JP2002223409A - 記録映画コンテンツ又はフィクション性コンテンツの場面展開システム及び記録媒体 - Google Patents

記録映画コンテンツ又はフィクション性コンテンツの場面展開システム及び記録媒体

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JP2002223409A
JP2002223409A JP2001337812A JP2001337812A JP2002223409A JP 2002223409 A JP2002223409 A JP 2002223409A JP 2001337812 A JP2001337812 A JP 2001337812A JP 2001337812 A JP2001337812 A JP 2001337812A JP 2002223409 A JP2002223409 A JP 2002223409A
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live video
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Masanobu Kujirada
雅信 鯨田
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】ビデオゲームや小説や映画や音楽などのコンテ
ンツの展開の中での各場面毎に、その場面と関連する実
況映像を提供できるフィクション性のコンテンツの場面
展開システムを提供することを目的とする。 【構成】ストーリー、シナリオ、脚本、楽曲、演出、又
は振り付けなどにより成る「フィクション性のコンテン
ツ」を構成する各場面を展開するための場面展開システ
ムで、予め定められた順序に従って、画像、楽曲又は音
声を含む各場面が次々と展開されて行く場面展開システ
ムであって、公衆への開示が可能な多数の場所の風景を
それぞれ撮像するための撮像手段、前記各場面の一つ又
は複数が展開されるときに、それと関連して、前記の撮
像手段により撮像された実況映像を、リアルタイムに又
はほぼリアルタイムに、取り込むための実況映像取り込
み手段、及び、この実況映像取り込み手段により取り込
まれた実況映像を前記場面と関連付けて表示する表示手
段、を含むことを特徴とするフィクション性のコンテン
ツの場面展開システム。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は、映画、アニメーシ
ョン、ビデオゲーム(TVゲーム)、表示画面上で展開
される漫画、表示画面又はスピーカにより展開される小
説などの物語、カラオケ、音楽CD、音楽ビデオ、テレ
ビ放送用のフィクション性の番組(フィクション性の要
素のない報道番組を除く)などのフィクション性のコン
テンツの各場面を順次展開していく、フィクション性の
コンテンツの場面展開システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、各地点の実写映像をCD−R
OM又はハードディスクなどの記録媒体に記録してお
き、それを所定のキーに基づいて検索して表示するシス
テムが存在している。例えば、各観光地の実写映像を記
録した旅行ガイドをCD−ROMに記録して、ユーザー
が所定のキー操作を行うことにより、前記実写映像を表
示させるものなどが市販されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の記録媒体に記録された映像は、「過去のもの」である
(「生のもの」ではない)ため、季節の移り変わり、そ
の日の天候、道路や建物の工事状況などにより、日々刻
々変遷していくものであるので、ユーザーは「古い(新
鮮でない)」情報しか得られないという問題がある。ま
た、仮にその記録媒体に記録された映像が更新直後のも
のだとしても、「今現在のこの瞬間のリアルタイムの状
況を見たい」というユーザーの希望に応えることはでき
ない。さらに、記録媒体への映像データの更新を頻繁に
行うことは非常にコストがかかってしまうという問題も
ある。また、「今のこの瞬間の実写映像」を送信するシ
ステムがあっても、それを単に見るのでなく、(1)ビデ
オゲームにおいて各ブロックや各場面が展開していくと
き、その展開にしたがって、その展開された各ブロック
や場面毎にそれに関連した地点の実写映像を表示したい
場合、(2)小説や映画などの物語や記録映画などにおい
て、各ブロック(各段落)や各場面が展開していくと
き、その展開された各ブロックや各場面に関連した地点
の実写映像を表示したい場合、(3)一つの楽曲の中の各
小節(広い意味での各場面)が流れていく中で、その各
小節(場面)に関連する地点の実写映像を表示したい場
合(例えば、カラオケを歌っている場合に、表示画面に
表れる画像を、過去のものでなく現在のものにしたい場
合)、などがある。しかし、このようなことを実現する
方法は、従来は提案されたことがない。
【0004】つまり、従来でも、テレビ放送において
は、報道番組、スポーツ中継番組、コンサートの中継番
組、演劇の中継番組、バラエティ番組の中継番組、など
では、事件、スポーツの試合、コンサートの様子、タレ
ントによるバラエティ形式のやり取りの様子などが、リ
アルタイムに視聴者に受信されることがある。しかし、
これらは、その番組を構成する「各場面そのもの」が、
実況映像により構成されているものである。これに対し
て、本発明は、前記の各番組を構成する各場面そのもの
は、文字、画像、音楽などのフィクション性のコンテン
