JP2002219254A - 賞球処理装置 - Google Patents

賞球処理装置

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JP2002219254A
JP2002219254A JP2001017957A JP2001017957A JP2002219254A JP 2002219254 A JP2002219254 A JP 2002219254A JP 2001017957 A JP2001017957 A JP 2001017957A JP 2001017957 A JP2001017957 A JP 2001017957A JP 2002219254 A JP2002219254 A JP 2002219254A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 収容枠に対して裏機構盤を開放するときに賞
球がこぼれ落ちることを防止する。 【解決手段】 前枠2裏側の収容枠3に遊技盤6がセッ
ト保持され、収容枠3の裏側に賞球払出装置等を有する
裏機構盤7が開閉可能に取り付けられている。裏機構盤
7の賞球の出口81から収容枠の通出口35を介して上
球皿の通出樋53に至る賞球経路に開閉装置100が装
備され、収容枠の裏面側にこぼれ球処理手段150が装
備される。開閉装置100では裏機構盤7の裏側からド
ライバーDを挿入して操作具130を回動操作すること
で開閉板110を昇降させ出口81の前口面を開閉可能
に構成される。一方、こぼれ球処理手段では裏機構盤7
が開放されたときに通出口35の裏側開口面に臨んで球
受け口171が開口するとともに、内部に受け入れた賞
球を下球皿に戻す回収路が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パチンコ遊技機
の賞球処理装置に係り、更に詳しくは遊技及び賞品の媒
体に共通のパチンコ球を使用して縦向きで遊技に供され
るパチンコ遊技機にあって、機裏側の賞球払出し部から
払出されて機表側の球受け皿側に排出される賞球の経路
を開閉するとともに、裏機構盤の開放時に賞球経路から
こぼれ落ちる賞球を下球皿に回収しうる賞球処理装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の遊技機に代表されるパチンコ機
やアレンジボール機では、縦向きの保持枠をなす外枠に
組付けられた開閉搭載枠をなす前枠に、ガラス扉(ガラ
ス窓ともいう)、上下の球皿、球送り・打球発射装置、
そして球貯留・排出処理部を有する裏機構盤等の遊技構
成部材が夫々常備され、前枠裏側の収容枠に所要のゲー
ム領域を有する遊技盤が着脱交換可能にセット保持され
ている。
【0003】そして遊技盤面内で展開されるパチンコゲ
ームにおいて、入賞として遊技球が、入賞器具に入って
発生したセーフ球や図柄(数字)入球口に入って成立し
た図柄組合せ得点に対応して、裏機構盤の賞球払出し部
から所定数単位の賞球が払出されて、以後賞球は、第1
の排出経路を介して上球皿側へ排出され、この経路内で
の賞球充満以降は、第2の排出経路を介して下球皿側へ
排出される。また遊技盤面内に到達し得なかった遊技球
は、ファール球としてファール排出経路を介して下球皿
側へ戻される。
【0004】なお従来のパチンコ遊技機において、上記
第1の排出経路は、裏機構盤の側部に形成されて賞球払
出し部の下方に位置する賞球の排出室と、この排出室の
下方で前方に開口された出口と、収容枠の側部に前後に
開口された通出口とを含み、上球皿の上流端裏側に設け
られた通出樋を介して上球皿に連絡される。また上記第
2の排出経路は、裏機構盤の下部に形成されて賞球の排
出室又は出口から分岐連絡された賞球排出路と、前枠の
下部裏側に取着された球受け箱とを含み、前枠の下部に
前後に開口された球出口を介して下球皿に連絡される。
【0005】一方前記ファール排出経路は、発射レール
上端と遊技盤の案内レール下端との間に開口されたファ
ール口と、収容枠の下部中央に開口された回収口とを含
み、前記球受け箱及び前記球出口を介して下球皿側に連
絡される。ちなみに上球皿では、球抜き装置・経路を利
用して皿内の球を前記ファール排出経路に向けて抜出し
得、また下球皿では、球抜き装置・球抜き口を利用して
皿内の球を抜出し得るようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで従来のパチン
コ遊技機では、ガラス扉及び上球皿そして裏機構盤が、
ともに開閉(横開き)可能に組付けられて、収容枠に対
する遊技盤の着脱交換や遊技盤の表側及び裏側の点検・
