JP2002222547A - 光カード、光カード製造方法 - Google Patents

光カード、光カード製造方法

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JP2002222547A
JP2002222547A JP2001015634A JP2001015634A JP2002222547A JP 2002222547 A JP2002222547 A JP 2002222547A JP 2001015634 A JP2001015634 A JP 2001015634A JP 2001015634 A JP2001015634 A JP 2001015634A JP 2002222547 A JP2002222547 A JP 2002222547A
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signal
mirror
center hole
board
disk
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Wataru Ogawa
渉 小川
Hirotoshi Ono
浩利 大野
Kiyoshi Manaka
清 間仲
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Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造がしやすく、外形上の見栄えも良く、記
録信号特性が良いDVD対応型の光カードを提供する。を
提供する。 【解決手段】 角型のミラー盤1Aと、たる型の信号盤2A
と、ミラー盤1Aの貼合せ面1dと信号盤2の信号面2dとの
間の接着部3とを備え、ミラー盤1Aの中心穴1aと信号盤2
の中心穴2aとが一致し、かつミラー盤1Aの一対の長辺1
b,1bの位置に信号盤2Aの一対の直線部分2b,2bが一致
している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばデジタル多
用途ディスク(以下DVDと記す)として読み出し専用ある
いは追記型、書き込み可能型の各種の光ディスク(DVD-R
OM, DVD-R, DVD-RW, DVD-RAM)の外形を、角型あるいは
たる型(直径80mmのシングル盤サイズの光ディスクの上
下部分を一定幅で切断削除した略長円形の外形形状)に
することによって、一般のカードケースに収納して持ち
運びが便利等の利便性を有する光カード,光カード製造
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンパクト・ディスク(CD)等の光ディス
クをクレジットカード等の角型のカード形状に成形した
光カードがある。この光カードはカード形状であるため
に、カードケース等に収納出来て携帯に便利であり、し
かも安価な大容量メモリーを有する光カードとして利用
されている。こうした光カードには、読み出し専用(RO
M)型と追記(R)型と記録可能(RW,RAM)型の各種類があ
る。この光カードのうちDVD光カードは、それぞれ中心
穴を備えた角型、たる型の上下基板(角型のいわゆるミ
ラー盤とたる型のいわゆる信号盤と)を貼り合わせるこ
とにより得られるのである。
【0003】こうした角型、たる型の光カードを得る方法と
しては、射出成形によって成形した前記上下基板を貼り
合わせる方法と、前記光ディスクのように貼り合わせて
おいたディスク基板をカード形状に打抜きあるいは切削
等(以後打抜き等とする)を行って得る打抜き方法とがあ
る。
【0004】しかしながら、前記した射出成形方法によって
形成した光カードは、いわゆるセンターホールド型のプ
レーヤで再生できるが、いわゆるトレイタイプのプレー
ヤでは再生出来ないという問題がある。この問題を解消
するために、光カードを角型ではなくたる型のものとす
れば、前記したトレイタイプのプレーヤでも再生できる
が、光カードが角型でないために見栄えが悪い等の問題
がある。また、射出成形で角型に成形した基板の信号特
