0aの両側部に沿って設けた係止用段部30f並びに本
体部30aの底壁部に開設した取付孔30gに対して夫
々係止、嵌着される。尚、ロングロアレール30の前後
側両端には、ストッパーシャフト33aをエンドキャッ
プ33の取付孔33b内に差し込むことにより、ストッ
パー部を形成している。
【0029】次に、ロングロアレール30を車両床面1
に取付けるには、車体取付用ブラケット35がフロント
側及びリヤ側の2箇所に設定され、この車体取付用ブラ
ケット35のリベット孔35aにリベット36をロング
ロアレール30における本体部30a底壁部の貫通孔3
0hに挿通させた後、カシメ加工を施すことにより、車
体取付用ブラケット35を固定し、車体取付用ブラケッ
ト35のボルト孔35b内にボルトを車体床面1に対し
て固定することにより、ロングロアレール30が車両床
面に固定されるが、このリベット加工は、フィニッシャ
ー32やフィニッシャーブラケット34を取付ける前に
行われる。
に取付けるには、車体取付用ブラケット35がフロント
側及びリヤ側の2箇所に設定され、この車体取付用ブラ
ケット35のリベット孔35aにリベット36をロング
ロアレール30における本体部30a底壁部の貫通孔3
0hに挿通させた後、カシメ加工を施すことにより、車
体取付用ブラケット35を固定し、車体取付用ブラケッ
ト35のボルト孔35b内にボルトを車体床面1に対し
て固定することにより、ロングロアレール30が車両床
面に固定されるが、このリベット加工は、フィニッシャ
ー32やフィニッシャーブラケット34を取付ける前に
行われる。
【0030】尚、ロングロアレール30の開口部30b
は、外部からチリ、ゴミ等、異物が侵入しないように幅
狭に設定されており、リベット36の取付箇所に相当し
て、リベット36を通過させる大径部30iが形成され
ている。また、フィニッシャー32の内側縁部には、シ
ールリップ32bが設けられている。
は、外部からチリ、ゴミ等、異物が侵入しないように幅
狭に設定されており、リベット36の取付箇所に相当し
て、リベット36を通過させる大径部30iが形成され
ている。また、フィニッシャー32の内側縁部には、シ
ールリップ32bが設けられている。
【0031】以上のように、ロングロアレール30に対
してその上面側を被覆するフィニッシャー32をフィニ
ッシャーブラケット34により支持固定する構成によれ
ば、図1に示すように、フィニッシャーブラケット34
は、ロングロアレール30におけるロック孔31の外側
部分で、且つシートスライドロック機構50におけるラ
ッチ56の動作を干渉しない範囲に位置しているため、
フロアカーペット3のクッション材3aが変形によりロ
ングロアレール30側に変形しても、このフィニッシャ
ーブラケット34により、ラッチ56との干渉が避けら
れ、ロック不良を確実に防止できると共に、確実なロッ
ク状態を得ることができる。
してその上面側を被覆するフィニッシャー32をフィニ
ッシャーブラケット34により支持固定する構成によれ
ば、図1に示すように、フィニッシャーブラケット34
は、ロングロアレール30におけるロック孔31の外側
部分で、且つシートスライドロック機構50におけるラ
ッチ56の動作を干渉しない範囲に位置しているため、
フロアカーペット3のクッション材3aが変形によりロ
ングロアレール30側に変形しても、このフィニッシャ
ーブラケット34により、ラッチ56との干渉が避けら
れ、ロック不良を確実に防止できると共に、確実なロッ
ク状態を得ることができる。
【0032】更に、ロングロアレール30に対してフィ
ニッシャー32やフィニッシャーブラケット34を取付
ける作業は、ロングロアレール30に対して予め車体取
付用ブラケット35をリベット止めした後、ロングロア
レール30の本体部30aの上面にフィニッシャー32
を載置し、ロングロアレール30の下面側から抱き込む
形でフィニッシャーブラケット34を取付ければ、フィ
ニッシャー32の裏面に設けた係止片32aにフィニッ
シャーブラケット34の両端フック部34aが係止する
ことにより、ロングロアレール30に対してフィニッシ
ャー32及びフィニッシャーブラケット34を簡単に取
付けることができ、特に、ロングロアレール30に対し
てフィニッシャーブラケット34は、ロングロアレール
30の本体部30aの両側に設けた係止用段部30fに
フィニッシャーブラケット34の係止爪34bを係着す
ることにより、確実且つ堅固にフィニッシャーブラケッ
ト34を係着固定できる。
ニッシャー32やフィニッシャーブラケット34を取付
ける作業は、ロングロアレール30に対して予め車体取
付用ブラケット35をリベット止めした後、ロングロア
レール30の本体部30aの上面にフィニッシャー32
を載置し、ロングロアレール30の下面側から抱き込む
形でフィニッシャーブラケット34を取付ければ、フィ
ニッシャー32の裏面に設けた係止片32aにフィニッ
シャーブラケット34の両端フック部34aが係止する
ことにより、ロングロアレール30に対してフィニッシ
ャー32及びフィニッシャーブラケット34を簡単に取
付けることができ、特に、ロングロアレール30に対し
てフィニッシャーブラケット34は、ロングロアレール
30の本体部30aの両側に設けた係止用段部30fに
フィニッシャーブラケット34の係止爪34bを係着す