ツで構成されながらも、ユーザーの希望に基づいて、前
記の場面と関連させて、各地の実況映像をリアルタイム
に又はほぼリアルタイムに表示させることを目的とする
ものである。つまり、本発明は、ビデオゲームや小説や
映画や音楽などのコンテンツの展開の中での各場面毎
に、その場面と関連する実況映像を提供できるフィクシ
ョン性のコンテンツの場面展開システムを提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】1.ストーリー、シナリ
オ、脚本、楽曲、演出、又は振り付けなどにより成る
「フィクション性のコンテンツ」を構成する各場面を展
開するための場面展開システムで、予め定められた順序
に従って、画像、楽曲又は音声を含む各場面が次々と展
開されて行く場面展開システムであって、公衆への開示
が可能な多数の場所(地点)の風景をそれぞれ撮像する
ための撮像手段、前記各場面の一つ又は複数が展開され
るときに、それと関連して、前記の撮像手段により撮像
された実況映像(動画でも静止画でもよい。以下同様で
ある)を、リアルタイムに又はほぼリアルタイムに、取
り込むための実況映像取り込み手段、及び、この実況映
像取り込み手段により取り込まれた実況映像を前記場面
と関連付けて表示する表示手段、を含むことを特徴とす
るフィクション性のコンテンツの場面展開システム。 2.ストーリー、シナリオ、脚本、楽曲、演出、又は振
り付けなどにより成る「フィクション性のコンテンツ」
を構成する各場面を展開するための場面展開システム
で、予め定められた順序に従って、画像、楽曲又は音声
を含む各場面が次々と展開されて行く場面展開システム
であって、公衆への開示が可能な多数の場所(地点)の
風景をそれぞれ撮像するための撮像手段、前記各場面を
出力するためのデータと関連させて、前記の一つ又は複
数の撮像手段の識別データを記録するための、識別デー
タ記録手段、前記の一つ又は複数の場面が展開されると
きに、前記識別データ記録手段に記録された識別データ
に基づいて、その場面と関連する識別データを有する撮
像手段により撮像された実況映像を、リアルタイムに又
はほぼリアルタイムに、取り込むための実況映像取り込
み手段、及び、この実況映像取り込み手段により取り込
まれた実況映像を前記場面と関連付けて表示する表示手
段、を含むことを特徴とするフィクション性のコンテン
ツの場面展開システム。 3.上記2の前記各場面を出力するためのデータ、及
び、これらの各場面のデータと関連させて記録された、
前記の一つ又は複数の撮像手段の識別データ、を記録し
ていることを特徴とする記録媒体。 4.ストーリー、シナリオ、脚本、楽曲、演出、又は振
り付けなどにより成る「フィクション性のコンテンツ」
を構成する各場面を展開するための場面展開システム
で、予め定められた順序に従って、画像、楽曲又は音声
を含む各場面が次々と展開されて行く場面展開システム
であって、公衆への開示が可能な多数の場所(地点)の
風景をそれぞれ撮像するための撮像手段、前記撮像手段
がそれぞれ有する固有の識別データを、多数のキーワー
ド又は文章などの検索用データと関連付けて記録するデ
ータベース手段、前記各場面を出力するためのデータか
ら、キーワード又は文章などの検索用データを抽出する
抽出手段、この抽出手段により抽出された検索用データ
に基づいて、前記データベース手段から、対応する一つ
又は複数の撮像手段の識別データを求める識別データ導
出手段、この導出手段に基づいて導出された識別データ
に基づいて、該当する識別データを有する撮像手段によ
り撮像された実況映像を、リアルタイムに又はほぼリア
ルタイムに、取り込むための実況映像取り込み手段、及
び、この実況映像取り込み手段により取り込まれた実況
映像を前記場面と関連付けて表示する表示手段、を含む
ことを特徴とするフィクション性のコンテンツの場面展
開システム。 5.上記4の前記撮像手段がそれぞれ有する固有の識別
データを、多数のキーワード又は文章などの検索用デー
タと関連付けて記録するデータベース、及び、請求項4
の前記フィクション性のコンテンツの各場面を出力する
ためのデータ、を記録したことを特徴とする記録媒体。 6.上記1から5までのいずれかにおいて、前記撮像手
段は、汽車、電車、バス、飛行機、船舶などの乗り物に
備えられ、乗り物から見える外の景色を、すなわち、乗
り物から見える時事刻々と移動する各場所(地点)の景
色を、撮像するものである、フィクション性のコンテン
ツの場面展開システム。
【0006】
【発明の実施の形態】実施形態1.図1に基づいて実施
形態1を説明する。図1において、1はユーザーが使用
するパーソナルコンピュータ(パソコン)である。この
パソコン1は、CPU及び通信モデム等より成る制御装
置2と、コンピュータプログラム及びデータが記録され
たハードディスク装置3と、ビデオゲーム、映画、カラ
オケなどのフィクション性のコンテンツの各場面を展開
するためのコンピュータプログラム及びデータが記録さ
れたCD−ROM4を駆動するためのCD−ROMドラ
イブ5と、データを入力するためのキーボード6と、画
像を出力するためのディスプレイ7と、音声を出力する
ためのスピーカ8とより、構成されている。
【0007】前記制御装置2は、公衆回線10を介し
て、中継サービス用管理コンピュータ(サーバー)11
に接続されている。この中継サービス用管理コンピュー
タ11には、多数の地点(場所)にそれぞれ設置された
ビデオカメラ(撮像手段)12及び集音マイク13が、
接続されている。これらの多数のビデオカメラ12及び
集音マイク13は、識別データ(アドレスデータ)によ
