JP2002225403A - スタンプ - Google Patents

スタンプ

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JP2002225403A
JP2002225403A JP2001019909A JP2001019909A JP2002225403A JP 2002225403 A JP2002225403 A JP 2002225403A JP 2001019909 A JP2001019909 A JP 2001019909A JP 2001019909 A JP2001019909 A JP 2001019909A JP 2002225403 A JP2002225403 A JP 2002225403A
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JP
Japan
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shape
bottom plate
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JP2001019909A
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English (en)
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Masaaki Fukami
昌旦 深見
Toshio Mabe
登志雄 間辺
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡易に押印キャラクタ形状を作ることができる
スタンプを得ようとする。 【解決手段】転写部材にインクを含浸した転写部材を選
択的に装着して被スタンプ対象に押印するようにしたこ
とにより、押印すべきキャラクタのドット形状を容易に
作ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
【0002】本発明はスタンプに関し、特に種々の形状
のキャラクタを押印できるようにしたものである。
【従来の技術】
【0003】従来、絵葉書や年賀状などの被スタンプ対
象に文字や図形などのキャラクタを印字する手段とし
て、原板上に文字や図形などのキャラクタの形状を彫刻
刀などで彫り込んで、インクを塗り付けた後、被スタン
プ対象に押印することにより転写するようにしたスタン
プが用いられている。
【発明が解決しようとする課題】
【0004】ところが従来のスタンプによると、ユーザ
が自分で文字や図形などのキャラクタを彫り込むため
に、煩雑な手間が必要であるので、絵葉書や年賀状など
の被スタンプ対象に転写すべき文字や図形を容易には作
れない問題がある。
【0005】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、写し換えるべきキャラクタの形状を簡易作業で作る
ことができるようにしたスタンプを提案しようとするも
のである。
【課題を解決するための手段】
【0006】かかる課題を解決するため本発明において
は、転写部材支持部4に設けた多数の保持孔11に、イ
ンクを含浸した転写部材12を、選択的に装着すること
により、被スタンプ対象に転写すべきキャラクタの形状
を作り、転写部材支持部に装着した転写部材を上記被ス
タンプ対象に押印したとき上記キャラクタの形状を構成
する表示ドットを被スタンプ対象に転写するようにし、
これによりユーザが所望のキャラクタの形状を簡易に作
ることができる。
【発明の実施の形態】
【0007】以下図面について、本発明の一実施の形態
を詳述する。
【0008】図1において、1は全体としてスタンプを
示し、絵葉書、年賀状等の被スタンプ対象に対接する横
断面がほぼ正方形状の底板部2を有する。
【0009】底板部2の周囲には、僅かに情報に延長す
る縁部3が形成され、これにより底板部2が全体として
方形皿型形状になっている。
【0010】底板部2の内側には、横断面が正方形状の
ブロック状の転写部材支持部4が配設され、転写部材支
持部4の上端部に正方形状の蓋部5が被せられている。
【0011】転写部材支持部4には、その厚みを上下方
向に貫通する断面円形の貫通孔でなる保持孔11が設け
れており、この保持孔11内に転写部材12がはめ込み
装着されている。
【0012】転写部材12は図3に示すように、断面円
形の多孔質インク含浸用素材でなり、2−3デニールの
繊維をウレタン等の樹脂で固めることにより、棒状に成
形されている。
【0013】かくして転写部材12の先端面12Aに絵
葉書、年賀状等の被スタンプ材料が押し付けられた時
(これを押印と呼ぶ)、先端面12Aに滲み出ているイ
ンクが被スタンプ対象の表面に転写され、これにより先
端面12Aの形状及び大きさの表示ドット(この実施の
形態の場合、直径が1.2〔mm〕の円形形状のドッ
ト)として転写される。
【0014】転写部材支持部4には、図4及び図5に示
すように、マトリスク上に所定間隔(例えば2〔mm〕
間隔)で、多数(例えば21行21列分)の保持孔11
が穿設されている。
【0015】保持孔11は、図に4示すように、下端部
