JP2002218538A - コードレス電話装置 - Google Patents

コードレス電話装置

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JP2002218538A
JP2002218538A JP2001006595A JP2001006595A JP2002218538A JP 2002218538 A JP2002218538 A JP 2002218538A JP 2001006595 A JP2001006595 A JP 2001006595A JP 2001006595 A JP2001006595 A JP 2001006595A JP 2002218538 A JP2002218538 A JP 2002218538A
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JP2001006595A
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English (en)
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Tetsuyoshi Konoya
哲由 此谷
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Funai Electric Co Ltd
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Funai Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ノイズのない高品質のチャンネルを最適数だけ
確保することで、通話品質をより一層向上させたコード
レス電話装置を提供する。 【解決手段】電源投入時に、複数の通話チャンネルのす
べてについてキャリアの有無をサーチして、キャリア無
しの通話チャンネルの数Nが、あらかじめ定められた所
定数に達したか否かを判定する。チャンネル数Nが所定
数に満たない場合は、再度通話チャンネルのすべてにつ
いてキャリアの有無をサーチする。チャンネル数Nが所
定数に達した場合は、その所定数の通話チャンネルを有
効チャンネルとして確定し、その中から使用するチャン
ネルを選択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、親機と子機とが無
線回線で接続されたコードレス電話装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】コードレス電話装置は、電話回線に接続
された親機と、この親機と無線回線により接続された子
機とを備え、親機を基地局、子機を移動局として相互間
で通信を行うようになっている。この場合、チャンネル
として89個のチャンネルが用意されており、そのうち
2個(チャンネル46およびチャンネル89)は、親機
と子機間の接続を制御するための制御チャンネルとして
使用され、残りの87個のチャンネル(チャンネル1〜
チャンネル45、およびチャンネル47〜チャンネル8
8)が通話を行うための通話チャンネルとして使用され
る。
【0003】また、親機と子機間の通信によって他の通
信機器に電波障害が生じないように、使用できる周波数
帯域があらかじめ決められている。現在、規格となって
いるMCA(Multi‐Channel Access)方式では、親機
から子機へ発信する場合は380MHz帯、子機から親
機へ発信する場合は250MHz帯の周波数がそれぞれ
用いられ、各チャンネルの周波数は12.5KHzずつ
ずれたものとなっている。
【0004】このようなコードレス電話装置では、親機
において87個の通話チャンネルのすべてについて空き
状況をチェックし、子機から接続要求があったときに
は、空いているチャンネルを通話チャンネルに指定し
て、親機と子機間で無線通信が行われる。この場合、通
話チャンネルが使用中であれば、そのチャンネルにはキ
ャリアが検出されるので、キャリアの有無によってチャ
ンネルが空きか否かを判定することができる。そして、
キャリア有のチャンネルは、混線を避けるために使用禁
止とし、子機との接続をしないようにしている。このよ
うなコードレス電話の技術に関しては、たとえば特開2
000−41285号公報、特許第2633752号公
報、特開平5−37464号公報、特公平8−3209
