JP3610608B2 - ディスク記録方法、および、ディスク記録装置 - Google Patents

ディスク記録方法、および、ディスク記録装置 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、光学式ディスク等のメディアに、圧縮されたビデオ、オーディオ信号を記録し、再生する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ビデオ、オーディオ信号の圧縮に関しては、「藤原洋監修、最新MPEG教科書、1994年8月1日アスキ−出版局発行」に詳しく述べられている。又、光学式ディスクの例として、「林謙二編著、CD−オーディオからパソコンへ、1990年7月25日コロナ社発行」に詳しく述べられている。
【0003】
前者の文献では、ビデオ、オーディオ信号の圧縮方法及びその多重化方法について述べられている。また後者の文献では、オ−ディオ信号を記録するCDをデ−タ応用に用いたCD−ROMの信号記録形式について述べられている。しかし、圧縮したビデオ、オ−ディオ信号を記録しても、デ−タ応用としてコンピュ−タ用のユ−ザ−デ−タを記録してもメディアに効率的に記録する方法、また、再生する際の検索方法の容易化については述べられていなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
「最新MPEG教科書」に述べられているような188バイトのトランスポ−トパケットを持ったデータストリーム形式で圧縮されたビデオ、オーディオ信号をコンピュ−タ用デ−タ記録媒体であるCD−ROMに記録する場合、CD−ROMの1セクタ=2048バイトと、他のコンピュ−タ記録メディア同様メディアの基本的デ−タの容量単位は2のべき乗であり、記録効率を上げるためにユ−ザ−エリア全てに記録すれば、異なるセクタ間に分割されるトランスポ−トパケットが生じるため、再生処理が複雑になり、処理の容易化のために、1セクタに複数個のトランスポ−トパケットを記録し、端数を無効デ−タとすれば記録効率が下がるという問題点がある。また、記録されたCD−ROMを再生する場合、データストリームを再生し、トランスポ−トパケット及びパケットのヘッダ情報を判断することにより、ピクチャー又は、ピクチャー群の境界を判断することができる。しかし、メディアに信号を記録する場合には、エラー耐性の向上のため、通常メディア固有のインタリーブ処理や誤り訂正符号化処理、及び、同期信号、及び副情報の付加によるフレーム化が行われている。このため、データストリームを再生し、パック及びパケットのヘッダ情報を判断することにより、ピクチャー又は、ピクチャー群の境界を判断したときには、すでにメディアからデータを再生しているピックアップ等の位置がずれてしまっている。このためピクチャー又は、ピクチャー群単位で検索、編集等を行う場合には、ピクチャー又は、ピクチャー群の境界部分のメディア上での位置を見つけるのに複雑な制御が必要になり、この結果、位置検索に時間がかかるという問題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記問題点は、圧縮されたオーディオデータ、圧縮されたビデオデータ、または、コンピュータ用のユーザデータ、の何れかを含む固定長のトランスポートパケットをディスクに記録するディスク記録方法であって、前記トランスポートパケットを複数個集めることでダミーデータを有さない前記ディスクに記録するための固定長の単位を構成し、該単位で前記ディスクに記録するディスク記録方法により解決される。
【0006】
また、圧縮されたオーディオデータ、圧縮されたビデオデータ、または、コンピュータ用のユーザデータ、の何れかを含む固定長のトランスポートパケットをディスクに記録するディスク記録装置であって、前記トランスポートパケットを時系列に入力する手段と、前記トランスポートパケットを複数個集めることでダミーデータを有さない前記ディスクに記録するための固定長の単位を構成する手段と、該固定長の単位で前記ディスクに記録する記録手段と、を具備するディスク記録装置により解決される。