修理等ができるようになっている。このような構成にあ
って、第1の排出経路の下流側関連部位、すなわち収容
枠の通出口の前口側の下部に球受け回収部材が、また上
球皿の通出樋の裏口側に球規制(開閉)部材等が夫々付
設されているものがある。
【0007】このような賞球こぼれ落ち防止対策によ
り、パチンコゲーム中において、遊技盤の前側点検、調
整などの必要に応じて上球皿を開放した際に、通出口の
前口や通出樋の裏口からこぼれ落ちた賞球を球受け回収
部材で拾い受けて(回収して)前記ファール排出経路か
ら下球皿側へ戻し得る一方、通出樋の裏口を球規制(開
閉)部材で閉状態にして賞球がこぼれ落ちないように工
夫した技術が見られる。
【0008】しかしながら、上記のような従来のパチン
コ遊技機にあっては、第1の排出経路の上流側関連部位
に、賞球こぼれ落ち防止対策を施す技術思想はなく、ま
たその具体的な技術も皆無であった。このためパチンコ
ゲーム中において、遊技者から遊技盤裏側のトラブル発
生(例えばセーフ球詰まり、ランプ類やスイッチ類等の
不調や異常)を指摘された場合、管理者側では、それが
確認で済むことや短時間で点検、調整できるような事態
であっても、即座に対応処理(処置)することができな
かった。
【0009】すなわち、第1の排出経路の上流側関連部
位に、賞球こぼれ落ち防止対策を備えていないために、
トラブル発生に対応して裏機構盤を開放した場合には、
第1の排出経路における裏機構盤の出口内や収容枠の通
出口内に通入していた賞球がこぼれ落ちて紛失してしま
い、遊技者の不利益を招く虞れが多分にある。このため
管理者側での対応処理としては、ゲームを一旦中断した
もとで、上球皿側での球抜き操作により、第1の排出経
路内の賞球を抜き出し終えることを待って裏機構盤を開
放しなければならず、このような処理に案外時間がかか
り、遊技者にとっては大いに迷惑であり、また管理者に
とっても気忙しい対応となる。
【0010】このような状態にあって、特に遊技者にと
って最も有利とされる特別遊技成立状態の発生期待感が
高まっている時点で、前述したトラブルが発生して即座
に確認し、復旧対応処理ができないともなれば、ゲーム
の興趣低下どころか遊技者に対する補償問題にまで発展
する事態を招きかねない。このため現実における管理者
側の対応では、トラブル発生機について当該遊技者に事
情承諾を得た上で、いわゆる「故障機」扱いとしてその
まま放置し、当日の営業終了後に改めてトラブルを確
認、点検して適切な復旧処置している状況にあり、これ
がために当該「故障機」に係る稼動、営業利益の損失も
大きな問題になることがあった。
【0011】本発明は、上記のような問題を解決するべ
く新規に提案したもので、球皿に連絡された賞球の排出
経路を手早く簡単に閉鎖して、遊技盤の裏側トラブルに
対応する点検・調整等を短時間で行い得るようにした賞
球処理装置を提供することを目的とし、以ってパチンコ
ゲームに対する興趣の低下を解消しようとするものであ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、本
発明は縦向き保持枠をなす外枠に対して開閉可能に組み
付けられた開閉搭載枠をなす前枠に、ガラス扉、上下の
球皿及び打球発射装置等が装備される一方、前枠裏側の
収容枠に遊技盤が着脱可能に収容セットされ、収容枠裏
側に賞球払出部及び球払出処理経路を有する裏機構盤が
開閉可能に装備されたパチンコ遊技機にあって、裏機構
盤(例えば、実施形態における裏機構盤7、以下同様)
に形成された賞球用の排出室(80)とその出口(8
1)及び収容枠(3)に形成されて上球皿の通出樋と連
絡し得る通出口(35)を含む賞球経路に対して、球通
し及び球停止の開閉規制を図り得る開閉機構と(10
0、100’)、裏機構盤を開放したときに賞球経路か
らこぼれ落ちる賞球を回収処理するためのこぼれ球処理
手段とを設けて賞球処理装置を構成する。ここで開閉機
構では、裏機構盤に設けられて出口(81)の前側開口
面に連絡し得る連絡口(112)と賞球を係止し得る球
止め部(113a、113b)とを有する開閉部材(1
10、110’)を備えている。また、こぼれ球処理手
段では、通出口の裏側開口面に臨む球受け口(171)
を有する球受け部材(170)が開閉変化可能に収容枠
に支持されて常には裏側方向の開放方向に付勢されると
共に、この球受け部材内に受け入れたこぼれ球を下球皿
(22)側へ戻し得る回収路(球受け樋173、回収樋
163など)が形成され、収容枠裏側に対する裏機構盤
の閉鎖整合セット状態において、球受け部材が閉鎖状位
置に押さえ込み保持されているもとで、裏機構盤の開放
時に対して球受け部材が開放状位置に変化して球受け口
