JP2006520691A5 - - Google Patents

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改良されたディフレクタ及び保護アセンブリが設けられたオフセットノーズアセンブリ
本発明は、ファスナー取付用工具に関しており、より詳細には、改良されたディフレクタ及び保護アセンブリが設けられたオフセットノーズアセンブリを有するファスナー取付用工具に関する。
オフセットノーズアセンブリを有するファスナー取付用工具は、近接して配置された加工物の間にある、又は小さい隙間の空間内にあるマルチピース(multi-pieced)ファスナーにアクセスするために使用される。取付用工具とそのノーズアセンブリは油圧源と共に用いられ、油圧源が、軸方向の相対的な引張力を、例えば、ピンまたは心棒(mandrel)と、カラーまたはスリーブとの間に加えることで、マルチピースファスナーが取り付けられる。ロックボルトまたはスエージング式のファスナーは、マルチピースファスナーの例であって、それが有するピンとカラーは、取付用工具による軸方向の相対的な引張力で配置されるように構成される。ブラインド式ファスナーは、マルチピースファスナーのもう一つの例であって、それが有するピンとスリーブは、取付用工具による軸方向の相対的な引張力で配置されるように構成される。ロックボルト及びブラインド式のファスナーでは、ピンは、ピンテールまたは引き部が設けられた細長いシャンク(shank)を有しており、シャンクには複数の引き溝(pull grooves)があって、これらは、ノーズアセンブリ内で複数のチャックジョー(chuck jaw)で把持されるように構成されている。停止状態では、チャックジョーが、通常の開状態にされることで、開いたチャックジョーで規定されるアパーチャにピンテール部が容易に挿入されて、ファスナーが配置された後の取出しも容易になる。ノーズアセンブリにあるピンテール部と共に工具が動作している間、チャックジョーは、引き溝と係合する閉状態に移動して、引き溝がチャックジョーで把持される。
スエージング用アンビルは、ファスナーの種類に応じてカラーまたはスリーブに係合するように構成されており、工具が動作し、チャックジョーが、上述したようにピンシャンクのピンテール部を把持することで、チャックジョーとスエージング用アンビルの間に相対的な力が軸方向に加わると、軸方向の相対的な引張力が、カラーまたはスリーブとファスナーのピンとの間に加えられる。通常、ピンまたは心棒には、弱化部分またはブレークネック溝が形成されており、それは、引き部またはピンテール部とピンシャンクの残部部分との間にて、ピンシャンク上に配置されて、ファスナーが配置された後、事前に定められた軸方向荷重、つまりピン破壊荷重にて破断するように構成されている。この結果、取り付られたファスナーにおいて、ピンテールの突出は最小に抑えられるかまたは無く、その構造は平坦なものとなる。ある種の工具では、切断されたピンテール部は、工具の後端から後方に排出される。本発明のオフセットノーズアセンブリは、切断されたピンテールを、オフセットノーズアセンブリの後から排出させるツールを有している。
ブレークネック溝を破断するために必要とされるピン破壊荷重の大きさは、しかしながら、かなり大きい反作用荷重を発生させる。カラーをピン上でスエージングするためにスエージング用アンビルが必要とする取付荷重に耐えるほど、ブレークネック溝が十分に強い必要があることから、ピン破壊荷重は、スエージング式ファスナーで特に大きくなる。結果として、通過又は後方排出用の構成を採用する手持ち式の取付用工具では、切断されたピンテール部が、使用者に向かってかなりの大きさの力で排出されることになる。その結果、エラストマー材料で作製されたピンテール用のディフレクタを用いる工具が一般的に使用されて、ピンテール部の力の幾らかを吸収し、使用者から離れるようにピンテール部を偏向させていた。