0号公報等に記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、キャリアが
検出されるのは、チャンネルが使用中の場合だけでな
く、ノイズが混入した場合にもキャリアが検出される。
このノイズの発生要因は多種多様であって、外部からの
ノイズだけでなく、電話装置内部で発生する機器固有の
ノイズも存在する。また、ノイズの発生時期も周囲環境
によってまちまちであるから、キャリアの有無を検出す
る段階でたまたまノイズが発生していなくても、チャン
ネルを接続した後にノイズが入ってくることがある。こ
のため、通話中に雑音が混入して、通話品質が低下する
ことになる。
【0006】このような通話品質の低下を改善する対策
として、特開平11―69440号公報では、すべての
チャンネルについてキャリアの有無を検出し、キャリア
有のチャンネルを禁止チャンネルに設定して、これを次
回のキャリア有無検出の対象から除外するようにしたコ
ードレス電話装置が提案されている。これによると、ノ
イズ混入の可能性の高いチャンネルは使用対象から除外
されるので、ノイズの影響を低減することができる。
【0007】しかしながら、上記公報のものでは、キャ
リアの無いチャンネルを一応絞り込むことはできるが、
どの程度まで絞り込めるかは、キャリア有のチャンネル
がいくつ検出されるかによって左右される。したがっ
て、キャリア有のチャンネル数が多過ぎると、使用でき
るチャンネル数が少なくなりすぎて通話が制約され、逆
に、キャリア有のチャンネル数が少な過ぎると、使用で
きるチャンネル数は多くなるけれども、その中には微少
なキャリアを含んだチャンネルが混在している可能性も
あり、信頼性が低下する。また、本公報のものでは、キ
ャリア有のチャンネルを一律に次回の検出対象から除外
しているため、装置の誤動作や故障等によりすべてのチ
ャンネルがキャリア有と判定された場合には、次回の検
出対象がなくなってしまい、キャリア検出が不可能とな
る。
【0008】本発明は、上記のような問題点を解決する
ものであって、その課題とするところは、ノイズのない
高品質のチャンネルを最適数だけ確保することで、通話
品質をより一層向上させたコードレス電話装置を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明では、まず複数の通話チャンネルのすべてに
ついてキャリアの有無をサーチして、キャリア無しの通
話チャンネルの数が、あらかじめ定められた所定数に達
したか否かを判定する。そして、キャリア無しのチャン
ネル数が所定数に満たない場合は、再度通話チャンネル
のすべてについてキャリアの有無をサーチする。また、
キャリア無しのチャンネル数が所定数に達した場合は、
その所定数の通話チャンネルを有効チャンネルとして確
定する。
【0010】このようにすることで、最終的に有効チャ
ンネルとして確定するチャンネル数は、必ずあらかじめ
設定された値となり、キャリアの検出結果により左右さ
れることはない。このため、高品質で最適数のチャンネ
ルを確実に確保することができる。また、キャリア無し
のチャンネル数が所定数に満たなければ、所定数になる
までキャリアのサーチが継続されるから、必要な有効チ
ャンネルが確実に得られる。
【0011】また、キャリア無しのチャンネル数が所定
数を超えた場合は、キャリア無しと判定された通話チャ
ンネルについて再度キャリアの有無をサーチし、キャリ
アが検出された通話チャンネルを使用禁止とすればよ
い。これによって、使用可能なチャンネルが増えすぎて
キャリアの混入するチャンネルが入り込む可能性が増大
するのを抑止でき、信頼性を高めることができる。
【0012】また、上記の場合において、再度キャリア
の有無をサーチする場合のキャリア検出閾値を、最初に
全チャンネルについてサーチする場合のキャリア検出閾
値より低く設定してもよい。こうすることで、微少なレ
ベルのキャリアを検出することができ、キャリアの混入
したチャンネルを確実に排除することができる。
【0013】また、絞り込む有効チャンネル数にある程
度の幅を持たせ、キャリア無しのチャンネル数が所定範
囲内にあるかどうかをチェックして、所定範囲に満たな
い場合は、再度通話チャンネルのすべてについてキャリ
アの有無をサーチし、所定範囲を超える場合は、キャリ
ア無しの通話チャンネルについて再度キャリアの有無を
サーチし、所定範囲内にある場合は、当該所定数の通話
チャンネルを有効チャンネルとして確定するようにして
もよい。これによると、有効チャンネル確定までの時間