を通出口の裏側開口面に臨ませ得るように設定する。
【0013】上記賞球処理装置では、裏機構盤に形成さ
れた賞球経路に対して球通し及び球停止の開閉規制を図
り得る開閉機構と、裏機構盤を開放したときに賞球経路
からこぼれ落ちる賞球を回収処理するためのこぼれ球処
理手段とが設けられている。開閉機構には、賞球用の排
出室の出口の前側開口面に連絡し得る連絡口と賞球を係
止し得る球止め部とを有する開閉部材が備えられてお
り、上記賞球経路に対して球通し及び球停止の開閉規制
を図ることができる。このため、管理者は開閉部材を球
止め位置に移動変化させることにより、球止め部で賞球
の排出室及びその出口に貯留する賞球の移動を規制する
ことができ、これにより裏機構盤を開放したときに裏機
構盤側から賞球がこぼれ落ちることを未然に防止するこ
とができる。なお、本明細書にいう賞球用の排出室と
は、賞球の払出装置から払い出される賞球の排出領域を
いい、その出口とは排出室から収容枠に至る経路の出口
領域をいう。
【0014】また、こぼれ球処理手段では、球受け口を
有する球受け部材が開閉変化可能に収容枠に支持されて
常には裏側方向の開放方向に付勢されるとともに、球受
け口から球受け部材内に受け入れたこぼれ球を下球皿側
へ戻し得る回収路が形成されている。球受け部材は、収
容枠裏側に裏機構盤を閉鎖整合セットした状態で閉鎖状
位置に押さえ込み保持されており、裏機構盤を開放した
時に球受け部材が開放状位置に変化して球受け口を通出
口の裏側開口面に臨ませるように設定している。このた
め、収容枠の通出口に貯留する賞球が裏機構盤を開放し
た時に通出口の裏側開口からこぼれた場合であっても、
裏側開口面に臨む球受け口から球受け部材内にこぼれ球
を受け入れて下球皿へ回収することができ、これにより
裏機構盤を開放したときに収容枠側から賞球がこぼれ落
ちることを未然に防止することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る賞球処理装置
について、好適な実施例を挙げて添付図面を参照しなが
ら説明する。なお本実施例では、遊技盤面内でセーフ球
とアウト球との区分発生を含むパチンコゲームを展開し
得るパチンコ機を主として、賞球処理装置を実施した例
を示す。
【0016】まず本実施例のパチンコ機PM全体の基本
的構成を図3〜図5を参照して要約説明すると、外郭方
形枠サイズに構成された縦向き保持枠をなす外枠1の前
側面域に、これに合わせた方形枠サイズに構成された開
閉搭載枠をなす前枠2が、開閉及び着脱が可能に組付け
られて常には閉鎖状態に保持される。そしてこの前枠2
の各部に必要な遊技構成部材として、前枠2の前側面域
に合わせてガラス扉(ガラス窓ともいう)4及び上球皿
5がともに開閉及び着脱が可能に組付けられる一方、上
球皿5の下部に打球発射装置21及び下球皿22が装備
されており、また前枠2裏側の収容枠3内に遊技盤6が
着脱交換可能にセット保持され、収容枠3裏側に裏機構
盤7が開閉及び着脱が可能に装備されている。
【0017】前枠2と収容枠3とは、一体に樹脂成形さ
れた前後2重枠形態を例示する。収容枠3は、前枠2の
窓口Wに合わせた裏側に位置して、枠部3aの3周囲内
面と下部に形成された遊技補助盤30の水平上端面とに
より、方形のセット面域Sを画成して窓口Wと整合して
いる。そして遊技補助盤30の各部において、発射レー
ル31と、スピーカ32等を内蔵したケースカバー33
及び球案内具34等が取着され、また賞球用の通出口3
5と集合回収口37がそれぞれ前後に連通して開口され
ている。
【0018】なお発射レール31上端と遊技盤6の案内
レール61下端との間に開口されたファール口36は集
合回収口37と繋がっており、このファール口36と球
案内具34及び集合回収口37を含めてファール球用の
排出経路とされ、またケースカバー33の内側に形成さ
れた回収路38と集合回収口37とが接続されて、通出
口35前側開口からのこぼれ落ち賞球用の回収経路とさ
れる(図7参照)。
【0019】上球皿5では、前枠2の前側開口面の左右
幅に合わせた横長方形の開閉板51前面に、皿部材52
を組付けセットした合体構成とされている。そして開閉
板51の左端部裏側に突設された賞球用の通出樋53
が、収容枠3の通出口35の前口面に整合連絡され(図
6参照)、また開閉板51の右端部に開口された送り口
とその裏側に装着された球送りカセット(共に図示しな
い)を利用して、皿部材52内の球を発射レール31側
に送出し得る。
【0020】なお、皿部材52に付設された球抜き54
の球抜き操作により、皿部材52内に貯留する球を開閉
板51の裏面中央部に開口された球抜き口55から集合
