JP2002224786A - リベット用締結機のための回転装置 - Google Patents

リベット用締結機のための回転装置

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JP2002224786A JP2002002956A JP2002002956A JP2002224786A JP 2002224786 A JP2002224786 A JP 2002224786A JP 2002002956 A JP2002002956 A JP 2002002956A JP 2002002956 A JP2002002956 A JP 2002002956A JP 2002224786 A JP2002224786 A JP 2002224786A
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Joachim Moeser
メサー ヨアヒム
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    • B21J15/00—Riveting
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    • B23K9/206—Stud welding with automatic stud supply
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  • Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 Ｃブラケットとピックアップ装置が互いに回
転可能であり、異なる角度設定位置のところに容易に停
止させることができる、リベット用の締結機のための回
転装置を提供する。 【解決手段】 回転可能なピックアップ装置（１）を備
えた、リベット、特に自動穿孔リベット又はポップリベ
ット用の締結機のための回転装置において、ピックアッ
プ装置（１）が、開状態においてピックアップ装置
（１）をヘッドピース（１２）に対して自由に回転さ
せ、閉状態においてピックアップ装置（１）を所定の角
度位置のところに停止させる回転角ロック（２）を有す
ることを特徴とする回転装置。本発明は、更なる工具を
必要とせずに、手動で簡単に、ピックアップ装置（１）
のヘッドピース（１２）に対する自由な回転及び停止が
可能である点で特徴づけられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転可能なピック
アップ装置を備えた、例えばリベット、特に自動穿孔リ
ベット又はポップリベット用の締結機のための回転装置
に関する。
【０００２】
【従来の技術】締結機のためのピックアップ装置は、リ
ベットを加工物上に締結して該リベットを加工物上に固
定するために、リベットを拾い上げる機能を有する。締
結作業の際にリベットを介して加工物に作用する力は、
ほぼ大きなＣ形状を有し、加工物を囲むＣブラケットに
よって、加工物の反対側に吸収される。供給管がピック
アップ装置に接続され、ピックアップ装置にリベットを
供給する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】締結機に回転可能なＣ
ブラケットを設けて、場所をとるＣブラケットが加工物
と衝突するのを回避することが知られている。例えば、
回転装置のピックアップ装置を停止させることができる
配向ピンが、Ｃブラケット上に設けられていた。このよ
うな配向ピンによりこの種のピックアップ装置を配向す
ることは、これに相応する経費をかけ、工具を使用した
場合にのみ、可能であった。今日までは、締結機のピッ
クアップ装置を自由に回転させるためには、配向ピンを
引き抜き、ピックアップ装置を回転させ、そして配向ピ
ンを再び挿入することが行われていた。これに伴う課題
は、例えば供給管のような供給路が加工物に接触する恐
れがある場合に、ピックアップ装置の位置を変化させる
のに時間がかかり、しばしば手作業が必要になることで
あった。本発明の目的は、Ｃブラケットとピックアップ
装置が互いに回転可能であり、異なる角度設定位置のと
ころに容易に停止させることができる、リベット締結機
のための回転装置を開示することである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この目的は、特許請求の
範囲の請求項１の特徴を備えた回転装置により、本発明