オフセットノーズアセンブリは、例えば、ファスナーピンの溝にカラーをスエージングするコレットとスエージング用アンビルを含んでいてよい。このような構成では、スエージング用キャビティと、切断されたピンテールが通過するコレットの第1ボアとは、コレットに抗して牽引棒を駆動するピストンの軸から径方向にオフセットしている。このような配置によって、径方向にオフセットしたスエージング用キャビティは、オフセットノーズアセンブリの他の部分とファスナー取付用工具とから影響を受けることなく、ファスナーピンとカラーにアクセスできる。
オフセットノーズアセンブリは、該オフセットノーズアセンブリの牽引棒の軸回りに回転自在であるのが好ましい。このような回転によって、オフセットノーズアセンブリは、近接して配置された加工物の間にある、又は小さい隙間の空間内にあるファスナーピンとカラーに、より良くアクセスできる。回転可能なオフセットノーズアセンブリでは、工具の使用者を怪我をさせないために、牽引棒がピストンからカムアウト(cam-out)しないようにする必要がある。従来技術では、ロールピンアセンブリが使用されて、回転可能なオフセットノーズアセンブリにおいて、牽引棒のカムアウトをなくしていた。ロールピンが、牽引棒とコレットを通るように機械加工された孔に入ることで、牽引棒とコレットが互いに固定される。この固定構造は、回転可能な従来のノーズアセンブリにて牽引棒のカムアウトをなくしていた。オフセットノーズアセンブリが使用されている間、ロールピンは、スエージング用アンビルにて機械加工されたスロット内で往復運動可能である。従来技術であるこのアセンブリの一例は、ロジエ(Rosier)に付与された米国特許第4,796,455号の図5に示されている。
本発明は、ロールピンを用いた方法を完全に排除しており、米国特許第4,796,455号の構成とは異なっている。本発明では、オフセットノーズアセンブリの牽引棒とファスナー取付用工具のピストンには、チャンファ部(chamfers)が設けられる。これらチャンファ部の角度は、互いに相補的になっており、取付用工具のピストンに牽引棒が螺合すると、チャンファ部が確実に係合する。牽引棒とピストンの間で確実な係合がなされることによって、ピストンから牽引棒がカムアウトすることが無くなる。オフセットノーズアセンブリのこのような構成によって、米国特許第4,796,455号のロールピンの方法を用いる必要は無くなる。理解されるように、本発明は、米国特許第4,796,455号と比較して、オフセットノーズアセンブリの製造を効率的にする。本発明は、ロールピンを使用せず、ロールピンが入る孔を牽引棒とコレットを通るように機械加工する必要がなく、スエージング用アンビルを通るように、スロットを機械加工する必要がない。本発明の構成は、製造面で従来技術よりも効率的である。
ピンテールを偏向させるピンテール用ディフレクタを、オフセットノーズアセンブリに配置することが望ましい。ファスナーピンの溝にカラーがスエージングされる工程の間に、ピンテールは、ファスナーピンから切断される。従来技術では、ディフレクタは、通常、第1ボアの後部から外方に突出する固定用ボルト又はネジを用いて、コレットの第1ボアの後部に固定されていた。さらに、ディフレクタは、エラストマー材料の比較的長い片であって、切断されたピンテールを排出する通路の有効径は縮小されていた。工具を動作させると、コレットは後方に動かされるため、固定ナット又はネジ、及びディフレクタ後退して加工物に衝突しがちである。加工物に衝突することで、損傷し易い複合材料から成る柔らかな加工物に損傷を与える可能性がある。加工物の損傷は、常に、できるだけ少なくすべきである。従来技術のディフレクタの一例は、ロジエに付与された米国特許第4,615,206号の図1に、要素(176)で示されている。さらに、ピンテールが排出される通路の大きさを小さくすると、通路内でピンテールが引っ掛かることに繋がり、この場合ピンテールを工具から取り除くには時間がかかる。
