JP2002218395A - 蓄積フォーマット方式並びに蓄積フォーマットデータ格納および送出装置 - Google Patents
蓄積フォーマット方式並びに蓄積フォーマットデータ格納および送出装置Info
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- JP2002218395A JP2002218395A JP2001005601A JP2001005601A JP2002218395A JP 2002218395 A JP2002218395 A JP 2002218395A JP 2001005601 A JP2001005601 A JP 2001005601A JP 2001005601 A JP2001005601 A JP 2001005601A JP 2002218395 A JP2002218395 A JP 2002218395A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ハードウェアのみで高速再生等の特殊再生を
制御することのできる蓄積フォーマット方式を提供する
こと。 【解決手段】 ディスク等の蓄積メディアに格納される
フォーマットデータを制御情報領域11とデータ領域1
2から構成されるパケット10と呼ばれる単位で格納
し、データ領域12には映像情報における任意データ単
位で格納され、制御情報領域11はパケット10の種類
を識別する識別子を格納する識別ID領域13と、パケ
ット10のサイズを表すデータサイズ領域14と、特殊
再生を制御するための情報を格納する付加情報領域15
とを含み、各蓄積データのパケット単位に制御データを
持たせることで、特殊再生時はパケット単位の制御デー
タを用いて、ハードウェアのみで特殊再生を制御する。
制御することのできる蓄積フォーマット方式を提供する
こと。 【解決手段】 ディスク等の蓄積メディアに格納される
フォーマットデータを制御情報領域11とデータ領域1
2から構成されるパケット10と呼ばれる単位で格納
し、データ領域12には映像情報における任意データ単
位で格納され、制御情報領域11はパケット10の種類
を識別する識別子を格納する識別ID領域13と、パケ
ット10のサイズを表すデータサイズ領域14と、特殊
再生を制御するための情報を格納する付加情報領域15
とを含み、各蓄積データのパケット単位に制御データを
持たせることで、特殊再生時はパケット単位の制御デー
タを用いて、ハードウェアのみで特殊再生を制御する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マルチメディアデ
ータを扱う蓄積フォーマット方式に関し、特に、高機能
な特殊再生用の蓄積フォーマット方式、その蓄積フォー
マットを蓄積および再生する方式、並びに蓄積フォーマ
ットデータ格納装置および送出装置に関するものであ
る。
ータを扱う蓄積フォーマット方式に関し、特に、高機能
な特殊再生用の蓄積フォーマット方式、その蓄積フォー
マットを蓄積および再生する方式、並びに蓄積フォーマ
ットデータ格納装置および送出装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の特殊再生用の蓄積フォー
マット方式は、特殊再生用の蓄積データを一括管理した
データ位置参照テーブルをある領域に一括して有し、映
像記録時に、映像フレーム単位でディスク装置に記録
し、ディスク装置上の各フレームデータの格納位置をデ
ータ位置参照テーブルに記録し、CPU部が、データ位
置参照テーブルを参照することで、各映像フレームの格
納先頭位置を逐次調べ、フレームデータの読み出しを行
うものであった(特開平8−235833号公報)。
マット方式は、特殊再生用の蓄積データを一括管理した
データ位置参照テーブルをある領域に一括して有し、映
像記録時に、映像フレーム単位でディスク装置に記録
し、ディスク装置上の各フレームデータの格納位置をデ
ータ位置参照テーブルに記録し、CPU部が、データ位
置参照テーブルを参照することで、各映像フレームの格
納先頭位置を逐次調べ、フレームデータの読み出しを行
うものであった(特開平8−235833号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の特殊再生用の蓄積フォーマット方式では、蓄積デー
タを一括管理した位置参照テーブルを一括して持たなけ
ればならず、特殊再生を実現しようとした時、必ずこの
制御テーブルをコンピュータのワークエリアに記憶し、
特殊再生用の必要なデータの検索はCPUで逐一実行し
なければならないために、CPU部の処理能力がボトル
ネックとなり、大量の映像ストリームを処理できないと
いう問題点があった。
来の特殊再生用の蓄積フォーマット方式では、蓄積デー
タを一括管理した位置参照テーブルを一括して持たなけ
ればならず、特殊再生を実現しようとした時、必ずこの
制御テーブルをコンピュータのワークエリアに記憶し、
特殊再生用の必要なデータの検索はCPUで逐一実行し
なければならないために、CPU部の処理能力がボトル
ネックとなり、大量の映像ストリームを処理できないと
いう問題点があった。
【0004】本発明はこのような問題を解決するために
なされたもので、蓄積データを一括管理した位置参照テ
ーブルを必要とせず、CPUの介在の無い、ハードウェ
アのみで制御できる特殊再生用の蓄積フォーマット方式
を提供するものである。
なされたもので、蓄積データを一括管理した位置参照テ
ーブルを必要とせず、CPUの介在の無い、ハードウェ
アのみで制御できる特殊再生用の蓄積フォーマット方式
を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の蓄積フォーマッ
ト方式は、蓄積および伝送されるデータが、データ制御
情報と、データ領域とを有するパケットにパケット化さ
れ、前記データ制御情報が、前記パケットの種類を識別
する識別IDを格納する識別ID領域と、前記パケット
のサイズを表すデータサイズ領域と、特殊再生用の付加
情報を格納する付加情報領域とを含み、前記パケット単
位で蓄積および伝送されることを特徴とした構成を有し
ている。
ト方式は、蓄積および伝送されるデータが、データ制御
情報と、データ領域とを有するパケットにパケット化さ
れ、前記データ制御情報が、前記パケットの種類を識別
する識別IDを格納する識別ID領域と、前記パケット
のサイズを表すデータサイズ領域と、特殊再生用の付加
情報を格納する付加情報領域とを含み、前記パケット単
位で蓄積および伝送されることを特徴とした構成を有し
ている。
【0006】この構成により、パケット単位でデータを
蓄積することができ、また付加情報領域に各種特殊再生
用のデータを格納することにより、蓄積データを一括管
理した位置参照テーブルが不要となり、各蓄積データの
パケット単位に制御データを持たせることで、特殊再生
時はパケット単位の制御データを用いて、ハードウェア
のみで特殊再生を制御することが可能となる。
蓄積することができ、また付加情報領域に各種特殊再生
用のデータを格納することにより、蓄積データを一括管
理した位置参照テーブルが不要となり、各蓄積データの
パケット単位に制御データを持たせることで、特殊再生
時はパケット単位の制御データを用いて、ハードウェア
のみで特殊再生を制御することが可能となる。
【0007】また、本発明の蓄積フォーマット方式は、
前記付加情報領域が、映像ストリームデータの現在のフ
レームパケットから次のパケットまでの先頭番地へのポ
インタを示す付加情報を有してもよい。この構成によ
り、次に転送すべきパケットの位置が既知の情報とな
り、CPUの介在なしにハードウェアで自動的に次のパ
ケットを読み出すことが可能で、蓄積データを一括管理
した位置参照テーブルが不要となり、大量の映像ストリ
ームデータを扱うことも容易になる。
前記付加情報領域が、映像ストリームデータの現在のフ
レームパケットから次のパケットまでの先頭番地へのポ
インタを示す付加情報を有してもよい。この構成によ
り、次に転送すべきパケットの位置が既知の情報とな
り、CPUの介在なしにハードウェアで自動的に次のパ
ケットを読み出すことが可能で、蓄積データを一括管理
した位置参照テーブルが不要となり、大量の映像ストリ
ームデータを扱うことも容易になる。
【0008】また、本発明の蓄積フォーマット方式は、
前記付加情報領域が、映像ストリームデータの現在のフ
レームパケットから映像ストリームデータの最終フレー
ムパケットまでの各制御情報領域の先頭番地へのポイン
タを示す付加情報を有しても良い。この構成により、次
に転送すべきパケットの位置が既知の情報となり、CP
Uの介在なしにハードウェアで自動的に次のパケットを
読み出すことが可能で、蓄積データを一括管理した位置
参照テーブルが不要となり、大量の映像ストリームデー
タを扱うことも容易になる。さらに任意の高速再生速度
を任意に設定することができる。
前記付加情報領域が、映像ストリームデータの現在のフ
レームパケットから映像ストリームデータの最終フレー
ムパケットまでの各制御情報領域の先頭番地へのポイン
タを示す付加情報を有しても良い。この構成により、次
に転送すべきパケットの位置が既知の情報となり、CP
Uの介在なしにハードウェアで自動的に次のパケットを
読み出すことが可能で、蓄積データを一括管理した位置
参照テーブルが不要となり、大量の映像ストリームデー
タを扱うことも容易になる。さらに任意の高速再生速度
を任意に設定することができる。
【0009】また、本発明の蓄積フォーマット方式は、
前記付加情報領域が、映像データストリームデータの先
頭フレームから現在のフレームまでの各制御情報の先頭
番地へのポインタを示す付加情報を有しても良い。この
構成により、次に転送すべきパケットの位置が既知の情
報となり、CPUの介在なしにハードウェアで自動的に
次のパケットを読み出すことが可能で、蓄積データを一
括管理した位置参照テーブルが不要となり、大量の映像
ストリームデータを扱うことも容易になる。さらに逆再
生方向を含む、任意の高速再生速度を任意に設定するこ
とができる。
前記付加情報領域が、映像データストリームデータの先
頭フレームから現在のフレームまでの各制御情報の先頭
番地へのポインタを示す付加情報を有しても良い。この
構成により、次に転送すべきパケットの位置が既知の情
報となり、CPUの介在なしにハードウェアで自動的に
次のパケットを読み出すことが可能で、蓄積データを一
括管理した位置参照テーブルが不要となり、大量の映像
ストリームデータを扱うことも容易になる。さらに逆再
生方向を含む、任意の高速再生速度を任意に設定するこ
とができる。
【0010】また、本発明の蓄積フォーマット方式は、
前記データサイズ領域に、映像ストリームデータの1フ
レームのデータサイズが格納され、前記データ領域に、
前記映像ストリームデータの1フレーム分のデータが格
納されても良い。この構成により、パケットのデータ領
域には1フレーム分のデータが格納されており、フレー
ム単位の制御をCPUの介在なしにハードウェアで自動
的に行うことができる。さらに任意の高速再生速度を任
意に設定することができる。
前記データサイズ領域に、映像ストリームデータの1フ
レームのデータサイズが格納され、前記データ領域に、
前記映像ストリームデータの1フレーム分のデータが格
納されても良い。この構成により、パケットのデータ領
域には1フレーム分のデータが格納されており、フレー
ム単位の制御をCPUの介在なしにハードウェアで自動
的に行うことができる。さらに任意の高速再生速度を任
意に設定することができる。
【0011】また、本発明の蓄積フォーマット方式は、
前記データ領域に、任意のデータサイズを有する映像ス
トリームデータが格納され、前記データサイズ領域に、
前記データ領域に格納された映像ストリームデータのデ
ータサイズが格納されても良い。この構成により、パケ
