JPH08108605A - 印 判 - Google Patents
印 判Info
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- JPH08108605A JPH08108605A JP28902694A JP28902694A JPH08108605A JP H08108605 A JPH08108605 A JP H08108605A JP 28902694 A JP28902694 A JP 28902694A JP 28902694 A JP28902694 A JP 28902694A JP H08108605 A JPH08108605 A JP H08108605A
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Abstract
対して回転してしまうという問題や、捺印時に過度の押
圧力が加えられたときに印字体が圧潰されて含浸されて
いるインキが過剰に流出して印影が滲み鮮明な印影が得
られないという問題がある。本発明は、このような問題
を同時に解決できる印判を提供する。 【構成】 連続気泡を有する多孔性ゴム印材よりなる印
字体1の裏面を凹凸状となし、その印字体1の裏面にお
ける凸部8の割合を15〜30%とし、かつ、印字体1
の裏面における各凸部8の断面積を0.12〜1.13
mm2 とし、その印字体1を収納する印字体ホルダー2
において印字体1の裏面が当接する受座3に印字体1の
裏面の凹部4に嵌入する小突起を設けたことを特徴とす
る。
Description
気泡を有する多孔性ゴム印材よりなるインキを含浸可能
な印字体を装着した印判に関する。
ルダーに対して印字体が回転することがあり、外ケース
の方向表示と印字体の印字の向きとにずれが生じる問題
があった。このような問題を解決するものとして、従
来、実公平2−43745号公報に示されたように、先
端が尖った突起を印字体収納部に設けて、その突起を印
字体にくい込ませることにより印字体の回転を防ぐよう
に構成した印判が提案されている。
判には、上記のように印字体が回転する問題と、捺印時
に過度の押圧力が加えられたときに印字体が圧潰されて
含浸されているインキが過剰に流出して印影が滲み鮮明
な印影が得られないという問題もある。そこで、本発明
は、このような問題を同時に解決できる斬新な印判の提
供を目的とするものである。
に、本発明の印判は、連続気泡を有する多孔性ゴム印材
よりなる印字体1の裏面を凹凸状となし、その印字体1
の裏面における凸部8の割合を15〜30%とし、か
つ、印字体1の裏面における各凸部8の断面積を0.1
2〜1.13mm2 とし、その印字体1を収納する印字
体ホルダー2において印字体1の裏面が当接する受座3
に印字体1の裏面の凹部4に嵌入する小突起を設けたこ
とを特徴とする構成としたものである。尚、ここで各凸
部8の断面積とは、印面に平行な横断面の面積をいうも
のとする。
台形状のリブ6としたり、又は、テーパ状のリブ7とす
ることができる。
印字体ホルダー2に設けた小突起を嵌入させることによ
って印字体1の回転が阻止される。また、印字体1の裏
面を凹凸状として、その裏面における凸部8の割合を1
5〜30%とし、かつ、印字体1の裏面における各凸部
8の断面積を0.12〜1.13mm2 としたことによ
り、過度の押圧力が加えられたときに、その裏面の凸部
8が適度のクッション性を発揮して印字体1の圧潰を防
ぐ。
ず図1〜図4は第1実施例を示したものである。符号1
が連続気泡を有する多孔性ゴム印材よりなる丸形の印字
体であり、この印字体1はその裏面に溝を格子状に形成
することによって凹部4と凸部8を設けている。尚、凹
部4や凸部8の形状は自由であるが、この凸部8の裏面
における割合は15〜30%に、又、各凸部8の断面積
は0.12〜1.13mm2 に設定している。次に、符
号2が印字体ホルダーであり、この印字体ホルダー2
は、印字体1をその印面が露出する状態に嵌着させる印
字体収納孔部9を有すると共に、その奥に内径が少し縮
小したインキ吸蔵体収納孔部10を連通するように設け
て、印字体収納孔部9とインキ吸蔵体収納孔部10との
段差面を印字体1の裏面の周端部が当接する受座3とな
し、その受座3の周方向の所要位置に複数の小突起、す
なわち四角柱状のリブ5を設けている。この四角柱状の
リブ5を設ける場所は、印字体1を正しい向きで印字体
収納孔部9に嵌着したときに、その印字体1の裏面の凹
部4と一致する位置にする必要がある。尚、この四角柱
状のリブ5や上記の印字体1の裏面に設けた凹部4や凸
部8は、図面上少し誇張して大きく描いてあるが、実際
はもっと小さいものである。印字体ホルダー2は、その
インキ吸蔵体収納孔部10にインキ吸蔵体11を嵌着さ
せてから、その印字体収納孔部9に印字体1を嵌着し
て、印字体1の裏面にインキ吸蔵体11の前面を接触さ
せることによりインキ吸蔵体11から印字体1へのイン
キ供給を可能にすると共に、印字体1の裏面の周端部の
凹部4に対して受座3に設けた四角柱状のリブ5を嵌入
させている。尚、印字体ホルダー2の先端外周部には、
印字体1の印面を露出させる開口を設けた金属製カバー
12を嵌着して印字体1を抜け止めしている。
2は、例えば図4に示すようなケース13に装着されて
使用される。このケース13は先軸14と握り軸15と
スライド自在なフード16とから成り、又、先軸14の
先端外周部にはキャップ(図示せず)が嵌着するように
なっている。印字体ホルダー2は、その先端外周部をフ
ード16で覆って、先軸14の内部に挿入されて固着さ
れ、先軸14の内面段部とフード16の間にはコイルば
ね17が介装されている。捺印する場合は、フード16
の先端を紙面(図示せず)に当接した状態で握り軸15
を押下する。握り軸15と先軸14と印字体ホルダー2
とがコイルばね17を圧縮しながら一体的に下降し、フ
ード16は印字体ホルダー2に対し相対的に上昇するこ
