JP2002223281A - 電源供給装置及び電源供給方法 - Google Patents

電源供給装置及び電源供給方法

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JP2002223281A
JP2002223281A JP2001016140A JP2001016140A JP2002223281A JP 2002223281 A JP2002223281 A JP 2002223281A JP 2001016140 A JP2001016140 A JP 2001016140A JP 2001016140 A JP2001016140 A JP 2001016140A JP 2002223281 A JP2002223281 A JP 2002223281A
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Akihiro Maeda
晶弘 前田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】接続端子を電力供給用に転用して、本体装置か
ら外部装置へと充分な電力を供給する。 【解決手段】外部装置2をコネクタCを通じて本体装置
1に接続すると、外部装置2から本体装置1へと接続信
号が送出される。これに応答して本体装置1は、コネク
タCの接続端子Cbを電力供給用のものに切り換え、電
源4からの電力を接続端子Cbを通じて外部装置2に供
給する。外部装置2は、本体装置1からの電力の供給に
応答して、接続信号の送出を停止し、この電力を外部装
置本体ユニット8に供給し、外部装置本体ユニット8の
動作を可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、本体装置の電源か
ら外部装置へと電力を供給する電源供給装置及び電源供
給方法に関する。
【0002】
【従来の技術】本体装置にコネクタを介して外部装置を
接続し、本体装置と外部装置間で、各種の信号を送受す
るばかりでなく、本体装置の電源から外部装置へと電力
を供給することがある。この場合、コネクタの各接続端
子のうちの1つを電力供給専用のものとする。
【0003】また、既に規格化されたコネクタであっ
て、電力供給専用の接続端子が格別に設けられていない
場合は、特定の接続端子の信号を供給電力として用いて
いる。例えば、図10に示す様なRS232C(JIS
規格)のコネクタにおいては、9本の接続端子FG,R
D,SD,……,CS,Ciが設けられており、各接続
端子の信号が±12Vの振幅を有する。また、常に、2
つの接続端子RD,DSRの少なくとも一方の信号が1
2Vとなるため、これらの信号を外部装置へと入力し、
これらの信号をシリーズレギュレータにより5Vに定電
圧化し、この定電圧をレベルコンバータの動作用電源と
して用いている(例えば実開平6−44344号公報を
参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図10
に示す従来例の場合は、各信号の電流量に制限があり、
また通信規格上、各信号の電流量に制限が設けられるこ
ともある。このため、本体装置から外部装置への十分な
電力供給が困難であった。例えば、携帯電話機の外部機
器接続用コネクタに拡張用キーボード等を接続する場合
は、コネクタの各接続端子が信号用のものとして既に決
まっており、各接続端子の信号の電流量が制限されてい
るので、各信号を供給電力に変換したとしても、コネク
タの接続端子を通じてCPUを内蔵する拡張用キーボー
ドに十分な電力を供給することは不可能である。このた
め、十分な電力を必要とする外部機器には電源を内蔵せ
ざるを得なかった。
【0005】すなわち、本体装置の電源から外部装置へ
と電力を供給するための電力供給専用の接続端子がコネ
クタに設けられていない場合は、特定の接続端子の信号
を供給電力として用いていたが、この接続端子の信号の
電流量が制限されているので、十分な電力を外部機器に
供給することができなかった。
【0006】そこで、本発明は、上記従来の問題点に鑑
みてなされたものであり、本体装置の信号用の接続端子
に外部装置が接続されたときに、この接続端子を電力供
