JP2002216989A - 放電灯点灯装置 - Google Patents

放電灯点灯装置

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JP2002216989A JP2001005707A JP2001005707A JP2002216989A JP 2002216989 A JP2002216989 A JP 2002216989A JP 2001005707 A JP2001005707 A JP 2001005707A JP 2001005707 A JP2001005707 A JP 2001005707A JP 2002216989 A JP2002216989 A JP 2002216989A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高温度下による使用において内部温度上昇を低
減することができ、また内部温度の異常な上昇に対して
保護機能をもつ放電灯点灯装置を提供することにある。 【解決手段】制御部6は、所定のランプ電力にするため
の電力指令値KWlaの最大値を制限する最大電力制限部6
6を有し、放電灯5或いは放電灯点灯装置の周囲温度を
検出する温度検出部7からの温度検出値に応じて、最大
電力制限部66の最大電力制限値MaxWlaを調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メタルハライドな
どの高輝度放電灯(H1D)の放電灯点灯装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】メタルハライドなどの高輝度放電灯(H
1D)は、ランプ温度が冷えている場合、始動から安定
点灯までの光出力の立ち上がりが遅いことが欠点となっ
ている。車両用前照灯や液晶プロジェクタ用光源として
このような高輝度放電灯を使用する場合、その光出力の
立ち上がりの改善が必要となる。そのため特開平200
0−235899号に示される放電灯点灯装置では、点
灯直後、過大なランフ電流を流すことで、光出力の立ち
上がりを早めている。
【0003】図21はこの従来例の回路構成を示してお
り、この従来例は直流電源1、該直流電源1の電圧Vi
nを必要とする電圧へ変換するDC−DCコンバータ部
2、DC−DCコンバータ部2の直流を交流へ変換する
インバータ部3からなる電力変換部と、高輝度放電灯
(HIDランプ)からなる放電灯5を始動させるのに必
要な高電圧を放電灯5に印加するイグナイタ部4と、電
力変換部を制御するための制御部8とで構成される。
【0004】制御部8の電流指令演算部81は、DC−
DCコンバータ部2の出力電圧検出値と最大電力制限部
84で制限を受けた出力電力指令値WRによって、出力
電流指令値を除算処理で得る。
【0005】制御部8の誤差アンプ83は、出力電流指
令値を最大電流制限部82を介して入力するとともに、
検出される出力電流検出値を入力して比較し、その誤差
量に応じた出力制御信号S1によりDC−DCコンバー
タ部2を制御し。その出力を調整することで、放電灯5
の安定点灯を実現している。
【0006】また制御部8の電力指令演算部85から出
力される出力電力指令値WRは、定常状態においては定
格出力に設定されているが、始動直後は放電灯5の光出
力を急速に立ち上げるための電力シフト量指令値を加え
たものとなる。
【0007】制御部8の電力シフト指令発生部86は、
図22(a)に示すように電力シフト量指令値Wsとし
て出力する電力シフト量指令値を時間的に変化させる。
【0008】ところで電力シフト量指令値Wsの時間関
数は基本的に始動から最大出力の電力量以下となるまで
の期間TWMXと、それ以降の変化形状を決めることが重
要となる。
【0009】次にこの従来例回路の動作を簡単に説明す
る。
【0010】まず電源スイッチSWが投入され、電源電
圧Vinが入力すると電源電圧監視部9は、点灯許可信
号S2をDC−DCコンバータ部2及び電力シフト指令
発生部86に出力しDC−DCコンバータ部2を動作さ
せるとともに、電力シフト指令発生部8を動作させる。
【0011】ここで電力シフト指令発生部86は消灯後
からの経過時間に応じた電力シフト量指令値の初期値を
決定してその初期値から時間関数曲線に沿って電力シフ