回収口37へ抜き出し得る(図6参照)。一方、下球皿
22では、前枠2の下部盤20前面で球出口25に合わ
せて装着されて、貯留した賞球を球抜き26を利用して
抜き出し得る。なお球出口25の裏側には、集合回収口
37とも連絡される球受け箱24が取着されている(図
6参照)。
【0021】遊技盤6は、収容枠3のセット面域Sに対
して、裏側から着脱されるタイプを例示し、収容枠3の
裏側周囲に配設された係合手段63で固定保持される。
そして前面の案内レール61内側に、各種の遊技部品
(入賞成立を発生し得る大小の入賞具や図柄表示装置等
を含む)と多数本の遊技釘との設定配置に基づくゲーム
領域を構成すると共に、アウト口62を形成しており、
盤裏側には各入賞具の裏出口から転出するセーフ球を案
内する球寄せカバーや各種の中継基盤、スイッチ及びラ
ンプ(図示しない)等が取着されている。
【0022】裏機構盤7は、図5に略示するように収容
枠3背面の上方部(遊技盤6の背面上端部)側に装備さ
れて球の貯留・供給処理を図る第1の機構部70と、収
容枠3背面の中央部及び下部(遊技盤6の背面主要部)
にかけて装備されて球の払出し及び排出処理を図る第2
の機構部75とに区分して、両機構部70,75が整合
(合体)されて窓口Wを構成した形態を例示する。
【0023】そして第1の機構部70では、左右横開き
可能に装備された開閉基枠体71に、予備賞球用のタン
ク部材72及びタンク部材72からの賞球を整列させる
整列樋部材73そしてターミナル制御部74等が夫々装
着されて、全体がセット部材として構成されている。一
方、第2の機構部75では、左右横開き可能に装備され
た開閉基枠体71に、整列樋部材73から送出される賞
球の通入路77及び賞球払出し装置78、そして以下に
詳述する遊技済み球(セーフ球及びアウト球)の集合排
出路86と払出された賞球の排出路83と球抜き路87
等が夫々設けられている。
【0024】上記第2の機構部75における夫々の経路
について、以下図6〜図9を参照して説明する。ここ
で、図6は図3中にVI-VI矢視で略示する賞球経路を主
に示す側断面図、図7は賞球経路を主に示す平断面図、
図8は図6中にVIII-VIII矢視で示す裏機構盤の賞球経
路部分を主に示す正面図、図9は図6中にIX-IX矢視で
示す前枠及び収容枠の賞球経路部分を主に示す背面図で
ある。
【0025】各図に例示するように、遊技済み球の集合
排出路86では、開閉基枠体71の中央部内側(遊技盤
6の背面側)に形成されて内側を覆蓋される集合室84
及び集合出口85と、開閉基枠体71の側部外側に形成
された集合排出路86とが連絡されている。また賞球の
排出路83では、開閉基枠体71の側部外側に形成され
て賞球払出し装置78の直下方に位置する賞球の排出室
80と、この排出室80の下流部位で前方に開口された
出口81と、賞球の排出室80の下流部に連絡された迂
回路82と、出口81の側外下方に向けて形成されて迂
回路82の下流と連絡された賞球の排出路83とから構
成されている。
【0026】前述したような基本的構成を備えた本実施
例のパチンコ機において、遊技盤6の裏側点検等に際
し、裏機構盤7の第2の機構部75を開放する必要があ
る場合を考慮して、同機構部75から上球皿5側、下球
皿22側に連絡する夫々の賞球経路の途上に、経路の開
閉並びに賞球の通出規制そしてこぼれ球処理を図るため
の賞球路開閉通出規制に係る手段が装備されている。
【0027】なお以下の説明の便宜上、第2の機構部7
5の賞球の排出室80から出口81を介し収容枠3の通
出口35に至る上段側の連絡路を第1の賞球経路とし、
また迂回路82から賞球の排出路83及び球受け箱24
を介して下球皿22に至る下段側の連絡路を第2の賞球
経路とする。
【0028】まず第1の賞球経路にあって、図8に例示
するように出口81に対して開閉機構100が付設され
ている。この開閉機構100では、基本的には図10に
例示するように、出口81の前口面を開閉し得る昇降形
式の開閉板110と、出口81の下方において開閉板1
10を開閉操作し得る回胴式の開閉操作具130を主体
にして構成されている。
【0029】開閉板110については、薄肉金属材より
ほぼ方形状に形成されたものを例として、その左右両側
に形成された軸支部111を、開閉基枠体71内側に配
設された軸支具120の支軸122に嵌合支持してバネ
125で常には下方に付勢保持されており、そして開閉
板110の中央部に出口81と整合(連絡)し得る連絡
口112が開口され、連絡口112の上下部に球止め部
113a、113bが形成されている。
【0030】また開閉操作具130については、開閉基