給用に転用して、本体装置から外部装置へと充分な電力
を供給することが可能な電源供給装置及び電源供給方法
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、電源を持たない外部装置を電源を持つ本
体装置に着脱自在に接続し、外部装置を本体装置に接続
したときには、本体装置の電源から外部装置へと電力を
供給する電源供給装置において、外部装置が接続される
本体装置の接続端子と、本体装置の接続端子に外部装置
が接続されたことを検出する検出手段と、検出手段によ
って外部装置の接続が検出されると、本体装置の接続端
子を電力供給用に切り換え、本体装置の電源から接続端
子を通じて外部装置へと電力を供給する切り換え手段と
を備えている。
【0008】この様な構成の電源供給装置によれば、本
体装置の接続端子に外部装置が接続されたことが検出さ
れると、この接続端子を電力供給用に切り換え、本体装
置の電源から接続端子を通じて外部装置へと電力を供給
している。従って、従来の様に信号の電力ではなく、十
分に大きな電力を本体装置の電源から接続端子を通じて
外部装置へと供給することができる。
【0009】また、本発明においては、検出手段は、本
体装置の接続端子の電流変化及び電圧変化の少なくとも
一方に基づいて、外部装置が接続されたことを検出して
いる。
【0010】これにより、外部装置が接続されたことを
確実に検出することができる。
【0011】一方、本発明は、電源を持たない外部装置
を電源を持つ本体装置に着脱自在に接続し、外部装置を
本体装置に接続したときには、本体装置の電源から外部
装置へと電力を供給する電源供給方法において、本体装
置の接続端子に外部装置が接続されたことを検出するス
テップと、外部装置の接続が検出されると、本体装置の
接続端子を電力供給用に切り換え、本体装置の電源から
接続端子を通じて外部装置へと電力を供給するステップ
とを含んでいる。
【0012】この様な方法でも、従来の様に信号の電力
ではなく、十分に大きな電力を本体装置の電源から接続
端子を通じて外部装置へと供給することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面を参照して詳細に説明する。
【0014】図1は、本発明の電源供給装置の一実施形
態を示すブロック図である。図1において、本体装置1
と外部装置2は、コネクタCを通じて着脱自在に接続す
ることができる。
【0015】本体装置1は、例えば携帯電話機であり、
装置本体ユニット3と、電源4と、通信部5と、接続端
子切り換え部6と、外部装置接続検出部7とを備えてい
る。
【0016】装置本体ユニット3は、本体装置1の主な
機能をつかさどり、携帯電話機としての役目を果たす。
電源4は、例えば充電可能な電池であり、本体装置1の
各部位に電力を供給する。通信部5は、外部装置2がコ
ネクタCの各接続端子Caに接続されたときに、コマン
ドやデータの送受を行うものであって、通信用バッファ
等の役目を果たす。外部装置接続検出部7は、接続切り
換え部6を介して、コネクタCの接続端子Cbに加えら
れる接続信号を検出しており、外部装置2から接続端子
Cbに接続信号が加えられると、外部装置2が接続され
たものとみなす。外部装置接続検出部7によって外部装
置2の接続が検出されると、この検出結果が装置本体ユ
ニット3を介して接続切り換え部6に通知される。これ
に応答して接続切り換え部6は、接続端子Cbを電力供
給用のものに切り換え、電源4からの電力を接続端子C
bを通じて外部装置2に供給する。
【0017】外部装置2は、例えば機能拡張キーボード
であり、外部装置本体ユニット8と、通信部9と、接続
切り換え部10と、接続信号送信部11と、受電検出部
12と、受電部13とを備えている。この外部装置2
は、電源を持たず、外部からの電力供給を必要とする。
【0018】外部装置本体ユニット8は、外部装置2の
主な機能をつかさどり、機能拡張キーボードとしての役
目を果たす。通信部9は、本体装置1がコネクタCの各
接続端子Caに接続されたときに、コマンドやデータの
送受を行うものであって、通信用バッファ等の役目を果
たす。接続信号送信部11は、接続信号を接続切り換え
部10及びコネクタCの接続端子Cbを介して本体装置
1へと送出する。受電検出部12は、接続切り換え部1