ることにより、確実且つ堅固にフィニッシャーブラケッ
ト34を係着固定できる。
【0033】更に、ロングロアレール30の本体部30
aの底部壁に設けた取付孔30gにフィニッシャーブラ
ケット34の環状ボス部34cを嵌着することにより、
フィニッシャーブラケット34の取付強度をより強化す
ることができ、また、環状ボス部34cをロングロアレ
ール30の下面に設けた取付孔30g内に嵌め込むこと
により、フィニッシャーブラケット34の位置決めが容
易に行え、フィニッシャーブラケット34の取付作業性
を良好に維持でき、且つ取付強度もより強固なものとな
る。
aの底部壁に設けた取付孔30gにフィニッシャーブラ
ケット34の環状ボス部34cを嵌着することにより、
フィニッシャーブラケット34の取付強度をより強化す
ることができ、また、環状ボス部34cをロングロアレ
ール30の下面に設けた取付孔30g内に嵌め込むこと
により、フィニッシャーブラケット34の位置決めが容
易に行え、フィニッシャーブラケット34の取付作業性
を良好に維持でき、且つ取付強度もより強固なものとな
る。
【0034】尚、本発明は、前述した実施例構造に限定
されず、シートスライド装置の各部の形状、構造等を必
要に応じて適宜変形、変更することは自由であり、前述
したような各レールの形状や材質を始め、種々の変形例
が考えられよう。
されず、シートスライド装置の各部の形状、構造等を必
要に応じて適宜変形、変更することは自由であり、前述
したような各レールの形状や材質を始め、種々の変形例
が考えられよう。
【0035】
【発明の効果】以上が本発明に係るシートスライド装置
の実施の形態であるが、本発明の請求項1に記載のシー
トスライド装置によれば、ロングロアレールのロック孔
穿設箇所には、断面略C字状のフィニッシャーブラケッ
トがロングロアレールを抱き込むように設置されている
ため、フロアカーペットのクッション材が変形しても、
フィニッシャーブラケットによりロングロアレール側に
侵入することがないため、ロック不良を防止し、確実な
ロック状態を確保でき、シートスライド装置のロック性
能を長期に亘り良好に維持できるという効果を有する。
の実施の形態であるが、本発明の請求項1に記載のシー
トスライド装置によれば、ロングロアレールのロック孔
穿設箇所には、断面略C字状のフィニッシャーブラケッ
トがロングロアレールを抱き込むように設置されている
ため、フロアカーペットのクッション材が変形しても、
フィニッシャーブラケットによりロングロアレール側に
侵入することがないため、ロック不良を防止し、確実な
ロック状態を確保でき、シートスライド装置のロック性
能を長期に亘り良好に維持できるという効果を有する。
【0036】更に、ロングロアレールの本体部における
両側部に設けた係止用段部にフィニッシャーブラケット
の側部に内方に向けて切起こし形成した係止爪を係止す
ることにより、このフィニッシャーブラケットを介して
フィニッシャーを固定するというものであるから、ロン
グロアレールに対するフィニッシャー、フィニッシャー
ブラケットの取付けを簡単に行うことができ、ロングロ
アレールの組付作業性を高めることができるという効果
を有する。
両側部に設けた係止用段部にフィニッシャーブラケット
の側部に内方に向けて切起こし形成した係止爪を係止す
ることにより、このフィニッシャーブラケットを介して
フィニッシャーを固定するというものであるから、ロン
グロアレールに対するフィニッシャー、フィニッシャー
ブラケットの取付けを簡単に行うことができ、ロングロ
アレールの組付作業性を高めることができるという効果
を有する。
【0037】また、本発明の請求項2に記載のシートス
ライド装置によれば、ロングロアレールの本体部底部と
フィニッシャーブラケットは、凹凸嵌合により一体化さ
れているため、このポイントを取付基準として、ロング
ロアレールとフィニッシャーブラケットとの位置決めが
簡単に行え、且つ環状ボス部を孔内に嵌着することによ
り、ロングロアレールの組付作業性を向上させると共
に、ロングロアレールの取付強度をより強固なものにで
きるという効果を有する。
ライド装置によれば、ロングロアレールの本体部底部と
フィニッシャーブラケットは、凹凸嵌合により一体化さ
れているため、このポイントを取付基準として、ロング
ロアレールとフィニッシャーブラケットとの位置決めが
簡単に行え、且つ環状ボス部を孔内に嵌着することによ
り、ロングロアレールの組付作業性を向上させると共
に、ロングロアレールの取付強度をより強固なものにで
きるという効果を有する。
【図1】本発明に係るシートスライド装置の構成を示す
断面図。
断面図。
【図2】本発明に係るシートスライド装置におけるアッ
パーレールの構成を示す分解斜視図。
パーレールの構成を示す分解斜視図。
【図3】本発明に係るシートスライド装置におけるロン
グロアレールの構成を示す分解斜視図。
グロアレールの構成を示す分解斜視図。
【図4】本発明に係るシートスライド装置におけるロン
グロアレールの構成を示す断面図。
グロアレールの構成を示す断面図。
【図5】従来のシートスライド装置の構成を示す断面図
である。
である。