枠体71に設けられた支持筒141に嵌挿するとともに
支持片135で回動自在に支持されており(図10中に
XI、XII、XII矢視で示す各背面図及び部分断面図を併せ
て参照)、外周に形成されたカム部131により開閉板
110下端の座部114を直接当接して押上げ(降下)
得るようになっている。
【0031】そして開閉板110は、下降開口・上昇閉
口の形態において、バネ125により常には出口81の
開口方向(すなわち下降方向)に付勢されたもとで、下
降位置では、連絡口112の下縁を出口81の下縁に合
わせた連絡条件で下段の賞球の通出を図り、また上の球
止め部113aの下縁で出口81の前開口面の上部を塞
いで出口81における上段の賞球の通出規制を図り得る
開状態に保持され(図6参照)、また開閉操作具130
を利用した上昇位置では、上・下の球止め部113a,
113bで出口81の前開口面の上・下を塞いで出口8
1における上・下段の賞球を停止する閉状態に保持され
るようになっている(図1参照)。なお両側の軸支具1
20の支軸122には、バネ125に対するストッパー
としてナット又はスナップリング126が取着されると
する。
【0032】開閉操作具130は、その後端に十文字形
の係合溝132を形成しており(図12参照)、図1に
例示するように第2の機構部75の外側において、操作
用具としての一般的なドライバー(例えばプラスドライ
バー)を、カバー9裏面の孔145から球抜き路87を
横通して支持筒141内に挿入したもとで、同ドライバ
ーDの先端を係合溝132に係合して所定方向に回動操
作できるようになっている。
【0033】このように、開閉機構100では、管理者
が裏機構盤7の裏面側からドライバーを用いて開閉操作
具130を回動操作することにより、開閉板110を昇
降させて出口81の前側開口面を開状態と閉状態とに変
化させることができる。このため、図1に賞球経路の閉
状態及びこぼれ球処理状態を示す側断面図を、図2に平
断面図を例示するように、出口81の前側開口面を閉状
態とすることで賞球の排出室80及び出口81に貯留す
る賞球の移動を規制し、賞球をこぼれ落とすことなく裏
機構盤7を開放し所要の点検等を行うことができる。
【0034】また、開閉板110に上述したような開口
高さの連絡口112を設けることにより、開状態におい
て出口81における上段の賞球の通出規制が図られ、通
出口35には下段の賞球のみが通入し得る。このため、
通出口35内に多数の賞球が留まり難く、裏基板開放時
に通出口35の裏側開口面からこぼれ落ち得る賞球数を
減少させることができる。さらに、このような開口高さ
の連絡口形態により、開状態(下降位置)と閉状態(上
昇位置)との間の開閉板110の昇降移動量(ストロー
ク)を小さくすることができ、これにより操作具130
や軸支具120を含む開閉機構100を小型に構成する
ことができる。
【0035】ちなみに支持筒141の内孔径及びカバー
9の孔145の内径は、ともに球径よりも小さく設定さ
れており、球抜き路87を通過する賞球が支持筒141
内に詰まったり、孔145からこぼれ落ちるようなこと
はない。また、カバー9における孔145の表面周囲に
開閉操作方向を示す矢印等が付してある。
【0036】また第1の賞球経路にあって、図9に例示
するように収容枠3の遊技補助盤30の裏側及び通出口
35の裏側に、こぼれ球用の球受け処理手段150が付
設されている。この球受け処理手段150では、基本的
には図14に例示するように、遊技補助盤30裏側の開
口面に合わせて球の通出空間間隔を置いて着脱可能に取
着される横長方形状の蓋板160と、この蓋板160に
対して着脱及び開閉(傾動)自在に装着された球受け部
材170を主体にして構成されている。
【0037】蓋板160については、通出口35の裏側
下方部に対応する部位にセット口161が開口され、こ
のセット口161の下縁外側にUの字形の軸支口162
a(図9中にXVI矢視で示す部分詳細図、図16参照)
を有する軸支片162が左右一対形成されており、そし
て内側にこぼれ球用の回収樋163が形成されている。
【0038】また球受け部材170については、蓋板1
60のセット口161に合わせた方形状に形成され、そ
の下端縁に形成された左右の支軸部172の支軸172
a(図9中にXV矢視で示す部分詳細図、図15参照)
を、各々の軸支片162の軸支口162aに嵌挿して前
後の向きに傾動可能とされており、そして内側に回収樋
163と連絡し得る球受け樋173が形成されている。
【0039】そして蓋板160では、セット口161の
側縁(図9では右側縁)に案内長口165を有するこぼ
れ球用の球止め壁164が形成されており、回収樋16