り互いに識別できるようになっている。したがって、ま
た、各ビデオカメラ12及び集音マイク13からの実写
映像及び音声は、互いに識別できるようになっている。
これらの多数のビデオカメラ12及びマイク13等によ
り入力された映像データ及び音声データは、ユーザーか
らの要求(パソコン1からの指令)により、中継サービ
ス用管理コンピュータ11を介して、ユーザーに対して
閲覧又は受信させられるようになっている(例えば、イ
ンターネット用のブラウザー・ソフトウェアを使用し
て、ユーザーが閲覧できるようになっている)。
【0008】また、前記中継サービス用用管理コンピュ
ータ11は、他の多数の中継サービス用管理コンピュー
タ11aなどとも接続されており、例えば、中継サービ
ス用管理コンピュータ11に接続されたユーザーは、パ
ソコン1を操作して、前記の中継サービス用コンピュー
タ11を介して、他の中継サービス用コンピュータ11
aなどから、それに接続されたビデオカメラ及びマイク
(これらも互いに識別できるようになっている)から入
力された映像データや音データを、リアルタイムに又は
ほぼリアルタイムに、取り込めるようになっている。
【0009】この実施形態1では、前記CD−ROM4
には、ビデオゲーム(TVゲーム)の各場面の映像、文
字、音声・音響などを出力するためのコンピュータ・プ
ログラム及びデータが、記録されている。また、このC
D−ROMには、前記の各場面と関連する一つ又は複数
の実況映像を特定するためのアドレスデータ(前記カメ
ラ12、マイク13などを互いに識別するための識別デ
ータ)、及び、このアドレスデータを有するカメラ又は
マイクにアクセスするためのコンピュータ・プログラム
が、記録されている。そして、このコンピュータ・プロ
グラムとしては、ユーザーがある場面に関連する実況映
像を要求した場合にのみその実況映像を取り込んで表示
させるためのプログラムと、ユーザーが要求するか否か
に拘わらずある場面が展開されたときは自動的にそれと
関連のある実況映像を取り込んで表示するためのプログ
ラムとの、両者ともが、記録されている。
【0010】次に、図2(a)(b)は、本実施形態に
よりビデオゲームを展開しているときのディスプレイ7
の表示画面の一例を示すものである。図2(a)におい
て、101はビデオゲームのある場面の画面(この画面
101中のAとBはコンピュータ・グラフィックス(C
G)により表現されたキャラクター)、102及び10
4はこの画面101の一部(右下)に表示されたアイコ
ン(絵文字)である。また、103は前記画面101の
例えば右下に「窓(ウインドウ)」状に開かれた画面
で、取り込まれた実況映像を表示するための画面であ
る。
【0011】今、ユーザーが前記CD−ROMドライブ
5を駆動させてビデオゲームを利用している場合、ビデ
オゲームの各場面が展開していく中で、図2(a)の1
01に示す画面の場面になったとする。その場合、この
画面101の右下には、アイコン102が表示されてい
る。ユーザーがこのアイコン102の上にカーソルをマ
ウス等で移動させてクリックすると、前記の実況映像の
取り込み・表示用のプログラムが起動する。このプログ
ラムは、CD−ROM4内の所定の領域に記録されてい
るこの場面に対応する実況映像を特定するためのアドレ
スデータ(識別データ)を取り出して、そのアドレスデ
ータにアクセスして、前記カメラやマイクからの実況映
像や実況の音を取り込み、前記の小さい画面103に表
示させる。また、本実施形態では、予め、前記アイコン
102をクリックすることなく、ある場面が展開されれ
ば自動的にその場面と関連する実況映像を取り込んで表
示するようにプログラムをユーザーなどが設定できるよ
うにしておいてもよい。
【0012】なお、本実施形態において、前記の「各場
面に関連する実況映像」とは、例えば、その場面が例え
ば神奈川県の湘南海岸に関連する場面なら「湘南海岸か
ら海を見た情景を示す実況映像」などである。また、そ
の場面が例えば東海道の旅行に関連する場面なら「JR
東海道線の列車から外を見た景色を示す実況映像」など
である。また、その場面が東京都の銀座通りに関連する
場面なら「銀座通りの風景を示す実況映像」などであ
る。
【0013】また、本実施形態において、前記アイコン
104は、前記画面103に表示される実況映像を、前
記のビデオゲームの展開画面101の「背景画面」とす
ることを選択するためのプログラム(CD−ROM4に
記録されている)を起動させるためのものである。すな
わち、今、図2(a)の画面が表示されているときに、
ユーザーが、マウス等を操作して、前記アイコン104
をクリックすると、前記画面103に表示されている実
況映像が、前記画面101の背景画面に置き換わり、図
2(a)の画面101は、図2(b)に示すような画面
に変更される。この図2(b)に示す画面では、前記の
CGで表現されたキャラクターA及びBの画像は図2
(a)の状態と同じままだが、その背景画面が、前記の
実況映像に置き換わっている。この場合は、前記のCG
によるキャラクターA,Bの画像と実況映像とが従来の
公知技術により、瞬時に「合成」されて表示されてい
る。
【0014】なお、ここで使用される「実写(背景実
像)とCG(画像キャラクター)の合成画面の作成技術
については、例えば、特開平7−178240号公報、
特開平5−242204号公報などに詳細な説明があ
る。すなわち、例えば、特開平7−178240号公報
には、「背景実像を撮像し、撮像信号をデジタル信号に
変換する画像入力回路と、該画像入力回路からのデジタ
ル信号を入力し、コンピュータグラフィック(CG)に
