JP2002225586A - 車両の安全運転度記録装置 - Google Patents

車両の安全運転度記録装置

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JP2002225586A
JP2002225586A JP2001028358A JP2001028358A JP2002225586A JP 2002225586 A JP2002225586 A JP 2002225586A JP 2001028358 A JP2001028358 A JP 2001028358A JP 2001028358 A JP2001028358 A JP 2001028358A JP 2002225586 A JP2002225586 A JP 2002225586A
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safe driving
degree
driving
vehicle
driver
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JP2001028358A
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Yoichi Kishi
陽一 貴志
Masayuki Kaneda
雅之 金田
Machiko Hiramatsu
真知子 平松
Masaaki Kobayashi
雅明 小林
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 運転者の安全運転行為を積極的に評価して安
全運転意識を向上させる。 【解決手段】 車両の運転状況を検出して記録し(S
1)、記録した車両の運転状況に基づいて運転者の安全
運転行為を判定し(S5)、その判定結果に基づいて運
転者の安全運転度を評価し(S6)、評価結果の安全運
転度を記録する(S7)。これにより、運転者の運転行
為の良否を客観的に正確に評価でき、運転者の安全運転
意識を向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両の安全運転度を
記録する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】運転状況を検出して不適正な運転行為を
判定し、不適正と判定された運転行為が運転者の意志に
よるものか環境条件に起因したものかを評価する運転状
況記録装置が知られている(例えば特開平11−118
512号公報、特開平11−125534号公報参
照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の運転状況記録装置は、不適正な運転行為の判定
とその評価結果の提供により運転者への反省と改善を促
すものであるが、評価結果を知らされた運転者の運転行
為がどのように改善されたかを知ることはできない。ま
た、適正な運転行為を積極的に評価するものではなく、
不適正な運転行為と判定されない判定基準ぎりぎりの運
転行為を続けることができるので、運転者の安全運転意
識を一層向上させる効果は余り期待できない。
【0004】本発明の目的は、運転者の安全運転行為を
積極的に評価して安全運転意識を向上させることにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】(1) 請求項1の発明
は、車両の運転状況を検出する運転状況検出手段と、前
記運転状況検出手段により検出された車両の運転状況を
記録する運転状況記録手段と、前記運転状況記録手段に
記録された車両の運転状況に基づいて運転者の安全運転
行為を判定する安全運転行為判定手段と、前記安全運転
行為判定手段の判定結果に基づいて運転者の安全運転度
を評価する安全運転度評価手段と、前記安全運転度評価
手段により評価された安全運転度を記録する安全運転度
記録手段とを備え、これにより上記目的を達成する。 (2) 請求項2の車両の安全運転度記録装置の前記車
両の運転状況には、車両運行時の車両の状態、走行環
境、運転操作が含まれる。 (3) 請求項3の車両の安全運転度記録装置は、前記