3が、集合回収口37の裏面側方に連絡されている。ま
た球受け部材170では、両側にこぼれ球用の球止め壁
174a,174bを形成すると共に上端に上面視凹形
の球受け口171を形成しており、一方の球止め壁17
4aに突出したストッパー用の支ピン175を蓋板16
0の案内長口165に挿入し、他方の球止め壁174b
の下方に、球受け樋173と回収樋163とを連絡する
球出口176が形成されている。
【0040】そしてこの球受け部材170は、その内部
中央のカバー部177内に取着したバネ178を遊技補
助盤30の裏側に圧接し得るようにして、常には球受け
開放方向に付勢されたもとで、開閉基枠体71内側の押
え部151で直接押込まれた状態では、蓋板160と同
一立面で整一した起立閉鎖位置に保持されている(図6
参照)。
【0041】一方、裏機構盤7が開放されて押さえ部1
51から解放されると、バネ178を利用して瞬時に後
向きに傾倒されて、球受け口171を通出口35の裏側
直下方に臨ませ得る球受け開放位置に保持されるように
なっている。このため、図1及び図2に賞球経路の閉状
態及びこぼれ球の処理状態を示すように、裏機構盤7開
放時に通出口35の裏側開口部からこぼれる賞球を、球
受け口171から球受け部材170内に受け入れること
ができ、受け入れた賞球を球受け樋173、球出口17
6、回収樋163、集合回収口37及び球受け箱24を
介して下球皿22へ回収する(特許請求の範囲における
回収路に該当する。図9参照)。従って、このようなこ
ぼれ球処理手段150によれば、裏機構盤7を開放した
ときに通出口35の裏側開口部から賞球がこぼれ落ちる
ことを未然に防止することができる。
【0042】なお第2の賞球経路にあっては、図6に例
示するように賞球の排出路83下端(球受け箱24の開
口面の上方)に対してスライド式の開閉板181が必要
に応じて出入れできるようになっている。この開閉板1
81については、薄肉金属材より方形状に形成されたも
のを例として、図示のようにカバー9下端及び賞球の排
出路83下端に形成された差込み口182に対して第2
の機構部75の外側から出入れして、賞球の排出路83
と球受け箱24の遮断、連絡を図り得るようになってい
る。ちなみに差込み口182に挿入された開閉板181
は、第2の機構部75の開放状態においても差込み保持
されたままとし得、また不要時にはカバー9の外側に掛
着保持されるようになっている。
【0043】このため、第1の賞球経路における出口8
1に賞球が充満し、迂回路82を介して賞球の排出路8
3に通入した賞球が、さらに球受け箱24及び下球皿2
2に充満して賞球の排出路83内にまで貯留しているよ
うな条件のもとで、裏機構盤7を開放する必要が生じた
場合であっても、この開閉板181を差込口182に挿
入して賞球の排出路83と球受け箱24との連絡を遮断
することにより、第2の賞球経路内に貯留した賞球のこ
ぼれ落ちを未然に防止することができる。
【0044】次に、第1の賞球経路にあって、出口81
に対して付設される開閉機構について他の好適な実施例
を図17及び図18(a)(b)に示しており、以下これ等
の開閉機構について概説する。まず、図17に例示する
開閉機構100’では、基本的には前述した開閉機構1
00と同様の構成部材を用いたもとで、開閉板110’
の付勢方向を上下に逆転するとともに開閉操作具130
を出口81の上方に配設して構成している。
【0045】すなわち、この開閉機構100’における
開閉板110’は、下降開口・上昇閉口の形態におい
て、バネ125により常には出口81の閉鎖方向(すな
わち上昇方向)に付勢されたもとで、開閉操作具130
を利用した下降位置(図中に二点鎖線で示す位置)で
は、連絡口112の下縁を出口81の下縁に合わせた連
絡条件で下段の賞球の通出を図り、また上の球止め部1
13aの下縁で出口81の前開口面の上部を塞いで出口
81における上段の賞球の通出規制を図り得る開状態に
保持され、また上昇位置では、上・下の球止め部113
a,113bで出口81の前開口面の上・下を塞いで出
口81における上・下段の賞球を停止する閉状態に保持
されるようになっている。
【0046】なお両側の軸支具120及び開閉操作具1
30並びに支持片135等は前述した実施例同様であ
り、また賞球の排出室80及びカバー9には該当位置に
前記同様の支持筒(141)及び孔(145)が形成され
る。開閉操作具130には、図12に示したように後端
に十文字形の係合溝132が形成されており、カバー9
の裏面に設けた孔から賞球の排出室80を横通してドラ
イバーで回動操作できるようになっている。
【0047】このため開閉機構100’では、管理者が