より生成されるデジタルデータとスプライトのデジタル
データの画像を該画像入力回路からのデジタル信号の画
像に重畳してモニターに表示するビデオゲーム装置本体
を有して構成される、実写とCGの合成画面を有するビ
デオゲーム装置」が開示されている。
【0015】以上のように、本実施形態によれば、ビデ
オゲームを再生(展開)しているときに、ユーザーは、
随時、各場面に関連する場所の実況映像(移動中の乗り
物から見たときの移動する場所の実況映像も含む)を、
リアルタイムに又はほぼリアルタイムに、見ることがで
きる。したがって、ビデオゲームなどのフィクション性
のコンテンツの再生に大きな付加価値を与えることがで
きる。すなわち、ユーザーは、ある場面に関連する場所
に設置されたビデオカメラ及びマイクからの映像データ
及び音声(音響)データをほぼリアルタイムに取り込ん
で、ディスプレイ7及びスピーカ8から出力することが
できるので、ユーザーはあたかもその場所に実際にいる
ような感動を得ることができる。
【0016】すなわち、従来からも、例えば「湘南海岸
から海を見た情景」の映像などを記録し、それらをユー
ザーの要求により出力できるようにしたCD−ROMは
存在している。そして、これらのCD−ROMに記録さ
れた映像は、プロのカメラマンが絶好の日和・時刻(例
えば夕陽のきれいな時刻)の絶好の角度から美しく撮影
したものである。これに対して、この実施形態1で提供
される「実況映像」は、雨天のときも曇りのときもある
し、時刻も絶好の景色が見られる時刻ではないかもしれ
ない。しかし、ユーザーにとっては、「今この時点・こ
の瞬間の映像(二度とない映像)である」ということ
が、「一つの感動」を生むものなのである。つまり、過
去の記録に過ぎない「湘南海岸から見た素晴らしい夕
陽」の映像ではなく、「今この瞬間の湘南海岸から海を
見た様子(夕方の時刻なら夕陽が見えるかも知れない
が、曇天や雨天なら見えないが、それでもよい)」の映
像を見た方が、より大きな印象や感動を得るユーザーは
多いと思われる。この実施形態1はこのようなユーザー
に、大きな印象や感動を与えることができるものであ
る。
【0017】なお、本実施形態1では、前記アイコン1
04をクリックしないでも、自動的に、ビデオゲームの
展開画面の背景が前記の実況映像に置き換わるように、
予めプログラムをユーザーなどが設定できるようにして
もよい。以上の実施形態1においては、前記CD−RO
M4にビデオゲームのデータ及びプログラムが記録され
ている例について説明したが、本発明はこれに限られる
ものではなく、例えば、カラオケ、その他の音楽のコン
テンツ、ドラマ、小説などの物語り、などの他の様々な
フィクション性のコンテンツの各場面を展開するための
データ及びプログラムを記録した記録媒体を使用する場
合でも、同様に適用できる。
【0018】また、本実施形態では、ユーザーが手元の
パソコン1にCD−ROM4からのデータ及びプログラ
ムを入力することにより、コンテンツの各場面を展開
し、その各場面に応じて実況映像も取り込み・表示させ
るようにしているが、本発明はこれに限られるものでは
なく、例えば、前記のコンテンツ再生用のデータ及びプ
ログラムと前記実況映像の取り込み・表示用のデータ及
びプログラムとを、遠隔の中継サービス用管理コンピュ
ータ11に記録しておき、ユーザーは、ビデオゲームを
やりたいときに、前記中継サービス用管理コンピュータ
11にアクセスしてそこから前記の各データ及びプログ
ラムを取り込んで使用するようにしてもよい。また、図
1においては、前記パソコン1の制御装置2と中継サー
ビス用コンピュータ11との接続を公衆回線(有線)で
行っているが、本発明はこれに限られるものではなく無
線送信によってもよい。また、図1において、前記中継
サービス用管理コンピュータ11とビデオカメラ12及
びマイク13との間も有線で接続しても無線で接続して
もどちらでもよい。
【0019】実施形態2.次に、本発明の実施形態2を
説明する。この実施形態2においても、実施形態1で述
べた図1のハードウェア構成がそのまま利用できる。す
なわち、図1の多数のビデオカメラ12及び集音マイク
13は、識別データにより互いに識別できるようになっ
ている。したがって、また、各ビデオカメラ12及び集
音マイク13からの実写映像及び音声は、互いに識別で
きるようになっている。また、これらの多数のビデオカ
メラ12及びマイク13等により入力された映像データ
及び音声データは、ユーザーからの要求により、中継サ
ービス用コンピュータ11を介して、ユーザーがリアル
タイムに閲覧・取り込み・表示できるようになってい
る。
【0020】この実施形態2では、前記CD−ROM4
に記録されるソフトウェア(データ及びプログラム)が
実施形態1と異なっている。この実施形態2では、CD
−ROM4には、カラオケ用の楽曲データ、歌詞データ
(文字データ)及びコンピュータプログラムが記録され
ている。また、本実施形態2では、前記CD−ROM4
の中には、キーワードや文章などの文字列から成る検索
データと、前記カメラ12及びマイク13のアドレスデ
ータとを、互いに関連付けながら記録したデータベース
が記録されている。
【0021】次に本実施形態2の動作を説明する。今、
ユーザーがあるカラオケの曲を選択して再生させている
とする。この場合、その曲と予め記録された画像が出力
される。また、予め、ユーザーは、前記の実況映像取り
込み・表示用のプログラムを起動させておく。すると、
前記プログラムが実行されると、パソコン1の制御装置
2は、カラオケの曲が、各楽節(カラオケの場合は、各