ットのデータ領域には任意のデータサイズ分のデータが
格納されており、各デバイスに最適な転送レートを考慮
したデータサイズを格納することができ、また、任意の
データサイズでの制御をCPUの介在なしにハードウェ
アで自動的に行うことができる。さらに任意の高速再生
速度を任意に設定することができる。
前記データ領域に、任意のデータサイズを有する映像ス
トリームデータが格納され、前記データサイズ領域に、
前記データ領域に格納された映像ストリームデータのデ
ータサイズが格納されても良い。この構成により、パケ
ットのデータ領域には任意のデータサイズ分のデータが
格納されており、各デバイスに最適な転送レートを考慮
したデータサイズを格納することができ、また、任意の
データサイズでの制御をCPUの介在なしにハードウェ
アで自動的に行うことができる。さらに任意の高速再生
速度を任意に設定することができる。
【0012】また、本発明の蓄積フォーマット方式は、
前記データサイズ領域に、MPEGストリームデータの
GOPのデータサイズが格納され、前記データ領域に、
前記MPEGストリームデータのGOP分のデータが格
納されても良い。この構成により、パケットのデータ領
域にはMPEGストリームデータのGOP分のデータが
格納されており、MPEGストリームデータのデコーダ
側を考慮したデータ転送パケット単位を構成することが
でき、また、MPEGのGOP単位の制御をCPUの介
在なしにハードウェアで自動的に行うことができる。さ
らに任意の高速再生速度を任意に設定することができ
る。
前記データサイズ領域に、MPEGストリームデータの
GOPのデータサイズが格納され、前記データ領域に、
前記MPEGストリームデータのGOP分のデータが格
納されても良い。この構成により、パケットのデータ領
域にはMPEGストリームデータのGOP分のデータが
格納されており、MPEGストリームデータのデコーダ
側を考慮したデータ転送パケット単位を構成することが
でき、また、MPEGのGOP単位の制御をCPUの介
在なしにハードウェアで自動的に行うことができる。さ
らに任意の高速再生速度を任意に設定することができ
る。
【0013】また、本発明の蓄積フォーマット方式は、
前記付加情報領域が、前記データ領域に格納されている
複数フレームの各フレームに対して、各フレームの先頭
番地へのポインタを示す付加情報を有しても良い。この
構成により、パケットのデータ領域には任意の複数フレ
ームサイズ分のデータが格納されており、転送単位を大
きくしても、パケットのデータ領域に格納されている複
数フレームへの先頭ポインタを持つことで、フレーム単
位の制御も合わせて行うことが可能となる。また、フレ
ーム単位、あるいはパケット単位の制御をCPUの介在
なしにハードウェアで自動的に行うことができる。さら
に任意の高速再生速度を任意に設定することが可能とな
る。
前記付加情報領域が、前記データ領域に格納されている
複数フレームの各フレームに対して、各フレームの先頭
番地へのポインタを示す付加情報を有しても良い。この
構成により、パケットのデータ領域には任意の複数フレ
ームサイズ分のデータが格納されており、転送単位を大
きくしても、パケットのデータ領域に格納されている複
数フレームへの先頭ポインタを持つことで、フレーム単
位の制御も合わせて行うことが可能となる。また、フレ
ーム単位、あるいはパケット単位の制御をCPUの介在
なしにハードウェアで自動的に行うことができる。さら
に任意の高速再生速度を任意に設定することが可能とな
る。
【0014】また、本発明の蓄積フォーマット方式は、
前記付加情報領域が、前記データ領域の先頭からの無効
データのオフセットサイズを示す値を格納し、前記付加
情報領域のオフセットサイズ以降を実際の有効データと
しても良い。これにより、データ領域の先頭からの無効
データのオフセット値を格納することによりデータ領域
の先頭からの無効データを自動判別することが可能とな
り、無駄なパディング等の処理が不要となる。
前記付加情報領域が、前記データ領域の先頭からの無効
データのオフセットサイズを示す値を格納し、前記付加
情報領域のオフセットサイズ以降を実際の有効データと
しても良い。これにより、データ領域の先頭からの無効
データのオフセット値を格納することによりデータ領域
の先頭からの無効データを自動判別することが可能とな
り、無駄なパディング等の処理が不要となる。
【0015】また、本発明の蓄積フォーマット方式は、
前記付加情報領域が、前記データ領域に格納されている
MPEGのGOPデータの全Iフレームの先頭番地への
ポインタを示す付加情報を有しても良い。この構成によ
り、次に転送すべきIフレームの位置が既知の情報とな
り、CPUの介在なしにハードウェアで自動的に次のI
フレームを読み出すことが可能で、蓄積データを一括管
理した位置参照テーブルが不要となり、大量の映像スト
リームデータを扱うことも容易になる。
前記付加情報領域が、前記データ領域に格納されている
MPEGのGOPデータの全Iフレームの先頭番地への
ポインタを示す付加情報を有しても良い。この構成によ
り、次に転送すべきIフレームの位置が既知の情報とな
り、CPUの介在なしにハードウェアで自動的に次のI
フレームを読み出すことが可能で、蓄積データを一括管
理した位置参照テーブルが不要となり、大量の映像スト
リームデータを扱うことも容易になる。
【0016】さらに、本発明の蓄積データ送信フォーマ
ットは、蓄積および伝送されるデータが、データ制御情
報と、データ領域とを有するパケットにパケット化さ
れ、前記データ制御情報が、前記パケットの種類を識別
する識別IDを格納する識別ID領域と、前記パケット
のサイズを表すデータサイズ領域と、特殊再生用の付加
情報を格納する付加情報領域とを含み、前記パケット単
位で蓄積および伝送される蓄積フォーマット方式に準拠
したパケットの前記制御情報領域に同期信号を付加して
送信することを特徴とする構成を有している。この構成
により、同期信号を加えることにより再生側において容
易に同期をとることが可能となる。
ットは、蓄積および伝送されるデータが、データ制御情
報と、データ領域とを有するパケットにパケット化さ
れ、前記データ制御情報が、前記パケットの種類を識別
する識別IDを格納する識別ID領域と、前記パケット
のサイズを表すデータサイズ領域と、特殊再生用の付加
情報を格納する付加情報領域とを含み、前記パケット単
位で蓄積および伝送される蓄積フォーマット方式に準拠
したパケットの前記制御情報領域に同期信号を付加して
送信することを特徴とする構成を有している。この構成
により、同期信号を加えることにより再生側において容
易に同期をとることが可能となる。
【0017】また、本発明の蓄積データ送信フォーマッ
トは、蓄積および伝送されるデータが、データ制御情報
と、データ領域とを有するパケットにパケット化され、
前記データ制御情報が、前記パケットの種類を識別する
識別IDを格納する識別ID領域と、前記パケットのサ
イズを表すデータサイズ領域と、特殊再生用の付加情報
を格納する付加情報領域とを含み、前記パケット単位で
蓄積および伝送される蓄積フォーマット方式に準拠した
パケットの前記データ領域に誤り訂正用の符号を付加し
て送信することを特徴とする構成を有している。
トは、蓄積および伝送されるデータが、データ制御情報
と、データ領域とを有するパケットにパケット化され、
前記データ制御情報が、前記パケットの種類を識別する
識別IDを格納する識別ID領域と、前記パケットのサ
イズを表すデータサイズ領域と、特殊再生用の付加情報
を格納する付加情報領域とを含み、前記パケット単位で
蓄積および伝送される蓄積フォーマット方式に準拠した
パケットの前記データ領域に誤り訂正用の符号を付加し
て送信することを特徴とする構成を有している。
【0018】この構成により、パケットデータ伝送時に
おいて、伝送時のビットエラーを検出、および訂正する
ことができ、伝送データとして、伝送路エラーが考慮さ
れた構成となり、信頼性の高いデータ転送を行うことが
できる。
おいて、伝送時のビットエラーを検出、および訂正する
ことができ、伝送データとして、伝送路エラーが考慮さ
れた構成となり、信頼性の高いデータ転送を行うことが
できる。
【0019】また、本発明の蓄積フォーマットデータ格
納装置は、蓄積および伝送されるデータが、データ制御
情報と、データ領域とを有するパケットにパケット化さ
れ、前記データ制御情報が、前記パケットの種類を識別
する識別IDを格納する識別ID領域と、前記パケット
のサイズを表すデータサイズ領域と、特殊再生用の付加
情報を格納する付加情報領域とを含み、前記パケット単
位で蓄積および伝送される蓄積フォーマット方式に準拠
したパケット単位でデータを蓄積する蓄積フォーマット
データ格納装置において、映像ストリームデータを受信
する映像ストリーム受信部と、前記映像ストリームデー
タを分割するサイズを示す値を有するストリーム分割レ
ジスタと、このストリーム分割レジスタに示されている
値毎に前記映像ストリームデータを分割する映像ストリ
ーム分割部と、現在受信している映像ストリームデータ
の種類を識別した識別IDレジスタと、前記パケットの
サイズを示すデータサイズレジスタと、特殊再生を行う
ための制御情報が格納された付加情報レジスタと、前記
各レジスタを前記映像ストリーム分割部で分割されたス
トリームデータにマルチプレクスを行い前記パケットを
生成するマルチプレクス部と、このマルチプレクス部で
生成されたパケットを格納する映像データ蓄積部とを備
えたことことを特徴とした構成を有している。
納装置は、蓄積および伝送されるデータが、データ制御
情報と、データ領域とを有するパケットにパケット化さ
れ、前記データ制御情報が、前記パケットの種類を識別
する識別IDを格納する識別ID領域と、前記パケット
のサイズを表すデータサイズ領域と、特殊再生用の付加
情報を格納する付加情報領域とを含み、前記パケット単
位で蓄積および伝送される蓄積フォーマット方式に準拠
したパケット単位でデータを蓄積する蓄積フォーマット
データ格納装置において、映像ストリームデータを受信
する映像ストリーム受信部と、前記映像ストリームデー
タを分割するサイズを示す値を有するストリーム分割レ
ジスタと、このストリーム分割レジスタに示されている
値毎に前記映像ストリームデータを分割する映像ストリ
ーム分割部と、現在受信している映像ストリームデータ
の種類を識別した識別IDレジスタと、前記パケットの
サイズを示すデータサイズレジスタと、特殊再生を行う
ための制御情報が格納された付加情報レジスタと、前記
各レジスタを前記映像ストリーム分割部で分割されたス
トリームデータにマルチプレクスを行い前記パケットを
生成するマルチプレクス部と、このマルチプレクス部で
生成されたパケットを格納する映像データ蓄積部とを備
えたことことを特徴とした構成を有している。
【0020】この構成により、外部から入力される映像
ストリームデータを、本発明で記した蓄積フォーマット
に変換することができる。その結果、蓄積データを一括
管理したデータ位置参照テーブルを持たなくても良く、
CPUにより次に転送すべきデータを逐一制御しなくて
も良くなる。つまりパケット単位の制御をCPUの介在
を必要とせず、ハードウェアのみで自動的に行うことが
できる。さらに任意の高速再生速度を任意に設定するこ
とができる。
ストリームデータを、本発明で記した蓄積フォーマット
に変換することができる。その結果、蓄積データを一括
管理したデータ位置参照テーブルを持たなくても良く、
CPUにより次に転送すべきデータを逐一制御しなくて
も良くなる。つまりパケット単位の制御をCPUの介在
を必要とせず、ハードウェアのみで自動的に行うことが
できる。さらに任意の高速再生速度を任意に設定するこ
とができる。
【0021】また、本発明の蓄積フォーマットデータ格
納装置において、前記マルチプレクス部が、同期信号を
計算して前記パケットの前記制御情報領域に付加し、誤