【0007】
【作用】
必ず一定数のトランスポ−トストリ−ムが、セクタ毎に必須のセクタ同期信号と、セクタヘッダ−と、セクタ単位の誤り検出符号が付加されて、メディア固有のセクタが構成されているため、映像信号は効率よくメディアに記録することができる。また、トランスポ−トストリ−ムは、2つのセクタにまたがって分割されることは無いため、再生処理も容易にできる。また、副情報はセクタと同じ周期で完結しており、ピクチャー又は、ピクチャー群単位で検索、編集等を行う場合、メディアから再生された、メディア固有のフレーム信号の中の副情報部分に記述されている、メディア固有のセクタデータの中にピクチャー又はピクチャー群の境界が存在するかどうかを示す情報、ピクチャー又はピクチャー群番号を読み取り、判断を行うことにより、任意のピクチャ−又はピクチャ−群に対して、ピクチャー又はピクチャー群の境界部分を再生するためのメディア上の再生位置を正確にかつ簡単に検出することができる。また、ピクチャ番号これによりピクチャー又はピクチャー群の境界部分のメディア上での位置を見つけるのに複雑な制御が不要になるので、ピクチャー又はピクチャー群の境界部分の高速検索が可能となる。
【0008】
【実施例】
図1は、本発明の1実施例を示したものであり、情報の伝送或は、記録方法を示したものである。1は、圧縮データのトランスポ−トパケット化処理を示し、2はメディア固有の信号処理を示し、3は、情報を伝送或は記録するメディアを示したものである。4はトランスポ−トパケットのデータをメディア固有のデータ構造(セクタ)にまとめる処理であり、5は誤り検出符号及びセクタヘッダ−の付加、6は誤り訂正符号の付加、インターリーブ等のメディア固有の主となる信号処理、7はトランスポ−トパケットの時系列データをメディア固有のセクタにまとめる際に、各セクタにピクチャー群の境界が含まれるかを示す情報の抽出処理、10はメディア固有のフレーム信号を生成するフレーム化処理、8はフレーム信号に副情報を付加する処理、9はフレーム信号の各フレームごとに、同期信号を付加する処理、11は入力信号がビデオ入力かデ−タ応用入力かを識別する識別符号を生成する処理である。以下、図1を用いて、本発明による情報の伝送或は、記録信号の生成方法について、説明する
圧縮データのトランスポ−トパケット化処理1において、圧縮されたビデオデータ、圧縮されたオーディオデータ、及び独立データは、各々独立に、パケットの先頭を示すパケットヘッダが付加されて、パケット化される。次に各パケットは、デ−タの種別ごとに1個以上のパケットが集められたうえで、時系列に分割され、さらにトランスポ−トパケットの先頭を示すトランスポ−トパケットヘッダと基準時間を示す情報が付加されて、188バイトのトランスポ−トパケットを構成する。メディア固有の信号処理2においては、まず最初に、トランスポ−トパケットのデータは11個単位でまとめられ、メディア固有のデ−タの単位である、セクタが構成される。セクタデ−タには、セクタの番号およびセクタデ−タの種別等を示す4バイトのセクタヘッダ−、4バイトの誤り検出符号、セクタ先頭を示す12バイトのセクタ同期信号が付加され、1セクタは合計で2088バイトとなる。この、セクタを構成する時に、ピクチャ−番号あるいはピクチャ−群番号、ピクチャー群の境界が含まれるかを示す情報の抽出処理を行う。セクタ化されたトランスポ−トパケットのデータは、メディア固有の信号処理フォーマットに従って、116バイト単位に18個に分割し、エラー耐性の強化のために、12バイトの誤り訂正符号の付加、インタリーブ等の信号処理が行われる。次に、この信号処理されたデータを伝送或は記録するために、メディア固有のフレームフォーマットに従ったフレーム化処理が行われる。フレーム化処理においては、メディア固有の信号処理が行われたデータに、1バイトの副情報と、フレームの先頭を示す同期信号が付加されてフレーム信号が生成される。