安全運転行為判定手段は、予め設定された安全運転行為
ごとの判定基準にしたがって運転者の安全運転行為を適
正または不適正な行為に分類するとともに、前記安全運
転行為分類ごとの発生頻度を算出し、前記安全運転度評
価手段は、予め設定された前記安全運転行為分類ごとの
基準点に前記安全運転行為分類ごとの発生頻度を乗じて
前記安全運転行為分類ごとに加点または減点を算出し、
すべての前記安全運転行為分類の合計点を安全運転度と
するようにしたものである。 (4) 請求項4の車両の安全運転度記録装置は、運転
者の安全運転度を経済価値に変換する価値変換手段を備
え、運転者の安全運転度を経済活動に利用するようにし
たものである。 (5) 請求項5の車両の安全運転度記録装置は、前記
安全運転度記録手段はクレジットカードに安全運転度を
記録し、クレジットカードの利用者である運転者の安全
運転度を立て替え払いの原資に充当させるようにしたも
のである。 (6) 請求項6の車両の安全運転度記録装置は、前記
安全運転度記録手段により記録された運転者の安全運転
度を当該運転者の自動車保険料に充当させるようにした
ものである。 (7) 請求項7の車両の安全運転度記録装置は、前記
安全運転度記録手段により記録された運転者の安全運転
度を当該運転者の賃金に充当させるようにしたものであ
る。
【0006】
【発明の効果】(1) 請求項1の発明によれば、車両
の運転状況を検出して記録し、記録した車両の運転状況
に基づいて運転者の安全運転行為を判定し、その判定結
果に基づいて運転者の安全運転度を評価し、評価結果の
安全運転度を記録するようにしたので、運転者の運転行
為の良否を客観的に正確に評価でき、運転者の安全運転
意識を向上させることができる。 (2) 請求項2の発明によれば、車両運行時の車両の
状態、走行環境、運転操作を車両の運転状況として検出
するようにしたので、車両運行時のあらゆる状況におけ
る運転者の運転行為を正確に評価することができる。 (3) 請求項3の発明によれば、予め設定された安全
運転行為ごとの判定基準にしたがって運転者の安全運転
行為を適正または不適正な行為に分類するとともに、安
全運転行為分類ごとの発生頻度を算出し、予め設定され
た安全運転行為分類ごとの基準点に安全運転行為分類ご
との発生頻度を乗じて安全運転行為分類ごとに加点また
は減点を算出し、すべての安全運転行為分類の合計点を
安全運転度とするようにしたので、適正な運転行為に対
してはプラスの評価がなされ、運転者の安全運転意識向
上を促進する効果、すなわち安全運転への動機づけを高
める効果を期待できる。 (4) 請求項4〜7の発明によれば、運転者の安全運
転度を経済価値に変換し、運転者の安全運転度を経済活
動に利用するようにしたので、適正な運転行為に対して
は経済的な利益を受けることになり、運転者の安全運転
意識向上を促進する効果、すなわち安全運転への動機づ
けを高める効果を期待できる。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は一実施の形態の構成を示
す。車速センサー1は車両の走行速度Vを検出する。車
間距離センサー2は例えばレーザーレーダー装置から構
成され、先行車を検出して先行車までの車間距離Lを計
測する。また、加速度センサー3は車両の加速度Gを検
出する。なお、加速度センサー3を設けずに、車速セン
サー1により検出された車速Vの単位時間当たりの変化
を車両の加速度Gとしてもよい。
【0008】位置検出装置4はGPS受信機、走行距離
および進行方位検出装置、道路地図データベース、ビー
コン受信機などを備え、車両の現在位置を検出するとと
もに、現在位置周辺の道路情報を検出する。なお、現在
位置の検出方法には、GPS受信機を用いて現在位置を
検出する衛星航法や、車両の走行距離と進行方向から車
両の走行軌跡を求め、道路地図とマップマッチングを行
って現在位置を検出する自律航法、あるいはビーコン受
信機により受信した現在位置信号を利用する方法などが
ある。
【0009】ライトスイッチ5は車両のヘッドランプ、
スモールランプなどの車両のランプ類を点消灯するスイ
ッチであり、車両のヘッドランプまたはスモールランプ
が点灯されるとオンする。この実施の形態では、車両の
