JP2002223650A - 人工藻場及び藻場造成具 - Google Patents

人工藻場及び藻場造成具

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JP2002223650A
JP2002223650A JP2001021010A JP2001021010A JP2002223650A JP 2002223650 A JP2002223650 A JP 2002223650A JP 2001021010 A JP2001021010 A JP 2001021010A JP 2001021010 A JP2001021010 A JP 2001021010A JP 2002223650 A JP2002223650 A JP 2002223650A
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ropes
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JP2001021010A
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Masatake Ishii
正剛 石井
Tsutomu Mitsune
勤 三根
Masanori Ogawara
政則 大河原
Shingo Sakamoto
信吾 坂本
Etsuko Furukawa
悦子 古川
Tetsunori Kida
哲規 木田
Shuji Iwasaki
周史 岩崎
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SASEBO SENTAN GIJUTSU KAIHATSU
SASEBO SENTAN GIJUTSU KAIHATSU KYODO KUMIAI
Original Assignee
SASEBO SENTAN GIJUTSU KAIHATSU
SASEBO SENTAN GIJUTSU KAIHATSU KYODO KUMIAI
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D07ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
    • D07BROPES OR CABLES IN GENERAL
    • D07B5/00Making ropes or cables from special materials or of particular form
    • D07B5/005Making ropes or cables from special materials or of particular form characterised by their outer shape or surface properties

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  • Artificial Fish Reefs (AREA)
  • Cultivation Of Seaweed (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 船舶の航行や台風等による海況の悪化の影響
を受けることなく、広範囲に均一に且つ効率的に藻場を
造成できる人工藻場を提供することにある。 【解決手段】 複数本のロープ3を所定間隔をおいて並
列に配置し、重錘を兼ねる複数本の棒材2でロープ3同
士を所定間隔を保持するように連結し、炭素繊維からな
る線材をロープ3に多数密集するように取り付けて藻類
付着用基体4と成し、同藻類付着用基体4をロープ3を
複数箇所に形成して藻場造成具1を構成し、同藻場造成
具1を水中に投下して棒材2の自重で水底付近に平面的
に敷設し、藻類付着用基体4に藻類を付着させて水底付
近に藻場を造成できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、藻類の少ない水域
の水底に人工の藻場を造成する技術であって、詳しくは
船舶の航行や海況の悪化の影響を受けることなく広範囲
に均一に且つ効率的に藻場を造成して集魚性に優れた魚
礁を形成できる技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、藻場を造成する方法としては、特
開平9−313056号公報に示すように、浮体を取り
付けた炭素繊維束を水面に浮かべ、炭素繊維束を水中に
垂下して藻類を付着させる方法や、特開2000−22
8928号公報に示すように、炭素繊維からなる単糸開
繊接触枝を索条体に取り付け、索条体の一端に重錘を取
り付け、索条体の他端には浮体を取り付け、索条体を水
底に密集するように多数配置して単糸開繊接触枝に藻類
を付着させる方法が知られている。ところが、前者の方
法では水面に浮体が浮かんでいるため、船舶の航行の邪