り訂正用の符号を計算して前記パケットの前記データ領
域に付加しても良い。
納装置において、前記マルチプレクス部が、同期信号を
計算して前記パケットの前記制御情報領域に付加し、誤
り訂正用の符号を計算して前記パケットの前記データ領
域に付加しても良い。
【0022】さらに、本発明の蓄積フォーマットデータ
送出装置は、蓄積および伝送されるデータが、データ制
御情報と、データ領域とを有するパケットにパケット化
され、前記データ制御情報が、前記パケットの種類を識
別する識別IDを格納する識別ID領域と、前記パケッ
トのサイズを表すデータサイズ領域と、特殊再生用の付
加情報を格納する付加情報領域とを含み、前記パケット
単位で蓄積および伝送される蓄積フォーマット方式に準
拠したパケット単位でデータを蓄積する蓄積フォーマッ
トデータ格納装置において、映像ストリームデータを受
信する映像ストリーム受信部と、前記映像ストリームデ
ータを分割するサイズを示す値を有するストリーム分割
レジスタと、このストリーム分割レジスタに示されてい
る値毎に前記映像ストリームデータを分割する映像スト
リーム分割部と、現在受信している映像ストリームデー
タの種類を識別した識別IDレジスタと、前記パケット
のサイズを示すデータサイズレジスタと、特殊再生を行
うための制御情報が格納された付加情報レジスタと、前
記各レジスタを前記映像ストリーム分割部で分割された
ストリームデータにマルチプレクスを行い前記パケット
を生成するマルチプレクス部と、このマルチプレクス部
で生成されたパケットを格納する映像データ蓄積部とを
備えた蓄積フォーマットデータ格納装置によって格納さ
れたパケットデータを読み出すパケットデータ読み出し
部と、前記付加情報領域を処理する付加情報領域処理部
と、この付加情報領域処理部から出力されるパケットデ
ータを送出するパケットデータ送出部とを備えたことを
特徴とした構成を有している。
送出装置は、蓄積および伝送されるデータが、データ制
御情報と、データ領域とを有するパケットにパケット化
され、前記データ制御情報が、前記パケットの種類を識
別する識別IDを格納する識別ID領域と、前記パケッ
トのサイズを表すデータサイズ領域と、特殊再生用の付
加情報を格納する付加情報領域とを含み、前記パケット
単位で蓄積および伝送される蓄積フォーマット方式に準
拠したパケット単位でデータを蓄積する蓄積フォーマッ
トデータ格納装置において、映像ストリームデータを受
信する映像ストリーム受信部と、前記映像ストリームデ
ータを分割するサイズを示す値を有するストリーム分割
レジスタと、このストリーム分割レジスタに示されてい
る値毎に前記映像ストリームデータを分割する映像スト
リーム分割部と、現在受信している映像ストリームデー
タの種類を識別した識別IDレジスタと、前記パケット
のサイズを示すデータサイズレジスタと、特殊再生を行
うための制御情報が格納された付加情報レジスタと、前
記各レジスタを前記映像ストリーム分割部で分割された
ストリームデータにマルチプレクスを行い前記パケット
を生成するマルチプレクス部と、このマルチプレクス部
で生成されたパケットを格納する映像データ蓄積部とを
備えた蓄積フォーマットデータ格納装置によって格納さ
れたパケットデータを読み出すパケットデータ読み出し
部と、前記付加情報領域を処理する付加情報領域処理部
と、この付加情報領域処理部から出力されるパケットデ
ータを送出するパケットデータ送出部とを備えたことを
特徴とした構成を有している。
【0023】この構成により、ディスク等の蓄積装置に
格納されている、本発明で記した蓄積フォーマットデー
タを読み出すことができる。その結果、蓄積データを一
括管理したデータ位置参照テーブルを持たなくても良
く、CPUにより次に転送すべきデータを逐一制御しな
くても良くなる。つまりパケット単位の制御をCPUの
介在を必要とせず、ハードウェアのみで自動的に行うこ
とができる。さらに任意の高速再生速度を任意に設定す
ることができる。
格納されている、本発明で記した蓄積フォーマットデー
タを読み出すことができる。その結果、蓄積データを一
括管理したデータ位置参照テーブルを持たなくても良
く、CPUにより次に転送すべきデータを逐一制御しな
くても良くなる。つまりパケット単位の制御をCPUの
介在を必要とせず、ハードウェアのみで自動的に行うこ
とができる。さらに任意の高速再生速度を任意に設定す
ることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を用いて説明する。尚、すべての図面におい
て、同様な構成要素は同じ参照記号および符号を用いて
示してある。 (第1の実施の形態)
て、図面を用いて説明する。尚、すべての図面におい
て、同様な構成要素は同じ参照記号および符号を用いて
示してある。 (第1の実施の形態)
【0025】図1に示すように、本発明の第1の実施の
形態の特殊再生用の蓄積フォーマット方式は、主として
映像信号などを扱うようなマルチメディア伝送におい
て、ディスク等の蓄積メディアに、制御情報領域11
と、データ領域12とを有するパケット10と呼ばれる
単位でフォーマットデータを格納するものである。
形態の特殊再生用の蓄積フォーマット方式は、主として
映像信号などを扱うようなマルチメディア伝送におい
て、ディスク等の蓄積メディアに、制御情報領域11
と、データ領域12とを有するパケット10と呼ばれる
単位でフォーマットデータを格納するものである。
【0026】パケット10の制御情報領域11は、パケ
ット10の種類を識別する識別子を格納する識別ID領
域13と、パケット10のサイズを表すデータサイズ領
域14と、次パケットデータの先頭番地を示すポインタ
を格納する付加情報領域15とを含む。パケット10の
データ領域12は、映像情報におけるフレーム単位で映
像ストリームデータが格納される。
ット10の種類を識別する識別子を格納する識別ID領
域13と、パケット10のサイズを表すデータサイズ領
域14と、次パケットデータの先頭番地を示すポインタ
を格納する付加情報領域15とを含む。パケット10の
データ領域12は、映像情報におけるフレーム単位で映
像ストリームデータが格納される。
【0027】図2は、以上のように構成された特殊再生
用の蓄積フォーマット方式で、映像ストリームをフォー
マットして格納する蓄積フォーマットデータ格納装置の
一例を示す概略ブロック図である。図2に示すように、
蓄積フォーマットデータ格納装置は、映像ストリームデ
ータを入力する映像ストリーム受信部20と、映像スト
リーム分割部21と、マルチプレクス部22と、映像デ
ータ蓄積部23と、ストリーム分割レジスタ24と、識
別IDレジスタ25、データサイズレジスタ26と、付
加情報レジスタ27とを備えている。
用の蓄積フォーマット方式で、映像ストリームをフォー
マットして格納する蓄積フォーマットデータ格納装置の
一例を示す概略ブロック図である。図2に示すように、
蓄積フォーマットデータ格納装置は、映像ストリームデ
ータを入力する映像ストリーム受信部20と、映像スト
リーム分割部21と、マルチプレクス部22と、映像デ
ータ蓄積部23と、ストリーム分割レジスタ24と、識
別IDレジスタ25、データサイズレジスタ26と、付
加情報レジスタ27とを備えている。
【0028】ストリーム分割レジスタ24には、映像ス
トリームデータを分割するサイズを示す値が格納されて
いる。識別IDレジスタ25には、現在受信している映
像ストリームデータの種類を識別した識別IDが格納さ
れている。データサイズレジスタ26には、パケット1
0のパケットサイズを示す値が格納されている。付加情
報レジスタ27には、特殊再生を行うために必要な制御
情報が格納されている。
トリームデータを分割するサイズを示す値が格納されて
いる。識別IDレジスタ25には、現在受信している映
像ストリームデータの種類を識別した識別IDが格納さ
れている。データサイズレジスタ26には、パケット1
0のパケットサイズを示す値が格納されている。付加情
報レジスタ27には、特殊再生を行うために必要な制御
情報が格納されている。
【0029】映像ストリーム分割部21は、ストリーム
分割レジスタ24の値を参照して、分割する映像フレー
ム単位の大きさを決定し、映像ストリーム受信部20を
介して入力された映像ストリームを、映像フレーム単位
の大きさ毎に分割するものである。
分割レジスタ24の値を参照して、分割する映像フレー
ム単位の大きさを決定し、映像ストリーム受信部20を
介して入力された映像ストリームを、映像フレーム単位
の大きさ毎に分割するものである。
【0030】マルチプレクス部22は、映像ストリーム
分割部21により分割された映像ストリームデータを各
パケット10のデータ領域12に格納するとともに、各
パケット10の制御情報領域11に各情報を格納して一
つの蓄積パケットとして完成させるものである。詳細に
は、制御情報領域11の識別ID領域13に識別IDレ
ジスタ25の値を格納し、データサイズ領域14にデー
タサイズレジスタ26の値を格納し、付加情報領域15
に付加情報レジスタ27の値を格納する。
分割部21により分割された映像ストリームデータを各
パケット10のデータ領域12に格納するとともに、各
パケット10の制御情報領域11に各情報を格納して一
つの蓄積パケットとして完成させるものである。詳細に
は、制御情報領域11の識別ID領域13に識別IDレ
ジスタ25の値を格納し、データサイズ領域14にデー
タサイズレジスタ26の値を格納し、付加情報領域15
に付加情報レジスタ27の値を格納する。
【0031】映像データ蓄積部23は、マルチプレクス
部22で生成されたパケット10を特殊再生用の蓄積フ
ォーマットデータとしてディスク等の蓄積メディアに格
納するものである。
部22で生成されたパケット10を特殊再生用の蓄積フ
ォーマットデータとしてディスク等の蓄積メディアに格
納するものである。
【0032】このように構成された蓄積フォーマットデ
ータ格納装置の動作について、以下に説明する。
ータ格納装置の動作について、以下に説明する。
【0033】まず、映像ストリーム受信部20より入力
された映像ストリームが、映像ストリーム分割部21に
より、映像フレーム単位の大きさ毎に分割される。ここ
で、映像フレーム単位の大きさは、ストリーム分割レジ
スタ24の値を参照して決定される。次いで、マルチプ
レクス部22において、映像ストリーム分割部21によ
り分割された映像ストリームデータが蓄積フォーマット
方式のパケット10のデータ領域12に格納される。さ
らに、マルチプレクス部22により、パケット10の制
御情報領域11の識別ID領域13には識別IDレジス
タ25の値が格納され、データサイズ領域14にはデー
タサイズレジスタ26の値が格納され、付加情報領域1
5には付加情報レジスタ27の値が格納され、一つの蓄
積パケットが完成する。マルチプレクス部22により生
成されたパケット10が映像データ蓄積部23に送出さ
れ、特殊再生用の蓄積フォーマットデータとしてディス
ク等の蓄積メディアに格納される。
された映像ストリームが、映像ストリーム分割部21に
より、映像フレーム単位の大きさ毎に分割される。ここ
で、映像フレーム単位の大きさは、ストリーム分割レジ
スタ24の値を参照して決定される。次いで、マルチプ
レクス部22において、映像ストリーム分割部21によ
り分割された映像ストリームデータが蓄積フォーマット
方式のパケット10のデータ領域12に格納される。さ
らに、マルチプレクス部22により、パケット10の制
御情報領域11の識別ID領域13には識別IDレジス
タ25の値が格納され、データサイズ領域14にはデー
タサイズレジスタ26の値が格納され、付加情報領域1
5には付加情報レジスタ27の値が格納され、一つの蓄
積パケットが完成する。マルチプレクス部22により生
成されたパケット10が映像データ蓄積部23に送出さ
れ、特殊再生用の蓄積フォーマットデータとしてディス