ランプ類の点消灯状態に基づいて昼間走行と夜間走行を
判断する。ブレーキスイッチ6はブレーキペダルが踏み
込まれるとオンするスイッチであり、この実施の形態で
はブレーキスイッチ6により運転者のブレーキ操作を検
出する。アクセルセンサー7はアクセルペダルの踏み込
み量を検出するセンサーであり、この実施の形態ではア
クセルセンサー7により運転者のアクセル操作を検出す
る。
【0010】接近警報装置8は、車速に応じて予め設定
された基準車間距離テーブルを備え、車速センサー1に
よる検出車速Vと車間距離センサー2による検出車間距
離Lとに基づいて、検出車間距離Lが検出車速Vに対応
する上記テーブルの基準車間距離Lo以下になると、先
行車への接近警報を出力する。記録装置9は、車速セン
サー1、車間距離センサー2、加速度センサー3、位置
検出装置4、ライトスイッチ5、ブレーキスイッチ6、
アクセルセンサー7および接近警報装置8により検出さ
れた車両の状態、走行環境、運転操作などの運転状況を
時系列的に記録する。
【0011】処理装置10はマイクロコンピューターと
その周辺部品から構成され、マイクロコンピューターの
ソフトウエア形態により安全運転行為判定部10a、安
全運転度評価部10bおよび安全運転度記録部10cを
備えている。安全運転行為判定部10aは、記録装置9
に記録された車両の状態、走行環境、運転操作などの運
転状況を解析し、運転者の運転行為が適正かどうかを判
定する。安全運転度評価部10bは、安全運転行為判定
部10aの判定結果に基づいて安全運転度を数値で評価
する。安全運転度記録部10cは、評価結果の運転者ご
との安全運転度を種々の記録媒体に記録する。
【0012】なお、安全運転度の記録媒体には例えばI
Cカードなどを用いることができ、車室内にICカード
の差し込み口を設け、挿入されたICカードに運転者の
安全運転度を記録する。このようなICカードは、例え
ばクレジット会社や各種金融機関、販売会社、保険会社
などのクレジットカードと兼用することができる。安全
運転度の利用方法については後述する。
【0013】上述した一実施の形態の構成において、各
種センサーおよびスイッチ類1〜8が運転状況検出手段
を、記録装置9が運転状況記録手段を、処理装置10の
安全運転行為判定部10aが安全運転行為判定手段を、
処理装置10の安全運転度評価部10bが安全運転度評
価手段を、処理装置10の安全運転度記録部10cが安
全運転度記録手段を、処理装置10の経済価値変換部1
1が価値変換手段をそれぞれ構成する。
【0014】ここで、種々の安全運転行為に対する運転
状況検出と安全運転度評価について説明する。この実施
の形態では、運転者の安全運転度を、どの程度安全運転
を意識して運転しているかを示す客観的指標として定義
し、安全運転の意識レベルを、適正あるいは不適正な運
転行為の発生頻度で代用する。図2に種々の安全運転行
為に対する運転状況検出と安全運転度評価の一例を示
す。
【0015】この実施の形態では、図2に示すように、
安全運転行為を、(1)法律を遵守した運転行為の「法
律遵守」と、(2)法律を遵守している上で危険要因と
なる運転行為の発生頻度がないか、または少ない運転行
為の「危険要因予防」とに分類する。基本的には、適正
な運転行為に対しては加点の対象、不適正な運転行為に
対しては減点の対象としているが、法律遵守については
安全運転意識の程度に関わらず当然に遵守すべき行為で
あるため、加点の対象とはしない。「法律遵守」の運転
行為には車速(法定速度)、信号、シートベルト着用、
駐停車などがある。
【0016】また、「危険要因予防」の運転行為には急
激な加減速、車速に応じた車間距離、急激な車線変更、
天候に応じた車速および車間距離、カーブなどの道路環
境やスクールゾーンといった周辺環境に応じた車速、居
眠りや脇見などの注意散漫行為など、運転者の安全運転
意識が高ければ回避できる危険要因予防の運転行為であ
る。
【0017】以下では、図2に示す安全運転度の評価項
目の中から車速、加減速、車間距離を用いた実施例を説
明する。まず、車速については、位置検出装置4により
車両の現在位置と走行中の道路の法定速度を検出し、車
速センサー1で検出した車速Vが法定速度以下か否かを