性は基板の複屈折の一周変動が大きくなるために、再生
専用型の光カードには使用出来るが、追記型や記録可能
型の光カードに使用すると記録特性としてあまり良くな
い。しかし、たる型や円型で射出成形した基板を貼り合
わせた光カードの記録特性は良好な特性を示す。
【0005】また、前記した打抜き方法によって形成した光
カードは、まず角型のカード形状であると、前記した複
屈折の一周変動は前記の射出成形方法に比べて多少良い
が、この複屈折の最大値と最小値の差が大きく、また反
り角度も大きくなる。このために、読出し専用型の光カ
ードとしては使えるが、追記型や記録可能型に使用する
と記録特性はあまり良くない。次に、たる型や円型のカ
ード形状であると、前記した複屈折の一周変動は角型に
比べて少なく、この複屈折の最大値と最小値の差も小さ
く、また反り角度も小さいものとなる。このために、全
ての型光カードとしては使用することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した角
型、たる型、円型のカード形状の光カードは、一般のCD
等の光ディスクドライブで記録又は再生が可能なよう
に、CD等の光ディスクとの互換性を保持するため、光カ
ードの中央にセンターホールを設け、またこのCD等の光
ディスクの外観形状に近似している。この形状により、
ノート型パソコン等に内蔵している前記したセンターホ
ールド型のドライブで記録再生できるようにしてある。
【0007】また、こうした角型、たる型、円型のカード形
状の光カードが前記したトレイ型の光ディスクプレーヤ
でも記録又は再生できるようにするため、このプレーヤ
のトレイ内に設けられた外形直径80mmのシングルディス
クのホルダーに装着出来るように、所定半径の円弧形状
のガイド突部を設けるカード型コンパクト・ディスク
(実用新案登録第3064414号)がある。
【0008】さらに、前述した光カードの例としてはカード
型CDがあり、このカード型CDとしては、直径80mmより内
側が1.2mm厚さで、それより外側が1.2mmより薄く(0.6mm
前後)し、直径80mm部分に段差を設けて、外形の直径が8
0mmのディスクホルダーに装着できるようにしたものが
ある。しかし、このカード型CDの形状はこの段差を設け
たものを射出成形で作るのが一般的である。このように
ディスクの板厚が一定の厚さではなく途中で板厚の違う
基板を成形すると、やはり前記したように貼り合わせに
よって作成した光カードと同様に、射出成形で角型に成
形した基板の信号特性は基板の複屈折の一周変動が大き
くなるために、再生専用型の光カードには使用出来る
が、追記型や記録可能型の光カードに使用すると記録特
性としてあまり良くないものとなる。
【0009】またカード型DVDディスクの外形として長辺が9
0mm以下、情報領域部の厚さ0.6mm以下、重さは6g未満の
ものと規定した実用新案登録第3072136号等がある。こ
の提案は大きさ等を規定しただけで上記のように、角型
のディスクを貼り合せで作成したと同様の問題点があ
る。またこの提案のなかで、たる型形状の規定もされて
いるが、たる型だと信号的な問題点は無いが外見上四角
では無いために見栄えが悪いという問題がある。
【0010】前述したように、射出成形方法によって成形し
た基板を貼り合わせた光カードは、円型の基板形状であ
れば成形歪が周方向に均一であるから、この円型基板を
貼り合わせた光カードは、再生専用型に限らず、追記
型、記録可能型に用いても記録再生特性が良好であるも
のとなる。これに対して、射出成形によって角型の基板
を成形すると成形歪が発生するから、この角型基板を貼
り合せた光カードにおいて貼り合わせ基板の複屈折の一
周変動が大きくなるために、再生専用型にしか用いるこ
とができない。
【0011】また、前記した打抜き方法によって形成した光
カードは、打抜き前のディスク基板で成形歪が均一化さ
れていたものが、この打抜きによって歪が開放され成形
歪が表面化して、複屈折の一周変動増大、複屈折の最大
値と最小値との差の増大、反り角度の増大が現出するも