を短縮することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係るコードレス電
話装置の電気ブロック図を示している。図において、1
00は基地局を構成する親機、200は移動局を構成す
る子機で、親機100と子機200とは、無線回線30
0によって接続されている。親機100において、1は
電話回線、2は通話回路、3は送受信回路、4はアンテ
ナ、5は周波数シンセサイザ、6は制御部、7はメモリ
である。また、子機200において、8は送受信回路、
9はアンテナ、10はスピーカ、11はマイク、12は
周波数シンセサイザ、13は制御部である。
【0015】以上の構成において、親機100では、周
波数シンセサイザ5が制御部6からの指令に基づいて周
波数を可変するようになっており、周波数シンセサイザ
5で設定された周波数に対応して、無線回線300の制
御チャンネルおよび通話チャンネルが指定される。そし
て、電話回線1を通して送られてくる通話信号を通話回
路2を介して送受信回路3へ渡し、送受信回路3は通話
信号をアンテナ4を介して無線回線300へ送出する。
送出された通話信号は子機200においてアンテナ9を
介して送受信回路8で受信され、スピーカ10から音声
として出力される。
【0016】一方、子機200では、周波数シンセサイ
ザ12が制御部13からの指令に基づいて周波数を可変
するようになっており、周波数シンセサイザ5で設定さ
れた周波数に対応して、無線回線300の制御チャンネ
ルおよび通話チャンネルが指定される。そして、マイク
11から入力された音声信号は、送受信回路8からアン
テナ9を介して無線回線300へ送出され、親機100
においてアンテナ4を介して送受信回路3で受信され
る。受信された信号は、通話回路2を介して通話信号と
して電話回線1へ送出される。
【0017】次に、以上のようなコードレス電話装置に
おいて、ノイズのない有効チャンネルを確定するための
手順について説明する。図2は、第1段階として電源投
入時に、87個の全チャンネルについてキャリアの無い
チャンネルを抽出する場合のフローチャートであって、
親機100の制御部6を構成するマイクロコンピュータ
により実行される手順を示している。
【0018】コードレス電話装置が新設もしくは移設さ
れた場合に、電源が投入されたことが検知されると(ス
テップS1)、制御部6はメモリ7のレジスタ(図示省
略)においてn=1を設定し(ステップS2)、各通話
チャンネルについてキャリアサーチを開始する。すなわ
ち、まず、サーチする通話チャンネル(CH)としてn
番目のチャンネルを指定する(ステップS3)。最初は
n=1であるから、チャンネル1が指定される。次に、
指定されたチャンネルについてキャリアの有無をサーチ
する(ステップS4)。このサーチは、周波数シンセサ
イザ5により受信周波数をチャンネルnの周波数に設定
し、アンテナ4を介して送受信回路3で受信される信号
をチェックすることにより行う。キャリアの有無は、受
信信号の電界強度を測定することにより判定できる。
【0019】キャリアサーチの結果、チャンネルnにキ
ャリアが検出されない場合は(ステップS5;NO)、
チャンネルnはノイズのないチャンネルなので、これを
使用可能なチャンネルとしてメモリ7に記憶する(ステ
ップS9)。すなわち、メモリ7に設けられた図5のよ
うなチャンネルテーブル20において、チャンネルnの
フラグを「0」にセットする。このチャンネルテーブル
20には、87個の通話チャンネル(CH1〜CH4
6、CH48〜CH88)のそれぞれにつき、キャリア
の有無がフラグで記録されるようになっている。ここで
は、フラグ「0」はキャリア「無」、フラグ「1」はキ
ャリア「有」を表しており、フラグが「0」のチャンネ
ルは使用可能なチャンネル、フラグが「1」のチャンネ
ルは使用禁止のチャンネルとして記録される。こうし
て、チャンネルテーブル20にキャリアの有無を記録し
た後、nを1つ進めてn=n+1とし(ステップS1
0)、ステップS3に戻って、次のチャンネルについて
上記と同様の手順でキャリアの有無をサーチする(ステ
ップS3〜S5)。
【0020】ステップS5において、チャンネルnにキ
ャリアが検出された場合は(ステップS5;YES)、
チャンネルnはノイズのあるチャンネルなので、これを
使用禁止のチャンネルとしてメモリ7に記憶する(ステ
ップS6)。すなわち、チャンネルテーブル20におい
て、チャンネルnのフラグを「1」にセットする。その