安全運転行為判定部10aにより判定し、判定結果に応
じて車速に対する安全運転度を安全運転度評価部10b
により評価する。なお、車速は当然に遵守すべき項目で
あるから、上述したように法定速度未満でも加点の対象
とはしない。
【0018】次に、加減速については、ブレーキスイッ
チ6とアクセルセンサー7により運転者のブレーキ操作
とアクセル操作を検出するとともに、加速度センサー3
によりブレーキ操作時とアクセル操作時の加速度Gを検
出する。ブレーキ操作時とアクセル操作時の加速度G
(絶対値)が所定の加速度以下か否かを安全運転行為判
定部10aにより判定し、判定結果に応じて加減速度に
対する安全運転度を安全運転度評価部10bにより評価
する。
【0019】また、車間距離については、接近警報装置
8から出される単位時間当たりの接近警報の頻度が所定
値以下か否かを安全運転行為判定部10aにより判定
し、判定結果に応じて車間距離に対する安全運転度を安
全運転度評価部10bにより評価する。
【0020】図3は、車速、加減速および車間距離に関
する車両の走行状態、走行環境および運転操作の記録例
を示す。また、図4は、図3に示す運転行為に対する安
全運転行為判定と安全運転度評価の算出例を示す。
【0021】《車速に対する安全運転行為判定と安全運
転度評価》車速については、車速V≦法定速度、法
定速度<V≦法定速度のα%超過、V>法定速度のα
%超過の3種類の判定基準を設ける。の法定速度以下
は、適正な運転行為であっても当然の法律遵守の運転行
為であるから加点の対象にしない。およびの法定速
度超過は、車速に関する不適正な運転行為と判定し、減
点の対象とする。
【0022】さらに、図5に示すように、法定速度の超
過割合ごとの発生頻度に応じて減点の重み付けを変え
る。法定速度超過割合が小さいの場合は、法定速度超
過割合が大きいの場合に比べて不適正レベルが低いと
判定し、発生頻度に応じて減点の重み付けを傾斜配分す
る。一方、法定速度超過割合が大きいの場合は、不適
正レベルが高い、すなわち事故につながるおそれが高い
運転行為と判定し、発生頻度が少なくても減点の重み付
けを高くする。
【0023】車速に対する安全運転行為判定と安全運転
度評価の算出例を、図4により説明する。まず、基礎デ
ータとして、全運転時間3200secから全停止時間1
50secを差し引いて全走行時間3050secを算出す
る。の法定速度以下の運転行為時間は、全走行時間3
050secからとの法定速度超過時間300secを差
し引いた2750secであるため、全走行時間に対する
発生頻度は(2750/3050)×100=86%で
あるが、法律遵守行為であるため加点対象からは除外す
る。
【0024】一方、昼間走行時のα%以下の法定速度超
過に対する運転行為時間は100secであり、その発
生頻度は(100/3050)×100=3%となる。
図5に示すテーブルから法定速度超過の発生頻度3%
に対する重み付け係数−0.1を求め、重み付け係数−
0.1を基準点5に乗じて安全運転度−0.5(減点)
を算出する。また、夜間走行時のα%以下の法定速度超
過に対する運転行為時間は150secであり、発生頻
度は(150/3050)×100=5%となる。図5
に示すテーブルから重み付け係数−0.2を求め、重み
付け係数−0.2を基準点10に乗じて安全運転度−
2.0(減点)を算出する。なお、夜間走行は昼間走行
に比べて事故につながるおそれが高くなるため、夜間走
行に対しては昼間走行よりも高い基準点を設定する。
【0025】さらに、昼間走行時のα%を超える法定速
度超過の運転行為時間は50secであり、全走行時間
に対する発生頻度は2%となる。図5に示すテーブルか
ら法定速度超過の発生頻度2%に対する重み付け係数
−0.1を求め、重み付け係数−0.1を基準点10に
乗じて安全運転度−1.0を算出する。なお、法定速度
超過の場合は、法定速度超過の場合よりも事故につ
ながるおそれが高くなるため、法定速度超過に対して
は法定速度超過よりも高い基準点を設定する。
【0026】《加減速に対する安全運転行為判定と安全
運転度評価》加減速については、加速度G(絶対値)
≦所定の適正な加速度G1、G1<G≦所定加速度G
2、G>G2の3種類の判定基準を設ける。の加減