のとなる。この結果、打抜き方法によって得た光カード
は、読出し専用型の光カードとしてのみ使用可能であっ
た。特に記録可能型光カードにこの打抜き方法によって
得た光カードを用いると、顕著な信号特性劣化となっ
た。また、この打抜き方法によって得た光カードをDVD
のフォーマットに準拠したディスク基板を打抜いて得た
場合には、このディスク基板は0.6mmの板厚を2枚貼り合
わせて作成されているので、打抜きの際に発生するディ
スク基板接着面の剥がれや割れ等が生じる問題があっ
た。このように、打抜き方法によって、高密度記録型のD
VDのフォーマットに準拠した追記型、記録可能型の光カ
ードを提供することが大きな課題であった。
【0012】そこで本発明は、前述した課題に鑑みて創案さ
れたものであり、例えばDVD型の読み出しあるいは書き
込み可能な光カードにおいて、製造がしやすく、外形上
の見栄えも良く、特性においても複屈折の値が小さく、
その一周変動や、複屈折の最大値と最小値との差が小さ
く、反り角度の小さい特性にすることによって記録信号
特性の良い光カードを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明は、次の(1)〜(6)の構成を有する光カー
ド、光カード製造方法を提供する。 (1) 図1に示すように、中心穴1aと、一対の長辺1b,1b
と、一対の短辺1c,1cと、貼合せ面1dと(、印刷面1eと)
を有する角型のミラー盤1Aと、前記ミラー盤1Aの前記中
心穴1aと同一径の中心穴2aと、前記ミラー盤1Aの前記短
辺1cの長さhaと同一幅haの一対の直線部分2b,2bと、光
照射面2cと、信号面2dとを有し、かつ前記ミラー盤1A
(の板厚h1)と略同一の板厚h2であり、かつ少なくとも記
録膜、反射膜を順次成膜してなるたる型の信号盤2Aと、
前記ミラー盤1Aの前記貼合せ面1dと前記信号盤2の前記
信号面2dとの間にある所定厚h3の接着部3とを備え、前
記ミラー盤1Aの前記中心穴1aと前記信号盤2の前記中心
穴2aとが一致し、かつ前記ミラー盤1Aの前記一対の長辺
1b,1bの位置に前記信号盤2Aの前記一対の直線部分2b,
2bが一致してなることを特徴とする光カードA。 (2) 図1に示す上記(1)記載の光カードAを製造する光カ
ード製造方法であって、前記ミラー盤1Aの前記貼合せ面
1d上の前記中心穴1a近傍に接着剤を塗布するステップ
と、前記ミラー盤1Aの前記中心穴1aと前記信号盤2Aの前
記中心穴2aとを合わせながら前記ミラー盤1Aに塗布して
ある前記接着剤上に前記信号盤2Aの前記信号面2dを乗せ
て、前記ミラー盤1Aの前記一対の長辺1b,1bの位置に前
記信号盤2Aの前記一対の直線部分2b,2bを合わせるステ
ップとを備え、前記ミラー盤1Aの前記貼合せ面1d上に前
記信号盤2Aの前記信号面2dを貼り合わせることにより、
所定厚h4の光カードを製造することを特徴とする光カー
ド製造方法。 (3) 図2に示すように、中心穴1aと、一対の長辺1b,1b
と、一対の短辺1c,1cと、前記中心穴1aを中心としてそ
の直径が前記短辺1cの長さhaと同一又は大である凸状環
状部1fを備えた貼合せ面1dとを有する角型のミラー盤1B
と、前記ミラー盤1Bの前記中心穴1aと同一径の中心穴2a
と、光照射面2cと、信号面2dとを有し、かつ前記ミラー
盤1Bの前記凸状環状部1fの内側に嵌合可能な直径を有
し、かつ前記ミラー盤1B(の板厚h1)と略同一の板厚h2で
あり、かつ少なくとも記録膜、反射膜を順次成膜してな
る円型の信号盤2Bと、前記ミラー盤1Bの前記凸状環状部
1fの内側と前記信号盤2Bの信号面2d側との間にある所定
厚h3の接着部3とを備え、前記ミラー盤1Bの前記中心穴1
aと前記信号盤2Bの前記中心穴2aとが一致し、かつ前記
凸状環状部1fの上部1f1と前記凸状環状部1fの内側に嵌
合した前記信号盤2Bの前記光入射面2cとが同一平面上に
あることを特徴とする光カード。 (4) 図3に示すように、中心穴1aと、一対の長辺1b,1b
と、一対の短辺1c,1cと、光照射面1gと、貼合せ面1dと
を有する角型のミラー盤1Cと、前記ミラー盤1Cの前記中
