JPH05323089A - 水中作業用マニピュレータの案内装置 - Google Patents

水中作業用マニピュレータの案内装置

Info

Publication number
JPH05323089A
JPH05323089A JP4123480A JP12348092A JPH05323089A JP H05323089 A JPH05323089 A JP H05323089A JP 4123480 A JP4123480 A JP 4123480A JP 12348092 A JP12348092 A JP 12348092A JP H05323089 A JPH05323089 A JP H05323089A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mother ship
underwater
manipulator
cable
pit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP4123480A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomokichi Ibe
智吉 井辺
Hiroyuki Nakayama
博之 中山
Yujiro Shimizu
祐次郎 清水
Masakazu Yoshino
昌和 吉野
Seiji Yaguchi
誓児 矢口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP4123480A priority Critical patent/JPH05323089A/ja
Publication of JPH05323089A publication Critical patent/JPH05323089A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Landscapes

  • Manipulator (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 水中作業用マニピュレータを遠隔操作で確実
に目的位置に誘導することができる案内装置を提供す
る。 【構成】 ピット1外の制御盤とは浮体4付きのケーブ
ル5で接続されて水面航行可能な母船3と、ピット1上
部に設けられた気中カメラ6と、母船3下部に設けられ
た第1水中カメラ7aと、同母船3とは浮体11付きの
第1水中ケーブル8aで接続されたバラスト機構付きの
中間フロート9と、この中間フロート9に第2水中ケー
ブル8bで接続されたマニピュレータ10と、前記中間
フロート9に設けられた第2水中カメラ7bとを備え、
気中カメラ6で母船3を、第1水中カメラ7aで中間フ
ロート9を、第2水中カメラ7bでマニピュレータ10
をそれぞれ監視できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水中作業用マニピュレ
ータの案内装置に関する。
【0002】
【従来の技術】各種構造物を床面に配置した大型ピッ
ト、例えば原子力プラントにおける燃料ピットの内部に
は、常に満水状態が保たれているのに加えて放射線管理
上から、作業員が立入ることができない。また、同じく
放射線管理上からピット周辺への立入りも制限されてい
る。
【0003】そのため、上記構造物の保守,点検作業を
行うにあたって、従来では、水面上からの目視により又
は水中に投入したテレビカメラにより監視しながら遠隔
工具を使用することで行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した作
業方式だと、簡易方式であるため、ピット内及び水中の
状態が十分に把握できず、遠隔工具をフルに活用できな
いことから、満足のいく保守,点検作業が行えないとい
う問題点があった。
【0005】そこで、本発明の目的は、水中作業用マニ
ピュレータを遠隔操作で確実に目的位置に誘導すること
ができる案内装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の、第1の発明の構成は、ピット外の制御盤とは浮体付
きのケーブルで接続されて水面航行可能な母船と、この
母船を監視するためにピット上部に設けられた気中カメ
ラと、前記母船下部に設けられて水中を監視する第1の
水中カメラと、前記母船とは浮体付きの水中ケーブルで
接続されたバラスト機構付きの中間フロートと、該中間
フロートに水中ケーブルで接続されたマニピュレータ
と、このマニピュレータを監視するために前記中間フロ
ートに設けられた第2の水中カメラとを備えたことを特
徴とする。
【0007】また、第2の発明の構成は、ピット外の制
御盤とは浮体付きのケーブルで接続されて水面航行可能
な母船と、この母船を監視するためにピット上部に設け
られた気中カメラと、前記母船下部に設けられて水中を
監視する水中カメラと、同母船とは索条で接続されてピ
ット床に着座可能なバラスト機構付きのアンカーと、前
記索条に沿って昇降可能な水中無動状態のマニピュレー
タとを備えたことを特徴とする。
【0008】
【作用】第1の発明によれば、母船位置は気中カメラに
よりテレビ画面等に表示され、中間フロート及びマニピ
ュレータの位置及びその動作は第1及び第2の水中カメ
ラでテレビ画面等に表示される。また、制御盤から母船
までのケーブルは浮体付きにより容易に回収されるとと
もに、中間フロートを含むマニピュレータまでのケーブ
ルの水中無重力状態によりマニピュレータはケーブルに
よる荷重を受けずに自由に動作される。
【0009】第2の発明によれば、第1の発明と同様
に、母船とマニピュレータの位置がテレビ画面等に表示
されるとともに、母船までのケーブルが容易に回収され
る。また、母船と同じ座標位置の索条上をマニピュレー
タが円滑に昇降される。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。図1に示すように、満水状態にあるピット
1の床面には目標線2が碁盤目状にひいてある。
【0011】そして、ピット1内には水面航行可能に母
船3が設けられ、この母船は複数の浮体4が取り付けら
れたケーブル5を介して図示しない制御盤に接続され
る。
【0012】この母船3を監視すべく気中カメラ6が、
ピット1の上端部に三つと架橋部に一つ配置されてい
る。また、母船3の下部には水中を監視すべく一以上の
第1水中カメラ7aが配設される。
【0013】前記母船3には第1水中ケーブル8aを介
して中間フロート9が接続され、この中間フロート9に
第2水中ケーブル8bを介してマニピュレータ10が接
続される。
【0014】前記第1水中ケーブル8aには、水中無重
力状態とすべく、複数の浮体11が所定間隔離間して取
り付けられるとともに、中間フロート9にも、第2水中
ケーブル8b及びマニピュレータ10を水中無重力状態
とすべくバラスト機構(図示せず)が付設される。
【0015】そして、前記中間フロート9の下部にはマ
