JP2002224997A - ワーク型抜装置 - Google Patents
ワーク型抜装置Info
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Abstract
型抜作業を効率良く行なうことができるワーク型抜装置
を提供する。 【解決手段】 ワーク型抜装置10は、ワーク30の製
品部31に対応する開口11aが形成された下型11
と、下型11との間でワーク30を押圧し、ワーク30
の連結部33を破断してワーク30を製品部31と周縁
部32とに分離する上型15とを備えている。上型15
は支持板16と、支持板16に進退自在に設けられた複
数のピン17とを有している。ワーク30の形状対応し
てピン17を支持板16に対して引込めたり突出させて
調整し、膨張チューブ20によりピン17を固定する。
Description
ークを製品部と周縁部とに分離するワーク型抜装置(い
わゆるブランキング装置)に関する。
製品部31と、製品部31に破断自在の連結部33を介
して連結された周縁部32とからなるワーク30が知ら
れている。このようなワーク30は、ワーク型抜装置1
0により打抜かれ、製品部31と周縁部32とに分離さ
れる。この場合、ワーク型抜装置10はワーク30の製
品部31に対応する開口が形成された一方の型(下型)
11と、一方の型11との間でワーク30を押圧しワー
ク30の連結部33を破断する他方型(上型)15aと
からなり、図8に示す他方の型15aは各製品部31の
形状毎に準備される。
品部31は製品として取出され、同時に周縁部32は打
抜カスとして処理される。
示すワーク型抜装置10の他方の型15aは、各製品部
31の形状毎に準備される。
方の型15aを準備することは煩雑であり、とりわけ型
15aの変換作業が面倒である。また各製品部31の形
状に合わせて準備した型15aを保管するためのスペー
スも必要となる。
ものであり、製品部の形状毎に型を準備する必要のない
ワーク型抜装置を提供することを目的とする。
品部に破断自在の連結部を介して連結された周縁部とか
らなるワークを打抜くワーク型抜装置において、ワーク
の製品部に対応する開口が形成された一方の型と、一方
の型との間でワークを押圧し、ワークの連結部を破断し
てワークを製品部と周縁部とに分離する他方の型とを備
え、他方の型は支持板と、支持板に進退自在に取付けら
れた複数のピンと、ピンを支持板に固定する固定手段と
を有し、固定手段は支持板上であって各ピン間に配置さ
れた膨張チューブと、このチューブ内にエアを供給する
エア供給源とからなり、膨張チューブ内にエアを供給し
て膨張する膨張チューブによりピンを支持板に固定する
ことを特徴とするワーク型抜装置である。
るピンを支持板側へ引込め、製品部に対応するピンを支
持板から突出させる。次に膨張チューブへエア供給源か
らエアを供給し、膨張チューブによりピンを固定する。
一方の型と他方の型とによりワークを押圧した場合、ワ
ークの周縁部に対応するピンが一方の型との間でワーク
の周縁部を狭持し、製品部に対応するピンがワークの製
品部を押圧する。
施の形態について説明する。図1乃至図3は本発明によ
るワーク型抜装置の第1の実施の形態を示す図である。
たワーク型抜システム1について説明する。図6に示す
ように、ワーク型抜システム1は多数の刷本Bが集積さ
れた刷本集積部2と、刷本Bを搬送する刷本搬送部3
と、刷本Bに破断自在の連結部33を残して切目を形成
する切目形成部4とを備えている。
形成して製品部31と、製品部31に破断自在の連結部
33を介して連結された周縁部32とからなるワーク3
0を作製するものである(図1および図6参照)。切目
形成部4で作製されたワーク30は、本発明によるワー
ク型抜装置10へ送られる。次にワーク30はワーク型
抜装置10において打抜かれて、ワーク30の連結部3
3が破断され、ワーク30が製品部31と周縁部32と
に分離される。
部7から取出され、周縁部32は打抜カスとして打抜カ
ス排出部6から排出される。
10について説明する。図1および図2(a)(b)に
示すように、ワーク型抜装置10はワーク30の製品部
31の形状に対応する形状を有する開口11aが形成さ
れた一方の型(下型)11と、一方の型11との間でワ
ーク30を押圧しワーク30の連結部33を破断してワ
ーク30を製品部31と周縁部32とに分離する他方の
型(上型)15とを備えている。
とからなり、これら横枠12と縦枠13は互いに摺動可
能となって、下型11の開口11aの形状を可変とする
ことができる。このため製品部31の形状が種々変化し
ても、製品部31の形状に合わせて下型11の開口11
aの形状を変化させることにより、製品部31毎に下型
11を準備する必要はなくなる。
定しておき、開口を有する治具(図示せず)を下型11
に嵌込み、製品部31の形状毎に治具を交換してもよ
い。
支持板16bとからなる支持板16と、各支持板16
a,16bの貫通穴18に取付けられた複数のピン17
とを有している。
り、このためピン17は各支持板16,16bに対して
進退自在となっている。またピン17の上端にはストッ
パ17aが設けられている。このためピン17は支持板
16に対して進退自在となっているが、抜け落ちること
はない。なお、ストッパ17aの代わりに止め輪(図示
せず)を設けてもよい。図4に示すように、ピン17は
各支持板16a,16bの貫通穴18に1つ置きに配置
されているが、図1のようにピン17をすべての貫通穴
18内に配置してもよい。
板16aと下方支持板16bは、互いの間の間隙が一定
となるよう図示しない結合具で結合されており、上方支
持板16aと下方支持板16bとの間に、各ピン17を
上方支持板16aと下方支持板16bに対して固定する
膨張チューブ20が設けられている。
下方支持板16bとの間であって、各ピン17間に複数
配置され、各膨張チューブ20にはエア管24を介して
エア供給源23が接続されている。そしてエア供給源2
3からエアを膨張チューブ20に供給して膨張チューブ
20を膨張させることにより、各ピン17を押圧保持す
るようになっている。ここで膨張チューブ20、エア管
24およびエア供給源23により固定手段が構成され
る。
本体21(図3(a))と、ゴム製チューブ本体を被覆
する被覆材22(図3(b))とからなっている。ゴム
製チューブ本体21は、例えばシリコンゴム等からなり
容易に膨張することができる。またゴム製チューブ本体