20 シートスライド装置 30 ロングロアレール 30a 本体部 30c フランジ 30f 係止用段部 30g 取付孔 30h リベット孔 31 ロック孔 32 フィニッシャー 32a 係止片 33 エンドキャップ 34 フィニッシャーブラケット 34b 係止爪 34c 環状ボス部 35 車体取付用ブラケット 40 アッパーレール 40a 本体部 41 スライダー 50 スライドロック機構 51 操作レバー 52 シャフトロック 56 ラッチ 56a ロック爪
Claims (2)
- 【請求項1】 車両床面のフロアカーペットに設けられ
た凹部に収容され、車両の前後方向に沿って延び、車両
床面に取付けられるロングロアレールと、該ロングロア
レール上で長手方向に摺動自在に案内支持されると共
に、シート本体側に取付固定されるアッパーレールから
なるシートスライド装置において、 前記ロングロアレールは、上向き略コ字状をなす本体部
と、該本体部の両側先端側から内方に延設され、開口部
を形成する左右一対のフランジとを備え、前記アッパー
レールは、前記ロングロアレールに組付けられるような
下向き略コ字状をなす本体部と、該本体部の上部壁の中
央より上方に突出し、前記ロングロアレールの開口部よ
り上方に突出する垂直壁を有し、前記ロングロアレール
の本体部の側部に複数のロック孔が穿設され、前記アッ
パーレールの側部から前記ロングロアレールに設けた複
数のロック孔に各々選択的に係止されるロック爪を有す
るロック部材が設けられ、前記ロングロアレールのフラ
ンジ上にフィニッシャーが載置されると共に、ロングロ
アレールの複数のロック孔穿設箇所に対応して設けら
れ、ロングロアレールを下側から包持する断面略C字状
のフィニッシャーブラケットにより、前記フィニッシャ
ーが支持され、ロングロアレールの本体部における両側
部に設けられた係止用段部にフィニッシャーブラケット
の側部に内方に向けて切起こした係止爪を係着すること
により、フィニッシャーブラケットがロングロアレール
に係止されることを特徴とするシートスライド装置。 - 【請求項2】 ロングロアレールの本体部における底壁
部に取付孔が開設され、フィニッシャーブラケットに前
記取付孔に嵌着する環状ボス部が設けられ、ロングロア
レールの取付孔内にこの環状ボス部を嵌着することによ
り、ロングロアレールに対するフィニッシャーブラケッ
トの取付強度を強化したことを特徴とする請求項1に記
載のシートスライド装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001009334A JP2002211282A (ja) | 2001-01-17 | 2001-01-17 | シートスライド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001009334A JP2002211282A (ja) | 2001-01-17 | 2001-01-17 | シートスライド装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002211282A true JP2002211282A (ja) | 2002-07-31 |
Family
ID=18876834
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001009334A Pending JP2002211282A (ja) | 2001-01-17 | 2001-01-17 | シートスライド装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002211282A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112744133A (zh) * | 2019-10-29 | 2021-05-04 | Ykk株式会社 | 拉链和树脂挤压型材的一体物 |
CN112918338A (zh) * | 2016-03-08 | 2021-06-08 | 本田技研工业株式会社 | 车辆座椅、部件和方法 |
-
2001
- 2001-01-17 JP JP2001009334A patent/JP2002211282A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112918338A (zh) * | 2016-03-08 | 2021-06-08 | 本田技研工业株式会社 | 车辆座椅、部件和方法 |
CN112744133A (zh) * | 2019-10-29 | 2021-05-04 | Ykk株式会社 | 拉链和树脂挤压型材的一体物 |
CN112744133B (zh) * | 2019-10-29 | 2023-03-10 | Ykk株式会社 | 拉链和树脂挤压型材的一体物 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060112 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080402 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080422 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080909 |