心穴1aと同一径の中心穴2aと、前記ミラー盤1Cの前記短
辺1cの長さhaと同一幅haの一対の直線部分2b,2bと、信
号面2dとを有し、かつ前記ミラー盤(の板厚h1)よりも大
きい板厚h2であり、かつ少なくとも記録膜、反射膜を順
次成膜してなるたる型の信号盤2Cと、前記ミラー盤1Cの
前記貼合せ面1dと前記信号盤2Cの前記信号面2dとの間に
ある所定厚h3の接着部3とを備え、前記ミラー盤1Cの前
記中心穴1aと前記信号盤2Cの前記中心穴2aとが一致し、
かつ前記ミラー盤1Cの前記一対の長辺1b,1bの位置に前
記信号盤2Cの前記一対の直線部分2b,2bが一致してなる
ことを特徴とする光カードC。 (5) 図4に示すように、中心穴1aと、一対の長辺1b,1b
と、一対の短辺1c,1cと、前記中心穴1aを中心としてそ
の直径が前記短辺1cの長さhaと同一又は小である凸状環
状部1fを備えた貼合せ面1dとを有する角型のミラー盤1D
と、前記ミラー盤1Dの前記中心穴1aと同一径の中心穴2a
と、光照射面2cと、信号面2dとを有し、かつ前記ミラー
盤1Dの前記凸状環状部1fの内側に嵌合可能な直径を有
し、かつ前記ミラー盤1D(の板厚h1)よりも大きい板厚h2
であり、かつ少なくとも信号上に反射膜、記録膜を順次
成膜してなる円型の信号盤2Dと、前記ミラー盤1Dの前記
凸状環状部1fの内側と前記信号盤2Dの信号面2d側との間
にある所定厚h3の接着部3とを備え、前記ミラー盤1Dの
前記中心穴1aと前記信号盤2Dの前記中心穴2aとが一致
し、かつ前記凸状環状部1fの上部1f1と前記凸状環状部1
fの内側に嵌合した前記信号盤2Dの前記光入射面2cとが
同一平面上にあることを特徴とする光カードD。 (6) 請求項1、請求項3乃至請求項5のいずれか1に記載
の光カードであって、前記ミラー盤1A〜1Dは、射出成形
又は打抜きにより作成した角型の基板であり、前記信号
盤2A〜2Dは、射出成形により作成したたる型又は円型の
基板を用いたことを特徴とする光カード。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につき
その好ましい実施例について、図面と共に説明する。図
1〜図4はそれぞれ本発明の光カードの実施例1〜実施例4
を説明するための縦断面図・平面図である。図1〜図4
中、1a,2aは中心穴、1A〜1Dはミラー盤、1b,1bは一対
の長辺、1c,1cは一対の短辺、1d,2dは貼合せ面、1eは
印刷面,1fは凸状環状部(凹んだ円形部分)、1f1は上
部、1g印刷面,2A〜2Dは信号盤、2b,2bは一対の直線部
分、2cは光照射面、3は接着部、A〜Dは光カード、h1,h
2は板厚、h3,h4,h5は厚さ、haは長さ、Lは記録再生
用レーザの照射方向、x1−x1〜x4−x4は切断線、rはシ
ングルディスクと同じ外形寸法。
【0015】本発明の骨子は、ミラー盤は、信号等に関係な
いので射出成形あるいは打抜き等で角型に成形あるいは
打抜いて作成した角型基板を用い、また、ミラー盤に貼
り合わせる信号盤は信号特性に直接影響するので射出成
形で円型やたる型に成形して作成した円型やたる型基板
を用い、さらに、ミラー盤と信号盤との各中心穴を合わ
せると共に(たる型の信号盤ではたる型の直線部分と角
型の長辺部分とを更に合わせて)所定の膜厚でミラー盤
と信号盤とを接着し貼り合せによって光カードを作成す
ることである。これによって、信号特性が良く、しかも
外見上見栄えの良い高密度型の光カードを提供すること
が出来る。
【0016】[光カードの実施例1]本発明の光カードの実
施例1は、図1に示すように、直径15mmの中心穴1aを有す
る角型の平坦なミラー盤(板厚h1=0.6mm前後)1Aと、同
じく直径15mmの中心穴2aを有する、たる型(板厚h2=0.5
5〜0.6mm)の信号盤2Aとを、中心穴1a,2aを合わせると
共に、たる型の直線部分2b,2bと角型の長辺部分1b,1b
とを合わせて所定の膜厚(h3=40〜70μm)で接着するこ
とにより作成するDVD光カードAである。
【0017】[光カードの実施例2]本発明の光カードの実