21を被覆する被覆材22は、柔軟で破断しにくい材
料、例えば繊維材料からなり、ゴム製チューブ本体21
を外方から適切に保護するとともに、ゴム製チューブ本
体の膨張時の形状を均一に維持するようになっている。
aおよび下方支持板16bに取付けられたピン17は、
平面上において多列および多段に規則的に配置されてお
り、各膨張チューブ20は各ピン17間にくし状に延び
ている。
チューブ20は各ピン17に当接するかまたは当接しな
い状態となっており、、エアが供給された状態で膨張チ
ューブ20は各ピン17を押圧保持する。
の作用について説明する。
ち、ワーク30の周縁部32に対応するピン17を支持
板16側へ引込め、ワーク30の製品部31に対応する
ピン17を支持板16から突出させ、ワーク30の形状
に合わせてピン17の位置を調整しておく。次にエア供
給源23からエア管24を介して膨張チューブ20内に
エアを供給する。このように膨張チューブ20内にエア
を供給し、膨張チューブ20を膨張させることにより膨
張チューブ20によりピン17を押圧保持して上方支持
板16aおよび下方支持板16bに対してピン17を固
定することができる(図5)。
にワーク30が矢印L方向から進入し、その後ワーク3
0が下型11上の所定位置に停止する。このときワーク
30の製品部31は下型11の開口11aに対応した位
置にある(図2(a))。
15がワーク30の上方から下方へ向けて降下する。こ
の場合、ワーク10のうち製品部31は下型11の開口
11a上にあり、一方周縁部32は下型11により支持
される。このため上型15のピン17のうち、周縁部3
2に対応するピン17は下型11により停止し、下型1
1との間で周縁部32を挟持する。
下型11により停止することはなく、製品部31を開口
11a内へ押下げ、連結部33を破断して製品部31と
周縁部32とを分離する。
部32とを破断自在に連結するものであり、本実施の形
態では、例えば製品部31と周縁部32との間の複数の
連結点からなっている。
ク30の形状に合わせてピン17の位置を調整した後、
ピン17を膨張チューブ20により押圧保持する。次に
ワーク30を製品部31が開口11a上にくるように下
型11上に配置し、複数のピン17を有する上型15を
降下させるだけで、周縁部32に対応するピン17によ
り周縁部32を挟持し、かつ製品部31に対応するピン
17を降下させて、連結部33を破断して製品部31と
周縁部32とを分離することができる。このように上型
15を製品部31の形状に合わせて準備したり変換する
必要はないので、ワーク型抜作業の容易化を図ることが
できる。
ークの製品部の形状に対応させていちいち交換すること
はなく、製品部の形状が変化しても、その都度ピンの位
置を調整した後、ピンを膨張チューブにより固定してか
ら製品部をピンにより押圧することができる。このため
ワークの型抜作業を効率良く行なうことができる。
示す斜視図。
面図。
示す図。
Claims (4)
- 【請求項1】製品部と、製品部に破断自在の連結部を介
して連結された周縁部とからなるワークを打抜くワーク
型抜装置において、 ワークの製品部に対応する開口が形成された一方の型
と、 一方の型との間でワークを押圧し、ワークの連結部を破
断してワークを製品部と周縁部とに分離する他方の型と
を備え、 他方の型は支持板と、支持板に進退自在に取付けられた
複数のピンと、ピンを支持板に固定する固定手段とを有
し、 固定手段は支持板上であって各ピン間に配置された膨張
チューブと、このチューブ内にエアを供給するエア供給
源とからなり、 膨張チューブ内にエアを供給して膨張する膨張チューブ
によりピンを支持板に固定することを特徴とするワーク
型抜装置。 - 【請求項2】膨張チューブはゴム製チューブ本体と、ゴ
ム製チューブ本体を被覆する被覆材とからなることを特
徴とする請求項1記載のワーク型抜装置。 - 【請求項3】支持板は上方支持板と、下方支持板とから
なり、膨張チューブは上方支持板と下方支持板との間に
狭持されていることを特徴とする請求項1記載のワーク
型抜装置。 - 【請求項4】膨張チューブはエアが供給されない状態で
各ピンに当接するかまたは当接しない状態となってお
り、エアが供給されて各ピンを押圧保持することを特徴
とする請求項1記載のワーク型抜装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001023403A JP4616486B2 (ja) | 2001-01-31 | 2001-01-31 | ワーク型抜装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2002224997A true JP2002224997A (ja) | 2002-08-13 |
JP4616486B2 JP4616486B2 (ja) | 2011-01-19 |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4616486B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101223929B1 (ko) * | 2010-10-07 | 2013-01-17 | 주식회사 에소니아 | 라인스터드 핫픽스 제조용 금형장치 |
Citations (4)
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JPH0368976U (ja) * | 1989-10-31 | 1991-07-08 | ||
JPH0487799A (ja) * | 1990-07-31 | 1992-03-19 | Dainippon Printing Co Ltd | ブランク打抜方法、その装置及びシステム |
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JPH11333597A (ja) * | 1998-05-22 | 1999-12-07 | Fuji Oozx Inc | 圧粉体の送り出し装置 |
-
2001
- 2001-01-31 JP JP2001023403A patent/JP4616486B2/ja not_active Expired - Fee Related
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