後、n=45になったか否かを判定する(ステップS
7)。n=45であれば(ステップS7;YES)、n
=n+2とし(ステップS11)、制御チャンネルであ
るチャンネル46を飛ばして、チャンネル47について
キャリアサーチを行う(ステップS3〜S5)。一方、
n=45でなければ(ステップS7;NO)、続いてn
=88か否かを判定する(ステップS8)。n=88で
なければ(ステップS8;NO)、nを1つ進めてn=
n+1とし(ステップS10)、ステップS3に戻っ
て、次のチャンネルについてキャリアサーチを行う(ス
テップS3〜S5)。そして、n=88になると(ステ
ップS8;YES)、全チャンネルについてのキャリア
サーチが終了したことになる。
【0021】このようにして、電源投入時には87個の
すべてのチャンネルについてキャリアの有無がサーチさ
れ、そのサーチ結果がチャンネルテーブル20に記録さ
れる。
【0022】次に第2段階として、図3のフローチャー
トに示した手順に従って有効チャンネルの絞込みが行わ
れる。図3の処理は、図2での処理に引き続いて制御部
6により実行される手順である。制御部6は、まずチャ
ンネルテーブル20を参照して、キャリア無、すなわち
フラグが「0」であるチャンネルの数Nを算出する(ス
テップS21)。そして、次にN=10であるか否かを
判定する(ステップS22)。この10という値は一例
であって、確定したい有効チャンネルの数に応じて任意
に設定することが可能である。
【0023】ところで、キャリア無のチャンネル数Nが
最初から10と一致することは殆どあり得ず、通常はこ
れよりも多い数となる。たとえばN=67であれば、ス
テップS22での判定はNOとなり、続くステップS2
3でのN>10か否かの判定はYESとなる。この場合
は、キャリア無しの通話チャンネル、すなわちチャンネ
ルテーブル20でフラグが「0」であるチャンネルにつ
き、再度キャリアの有無をサーチする(ステップS2
4)。サーチの結果、キャリアが検出されなければ(ス
テップS25;NO)、次のチャンネルを指定した後
(ステップS27)、ステップS21に戻り、上述した
手順を反復する。一方、サーチの結果、キャリアが検出
されれば(ステップS25;YES)、そのチャンネル
を使用禁止とする(ステップS26)。すなわち、チャ
ンネルテーブル20において、そのチャンネルのフラグ
を「0」から「1」に書き換え、有効チャンネルの対象
から除外する。その後、次のチャンネルを指定して(ス
テップS27)、ステップS21に戻る。
【0024】こうして、キャリア無のチャンネル数Nが
10を超える場合は、それらのチャンネルについて再度
キャリアサーチを行い、新たにキャリアが検出されたチ
ャンネルについては有効チャンネルの対象から外してゆ
くことで、有効チャンネルの更なる絞込みを行う。この
場合、ステップS25におけるキャリア検出のための検
出閾値を、図2のステップS5における検出閾値より低
く設定しておけば、微少なレベルのキャリアでも検出す
ることができるので、キャリアの混入したチャンネルを
確実に排除することができる。
【0025】一方、ステップS23において、Nが10
に満たないと判定された場合は(ステップS23;N
O)、使用可能なチャンネルの数が少なすぎて、機器が
誤動作や故障を起こしている可能性がある。そこで、こ
の場合には図2のステップS2へ戻り、再度、87個の
通話チャンネルのすべてにつきキャリアの有無をサーチ
して、キャリアの無い通話チャンネルが見つかった時点
で、これを使用可能なチャンネルとしてメモリ7に記憶
する。すなわち、チャンネルテーブル20の該当チャン
ネルのフラグを「1」から「0」に書き換える。
【0026】このようにして、ステップS22でN=0
になるまでは、上述したチャンネルの絞込み(N>10
の場合)や拾い出し(N<10の場合)によって、キャ
リアサーチが繰り返し実行される。そして、ステップS
22でN=0に至ると(ステップS22;YES)、こ
の10個の通話チャンネルを有効チャンネルとして確定
し(ステップS28)、一連の処理を終了する。なお、
キャリアサーチが繰り返されている間も、メモリ7には
使用可能なチャンネルが記録されているので、これらの
チャンネルを用いて親機100と子機200間での通信
は可能となっている。
【0027】こうして確定された10個の有効チャンネ
ルは、キャリアサーチを何回も繰り返したにもかかわら
ず、最後までキャリアが検出されなかったチャンネルで