速は適正な加減速度G1を超えていないので、適正に加
減速操作が行われている運転行為と判定する。この場
合、安全運転を意識した模範的な運転行為とみなし、加
点の対象とするが、上述した法定速度超過が同時に発生
した場合には加点の対象から除外する。さらに、図6
(a)に示すように、適正な加減速行為の発生頻度に応
じて加点の重み付け係数を変える。発生頻度100%、
すなわち常に適正な加減速度で加速もしくは減速する運
転行為は、安全運転に対する意識が高い運転行為と判定
し、加点の重み付け係数を最も高い+1.0とする。発
生頻度100%から所定頻度β%までは発生頻度に応じ
た重み付け係数を設定するが、所定頻度β%以下では不
適正な加減速行為の頻度が多いとみなし、以下に述べる
不適正な加減速行為の判定に移行する。
【0027】加減速行為とは加減速に対する不適正
な運転行為と判定し、減点の対象とする。図6(b)に示
すように、不適正な加減速行為とごとに発生頻度に
応じて減点の重み付け係数を傾斜配分するが、加減速行
為は加減速行為よりも不適正レベルが高い、すなわ
ち事故につながるおそれが高い運転行為と判定し、発生
頻度が低くても減点の重み付けを高くする。
【0028】加減速に対する安全運転行為判定と安全運
転度評価の算出例を、図4により説明する。まず、図3
に示す運転操作記録から運転者のアクセル操作とブレー
キ操作の合計回数23を検出し、基礎データとする。ア
クセル・ブレーキ操作回数23回の内、適正な加速度G
1以下の加減速行為の回数は22回であるが、法定速
度超過時の加減速が2回あるため、この2回は適正な加
減速行為でも加点対象から除外し、最終的に適正な加減
速行為の回数を20回とする。したがって、アクセル
・ブレーキ操作回数に対する適正な加減速行為の発生
頻度は(20/23)×100=87%となり、図6
(a)に示すテーブルから発生頻度87%に対する重み付
け係数+0.7を求め、重み付け係数+0.7を基準点
10に乗じて安全運転度+7.0を算出する。
【0029】一方、減点対象とするG1を超えG2以下
の加減速行為の発生頻度は1回であり、その発生頻度
は(1/23)×100=4%となる。図6(b)に示す
テーブルから発生頻度4%に対する重み付け係数−0.
05を求め、重み付け係数−0.05を基準点5に乗じ
て安全運転度−0.25(減点)を算出する。なお、G
2を超える加減速行為は発生していないので、この加
減速運転行為に対する減点はない。
【0030】《車間距離に対する安全運転行為判定と安
全運転度評価》車間距離については、不適正な車間距離
への警報を目的とした接近警報装置8の単位時間当たり
の警報作動頻度N回/hをもって、車間距離に対する運転
行為の適正レベルを判定する。この実施の形態では、警
報作動頻度N回/hに応じて警報作動頻度N≦N1/h、
N1/h<N≦N2/h、N>N2/hの判定基準を設け
る。警報作動頻度の少ないN1回以下の頻度の運転行
為は、適正に車間距離が維持されている運転行為と判定
する。この運転行為は安全運転を意識した模範的な運転
行為とみなし、加点の対象とする。
【0031】一方、警報作動頻度が多い頻度、の運
転行為は、車間距離に対して不適正な運転行為と判定
し、減点の対象とする。この実施の形態では、図7に示
すように、警報作動頻度に応じて加点および減点の重み
付けを変える。なお、頻度の場合は頻度の場合より
も不適正レベルが高いとし、減点の重み付け係数を高く
する。
【0032】車間距離に対する安全運転行為判定と安全
運転度評価の算出例を、図4により説明する。まず、基
礎データとして、全運転時間3200secから全停止時
間150secを差し引いて全走行時間3050secを算出
する。この全走行時間3050secでの接近警報の作動
回数は2回であるから、単位時間当たりの警報作動頻度
は2.4回/hとなる。例えばこの頻度2.4回/hが頻度
N1/h以下の運転行為に該当する場合には、図7から
重み付け係数は+0.5となり、重み付け係数+0.5
を基準点10に乗じて安全運転度+5.0を算出する。
【0033】図3に示す運転行為に対する安全運転度
は、図4に示すように、加点の合計12から減点の合計
3.75を減じて8.25となり、この安全運転度8.
