JP2002220088A - 液中監視支援装置 - Google Patents

液中監視支援装置

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JP2002220088A
JP2002220088A JP2001018773A JP2001018773A JP2002220088A JP 2002220088 A JP2002220088 A JP 2002220088A JP 2001018773 A JP2001018773 A JP 2001018773A JP 2001018773 A JP2001018773 A JP 2001018773A JP 2002220088 A JP2002220088 A JP 2002220088A
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JP
Japan
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camera
liquid
monitoring support
support device
wire
Prior art date
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Application number
JP2001018773A
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English (en)
Inventor
Shuichi Sato
秀一 佐藤
Keiji Iwata
圭司 岩田
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IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カメラの視野の方向と高さ位置を調整可能な
液中監視支援装置を提供する。 【解決手段】 フロート6及びプロペラ駆動ユニット1
2を有し且つ液面13上を移動可能な航走体1と、航走
体1上に設けられ且つ回転可能なドラム20を有するウ
インチ2と、ドラム20に液中へ垂下し得るように巻き
付けられ且つ繰り出し端に液密構造のカメラ3が係止さ
れるワイヤ19とを備え、ドラム20からのワイヤ19
の繰り出し長さを増減することにより、液中でのカメラ
3の視野の高さ位置を調整し、プロペラ駆動ユニット1
2を作動させて、ワイヤ19に係止されているカメラ3
を航走体1とともに移動させることにより、液中でのカ
メラ3の視野の向きを調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液中監視支援装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、液体が貯留されているタンクの内
部を、遠隔操作機能を有するロボットを用いて点検する
ことが実施されている。
【0003】この場合、タンク内の液体中に液密構造の
カメラを仮設して、ロボットの稼働状態を監視すること
になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、液体中
にカメラを仮設しただけでは、該カメラの視野に応じた
範囲内でのロボットの動きしか監視することができな
い。
【0005】本発明は上述した実情に鑑みてなしたもの
で、カメラの視野の向きや高さ位置を調整可能な液中監
視支援装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1に記載の液中監視支援装置では、
フロート及びプロペラ駆動ユニットを有し且つ液面上を
移動可能な航走体と、該航走体上に設けられ且つ回転可
能なドラムを有するウインチと、前記のドラムに液中へ
垂下し得るように巻き付けられ且つ繰り出し端に液密構
造のカメラが係止されるワイヤとを備えている。
【0007】本発明の請求項2に記載の液中監視支援装
置では、フロート及びプロペラ駆動ユニットを有し且つ
液面上を移動可能な航走体と、該航走体上に設けられ且
つ回転可能なドラムを有するウインチと、前記のドラム
に液中へ垂下し得るように巻き付けられ且つ繰り出し端
に液密構造のカメラが係止されるワイヤと、屈曲性を有
するケーブルを介してプロペラ駆動ユニット及びウイン
チに操作信号を伝達する操作盤とを備えている。
【0008】本発明の請求項3に記載の液中監視支援装
置では、ケーブルに複数のフロートを取り付けている。
【0009】本発明の請求項1乃至請求項3に記載の液
中監視支援装置のいずれにおいても、ドラムに対するワ
イヤの繰り出し長さを増減することにより、液中のカメ
ラを昇降させ、当該カメラの視野の高さ位置を調整す
る。
【0010】また、プロペラ駆動ユニットを作動させ
て、ワイヤに係止されているカメラを航走体とともに移
動させることにより、液中のカメラの視野の向きを調整
し且つカメラと液中に存在する位置固定の障害物との干
渉を回避する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
示例とともに説明する。
【0012】図1乃至図5は本発明の液中監視支援装置
の実施の形態の一例を示すものである。
【0013】この液中監視支援装置は、航走体1と、該
航走体1上に設けられたウインチ2と、該ウインチ2に
よって昇降する液密構造のカメラ3と、操作盤23とを
備えている。
【0014】航走体1は、幅方向の中央部分に前後へ延
びる長孔4が穿設されているベースプレート5と、該ベ
ースプレート5下面の左右に配設したフロート6と、ベ
ースプレート5の左右両縁部に配設した補助フロート7
と、各フロート6下面に当接し且つベースプレート5に
平行な取付板9と、フロート6を上下に貫通して取付板
9をベースプレート5に締結する丸棒状の支柱8と、左
右の取付板9を相互に連結する前脚10及び後脚11
と、各取付板9下面にそれぞれ装着したプロペラ駆動ユ
ニット12とで構成されている。
【0015】フロート6は、ウインチ2やカメラ3など
の荷重に抗して、ベースプレート5が液面13上に位置
し得る浮力を有している。
【0016】補助フロート7には、ベースプレート5の
左右両側縁部の前端及び後端に係止した上部ワイヤ14
と、前脚10及び後脚11に係止した下部ワイヤ15が
挿通されており、当該補助フロート7によって、航走体
1の左右のバランスを保持し得るようになっている。
【0017】前脚10及び後脚11は、下面がプロペラ