施例2は、図2に示すように、直径15mmの中心穴1aを有し
印刷面1e側は平坦で、貼り合わせ面1d側に凹凸をもたせ
たミラー盤1Bと円形の信号盤2Bを用いるDVD光カードBで
あって、ミラー盤1Bの形状として直径80mmより外周が板
厚h1=0.6mmであって、直径80mmより内周が厚さh4=1.2
mmで、さらにその内側に直径がカード形状の短辺1cと同
じか、あるいは短辺1cより小さい直径で板厚h2=が0.6m
m厚さの凹んだ円形部分をもたせた角型のミラー盤1B
と、同じく直径15mmの中心穴2aを有する円形(板厚h2=
0.55〜0.6mm、直径が短辺1cと同じか、あるいは短辺1c
より小さい)の信号盤2Bとを中心穴1a,2aを合わせて所
定の膜厚h3=40〜70μmで接着することにより作成するD
VD光カードBである。
【0018】[光カードの実施例3]本発明の光カードの実
施例3は、図3に示すように、直径15mmの中心穴1aを有す
る角型の平坦なミラー盤(板厚h1=0.1mm前後)1Cと、同
じく直径15mmの中心穴2aを有する、たる型(板厚=1.1mm
前後)の信号盤2Cとを、中心穴1a,2aを合わせると共
に、たる型の直線部分2b,2bと角型の長辺部分1b,1bを
合わせて所定の膜厚h3=4μm以上40μm以下で接着する
ことにより作成するミラー盤側からの読み出しに対応し
た高密度型DVD光カードCである。
【0019】[光カードの実施例4]本発明の光カードの実
施例4は、図4に示すように、直径15mmの中心穴1aを有し
印刷面1e側は平坦で、貼り合わせ面1d側に凹凸をもたせ
たミラー盤1Dと円形の信号盤2Dを用いる高密度DVD光カ
ードであって、ミラー盤1Dの形状として直径80mmより外
周の板厚h1=0.6mmであって、直径80mmより内周がh4=
1.2mm厚さで、さらにその内側に直径がカード形状の短
辺1cと同じか、あるいは短辺1cより小さい直径で板厚h2
=1.1mm厚さの凹んだ円形部分をもたせた角型のミラー
盤1Dと、同じく直径15mmの中心穴2aを有する円形(板厚h
2=1.1mm、直径が短辺1cと同じか、あるいは短辺1cより
小さい)の信号盤2Dとを中心穴1a,2aを合わせて所定の
膜厚h3=4μm以上40μm以下で接着することにより作成
する高密度型DVD光カードDである。
【0020】前述した光カードA〜Dの外形寸法は、長辺1bが8
0mm以上90mm以下、短辺1cが54mm以上65mm以下の大きさ
である。
【0021】また、前記ミラー盤1A〜1Dは射出成形又は打抜
きにより作成した角型の基板とし、信号盤2A〜2Dは射出
成形により作成したたる型又は円型の基板を用いる。ま
た、前記ミラー盤1A〜1Dと信号盤2A〜2Dとの基板の材質
としては、光透過性の良いポリカーボネイト樹脂あるい
はアクリル樹脂あるいはポリオレフィン樹脂あるいはこ
れらを混ぜ合わせた変性樹脂を使用する。
【0022】さらに、前記ミラー盤1Cの作成方法としては、
ポリカーボネイト樹脂あるいはアクリル樹脂あるいはポ
リオレフィン樹脂等の光透過性の良い樹脂を使った厚さ
0.1mm前後のシートを成形し、四角く切断すると同時に
中心穴1aを打抜きあるいは切削等(以後打抜き等とする)
によってカード形状ミラー盤1cに成形する。また、前記
ミラー盤1Dの作成方法としては、角型の射出成形あるい
は円盤の射出成形をした後に打抜き等によって角型に成
形する。
【0023】次に、本発明の製造方法の実施例1〜実施例に
ついて説明する。 [製造方法の実施例1] 光カードAの作成 本発明の代表的な製造工程としては、まず角型のミラー
盤(板厚h1=0.6mm前後)1Aを射出成形で作成する。信号
盤2Aは、たる型形状に射出成形した信号盤(板厚h2=0.5
5〜0.6mm)を用いる。
【0024】信号盤2Aは成形後必要に応じて記録膜、反射
膜、保護膜を順次成膜する。例えば、信号盤2AがDVD-R
に準拠する場合は記録膜はシアニンやフタロシアニン等
の有機色素を使用し、反射膜はAgやAuを使用、保護膜は
UV硬化樹脂を用いる。また、信号盤2AがDVD-RAMに準拠す