裏機構盤7の裏面側からドライバーを用いて開閉操作具
130を回動操作することにより、開閉板110’を昇
降させて出口81の前側開口面を開状態と閉状態とに変
化させることができる。
【0048】図18(a)に正面図を例示し図18(b)に
その主要側断面図を例示する開閉機構200では、出口
81の前口面を開閉し得る揺動昇降形式の開閉板210
と、この開閉板210を揺動可能に支持する支持板22
0、及び出口81の下方において開閉板210を開閉操
作し得る回胴式の開閉操作具230を主体にして構成さ
れている。
【0049】開閉板210と支持板220とは、ともに
薄肉金属材を略凹状に折り曲げ成形されそれぞれの左右
曲げ端部が枢結されて相対揺動可能に連結されている。
開閉板210の中央部には球止め部213が形成される
とともに、この球止め部213の下部が折り曲げられて
操作具230のカム部231と係合し得る座部214が
形成されている。また支持板220には左右側方に突出
する固定片221が形成されており、この固定片221
で裏機構盤7に取着される。
【0050】開閉操作具230は図10に例示した開閉
操作具130と同様の構成を有して裏機構盤7の支持筒
141’に嵌挿されるとともに、支持片235で回動自
在に支持されており、カバー9にはこの回動軸の対応位
置にドライバー先端部を挿入するための孔(不図示)が
形成される。開閉操作具230の後端には図12に示し
たと同様の十文字形の係合溝(132)が形成されてお
り、カバー9の裏面の孔からドライバーで回動操作でき
るようになっている。
【0051】そして開閉板210は、下降開口・上昇閉
口の形態において、常には自重により下降位置にあり、
この下降位置では球止め部213の上縁を出口81の下
縁以下とした連絡条件で賞球の通出を図り、また開閉操
作具330を回動させてカム部231で座部214を押
し上げ開閉板210を揺動上昇させた上昇位置(図中に
二点鎖線で示す位置)では、球止め部213で出口81
の前開口面の下部を塞いで出口81からの賞球の通出を
停止する閉状態に保持されるようになっている。
【0052】このため開閉機構200では、管理者が裏
機構盤7の裏面側からドライバーを用いて開閉操作具2
30を回動操作することにより、開閉板210を揺動昇
降させて出口81の前側開口面を開状態と閉状態とに変
化させることができる。
【0053】なお、以上例示した各開閉機構では、賞球
の出口81が一般に横長方形に形成されかつ賞球は出口
81の下面に沿って通出ることから、少ない移動ストロ
ークで出口開口面を開状態と閉状態とに変化させること
ができるように、開閉板を上下に昇降移動させる構成を
例示し、さらに移動ストロークを小さくする手段として
開閉板に一定の高さを有する連絡口112を設ける構成
を開示したが、大きな移動ストロークを許容する条件の
下では開閉板を左右方向に移動させる構成や開閉板を垂
直面内に揺動させる構成を採ることも可能である。
【0054】また、開閉板を移動させる手段として操作
具を用い、この操作具に形成したカム部で開閉板の座部
を押圧して移動変化させる例を開示したが、開閉板を開
状態と閉状態とに変化可能なものであれば良い。例え
ば、扇状の開閉板をドライバーや六角レンチ等で直接垂
直面内に揺動させる構成や短冊状の開閉板を裏機構盤側
面から出し入れするような構成であっても良い。また、
例えば、図10に示した様な開閉機構では開閉板110
と操作具のカム部131とを連結アームで枢結したよう
な構成であっても良く、また、開閉板を2本のリンクア
ームで支持して平行リンクを構成し、このうちの一本の
リンクアームを操作具として回動させることにより開閉
板を上下に揺動させるような構成であっても良い。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の賞球処理
装置によれば、前枠裏側の収容枠にセット保持される遊
技盤の裏面点検等のため収容枠に開閉可能に装備される
裏機構盤を開放するに際し、裏機構盤に装備された開閉
機構を操作して裏機構盤における賞球の出口を閉状態に
することで、この出口からの賞球の通出を停止させて裏
機構盤側からの賞球のこぼれ落ちを防止することができ
る。一方、常には裏機構盤の上記出口の前口面に整合連
絡する収容枠の通出口に貯留する賞球については、裏機
構盤を開放したときに通出口の裏側開口面に臨んで球受
け口が開口するとともに受け入れた賞球を下球皿に戻す
こぼれ球処理手段により回収することができる。これに
より、遊技盤の裏側トラブルに対応する点検・調整等を
短時間で行い得るパチンコ機を提供することができ、以