0を介して、コネクタCの接続端子Cbの電流もしくは
電圧を検出しており、本体装置1から接続端子Cbを通
じての電力供給に応答して、接続切り換え部10を直接
制御して、接続信号送信部11から本体装置1への接続
信号の送出を停止させる。あるいは、受電検出部12
は、外部装置本体ユニット8を経由して接続切り換え部
10を制御し、接続信号の送出を停止させる。接続切り
換え部10は、本体装置1から接続端子Cbを通じての
電力を受けて受電部13に与える。受電部13は、この
電力を外部装置本体ユニット8に供給する。
【0019】すなわち、本実施形態の電源供給装置で
は、外部装置2をコネクタCを通じて本体装置1に接続
すると、外部装置2から本体装置1へと接続信号が送出
される。これに応答して本体装置1は、コネクタCの接
続端子Cbを電力供給用のものに切り換え、電源4から
の電力を接続端子Cbを通じて外部装置2に供給する。
外部装置2は、本体装置1からの電力の供給に応答し
て、接続信号の送出を停止し、この電力を外部装置本体
ユニット8に供給し、外部装置本体ユニット8の動作を
可能にする。
【0020】この様にコネクタCの接続端子Cbを電力
供給用のものに切り換えることができるので、従来の様
に信号の電力を外部装置に供給することと比較すると、
十分に大きな電力を外部装置に供給することができる。
尚、コネクタCの接続端子Cbを1つではなく、複数個
設けても構わない。
【0021】図2は、図1の電源供給装置の一部のより
具体な例を示す回路図である。ここでは、本体装置1側
の装置本体ユニット3の第1CPU3a、電源4、外部
装置接続検出部7、及び接続切り換え部6が示されてい
る。また、外部装置2側の外部装置本体ユニット8の第
2CPU8a、接続切り換え部10、接続信号送出部1
1、及び受電検出部12が示されている。ただし、受電
部13を省略した回路構成となっている。
【0022】本体装置1において、外部装置接続検出部
7は、抵抗21、及びバッファ22からなる。また、接
続切り換え部6は、電界効果トランジスタ(以下FET
と称す)23、ダイオード24、及びダイオード25か
らなる。
【0023】また、外部装置2において、接続信号送出
部11は、トランジスタ31からなる。また、受電検出
部12は、各抵抗32,33,34,35、コンデンサ
36、各トランジスタ37,38からなる。更に、接続
切り換え部10は、抵抗41、及びFET42からな
る。
【0024】図3は、図2の本体装置1の処理を示すフ
ローチャートである。また、図4は、図2の外部装置2
の処理を示すフローチャートである。更に、図5及び図
6は、図2の本体装置1及び外部装置2の状態遷移を示
す図である。図3、図4、図5及び図6に従って、本体
装置1及び外部装置2の動作手順を説明する。
【0025】まず、本体装置1に電源4がセットされる
と(図5の状態301)、第1CPU3aがパワーオン
リセットされ、各入出力ポートが初期設定される(図3
のステップS101、図5の状態302)。このとき、
第1CPU3aのポートP2がハイレベルとなり、FE
T23がオフとなる。この状態では、電源電圧Vccが外
部装置2に供給されない(図5の状態303)。また、
バッファ22が抵抗21を介してプルアップされている
ので、ポートP1 がハイレベルになっている。この後、
第1CPU3aは、一定の周期で、ポートP1 をポーリ
ングし、このポートP1 がローレベルになるまで待機す
る(図3のステップS102、図5の状態304)。
【0026】次に、外部装置2がコネクタCを介して本
体装置1に接続されると、本体装置1の電源電圧Vccが
抵抗21、ダイオード24、コネクタCの接続端子C
b、及び外部装置2の各抵抗32,41を通じてFET
42のゲートに印加され、FET42がオンとなる(図
5の状態305)。FET42がオンになると、本体装
置1の電源電圧Vcc→抵抗21→ダイオード24→コネ
クタCの接続端子Cb→外部装置2の抵抗32→トラン
ジスタ31→抵抗43→FET42→接地点という経路
で電流が流れ、トランジスタ42がオンとなる(図5の
状態306)。これにより、本体装置1の電源電圧Vcc
→抵抗21→ダイオード24→コネクタCの接続端子C
b→外部装置2の抵抗32→トランジスタ31→接地点