によって達成される。各々の場合に個々に或いは組み合
わせて発生し得る、本発明の有利な形態および更なる展
開が、特許請求の範囲の従属項の主題となる。回転可能
なピックアップ装置を備えた、リベット、特に自動穿孔
リベット又はポップリベット用締結機のための、本発明
による回転装置は、回転角ロックを備えたピックアップ
装置を有し、この回転角ロックが、その開状態におい
て、同様に回転できるように保持されたヘッドピース、
特にＣブラケットに対するピックアップ装置の自由な回
転を許容し、閉状態において、ピックアップ装置をヘッ
ドピースに対して所定の角度位置のところに停止させ
る。供給管は、回転可能なピックアップ装置によって、
加工物から遠去かる方へ適当に向きを変えられ、加工物
との衝突が回避される。予め定めることができる角度設
定によって、ピックアップ装置を所望の角度設定位置の
ところに停止させることができる。回転角ロックの作用
により、引き抜いたり取り外したりしなければならない
部品を必要とせずに、簡単な方法で停止を行わせ、再び
解放することができ、複雑な作業を必要としない自由な
回転および簡単な停止が可能となる。
【０００５】本発明の更なる展開では、回転角ロック
は、ピックアップ装置を所定の角度設定位置に停止させ
るラッチ手段を有する。ラッチ手段によって、或る回転
角度を予め定めることができ、これにより、ピックアッ
プ装置の回転角度の簡単な設定が可能となり、ピックア
ップ装置の望ましくない変形が回避される。好ましい更
なる展開では、少なくとも１個のボールと少なくとも１
個のキャビティが、ラッチ手段として設けられ、ボール
が、回転角ロックの回転軸線を含む平面内においての
み、ヘッドピースに回転不能に連結されたガイドによっ
て、移動可能であり、キャビティが、ピックアップ装置
に回転不能に連結されたピックアップ装置ホルダ上に配
置されており、ボールが、ピックアップ装置の停止状態
においてキャビティ内に少なくとも部分的に延び、これ
により、ピックアップ装置のヘッドピースに対する回転
を阻止する。ボールが、回転係止具の回転軸線を含む平
面内においてガイドによって移動可能であり、ピックア
ップ装置の停止状態でギャビティ内に少なくとも部分的
に延びている場合、すなわち停止状態では、ガイドに対
するピックアップ装置ホルダ、或いは、ヘッドピースに
対するピックアップ装置の回転が阻止される。例えば、
ボールのガイドに沿った動きが、回転軸線から遠去かる
方へ半径方向外方に、或いは、ピックアップ装置の回転
軸線に対して平行な方向に、或いは、２つの方向の合成
方向に向けて生じるようにすることができる。ピックア
ップ装置の回転は、如何なる場合においても、ボールが
キャビティ内に延びていない場合にのみ可能である。
【０００６】本発明の特別の更なる展開によれば、少な
くとも８個、特に少なくとも１５個、好ましくは２４個
のキャビティが、ラッチ手段として設けられる。予め定
めることができる角度位置の数は、キャビティの数によ
って決められる。例えば、２４個のキャビティを等間隔
に配列した場合には、回転角度に関する２つの連続した
回転位置の角度差は、１５°となる。本発明の特別の更
なる展開では、少なくとも２個、特に４個のボールが、
ラッチ手段として設けられる。回転の停止に関する安定
性および回転の対称性は、複数個のボールを使用するこ
とによって、増大する。
【０００７】本発明の特別な形態では、回転角ロック
は、ラッチ手段をボルト止めする少なくとも１つのボル
トを有する。このボルトよって、ピックアップ装置の望
ましくない動きに対するより確実な停止が達成される。
本発明の特別な更なる展開では、ボルトは、ガイドを有
し、このガイド内を、少なくとも１個のボールが、回転
角ロックの回転軸線を含む平面内においてのみ移動でき
る。本発明の更なる特別な形態では、ボルトは、ラッチ
手段を囲むリングの一部である。特にボールが半径方向
内方又は外方に移動できる形態では、環状構造体が、捩
じれに対して特に大きな安定性を有するので、ボルトに
とって有利である。
【０００８】本発明の更なる好ましい形態では、リング
を、ヘッドピースの溝に沿って、回転角ロックの回転軸
線に対して平行な方向に移動させることができる。ピッ
クアップ装置は、溝付きナットによって、ヘッドピース
に固定される。本発明による回転装置の更なる展開で
は、ボルトは、少なくとも１つのバネによって、ラッチ
手段がボルト止めされる位置に保持される。これによ
り、ピックアップ装置の望ましくない回転が阻止され
る。本発明の特別な形態では、回転角ロックを、更なる