あり、ノイズの入る可能性が皆無に近いきわめて高品質
のチャンネルである。そこで、これら有効チャンネルを
使用して親機と子機間の通信を行うことで、通話中の雑
音はほとんどなくなり、通話品質を大幅に向上させるこ
とができる。また、有効チャンネルが10個になるまで
は、キャリアサーチが継続して行われるため、不定期に
発生するノイズがあったとしても、これを確実に検出し
てチャンネルを絞り込むことができる。
【0028】図4は、確定した有効チャンネルの中から
チャンネルを選択する場合の手順を示したフローチャー
トであって、ここでも制御部6が実行する手順を示して
いる。最初に、10個の有効チャンネルのうち、任意の
チャンネルmを指定する(ステップS31)。そして、
このチャンネルmのキャリアの有無を判定する(ステッ
プS32)。通常は、キャリアは検出されないので(ス
テップS32;NO)、この指定されたチャンネルmを
通話チャンネルとして維持する(ステップS33)。そ
の後、チャンネルmにキャリアが検出されるか否かを監
視し(ステップS34)、検出されなければ(ステップ
S34;NO)、そのままの状態を保持する。もし、な
んらかの原因でキャリアが検出された場合は(ステップ
S34;YES)、次に、mを1進めてm=m+1とし
(ステップS35)、次のチャンネルについてステップ
S31〜S34を反復する。また、万一、ステップS3
2においてキャリアが検出された場合も(ステップS3
2;YES)、mを1進めて(ステップS35)、次の
チャンネルについてステップS31〜S34を反復す
る。この場合、ステップS32およびS34におけるキ
ャリア検出のための検出閾値を、図3のステップS25
における検出閾値よりも更に低く設定しておけば、検出
精度を上げてより微少なレベルのキャリアでも検出する
ことができる。
【0029】以上述べた実施形態では、有効チャンネル
の数を10個という固定された値に絞り込んだが、これ
に代えて、ある程度の幅を持たせて絞り込んでもよい。
図6はこの場合のフローチャートであって、図3と同一
部分には同一符号を付してある。図6では、ステップS
22aにおいて、チャンネル数Nが8個から12個の間
にあるか否かを判定している。Nがこの範囲内にあれば
(ステップS22a;YES)、その数の通話チャンネ
ルを有効チャンネルとして確定する(ステップS2
8)。その後の処理は図4と同様である。また、Nが8
個から12個の間になければ(ステップS22a;N
O)、Nが12を超えているかどうかをみて(ステップ
S23a)、超えていれば(ステップS23a;YE
S)、再度キャリアサーチを行う(ステップS24〜S
27)。一方、Nが12を超えてなければ(ステップS
23a;NO)、Nは8未満なので、図2のステップS
2へ戻って、全チャンネルについてキャリアサーチを行
う。このように、ある程度の幅を持たせて有効チャンネ
ル数を絞り込むことで、有効チャンネル確定までに要す
る時間を短縮することができる。
【0030】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、キ
ャリアのないチャンネルが所定数に達するまで絞込みを
行うので、ノイズの入らない最適数のチャンネルを確実
に確保することができ、通話品質を従来に比べてより一
層向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコードレス電話装置の電気ブロッ
ク図である。
【図2】電源投入時にキャリア無のチャンネルを抽出す
る手順を示したフローチャートである。
【図3】有効チャンネルの絞込みの手順を示したフロー
チャートである。
【図4】有効チャンネルの中からチャンネルを選択する
手順を示したフローチャートである。
【図5】チャンネルテーブルを示した図である。
【図6】他の実施形態による有効チャンネルの絞込みの
手順を示したフローチャートである。
【符号の説明】
1 電話回線 2 通話回路 3,8 送受信回路 4,9 アンテナ 5,12 周波数シンセサイザ 6,13 制御部 7 メモリ 10 スピーカ 11 マイク 20 チャンネルテーブル 100 親機 200 子機 300 無線回線

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】親機と子機とが無線回線で接続され、親機
    と子機間の接続を制御するための制御チャンネルと、通
    話を行うための複数の通話チャンネルとを備えたコード