ク等の蓄積メディアに格納される。
【0034】図3は、上記の蓄積フォーマット格納装置
において、映像ストリームデータがパケット化された蓄
積フォーマットデータの構成図を示す。図3に示すよう
に、映像ストリームデータ31は、映像ストリーム分割
部21でn個に分割され、フレーム32からフレーム3
5のフレームに分割される。映像ストリームデータ31
は、マルチプレクス部22にてn個のパケット36、パ
ケット37、・・・、パケット39にそれぞれパケット
化され、映像データ蓄積部23へ格納される。
において、映像ストリームデータがパケット化された蓄
積フォーマットデータの構成図を示す。図3に示すよう
に、映像ストリームデータ31は、映像ストリーム分割
部21でn個に分割され、フレーム32からフレーム3
5のフレームに分割される。映像ストリームデータ31
は、マルチプレクス部22にてn個のパケット36、パ
ケット37、・・・、パケット39にそれぞれパケット
化され、映像データ蓄積部23へ格納される。
【0035】パケット36、パケット37、・・・、パ
ケット39において、フレーム32、フレーム33、・
・・、フレーム35の制御情報が制御情報領域40、制
御情報領域41、・・・、制御情報領域43にそれぞれ
格納され、さらにフレーム32、フレーム33、・・
・、フレーム35のフレームデータがデータ領域44、
データ領域45、・・・、データ領域47にそれぞれ格
納される。
ケット39において、フレーム32、フレーム33、・
・・、フレーム35の制御情報が制御情報領域40、制
御情報領域41、・・・、制御情報領域43にそれぞれ
格納され、さらにフレーム32、フレーム33、・・
・、フレーム35のフレームデータがデータ領域44、
データ領域45、・・・、データ領域47にそれぞれ格
納される。
【0036】図4は、本発明の第1の実施の形態の特殊
再生用の蓄積フォーマット方式で、格納された蓄積フォ
ーマットデータを再生する蓄積フォーマットデータ再生
装置の一例を示す概略ブロック図である。図4に示すよ
うに、蓄積フォーマットデータ再生装置は、映像データ
蓄積部50に格納された映像データを再生するものであ
り、パケット読み出しDirect Memory Access Controlle
r(以下、DMAC)部51と、次パケット格納位置読
み取り部52と、パケットデータ送出部53と、次パケ
ット位置退避部54と、次パケット読み出し位置レジス
タ55とを備えている。
再生用の蓄積フォーマット方式で、格納された蓄積フォ
ーマットデータを再生する蓄積フォーマットデータ再生
装置の一例を示す概略ブロック図である。図4に示すよ
うに、蓄積フォーマットデータ再生装置は、映像データ
蓄積部50に格納された映像データを再生するものであ
り、パケット読み出しDirect Memory Access Controlle
r(以下、DMAC)部51と、次パケット格納位置読
み取り部52と、パケットデータ送出部53と、次パケ
ット位置退避部54と、次パケット読み出し位置レジス
タ55とを備えている。
【0037】パケット読み出しDMAC部51は、映像
データ蓄積部50から映像データのパケットデータをパ
ケット毎に読み出すものである。映像データ蓄積部50
からのパケットデータの読み出しは、次パケット読み出
し位置レジスタ55の値を参照して行われる。
データ蓄積部50から映像データのパケットデータをパ
ケット毎に読み出すものである。映像データ蓄積部50
からのパケットデータの読み出しは、次パケット読み出
し位置レジスタ55の値を参照して行われる。
【0038】次パケット格納位置読み取り部52は、現
在転送中のパケットデータの制御情報領域11の付加情
報領域15に格納されている次フレームデータの先頭番
地を示すポインタを摘出し、次に転送すべきパケットデ
ータの格納位置を一時的に退避する次パケット位置退避
部54へと転送するものである。
在転送中のパケットデータの制御情報領域11の付加情
報領域15に格納されている次フレームデータの先頭番
地を示すポインタを摘出し、次に転送すべきパケットデ
ータの格納位置を一時的に退避する次パケット位置退避
部54へと転送するものである。
【0039】次パケット位置退避部54は、次パケット
格納位置読み取り部52により一時的に退避された次に
転送すべきパケットデータの格納位置を次パケットデー
タの転送開始番地として、次パケット読み出し位置レジ
スタ55に書き込むものである。
格納位置読み取り部52により一時的に退避された次に
転送すべきパケットデータの格納位置を次パケットデー
タの転送開始番地として、次パケット読み出し位置レジ
スタ55に書き込むものである。
【0040】このように構成された蓄積フォーマットデ
ータ再生装置の動作について、図4を用いて以下に説明
する。
ータ再生装置の動作について、図4を用いて以下に説明
する。
【0041】パケット読み出しDMAC部51により、
各パケットデータが映像データ蓄積部50から読み出さ
れ、次パケット格納位置読み取り部52により、現在転
送中のパケットデータの制御情報領域11の付加情報領
域15に格納されている次フレームデータの先頭番地を
示すポインタが摘出され、次に転送すべきパケットデー
タの格納位置として次パケット位置退避部54に転送さ
れる。次いで、次パケット位置退避部54により、次パ
ケット読み出し位置レジスタ55に次パケットデータの
転送開始番地が書き込まれる。次いで、パケット読み出
しDMAC部51により、次パケット読み出し位置レジ
スタ55の値が参照され、その次パケット読み出し位置
レジスタ55の値に基づいて、次に転送すべきパケット
データが映像データ蓄積部50から読み出される。以
後、同様な処理が繰り返えされる。
各パケットデータが映像データ蓄積部50から読み出さ
れ、次パケット格納位置読み取り部52により、現在転
送中のパケットデータの制御情報領域11の付加情報領
域15に格納されている次フレームデータの先頭番地を
示すポインタが摘出され、次に転送すべきパケットデー
タの格納位置として次パケット位置退避部54に転送さ
れる。次いで、次パケット位置退避部54により、次パ
ケット読み出し位置レジスタ55に次パケットデータの
転送開始番地が書き込まれる。次いで、パケット読み出
しDMAC部51により、次パケット読み出し位置レジ
スタ55の値が参照され、その次パケット読み出し位置
レジスタ55の値に基づいて、次に転送すべきパケット
データが映像データ蓄積部50から読み出される。以
後、同様な処理が繰り返えされる。
【0042】以上のように、本発明の第1の実施の形態
の蓄積フォーマット方式は、パケットの制御情報領域1
5に次のパケットへの先頭番地へのポインタを格納する
ことにより、次に転送すべきパケットの位置が既知の情
報となり、ハードウェアで自動的に次のパケットを読み
出すことが可能となる。これにより、映像データ蓄積部
50に蓄積された蓄積データを一括管理したデータ位置
参照テーブルも不要となり、CPUにより次に転送すべ
きデータを逐一制御しなくても良くなる。つまりCPU
の介在を必要とせず、ハードウェアのみでの処理が可能
となり、処理効率が向上する。そのため、大量の映像ス
トリームデータを扱うことも容易になる。 (第2の実施の形態)
の蓄積フォーマット方式は、パケットの制御情報領域1
5に次のパケットへの先頭番地へのポインタを格納する
ことにより、次に転送すべきパケットの位置が既知の情
報となり、ハードウェアで自動的に次のパケットを読み
出すことが可能となる。これにより、映像データ蓄積部
50に蓄積された蓄積データを一括管理したデータ位置
参照テーブルも不要となり、CPUにより次に転送すべ
きデータを逐一制御しなくても良くなる。つまりCPU
の介在を必要とせず、ハードウェアのみでの処理が可能
となり、処理効率が向上する。そのため、大量の映像ス
トリームデータを扱うことも容易になる。 (第2の実施の形態)
【0043】図5は、本発明の第2の実施の形態の蓄積
フォーマット方式によりパケット化された蓄積フォーマ
ットデータのデータ構造を示す構成図である。これは上
記第1の実施の形態とは、パケットの制御情報領域に複
数の付加情報領域を設けた点が相違している。
フォーマット方式によりパケット化された蓄積フォーマ
ットデータのデータ構造を示す構成図である。これは上
記第1の実施の形態とは、パケットの制御情報領域に複
数の付加情報領域を設けた点が相違している。
【0044】図5に示すように、本発明の第2の実施の
形態の蓄積フォーマット方式は、制御情報領域61とデ
ータ領域62とを有するパケット60単位で蓄積メディ
アにフォーマットデータを格納するものである。
形態の蓄積フォーマット方式は、制御情報領域61とデ
ータ領域62とを有するパケット60単位で蓄積メディ
アにフォーマットデータを格納するものである。
【0045】パケット60の制御情報領域61は、パケ
ット60の種類を識別する識別子を格納する識別ID領
域63と、パケット60のサイズを表すデータサイズ領
域64と、複数の付加情報領域65〜付加情報領域67
とを有する。付加情報領域65は、2番目のパケットデ
ータの先頭番地を示すポインタを格納し、付加情報領域
66は、3番目のパケットデータの先頭番地を示すポイ
ンタを格納し、・・・、付加情報領域67は、最終パケ
ットデータの先頭番地を示すポインタを格納する。すな
わち、この付加情報領域65〜付加情報領域67は、映
像ストリームデータ全てのパケットへのポインタを持
つ。
ット60の種類を識別する識別子を格納する識別ID領
域63と、パケット60のサイズを表すデータサイズ領
域64と、複数の付加情報領域65〜付加情報領域67
とを有する。付加情報領域65は、2番目のパケットデ
ータの先頭番地を示すポインタを格納し、付加情報領域
66は、3番目のパケットデータの先頭番地を示すポイ
ンタを格納し、・・・、付加情報領域67は、最終パケ
ットデータの先頭番地を示すポインタを格納する。すな
わち、この付加情報領域65〜付加情報領域67は、映
像ストリームデータ全てのパケットへのポインタを持
つ。
【0046】このように、全パケットに対する先頭ポイ
ンタを持つことにより、任意の高速再生速度に対応した
次の読み出すべきパケットのアドレスを、制御情報領域
のみから知ることができ、その情報を用いてハードウェ
アで自動的に次のパケットを読み出すことが可能とな
る。つまり、CPUにより次に転送すべきデータを逐一
制御しなくても良く、処理速度が向上する。
ンタを持つことにより、任意の高速再生速度に対応した
次の読み出すべきパケットのアドレスを、制御情報領域
のみから知ることができ、その情報を用いてハードウェ
アで自動的に次のパケットを読み出すことが可能とな
る。つまり、CPUにより次に転送すべきデータを逐一
制御しなくても良く、処理速度が向上する。
【0047】高速再生の処理において頻繁に使用される
2倍速再生、4倍速再生、8倍速再生、16倍速再生等
の高速再生のみ対応する場合は、上記付加情報領域を2
倍、4倍、8倍、16倍等に対応したパケットデータの
先頭番地を示すポインタを持つようにすれば良い。パケ
ット60のデータ領域62は、映像フレーム単位で映像
ストリームデータを格納する。
2倍速再生、4倍速再生、8倍速再生、16倍速再生等
の高速再生のみ対応する場合は、上記付加情報領域を2
倍、4倍、8倍、16倍等に対応したパケットデータの
先頭番地を示すポインタを持つようにすれば良い。パケ
ット60のデータ領域62は、映像フレーム単位で映像
ストリームデータを格納する。
【0048】図6は、映像ストリームデータの最初のパ
ケット70のデータが、その付加情報領域に、その他全
てのパケット71、パケット72、・・・、パケット7
5へのポインタを格納したときの例を示したものであ
る。図6に示すように、最初のパケット70は、図5の
パケット60の構造を有し、後続の全てのパケット71
〜パケット75のポインタを、付加情報領域65〜付加