る場合では、記録膜の保護膜にZnS-SiO2、記録膜にGeSb
Te、反射膜にAl-TiやAl-Cr等、保護膜にUV硬化樹脂を用
いて、予めプリピット、グルーブ、ランド、ランドプリ
ピットが螺旋状に形成されている基板(図示せず)上に順
次成膜する。
【0025】ミラー盤1Aと信号盤2Aとの貼り合わせは、ミラ
ー盤1A上の内周にUV樹脂を円形に塗布し、ミラー盤1Aと
信号盤2Aとの中心穴1a,2aを合わせながら、その上に信
号盤2Aの信号面2dを接着側にして乗せて、たる型の直線
部分2b,2bと角型の長辺部分1b,1bとを合わせる。そし
て、それらを回転させて信号盤2Aとミラー盤1Aの全面に
UV樹脂を行き渡らせた後に、所定の膜厚h3になるように
回転数(2000〜3000rpm)と時間(3〜5sec)を制御して回転
させる。その時余分なUV樹脂は振り飛ばされる。その後再
度、たる型の直線部分2b,2bと角型の長辺部分1b,1bを
正確に合わせる。そしてUV照射をして(160W、5sec)接着を
完了させる。
【0026】その後、信号盤2Aのレーザ照射面側2cには必要
に応じてキズ防止のハードコート膜をUV処理で成膜をし
て、反対側のミラー盤1Aの印刷面1e上に必要に応じて印
刷、キズ防止の保護膜等を施してDVD光カードAが完成す
る。
【0027】[製造方法の実施例2] 光カードBの作成 直径15mmの中心穴1aを有し印刷面1e側は平坦で、貼り合
わせ面1d側に凹凸をもたせたミラー盤1Bと円形の信号盤
2Bとを用いる。ミラー盤1Bの形状として直径80mmより外
周が0.6mmであって、直径80mmより内周が1.2mmの厚さ
で、さらにその内側に直径がカード形状の短辺1cと同じ
か、あるいは短辺1cより小さい直径で所定の板厚(DVD光
カードでは0.6mm、高密度DVD光カードでは0.1mm)の凹ん
だ円形部分をもたせた角型のミラー盤1Bを射出成形で作
成する。
【0028】信号盤2Bは同じく直径15mmの中心穴2aを有する
円形(DVD光カードでは板厚h2=0.55〜0.6mm、高密度DVD
光カードではh2=1.1mmで、直径が短辺1cと同じかある
いは短辺1cより小さい)の基板を射出成形で作成する。
これ以降の工程は前記した[製造方法の実施例1]と同
様の工程で作成する。そしてミラー盤1Bと信号盤2Bとを
中心穴1a,2aを合わせて所定の膜厚(DVD光カードではh3
=40〜70μm、高密度光カードではh3=4μm以上40μm以
下)で接着することにより作成する。
【0029】[製造方法の実施例3] 光カードAの作成の別
例1 ミラー盤1Aを直径120mmの円盤ディスクに射出成形し、
信号盤1Bを直径80mmの円盤ディスクに射出成形し、貼り
合わせる前にそれぞれ打抜き等でミラー盤1Aは角型、信
号盤1Bはたる型に成形したものを使用しても良い。その
場合は、基板材料のポリカーボネイト樹脂の材料利用効
率は悪くなる。
【0030】[製造方法の実施例4] 光カードAの作成の別
例2 ミラー盤1Aを直径120mmの円盤ディスクに射出成形し、
信号盤1Bを直径80mmの円盤ディスクに射出成形し、それ
ら円型基板同士をUV樹脂で貼り合わせた後に打抜き等で
角型に成形する。この場合は、[製造方法の実施例1]の
ようなたる型の直線部分2bを合わせる必要が無くなる
が、打抜き等により接着面の剥がれあるいは割れ等が発
生しやすい欠点はある。また基板材料の利用効率は悪
い。
【0031】[製造方法の実施例5]前記した[製造方法の
実施例1]〜[製造方法の実施例4]は、現在商品化され
ているDVDと同じで([製造方法の実施例2]の一部は高
密度DVD)、形状だけがカード形状にしたもので従来のDV
D(直径120mmで記憶容量4.7Gバイト)と互換性があるもの
である。将来の高密度DVD(直径120mmで記憶容量20Gバイ
ト相当)と互換性のある高密度DVD光カードに応用するた
めには、信号盤の板厚h2は1.1mm前後、ミラー盤の板厚h
1は0.1mm前後にして、[製造方法の実施例1]、[製造
方法の実施例2]と同様に作成することによってミラー
基板側からの読み出し、高NAピックアップ、及び青色レ