本発明は、コレットの第1ボアの後部に比較的長いディフレクタを固定するために、外方に突出する固定用ボルト又はその他の同様な付加手段を使用しない。エイコーン型(acorn)又はフルスト円錐型(frusto-conical)のディフレクタは、ファスナーから切断されたピンテールを偏向させるように構成された複数のテーパービームを有している。ディフレクタは、適当なエラストマー材料で作製されて、コレットの後部に螺合したねじ込みナットに溶着又は接着される。ディフレクタはつぶれることが可能であって、ねじ込みナットは、コレットの第1ボアの後部と同一平面上に配置される。工具が動作すると、コレットが後方に動かされることで、ディフレクタは後方に動かされて加工物に入るだろう。加工物はディフレクタをつぶして、ディフレクタが後部に平たく置かれることから、ねじ込みナットは、加工物と当たらない。本発明のディフレクタを用いると加工物は損傷しない。さらに、ディフレクタをコレットに固定する方法によって、ピンテールを排出する通路の直径は小さくならないので、ピンテールが通路に引っ掛かる危険性も、可能な限り小さくなる。
オフセットノーズアセンブリに保護アセンブリを設けることで、オフセットノーズアセンブリのピンチポイント(pinch point)をできるだけ少なくして、使用者個人を傷つけることが避けられる。従来技術の保護アセンブリは、一般的に、ネジによってオフセットノーズアセンブリに取り付けられる。保護アセンブリをネジで取り付けることは、時間が掛かる方法であって、保護アセンブリは容易に取り除かれて、オフセットノーズアセンブリの安全機能が解除されてしまう。従来技術のディフレクタの一例は、ロジエに付与された米国特許第4,615,206号の図5に、要素(175)で示されている。
本発明は、ノーズアセンブリにネジで固定される保護アセンブリを使用しない。本発明の保護アセンブリには、スエージング用アンビル及びコレットの窪みに入るように構成された突起が設けられる。保護アセンブリは、オフセットノーズアセンブリから容易には取り除かれず、ノーズアセンブリのエンベロープ内に完全に収容されて、本発明に安全性が与えられる。
本発明の目的は、ファスナー取付用工具のピストンからオフセットノーズアセンブリの牽引棒がカムアウトすることをできるだけ少なくすることである。
本発明のもう一つの目的は、小さくて十分につぶれるディフレクタを提供して、ファスナー取付用工具の動作中に、加工物の損傷をできるだけ少なくすることである。
本発明のさらなる目的は、オフセットノーズアセンブリにスナップ式で取り付けられる保護アセンブリを提供して、ノーズアセンブリ上から全てのピンチポイントを無くすことである。
本発明の目的の1つは、牽引棒、スエージング用アンビル及びコレットから概ね構成されるオフセットノーズアセンブリを与えることで達成される。牽引棒は、第1直径部と、第2直径部と、第3直径部と、牽引棒の後端に配置されたネジ山とを有している。第1直径部は、拡大した支持ヘッドを有しており、第2直径部よりも直径が大きい。第2直径部は、第3直径部よりも直径が大きく、第1直径部から段部を介して移行する。第3直径部は、第2直径部からチャンファ部を介して移行する。チャンファ部の角度は予め定められており、ファスナー取付用工具のピストンの所定の角度と、チャンファ部が確実に係合するように構成されている。スエージング用アンビルは、スエージング用キャビティと第1アパーチャとを有しており、第1アパーチャは、牽引棒の第1直径部の一部を受け入れるように構成されている。コレットは、第1ボアと第2ボアを有している。第1ボアは、ファスナーを把持するチャックジョーアセンブリを受け入れるように構成されている。第2ボアは、牽引棒の第2直径部を受け入れるように構成されている。コレットは、スエージング用アンビルの内側にて摺動自在に配置されている。オフセットノーズアセンブリでは、牽引棒の第1直径部は、第1アパーチャ内に摺動自在に配置され、牽引棒の第2直径部は、コレットの第2ボア内に摺動自在に配置され、牽引棒の第3直径部は、スエージング用アンビルの第2アパーチャを通る。