以外の上側部分に大きな直径の大径部分11Aを有する
と共に、下端部に小さい直径の小径部分11Bを有す
る。
【0016】これに対応するように、転写部材12は上
側部に大きい直径の大径部分12Bを有すると共に、先
端部に小さい直径の小径部分12Cをする。これにより
転写部材12を保持孔11に上方から挿入したとき、転
写部材12の大径12Bが保持孔11の大径部分11A
にはまり込むと共に、転写部材12の小径部分12Cが
保持孔11の小径部分11Bにはまり込み、かつ転写部
材12の大径部分12B及び小径部分12C間の段差部
分が保持孔11の段差部分に当接することにより、全体
として転写部材12がその下端部及び上端部を転写部材
支持部4から下方及び上方に突出させた状態で保持孔1
1内にはめ込み保持される。
【0017】転写部材支持部4(図4)の側面には、周
囲全面に連なるように、鍔部4Aが突出するように設け
られ、鍔部4Aより上方の側面部分に蓋部5がはめこめ
れている。
【0018】蓋部5は転写部材支持部4の側面と対接す
る正方形枠型の側面板部5Aと、側面板部5Aの上端を
塞ぐ上面板部5Bと、上面板部5Bの上表面に取り付け
られた把持部5Cとを有し、上面板部5Bの内面に例え
ばスポンジ材等の緩衝材でなる板状抑え部材13が付着
されている。
【0019】かくして、転写部材支持部4の保持孔11
に転写部材12がはめ込まれ、かつ、転写部材支持部4
の上側面に蓋部5が被された状態において、蓋部5の板
状抑え部材13が転写部材支持部4から上方に突出して
いる転写部材12の上端面12Dに対接してその弾発力
によって転写部材12を保持孔11の段差部に押し付け
保持する。
【0020】転写部材支持部4の鍔部4Aより下方の側
面には、上下方向に摺動自在に底板部2の縁部3が挿入
される。
【0021】底板部2の転写部材12の小径部分12C
と対向する位置には、底板部2の厚みを貫通するように
断面円形の挿通孔2Aが穿設されている。
【0022】挿通孔2Aは、転写部材12の小径部分1
2Cの直径より大きな直径を有し、従って底板部2が転
写部材支持部2の外周面に沿って上下方向に摺動したと
き、転写部材12の小径部分12のうち、転写部材支持
部4から下方に突出している部分が挿通孔2Aを通って
底板部2の下面より下方に突出したり、挿通孔2Aの内
側に引っ込んだりすることができる。
【0023】このようにして、底板部2の縁部3の内面
に転写部材支持部4の下側面が摺動自在に挿入した状態
において、縁部3の上端面が転写部材支持部4の鍔部4
Aに下方から対向した状態になり、当該互いに対向して
いる縁部3及び鍔部4A間に板ばね15が設けられてい
る。これにより板ばね15は縁部3及びつば部4A間を
上下方向に引き離すように偏倚させ、この状態において
転写部材12の小径部分12Cの下方に突出している部
分を底板部2の挿通孔2A内に引き込んだ状態にする。
【0024】板ばね15は、かかる偏倚状態の時に、蓋
部5が下方に押し下げられることにより転写部材支持部
4の鍔部4Aが底板部2の縁部3に近づいた時、圧縮動
作し、これにより転写部材12の小径部分12Cのう
ち、転写部材支持部4から下方に突出している部分が底
板部2の挿通孔2Aから下方に突出できる状態になる。
【0025】このように、転写部材12が下方に移動し
たときその小径部分12Cが底板部2の挿通孔2Aを通
って移動できるように、底板部2にはその厚味を貫通す
るように、かつ転写部材支持部4の保持孔11の中心線
上に位置するように、図2に示すようにマトリクス状
に、挿通孔2Aが設けられている。
【0026】この実施の形態の場合、板ばね15は転写
部材支持部4の四隅において直角方向に折れ曲がった平
面形状を有し、これにより、蓋部5が上方から押し下が
られた時、当該押し下げ力を四隅の板ばね15によって
均等に受けることにより、蓋部5の下方への移動が全体
として片向くことなく、従って転写部材12の小径部分
12Cが一斉に真下方向に向かって移動するように構成
されている。
【0027】また、この実施の形態の場合、底板部2の
縁部3の先端外側面に、板ばね15に外側から当接する
ように枠状の連結板部16が設けられており、その内側
上端部に内側に突出して転写部材支持部4の連結板部1
6の内側面によって規正されながら鍔部4Aの上端面に
係合する係合部16Aが形成され、これにより板ばね1
5がつば部4Aを上方に押し上げる偏倚状態になった
時、鍔部4Aを係止部16Aによって係止し、これによ
り板ばね15による転写部材支持部4の情報への偏倚状
態を係止できるようになされている。
【0028】以上の構成において、ユーザは、スタンプ
1を用いて絵葉書や年賀状等の被スタンプ対象にキャラ
クタの形状の押印作業をする前に、転写部材支部4から
蓋部5を抜き取つて転写部材支持部4の保持孔11のう
ち、押印しようとする文字又は図形等のキャラクタ形状
を形成する位置に、転写部材12を上方から差し込む。
【0029】例えば図6に示すような『熊の顔の図形』
の形状PT1や、図7に示すような『魚の図形』の形状
PT2を用意したい場合には、当該図形の形状を描きた
い場所にある保持孔11に転写部材12をはめ込む。
【0030】その際に図8に示すように、転写部材12
A、12B……12Nを、色々な色のインクを含浸させ