ーザ対応の高密度DVD対応光カードを作成することがで
きる。
【0032】この時の成膜の順序は、ミラー盤側から読み出
すために、従来とはまったく逆の順序で成膜する。たと
えば高密度DVD-Rの場合は、信号基板上にAg反射膜、有
機色素、UV保護膜の順番に成膜する。またDVD-RAMの場合
は、信号基板上にAl反射膜、ZnS-SiO2保護膜、GeSbTe
記録膜、ZnS-SiO2保護膜の順番に成膜する。
【0033】またこの高密度DVDのミラー盤は、ミラー盤側
から読み出すために、ミラー盤の複屈折や反り角は小さ
いことが必要である。このミラー盤の作成方法として、
[製造方法の実施例1]、[製造方法の実施例2]では射
出成形で角型ミラー盤を作っているが、その他の方法と
してシートあるいは円盤ディスクを作成した後、打抜き
等で角型のミラー盤を作成する方法もある。そのミラー
盤の作り方としては、ポリカーボネイト樹脂あるいはア
クリル樹脂あるいはポリオレフィン樹脂等の光透過性の
良い樹脂を使った厚さ0.1mm前後のシートを成形し、そ
れらの複屈折を低減するために、四角く切断すると同時
に中心穴を打抜き等によってカード形状ミラー盤に成形
する前に高温処理(アニール)してから所定のミラー盤形
状に切断したものを使用する。また所定形状の円盤状ミ
ラー基板を射出成形し、アニールしてから打抜き等によ
り角型に成形する方法もある。
【0034】また高密度DVDカードの場合は、接着膜厚を
[製造方法の実施例1]より薄くするために、UV樹脂塗
布条件として回転数は3000〜5000rpm程度に高くするか
あるいは粘度の低いUV樹脂を用いる。
【0035】表1は従来の打抜き光カードと本発明の光カー
ドとの特性を比較した表である。
【0036】
【表1】
【0037】
【発明の効果】以上詳述したように本発明は、ミラー盤
を角型で形成し、信号盤は信号特性の良いたる型や円型
で成形し、それらを貼り合せて光カードを作成すること
により、複屈折の一周変動が少なく、複屈折の最大値と
最小値の差の値が小さく、そり角度が小さく、記録後の
ジッタ値が小さく良好な信号特性が得られる。また出来
上がりは角型のカード形状なのでミラー盤面側にきれい
な印刷も出来、外見上見栄えの良く、しかも製造しやす
いので安価で高品質な光カードを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の光カードの実施例1を説明するための
縦断面図・平面図
【図2】 本発明の光カードの実施例2を説明するための
縦断面図・平面図
【図3】 本発明の光カードの実施例3を説明するための
縦断面図・平面図
【図4】 本発明の光カードの実施例4を説明するための
縦断面図・平面図
【符号の説明】 1a,2a 中心穴 1A〜1D ミラー盤(ミラー盤) 1b 長辺 1c 短辺 1d,2dは貼合せ面 1e 印刷面 1f 凸状環状部 1f1 上部 1g 印刷面 2A〜2D 信号盤 2b 直線部分 2c 光照射面 3 接着部 A〜D 光カード h1,h2,h5 板厚 h3,h4 厚さ ha 長さ L 記録再生用レーザの照射方向 r シングルディスクと同じ外形寸法 x1−x1〜x4−x4 切断線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C005 HA08 HA09 HA17 HB09 JA13 KA31 5D029 RA08 TA09 TA17 5D121 AA07 AA12 FF01 FF15

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中心穴と、一対の長辺と、一対の短辺
    と、貼合せ面とを有する角型のミラー盤と、 前記ミラー盤の前記中心穴と同一径の中心穴と、前記ミ
    ラー盤の前記短辺の長さと同一幅の一対の直線部分と、
    光照射面と、信号面とを有し、かつ前記ミラー盤と略同
    一の板厚であり、かつ少なくとも記録膜、反射膜を順次
    成膜してなるたる型の信号盤と、 前記ミラー盤の前記貼合せ面と前記信号盤の前記信号面