魔になったり台風等による海況の悪化の影響を受けやす
いという問題点があった。また、後者の方法では索条体
が1本1本独立しているため、水底に均一に配置するの
が難しく、回収するときも1本1本引き上げなければな
らず労力を要していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、従来のこれらの問題点を解消し、船舶の航
行や台風等による海況の悪化の影響を受けることなく、
広範囲に均一に且つ効率的に藻場を造成できる人工藻場
及び藻場造成具を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決した本
発明の構成は、 1) 複数本のロープを所定間隔をおいて並列に配置
し、重錘を兼ねる複数本の棒材でロープ同士を所定間隔
を保持するように連結し、炭素繊維からなる線材をロー
プに多数密集するように取り付けて藻類付着用基体と成
し、同藻類付着用基体をロープの複数箇所に形成して藻
場造成具を構成し、同藻場造成具を水中に投下して棒材
の自重で水底付近に平面的に敷設し、藻類付着用基体に
藻類を付着させて水底付近に藻場を造成できるようにし
た人工藻場 2) ロープに紐状物を枝状に複数本取り付け、炭素繊
維からなる線材を紐状物に多数密集するように取り付け
て第2藻類付着用基体を形成し、紐状物の末端には浮体
を取り付け、水底付近に敷設した状態で浮体の浮力で第
2藻類付着用基体を水中で垂直になるように立体的に配
置し、垂直の第2藻類付着用基体に藻類を付着させて魚
礁を形成できるようにした前記1)記載の人工藻場 3) 紐状物の根元に浮体の浮力と相殺する重さの重錘
を取り付けてロープが浮上しないようにした前記2)記
載の人工藻場 4) 藻類付着用基体又は第2藻類付着用基体に投入前
に藻類の胞子を付着させた前記1)〜3)いずれか記載
の人工藻場 5) 複数本のロープを所定間隔をおいて並列に配置
し、重錘を兼ねる複数本の棒材でロープ同士を所定間隔
を保持するように連結し、炭素繊維からなる線材をロー
プに多数密集するように取り付けて藻類付着用基体と成
し、同藻類付着用基体をロープの複数箇所に形成した藻
場造成具 6) ロープに紐状物を枝状に複数本取り付け、炭素繊
維からなる線材を紐状物に多数密集するように取り付け
て第2藻類付着用基体を形成し、紐状物の末端には浮力
で第2藻類付着用基体を水中で垂直になるように立体的
に配置させる浮体を取り付けた前記5)記載の藻場造成
具 7) 紐状物の根元に浮体の浮力と相殺する重さの重錘
を取り付けてロープが浮上しないようにした前記6)記
載の藻場造成具 8) 藻類付着用基体又は第2藻類付着用基体に藻類の
胞子を付着させた前記5)〜7)いずれか記載の藻場造
成具 にある。
【0005】
【作用】本発明によれば、藻場造成具を展開した状態で
水中に投下することにより棒材の自重で沈下し、複数本
のロープが棒材で所定間隔を保持するように水底付近に
均一に敷設され、藻類付着用基体に藻類が付着して水底
付近に藻場が造成される。ロープに紐状物を枝状に複数
本取り付け、炭素繊維からなる線材を紐状物に多数密集
するように取り付けて第2藻類付着用基体を形成し、紐
状物の末端に浮体を取り付けたものは、水底付近に敷設
した状態で浮体の浮力で第2藻類付着用基体を水中で垂
直になるように立体的に配置することにより、第2藻類
付着用基体に藻類を付着させ、藻に擬させて魚類が集ま
りやすい魚礁を形成できるようにする。紐状物の根元に
重錘を取り付けたものは、浮体の浮力を重錘の重さで相
殺してロープが浮上しないようにする。藻類付着用基体
又は第2藻類付着用基体に藻類の胞子を付着させたもの
は、藻類の付着,成長を促進させて短期間に藻場を造成
できるようにする。
【0006】
【発明の実施の形態】棒材としては、重錘を兼ねるため
ある程度重量を有する材質のものが望ましく、鉄製のパ
イプ状、棒状のものがコストが安く好ましく用いられ
る。長さは敷設する規模によるが、トラック等で運搬で
きる2m程度のものが実用的である。ロープとしては、
ビニロン(クレモナ)等の耐久性を有する合成樹脂製の
ものが望ましく、1〜2m程度の長さのものを用いて1
m程度の間隔をおいて棒材で連結し、全体の長さをおよ
そ5〜10m程度の大きさにする。藻類付着用基体や第
2藻類付着用基体としては、炭素繊維を長さ20〜30
cm程度、太さ3〜5mm程度の細長い線状に加工した
ものが用いられ、糸状の補助部材を用いたり直接巻き付
けるなどしてロープに多数密集するように取り付けられ
る。藻類付着用基体や第2藻類付着用基体の表面には粘
着性物質を用いて投下前に藻類の胞子を付着させてお
き、藻類の付着,成長を促進させて短期間に藻場を造成
できるようにすることもできる。本発明の藻場造成具
は、コンパクトに巻き取った状態で敷設すべき場所に運
搬し、船上で展開しながら水中に投下して棒材の自重で
沈下させ、水底の岩場等に敷設するようにする。
【0007】
【実施例】以下、本発明の各実施例を図面に基づいて詳