ト量指令値を発生する。この電力シフト量指令値を取り
込んだ電力指令演算部85は定格出力値を加算して図2
(b)に示す出力電力指令値WRを最大電力制限部84
を介して電流指令演算部81に与える。
【0012】電流指令演算部81はDC−DCコンバー
タ部2の出力電圧検出値と最大電力制限部84からの出
力電力指令値WRとにより出力電流指令値を演算し、該
出力電流指令値を最大電流制限部82を介して誤差アン
プ83に与え、誤差アンプ83はDC−DCコンバータ
部2の出力電流検出値の差を出力電流指令値と、検出さ
れる出力電流値を比較し、その誤差量に応じた出力制御
信号S1によりDC−DCコンバータ部2を制御してそ
の出力を調整し、放電灯5を安定点灯させる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで近年、省エネ
ルギ、高輝度の観点から上述したように車両用前照灯や
液晶プロジェクタ用光源に放電灯点灯装置の利用が増大
してきているが、これらの用途では小形化の要求が強
く、そのため同時にランプ近傍の高温度下での使用の可
能性もでてきている。しかしながら上述のような従来例
のように点灯直後、過大なランプ電流を流すことで、光
出力の立ち上がりを早めている放電灯点灯装置では、小
形化やランプ近傍使用を進めることによって内部温度が
従来より上昇するという問題があった。
【0014】本発明は上述の問題点に鑑みて為されたも
ので、その目的とするところは、高温度下による使用に
おいて内部温度上昇を低減することができる放電灯点灯
装置を提供することにある。
【0015】また、内部温度の異常な上昇に対して保護
機能をもつ放電灯点灯装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明では、直流電源と、該直流電源の電
圧に比較し、低い電圧から高い電圧に至る電圧に変換し
て放電灯に電力を供給する電力変換部と、該電力変換部
の出力を所定値に制御する制御部と、上記電力変換部若
しくは装置周囲の温度を検出する温度検出部と、上記放
電灯とからなる放電灯点灯装置おいて、上記制御部は、
所定のランプ電力にするための電力指令値の最大値を制
限する最大電力制限手段を有し、上記温度検出部からの
温度検出値に応じて、上記最大電力制限手段の最大電力
制限値を調整することを特徴とする。
【0017】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、上記最大電力制限手段は、上記温度検出部からの
温度検出値が上がると最大電力制限値を下げ、温度検出
値が下がると最大電力制限値を上げることを特徴とす
る。
【0018】請求項3の発明では、請求項1の発明にお
いて、上記最大電力制限手段は、上記温度検出部からの
温度検出値が所定の温度以上で、温度検出値が上がると
最大電力制限値を下げ、温度検出値が下がると最大電力
制限値を上げることを特徴とする。
【0019】請求項4の発明では、請求項1の発明にお
いて、上記最大電力制限手段は、上記温度検出部からの
温度検出値が所定の温度以上で最大電力制限値を段階的
に低減することを特徴とする。
【0020】請求項5の発明では、請求項1乃至4の何
れかの発明において、上記制御部は、所定のランプ電流
にするための電流指令値の最大値を制限する最大電流制
限手段を有し、上記温度検出部からの温度検出値に応じ
て、上記最大電流制限手段の最大電流制限値を調整する
ことを特徴とする。
【0021】請求項6の発明では、請求項5の発明にお
いて、上記最大電流制限手段は、上記温度検出部からの
温度検出値が上がると最大電流制限値を下げ、温度検出
値が下がると最大電流制限値を上げることを特徴とす
る。
【0022】請求項7の発明では、請求項5の発明にお
いて、上記最大電流制限手段は、上記温度検出部からの
温度検出値が所定の温度以上で、温度検出値が上がると
最大電流制限値を下げ、温度検出値が下がると最大電流
制限値を上げることを特徴とする。
【0023】請求項8の発明では、請求項5の発明にお
いて、上記最大電流制限手段は、上記温度検出部からの
温度検出値が所定の温度以上で最大電流制限値を段階的
に低減することを特徴とする。
【0024】請求項9の発明では、請求項5乃至8の何