本発明では、副情報は18バイト単位で完結し、セクタ周期と等しくされ、このフレーム信号の副情報中に、前記の、メディア固有の、どのセクタにピクチャー群の境界が含まれるかを示す情報と、ピクチャ−もしくはピクチャ−群番号と、ビデオ信号を記録するかコンピュ−タ等のデ−タ応用のユ−ザ−デ−タを記録するかを示す識別符号をフレーム化処理時に同時に挿入する。さらに、このフレーム信号にたいし、メディア固有のチャンネルコードが有れば、その変調則に従ったチャンネルコード変調を、無ければそのまま、メディアによりデータの伝送或は記録を行う。以上、本実施例によれば、圧縮されたビデオデータのある単位のデータ(例えば、ピクチャー群)の先頭が、メディア固有のデータ構造の最小単位の中に含まれるかどうかを示す情報を、前記メディア固有のフレーム信号中の主情報を伝送或は記録する領域とは別の、副情報を伝送或は記録する領域を用いて、伝送或は記録することができる。また、必ず11個のトランスポ−トパケットでセクタが構成され、副情報もセクタも18フレ−ム単位で完結するため、圧縮したストリ−ムの構成単位とメディアのデ−タ構成の関係が整数の関係となり、再生処理を容易化できる。また、メディアのデ−タ構成単位であるセクタは、複数のトランスポ−トパケットに必要最小限の付属情報を加えた構成であるため、無効エリアが無くメディアへの記録効率が向上できる。
【0009】
図2は、本発明の別の実施例を示したものであり、情報の伝送或は、記録方法を示したものである。21は、ユ−ザ−デ−タの入力を示し、24は入力されたユ−ザ−デ−タを2048バイト単位に分割或いは統合する処理を示し、25は分割或いは統合を行ったユ−ザ−デ−タに固定デ−タなどのダミ−デ−タを付加する処理を示し、22はメディア固有の信号処理を示し、3は、情報を伝送或は記録するメディアを示したものである。3、5、6、8、9、11は図1と同一の処理である。以下、図2を用いて、本発明による情報の伝送或は、記録信号の生成方法について、説明する。
【0010】
ユ−ザ−デ−タの入力処理21においてコンピュ−タ等からのデ−タが入力され、メディア固有の信号処理22においては、まず最初に、ユ−ザ−デ−タは2048バイト単位に分割され、20バイトの固定デ−タ(例えばall”0”)が付加され1セクタのデ−タは、11トランスポ−トパケットと等しくしなるようにメディア固有のデ−タの単位であるセクタが構成される。セクタデ−タには、セクタの番号およびセクタデ−タの種別等を示す4バイトのセクタヘッダ−、4バイトの誤り検出符号、セクタ先頭を示す12バイトのセクタ同期信号が付加され、1セクタは合計で2088バイトとなる。セクタ化されたユ−ザ−データは、図1と同様に、メディア固有の信号処理フォーマットに従って、116バイト単位に18個に分割し、エラー耐性の強化のために、12バイトの誤り訂正符号の付加、インタリーブ等の信号処理、データを伝送或は記録するためのメディア固有のフレームフォーマットに従ったフレーム化処理が行われる。フレーム化処理は図1と同一処理であるが、副情報中に、前記の、メディア固有の、どのセクタにピクチャー群の境界が含まれるかを示す情報と、ピクチャ−もしくはピクチャ−群番号が含まれていない点だけが異なる。さらに、このフレーム信号にたいし、メディア固有のチャンネルコードが有れば、その変調則に従ったチャンネルコード変調を、無ければそのまま、メディアによりデータの伝送或は記録を行う。以上、本実施例によれば、ユ−ザ−デ−タは2048バイト単位であるため、現行のCD−ROMとの互換が容易にとれ、また、図1に示された実施例とセクタ化されたデ−タの処理は共通であるため、同一の記録装置、同一の再生装置で圧縮された映像信号とコンピュ−タ用のデ−タを容易に処理することが可能である。なお、本実施例では、ユ−ザ−デ−タの容量は2048バイトであるが、2のべき乗であれば、コンピュ−タ機器の多くが2のべき乗単位でデ−タを扱うため、接続が容易という効果を持つ。また、本実施例ではCD−ROMのセクタデ−タ容量と、11トランスポ−トパケットのデ−タ容量を合わせるため、20バイトの固定デ−タをセクタ単位で付加したが、記録効率を優先してユ−ザ−デ−タを2068バイトとしてもよいし、固定デ−タの代わりにセクタの副情報を記録してもよい。