しく説明する。 実施例1(図1〜4参照) 図1〜4に示す実施例1は、長さ1.5mのビニロン製
ロープを1m間隔に3本並列に配置し更に横方向に5列
配置し、長さ2mの鉄パイプ製の棒材5本で前記ロープ
同士を1mの間隔を保持するように連結し、炭素繊維か
らなる線材をロープに多数密集するように取り付けて藻
類付着用基体を形成した藻場造成具をロール状に巻き取
って敷設場所に運搬し、船上で展開しながら海中に投下
して棒材の自重で海底の岩場に平面的に敷設した人工藻
場の例である。図1は、実施例1の藻場造成具の斜視図
である。図2は、実施例1の藻場造成具を海底に敷設す
る過程を示した説明図である。図3は、実施例1の人工
藻場の平面図である。図4は、実施例1の人工藻場の説
明図である。図中、1は藻場造成具、2は棒材、3はロ
ープ、4は藻類付着用基体であって、炭素繊維を長さ2
0cm、太さ3mmに加工した線材4aをロープにおよ
そ10cm程度の幅になるように多数密集して取り付
け、表面に好炭素菌の粘着性物質で藻類の胞子を多数付
着させている。9はアンカー、Bは海底、Fは船、Gは
岩場、Kは岸、Mは藻類、Sは海である。
【0008】実施例1では、まず藻場造成具1を図示し
ない芯材に全体をロール状に巻き取ってコンパクトに
し、敷設すべき場所に運搬する。図2(a)に示すよう
に船Fの後側で藻場造成具1を固定し、一端の棒材2を
引っ張って展開しながら海中に投下する。続いて図2
(b)に示すように船Fを前進させ、展開させながら棒
材2の自重で海底Bの岩場Gに沈下させていく。そし
て、図2(c)に示すように棒材2とロープ3で岩場G
を囲むようにして全体を平面的に敷設する。広範囲に敷
設する場合は、図3に示すように複数の藻場造成具1を
矢印に沿って順に海中に投下して展開していくことによ
り効率的に敷設できる。
【0009】敷設後はおよそ2週間で藻類付着用基体4
の表面が茶褐色に変色し始め、水中の顕濁物が付着し始
めたのが観察された。その後、およそ1,2ケ月程度で
図4に示すように藻類付着用基体4全体を被覆するよう
に藻類Mが付着し、藻類Mの発芽と見られる褐色のもの
が成長しているのが観察された。このように、実施例1
では船舶の航行や台風等の海況の悪化の影響を受けるこ
となく、広範囲に渡って均一に且つ効率的に藻場を造成
することができる。また、回収するときも藻場造成具1
の一端の棒材2を引き上げるだけで全体を容易に回収す
ることができる。
【0010】実施例2(図5,6参照) 図5,6に示す実施例2は、実施例1の藻場造成具のロ
ープに長さ1mのビニロン製の紐状物をおよそ1m間隔
に複数本取り付け、炭素繊維からなる線材を紐状物に多
数密集するように取り付けて第2藻類付着用基体を形成
し、紐状物の末端には公知の浮体を取り付け、紐状物の
根元には浮体の浮力と相殺する重さの重錘を取り付け、
海底に敷設した状態で浮体の浮力で第2藻類付着用基体
が海中で垂直となるように立体的に配置して魚礁を形成
できるようにした人工藻場の例である。図5は、実施例
2の藻場造成具の斜視図である。図6は、実施例2の人
工藻場の説明図である。図中、5は紐状物、6は第2藻
類付着用基体であって、炭素繊維を長さ20cm、太さ
3mmに加工した線材6aを紐状物におよそ10cm程
度の束となるように多数密集して取り付けている。7は
浮体、8は鉄製の重錘である。
【0011】敷設後1,2ケ月では水中の顕濁物が藻類
付着用基体4や第2藻類付着用基体6に付着して徐々に
束に形成されていった。3〜5ケ月後には図6に示すよ
うにコケムシをはじめアオサやフクロノリといった藻類
Mや動物性の付着物が見られ、藻類付着用基体4や第2
藻類付着用基体6もおよそ20cm近くの束になった。
また、付着物の間にはワレカラやヨコエビの仲間が多く
見られ、稚魚の餌生物となるものが大量に生息してい
た。6〜9ケ月後になると稚仔魚が多く見られるように
なり、月日を追って体長が大きくなっていくのが観察さ
れた。10ケ月を過ぎると多年生のホヤ等を除いてほと
んどの付着物が消失するようになった。観察された魚種
はアイナメ,カワハギ,ウマヅラハギ,イシダイ,ヨコ
スジフエダイ,アラカブ,ネンブツダイ,ハゼといった
ものであった。このように、実施例2では海底に敷設し
た状態で第2藻類付着用基体6を浮体7の浮力で海中で
垂直となるように立体的に配置させることにより、第2
藻類付着用基体6に藻類を付着させ、藻に擬させて魚類
の集まりやすい魚礁を形成できる。また、集魚性も十分
に高く、稚魚の育成場,索餌場としての機能が確認でき
た。その他、符号、構成、使用方法は実施例1の藻場造
成具と同じである。
【0012】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、炭素繊維
からなる線材をロープに多数密集するように取り付けた
藻類付着用基体をロープの複数箇所に形成し、棒材の自
重で水底付近に沈下させて平面的に敷設したから、船舶
の航行や台風等による海況の悪化の影響を受けることな