れかの発明において、上記制御部は、所定のランプ電力
にするための電力指令値を発生する電力指令値発生手段
を有し、上記温度検出部からの温度検出値に応じて、上
記電力指令値発生手段の電力指令値を調整することを特
徴とする。
【0025】請求項10の発明では、請求項9の発明に
おいて、上記電力指令値発生手段は、上記温度検出部か
らの温度検出値が上がると電力指令値を下げ、温度検出
値が下がると電力指令値を上げることを特徴とする。
【0026】請求項11の発明では、請求項9の発明に
おいて、上記電力指令値発生手段は、上記温度検出部か
らの温度検出値が所定の温度以上で、温度検出値が上が
ると電力指令値を下げ、温度検出値が下がると電力指令
値を上げることを特徴とする。
【0027】請求項12の発明では、請求項9の発明に
おいて、上記電力指令値発生手段は、上記温度検出部か
らの温度検出値が所定の温度以上で電力指令値を段階的
に低減することを特徴とする。
【0028】
【発明の実施の形態】以下本発明を実施形態により説明
する。 (実施形態1)図1は、本実施形態の放電灯点灯装置の
基本的な構成を示すブロック図であり、かかる本実施形
態装置は、入力電源たる直流電源1の電圧Vinから負
荷、この場合高輝度放電灯からなる放電灯5が必要とす
る電圧へ変換するDC−DCコンバータ部2と、DC−
DCコンバータ部2の直流出力を交流に変換させるイン
バータ部3とで電力変換装置を構成するとともに、放電
灯5を始動させるのに必要な高電圧を放電灯5に印加す
るイグナイタ部4と、DC−DCコンバータ部2を制御
する制御部6と、DC−DCコンバータ部2や放電灯点
灯装置の周囲温度Taを検出する温度検出部7とで構成
されている。
【0029】制御部6はランプ電流を検出する電流検出
部61、ランプ電圧を検出する電圧検出部62、所定の
ランプ電力にするための電力指令値KWlaを出力する電力
指令値発生部64、ランプ電力の最大電力を所定の値Ma
xWlaに制限する最大電力制限部66、最大電力制限部6
6の出力KWla2と電圧検出部62の電圧検出値Vlaから電
流指令値KIlaを演算する電流指令値演算部63、放電灯
5の最大電流を所定の値MaxIlaに制限する最大電流制限
部67、最大電流制限部67の出力KIla2と電流検出部
61の電流検出値Ilaとを比較することによってDC−
DCコンバータ部2へ出力制御信号S1を出す誤差アン
プ65で構成されている。尚図中SWは電源スイッチ、
R1はランプ電圧検出用抵抗、R2はランプ電流検出用
抵抗である。
【0030】次に温度検出部7の具体例について説明す
る。
【0031】図2(a)は、温度検出部7の一の回路例
を示しており、この温度検出部7は図示するように温度
検出用IC71と基準電圧Vccとで構成されている。
【0032】この温度検出用IC71の検出出力は同図
(b)に示すように周囲温度Taに比例した出力電圧V
Tを出力する。この出力電圧VTは最大電力制限部66
に入力する。
【0033】基準電圧Vccは温度検出用IC71の電源
で数V程度である。この方法は精度良く温度情報を出力
電圧情報に変換することができるが、温度検出用1Cを
使用しているため小形化に限界がある。
【0034】図3(a)は、温度検出部7の別の回路例
を示しており、この温度検出部7は図示するように抵抗
72と負特性のサーミスタ73と基準電圧Vccとで構成
されている。
【0035】本例の温度検出部7は同図(b)に示すよ
うに周囲温度に対応した出力電圧VTを出力する。この
出力電圧VTは最大電力制限部66に入力する。サーミ
スタ73は検出温度が上がると抵抗値が下がる(負の温
度係数を有する)ので基準電圧Vccを抵抗72とサーミ
スタ73で分圧することにより温度が上がるほど出力電
圧VTの値が下がる特性となる。
【0036】この回路例では構成が単純で小形化するこ
とが可能な上に、精度良く温度情報を出力電圧情報に変
換することができる。サーミスタには1005サイズ
(1.0mm×0.5mm)のチップ形状のものもあ
る。
【0037】図4(a)は、温度検出部の他の回路例を
示しており、図示するように抵抗72と負特性のサーミ
スタ73と基準電圧Vccとで構成され、図3の例とは抵
抗72とサーミスタ73の位置が反対となっている。
【0038】本例の温度検出部7は同図(b)に示すよ