本発明のもう一つの目的は、オフセットノーズアセンブリにディフレクタを設けることで達成される。ディフレクタはナットに取り付けられており、そのナットは、コレットの第1ボアの後端と螺合される。ディフレクタの一部における外径は一定で不変であって、そのディフレクタの一部は、外径が長さに沿って徐々に減少する部分に一体的に移行する。外径が長さに沿って徐々に減少する部分には、後方に延出する複数のテーパービームがあって、それらビームは、つぶれることができる。
本発明のさらなる目的は、オフセットノーズアセンブリのコレットに、略L字状の保護アセンブリを設けることで達成される。保護アセンブリは、コレットとスエージング用アンビルの間の隙間を覆うように構成されている。コレットの外面の両側には窪みが設けられており、保護アセンブリは、それら窪み内に配置される対向した突起を有している。
図1を参照すると、オフセットノーズアセンブリ(10)は、通常、スエージング用アンビル(12)、コレット(14)及び牽引棒(16)を含んでいる。スエージング用アンビル(12)は、通常、スエージング用キャビティ(18)、第1アパーチャ(20)及び第2アパーチャ(22)を含んでいる。スエージング用キャビティ(18)は、オフセットノーズアセンブリ(10)が動作すると、ファスナーピンの溝にカラーをスエージングするように構成されている。第2アパーチャ(22)の一部にはネジ山があって(図1参照)、ファスナー取付用工具(30)のハウジング(28)と螺合する(26)(図2参照)。図2に示されているように、スエージング用アンビル(12)には下側溝(31)があり、牽引棒(16)の軸に対して、オフセットノーズアセンブリ(10)が回転移動可能にされている。上側溝(32)は、オフセットノーズアセンブリ(10)が、ファスナー取付用工具(30)に逆さまに取り付けられる場合に(図示せず)、停止部として働く。ネジ(33)は、ファスナー取付用工具(30)のハウジング(28)に螺合する。ネジ(33)は、ファスナー取付用工具(30)が動作している間、溝(31)又は溝(32)内に配置される。ネジ(33)は、牽引棒(16)の軸に対するオフセットノーズアセンブリ(10)の回転において、停止部として働く。溝(31)は、牽引棒(16)の軸に対して、オフセットノーズアセンブリ(10)を120度回転移動可能にするが、溝(32)は、牽引棒(16)の軸に対して、オフセットノーズアセンブリ(10)を回転させない。
図1を参照すると、コレット(14)の第1ボア(34)は、ユニット化されたチャックジョーアセンブリ(35)を受け入れるように構成されており、チャックジョーアセンブリ(35)は、ファスナーのピンテール部を把持するように構成されている。第1ボア(34)の後端は、雌ネジ山になっており、ナット(36)の雄ネジ山を受け入れるように構成されている。ナット(36)の後端には、ディフレクタ(38)が溶着又は接着されている(図3参照)。ディフレクタ(38)は、ほぼエイコーン型又はフルスト円錐型の構造をしている。
図4を参照すると、ディフレクタ(38)には、外径が一様で不変な部分があって、全長に沿って外径が徐々に小さくなる部分に一体的に移行する。その全長の一部は、外方に延出する複数のテーパービーム(40)になっており、これらビーム(40)の大きさはほぼ等しくなっている。図4は、4個のテーパービーム(40)を示しているが、ディフレクタ(38)には、同様にして任意の数のビーム(40)が設けられてもよい。ディフレクタ(38)は、適当なエラストマー材料で作製されてつぶれることが可能であって、工具の動作中に加工物が損傷することはない。また、ディフレクタ(38)の後端にあるテーパービーム(40)は、切断されたピンテールが排出されるとそれらと係合するので、取付用工具(30)の使用者との接触が避けられる。