く広範囲に渡って均一に且つ効率的に水底付近に藻場を
造成することができる。ロープに紐状物を枝状に複数本
取り付け、炭素繊維からなる線材を紐状物に多数密集す
るように取り付けて第2藻類付着用基体を形成し、紐状
物の末端に浮体を取り付けたものは、水底付近に敷設し
た状態で浮体の浮力で第2藻類付着用基体を垂直になる
ように立体的に配置することにより、藻に擬しているた
め魚類が集まりやすく、集魚性に優れる魚礁を形成する
ことができる。紐状物の根元に重錘を取り付けたもの
は、浮体の浮力を重錘の重さで相殺することによりロー
プが浮上しないようにできる。藻類付着用基体又は第2
藻類付着用基体に藻類の胞子を付着させたものは、藻類
の付着,成長を促進させて短期間に藻場を造成すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の藻場造成具の斜視図である。
【図2】実施例1の藻場造成具を海底に敷設する過程を
示した説明図である。
【図3】実施例1の人工藻場の平面図である。
【図4】実施例1の人工藻場の説明図である。
【図5】実施例2の藻場造成具の斜視図である。
【図6】実施例2の人工藻場の説明図である。
【符号の説明】
1 藻場造成具 2 棒材 3 ロープ 4 藻類付着用基体 4a 線材 5 紐状物 6 第2藻類付着用基体 6a 線材 7 浮体 8 重錘 9 アンカー B 海底 F 船 G 岩場 K 岸 M 藻類 S 海
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大河原 政則 長崎県佐世保市広田四丁目5番5号 佐世 保先端技術開発協同組合内 (72)発明者 坂本 信吾 長崎県佐世保市広田四丁目5番5号 佐世 保先端技術開発協同組合内 (72)発明者 古川 悦子 長崎県佐世保市広田四丁目5番5号 佐世 保先端技術開発協同組合内 (72)発明者 木田 哲規 長崎県佐世保市広田四丁目5番5号 佐世 保先端技術開発協同組合内 (72)発明者 岩崎 周史 長崎県佐世保市広田四丁目5番5号 佐世 保先端技術開発協同組合内 Fターム(参考) 2B003 AA01 BB04 CC04 DD02 DD03 EE04 2B026 AA05 AB05 AC01 AF04

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数本のロープを所定間隔をおいて並列
    に配置し、重錘を兼ねる複数本の棒材でロープ同士を所
    定間隔を保持するように連結し、炭素繊維からなる線材
    をロープに多数密集するように取り付けて藻類付着用基
    体と成し、同藻類付着用基体をロープの複数箇所に形成
    して藻場造成具を構成し、同藻場造成具を水中に投下し
    て棒材の自重で水底付近に平面的に敷設し、藻類付着用
    基体に藻類を付着させて水底付近に藻場を造成できるよ
    うにした人工藻場。
  2. 【請求項2】 ロープに紐状物を枝状に複数本取り付
    け、炭素繊維からなる線材を紐状物に多数密集するよう
    に取り付けて第2藻類付着用基体を形成し、紐状物の末
    端には浮体を取り付け、水底付近に敷設した状態で浮体
    の浮力で第2藻類付着用基体を水中で垂直になるように
    立体的に配置し、垂直の第2藻類付着用基体に藻類を付
    着させて魚礁を形成できるようにした請求項1記載の人
    工藻場。
  3. 【請求項3】 紐状物の根元に浮体の浮力と相殺する重
    さの重錘を取り付けてロープが浮上しないようにした請
    求項2記載の人工藻場。
  4. 【請求項4】 藻類付着用基体又は第2藻類付着用基体
    に投入前に藻類の胞子を付着させた請求項1〜3いずれ
    か記載の人工藻場。
  5. 【請求項5】 複数本のロープを所定間隔をおいて並列
    に配置し、重錘を兼ねる複数本の棒材でロープ同士を所
    定間隔を保持するように連結し、炭素繊維からなる線材
    をロープに多数密集するように取り付けて藻類付着用基
    体と成し、同藻類付着用基体をロープの複数箇所に形成
    した藻場造成具。
  6. 【請求項6】 ロープに紐状物を枝状に複数本取り付
    け、炭素繊維からなる線材を紐状物に多数密集するよう
    に取り付けて第2藻類付着用基体を形成し、紐状物の末
    端には浮力で第2藻類付着用基体を水中で垂直になるよ
    うに立体的に配置させる浮体を取り付けた請求項5記載
    の藻場造成具。
  7. 【請求項7】 紐状物の根元に浮体の浮力と相殺する重
    さの重錘を取り付けてロープが浮上しないようにした請
    求項6記載の藻場造成具。
  8. 【請求項8】 藻類付着用基体又は第2藻類付着用基体
    に藻類の胞子を付着させた請求項5〜7いずれか記載の
    藻場造成具。
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