うに周囲温度に対応した出力電圧VTを出力する。この
出力電圧VTは最大電力制限部66に入力する。サーミ
スタ73は温度が上がると抵抗値が下がる(負の温度係
数を有する)ので基準電圧Vccを抵抗82とサーミスタ
83で分圧することにより温度が上がるほど出力電圧V
Tの値が上がる特性となる。尚本例の利点も図3の例と
同じである。
【0039】次に本実施形態の動作を図1、図5に基づ
いて説明する。
【0040】まず所定のランプ電力にするための電力指
令値KWlaを出力する電力指令値発生部64は、図5
(a)に示すように、放電灯5の点灯時から数秒の間、
最大電力制限値MaxWlaを越える電力指令値KWlaを出力
し、数10秒後には定常出力になるような電力指令値KW
laを出力している。最大電力制限部66では、最大電力
制限値MaxWlaと電力指令値発生部64からの出力である
電力指令値KWlaとを比較し、小さい値を電力指令値KWla
2として図5(b)に示すように電流指令値演算部63
に出力している。
【0041】最大電力制限部66は、温度検出部7の温
度に対応した出力信号を最大電力制限値MaxWlaに変換す
る変換回路と、その出力と電力指令値KWlaとを比較し、
小さい値を電力指令値KWla2として電流指令値演算部6
3に出力する比較回路または制限値回路で構成できる。
具体的回路は周知の回路を用いれば良いので、ここでは
特に図示しない。
【0042】図5は初始動(放電灯5のコールドスター
ト時)の例であり、最大電力制限値MaxWlaは定常出力の
2倍程度である(自動車に搭載する車載用の定格35W
の放電灯の最大電力は75W)。また再始動の場合は、
ランプ温度に応じて電力指令値KWlaの初期値を調整して
いる。
【0043】そこで温度検出部7の温度に対応した出力
信号を最大電力制限部66に入力し、その信号に応じて
図6に示すように最大電力制限値MaxWlaを調整する。
【0044】ここでTminを最低温度、Tmaxを最高温度
と規定し、その範囲で最大電力制限値MaxWlaを温度に対
して負特性としている。
【0045】また最高温度Tmax時の最大電力制限値Max
Wlaは定常出力以上とし、放電灯5が点灯維持ができる
程度の電力に設定する。そして最高温度Tmaxを越える
と異常とみなして出力を停止する。
【0046】以上よりDC−DCコンバータ部2や放電
灯点灯装置の周囲温度Taの上昇によって、最大電力制
限値MaxWlaを低減し、内部損失を低減させることが可能
になる。よって、光出力の立ち上がり時のDC−DCコ
ンバータ部2や放電灯点灯装置の周囲温度Taの上昇を
緩和あるいは低減することが可能となった。
【0047】次に図7に示す周囲温度Taによる最大電
力制限値MaxWlaについて説明する。温度検出部7の検出
温度に対応した出力信号を最大電力制限部66に入力
し、その信号に応じて図7に示すように最大電力制限値
MaxWlaを調整する。
【0048】ここでTminを最低温度、Tmaxを最高温
度、T0を所定の温度と規定し、所定温度T0から最高温
度Tmaxの範囲で最大電力制限値MaxWlaを温度に対して
負特性としている。
【0049】そして所定温度T0までは最大電力制限値M
axWlaを低減しないので、所定温度T0付近までは光出力
の立ち上がり特性が十分確保される。所定温度T0は使
用環境、放電灯点灯装置の使用部品(MOSFET,ト
ランス,コンデンサ,ダイオードなど)の特性によって
設定する(例えば100〜120℃付近)。
【0050】また最高温度Tmax時の最大電力制限値Max
Wlaは定常出力以上とし、放電灯5が点灯維持ができる
程度の電力に設定する。そして最高温度Tmaxを越える
と異常とみなして出力を停止する。
【0051】以上よりDC−DCコンバータ部2や放電
灯点灯装置の周囲温度Taの上昇によって最大電力制限
値MaxWlaを低減し、内部損失を低減させることが可能に
なる。よって、光出力の立ち上がり時のDC−DCコン
バータ部2や放電灯点灯装置の周囲温度Taの上昇を緩
和あるいは低減することが可能となった。また所定温度
T0付近まで光出力の立ち上がり特性を十分確保するこ
とができる。
【0052】次に図8に示す周囲温度Taによる最大電
力制限値MaxWlaについて説明する。