【0011】
次に、図3を用いて図1及び図2に示す実施例で用いられた、記録フォ−マットの詳細を図3に示し説明する。また、図4にCD−ROMフォ−マットを示し、図3に示す記録フォ−マットのCD−ROMフォ−マットとの互換性を説明する。図3において31はメディア固有のフレ−ムの構成を示しており、SYは処理9で付加されるフレ−ム同期信号、SUBは処理8で付加される1バイトの副情報、mainは18個に分割されたセクタデ−タ、C1及びC2は処理6で2重に付加されるそれぞれ6バイトの誤り訂正符号である。32は16フレ−ム分の副情報を示し、S0及びS1は16フレ−ム周期の先頭を示すそれぞれ1バイトの同期信号であり、Q CODEはCD−ROMと共通の10バイト(80ビット)の副情報であり、P No.は3バイトのピクチャ−もしくはピクチャ−群番号であり、PCTは圧縮映像かコンピュ−タ応用かを識別する情報とピクチャ−もしくはピクチャ−群の境界が該当セクタにあることを示す情報を含んだ1バイトの符号、CRCはS0,S1を除いたデ−タに付加された2バイト(16ビット)の誤り検出符号である。33は116バイトのmainデ−タ18フレ−ムで1セクタを構成することを示す。34は圧縮した映像信号音声信号を記録する場合の1セクタの構成を示し、35はコンピュ−タ応用の場合の1セクタの構成を示す。34、35ともにSYNC,HEADER,EDCは共通であり、SYNCはセクタの先頭を示す12バイトの同期信号であり、HEADERはセクタの番号およびセクタデ−タの種別等を示す4バイトのセクタヘッダ−であり、EDCは4バイトの誤り検出符号である。34のPACK1からPACK11は188バイトのトランスポ−トパケットを11個示す。USER DATAはコンピュ−タ応用に用いられた場合の2048バイトのユ−ザ−デ−タを示し、DUMMYは20バイトの固定デ−タを示す。一方、現行CD−ROMのフォ−マットをしめす図4において、41はCD−ROMのフレ−ムの構成を示しており、SYはフレ−ム同期信号、SUBは1バイトの副情報、mainはセクタデ−タ、C1及びC2はそれぞれ4バイトの誤り訂正符号である。42は98フレ−ム分の副情報を示し、S0及びS1は98フレ−ム周期の先頭を示すそれぞれ1バイトの同期信号であり、P〜W CODEはCD−ROMの各副情報であり、Q CODEは80bitのデ−タとそれに付加された16bitの誤り検出符号から成る。43は24バイトのmainデ−タ98フレ−ムで構成される1セクタの構成を示す。43においてSYNCはセクタの先頭を示す12バイトの同期信号であり、HEADERはセクタの番号およびセクタデ−タの種別等を示す4バイトのセクタヘッダ−であり、EDCは4バイトの誤り検出符号であり、USER DATAはコンピュ−タ応用に用いられた場合の2048バイトのユ−ザ−デ−タを示し、DUMMYは20バイトの固定デ−タを示し、ECCは276バイトの誤り訂正符号を示す。
【0012】
以下図3に示す本発明のフォ−マットに基づく処理の持つ効果について説明する。先ず、31ではmain,C1,C2の合計は128バイトであり、41に示されるCD−ROMの場合は32バイトである、従って、符号長を延長することで、符号の冗長度の低下と、デ−タの信頼性の向上を実現させている。同時に、符号長はちょうど4倍となりインタ−リ−ブ処理を行う回路のCD−ROMとの共通性を備える。つぎに、32においてCD−ROM共通のQ CODEを記録しCD−ROMとの互換性を維持した上で、ピクチャ−の検索を容易にする情報と、映像情報かデ−タ応用かを識別する符号を付加して、映像情報の検索を容易にしている。