情報領域67にそれぞれ格納する。
ケット70のデータが、その付加情報領域に、その他全
てのパケット71、パケット72、・・・、パケット7
5へのポインタを格納したときの例を示したものであ
る。図6に示すように、最初のパケット70は、図5の
パケット60の構造を有し、後続の全てのパケット71
〜パケット75のポインタを、付加情報領域65〜付加
情報領域67にそれぞれ格納する。
【0049】以上のように、本発明の第2の実施の形態
の特殊再生用の蓄積フォーマット方式は、パケット60
の制御情報領域61に任意のパケットへの先頭番地への
ポインタを設けているので、次に転送すべきパケットの
位置が既知の情報となり、ハードウェアで自動的に次の
パケットを読み出すことが可能となる。これにより、映
像データ蓄積部50に蓄積された蓄積データを一括管理
したデータ位置参照テーブルも不要となり、CPUによ
り次に転送すべきデータを逐一制御しなくても良くな
る。つまりCPUの介在を必要とせず、ハードウェアの
みでの処理が可能となり、処理効率が向上する。そのた
め、大量の映像ストリームデータを扱うことも容易にな
る。
の特殊再生用の蓄積フォーマット方式は、パケット60
の制御情報領域61に任意のパケットへの先頭番地への
ポインタを設けているので、次に転送すべきパケットの
位置が既知の情報となり、ハードウェアで自動的に次の
パケットを読み出すことが可能となる。これにより、映
像データ蓄積部50に蓄積された蓄積データを一括管理
したデータ位置参照テーブルも不要となり、CPUによ
り次に転送すべきデータを逐一制御しなくても良くな
る。つまりCPUの介在を必要とせず、ハードウェアの
みでの処理が可能となり、処理効率が向上する。そのた
め、大量の映像ストリームデータを扱うことも容易にな
る。
【0050】尚、以上の説明では各付加領域に、再生側
のポインタで構成した例を示したが、逆再生側のため
に、前のパケットへの先頭番地へのポインタを格納し、
任意速度の逆再生を行うことについても同様に実現可能
である。 (第3の実施の形態)
のポインタで構成した例を示したが、逆再生側のため
に、前のパケットへの先頭番地へのポインタを格納し、
任意速度の逆再生を行うことについても同様に実現可能
である。 (第3の実施の形態)
【0051】図7は、本発明の第3の実施の形態の特殊
再生用の蓄積フォーマット方式によりパケット化された
蓄積フォーマットデータのデータ構造を示す構成図であ
る。これは上記第1の実施の形態とは、各パケットのデ
ータ領域に格納されるデータが、任意のデータ長を有す
る点が相違している。
再生用の蓄積フォーマット方式によりパケット化された
蓄積フォーマットデータのデータ構造を示す構成図であ
る。これは上記第1の実施の形態とは、各パケットのデ
ータ領域に格納されるデータが、任意のデータ長を有す
る点が相違している。
【0052】図7に示すように、本発明の第3の実施の
形態の蓄積フォーマット方式は、映像ストリームデータ
81を任意のデータ長を有するn個のフレーム82、フ
レーム83、・・・、フレーム85に分割し、n個のパ
ケット86、パケット87、・・・、パケット89にそ
れぞれ格納するものである。
形態の蓄積フォーマット方式は、映像ストリームデータ
81を任意のデータ長を有するn個のフレーム82、フ
レーム83、・・・、フレーム85に分割し、n個のパ
ケット86、パケット87、・・・、パケット89にそ
れぞれ格納するものである。
【0053】パケット86、パケット87、・・・、パ
ケット89において、フレーム82、フレーム83、・
・・、フレーム85の制御情報が制御情報領域90、制
御情報領域91、・・・、制御情報領域93にそれぞれ
格納され、さらにフレーム82、フレーム83、・・
・、フレーム85のフレームデータがデータ領域94、
データ領域95、・・・、データ領域97にそれぞれ格
納される。
ケット89において、フレーム82、フレーム83、・
・・、フレーム85の制御情報が制御情報領域90、制
御情報領域91、・・・、制御情報領域93にそれぞれ
格納され、さらにフレーム82、フレーム83、・・
・、フレーム85のフレームデータがデータ領域94、
データ領域95、・・・、データ領域97にそれぞれ格
納される。
【0054】図2に示した蓄積フォーマットデータ格納
装置において、映像ストリームデータ81を蓄積メディ
アに格納する際の動作について、下記に説明する。
装置において、映像ストリームデータ81を蓄積メディ
アに格納する際の動作について、下記に説明する。
【0055】映像ストリームデータ81が、映像ストリ
ーム分割部21にて、n個に分割され、それぞれ任意の
データサイズを有する任意長データのフレーム82から
フレーム85のフレームに分割される。この任意のデー
タサイズは、ストリーム分割レジスタ24に示されてい
る任意のデータサイズである。
ーム分割部21にて、n個に分割され、それぞれ任意の
データサイズを有する任意長データのフレーム82から
フレーム85のフレームに分割される。この任意のデー
タサイズは、ストリーム分割レジスタ24に示されてい
る任意のデータサイズである。
【0056】次いで、マルチプレクス部22により、映
像ストリームデータ81がn個のパケット86〜パケッ
ト89にパケット化される時、パケット86〜パケット
89のデータ領域94〜データ領域97に、任意長デー
タのフレーム82〜任意長データのフレーム85がそれ
ぞれ格納される。
像ストリームデータ81がn個のパケット86〜パケッ
ト89にパケット化される時、パケット86〜パケット
89のデータ領域94〜データ領域97に、任意長デー
タのフレーム82〜任意長データのフレーム85がそれ
ぞれ格納される。
【0057】パケット86〜パケット89は、図1のパ
ケット10と同様な構造を有しており、パケット86〜
パケット89の制御情報領域90〜制御情報領域93
は、各パケットの種類を識別する識別子を格納する識別
ID領域と、各パケットのサイズを示すデータサイズ領
域と、次パケットデータの先頭番地を示すポインタを格
納する付加情報領域とを有する。このようにして映像ス
トリームデータ81が、パケット単位で映像データ蓄積
部23に蓄積される。
ケット10と同様な構造を有しており、パケット86〜
パケット89の制御情報領域90〜制御情報領域93
は、各パケットの種類を識別する識別子を格納する識別
ID領域と、各パケットのサイズを示すデータサイズ領
域と、次パケットデータの先頭番地を示すポインタを格
納する付加情報領域とを有する。このようにして映像ス
トリームデータ81が、パケット単位で映像データ蓄積
部23に蓄積される。
【0058】以上のように、本発明の第3の実施の形態
の特殊再生用の蓄積フォーマット方式は、パケットのデ
ータ領域に任意のデータサイズのデータを格納すること
により、フレーム単位のパケット処理単位からマルチレ
ートの処理、そしてデータを蓄積、および送出する際に
生じるバイトアラインメントの問題も回避できる。つま
り無駄なパディング処理が不要となり記録効率が向上す
る。また、パケットの制御情報領域61に任意のパケッ
トへの先頭番地へのポインタを格納することにより、次
に転送すべきパケットの位置が既知の情報となり、ハー
ドウェアで自動的に次のパケットを読み出すことが可能
となる。これにより、映像データ蓄積部50に蓄積され
た蓄積データを一括管理したデータ位置参照テーブルも
不要となり、CPUにより次に転送すべきデータを逐一
制御しなくても良くなる。つまりCPUの介在を必要と
せず、ハードウェアのみでの処理が可能となり、処理効
率が向上する。そのため、大量の映像ストリームデータ
を扱うことも容易になる。
の特殊再生用の蓄積フォーマット方式は、パケットのデ
ータ領域に任意のデータサイズのデータを格納すること
により、フレーム単位のパケット処理単位からマルチレ
ートの処理、そしてデータを蓄積、および送出する際に
生じるバイトアラインメントの問題も回避できる。つま
り無駄なパディング処理が不要となり記録効率が向上す
る。また、パケットの制御情報領域61に任意のパケッ
トへの先頭番地へのポインタを格納することにより、次
に転送すべきパケットの位置が既知の情報となり、ハー
ドウェアで自動的に次のパケットを読み出すことが可能
となる。これにより、映像データ蓄積部50に蓄積され
た蓄積データを一括管理したデータ位置参照テーブルも
不要となり、CPUにより次に転送すべきデータを逐一
制御しなくても良くなる。つまりCPUの介在を必要と
せず、ハードウェアのみでの処理が可能となり、処理効
率が向上する。そのため、大量の映像ストリームデータ
を扱うことも容易になる。
【0059】尚、上記実施の形態では、パケットの制御
情報領域に一つの付加情報領域を設けた場合について説
明したが、本発明の第2の実施の形態の蓄積フォーマッ
ト方式で示したように、パケットの制御情報領域に複数
の付加情報領域を設けても同様の効果が得られるもので
ある。 (第4の実施の形態)
情報領域に一つの付加情報領域を設けた場合について説
明したが、本発明の第2の実施の形態の蓄積フォーマッ
ト方式で示したように、パケットの制御情報領域に複数
の付加情報領域を設けても同様の効果が得られるもので
ある。 (第4の実施の形態)
【0060】図8は、本発明の第4の実施の形態の特殊
再生用の蓄積フォーマット方式によりパケット化された
蓄積フォーマットデータのデータ構造を示す構成図であ
る。これは上記第1の実施の形態とは、各パケットのデ
ータ領域に、MPEGストリームデータのGOP単位で
格納される点が相違している。
再生用の蓄積フォーマット方式によりパケット化された
蓄積フォーマットデータのデータ構造を示す構成図であ
る。これは上記第1の実施の形態とは、各パケットのデ
ータ領域に、MPEGストリームデータのGOP単位で
格納される点が相違している。
【0061】図8に示すように、本発明の第4の実施の
形態の蓄積フォーマット方式は、MPEGストリームデ
ータ101をn個のGOP102、GOP103、・・
・、GOP105に分割し、n個のパケット106、パ
ケット107、・・・、パケット109にそれぞれ格納
するものである。
形態の蓄積フォーマット方式は、MPEGストリームデ
ータ101をn個のGOP102、GOP103、・・
・、GOP105に分割し、n個のパケット106、パ
ケット107、・・・、パケット109にそれぞれ格納
するものである。
【0062】パケット106、パケット107、・・
・、パケット109において、GOP102、GOP1
03、・・・、GOP105の制御情報が、制御情報領
域110、制御情報領域111、・・・、制御情報領域
113にそれぞれ格納され、さらにGOP102、GO
P103、・・・、GOP105のGOPデータがデー
タ領域114、データ領域115、・・・、データ領域
117にそれぞれ格納される。
・、パケット109において、GOP102、GOP1
03、・・・、GOP105の制御情報が、制御情報領
域110、制御情報領域111、・・・、制御情報領域
113にそれぞれ格納され、さらにGOP102、GO
P103、・・・、GOP105のGOPデータがデー
タ領域114、データ領域115、・・・、データ領域
117にそれぞれ格納される。
【0063】図2に示した蓄積フォーマットデータ格納
装置において、MPEGストリームデータ101を蓄積
メディアに格納する際の動作について、下記に説明す
る。
装置において、MPEGストリームデータ101を蓄積
メディアに格納する際の動作について、下記に説明す
る。
【0064】MPEGストリームデータ101が、映像
ストリーム分割部21にて、n個のGOP102、GO
P103、・・・、GOP105に分割される。次い
で、マルチプレクス部22により、MPEGストリーム
データ101がn個のパケット106〜パケット109
にパケット化される時、パケット106〜パケット10
9のデータ領域114〜データ領域117に、GOPデ