楽節が各場面に当たる)が進行していくとき、各楽節に
対応する歌詞データ(文字データ)を検索用データとし
て、前記データベースから、対応するカメラ12のアド
レスデータを検索する。そして、この検索されたアドレ
スデータにアクセスして、対応する実況映像を取り込み
・表示をする。したがって、このカラオケ用プログラム
及びデータのユーザーは、スピーカ8及びディスプレイ
7から楽曲と所定の画像を出力しながら、さらに、前記
のディスプレイ7の画面に、再生している楽曲のある場
面(楽節)に関連する場所の実況映像を出力させること
ができる。
【0022】ここで、本実施形態2の構成を図3を参照
して、さらに詳細に説明する。この図3は、本実施形態
2の構成を機能的・概念的に示したものである。図3に
おいて、符号32は、コンピュータネットワーク30に
接続され、各地の実写映像と音声をリアルタイムに入力
するためのビデオカメラ(撮像手段)及びマイクから成
る実写映像入力部である。また、符号24は、ビデオゲ
ームのデータ及びプログラムなどのコンテンツ26が記
録されたCD−ROMである。また、このCD−ROM
24には、前記コンテンツ26と共に、文字列や図形・
画像・楽曲などの検索用データと前記各カメラ及びマイ
クの識別データとを関連付けて記録したデータベース2
5も記録されている。
【0023】また図3において、21は前記コンテンツ
26を再生するためのコンテンツ再生部、22はこのコ
ンテンツ再生部21からの信号を受けて表示部27及び
スピーカ28を制御して所定の画像及び音声を出力する
制御部である。また40は、前記制御部22からの信号
を受けて、前記コンテンツ再生部21により展開される
コンテンツのデータ(文字、図形、画像、楽曲などのデ
ータ)から、所定の検索用データ(文字、図形、画像、
楽曲などのデータ)を抽出する検索用データ抽出部であ
る。また23は、前記制御部22からの信号を受けて、
前記検索用データ抽出部40が抽出した検索用データに
基づいて、前記データベース25から、対応するカメラ
又はマイクのアドレスデータを検索するアドレスデータ
検索部である。
【0024】制御部22は、このアドレスデータ検索部
23からのアドレスデータに基づいて、映像取り込み部
(例えばインターネット用のブラウザー・ソフトを実行
する部分)26を制御して、コンピュータ・ネットワー
ク30を介して、前記の検索されたアドレスデータに該
当する映像入力部32にアクセスし、そこから、リアル
タイムに実況映像を取り込む。制御部22は、この取り
込まれた実況映像を、前記コンテンツ26から展開・出
力される場面と関連させながら、前記表示部27により
出力させる。
【0025】この場合の表示画面は、図2(a)又は図
2(b)と同様である。すなわち、この場合の実況映像
の画面表示は、画面の全体に背景として表示させてもよ
いし、画面の片隅の一部に窓(ウインドウ)を開いてそ
こに表示させてもよい。また、従来から公知の画面合成
技術を使用して、前記の取り込んだ実写映像(実況映
像)を背景として、その背景と歌手の映像(カラオケを
歌っているユーザーの実写映像をリアルタイムに取り込
んだ映像をも含む)とを合成してもよい。また、同様
に、前記の取り込んだ実写映像を背景として、その前に
歌詞を文字として表示させてもよい。また、前記の実況
映像は、動画でもよいし、静止画でもよい。
【0026】また、本実施形態2において、音楽ソフト
のコンテンツ展開プログラム(前記制御装置2のハード
ディスク又は前記CD−ROM4に記録されている)に
より、その音楽の流れを聴いていると、前記プログラム
が、自動的に、各場面(楽節)の中にある歌詞データな
どから、対応する地点の実況映像の識別データ(カメラ
のアドレスデータ)を検索し、この検索した識別データ
に基づいて、前記制御装置2は、前記中継サービス用コ
ンピュータ11にアクセスして対応する実写映像を取り
込み、直ちにその実写映像をユーザーの画面に表示させ
る。なお、前記の取り込まれる実況映像は、前記の音楽
用のビデオの画面の背景の全体を構成させてもよいし、
その画面の一部を構成させてもよい。
【0027】このように、この実施形態4によれば、カ
ラオケなどの音楽を聴いているユーザーは、その音楽の
各ブロック又は各場面毎に、実際の場所のしかも今この
瞬間の映像を使用して展開することができるので、ユー
ザーにとっては、同じ音楽(カラオケ楽曲)の展開のた
めのデータ及びプログラムでも、取り込む実写映像は日
々刻々異なっているので、展開される音楽に対応する画
面は、日々刻々微妙に異なるものとなり、飽きることが
ない。
【0028】なお、前記制御装置2と中継サービス用コ
ンピュータ11の接続は無線でもよいこと、前記中継サ
ービス用コンピュータと各ビデオカメラ12及びマイク
13との接続も無線でもよいこと、及び、前記制御装置
2は、前記音楽展開用プログラムを、前記CD−ROM
4から取り込むのではなく、前記中継サービス用コンピ
ュータ11などのネットワーク上のサーバーから取り込
んでもよいことは、実施形態1と同様である。
【0029】実施形態3.次に、本発明の実施形態3を
説明する。この実施形態3においても、実施形態2で述
べたハードウェア構成がそのまま利用できる。この実施
形態3では、前記CD−ROM4に記録されるコンテン
ツ(データ及びプログラム)として、コンピュータによ
り推理小説その他の小説などの物語りを各場面の展開に
より進行するためのフィクション性コンテンツのデータ
及びプログラムが記録されている。また、図3で説明し
たデータベース25も記録されている。