ディフレクタ(38)はナット(36)に接続されており、ナット(36)は、第1ボア(34)の後端のネジ山と螺合する。ナット(36)は、第1ボア(34)の後端の外面と同一平面上に配置される。このように組み立てられることで、ナット(36)が、工具の動作中に加工物に当たって損傷を与える可能性が無くなる。加工物の損傷は、航空宇宙用途で使用される比較的柔らかい複合材料で加工物が作製されている場合に、特に危惧される。
図1を参照すると、コレット(14)には、牽引棒(16)の一部を受け入れるように構成された第2ボア(44)がある。牽引棒(16)には、通常、拡大された支持ヘッド(46)を有する第1直径部(45)がある。支持ヘッド(46)には、六角キーが入る六角スロット(48)があって、牽引棒(16)を取付用工具(30)のピストン(50)に螺合する際に役に立つ(図2参照)。図1を参照すると、ヘッド(48)は、第1アパーチャ(20)に僅かな隙間で嵌め込まれるように構成されている。牽引棒(16)のヘッド部(48)は、牽引棒の第2直径部(52)に段部を介して移行する。第2直径部(52)は、第2ボア(44)内に摺動自在に配置されるように構成されている。牽引棒(16)の第2直径部(52)は、第1直径部(45)よりも直径が短い。第2直径部(52)は、約30度のチャンファ部(56)を介して第3直径部(54)に移行する。チャンファ部(56)の角度は、相補的な角度を有するピストン(50)のチャンファ部(58)と確実に係合するようにされている。牽引棒(16)がピストン(50)と螺合すると、チャンファ部(56)及びチャンファ部(58)は、図2に示すように互いに係合して、ファスナー取付用工具(30)の動作中において、ピストン(50)のカムアウトが防止される。オフセットノーズアセンブリ(10)における牽引棒(16)のカムアウトは、ファスナー取付用工具(30)の使用者が身体に怪我することを防止するために、規制される必要がある。チャンファ部(56)の角度は約30度であるが、当該技術分野において通常の知識を有する者であれば、チャンファ部(56)とチャンファ部(58)との間で確実に係合がなされるように、チャンファ部(58)が、チャンファ部(56)と一致するような相補的な角度を有する限り、チャンファ部(56)の角度が5度から85度の範囲内の任意の角度を有してよいことは理解するであろう。牽引棒(16)の後端には、雄ネジ山(60)が設けられており、図2に示すように、牽引棒(16)はピストン(50)の雌ネジ山と螺合する。更に、第1直径部(45)又は大きな支持ヘッド(46)の直径は、第2ボア(44)の直径よりも大きく、ヘッド(46)の段部は、コレット(14)の第2ボア(44)に隣接する外面に当接することに留意すべきである。
スエージング用キャビティ(18)に近いスエージング用アンビル(12)の外面上には、スエージング用アンビル(12)の外面の両側に、2対の対向する窪み(図示せず)が配置されている。それら窪みは、略U字状の保護アセンブリ(64)に配置された複数の突起(62)を受け入れるように構成されている。保護アセンブリ(64)のU字形は、保護アセンブリ(64)の背面図を示す図5を参照すると最も容易に理解できる。保護アセンブリの様々な様子は、図1、2及び5に示されている。保護アセンブリ(64)は、スエージング用アンビル(12)の窪み(図示せず)内に突起(64)を配置することで、オフセットノーズアセンブリ(10)に取り付けられる。保護アセンブリ(64)のスエージング用アンビル(12)への固定は、スエージング用アンビル(12)に保護アセンブリをネジで固定する従来技術の方法より素早く行われる。保護アセンブリ(64)は、安全面における重要な特徴であって、オフセットノーズアセンブリ(10)の動作中において、スエージング用アンビル(12)とコレット(14)の間のピンチポイントを無くす。