また、CRCはCD−ROMと共通の生成多項式を用いることで処理回路の共通性を維持できる構成となっている。なお、PNo,PCTのバイト数は32に示す通りでなくても上記の効果は得ることができる。つぎに、34において、1セクタは、CD−ROMと共通のSYNC,HEADER,EDCに整数個(11個)のトランスポ−トパケットから構成されるため、同期検出、誤り検出処理の回路を大部分CD−ROMと共通にできたうえで、圧縮された映像信号を記録エリアを無駄にすること無く効率よく記録できる。また、34に示されるUSER DATA容量に対して、11トランスポ−トパケットの容量は20バイト多いだけで、ほぼ等しいため、デ−タ応用時にCD−ROMの1セクタのユ−ザ−デ−タ容量と互換をとっても無駄の少ない記録が可能となる。また、CD−ROMでセクタ単位で更に付加されていた誤り訂正符号を付加せず、C1,C2の増加で、CD−ROMと同等の信頼性を維持した上で、符号効率の向上を実現している。以上、図3に示したフォ−マットにしたがって記録処理を行えば、CD−ROMとの共通性が高い上で、圧縮された映像信号の記録に対してもデ−タ応用に対しても、記録エリアの無駄の少ない効率の高い記録が可能となる。
【0013】
つぎに、図3で示したフォ−マットに対して、他の有効な数値例を図5と図6に示す。図5は11トランスポ−トパケットで1セクタを構成した例、図6は22トランスポ−トパケットで1セクタを構成した例である。なお、図3の数値例は図5のNo.1に示される数値例と同一のものである。図5,6において、フレ−ム1(バイト)は図3の31におけるmainのデ−タと誤り訂正符号C1,C2の合計のバイト数であり、C1(バイト)は上記第1の誤り訂正符号C1のバイト数、C2(バイト)は上記第2の誤り訂正符号C2のバイト数、フレ−ム2(バイト)はフレ−ム1のバイト数からC1,C2のバイト数を差し引いたものであり、セクタ(フレ−ム)は1セクタが何個のフレ−ムから構成されるかを示したものであり、セクタ(バイト)はバイト単位で示したものである。なお、誤り訂正符号のバイト数のC1,C2への配分は表に示したものと異なっても本発明は同等の効果を有する。次に、セクタ(パケット)は図3の34で示される関係を示したもので、1セクタが何個のトランスポ−トパケットで構成されるかを示している。SYNC(バイト),ヘッダ−(バイト),EDC(バイト)は図3の34及び35のSYNC,HEADER,EDCのバイト数を示したものである。なお、SYNC(バイト),ヘッダ−(バイト),EDC(バイト)の数値配分を換えても表に記載された数値例と同様の効果が得られる。
【0014】
次に、図7を用いて本発明の別の実施例について説明する。図7は本発明による再生装置について示したものである。本実施例は、図3で示されたデータ構造及びフレームフォーマットを持ったシステムに、本発明の再生装置を適用した場合の実施例である。図7において、51は光学式ディスク、52はメディア固有の信号処理部、53はサブコード判定部、54はピックアップ制御部、55はピックアップ、56はメモリ、57はメモリの書き込みアドレス発生部、58は読み出しアドレス発生部、59はアドレス比較器、60はトランスポ−トパケットの時系列データの出力時間調整部、61は基準クロック、62はメディア固有のクロック、63はホストコンピュ−タとのインタ−フェ−スを示したものである。
【0015】