【0053】まず温度検出部7の検出温度に対応した出
力信号を最大電力制限部66に入力し、その信号に応じ
て図8に示すように最大電力制限値MaxWlaを調整する。
ここでTminを最低温度、Tmaxを最高温度、T0を所定
の温度と規定し、所定温度T0から最高温度Tmaxの範囲
で最大電力制限値MaxWlaを温度に対して段階的に低減し
ている。
【0054】そして所定温度T0までは最大電力制限値M
axWlaを低減しないので、所定温度T0付近までは光出力
の立ち上がり特性が十分確保される。
【0055】所定温度T0は使用環境、放電灯点灯装置
の使用部品(MOSFET、トランス、コンデンサ、ダ
イオードなど)の特性によって設定する(例えば100
〜120℃付近)。
【0056】また最高温度Tmax時の最大電力制限値Max
Wlaは定常出力以上とし、放電灯7が点灯維持ができる
程度の電力に設定する。最高温度Tmaxを越えると異常
とみなして出力を停止する。
【0057】以上より、DC−DCコンバータ部2や放
電灯点灯装置の周囲温度Taの上昇によって、最大電力
制限値MaxWlaを低減し、内部損失を低減させることが可
能になる。よって光出力の立ち上がり時のDC−DCコ
ンバータ部2や放電灯点灯装置の周囲温度Taの上昇を
緩和あるいは低減することが可能となった。
【0058】また、所定温度T0付近まで光出力の立ち
上がり特性を十分確保することができ、更にまた、段階
的に低減するので、最大電力制御部66の構成が簡単に
できる。但し、切換温度付近でのチャタリングが起きる
場合には切換温度にヒステリシスを持たす等の対策が必
要である。 (実施形態2)図9は、本実施形態の放電灯点灯装置の
基本的な構成を示すブロック図であり、本実施形態装置
も実施形態1と同様に入力電源たる直流電源1から負
荷、この場合高輝度放電灯からなる放電灯5が必要とす
る電圧へ変換するDC−DCコンバータ部2と、DC−
DCコンバータ部2の直流出力を交流に変換させるイン
バータ部3とで電力変換装置を構成するとともに、放電
灯5を始動させるのに必要な高電圧を放電灯5に印加す
るイグナイタ部4と、DC−DCコンバータ部2を制御
する制御部6と、DC−DCコンバータ部2や放電灯点
灯装置の周囲温度Taを検出する温度検出部7とで構成
されている。
【0059】制御部6はランプ電流を検出する電流検出
部61、ランプ電圧を検出する電圧検出部62、所定の
ランプ電力にするための電力指令値KWlaを出力する電力
指令値発生部64、ランプの最大電力を所定の値MaxWla
に制限する最大電力制限部66、最大電力制限部66の
出力KWla2と電圧検出部62の電圧検出値Vlaから電流指
令値KIlaを演算する電流指令値演算部63、放電灯5の
最大電流を所定の値MaxIalに制限する最大電流制限部6
7、最大電流制限部67の出力KIlaと電流検出部61の
電流検出値Ilaとを比較することによってDC−DCコ
ンバータ部2へ出力制御信号S1を出す誤差アンプ65
とで構成されている。
【0060】尚SWは電源スイッチ、R1はランプ電圧
検出用抵抗、R2はランプ電流検出用抵抗である。
【0061】また温度検出部7の具体回路例については
実施形態1(図2〜4の例)と同じなので省略する。但
し、温度検出部7の出力信号は最大電力制限部66、最
大電流制限部67に入力される。
【0062】次に本実施形態の動作を図9、図10によ
って説明する。温度検出部7の出力信号は最大電力制限
部66、最大電流制限部67に入力される。最大電力制
限部66は実施形態1と同じなので省略する(図5〜8
参照)。
【0063】次に最大電流制限部67について説明す
る。まず最大電力制限部66の出力と電圧検出値Vlaか
ら電流指令値KIlaを演算する電流指令値演算部63は、
図10(a)に示すように、放電灯5の点灯時から数秒
の間、最大電流制限値MaxIlaを越える電流指令値KIlaを
出力し、数10秒後には定常出力になるような電流指令
値KIlaを出力している。電流指令値演算部63は、最大
電力制限部66の出力KWla2を電圧検出値Vlaで割り、電
流指令値KIlaを演算している(KIla=KWla2/Vla)。従
って、放電灯5の特性によって図10(a)の曲線は異
なる。
【0064】またランプ電圧の高いものは、電流指令値