という電流経路が形成され(図5の状態307)、バッ
ファ22の入力電圧が低下し、第1CPU3aのポート
P1 の電圧が低下する(図5の状態308)。第1CP
U3aは、ポートP1 がローレベルになったと判定し
(図3のステップS102で「low」、図5の状態3
09)、ポートP2 をローレベルに設定して、FET2
3をオンにする(図3のステップS103、図6の各状
態310,311)。この結果、本体装置1の電源電圧
Vcc→FET23→ダイオード25→コネクタCの接続
端子Cb→外部装置2の抵抗32→トランジスタ31→
接地点という電流経路が形成される。
【0027】この電流経路は、図5の状態307で形成
された最初の電流経路と比較して、本体装置1の抵抗2
1の分だけ、抵抗値が低い。このため、外部装置2の抵
抗32に流れる電流が増加して(図6の状態312)、
トランジスタ37がオンとなる(図6の状態313)。
ただし、抵抗21を介して電流が流れたときに、トラン
ジスタ37がオフとなり、FET23を介して電流が流
れたときに、トランジスタ37がオンとなる様に、抵抗
32の抵抗値を設定しておく。
【0028】トランジスタ37がオンになると、各抵抗
34,35に電流が流れ、トランジスタ38がオンとな
る(図6の各状態314,315)。これにより、FE
T42のゲート電圧が低下して(図6の状態316)、
FET42がオフとなり(図6の状態317)、これに
伴ってトランジスタ31がオフとなる(図6の状態31
8)。
【0029】この状態では、本体装置1から外部装置2
へと流れる電流が減少するものの、外部装置2の第2C
PU8aへの供給電圧が本体装置1の電源電圧Vcc近く
まで上昇していく(図6の各状態319,320)。ま
た、抵抗44及びコンデンサ45からなるリセット回路
によってリセット信号が第2CPU8aに加えられ、第
2CPU8aが動作状態となる(図6の状態321)。
このとき、第2CPU8aは、ポートP3 をローレベル
に直ちに設定して、FET42のオフ、及びトランジス
タ31のオフを維持する(図4のステップS201、図
6の状態322)。
【0030】こうして本体装置1から外部装置2への電
力供給が開始され、外部装置2の第2CPU8aの動作
が開始されると、本体装置1の第1CPU3aと外部装
置2の第2CPU8a間で、コネクタCの各接続端子C
aを通じて接続確認を行う(図3のステップS104、
図4のステップS202)。
【0031】この接続確認は、図7に示す様な通信プロ
トコルに従って行われる。ここでは、本体装置1の第1
CPU3aが接続機種コードの送信を要求し、これに応
答して外部装置2の第2CPU8aが接続機種コードを
送信する(図4のステップS203で「接続確認済
み」)。本体装置1の第1CPU3aは、外部装置2か
らの接続機種コードが正常であれば(図3のステップS
105で「接続確認済み」)、正常な接続がなされたと
判定する。
【0032】この場合、本体装置1の第1CPU3a
は、時間TIMER を初期値0に設定した後に(図3のステ
ップS106)、外部装置2からの受信データの有無の
判定(図3のステップS107)と、時間TIMER の歩進
(図3のステップS108)と、時間TIMER が一定値N
に達したか否かの判定(図3のステップS109)とを
繰り返す。そして、時間TIMER が一定値Nに達する前に
(図3のステップS109で「≠N」)、外部装置2か
らの受信データが有れば(図3のステップS107で
「データ有り」、図4のステップS204で「データ有
り」)、通信処理を実施する(図3のステップS11
0、図4のステップS205)。
【0033】この通信処理は、キーボードである外部装
置2へのキー入力を確認するためのものであり、図8に
示す様な通信プロトコルに従って行われる。ここでは、
外部装置2の第2CPU8aがキーコードの送信を要求
し、本体装置1の第1CPU3aが着信応答を送信す
る。そして、第1CPU3aは、携帯電話機である本体
装置1によって要求されている入力文字のモードが平仮
名、片仮名、英数字、及び絵文字のいずれであるかを指
定する。これに応答して外部装置2の第2CPU8a
は、キー入力及び指定されたモードに応じたキーコード