ってパチンコゲームに対する興趣の低下を解消すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る賞球処理装置の第1実施例の実施
形態を示し、賞球経路の閉状態及びこぼれ球処理状態を
示す主要側断面図である。
【図2】本発明に係る賞球処理装置の第1実施例の実施
形態を示し、賞球経路の閉状態及びこぼれ球処理状態を
示す主要平断面図である。
【図3】本発明に係る賞球処理装置が適用されるパチン
コ機の正面図である
【図4】上記パチンコ機の前枠及び収容枠を主に示す正
面図である。
【図5】上記パチンコ機の背面図である。
【図6】本発明に係る賞球処理装置の第1実施例の賞球
排出経路を主に示す側断面図である。
【図7】本発明に係る賞球処理装置の第1実施例の賞球
排出経路を主に示す平断面図である。
【図8】本発明に係る賞球処理装置の第1実施例におけ
る裏機構盤の賞球経路部分を示す正面図である。
【図9】本発明に係る賞球処理装置の前枠及び収容枠の
賞球経路部分を示す背面図である。
【図10】本発明に係る賞球処理装置における第1実施
例の開閉機構を分解して示す斜視図である。
【図11】上記開閉機構における支持片の部分背面図で
ある。
【図12】上記開閉機構における開閉操作具の背面図で
ある。
【図13】上記開閉機構における支持筒の断面図であ
る。
【図14】本発明に係る賞球処理装置のこぼれ球処理手
段の主要部を分解して示す斜視図である。
【図15】上記こぼれ球処理手段における球受け部材の
支持部分を分解して球受け部材側を示す説明図である。
【図16】上記こぼれ球処理手段における球受け部材の
支持部分を分解して蓋板側を示す説明図である。
【図17】本発明に係る賞球処理装置における第2実施
例の開閉機構の実施形態を示す正面図である。
【図18】本発明に係る賞球処理装置における第3実施
例の開閉機構の実施形態を示す正面図(a)及び側面図(b)
である。
【符号の説明】
PM パチンコ機 1 外枠 2 前枠 3 収容枠 4 ガラス扉 5 上球皿 6 遊技盤 7 裏機構盤 21 打球発射装置 22 下球皿 35 通出口 53 通出樋 80 賞球の排出室 81 出口 100、100’、200 開閉機構 110、110’ 210 開閉部材 112 連絡口 113a、113b、213 球止め部 130 開閉操作具 150 こぼれ球処理手段 163 回収樋(回収路) 170 球受け部材 171 球受け口 173 球受け樋(回収路)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦向き保持枠をなす外枠に対して開閉可
    能に組み付けられた開閉搭載枠をなす前枠に、ガラス
    扉、上下の球皿及び打球発射装置等が装備される一方、
    前記前枠裏側の収容枠に遊技盤が着脱可能に収容セット
    され、前記収容枠裏側に賞球払出部及び球払出処理経路
    を有する裏機構盤が開閉可能に装備されたパチンコ遊技
    機にあって、 前記裏機構盤(7)に形成された賞球用の排出室(8
    0)とその出口(81)及び前記収容枠(3)に形成さ
    れて前記上球皿の通出樋と連絡し得る通出口(35)を
    含む賞球経路に対して、球通し及び球停止の開閉規制を
    図り得る開閉機構と(100、100’)、前記裏機構
    盤を開放したときに前記賞球経路からこぼれ落ちる賞球
    を回収処理するためのこぼれ球処理手段(150)とを
    設け、 前記開閉機構では、前記裏機構盤に設けられて前記出口
    (81)の前側開口面に連絡し得る連絡口(112)と
    賞球を係止し得る球止め部(113a、113b)とを
    有する開閉部材(110、110’)を備え、 前記こぼれ球処理手段では、前記通出口(35)の裏側
    開口面に臨む球受け口(171)を有する球受け部材
    (170)が開閉変化可能に前記収容枠に支持されて常
    には裏側方向の開放方向に付勢されると共に、この球受
    け部材(170)内に受け入れたこぼれ球を前記下球皿
    (22)側へ戻し得る回収路(163、173)が形成
    され、前記収容枠(3)裏側に対する前記裏機構盤
    (7)の閉鎖整合セット状態において、前記球受け部材
    (170)が閉鎖状位置に押さえ込み保持されているも
    とで、前記裏機構盤(7)の開放時に対して前記球受け
    部材(170)が開放状位置に変化して前記球受け口
    (171)を前記通出口(35)の裏側開口面に臨ませ
    得るように設定したことを特徴とする賞球処理装置。
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