25は安全運転度記録部10cに記録される。
【0034】図8は一実施の形態の安全運転度記録処理
を示すフローチャートである。処理装置10は、車両の
イグニッションスイッチの作動によりこの処理を開始す
る。ステップ1において、各種センサーおよびスイッチ
1〜8により車両の状態、走行環境、運転操作などの運
転状況を検出し、逐次、記録装置9に記録する。ステッ
プ2でイグニッションスイッチの状態を確認する。イグ
ニッションスイッチがオンのままであれば車両の運行が
継続されていると判断し、ステップ1へ戻って車両の状
態、走行環境、運転操作などの運転状況を検出して記録
する。
【0035】一方、イグニッションスイッチがオフされ
たときは車両の運行が終了したと判断し、ステップ3へ
進む。ステップ3では各種センサーおよびスイッチ1〜
8による車両の状態、走行環境、運転操作などの運転状
況の検出と、記録装置9による記録を終了する。続くス
テップ4で記録装置9に記録されている車両運行時の車
両の状態、走行環境、運転操作などの運転状況の記録デ
ータを読み込む。
【0036】ステップ5において、安全運転行為判定部
10aにより車両運行時の記録データを解析し、図2に
示すように運転者の運転行為が適正かどうかを判定す
る。次に、ステップ6で安全運転度評価部10bにより
図4に示すように安全運転度を算出する。そして、ステ
ップ7で安全運転度記録部10cにより安全運転度を所
定の記録媒体に記録して処理を終了する。
【0037】このように、上述した一実施の形態によれ
ば、車両の運転状況を検出、記録し、車両の運転状況に
基づいて安全運転行為ごとの判定基準にしたがって運転
者の安全運転行為を適正または不適正な行為に分類する
とともに、安全運転行為分類ごとの発生頻度を算出し、
安全運転行為分類ごとの基準点に安全運転行為分類ごと
の発生頻度を乗じて加点または減点を算出し、すべての
安全運転行為分類の合計点を安全運転度として記録する
ようにしたので、運転者の運転行為の良否を客観的に正
確に評価でき、適正な運転行為に対してはプラスの評価
がなされ、運転者の安全運転意識向上を促進する効果、
すなわち安全運転への動機づけを高める効果を期待でき
る。
【0038】なお、上述した一実施の形態では、車速、
加減速度および車間距離の運転行為項目に関わる運転者
の運転行為を判定し、それらの運転行為に対する安全運
転度を算出する例を示したが、運転行為項目は上述した
一実施の形態の項目に限定されるものではない。
【0039】《安全運転度の利用方法の一実施例》図9
は、一実施の形態の安全運転度記録装置により算出、記
録された安全運転度の利用方法の一実施例を示す。な
お、図1に示す機器と同様な機器に対しては同一の符号
を付して説明を省略する。経済価値変換部11は上述し
た処理装置10のマイクロコンピューターのソフトウエ
ア形態で構成され、運転者の安全運転度を経済価値に変
換する。
【0040】安全運転度記録部10cは、クレジット会
社12のクレジットカードに運転者ごとの安全運転度を
記録することができ、運転者の安全運転度を各種商取引
の立て替え払いに利用することができる。この安全運転
度を記録したクレジットカードは、運転者(利用者)1
3、クレジット会社12および販売会社(以下、販社と
呼ぶ)15の間で結ばれた立て替え払い契約の中に利用
が明記され、安全運転度を経済価値変換部11により経
済的な価値に変換して運転者13が所有する原資14に
充当される。すなわち、通常の商取引で運転者13と販
社15との間で商取引が成立すると、クレジット会社1
2から販社15へ立て替え払いが行われ、クレジット会
社12から運転者(利用者)13に支払い請求がなされ
る。そして、運転者13は原資14をもってクレジット
会社12への支払いを行う。
【0041】安全運転記録部10cは車室内にクレジッ
トカードの差し込み口を備えており、クレジットカード
に安全運転度を記録する。安全運転行為の程度に応じて
加点または減点された安全運転度は、経済価値変換部1
1により経済的な価値に変換され、最終的な安全運転度
がプラスの場合は等価の代金がクレジット会社から原資
14に支払われ、最終的な安全運転度がマイナスの場合
は原資14からクレジット会社12への支払いが請求さ
れる。上述した図4に示す例では安全運転度は最終的に
プラスの評価点となり、この評価点と等価な経済価値が
原資14に支払われることになる。すなわち、運転者1
3の安全運転行為が経済的利益に還元される。
【0042】《安全運転度の利用方法の他の実施例》図