まず、圧縮された映像信号を再生する場合について説明する。ディスク51から再生されたフレーム信号は、メディア固有の信号処理部52に入力しフレーム信号中の同期信号をもとにして、サブコードと主情報を分離する。サブコードは、サブコード判定部53に入力し、圧縮された映像信号かデ−タ応用かの判定を行う。なお、図3において、圧縮された映像信号かデ−タ応用かを識別する符号は各セクタごとに付加されたが、ディスク51の特定エリア(例えばディスク最内周)のサブコ−ドにディスク51の全エリア分の識別符号が記録されていれば、前もって、ディスク全体の状況がわかるため、処理は容易化される。映像信号と判定されたあとの処理を以下続ける。まず最初に、高速検索時の動作について説明する。高速検索時において、データの読み取り区間に、ディスク51から再生されたフレーム信号は、メディア固有の信号処理部52に入力しフレーム信号中の同期信号をもとにして、サブコードと主情報を分離する。サブコードは、サブコード判定部53に入力し、ここで、ピクチャー群の境界であるかどうかを判定する。ピクチャー群の境界でない場合にはピックアップ制御部を介してピックアップの高速移動を行い、サブコードによる判定を繰り返す。ピクチャー群の境界である場合には、再生を行う。このようにして、ピクチャー群単位での検索を行うことができる。
【0016】
次に、検索完了後の再生時の動作について説明する。再生されたフレーム信号は、メディア固有の信号処理部52に入力し、フレーム信号中の同期信号をもとにして、サブコードと主情報を分離された後、主情報は、誤り訂正、デインタリーブ等の処理が行われ、メディア固有のデータ構造である、セクタ構造のデータが再生される。セクタ構造のデータは、メディア固有のクロックと、基準クロックをもとに発生される書き込みアドレスに従って、メモリ56に一旦記憶される。メモリに記憶されたデータは、基準クロックをもとに発生される読み出しアドレスに従って、読み出され、トランスポ−トパケット形式のデータは、出力時間調整部60に入力される。メモリの書き込みアドレスと読み出しアドレスは比較器59により常に比較され、書き込みアドレス値が、読み出しアドレス値と一定値以上離れると、ピックアップ制御部54を介してピックアップ55を制御し、再生の一時停止を行う。パックの時系列データのデータ伝送レートよりも、ディスクからのデータの読み出し速度を常に大きくしておき、かつ上で説明した再生制御を行うことにより、本再生装置の出力が接続されるトランスポ−トパケット構成のデータのデコード装置との間でのデータの過不足を吸収することができる。メモリから読み出されたデータは、トランスポ−トパケット形式のデータの出力時間調整部において、時間軸上の補正が行われる。トランスポ−トパケット形式のデータの出力時間調整部においては、メモリから読み出されたデータのトランスポ−トパケットに記述されている基準時間にしたがって、時間軸補正される。
【0017】
次に、デ−タ応用の場合の再生動作について説明する。映像信号を再生する場合と同様に、サブコード判定部53で、圧縮された映像信号かデ−タ応用かの判定を行う。再生されたフレーム信号は、メディア固有の信号処理部52に入力し、フレーム信号中の同期信号をもとにして、サブコードと主情報を分離された後、主情報は、誤り訂正、デインタリーブ等の処理が行われ、メディア固有のデータ構造である、セクタ構造のデータが再生される。ホストインタ−フェ−ス63は、ホストからのデ−タの要求にしたがって、書き込みアドレスの先頭および最終、読みだしアドレスの先頭及び最終を指示するなどの制御を行う。セクタ構造のデータは、メディア固有のクロックと、基準クロックをもとに、ホストインタ−フェ−スの要求に従って発生される書き込みアドレスに従って、メモリ56に一旦記憶される。メモリに記憶されたデータは、基準クロックをもとにホストインタ−フェ−スの要求に従って発生される読み出しアドレスに従って、読み出され、ホストインタ−フェ−スを経由して、ホストに送られる。検索は、サブコ−ドが、CD−ROMと共通のQコ−ドを持知、1セクタのユ−ザ−デ−タの容量も2048バイトと共通であるため、CD−ROMと共通のシ−ケンスで容易に行える。
【0018】
以上、本実施例によれば、ピクチャー群の境界を高速に検索することができ、圧縮された映像信号もデ−タ応用の記録も記録エリアを有効利用したディスクの再生が可能である、再生装置を構成することができるという効果がある。
【0019】
【発明の効果】