    との間にある所定厚の接着部とを備え、 前記ミラー盤の前記中心穴と前記信号盤の前記中心穴と
    が一致し、かつ前記ミラー盤の前記一対の長辺の位置に
    前記信号盤の前記一対の直線部分が一致してなることを
    特徴とする光カード。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の光カードを製造する光カ
    ード製造方法であって、 前記ミラー盤の前記貼合せ面上の前記中心穴近傍に接着
    剤を塗布するステップと、 前記ミラー盤の前記中心穴と前記信号盤の前記中心穴と
    を合わせながら前記ミラー盤に塗布してある前記接着剤
    上に前記信号盤の前記信号面を乗せて、前記ミラー盤の
    前記一対の長辺の位置に前記信号盤の前記一対の直線部
    分を合わせるステップとを備え、 前記ミラー盤の前記貼合せ面上に前記信号盤の前記信号
    面を貼り合わせることにより、所定厚の光カードを製造
    することを特徴とする光カード製造方法。
  3. 【請求項3】 中心穴と、一対の長辺と、一対の短辺
    と、前記中心穴を中心としてその直径が前記短辺の長さ
    と同一又は大である凸状環状部を備えた貼合せ面とを有
    する角型のミラー盤と、 前記ミラー盤の前記中心穴と同一径の中心穴と、光照射
    面と、信号面とを有し、かつ前記ミラー盤の前記凸状環
    状部の内側に嵌合可能な直径を有し、かつ前記ミラー盤
    と略同一の板厚であり、かつ少なくとも記録膜、反射膜
    を順次成膜してなる円型の信号盤と、 前記ミラー盤の前記凸状環状部の内側と前記信号盤の信
    号面側との間にある所定厚の接着部とを備え、 前記ミラー盤の前記中心穴と前記信号盤の前記中心穴と
    が一致し、かつ前記凸状環状部の上部と前記凸状環状部
    の内側に嵌合した前記信号盤の前記光入射面とが同一平
    面上にあることを特徴とする光カード。
  4. 【請求項4】 中心穴と、一対の長辺と、一対の短辺
    と、光照射面と、貼合せ面とを有する角型のミラー盤
    と、 前記ミラー盤の前記中心穴と同一径の中心穴と、前記ミ
    ラー盤の前記短辺の長さと同一幅の一対の直線部分と、
    信号面とを有し、かつ前記ミラー盤よりも大きい板厚で
    あり、かつ少なくとも記録膜、反射膜を順次成膜してな
    るたる型の信号盤と、 前記ミラー盤の前記貼合せ面と前記信号盤の前記信号面
    との間にある所定厚の接着部とを備え、 前記ミラー盤の前記中心穴と前記信号盤の前記中心穴と
    が一致し、かつ前記ミラー盤の前記一対の長辺の位置に
    前記信号盤の前記一対の直線部分が一致してなることを
    特徴とする光カード。
  5. 【請求項5】 中心穴と、一対の長辺と、一対の短辺
    と、前記中心穴を中心としてその直径が前記短辺の長さ
    と同一又は小である凸状環状部を備えた貼合せ面とを有
    する角型のミラー盤と、 前記ミラー盤の前記中心穴と同一径の中心穴と、光照射
    面と、信号面とを有し、かつ前記ミラー盤の前記凸状環
    状部の内側に嵌合可能な直径を有し、かつ前記ミラー盤
    よりも大きい板厚であり、かつ少なくとも信号上に反射
    膜、記録膜を順次成膜してなる円型の信号盤と、 前記ミラー盤の前記凸状環状部の内側と前記信号盤の信
    号面側との間にある所定厚の接着部とを備え、 前記ミラー盤の前記中心穴と前記信号盤の前記中心穴と
    が一致し、かつ前記凸状環状部の上部と前記凸状環状部
    の内側に嵌合した前記信号盤の前記光入射面とが同一平
    面上にあることを特徴とする光カード。
  6. 【請求項6】 請求項1、請求項3乃至請求項5のいず
    れか1に記載の光カードであって、 前記ミラー盤は、射出成形又は打抜きにより作成した角
    型の基板であり、 前記信号盤は、射出成形により作成したたる型又は円型
    の基板を用いたことを特徴とする光カード。
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