10は、一実施の形態の安全運転度記録装置により算
出、記録された安全運転度の利用方法の他の実施例を示
す。なお、図1および図9に示す機器と同様な機器に対
しては同一の符号を付して説明を省略する。
【0043】安全運転度記録部10cに記録された運転
者ごとの安全運転度は、自動車保険料の支払いに利用す
ることができる。例えばクレジットカードや保険契約内
容などが記録された保険会社専用のIDカードやデータ
チップなどとの併用が可能である。これらの安全運転度
が記録されたカードは、運転者(利用者)13と自動車
保険会社16との間で結ばれている保険料支払い契約の
中で利用が明記されており、運転者13の安全運転度が
経済価値に変換され、運転者の原資14に充当される。
すなわち、通常の自動車保険料の支払い時に、安全運転
度の経済価値が加算された原資14から自動車保険会社
16へ保険料の支払いが行われる。
【0044】安全運転記録部10cは車室内に上述した
カードの差し込み口を備えており、カードに安全運転度
を記録する。安全運転行為の程度に応じて加点または減
点された安全運転度は、経済価値変換部11により経済
的な価値に変換され、等価の代金が自動車保険会社16
から原資14へ支払われる(保険料の減額)か、原資1
4から自動車保険会社16への支払い請求(保険料の増
額)を求められる。すなわち、運転者13の安全運転行
為が保険料に還元される。
【0045】《安全運転度の利用方法の他の実施例》図
11は、一実施の形態の安全運転度記録装置により算
出、記録された安全運転度の利用方法の他の実施例を示
す。なお、図1および図9に示す機器と同様な機器に対
しては同一の符号を付して説明を省略する。
【0046】安全運転度記録部10cに記録された運転
者ごとの安全運転度は、例えば金融機関やクレジット会
社のカード、あるいは会社専用のIDカードやデータチ
ップなどとの併用して、賃金の支払いに利用することが
できる。これらの安全運転度が記録されたカードは、運
転者(被雇用者)13と雇用者との間で結ばれた雇用契
約の中で利用が明記され、安全運転度に応じて経済価値
に変換されて運転者の賃金18に充当される。すなわ
ち、賃金の支払い時に、安全運転度の経済価値が加算さ
れた賃金18が雇用者17から運転者(被雇用者)13
へ支払われる。
【0047】安全運転記録部10cは車室内に各種カー
ドの差し込み口を備えており、これらのカードに安全運
転度を記録する。安全運転行為の程度に応じて加点また
は減点された安全運転度は、経済価値変換部11により
経済的な価値に変換され、等価の代金が雇用者17から
賃金18に充当され、原資14へ支払われる。すなわ
ち、運転者13の安全運転行為が賃金に還元される。
【0048】このように、上述した安全運転度の利用方
法によれば、運転者の安全運転度を経済価値に変換し、
運転者の安全運転度を経済活動に利用するようにしたの
で、適正な運転行為に対しては経済的な利益を受けるこ
とになり、運転者の安全運転意識向上を促進する効果、
すなわち安全運転への動機づけを高める効果を期待でき
る。
【0049】なお、経済活動における運転者の安全運転
度の利用方法は上述した実施例の利用方法に限定され
ず、運転者が何らかの利益を受けることになる利用方法
であればどのような利用方法でもよく、上述した実施例
の利用方法に対する効果と同様な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施の形態の構成を示す図である。
【図2】 種々の安全運行為に対する運転状況検出と安
全運転度評価の一例を示す図である。
【図3】 車速、加減速および車間距離に関する車両の
走行状態、走行環境および運転操作の記録例を示す図で
ある。
【図4】 図3に示す運転行為に対する安全運転行為判
定と安全運転度評価の算出例を示す図である。
【図5】 法定速度超過の発生頻度に応じた減点の重み
を示す図である。
【図6】 適正または不適正な加減速行為の発生頻度に
応じた加点と減点の重みを示す図である。
【図7】 車間距離警報の作動頻度に応じた加点と減点
の重みを示す図である。
【図8】 一実施の形態の安全運転度記録処理を示すフ
ローチャートである。
【図9】 一実施の形態の安全運転度記録装置により算
出、記録された安全運転度の利用方法の一実施例を示す
図である。
【図10】 一実施の形態の安全運転度記録装置により
算出、記録された安全運転度の利用方法の他の実施例を
示す図である。
【図11】 一実施の形態の安全運転度記録装置により