ータ102〜GOPデータ105がそれぞれ格納され
る。
ストリーム分割部21にて、n個のGOP102、GO
P103、・・・、GOP105に分割される。次い
で、マルチプレクス部22により、MPEGストリーム
データ101がn個のパケット106〜パケット109
にパケット化される時、パケット106〜パケット10
9のデータ領域114〜データ領域117に、GOPデ
ータ102〜GOPデータ105がそれぞれ格納され
る。
【0065】パケット106〜パケット109は、図1
のパケットと同様な構造を有しており、パケット106
〜パケット109の制御情報領域110〜113は、各
パケットの種類を識別する識別子を格納する識別ID領
域と、パケットのサイズを表すデータサイズ領域と、次
パケットデータの先頭番地を示すポインタを格納する付
加情報領域とを有する。このようにしてMPEGストリ
ームデータ101が、パケット単位で映像データ蓄積部
23に蓄積される。
のパケットと同様な構造を有しており、パケット106
〜パケット109の制御情報領域110〜113は、各
パケットの種類を識別する識別子を格納する識別ID領
域と、パケットのサイズを表すデータサイズ領域と、次
パケットデータの先頭番地を示すポインタを格納する付
加情報領域とを有する。このようにしてMPEGストリ
ームデータ101が、パケット単位で映像データ蓄積部
23に蓄積される。
【0066】以上のように、本発明の第4の実施の形態
の特殊再生用の蓄積フォーマット方式は、パケットのデ
ータ領域にMPEGのGOP単位で格納することによ
り、再生側のデコーダが次のパケットデータを待たずに
容易にデコードを実施することが可能となる。また、パ
ケットの制御情報領域に任意のパケットへの先頭番地へ
のポインタを格納することにより、次に転送すべきパケ
ットの位置が既知の情報となり、ハードウェアで自動的
に次のパケットを読み出すことが可能となる。これによ
り、映像データ蓄積部50に蓄積された蓄積データを一
括管理したデータ位置参照テーブルも不要となり、CP
Uにより次に転送すべきデータを逐一制御しなくても良
くなる。つまりCPUの介在を必要とせず、ハードウェ
アのみでの処理が可能となり、処理効率が向上する。そ
のため、大量の映像ストリームデータを扱うことも容易
になる。
の特殊再生用の蓄積フォーマット方式は、パケットのデ
ータ領域にMPEGのGOP単位で格納することによ
り、再生側のデコーダが次のパケットデータを待たずに
容易にデコードを実施することが可能となる。また、パ
ケットの制御情報領域に任意のパケットへの先頭番地へ
のポインタを格納することにより、次に転送すべきパケ
ットの位置が既知の情報となり、ハードウェアで自動的
に次のパケットを読み出すことが可能となる。これによ
り、映像データ蓄積部50に蓄積された蓄積データを一
括管理したデータ位置参照テーブルも不要となり、CP
Uにより次に転送すべきデータを逐一制御しなくても良
くなる。つまりCPUの介在を必要とせず、ハードウェ
アのみでの処理が可能となり、処理効率が向上する。そ
のため、大量の映像ストリームデータを扱うことも容易
になる。
【0067】尚、上記実施の形態では、パケットの制御
情報領域に一つの付加情報領域を設けた場合について説
明したが、本発明の第2の実施の形態の蓄積フォーマッ
ト方式で示したように、パケットの制御情報領域に複数
の付加情報領域を設けても同様の効果が得られるもので
ある。
情報領域に一つの付加情報領域を設けた場合について説
明したが、本発明の第2の実施の形態の蓄積フォーマッ
ト方式で示したように、パケットの制御情報領域に複数
の付加情報領域を設けても同様の効果が得られるもので
ある。
【0068】また、上記実施の形態では、付加情報領域
は任意パケットの先頭番地のポインタで構成した例につ
いて説明したが、その他、GOPのIフレームへのポイ
ンタとしても同様に実現可能であり、同様の効果が得ら
れるものである。 (第5の実施の形態)
は任意パケットの先頭番地のポインタで構成した例につ
いて説明したが、その他、GOPのIフレームへのポイ
ンタとしても同様に実現可能であり、同様の効果が得ら
れるものである。 (第5の実施の形態)
【0069】図9は、本発明の第5の実施の形態の特殊
再生用の蓄積フォーマット方式によりパケット化された
蓄積フォーマットデータのデータ構造を示す構成図であ
る。これは上記第1の実施の形態とは、パケットのデー
タ領域に格納されているデータの各フレーム毎の先頭番
地を示すポインタを示す値を制御情報領域に格納する点
が相違している。
再生用の蓄積フォーマット方式によりパケット化された
蓄積フォーマットデータのデータ構造を示す構成図であ
る。これは上記第1の実施の形態とは、パケットのデー
タ領域に格納されているデータの各フレーム毎の先頭番
地を示すポインタを示す値を制御情報領域に格納する点
が相違している。
【0070】図9に示すように、本発明の第5の実施の
形態の蓄積フォーマット方式は、制御情報領域121と
データ領域130とを有するパケット120単位で蓄積
メディアにフォーマットデータを蓄積するものである。
形態の蓄積フォーマット方式は、制御情報領域121と
データ領域130とを有するパケット120単位で蓄積
メディアにフォーマットデータを蓄積するものである。
【0071】パケット120のデータ領域130は、任
意のデータサイズで格納され、パケット120の制御情
報領域121は、パケット120の種類を識別する識別
子を格納する識別ID領域125と、パケット120の
サイズを表すデータサイズ領域126と、任意のデータ
サイズが格納されているデータ領域130において、格
納されている各フレーム毎の先頭番地を示すポインタを
示す値を格納する付加情報領域127〜129とを有す
る。尚、データ領域130に格納されるデータの任意の
データサイズは、ストリーム分割レジスタ24に示され
ている値である。
意のデータサイズで格納され、パケット120の制御情
報領域121は、パケット120の種類を識別する識別
子を格納する識別ID領域125と、パケット120の
サイズを表すデータサイズ領域126と、任意のデータ
サイズが格納されているデータ領域130において、格
納されている各フレーム毎の先頭番地を示すポインタを
示す値を格納する付加情報領域127〜129とを有す
る。尚、データ領域130に格納されるデータの任意の
データサイズは、ストリーム分割レジスタ24に示され
ている値である。
【0072】また、図10に示すように、付加情報領域
131にはデータ領域130の先頭からの無効データ1
32のオフセット値を格納することができる。
131にはデータ領域130の先頭からの無効データ1
32のオフセット値を格納することができる。
【0073】以上のように、本発明の第5の実施の形態
の特殊再生用の蓄積フォーマット方式は、パケットの制
御情報領域127〜129に、データ領域130に格納
されているフレーム122〜124の先頭番地のポイン
タをそれぞれ格納することにより、一つのパケット12
0の転送単位を大きくし転送レートを向上させることが
可能になる一方で、制御情報領域に内部的に格納されて
いる各フレーム122〜124への先頭番地のポインタ
を格納することでフレーム単位の詳細な制御をすること
が可能となる。また、付加情報領域131にデータ領域
130の先頭からの無効データ132のオフセット値を
格納することにより、無効データ部132を有効データ
部133と自動判別することが可能となる。また、パケ
ットの制御情報領域に任意のパケットへの先頭番地への
ポインタを格納することにより、次に転送すべきパケッ
トの位置が既知の情報となり、ハードウェアで自動的に
次のパケットを読み出すことが可能となる。これによ
り、映像データ蓄積部50に蓄積された蓄積データを一
括管理したデータ位置参照テーブルも不要となり、CP
Uにより次に転送すべきデータを逐一制御しなくても良
くなる。つまりCPUの介在を必要とせず、ハードウェ
アのみでの処理が可能となり、処理効率が向上する。そ
のため、大量の映像ストリームデータを扱うことも容易
になる。 (第6の実施の形態)
の特殊再生用の蓄積フォーマット方式は、パケットの制
御情報領域127〜129に、データ領域130に格納
されているフレーム122〜124の先頭番地のポイン
タをそれぞれ格納することにより、一つのパケット12
0の転送単位を大きくし転送レートを向上させることが
可能になる一方で、制御情報領域に内部的に格納されて
いる各フレーム122〜124への先頭番地のポインタ
を格納することでフレーム単位の詳細な制御をすること
が可能となる。また、付加情報領域131にデータ領域
130の先頭からの無効データ132のオフセット値を
格納することにより、無効データ部132を有効データ
部133と自動判別することが可能となる。また、パケ
ットの制御情報領域に任意のパケットへの先頭番地への
ポインタを格納することにより、次に転送すべきパケッ
トの位置が既知の情報となり、ハードウェアで自動的に
次のパケットを読み出すことが可能となる。これによ
り、映像データ蓄積部50に蓄積された蓄積データを一
括管理したデータ位置参照テーブルも不要となり、CP
Uにより次に転送すべきデータを逐一制御しなくても良
くなる。つまりCPUの介在を必要とせず、ハードウェ
アのみでの処理が可能となり、処理効率が向上する。そ
のため、大量の映像ストリームデータを扱うことも容易
になる。 (第6の実施の形態)
【0074】図11は、本発明の第6の実施の形態の再
生用送信データフォーマット方式によりパケット化され
たフォーマットデータのデータ構造を示す構成図であ
る。
生用送信データフォーマット方式によりパケット化され
たフォーマットデータのデータ構造を示す構成図であ
る。
【0075】図11に示すように、本発明の第6の実施
の形態の再生用送信データフォーマット方式は、同期信
号141と、暗号データ領域142とを有するパケット
140単位で送信するものである。パケット140の暗
号データ領域142は、制御情報領域143と、データ
領域144と、誤り訂正符号領域145とを含む。
の形態の再生用送信データフォーマット方式は、同期信
号141と、暗号データ領域142とを有するパケット
140単位で送信するものである。パケット140の暗
号データ領域142は、制御情報領域143と、データ
領域144と、誤り訂正符号領域145とを含む。
【0076】パケット140の同期信号141は、受信
端末において同期を取るための信号である。パケット1
40の暗号データ領域142は、データ送信時のセキュ
リティ強化のために送信データを暗号化して格納する領
域である。尚、パケット140の暗号データ領域142
の制御情報領域143は、図1に示したパケット10の
制御情報領域11と同様な構造を有するものとする。
端末において同期を取るための信号である。パケット1
40の暗号データ領域142は、データ送信時のセキュ
リティ強化のために送信データを暗号化して格納する領
域である。尚、パケット140の暗号データ領域142
の制御情報領域143は、図1に示したパケット10の
制御情報領域11と同様な構造を有するものとする。
【0077】図12は、以上のように構成された再生用
送信データフォーマット方式で、蓄積された映像データ
を再生用に送出する蓄積フォーマットデータ送出装置の
一例を示す概略ブロック図である。図12に示すよう
に、蓄積フォーマットデータ送出装置は、映像データ蓄
積部158に蓄積された映像データを再生するためのデ
ータを送出するものであり、パケットデータ送出部15
0と、同期信号発信部151と、暗号化計算部152
と、誤り訂正符号計算部153と、次パケット格納位置
読み取り部154と、パケット読み出しDMAC部15
5と、次パケット位置退避部156と、次パケット読み
出し位置レジスタ157とを備えている。
送信データフォーマット方式で、蓄積された映像データ