ニピュレータ10を監視すべく第2水中カメラ7bが配
設される。なお、図1中13は母船3の上面に設けられ
た標示灯を示す。
【0016】このように構成されるため、マニピュレー
タ10は床面を自力で移動することができるが、行動範
囲外ならば、バラスト機構により(例えばバラスト水を
排出する等して)中間フロート9の浮力を増加させてマ
ニピュレータ10を床面から引上げ、この状態で母船3
を航行させることで、所定位置へ移動される。
【0017】図2は、制御盤のテレビ画面における気中
カメラ6及び第1,第2水中カメラ7a,7bによる画
像説明図である。
【0018】同図(a)は、気中カメラ6による母船3
とケーブル5の映像で、画面上には、予め、ピット1の
床面に設けた目標線2に相当する枠線14が画かれてい
て、母船3の位置が表示されるようになっている。
【0019】同図(b)は、母船3に設けた第1水中カ
メラ7aによる映像で、中間フロート9と第1及び第2
水中ケーブル8a,8bが表示され、背景には、ピット
1の床面の目標線2が見られる。
【0020】同図(c)は、中間フロート9に設けた第
2水中カメラ7bによる映像で、マニピュレータ10と
第2水中ケーブル8bが表示され、背景の目標線2によ
りマニピュレータ10の位置が座標値として確認でき
る。
【0021】図3は、本発明の別の実施例を示すもので
ある。これは、先の実施例における第1,第2水中ケー
ブル8a,8b及び中間フロート9を設ける代りに、母
船3からワイヤ15でアンカー16を床面に吊下げて前
記ワイヤ15上をマニピュレータ10が昇降するように
した例である。
【0022】前記マニピュレータ10は水中無重力状態
となるべく浮力を有しているとともに、図示しない昇
降,停止機構を内蔵している(図4参照)。また、アン
カー16は図示しないバラスト機構を有し、移動時には
水中無重力状態となるようになっている(図5参照)。
【0023】その他の構成は、図1と大概同様なので、
図1と同一部材には同一符号を付して詳しい説明は省略
する。
【0024】これによれば、アンカー16を母船3とと
もに移動させることで、マニピュレータ10を母船位置
と同じ目標線2の座標位置に容易に位置決めすることが
できる。
【0025】なお、本発明は上記各実施例に限定され
ず、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で、ピット床に目
標線を設けない等各種の変更が可能であることは言う迄
もない。
【0026】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、下記のような
効果が得られる。 (1)気中カメラによりピット内の母船位置を表示し、
母船及び中間フロートに設けた水中カメラでマニピュレ
ータを監視するため、ピット内及び水中の状態が十分把
握出来る。 (2)操作盤から母船までのケーブルには浮体が設けら
れて水面に浮かせてあるので、母船の操作,ケーブルの
回収が容易である。 (3)水中のケーブル,中間フロート及びマニピュレー
タは水中では無重力状態を保っているため、母船の移
動,マニピュレータの移動が容易である。 (4)中間フロートの浮力調節によりマニピュレータの
昇降を行うため、マニピュレータの移動が容易である。
【0027】請求項2の発明によれば、下記のような効
果が得られる。 (1)母船位置は気中カメラによりテレビ画像等で表示
されるため、目標物への接近が容易である。 (2)母船へのケーブルには浮体を設けて水面上に浮か
せているため、母船の移動,ケーブルの回収が容易であ
る。 (3)アンカーはワイヤで母船に吊下げられているた
め、母船位置と同じ座標位置にバラスト機構により重力
で固定される。 (4)マニピュレータは昇降,停止機構を有し、水中で
は無重力状態を維持するため、昇降が自由で希望位置で
作業が出来るとともに、母船の水中カメラで監視出来
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す全体斜視図である。
【図2】同じく気中カメラ及び水中カメラによる画像説
明図である。
【図3】本発明の第2実施例を示す全体斜視図である。
【図4】同じくマニピュレータの斜視図である。
【図5】同じくアンカーの斜視図である。
【符号の説明】
1 ピット 3 母船 4 浮体 5 ケーブル 6 気中カメラ 7a,7b 水中カメラ 8a,8b 水中ケーブル 9 中間フロート 10 マニピュレータ 11 浮体 15 ワイヤ 16 アンカー
フロントページの続き (72)発明者 吉野 昌和 兵庫県神戸市兵庫区和田崎町一丁目1番1 号 三菱重工業株式会社神戸造船所内 (72)発明者 矢口 誓児 兵庫県神戸市兵庫区和田崎町一丁目1番1 号 三菱重工業株式会社神戸造船所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピット外の制御盤とは浮体付きのケーブ
    ルで接続されて水面航行可能な母船と、この母船を監視
    するためにピット上部に設けられた気中カメラと、前記
    母船下部に設けられて水中を監視する第1の水中カメラ
    と、前記母船とは浮体付きの水中ケーブルで接続された
    バラスト機構付きの中間フロートと、該中間フロートに
    水中ケーブルで接続されたマニピュレータと、このマニ
    ピュレータを監視するために前記中間フロートに設けら
    れた第2の水中カメラとを備えたことを特徴とする水中
    作業用マニピュレータの案内装置。
  2. 【請求項2】 ピット外の制御盤とは浮体付きのケーブ
    ルで接続されて水面航行可能な母船と、この母船を監視
    するためにピット上部に設けられた気中カメラと、前記
    母船下部に設けられて水中を監視する水中カメラと、同
    母船とは索条で接続されてピット床に着座可能なバラス
    ト機構付きのアンカーと、前記索条に沿って昇降可能な
    水中無重力状態のマニピュレータとを備えたことを特徴
    とする水中作業用マニピュレータの案内装置。
JP4123480A 1992-05-15 1992-05-15 水中作業用マニピュレータの案内装置 Withdrawn JPH05323089A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4123480A JPH05323089A (ja) 1992-05-15 1992-05-15 水中作業用マニピュレータの案内装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4123480A JPH05323089A (ja) 1992-05-15 1992-05-15 水中作業用マニピュレータの案内装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05323089A true JPH05323089A (ja) 1993-12-07