を送信する。本体装置1の第1CPU3aは、受信応答
を送信する。
【0034】この通信処理を正常に終了すると(図3の
ステップS111で「正常終了」、図4のステップS2
06で「正常終了」)、本体装置1ではステップS10
6からの処理に戻り、外部装置2では次のステップS2
07に移る。
【0035】また、外部装置2からの受信データが無い
ままに(図3のステップS107で「データ無し」、図
4のステップS204で「データ無し」)、時間TIMER
が一定値Nに達すると(図3のステップS109で「=
N」)、図7に示す通信プロトコルに従って、接続確認
を再度行う(図3のステップS112、図4のステップ
S207で「接続確認有り」及びステップS208)。
そして、正常な接続がなされていれば(図3のステップ
S113で「接続確認済み」、図4のステップS209
で「接続確認済み」)、本体装置1ではステップS10
6からの処理に戻り、外部装置2ではステップS204
からの処理に戻る。
【0036】また、接続が異常であったり(図3の各ス
テップS105,113で「接続異常」、図4の各ステ
ップS203,209で「接続異常」)、あるいは通信
処理が正常に終了しなかった(図3のステップS111
で「異常終了」、図4のステップS206で「異常終
了」)場合、本体装置1の第1CPU3aは、ポートP
2 をハイレベルにして、FET23をオフにし、外部装
置2への電力供給を停止する(図3のステップS11
4)。そして、第1CPU3aは、一定時間を待機し
て、外部装置2への供給電圧が十分に低下してから(図
3のステップS115)、ステップS102に戻る。ま
た、外部装置2の第2CPU8aは、ポートP3 をハイ
レベルに直ちに設定して、FET42をオンに設定する
(図4のステップS210)。
【0037】図9は、図1の電源供給装置の一部のより
具体な他の例を示す回路図である。尚、図9において、
図2の回路と同様の作用を果たす部位には同じ符号を付
している。
【0038】本体装置1において、外部装置接続検出部
7は、抵抗21、及びバッファ22からなる。また、接
続切り換え部6は、FET23、ダイオード24、及び
ダイオード25からなる。更に、電源4は、第1電源4
A、及び第1電源4Aよりも高電圧の第2電源4Bから
なる。
【0039】また、外部装置2において、接続信号送出
部11は、トランジスタ31からなる。また、受電検出
部12は、各抵抗51,52、コンデンサ53、ツェナ
ーダイオード54、及びトランジスタ55からなる。更
に、接続切り換え部10は、抵抗41、及びFET42
からなる。受電部13は、抵抗56、及びFET57等
からなる。
【0040】ここでは、本体装置1に電源4がセットさ
れると、第1CPU3aがパワーオンリセットされ、第
1CPU3aのポートP2 がハイレベルとなり、FET
23がオフとなる。
【0041】外部装置2がコネクタCを介して本体装置
1に接続されると、本体装置1の第1電源4Aの電圧V
ccが抵抗21、ダイオード24、コネクタCの接続端子
Cb、及び外部装置2の各抵抗51,41を通じてFE
T42のゲートに印加され、FET42がオンとなる。
これに伴って、トランジスタ31もオンとなる。これに
より、本体装置1の第1電源4A→抵抗21→ダイオー
ド24→コネクタCの接続端子Cb→外部装置2の抵抗
51→トランジスタ31→接地点という電流経路が形成
され、バッファ22の入力電圧が低下し、第1CPU3
aのポートP1の電圧が低下する。このとき、第1CP
U3aは、ポートP1 がローレベルになったと判定し、
ポートP2 をローレベルに設定して、FET23をオン
にする。この結果、本体装置1の第2電源4Bの電圧V
DDがツェナーダイオード54に印加される。
【0042】ここで、ツェナーダイオード54のツェナ
ー電圧は、第1電源4Aよりも高く、かつ第2電源4B
よりも低く設定されている。このため、第2電源4Bの
電圧VDDがツェナーダイオード54に印加されると、ツ
ェナーダイオード54→抵抗52→接地点という経路で
電流が流れて、トランジスタ55がオンとなる。これに
より、FET42のゲート電圧が低下して、FET42
がオフとなり、これに伴ってトランジスタ31がオフと
なる。また、トランジスタ55のオンにより、FET5