とになって、印字体1の印面18が紙面に当接して捺印
が行われる。尚、ケース13の構造はこの実施例に限定
されるものではなく自由である。
のである。尚、印字体1やケース13の構造は上記の第
1実施例と同じなので説明を省略し、異なる点のみを説
明する。この実施例では、印字体ホルダー2の受座3に
設ける小突起を断面台形状のリブ6としている。
ものである。これも印字体1やケース13の構造は上記
の第1実施例と同じなので説明を省略し、異なる点のみ
を説明する。この実施例では印字体ホルダー2の受座3
に設ける小突起をテーパ状のリブ7としている。
ダー2の受座3に設けた小突起を印字体1の裏面に設け
た凹部4に嵌入させることによって印字体ホルダー2に
対する印字体1の回転を防止してケースの方向表示と印
字体1の印面における印字の向きとのずれを無くすこと
ができ、かつ、印字体1の裏面に設けた凸部8の裏面に
おける割合を15〜30%となし、かつ各凸部8の断面
積を0.12〜1.13mm2 とすることによって、そ
の凸部8のクッション性が最適となって、好適な捺印感
を得られると共に、過度の押圧力が加えられたときの印
字体1の圧潰に基づく過剰なインキの流出を防止して、
滲みのない美麗で鮮明な印影を確実に得られるという効
果がある。また、請求項2記載のように印字体ホルダー
2の受座3に設ける小突起を断面台形状のリブ6となせ
ば、印字体1の裏面の凹部4に対する嵌入が容易化して
凸部8を誤って押すことが無くなり、又、その両側の斜
面が凹部4の両側の縁に当接するので印字体1の周方向
のガタを無くすことができるという利点も得られる。さ
らに、請求項3記載のように印字体ホルダー2の受座3
に設ける小突起をテーパ状のリブ7となせば、そのテー
パに印字体1の裏面の凹部4の底が当接するので、印字
体1の高さのバラツキを吸収させることができると共
に、印字体1を求心させて印字体ホルダー2と印字体1
の中心とを一致させることができるという利点も得られ
る。
一部を示す斜視図である。
る。
を示す平面図である。
る。
一部を示す斜視図である。
を示す平面図である。
る。
一部を示す斜視図である。
を示す平面図である。
ある。
Claims (3)
- 【請求項1】 連続気泡を有する多孔性ゴム印材よりな
る印字体1の裏面を凹凸状となし、その印字体1の裏面
における凸部8の割合を15〜30%とし、かつ、印字
体1の裏面における各凸部8の断面積を0.12〜1.
13mm2 とし、その印字体1を収納する印字体ホルダ
ー2において印字体1の裏面が当接する受座3に印字体
1の裏面の凹部4に嵌入する小突起を設けたことを特徴
とする印判。 - 【請求項2】 小突起を四角柱状のリブ5又は断面台形
状のリブ6とした請求項1記載のの印判。 - 【請求項3】 小突起をテーパ状のリブ7とした請求項
1記載の印判。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28902694A JP3580873B2 (ja) | 1994-10-27 | 1994-10-27 | 印判 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28902694A JP3580873B2 (ja) | 1994-10-27 | 1994-10-27 | 印判 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27047294A Division JP3295828B2 (ja) | 1994-10-07 | 1994-10-07 | 印 判 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08108605A true JPH08108605A (ja) | 1996-04-30 |
JP3580873B2 JP3580873B2 (ja) | 2004-10-27 |
Family
ID=17737871
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28902694A Expired - Fee Related JP3580873B2 (ja) | 1994-10-27 | 1994-10-27 | 印判 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3580873B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005349674A (ja) * | 2004-06-10 | 2005-12-22 | Mitsubishi Pencil Co Ltd | 印鑑 |
CN115091867A (zh) * | 2022-08-04 | 2022-09-23 | 王�琦 | 基于多段码方式调整油印内容的组合印章 |
-
1994
- 1994-10-27 JP JP28902694A patent/JP3580873B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005349674A (ja) * | 2004-06-10 | 2005-12-22 | Mitsubishi Pencil Co Ltd | 印鑑 |
CN115091867A (zh) * | 2022-08-04 | 2022-09-23 | 王�琦 | 基于多段码方式调整油印内容的组合印章 |
CN115091867B (zh) * | 2022-08-04 | 2023-06-02 | 王�琦 | 基于多段码方式调整油印内容的组合印章 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3580873B2 (ja) | 2004-10-27 |
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