Family

ID=14861679

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4123480A Withdrawn JPH05323089A (ja) 1992-05-15 1992-05-15 水中作業用マニピュレータの案内装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05323089A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2763169A1 (fr) * 1997-05-12 1998-11-13 Framatome Sa Procede et dispositif de mise en place d'un composant d'une centrale nucleaire a l'interieur d'une piscine de la centrale nucleaire
JP2002220088A (ja) * 2001-01-26 2002-08-06 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 液中監視支援装置
CN102935640A (zh) * 2011-08-15 2013-02-20 中国科学院沈阳自动化研究所 一种用于搭建水下电动机械手的驱动模块
JP2017187442A (ja) * 2016-04-08 2017-10-12 株式会社東芝 水中点検装置及び水中点検方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2763169A1 (fr) * 1997-05-12 1998-11-13 Framatome Sa Procede et dispositif de mise en place d'un composant d'une centrale nucleaire a l'interieur d'une piscine de la centrale nucleaire
JP2002220088A (ja) * 2001-01-26 2002-08-06 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 液中監視支援装置
CN102935640A (zh) * 2011-08-15 2013-02-20 中国科学院沈阳自动化研究所 一种用于搭建水下电动机械手的驱动模块
JP2017187442A (ja) * 2016-04-08 2017-10-12 株式会社東芝 水中点検装置及び水中点検方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7394793B2 (ja) 好ましくはオフショア風力タービン設置船であるオフショア船、このような船を提供するためのクレーン、および好ましくはモノパイルを起立させるためのこのようなクレーンを使用するための方法
EP0169219A4 (en) REMOTE CONTROLLED UNDERWATER VEHICLE AND OPERATING METHOD.
JP6475377B1 (ja) 煙突の内部を検査する検査システム、および煙突の内部を検査する方法
EP2915738B1 (en) Underwater robotic venting and inspection system
EP3345823B1 (en) Coupling device for recovering unmanned ship and coupling control method using same
CN110525586A (zh) 一种港口靠泊装置及可调节的港口智能靠泊装置
CN110606174A (zh) 一种用于水下观测打捞救援的机器人装置
CN109132869B (zh) 一种海上人员转移系统及方法
JPH0317280Y2 (ja)
CN109229283B (zh) 岛礁探察rov水面布放回收系统及其回收方法
JPH05323089A (ja) 水中作業用マニピュレータの案内装置
CN215618134U (zh) 自由抓取装置
KR20160061276A (ko) 핵 시설 풀 정화 장치
US20220227467A1 (en) Deployment of Unmanned Underwater Vehicles
CN215043522U (zh) 一种智能水下抓取装置
EP0188459B1 (en) Manned autonomous underwater vessel
CN214399392U (zh) 一种用于rov的脐带缆管理系统
GB2211226A (en) Tool carrier unit for unmanned underwater work
EP0185727B1 (en) Underwater operating system
AU567457B2 (en) Remotely operated underwater vehicle
JP2004317371A (ja) 炉内点検装置
JPH07311292A (ja) 容器内検査装置およびその検査方法
JPH04100994U (ja) 昇降式スラスタ装置
JPH08262179A (ja) 原子炉格納容器内監視装置
JPH05293779A (ja) 狭隘部検査装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990803