スエージング用アンビル(12)とコレット(14)の間で規定される隙間(66)の付近にあるコレット(14)の外面上には、コレット(14)の外面の両側に1対の対向する窪み(図示せず)が設けられている。窪みは、略L字状の保護アセンブリ(70)上に配置された複数の突起(68)を受け入れるように構成されている。保護アセンブリ(70)のL字形は、保護アセンブリ(70)の背面図を示す図7を参照すると最も容易に理解できる。保護アセンブリの様々な様子は、図1、2、6及び7に示されている。保護アセンブリ(70)は、コレット(14)の窪み(図示せず)に突起(68)を配置することでオフセットノーズアセンブリ(10)に取り付けられる。保護アセンブリ(70)のコレット(14)への固定は、スエージング用アンビル(12)及びコレット(14)の周囲にて保護アセンブリをネジで固定する従来技術の方法より素早く行われる。例えば、従来技術による保護は、1998年4月27日付「StraddleNose Drawing」にて示されている。保護アセンブリ(70)はまた、コレット(14)の上方にて、エンベロープ(envelope)の重要な空間を用いない。このエンベロープの領域にて障害物を小さくすることは、航空宇宙用途にて重要である。保護アセンブリ(70)は、安全面における重要な特徴であって、オフセットノーズアセンブリ(10)の動作中において、スエージング用アンビル(12)とコレット(14)の間で規定される隙間(66)内のピンチポイントを無くす。保護アセンブリ(64)(70)は充分な長さと強度とを有しており、ファスナー取付用工具(30)を使用している間、スエージング用アンビル(12)とコレット(14)の間のピンチポイントに、使用者が指をさらすことが防止される。
ファスナー取付用工具(30)の残りの構成要素は、当該技術分野において良く知られているので、これら要素の説明は、簡単化のために省略される。図示及び説明したオフセットノーズアセンブリ(10)及びファスナー取付用工具(30)は、ロックボルト、またはスエージング式のファスナーの取付けに特に適するように作られており、本発明の機能は、相対的な軸方向の引張力を利用することで取り付けられるブラインド式ファスナー及びその他のスエージング式でないファスナーを取り付ける工具に使用できる。このようなファスナーの詳細は、簡単化のために省略されるが、ピン、カラー及びそれらの部分は、ファスナー分野における良く知られたタイプであると理解される。
オフセットノーズアセンブリ(10)の種々の構成要素を互いに固定する方法の1つを、以下に述べる。ユニット化されたチャックジョーアセンブリ(35)が、コレット(14)の第1ボア(34)内に配置される。ナット(36)には既にディフレクタ(38)が付けられており、ナット(36)は、第1ボア(34)の後部にネジ山を用いて螺合される。ナット(36)は、コレット(14)の外面と同一平面に配置される。次に、L字状保護アセンブリ(70)の突起(68)が、スエージング用アンビル(12)とコレット(14)の間の隙間(66)の付近にあるコレット(14)の窪み(図示せず)内に配置される。コレット(14)は、スエージング用アンビル(12)の内側に摺動自在に配置される。U字状保護アセンブリの突起(62)は、スエージング用キャビティ(18)の付近にあるスエージング用アンビル(12)の窪み(図示せず)内に配置される。牽引棒(16)は、第1アパーチャ(20)、第2ボア(44)及び第2アパーチャ(22)を通っており、大きな支持ヘッド(46)の段部は、第2ボア(44)の付近にあるコレット(14)の外面に当接する。牽引棒(16)の第1直径部(45)は、第1アパーチャ(20)内に摺動自在に配置され、牽引棒(16)の第2直径部(52)は、第2ボア(44)内に摺動自在に配置される。その後、構成要素のこの組合せは、図2に示すように、スエージング用アンビル(12)をハウジング(28)に螺合させること(26)で、ファスナー取付用工具(30)に取り付けられる。牽引棒(16)は、図2に示すように、同様にしてピストン(50)と螺合される。最後に、図2に示すようにしてファスナー取付用工具(30)を使用するために、ネジ(33)が、ボア(31)内にてハウジング(28)に固定され、又は、ファスナー取付用工具(30)に対して逆さま(図示せず)でオフセットノーズアセンブリ(10)を使用するために、ネジ(33)が、ボア(32)内にてハウジング(28)に固定される。