を再生用に送出する蓄積フォーマットデータ送出装置の
一例を示す概略ブロック図である。図12に示すよう
に、蓄積フォーマットデータ送出装置は、映像データ蓄
積部158に蓄積された映像データを再生するためのデ
ータを送出するものであり、パケットデータ送出部15
0と、同期信号発信部151と、暗号化計算部152
と、誤り訂正符号計算部153と、次パケット格納位置
読み取り部154と、パケット読み出しDMAC部15
5と、次パケット位置退避部156と、次パケット読み
出し位置レジスタ157とを備えている。
【0078】パケット読み出しDMAC部155は、映
像データ蓄積部158から映像データのパケットデータ
をパケット毎に読み出すものである。映像データ蓄積部
158からのパケットデータの読み出しは、次パケット
読み出し位置レジスタ157の値を参照して行われる。
像データ蓄積部158から映像データのパケットデータ
をパケット毎に読み出すものである。映像データ蓄積部
158からのパケットデータの読み出しは、次パケット
読み出し位置レジスタ157の値を参照して行われる。
【0079】次パケット格納位置読み取り部154は、
現在転送中のパケットデータの制御情報領域の付加情報
領域に格納されている次フレームデータの先頭番地を示
すポインタを摘出し、次に転送すべきパケットデータの
格納位置を一時的に退避する次パケット位置退避部15
6へと転送するものである。
現在転送中のパケットデータの制御情報領域の付加情報
領域に格納されている次フレームデータの先頭番地を示
すポインタを摘出し、次に転送すべきパケットデータの
格納位置を一時的に退避する次パケット位置退避部15
6へと転送するものである。
【0080】次パケット位置退避部156は、次パケッ
ト格納位置読み取り部154により一時的に退避された
次に転送すべきパケットデータの格納位置を次パケット
データの転送開始番地として、次パケット読み出し位置
レジスタ157に書き込むものである。
ト格納位置読み取り部154により一時的に退避された
次に転送すべきパケットデータの格納位置を次パケット
データの転送開始番地として、次パケット読み出し位置
レジスタ157に書き込むものである。
【0081】誤り訂正符号計算部153は、次パケット
格納位置読み取り部154から転送されたパケットデー
タの誤り訂正符号を計算し、パケット140の誤り訂正
符号領域145に格納するものである。
格納位置読み取り部154から転送されたパケットデー
タの誤り訂正符号を計算し、パケット140の誤り訂正
符号領域145に格納するものである。
【0082】暗号化計算部152は、パケット140の
制御情報領域143、データ領域144および誤り訂正
符号領域145に関するデータを暗号化し、その結果を
パケット140の暗号データ領域142に格納するもの
である。
制御情報領域143、データ領域144および誤り訂正
符号領域145に関するデータを暗号化し、その結果を
パケット140の暗号データ領域142に格納するもの
である。
【0083】同期信号発信部151は、パケット140
に同期信号141を付加し、パケット140をパケット
データ送出部150に出力するものである。
に同期信号141を付加し、パケット140をパケット
データ送出部150に出力するものである。
【0084】このように構成された蓄積フォーマットデ
ータ送出装置の動作について、図12を用いて説明す
る。
ータ送出装置の動作について、図12を用いて説明す
る。
【0085】パケット読み出しDMAC部155によ
り、各パケットデータが映像データ蓄積部158から読
み出され、次パケット格納位置読み取り部154によ
り、現在転送中のパケットデータの制御情報領域の付加
情報領域に格納されている次パケットデータの先頭番地
を示すポインタが摘出され、次に転送すべきパケットデ
ータの格納位置として次パケット位置退避部156に転
送される。次いで、次パケット位置退避部156によ
り、次パケット読み出し位置レジスタ157に次パケッ
トデータの転送開始番地が書き込まれる。次いで、パケ
ット読み出しDMAC部155により、次パケット読み
出し位置レジスタ157の値が参照され、その次パケッ
ト読み出し位置レジスタ157の値に基づいて、次に転
送すべきパケットデータが映像データ蓄積部158から
読み出される。以後、同様な処理が繰り返えされる。
り、各パケットデータが映像データ蓄積部158から読
み出され、次パケット格納位置読み取り部154によ
り、現在転送中のパケットデータの制御情報領域の付加
情報領域に格納されている次パケットデータの先頭番地
を示すポインタが摘出され、次に転送すべきパケットデ
ータの格納位置として次パケット位置退避部156に転
送される。次いで、次パケット位置退避部156によ
り、次パケット読み出し位置レジスタ157に次パケッ
トデータの転送開始番地が書き込まれる。次いで、パケ
ット読み出しDMAC部155により、次パケット読み
出し位置レジスタ157の値が参照され、その次パケッ
ト読み出し位置レジスタ157の値に基づいて、次に転
送すべきパケットデータが映像データ蓄積部158から
読み出される。以後、同様な処理が繰り返えされる。
【0086】さらに、次パケット格納位置読み取り部1
54より出力されたパケットデータが、誤り訂正符号計
算部153に入力され、誤り訂正符号が計算される。こ
の計算結果がパケット140の誤り訂正符号領域145
に格納され、暗号化計算部152にデータが出力され
る。パケットを受け取った暗号化計算部152により、
パケット140の制御情報領域143、データ領域14
4および誤り訂正符号領域145のデータに関して暗号
化が行われ、その結果がパケット140の暗号データ領
域142に格納され、同期信号発信部151に送信され
る。パケットを受け取った同期信号発信部151によ
り、同期信号が付加され、パケットデータ送出部150
にデータが出力される。
54より出力されたパケットデータが、誤り訂正符号計
算部153に入力され、誤り訂正符号が計算される。こ
の計算結果がパケット140の誤り訂正符号領域145
に格納され、暗号化計算部152にデータが出力され
る。パケットを受け取った暗号化計算部152により、
パケット140の制御情報領域143、データ領域14
4および誤り訂正符号領域145のデータに関して暗号
化が行われ、その結果がパケット140の暗号データ領
域142に格納され、同期信号発信部151に送信され
る。パケットを受け取った同期信号発信部151によ
り、同期信号が付加され、パケットデータ送出部150
にデータが出力される。
【0087】以上のように、本発明の第6の実施の形態
の再生用送信データフォーマット方式は、同期信号を加
えることにより再生側において容易に同期が取れ、また
送出データを暗号化することによりセキュリティが考慮
されたものにすることができる。
の再生用送信データフォーマット方式は、同期信号を加
えることにより再生側において容易に同期が取れ、また
送出データを暗号化することによりセキュリティが考慮
されたものにすることができる。
【0088】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、蓄積フ
ォーマットの先頭に配置されるデータ制御情報とそれに
付随したデータ領域から構成され、前記データ制御情報
には蓄積フォーマットの種類を識別する伝送データ識別
IDと、データ制御情報とデータ領域を合わせた蓄積フ
ォーマットの単位パケットサイズを表すデータサイズ領
域と、特殊再生用の付加情報領域を設けることにより、
パケット単位でデータを蓄積することができ、また付加
情報領域に各種特殊再生用のデータを格納することによ
り、蓄積データを一括管理した位置参照テーブルが不要
となり、各蓄積データのパケット単位に制御データを持
たせることで、特殊再生時はパケットの制御データを用
いて、ハードウェアのみで特殊再生を行うことができる
という優れた効果を有する蓄積フォーマット方式を提供
することができるものである。
ォーマットの先頭に配置されるデータ制御情報とそれに
付随したデータ領域から構成され、前記データ制御情報
には蓄積フォーマットの種類を識別する伝送データ識別
IDと、データ制御情報とデータ領域を合わせた蓄積フ
ォーマットの単位パケットサイズを表すデータサイズ領
域と、特殊再生用の付加情報領域を設けることにより、
パケット単位でデータを蓄積することができ、また付加
情報領域に各種特殊再生用のデータを格納することによ
り、蓄積データを一括管理した位置参照テーブルが不要
となり、各蓄積データのパケット単位に制御データを持
たせることで、特殊再生時はパケットの制御データを用
いて、ハードウェアのみで特殊再生を行うことができる
という優れた効果を有する蓄積フォーマット方式を提供
することができるものである。
【図1】本発明の第1の実施の形態の蓄積フォーマット
方式により格納されるデータのデータ構造を示す構成図
方式により格納されるデータのデータ構造を示す構成図
【図2】本発明の第1の実施の形態における蓄積フォー
マットデータ格納装置の一例を示す概略ブロック図
マットデータ格納装置の一例を示す概略ブロック図
【図3】図2に示された蓄積フォーマットデータ格納装
置によりパケット化された蓄積フォーマットデータの構
成図
置によりパケット化された蓄積フォーマットデータの構
成図
【図4】本発明の第1の実施の形態における蓄積フォー
マットの再生側の蓄積フォーマットデータ再生装置の一
例を示す概略ブロック図
マットの再生側の蓄積フォーマットデータ再生装置の一
例を示す概略ブロック図
【図5】本発明の第2の実施の形態の蓄積フォーマット
方式によりパケット化された蓄積フォーマットデータの
データ構造を示す構成図
方式によりパケット化された蓄積フォーマットデータの
データ構造を示す構成図
【図6】本発明の第2の実施の形態におけるパケットポ
インタを説明するための構成図
インタを説明するための構成図
【図7】本発明の第3の実施の形態の蓄積フォーマット
方式によりパケット化された蓄積フォーマットデータの
データ構造を示す構成図
方式によりパケット化された蓄積フォーマットデータの
データ構造を示す構成図
【図8】本発明の第4の実施の形態の蓄積フォーマット
方式によりパケット化された蓄積フォーマットデータの
データ構造を示す構成図
方式によりパケット化された蓄積フォーマットデータの
データ構造を示す構成図
【図9】本発明の第5の実施の形態の蓄積フォーマット
方式によりパケット化された蓄積フォーマットデータの
データ構造を示す構成図
方式によりパケット化された蓄積フォーマットデータの
データ構造を示す構成図
【図10】本発明の第5の実施の形態における付加情報
領域を説明するための構成図
領域を説明するための構成図
【図11】本発明の第6の実施の形態の再生用送信デー
タフォーマット方式によりパケット化されたフォーマッ
トデータのデータ構造を示す構成図
タフォーマット方式によりパケット化されたフォーマッ
トデータのデータ構造を示す構成図
【図12】本発明の第6の実施の形態における蓄積フォ
ーマットデータ送出装置の一例を示す概略ブロック図
ーマットデータ送出装置の一例を示す概略ブロック図
10、36〜39、60、70〜75、86〜89、1
06〜109、120、140 パケット 11、40〜43、61、90〜93、110〜11
3、121、143 制御情報領域 12、44〜47、62、94〜97、114〜11
7、130、144 データ領域 13、63、125 識別ID領域 14、64、126 データサイズ領域 15、65〜67、127〜129、131 付加情報
領域 20 映像ストリーム受信部 21 映像ストリーム分割部 22 マルチプレクス部 23、50、158 映像データ蓄積部 24 ストリーム分割レジスタ 25 識別IDレジスタ 26 データサイズレジスタ 27 付加情報レジスタ 31、81 映像ストリームデータ 32〜35、82〜85 任意長データのフレーム 51、155 パケット読み出しDMAC部(パケット