7のゲート電圧が低下して、FET57がオンとなり、
本体装置1の第2電源4Bの電圧VDDが受電部13に供
給され、この受電部13から第2CPU8aへと電圧V
ccが印加される。また、抵抗44及びコンデンサ45か
らなるリセット回路によってリセット信号が第2CPU
8aに加えられ、第2CPU8aが動作状態となる。第
2CPU8aは、ポートP3 をローレベルに直ちに設定
して、FET42のオフ、及びトランジスタ31のオフ
を維持する。
【0043】この後、本体装置1と外部装置2間で、図
7の通信プロトコルに従って接続確認が行われたり、図
8の通信プロトコルに従ってデータの授受が行われる。
【0044】尚、本発明は、上記実施形態に限定される
ものでなく、多様に変形することができる。例えば、本
体装置として、携帯電話機以外の装置を適用したり、あ
るいは外部装置としてキーボード以外の装置を適用する
ことができる。また、外部装置から本体装置に送出され
る接続信号としては、電圧変化や電流変化を示すもの等
を適用することができる。
【0045】
【発明の効果】以上説明した様に本発明によれば、本体
装置の接続端子に外部装置が接続されたことが検出され
ると、この接続端子を電力供給用に切り換え、本体装置
の電源から接続端子を通じて外部装置へと電力を供給し
ている。従って、信号の電力ではなく、十分に大きな電
力を本体装置の電源から接続端子を通じて外部装置へと
供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電源供給装置の一実施形態を示すブロ
ック図である。
【図2】本実施形態の電源供給装置の一部のより具体な
例を示す回路図である。
【図3】図2の本体装置の処理を示すフローチャートで
ある。
【図4】図2の外部装置の処理を示すフローチャートで
ある。
【図5】図2の本体装置及び外部装置の状態遷移を示す
図である。
【図6】図5に引き続く状態遷移を示す図である。
【図7】図2の本体装置及び外部装置間の接続確認のた
めの通信プロトコルを示す図である。
【図8】図2の本体装置及び外部装置間のデータ授受の
ための通信プロトコルを示す図である。
【図9】本実施形態の電源供給装置の一部のより具体な
他の例を示す回路図である。
【図10】従来の装置を例示するブロック図である。
【符号の説明】
1 本体装置 2 外部装置 3 装置本体ユニット 4 電源 5 通信部 6 接続切り換え部 7 外部装置接続検出部 8 外部装置本体ユニット 9 通信部 10 接続切り換え部 11 接続信号送信部 12 受電検出部 13 受電部 C コネクタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源を持たない外部装置を電源を持つ本
    体装置に着脱自在に接続し、外部装置を本体装置に接続
    したときには、本体装置の電源から外部装置へと電力を
    供給する電源供給装置において、 外部装置が接続される本体装置の接続端子と、 本体装置の接続端子に外部装置が接続されたことを検出
    する検出手段と、 検出手段によって外部装置の接続が検出されると、本体
    装置の接続端子を電力供給用に切り換え、本体装置の電
    源から接続端子を通じて外部装置へと電力を供給する切
    り換え手段とを備えることを特徴とする電源供給装置。
  2. 【請求項2】 検出手段は、本体装置の接続端子の電流
    変化及び電圧変化の少なくとも一方に基づいて、外部装
    置が接続されたことを検出することを特徴とする請求項
    1に記載の電源供給装置。
  3. 【請求項3】 電源を持たない外部装置を電源を持つ本
    体装置に着脱自在に接続し、外部装置を本体装置に接続
    したときには、本体装置の電源から外部装置へと電力を
    供給する電源供給方法において、 本体装置の接続端子に外部装置が接続されたことを検出
    するステップと、 外部装置の接続が検出されると、本体装置の接続端子を
    電力供給用に切り換え、本体装置の電源から接続端子を
    通じて外部装置へと電力を供給するステップとを含むこ
    とを特徴とする電源供給方法。
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