補助手段なしで手動で開閉させることができる。これ
は、回転装置が手動操作される場合に、特に重要であ
る。本発明の更なる形態では、回転角ロックを、例えば
電気、空気圧、又は油圧で自動的に作動させることがで
きる。これにより、高度な自動化が達成される。本発明
の更なる利点および特別な形態について、添付図面を参
照して、以下に説明する。
【０００９】
【発明の実施の形態】図１は、例えばリベット用の締結
機のための、本発明による回転装置を示しており、この
回転装置は、回転可能なピックアップ装置ホルダ１５
と、回転角ロック２と、回転可能なピックアップ装置１
が締結されるヘッドピース１２とを有する。回転角ロッ
ク２は、４個のボール４を有し、これらのボール４は、
リング７に取り付けられた４つの対応するボルト６の作
用によって、ピックアップ装置ホルダ１５のキャビティ
５に４個のバネ８により押し込まれる。リング７は、ヘ
ッドピース１２の溝に沿って移動させることができ、ボ
ール４がそれぞれのキャビティ５に押し込まれると、ピ
ックアップ装置ホルダ１５の回転が阻止される。ボルト
６は、ボール４及びキャビティ５とともに、ラッチ手段
を形成しており、このラッチ手段によって、ピックアッ
プ装置ホルダ１５をヘッドピース１２の所定の角度位置
のところに停止させることができる。キャビティ５は、
ピックアップ装置ホルダ１５内に加工され、ピックアッ
プ装置ホルダ１５は、溝付きナット１１によってヘッド
ピース１２に連結される。供給管１０が、ピックアップ
装置１にリベットを供給する。リング７を動かすと、ボ
ルト６が前後に押され、ボール４は、ガイド１６に沿っ
て、キャビティ５に押し込まれ或いはキャビティ５から
押し出される。ガイド１６は、回転軸線Ｄに対して平行
に延び且つ回転軸線Ｄを実質的に含む平面内においての
み、ボール４の移動を許容する。
【００１０】図２は、開状態における、本発明による回
転装置を示している。ボール４は、リング７が矢印の方
向に移動すると、リング７に取り付けられたボルト６か
ら解放され、ボール４は、キャビティ５を離れることが
できる。これにより、ピックアップ装置１は、回転軸線
Ｄのまわりを回転することができる。回転角ロック２を
開放するリング７の動きは、バネ８のバネ力に抗しての
み可能である。図３は、閉状態における、本発明による
回転装置を示している。バネ８は、リング７を矢印の方
向に押し、ボルト６によって、キャビティ５内にボール
４を係止する。ガイドが、回転軸線を含む平面内におい
てのみ、ボールの移動を許容するので、ピックアップ装
置ホルダ１５又はヘッドピース１２に対するピックアッ
プ装置１の回転が可能となる。リング７によって、更な
る工具を必要とせずに、回転角ロックを手動で簡単に解
放することができる。
【００１１】図４は、駆動装置１４により駆動される工
具９によってピックアップ装置１の回転角度が設定さ
れ、任意的にはボルト止めされる、締結機を示してい
る。工具９は、表示した矢印の方向に沿って回転させる
ことができ、軸線方向に移動させることができる。駆動
装置１４によって、ピックアップ装置１と雌型ダイ１７
との間での軸線方向移動が行われる。
【００１２】回転可能なピックアップ装置１を備えた、
リベット、特に自動穿孔リベット又はポップリベット用
の締結機のための、本発明による回転装置は、回転角ロ
ック２を備えたピックアップ装置１を有し、回転角ロッ
ク２は、開状態においてピックアップ装置ホルダ１５を
ヘッドピース１２に対して自由に回転させ、閉状態にお
いてピックアップ装置を予め定めることができる角度の
ところに停止させる。本発明による回転装置は、更なる
工具を必要とせずに、ピックアップ装置の簡単で自由な
回転又は簡単な停止を可能とする点において、特に特徴
づけられる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明による回転装置の概略斜視図であって、
見やすいように個々の部品を分解したものである。
【図２】本発明による回転装置の開状態における長手方
向概略断面図である。
【図３】図２の回転装置の閉状態における長手方向概略
断面図である。
【図４】締結機の概略斜視図である。
【符号の説明】
１ ピックアップ装置 ２ 回転角ロック ４ ボール ５ キャビティ ６ ボルト ７ リング ８ バネ １０ 供給管 １２ ヘッドピース １５ ピックアップ装置ホルダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヨアヒム メサー ドイツ連邦共和国 デー−35305 グリュ ンベルク シュトックホイザー ヴェッヒ １ (72)発明者 ルーベン ゲー ロメロ ドイツ連邦共和国 35578 ヴェッツラー イェックスブルク 20