データ読み出し部) 52、154 次パケット格納位置読み取り部(付加情
報領域処理部) 53、150 パケットデータ送出部 54、156 次パケット位置退避部(付加情報領域処
理部) 55、157 次パケット読み出し位置レジスタ(付加
情報領域処理部) 101 MPEGストリームデータ 102〜105 GOP 132 無効データ部 133 有効データ部 141 同期信号 142 暗号データ領域 145 誤り訂正符号領域 151 同期信号発信部(マルチプレクス部) 152 暗号化計算部 153 誤り訂正符号計算部(マルチプレクス部)
06〜109、120、140 パケット 11、40〜43、61、90〜93、110〜11
3、121、143 制御情報領域 12、44〜47、62、94〜97、114〜11
7、130、144 データ領域 13、63、125 識別ID領域 14、64、126 データサイズ領域 15、65〜67、127〜129、131 付加情報
領域 20 映像ストリーム受信部 21 映像ストリーム分割部 22 マルチプレクス部 23、50、158 映像データ蓄積部 24 ストリーム分割レジスタ 25 識別IDレジスタ 26 データサイズレジスタ 27 付加情報レジスタ 31、81 映像ストリームデータ 32〜35、82〜85 任意長データのフレーム 51、155 パケット読み出しDMAC部(パケット
データ読み出し部) 52、154 次パケット格納位置読み取り部(付加情
報領域処理部) 53、150 パケットデータ送出部 54、156 次パケット位置退避部(付加情報領域処
理部) 55、157 次パケット読み出し位置レジスタ(付加
情報領域処理部) 101 MPEGストリームデータ 102〜105 GOP 132 無効データ部 133 有効データ部 141 同期信号 142 暗号データ領域 145 誤り訂正符号領域 151 同期信号発信部(マルチプレクス部) 152 暗号化計算部 153 誤り訂正符号計算部(マルチプレクス部)
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/08 H04N 7/08 Z 7/081 (72)発明者 佐藤 正章 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 阿比留 巌 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 Fターム(参考) 5C052 AA01 AB03 AB04 AB05 AC05 CC02 CC06 CC11 DD04 5C053 FA13 GA11 GB04 GB06 GB37 HA24 JA21 JA26 5C063 AA01 AB03 AB07 AC01 AC10 CA11 DA07 DA13 5D044 AB05 AB07 CC04 DE03 DE24 DE38 DE49 DE52 DE69 DE83 EF05 FG19 FG23 5D110 AA12 AA27 AA29 DA01 DA11 DA12 DB05 DC05
Claims (16)
- 【請求項1】 蓄積および伝送されるデータが、データ
制御情報と、データ領域とを有するパケットにパケット
化され、前記データ制御情報が、前記パケットの種類を
識別する識別IDを格納する識別ID領域と、前記パケ
ットのサイズを表すデータサイズ領域と、特殊再生用の
付加情報を格納する付加情報領域とを含み、前記パケッ
ト単位で蓄積および伝送されることを特徴とする蓄積フ
ォーマット方式。 - 【請求項2】 前記付加情報領域が、映像ストリームデ
ータの現在のフレームパケットから次のパケットまでの
先頭番地へのポインタを示す付加情報を有することを特
徴とする請求項1に記載の蓄積フォーマット方式。 - 【請求項3】 前記付加情報領域が、映像ストリームデ
ータの現在のフレームパケットから映像ストリームデー
タの最終フレームパケットまでの各制御情報領域の先頭
番地へのポインタを示す付加情報を有することを特徴と
する請求項1に記載の蓄積フォーマット方式。 - 【請求項4】 前記付加情報領域が、映像データストリ
ームデータの先頭フレームから現在のフレームまでの各
制御情報の先頭番地へのポインタを示す付加情報を有す
ることを特徴とする請求項1に記載の蓄積フォーマット
方式。 - 【請求項5】 前記データサイズ領域に、映像ストリー
ムデータの1フレームのデータサイズが格納され、前記
データ領域に、前記映像ストリームデータの1フレーム
分のデータが格納されることを特徴とする請求項1に記
載の蓄積フォーマット方式。 - 【請求項6】 前記データ領域に、任意のデータサイズ
を有する映像ストリームデータが格納され、前記データ
サイズ領域に、前記データ領域に格納された映像ストリ
ームデータのデータサイズが格納されることを特徴とす
る請求項1に記載の蓄積フォーマット方式。 - 【請求項7】 前記データサイズ領域に、MPEGスト
リームデータのGroup of Picture(以下、GOP)のデ
ータサイズが格納され、前記データ領域に、前記MPE
GストリームデータのGOP分のデータが格納されるこ
とを特徴とする請求項1に記載の蓄積フォーマット方
式。 - 【請求項8】 前記付加情報領域が、前記データ領域に
格納されている複数フレームの各フレームに対して、各
フレームの先頭番地へのポインタを示す付加情報を有す
ることを特徴とする請求項1に記載の蓄積フォーマット
方式。 - 【請求項9】 前記付加情報領域が、前記データ領域の
先頭からの無効データのオフセットサイズを示す値を格
納し、前記付加情報領域のオフセットサイズ以降を実際
の有効データとすることを特徴とする請求項1に記載の
蓄積フォーマット方式。 - 【請求項10】 前記付加情報領域が、前記データ領域
に格納されているMPEGのGOPデータの全Iフレー
ムの先頭番地へのポインタを示す付加情報を有すること
を特徴とする請求項1に記載の蓄積フォーマット方式。 - 【請求項11】 請求項1に記載の蓄積フォーマット方
式に準拠したパケットの前記制御情報領域に同期信号を
付加して送信することを特徴とする蓄積データ送信フォ
ーマット。 - 【請求項12】 請求項1に記載の蓄積フォーマット方
式に準拠したパケットの前記データ領域に誤り訂正用の
符号を付加して送信することを特徴とする蓄積データ送
信フォーマット。 - 【請求項13】 請求項1に記載の蓄積フォーマット方
式に準拠したパケット単位でデータを蓄積する蓄積フォ
ーマットデータ格納装置において、 映像ストリームデータを受信する映像ストリーム受信部
と、 前記映像ストリームデータを分割するサイズを示す値を
有するストリーム分割レジスタと、 このストリーム分割レジスタに示されている値毎に前記
映像ストリームデータを分割する映像ストリーム分割部
と、 現在受信している映像ストリームデータの種類を識別し
た識別IDレジスタと、 前記パケットのサイズを示すデータサイズレジスタと、 特殊再生を行うための制御情報が格納された付加情報レ
ジスタと、 前記各レジスタを前記映像ストリーム分割部で分割され
たストリームデータにマルチプレクスを行い前記パケッ
トを生成するマルチプレクス部と、 このマルチプレクス部で生成されたパケットを格納する
映像データ蓄積部とを備えたことことを特徴とする蓄積
フォーマットデータ格納装置。 - 【請求項14】 前記付加情報領域が、請求項2乃至請
求項10の何れかに記載の付加情報領域であり、前記付
加情報領域を計算し格納する手段を設けたことを特徴と
する請求項13に記載の蓄積フォーマットデータ格納装
置。 - 【請求項15】 前記マルチプレクス部が、同期信号を
計算して前記パケットの前記制御情報領域に付加し、誤
り訂正用の符号を計算して前記パケットの前記データ領
域に付加することを特徴とする請求項13に記載の蓄積
フォーマットデータ格納装置。 - 【請求項16】 請求項13乃至請求項15に記載の蓄
積フォーマットデータ格納装置によって格納されたパケ
ットデータを読み出すパケットデータ読み出し部と、 請求項2乃至請求項10の何れかに記載の付加情報領域
を処理する付加情報領域処理部と、 この付加情報領域処理部から出力されるパケットデータ
を送出するパケットデータ送出部とを備えたことを特徴
とする蓄積フォーマットデータ送出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001005601A JP2002218395A (ja) | 2001-01-12 | 2001-01-12 | 蓄積フォーマット方式並びに蓄積フォーマットデータ格納および送出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001005601A JP2002218395A (ja) | 2001-01-12 | 2001-01-12 | 蓄積フォーマット方式並びに蓄積フォーマットデータ格納および送出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002218395A true JP2002218395A (ja) | 2002-08-02 |
Family
ID=18873633
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001005601A Pending JP2002218395A (ja) | 2001-01-12 | 2001-01-12 | 蓄積フォーマット方式並びに蓄積フォーマットデータ格納および送出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002218395A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005327450A (ja) * | 2004-05-12 | 2005-11-24 | Samsung Electronics Co Ltd | オーディオプレーヤーにおける音飛び防止機能のためのオーディオ符号化方法およびオーディオ符号化装置 |
JP2007133263A (ja) * | 2005-11-11 | 2007-05-31 | Sharp Corp | 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム、および記録媒体 |
WO2008013160A1 (fr) * | 2006-07-28 | 2008-01-31 | Aquacast Corporation | Procédé de communication mobile numérique |
-
2001
- 2001-01-12 JP JP2001005601A patent/JP2002218395A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005327450A (ja) * | 2004-05-12 | 2005-11-24 | Samsung Electronics Co Ltd | オーディオプレーヤーにおける音飛び防止機能のためのオーディオ符号化方法およびオーディオ符号化装置 |
JP2007133263A (ja) * | 2005-11-11 | 2007-05-31 | Sharp Corp | 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム、および記録媒体 |
WO2008013160A1 (fr) * | 2006-07-28 | 2008-01-31 | Aquacast Corporation | Procédé de communication mobile numérique |
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