以上、本発明によれば、メディア上において、圧縮されたビデオデータのある単位のデータの境界を高速に検索することができる。さらに、1セクタはトランスポ−トパケットの整数倍のデ−タに少量の付属情報を付加して構成され、上記のトランスポ−トパケットの整数倍は、2のべき乗に概等しいため、圧縮されたビデオ信号も、デ−タ応用に用いるユ−ザ−デ−タも、記録エリアに無効領域の少ない効率的な記録が可能である。
【0020】
また、本発明によれば、圧縮されたビデオデータのある単位のデータ(例えば、ピクチャー群)の先頭が、メディア固有のセクタの中に含まれるかどうかを示す情報を、前記メディア固有のフレーム信号中の主情報を伝送或は記録する領域とは別の、副情報を伝送或は記録する領域を用いて、伝送或は記録することができるので、ピクチャー群の境界を高速に検索することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による情報の伝送或は、記録方法を示す図。
【図2】本発明による情報の伝送或は、記録方法を示す図。
【図3】本発明による情報の伝送或は、記録方法に用いるフォ−マット図。
【図4】情報の伝送或は、記録方法に用いる従来のフォ−マット図。
【図5】本発明の情報の伝送或は、記録方法に用いるフォ−マットの数値例。
【図6】本発明の情報の伝送或は、記録方法に用いるフォ−マットの数値例。
【図7】本発明による情報の再生装置。
【符号の説明】
2…メディア固有の信号処理部、3…メディア記録処理部、4…トランスポ−トパケットの統合処理部、7…ピクチャー群の境界を示す情報の抽出部、8…副情報の付加部、51…光学式ディスク、52…メディア固有の信号処理部、53…サブコード判別部、54…ピックアップ制御部、55…ピックアップ、56…メモリ、60…出力時間調整部、63…ホストインタ−フェ−ス

Claims (5)

  1. 圧縮されたオーディオデータ、圧縮されたビデオデータ、または、コンピュータ用のユーザデータ、の何れかを含む固定長のトランスポートパケットをディスクに記録するディスク記録方法であって、
    前記トランスポートパケットを複数個集めることでダミーデータを有さない前記ディスクに記録するための固定長の単位を構成し、
    該単位で前記ディスクに記録することを特徴とするディスク記録方法。
  2. 請求項1に記載のディスク記録方法において、
    前記固定長の単位とは、2048バイトを超える単位であることを特徴とするディスク記録方法。
  3. 請求項1に記載のディスク記録方法において、
    前記圧縮されたビデオデータとは、数枚のピクチャーからなるピクチャー群の一部を圧縮したデータであり、
    前記ディスクには、ピクチャー群の先頭のピクチャーが前記固定長の単位中に存在するかどうかを示す情報が記録されることを特徴とするディスク記録方法
  4. 圧縮されたオーディオデータ、圧縮されたビデオデータ、または、コンピュータ用のユーザデータ、の何れかを含む固定長のトランスポートパケットをディスクに記録するディスク記録装置であって、
    前記トランスポートパケットを時系列に入力する手段と、
    前記トランスポートパケットを複数個集めることでダミーデータを有さない前記ディスクに記録するための固定長の単位を構成する手段と、
    該固定長の単位で前記ディスクに記録する記録手段と、
    を具備することを特徴とするディスク記録装置。
  5. 請求項4に記載のディスク記録装置において、
    前記圧縮されたビデオデータとは、数枚のピクチャーからなるピクチャー群の一部を圧縮したデータであり、
    さらに、前記固定長の単位中にピクチャー群の先頭のピクチャーが存在するかを抽出する手段を具備しており、
    前記記録手段は、ピクチャー群の先頭のピクチャーが該固定長の単位中に存在するかどうかを示す情報を前記ディスクに記録することを特徴とするディスク記録装置。
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