【0030】例えば、この物語りのコンテンツ展開プロ
グラムのユーザーが、物語り等のコンテンツの展開を見
ながらマウスで実況映像を希望することを示すアイコン
をクリックした場合を考える。この場合は、前記制御装
置2は、前記の物語りの中の文字データから検索用デー
タを抽出し、この検索用データに基づいて、前記データ
ベース25から対応するカメラ及びマイクのアドレスデ
ータを求める。そして、この求めたアドレスデータのカ
メラ及びマイクに、前記中継サービス用管理コンピュー
タ11を介して、アクセスして、そこから、実況の映像
と音声・音響を取り込み、ディスプレイ7及びスピーカ
8から、出力させる。この場合の表示画面は、図2
(a)又は図2(b)と同様である。なお、この実施形
態3では、物語り等のコンテンツ展開プログラムを、あ
る場面になれば、ユーザーのクリックによらず自動的
に、そのブロック又はその場面と対応する実写映像を表
示するように、予め構成しておいてもよい。
【0031】このように、この実施形態3によれば、例
えば、推理小説の推理を働かせるブロック又は場面など
を実際の場所のしかも今この瞬間の映像を使用して展開
することができるので、ユーザーにとっては、同じ推理
小説の展開のためのデータ及びプログラムでも、取り込
む実写映像は日々刻々異なっているので、展開される推
理小説の醍醐味は日々刻々微妙に異なるものとなり、推
理小説の興趣を増大させられるようになる。
【0032】なお、以上の実施形態1〜4では、ビデオ
ゲーム、物語、記録映画、音楽などのコンテンツを記録
するデータベースと、そのコンテンツの各ブロック又は
各場面を識別するための展開識別データと各地点の実写
映像を識別するための実写識別データとを互いに関連付
けて記録するデータベースとを、CD−ROM4に記録
するようにしているが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、例えば、コンピュータ・ネットワーク上の中
継用コンピュータ(サーバー)11の記録装置に記録さ
せて、各ユーザーは、このサーバー11の記録装置から
データを引き出してコンテンツを鑑賞又は利用するよう
にしてもよい。
【0033】また、前記のコンテンツを再生するプログ
ラムや、コンテンツの各ブロック又は各場面を識別する
展開識別データから各実写識別データを検索するための
プログラムや、この検索された実写識別データから該当
する実写映像を取り込むためのプログラムなども、前記
コンピュータ・ネットワーク上のサーバー11の記録装
置に格納して、各ユーザーは、このサーバー11の記録
装置からデータを引き出して前記コンテンツと実写映像
とを鑑賞又は利用するようにしてもよい。
【0034】実施形態4.次に、本発明の実施形態4を
説明する。この実施形態4では、前記の実施形態1の構
成に加えて、次のようなものが備えられている。まず、
前記ビデオカメラ12やマイク13の近傍に備えられた
匂い入力装置が備えられている。この匂い入力装置に
は、匂いセンサと、この匂いセンサからの信号を匂いの
デジタルデータにコード化するコード化部が備えられて
いる。前記匂いセンサは、既存の複数の匂いセンサから
構成され、各センサからの匂い量検出値はすべて前記コ
ード化部(エンコーダ)に供給される。コード化部(エ
ンコーダ)では、この供給された匂い量検出値を符号化
する。この符号化された匂いデータ(デジタルデータ)
は、記録装置に記録されると共に、遠隔のユーザーが、
コンピュータ・ネットワークを介してリアルタイムに閲
覧し取り込めるようになっている。なお、前記の匂いセ
ンサは、感知できる匂いの種類毎に複数用意しておき、
できるだけ現場の元の匂いを忠実に再現できるだけの情
報を得られるようにすることが望ましい。
【0035】次に、ユーザー側には、前記閲覧し取り込
んだ匂いデータ(デジタルデータ)を、現場の匂いに近
似した匂いを発生させるための芳香剤調合データに変換
する変換装置と、前記ディスプレイ7(図1)の近傍に
備えられ、前記芳香剤調合データから芳香剤を調合して
所望の匂いを発生させる匂い発生装置と、が備えられて
いる。
【0036】まず、前記の「前記閲覧し取り込んだ匂い
データ(デジタルデータ)を、現場の匂いに近似した匂
いを発生させるための芳香剤調合データに変換する変換
装置」を説明する。前記変換装置は、各匂いセンサの検
出値のパターンを各芳香剤の出力値のパターンに変換す
る。より具体的には、様々な種類の匂いのそれぞれにつ
いて、その匂いを匂いセンサに検出させると検出値がど
のような値をとるかを予め調査・記録しておく。そし
て、この匂いと匂いセンサの検出値パターンとの関係を
記録したデータと、各匂いと芳香剤(の成分)との関係
を記録したデータとから、各匂いセンサの検出値のパタ
ーンと複数種類の芳香剤の出力値のパターンとを対応付
けて記録しておくようにする。前記変換装置は、この対
応付けられた情報に基づいて、匂いセンサの検出値のパ
ターンを芳香剤(の成分)の出力値のパターン(これが
「芳香剤調合データ」となる)に変換するものである。
このことをより詳細に述べると、次のとおりである。前
記変換装置には、各匂いを匂いセンサで検出したときの
匂いセンサの検出値と、その匂いを後述の匂い発生装置
で発生させるときの各芳香剤の出力値との対応関係が記
録されたセンサ芳香剤量変換テーブルが、予め記録され
ている。そして、変換装置は、前記匂いセンサの検出値
データに基づいて、このセンサ芳香剤量変換テーブルを
参照して、各匂いセンサ毎の検出値を各芳香剤毎の出力
値に変換する。
【0037】次に、前記の「前記芳香剤調合データから