別個の油圧源(図示せず)が、適当な油圧ホース(図示せず)を用いてポート(72)に接続される。スイッチ(図示せず)を含む制御ユニット(図示せず)も設けられて、油圧ホース(図示せず)を介して油圧源(図示せず)に接続される。制御ユニットは、適当な導体を通じて供給される電流で操作可能であって、ファスナー取付用工具(30)に作動油を出し入れする。別の実施例では、制御ユニット(図示せず)は、圧空エネルギー源で操作可能であって、ファスナー取付用工具(30)に作動油を出し入れする。これらの個々の構成要素の詳細は、当該技術分野において良く知られているので図から省略されており、図を簡略化して、請求範囲の発明を記述する目的から省略されていることに留意すべきである。
ファスナー取付用工具(30)が動作していない状態では、チャックジョーアセンブリ(35)のチャックジョーは、径方向に離れて開状態になっている。この状態において、スエージング式ファスナーのピンのシャンクを、スエージング用キャビティ(18)に挿入して、径方向に離れたチャックジョーで定められる開口に入れることが可能となっている。
使用者がスイッチ(図示せず)を押すと、牽引棒(16)に沿ったピストン(50)は、ファスナー取付用工具(30)の引き行程において後方に駆動される。引き行程では、コレット(14)も同様に後方に移動する。これが起こることで、チャックジョーは、径方向に内向きに動かされる。チャックジョーは径方向に閉位置に移動し、チャックジョーの歯は、そこで、ファスナーのピンのシャンクの引き部上にある同様な形状の溝を完全に把持する。この際、スエージング用キャビティ(18)には、ピンのシャンクを覆って配置されているファスナーのカラーが嵌められる。スエージング用キャビティ(18)に対してコレット(14)及びチャックジョーアセンブリ(35)がさらに移動すると、相対的な所望の力が軸方向に作用して、カラーは、ピンのシャンク上のロック溝にスエージングされる。相対的な軸方向の力がさらに加わると、ピン部材は、ブレークネック溝で破断する。ピンのシャンクが破断すると、その結果生じる衝撃荷重がチャックジョーを軸方向に後方に移動し、同時に、チャックジョーを弾性的に開状態に移動させる。これによって、ピンのシャンクの切断部は、チャックジョーから解放される。ピン部材の切断部は、その後、第1ボア(34)を経て取付用工具(30)を通過し、後端にて排出される。ピン部材の切断部の排出は、ディフレクタ(38)が嵌まることで安全に管理される。
次に、使用者が作動スイッチを離すことで、ファスナー取付用工具(30)は、元の動作停止状態に戻る。そして、牽引棒(16)に沿ったピストン(50)は戻り行程にあって、軸方向について前方に移動して、軸方向について元の前方位置に至る。これが起こることで、ファスナー取付用工具(30)の戻り行程にて、コレット(14)が軸方向について前方に移動して、スエージングされたカラーと係合しているカラー排出部材(76)が、スエージング用キャビティ(18)からカラーを排出する。
現在における本発明の好ましい実施例について説明してきたが、本発明は、添付した特許請求の範囲内において、様々な均等物を用いて別のやり方で実施されてよいことを理解すべきである。
図1は、ディフレクタが設けられたオフセットノーズアセンブリと、オフセットノーズに取り付けられた保護アセンブリとを示す側断面図である。 図2は、ディフレクタが設けられたオフセットノーズアセンブリと、オフセットノーズに取り付けられた保護アセンブリとを示す側断面図であって、牽引棒がピストンに螺合されており、牽引棒のチャンファ部とピストンは、確実に係合している。 図3は、ディフレクタの側断面図である。 図4は、ディフレクタの背面図である。 図5は、上側保護アセンブリの背面図である。 図6は、下側保護アセンブリの背面図である。 図7は、下側保護アセンブリの側面図である。