    レス電話装置において、 電源投入時に、複数の通話チャンネルのすべてについて
    キャリアの有無をサーチして、キャリアの無い通話チャ
    ンネルを使用可能なチャンネルとしてメモリに記憶し、 前記メモリに記憶されたキャリア無しの通話チャンネル
    の数が、あらかじめ定められた所定数と一致するか否か
    を判定し、 前記チャンネル数が所定数に満たない場合は、再度通話
    チャンネルのすべてについてキャリアの有無をサーチし
    て、キャリアの無い通話チャンネルを使用可能なチャン
    ネルとしてメモリに記憶し、 前記チャンネル数が所定数を超えている場合は、前記メ
    モリに記憶されている通話チャンネルについてキャリア
    の有無をサーチして、キャリアが検出された通話チャン
    ネルを使用禁止のチャンネルとし、 前記チャンネル数が所定数と一致した時点で、当該所定
    数の通話チャンネルを有効チャンネルとして確定し、 確定した有効チャンネルを使用して親機と子機間で通信
    を行うようにしたことを特徴とするコードレス電話装
    置。
  2. 【請求項2】親機と子機とが無線回線で接続され、親機
    と子機間の接続を制御するための制御チャンネルと、通
    話を行うための複数の通話チャンネルとを備えたコード
    レス電話装置において、 複数の通話チャンネルのすべてについてキャリアの有無
    をサーチして、キャリア無しの通話チャンネルの数が、
    あらかじめ定められた所定数に達したか否かを判定し、 前記チャンネル数が所定数に満たない場合は、再度通話
    チャンネルのすべてについてキャリアの有無をサーチ
    し、 前記チャンネル数が所定数に達した場合は、当該所定数
    の通話チャンネルを有効チャンネルとして確定すること
    を特徴とするコードレス電話装置。
  3. 【請求項3】請求項2に記載のコードレス電話装置にお
    いて、 前記チャンネル数が所定数を超えた場合は、キャリア無
    しの通話チャンネルについて再度キャリアの有無をサー
    チし、キャリアが検出された通話チャンネルを使用禁止
    のチャンネルとすることを特徴とするコードレス電話装
    置。
  4. 【請求項4】請求項3に記載のコードレス電話装置にお
    いて、 キャリア無しの通話チャンネルについて再度キャリアの
    有無をサーチする場合のキャリア検出閾値を、すべての
    通話チャンネルについてキャリアの有無をサーチする場
    合のキャリア検出閾値よりも低く設定したことを特徴と
    するコードレス電話装置。
  5. 【請求項5】親機と子機とが無線回線で接続され、親機
    と子機間の接続を制御するための制御チャンネルと、通
    話を行うための複数の通話チャンネルとを備えたコード
    レス電話装置において、 複数の通話チャンネルのすべてについてキャリアの有無
    をサーチして、キャリア無しの通話チャンネルの数が、
    あらかじめ定められた所定範囲内にあるか否かを判定
    し、 前記チャンネル数が所定範囲に満たない場合は、再度通
    話チャンネルのすべてについてキャリアの有無をサーチ
    し、 前記チャンネル数が所定範囲を超える場合は、キャリア
    無しの通話チャンネルについて再度キャリアの有無をサ
    ーチし、キャリアが検出された通話チャンネルを使用禁
    止のチャンネルとし、 前記チャンネル数が所定範囲内にある場合は、当該所定
    数の通話チャンネルを有効チャンネルとして確定するこ
    とを特徴とするコードレス電話装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11982071B2 (en) 2018-03-22 2024-05-14 Yanmar Power Technology Co., Ltd. Display system of turning work vehicle

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US11982071B2 (en) 2018-03-22 2024-05-14 Yanmar Power Technology Co., Ltd. Display system of turning work vehicle

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