芳香剤を調合して所望の匂いを発生させる匂い発生装
置」を説明する。匂い発生装置は、予め複数種類の芳香
剤を用意しておき、前記の「芳香剤調合データ」(前記
の芳香剤出力パターンデータ。各芳香剤からの匂い成分
をどれだけ発生させるかを示すデータ)に基づいて、必
要な種類の匂いの成分(芳香剤からの成分)を必要な分
量だけ発生させる。匂い発生装置の形態としては、ある
空間中においてその空間全体に匂いを行き渡らせる据置
型のものと、ユーザーの鼻の付近又は鼻の中に装着して
装着した人にのみ匂いを感得させる個人携帯型のもの
と、が考えられる。
【0038】例えば、前記の据置型のものとしては、次
のようなものが考えられる。すなわち、箱の底に芳香剤
の入った容器を並べて、芳香剤と空気とが接する面積を
任意に調整できる蓋を各容器に付けておき、箱の後ろ側
には、必要に応じて送風機を設ける。そして、前記の
「芳香剤出力パターン」のデータに応じて、各芳香剤の
成分を所定量ずつ放出できるように、対応する各芳香剤
の容器の蓋の開閉具合を調節する。また、前記携帯型の
ものについては、基本的構成は据置型のものと同様でよ
いが、これを小型化し、これをヘルメット型、ヘッドセ
ット型、メガネ型、マスク型などの頭部支持具によりユ
ーザーの鼻の付近に装着できるようにする。
【0039】なお、この実施形態4では、前記の「前記
閲覧し取り込んだ符号化された匂いデータを、現場の匂
いに近似した匂いを発生させるための芳香剤調合データ
に変換する変換装置」をユーザー側のパソコン1側に備
えるようにしているが、本発明ではこれに限られるもの
ではなく、例えば、現場のビデオカメラ12やマイク1
3が設置された地点に備えるようにしてもよいし、コン
ピュータ・ネットワーク上の中継サービス用コンピュー
タ(サーバー)11に備えるようにしてもよい。また、
以上の実施形態3で説明した「匂い又は香りのデータ
化、記録、通信、及び再生」の技術は、例えば特開平7
−55742号公報などに開示されている。
【0040】
【発明の効果】(1)以上のように、本発明によるコンテ
ンツ展開システムによれば、ユーザーは、各場面により
構成されるフィクション性のコンテンツ(コンピュータ
利用の、ビデオゲーム、小説、物語り、映画、音楽、カ
ラオケ、ドラマ等のフィクション番組等)を展開させて
いくとき、各場面に応じて、その各場面に関連した場所
(地点)のリアルタイム又はほぼリアルタイムの実況映
像を、画面で見ることができるので、そのコンテンツを
より興味深く且つ印象深いものにするとができる。特
に、リアルタイムの実況映像は、日々刻々と変化して行
くので、その実況映像を表示しながらコンテンツを鑑賞
又利用すると、そのコンテンツ全体の内容も日々刻々と
微妙に変わることになるので、そのコンテンツを何度繰
り返しても飽きることがなくなるというメリットがあ
る。 (2)また、本発明によるコンテンツ展開システムによれ
ば、コンピュータ利用ゲームなどのフィクション性コン
テンツの展開の中で、各場面毎にそれに関連する地点の
実際の実況映像を表示できるので、フィクション性コン
テンツをより興趣深く且つ印象深いものにすることがで
きる。特に、実際の景色などの状況は、「記録された景
色などの状況」とは異なり、季節・天候・太陽の位置な
どにより日々刻々と変化しているので、そのコンテンツ
の展開の中で提供される(受信されて表示される)実況
映像は同じ地点のものでもそれぞれ微妙に異なっている
はずであるから、ユーザーは、そのコンテンツを何回繰
り返しても「飽きない」ようになる。 (3)また、本発明において、前記映像入力手段に、その
地点において発生している音声をリアルタイムに入力す
る手段をも含ませることにより、ユーザーは、実写映像
(現場の生の映像)だけでなく、現場の生の音声をも併
せて知ることが可能になる。 (4)また本発明では、さらに、前記映像入力手段の近傍
に備えられ、匂いセンサと、この匂いセンサからの信号
を匂いデジタルデータに変換する手段とから構成され、
前映像入力手段の設置された地点又はその周辺の匂いを
入力するための匂い入力手段と、この匂い入力手段から
の匂いデータを、その匂いに近似した匂いを発生させる
ための芳香剤調合データに変換する手段と、前記表示手
段の近傍に備えられ、前記芳香剤調合データから芳香剤
を調合して所望の匂いを発生させる匂い発生手段と、を
含むようにすることにより、ユーザーは、前記の実写映
像と実際の音声だけでなく、現場の実際の匂いをも、リ
アルタイムに遠隔地においてユーザーが感得することが
できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態1〜4のハードウェア構成
を示す図である。
【図2】 本発明の実施形態1〜4による実況映像の表
示画面を説明するための図である。
【図3】 本発明の実施形態2〜4を機能的・概念的に
示すブロック図である。
【符号の説明】
1 パーソナルコンピュータ(パソコン) 2 制御装置 3 ハードディスク装置 4 CD−ROM 5 CD−ROMドライブ 7 ディスプレイ 8,28 スピーカ 11,11a 中継サービス用管理コンピュータ 12,12a,12b カメラ 13,13a,13b マイク 22 制御部 21 コンテンツ再生部 23 検索部 24 CD−ROM 25 データベース記録部(記録領域) 26 コンテンツ用データ及びプログラム記録部(記録
領域) 40 検索用データ抽出部 27 表示部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年11月2日(2001.11.