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 回転可能なピックアップ装置（１）を備
    えた、リベット、特に自動穿孔リベット又はポップリベ
    ット用の締結機のための回転装置であって、 前記ピックアップ装置（１）が、開状態において前記ピ
    ックアップ装置（１）をヘッドピース（１２）に対して
    自由に回転させ、閉状態において前記ピックアップ装置
    （１）を所定の角度位置のところに停止させる回転角ロ
    ック（２）を有することを特徴とする回転装置。
  2. 【請求項２】 前記回転角ロック（２）が、前記ピック
    アップ装置（１）を所定の角度位置のところに停止させ
    るラッチ手段（３）を有することを特徴とする請求項１
    に記載の回転装置。
  3. 【請求項３】 少なくとも１個のボール（４）と少なく
    とも１個のキャビティ（５）が、前記ラッチ手段（３）
    として設けられ、前記ボールが、前記回転角ロック
    （２）の回転軸線（Ｄ）を含む平面内においてのみ、前
    記ヘッドピース（１２）に回転不能に連結されたガイド
    （１６）によって移動可能であり、前記キャビティ
    （５）が、前記ピックアップ装置（１）に回転不能に連
    結されたピックアップ装置ホルダ（１５）上に配置され
    ており、前記ボール（４）が、前記ピックアップ装置
    （１）の閉状態において前記キャビティ（５）内に少な
    くとも部分的に延び、これにより、前記ピックアップ装
    置（１）の前記ヘッドピース（１２）に対する回転が阻
    止されることを特徴とする請求項２に記載の回転装置。
  4. 【請求項４】 少なくとも８個、特に少なくとも１５
    個、好ましくは２４個のキャビティ（５）が、ラッチ手
    段（３）として設けられることを特徴とする請求項３に
    記載の回転装置。
  5. 【請求項５】 少なくとも２個、特に４個のボール
    （４）が、ラッチ手段（３）として設けられることを特
    徴とする請求項３に記載の回転装置。
  6. 【請求項６】 前記回転角ロック（２）が、前記ラッチ
    手段（３）をボルト止めする少なくとも１つのボルト
    （６）を有することを特徴とする請求項３から請求項５
    までのいずれか１項に記載の回転装置。
  7. 【請求項７】 前記ボルト（６）が、ガイド（１６）を
    備えることを特徴とする請求項６に記載の回転装置。
  8. 【請求項８】 前記ボルト（６）が、前記ラッチ手段
    （３）を囲むリング（７）の一部であることを特徴とす
    る請求項６又は７に記載の回転装置。
  9. 【請求項９】 前記リング（７）を、前記ヘッドピース
    （１２）の溝に沿って、前記回転角ロック（２）の前記
    回転軸線（Ｄ）に対して平行な方向に移動させることが
    できることを特徴とする請求項８に記載の回転装置。
  10. 【請求項１０】 前記ボルト（６）が、少なくとも１つ
    のバネ（８）によって、前記ラッチ手段（３）がボルト
    止めされる位置に保持されることを特徴とする請求項６
    から請求項９までのいずれか１項に記載の回転装置。
  11. 【請求項１１】 前記回転角ロック（２）は、更なる補
    助手段なしで手動で開閉させることができることを特徴
    とする請求項１から請求項１０までのいずれか１項に記
    載の回転装置。
  12. 【請求項１２】 前記回転角ロック（２）は、例えば電
    気、空気圧、又は油圧で自動的に作動させることができ
    ることを特徴とする請求項１から請求項１０までのいず
    れか１項に記載の回転装置。
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DE20100628.6 2001-04-30
DE20107430.3-S 2001-04-30
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EP (1) EP1238726B1 (ja)
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