算出、記録された安全運転度の利用方法の他の実施例を
示す図である。
【符号の説明】
1 車速センサー 2 車間距離センサー 3 加速度センサー 4 位置検出装置 5 ライトスイッチ 6 ブレーキスイッチ 7 アクセルセンサー 8 接近警報装置 9 記録装置 10 処理装置 10a 安全運転行為判定部 10b 安全運転度評価部 10c 安全運転度記録部 11 経済価値変換部 12 クレジット会社 13 運転者 14 原資 15 販社 16 自動車保険会社 17 雇用者 18 賃金
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 234 G06F 17/60 234E G08G 1/00 G08G 1/00 D (72)発明者 平松 真知子 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 小林 雅明 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 Fターム(参考) 3D037 FA10 FB09 5H180 AA01 BB12 CC03 CC12 CC14 EE02 FF05 FF10 FF13 LL01 LL04 LL06 LL20

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両の運転状況を検出する運転状況検出手
    段と、前記運転状況検出手段により検出された車両の運
    転状況を記録する運転状況記録手段と、 前記運転状況記録手段に記録された車両の運転状況に基
    づいて運転者の安全運転行為を判定する安全運転行為判
    定手段と、 前記安全運転行為判定手段の判定結果に基づいて運転者
    の安全運転度を評価する安全運転度評価手段と、 前記安全運転度評価手段により評価された安全運転度を
    記録する安全運転度記録手段とを備えることを特徴とす
    る車両の安全運転度記録装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の車両の安全運転度記録装
    置において、 前記車両の運転状況には車両運行時の車両の状態、走行
    環境、運転操作が含まれることを特徴とする車両の安全
    運転度記録装置。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2に記載の車両の安
    全運転度記録装置において、 前記安全運転行為判定手段は、予め設定された安全運転
    行為ごとの判定基準にしたがって運転者の安全運転行為
    を適正または不適正な行為に分類するとともに、前記安
    全運転行為分類ごとの発生頻度を算出し、 前記安全運転度評価手段は、予め設定された前記安全運
    転行為分類ごとの基準点に前記安全運転行為分類ごとの
    発生頻度を乗じて前記安全運転行為分類ごとに加点また
    は減点を算出し、すべての前記安全運転行為分類の合計
    点を安全運転度とすることを特徴とする車両の安全運転
    度記録装置。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれかの項に記載の車両
    の安全運転度記録装置において、 運転者の安全運転度を経済価値に変換する価値変換手段
    を備え、 運転者の安全運転度を経済活動に利用することを特徴と
    する車両の安全運転度記録装置。
  5. 【請求項5】請求項4に記載の車両の安全運転度記録装
    置において、 前記安全運転度記録手段はクレジットカードに安全運転
    度を記録し、クレジットカードの利用者である運転者の
    安全運転度を立て替え払いの原資に充当させることを特
    徴とする車両の安全運転度記録装置。
  6. 【請求項6】請求項4に記載の車両の安全運転度記録装
    置において、 前記安全運転度記録手段により記録された運転者の安全
    運転度を当該運転者の自動車保険料に充当させることを
    特徴とする車両の安全運転度記録装置。
  7. 【請求項7】請求項4に記載の車両の安全運転度記録装
    置において、 前記安全運転度記録手段により記録された運転者の安全
    運転度を当該運転者の賃金に充当させることを特徴とす
    る車両の安全運転度記録装置。
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