2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 記録映画コンテンツ又はフィクション
性コンテンツの場面展開システム及び記録媒体
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/18 H04N 5/91 N Fターム(参考) 2C001 BA05 BA06 BA07 BB08 BC10 CA07 CA09 CB01 CB04 CB08 CC02 DA06 5C053 FA14 FA23 GB12 JA01 LA01 LA11 LA14 5C054 AA02 AA05 CA04 CC03 DA01 EA01 EA05 FE12 HA14 5D108 BA36 BF07

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ストーリー、シナリオ、脚本、楽曲、演
    出、又は振り付けなどにより成る「フィクション性のコ
    ンテンツ」を構成する各場面を展開するための場面展開
    システムで、予め定められた順序に従って、画像、楽曲
    又は音声を含む各場面が次々と展開されて行く場面展開
    システムであって、 公衆への開示が可能な多数の場所の風景をそれぞれ撮像
    するための撮像手段、 前記各場面の一つ又は複数が展開されるときに、それと
    関連して、前記の撮像手段により撮像された実況映像
    を、リアルタイムに又はほぼリアルタイムに、取り込む
    ための実況映像取り込み手段、及び、 この実況映像取り込み手段により取り込まれた実況映像
    を前記場面と関連付けて表示する表示手段、を含むこと
    を特徴とするフィクション性のコンテンツの場面展開シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 ストーリー、シナリオ、脚本、楽曲、演
    出、又は振り付けなどにより成る「フィクション性のコ
    ンテンツ」を構成する各場面を展開するための場面展開
    システムで、予め定められた順序に従って、画像、楽曲
    又は音声を含む各場面が次々と展開されて行く場面展開
    システムであって、 公衆への開示が可能な多数の場所の風景をそれぞれ撮像
    するための撮像手段、 前記各場面を出力するためのデータと関連させて、前記
    の一つ又は複数の撮像手段の識別データを記録するため
    の、識別データ記録手段、 前記の一つ又は複数の場面が展開されるときに、前記識
    別データ記録手段に記録された識別データに基づいて、
    その場面と関連する識別データを有する撮像手段により
    撮像された実況映像を、リアルタイムに又はほぼリアル
    タイムに、取り込むための実況映像取り込み手段、及
    び、 この実況映像取り込み手段により取り込まれた実況映像
    を前記場面と関連付けて表示する表示手段、を含むこと
    を特徴とするフィクション性のコンテンツの場面展開シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 請求項2の前記各場面を出力するための
    データ、及び、 これらの各場面のデータと関連させて記録された、前記
    の一つ又は複数の撮像手段の識別データ、を記録してい
    ることを特徴とする記録媒体。
  4. 【請求項4】 ストーリー、シナリオ、脚本、楽曲、演
    出、又は振り付けなどにより成る「フィクション性のコ
    ンテンツ」を構成する各場面を展開するための場面展開
    システムで、予め定められた順序に従って、画像、楽曲
    又は音声を含む各場面が次々と展開されて行く場面展開
    システムであって、 公衆への開示が可能な多数の場所の風景をそれぞれ撮像
    するための撮像手段、 前記撮像手段がそれぞれ有する固有の識別データを、多
    数のキーワード又は文章などの検索用データと関連付け
    て記録するデータベース手段、 前記各場面を出力するためのデータから、キーワード又
    は文章などの検索用データを抽出する抽出手段、 この抽出手段により抽出された検索用データに基づい
    て、前記データベース手段から、対応する一つ又は複数
    の撮像手段の識別データを求める識別データ導出手段、 この導出手段に基づいて導出された識別データに基づい
    て、該当する識別データを有する撮像手段により撮像さ
    れた実況映像を、リアルタイムに又はほぼリアルタイム
    に、取り込むための実況映像取り込み手段、及び、 この実況映像取り込み手段により取り込まれた実況映像
    を前記場面と関連付けて表示する表示手段、を含むこと
    を特徴とするフィクション性のコンテンツの場面展開シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 請求項4の前記撮像手段がそれぞれ有す
    る固有の識別データを、多数のキーワード又は文章など
    の検索用データと関連付けて記録するデータベース、及
    び、 請求項4の前記フィクション性のコンテンツの各場面を
    出力するためのデータ、を記録したことを特徴とする記
    録媒体。
  6. 【請求項6】 請求項1から5までのいずれかにおい
    て、前記撮像手段は、汽車、電車、バス、飛行機、船舶
    などの乗り物に備えられ、乗り物から見える外の景色
    を、すなわち、乗り物から見える時事刻々と移動する各
    場所(地点)の景色を、撮像するものである、フィクシ
    ョン性のコンテンツの場面展開システム。 【0001】
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006098606A1 (en) * 2005-03-17 2006-09-21 Nhn Corporation Game scrap system, game scrap method, and computer readable recording medium recording program for implementing the method
JP2008116816A (ja) * 2006-11-07 2008-05-22 Yamaha Corp 歌唱・演奏用装置及び歌唱・演奏用システム
JP2014235304A (ja) * 2013-05-31 2014-12-15 株式会社第一興商 背景映像表示システム

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