た円筒状筆立21A、21B、……21N内に予め用意
しておけば、1つの図形について、多様な色付作業を、
簡便にすることができる。
【0031】転写部材支持部4に転写部材12をはめ込
んだ後、ユーザが蓋部5を転写部材支持部4に被せ、そ
の側面板部4Aの下端が転写部材支持部4の鍔部4Aの
上面に当接する位置まで押し込む。
【0032】このとき、蓋部5の上面板部5B内に設け
られた板状抑え部材13が転写部材12のうち転写部材
支持部4から上方に突出している大径部分12Bの上方
端面12Dに対接することにより、転写部材12を保持
孔11内にしっかりと保持する。
【0033】この状態において、ユーザは蓋部5の把持
部5Cを把持して被スタンプ対象に底板部12の下面を
当接させた状態にして、蓋部15を押し下げる。
【0034】このとき、転写部材支持4は板ばね15の
偏倚力に抗して下方に移動することにより、転写部材1
2の小径部分12Cのうち転写部材支持部4から下方に
突出している部分が底板部2の挿通孔2Aを通ってその
下面に突出するように動く。
【0035】その結果、転写部材12の先端面12Aが
被スタンプ対象の表面に当接することにより直径1.2
〔mm〕の円形のドットを転写することができ、かくし
て全ての転写部材12によって熊の顔の形状PT1(図
6)又は魚の形状PT2(図7)を被スタンプ対象に押
印することができる。
【0036】かかる押印作業が終了したとき、ユーザは
蓋部5の把持部5Cをもって被スタンプ対象から引き離
すと、底板部2が、板ばね15の偏倚力によって、係合
部16Aが転写部材支持部4の鍔部4Aに係合する位置
に、下方に押し下げられ、この結果転写部材12の小径
部分12Cが底板部2の挿通孔2A内に引っ込んだ状態
になる。
【0037】その結果、転写部材12に含浸されている
インクによって被スタンプ対象以外のものを汚したり、
転写部材12を壊したりするようなおそれがなくなる。
【0038】以上の構成によれば、ユーザが押印したい
文字や図形等のキャラクタの形状を作る際には、転写部
材支持部4の保持孔11に転写部材12を差し換えるよ
うな作業をするだけで、簡易かつ容易に図形を作ること
ができる。
【0039】なお、上述の実施の形態においては、転写
部材支部4の保持孔11の配列(従って底板部2の挿通
孔2Aの配列)をマトリスク状に、21行21列に構成
した場合について述べたが、これに代え、図9に示すよ
うに、各行ごとに順次間に配置するような、いわゆる千
鳥に、配列する等と、保持孔11の配列や個数を必要に
応じて変更してもよい。
【0040】また、転写部材12として断面が円形のも
のを用いたが、転写部材12の断面としては楕円、多角
形等種々のものを適用し得る。
【0041】さらに、上述の実施の形態においては、転
写部材支持部4及び底板部2として、横断面が正方形状
のものを用いたが、これに限らず円形、楕円形等のよう
な種々の形状のものを用いてもよい。
【発明の効果】
【0042】上述のように本発明によれば、転写部材支
持部にインクを含浸した転写部材を選択的に装着して被
スタンプ対象に押印するようにしたことにより、キャラ
クタの形状を簡易に作ることができる簡便なスタンプを
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるスタンプの実施の形態を示す縱断
面である。
【図2】図1の底板部2を示す底面図である。
【図3】図1の転写部材12を示す拡大側面図である。
【図4】図1の転写部材支持部4を一部を断面として示
す側断面図である。
【図5】図4の転写部材支持部4の底面図である。
【図6】転写するキャラクタ形状を示す略線図である。
【図7】転写するキャラクタ形状を示す略線図である。
【図8】多色の転写部材を示す平面図である。
【図9】転写部材支持部の他の例を示す底面図である。
【符号の説明】
1……スタンプ、2……底板部、2A……挿通孔、3…
…縁部、4……転写部材支持部、5……蓋部、5A……
側面板部、5B……上面板部、5C……把持部、11…
…保持孔、12……転写部材、12A……先端面、12
B……大径部分、12C……小径部分、12D……上端
面、13……板状抑え部材、15……板ばね、16……
連結板部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】転写部材支持部に設けた多数の保持孔に、
    インクを含浸した転写部材を、選択的に装着することに
    より、被スタンプ対象に転写すべきキャラクタの形状を
    作り、 上記転写部材支持部に装着した上記転写部材を上記被ス
    タンプ対象に押印したとき上記キャラクタ形状を構成す
    る表示ドットを上記被スタンプ対象に転写することを特
    徴とするスタンプ。
JP2001019909A 2001-01-29 2001-01-29 スタンプ Pending JP2002225403A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100780457B1 (ko) * 2006-10-24 2007-11-29 배지성 맵핑이 가능한 스탬프

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