駆動ユニット12よりも下方に位置しており、また、航
走体1の前後のバランスを調整するためのバランスウエ
イト16が積載されている。
【0018】プロペラ駆動ユニット12は、航走体1の
後方側へ延びる推進軸を有する駆動部17と、該駆動部
17の推進軸に装着したプロペラ18により構成されて
いる。
【0019】ウインチ2は、回転可能に支持され且つワ
イヤ19を巻き付けたドラム20と、該ドラム20を動
力伝達機構21を介して駆動する駆動用モータ22とを
有し、ドラム20から繰り出されるワイヤ19が、ベー
スプレート5の長孔4を経て液中へ垂下し得るようにな
っている。
【0020】カメラ3は、前記のワイヤ19の繰り出し
端に係止されている。
【0021】操作盤23は、屈曲性を有するケーブル2
4を介してウインチ2及びプロペラ駆動ユニット12へ
操作信号を伝達するように構成されており、前記のケー
ブル24は、複数のフロート25により浮力を付与され
液面13に浮上するようになっている。
【0022】液体が貯留されているタンク26の内部を
ロボット(図示せず)を用いて点検する際には、作業孔
27からタンク26内へ航走体1、ウインチ2及びカメ
ラ3を入れて、液面13に航走体1を浮かべた後、タン
ク26外部に配置した操作盤23からケーブル24を介
してプロペラ駆動ユニット12に操作信号を送り、各プ
ロペラ18の回転によって航走体1を水平移動させ、液
中のカメラ3の視野の向きをロボットの監視に適するよ
うに調整し、また、カメラ3と液中に存在する位置固定
の障害物28との干渉を回避する。
【0023】このとき、一方のプロペラ18を前進方向
へ回転させながら、他方のプロペラ18を後退方向へ回
転させると、航走体1が略一定の位置で旋回することに
なる。
【0024】次いで、操作盤23からケーブル24を介
してウインチ2に操作信号を送り、ドラム20に対する
ワイヤ19の繰り出し長を増減し、液中のカメラ3の視
野の高さ位置をロボットの監視に適するように調整す
る。
【0025】更に、ロボットによるタンク26内部の点
検作業が完了したならば、プロペラ18の回転による自
航、またはケーブル24を手繰り寄せて、作業孔27の
直下まで航走体1を移動させ、航走体1、ウインチ2及
びカメラ3をタンク26外部へ取り出す。
【0026】このように、図1乃至図5に示す液中監視
支援装置においては、プロペラ駆動ユニット12による
航走体1の水平移動、及びウインチ2によるカメラ3の
上下移動の組み合わせ動作で、液中のカメラ3の視野の
向きや高さ位置を、ロボットの監視に適した状態に設定
することができる。
【0027】また、図1乃至図5に示す液中監視支援装
置では、単一のドラム20から1本のワイヤ19を垂下
させているが、単一のドラム20に2本のワイヤ19を
巻き付けて各ワイヤ19の繰り出し端をカメラ3に係止
する構成や、ベースプレート5に2基のドラム20を設
け、各ドラム20に巻き付けたワイヤ19の繰り出し端
をカメラ3に係止する構成とすれば、ワイヤ19の捩れ
などに起因するカメラ3の旋回運動を抑制することがで
きる。
【0028】なお、本発明の液中監視支援装置は上述し
た実施の形態のみに限定されるものではなく、本発明の
要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得るこ
とは勿論である。
【0029】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の請求項1乃
至請求項3に記載の液中監視支援装置のいずれにおいて
も、下記のような種々の優れた効果を奏し得る。
【0030】(1)ドラムに対するワイヤの繰り出し長
さを増減して、カメラを昇降させることにより、液中で
のカメラの視野の高さ位置を調整することができる。
【0031】(2)プロペラ駆動ユニットを作動させ
て、航走体を移動させることにより、液中でのカメラの
視野の向きを調整することができ、また液中に存在する
位置固定の障害物とカメラとの干渉を回避することがで
きる。
【0032】(3)よって、液中で稼働するロボットの
状態を常時監視することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液中監視支援装置の実施の形態の一例
を示す正面図である。
【図2】本発明の液中監視支援装置の実施の形態の一例
を示す平面図である。
【図3】図2のIII−III矢視図である。
【図4】本発明の液中監視支援装置の実施の形態の一例
をタンク内部に配置した状態を示す平面図である。
【図5】本発明の液中監視支援装置の実施の形態の一例
をタンク内部に配置した状態を示す側面図である。
【符号の説明】
1 航走体 2 ウインチ 3 カメラ 6 フロート 12 プロペラ駆動ユニット 19 ワイヤ 20 ドラム 23 操作盤 24 ケーブル 25 フロート
フロントページの続き Fターム(参考) 5C022 AA07 AB62 AB65 AC27 AC74 AC78 CA00 5C054 CA04 CC05 CD03 CF08 CG08 HA02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フロート及びプロペラ駆動ユニットを有
    し且つ液面上を移動可能な航走体と、該航走体上に設け
    られ且つ回転可能なドラムを有するウインチと、前記の
    ドラムに液中へ垂下し得るように巻き付けられ且つ繰り
    出し端に液密構造のカメラが係止されるワイヤとを備え
    てなることを特徴とする液中監視支援装置。
  2. 【請求項2】 フロート及びプロペラ駆動ユニットを有
    し且つ液面上を移動可能な航走体と、該航走体上に設け
    られ且つ回転可能なドラムを有するウインチと、前記の
    ドラムに液中へ垂下し得るように巻き付けられ且つ繰り
    出し端に液密構造のカメラが係止されるワイヤと、屈曲
    性を有するケーブルを介してプロペラ駆動ユニット及び
    ウインチに操作信号を伝達する操作盤とを備えてなるこ
    とを特徴とする液中監視支援装置。
  3. 【請求項3】 ケーブルに複数のフロートを取り付けた
    請求項2に記載の液中監視支援装置。
JP2001018773A 2001-01-26 2001-01-26 液中監視支援装置 Pending JP2002220088A (ja)

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