Claims (10)

  1. ファスナーを取り付けるためのオフセットノーズアセンブリであって、
    前記オフセットノーズアセンブリは、ファスナー取付用工具と組み合わせて共に使うように構成されており、前記ファスナー取付用工具は、前記ファスナー取付用工具に摺動可能に配置されたピストンを有しており、前記ピストンはボアを有し、前記ピストンは、前記ピストンの前端に所定の角度を有するチャンファ部を有し、前記ファスナー取付用工具はネジ山を有し、
    前記オフセットノーズアセンブリは、
    第1直径部と、第2直径部と、第3直径部とを有する牽引棒であって、前記牽引棒の後端に配置されたネジ山を有し、第1直径部は、拡大した支持ヘッドを有しており、前記第1直径部の直径は前記第2直径部の直径よりも大きく、前記第2直径部の直径は前記第3直径部の直径よりも大きく、前記第2直径部は、段部を介して前記第1直径部から移行しており、前記第3直径部は、前記チャンファ部と確実に係合するような相補的な角度を有するチャンファ部を介して前記第2直径部から移行している該牽引棒と、
    スエージング用キャビティと、第1アパーチャと、第2アパーチャとを有するスエージング用アンビルであって、前記第1アパーチャは、前記牽引棒の前記第1直径部の一部を受け入れるように構成され、
    第1ボアと、第2ボアとを有するコレットであって、前記第1ボアは、前記ファスナーを把持するチャックジョーアセンブリを受け入れるように構成されており、前記第2ボアは、前記牽引棒の前記第2直径部を受け入れるように構成されており、前記スエージング用アンビルの内側にて摺動自在に配置されたコレットと
    を具えており、
    前記牽引棒の前記第1直径部の一部は、前記第1アパーチャ内に摺動自在に配置されており、前記第2直径部は、前記コレットの前記第2ボア内に摺動自在に配置されており、前記第3直径部は、前記スエージング用アンビルの前記第2アパーチャを通っており、
    前記オフセットノーズアセンブリは、さらに、前記ファスナー取付け工具のネジ山に螺合させるための、前記第2アパーチャの後端に配置されたネジ山を有する、
    オフセットノーズアセンブリ。
  2. 前記ピストンの前記ボアは、前記牽引棒のネジ山に螺合するネジ山を有する、請求項1のオフセットノーズアセンブリ。
  3. オフセットノーズアセンブリは、前記牽引棒の軸回りに回転可能である、請求項2のオフセットノーズアセンブリ。
  4. 該オフセットノーズアセンブリは、前記ファスナー取付用工具に逆さまに固定されている、請求項2のオフセットノーズアセンブリ。
  5. 前記第1ボアの後端に配置されたネジ山と、前記第1ボアの後端に螺合するナットに付けられたディフレクタとをさらに具えており、このディフレクタには、外径が一様で不変である部分があり、その部分は、長さに沿って外径が次第に減少する部分に一体的に移行し、外径が次第に減少する部分には、後方に延出する複数のテーパービームがある、請求項1のオフセットノーズアセンブリ。
  6. 前記ディフレクタの複数のテーパービームの大きさはぼぼ同じである、請求項5のオフセットノーズアセンブリ。
  7. 前記ナットは、前記第1ボアの後端と同一平面上に固定される、請求項5のオフセットノーズアセンブリ。
  8. 前記ディフレクタの形状は、エイコーン型及びフルスト円錐型からなる群から選択される、請求項5のオフセットノーズアセンブリ。
  9. 前記コレットに配置された略L字状の保護アセンブリを具えており、その保護アセンブリは、前記コレットと前記スエージング用アンビルとに規定される隙間を覆うように構成されている、請求項1のオフセットノーズアセンブリ。
  10. 前記コレットの外面の両側には窪みがあり、前記保護アセンブリには、それら窪みに配置される対向する突起がある、請求項9のオフセットノーズアセンブリ。
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