KIlaが低くなるし、反対にランプ電圧の低いものは、電
流指令値KIlaが高くなる。
【0065】最大電流制限部67では、最大電流制限値
MaxIlaと電流指令値演算部63からの出力である電流指
令値KIlaを比較し、図10(b)に示すように小さい値
を電流指令値KIla2として誤差アンプ65に出力してい
る。
【0066】最大電流制限部67は、温度検出部7の温
度に対応した出力信号を最大電流制限値MaxIlaに変換す
る変換回路と、その出力と電流指令値KIlaとを比較し小
さい値を電流指令値KIla2として誤差アンプ65に出力
する比較回路または制限値回路で構成できる。具体的回
路は周知の回路を用いれば良いので、ここでは特に図示
しない。
【0067】図10は初始動(ランプのコールドスター
ト時)の例であり、最大電流制限値MaxIlaは定常出力の
ほぼ6倍程度である自動車に搭載する車載用の定格35
W0.412Aの放電灯の最大電流は2.6A)。
【0068】再始動の場合は、ランプ温度に応じて電力
指令値KWlaの初期値を調整しているので電流指令値KIla
も連動する。
【0069】そこで温度検出部7の温度に対応した出力
信号を最大電流制限部67に入力し、その信号に応じて
図11に示すように最大電流制限値MaxIlaを調整する。
ここでTminを最低温度、Tmaxを最高温度と規定し、
その範囲で最大電流制限値MaxIlaを温度に対して負特性
としている。また最高温度Tmax時の最大電流制限値Max
Ilaは定常出力以上とし、放電灯5が点灯維持ができる
程度の電流に設定する。そして最高温度Tmaxを越える
と異常とみなして出力を停止する。
【0070】以上よりDC−DCコンバータ部2や放電
灯点灯装置の周囲温度Taの上昇によって、最大電力制
限値MaxWla及び最大電流制限値MaxIlaを低減し、内部損
失を低減させることが可能になる。よって、光出力の立
ち上がり時のDC−DCコンバータ部2や放電灯点灯装
置の周囲温度Taの上昇を緩和あるいは低減することが
可能となった。
【0071】また、ランプ電流の制御である最大電流制
限値MaxIlaに検出温度による低減を付けることによっ
て、ランプ電圧が寿命末期等で劣化したものについても
最大電流制限値MaxIlaを低減することで放電灯5及び放
電灯点灯装置を保護することができる。
【0072】次に図12に示す周囲温度Taによる最大
電流制限値MaXIlaについて説明する。温度検出部7の検
出温度に対応した出力信号を最大電流制限部67に入力
し、その信号に応じて図12に示すように最大電流制限
値MaxIlaを調整する。ここでTminを最低温度、Tmaxを
最高温度、T0を所定の温度と規定し、所定温度T0から
最高温度Tmaxの範囲で最大電流制限値MaxIlaを温度に
対して負特性としている。そしてT0までは最大電流制
限値MaxIlaを低減しないので、所定温度T0付近までは
光出力の立ち上がり特性が十分確保される。所定温度T
0は使用環境、放電灯点灯装置の使用部品(MOSFE
T,トランス,コンデンサ,ダイオードなど)の特性に
よって設定する(例えば100〜120℃付近)。
【0073】また最高温度Tmax時の最大電流制限値Max
Ilaは定常出力以上とし、放電灯5が点灯維持ができる
程度の電流に設定する。そして最高温度Tmaxを越える
と異常とみなして出力を停止する。
【0074】以上よりDC−DCコンバータ部2や放電
灯点灯装置の周囲温度Taの上昇によって、最大電力制
限値MaxWla及び最大電流制限値MaxIlaを低減し、内部損
失を低減させることが可能になった。よって、光出力の
立ち上がり時のDC−DCコンバータ部2や放電灯点灯
装置の周囲温度Taの上昇を緩和あるいは低減すること
が可能となった。また、ランプ電流の制御である最大電
流制限値MaxIlaに周囲温度Taによる低減を付けること
によって、ランプ電圧が寿命末期等で劣化したものにつ
いても最大電流制限値MaxIlaを低減することで放電灯5
及び放電灯点灯装置を保護することができる。また、T
0付近まで光出力の立ち上がり特性を十分確保すること
ができる。
【0075】次に図13に示す検出温度Taによる最大
電流制限値MaxIlaについて説明する。温度検出部7の温
度に対応した出力信号を最大電流制限部67に入力し、
その信号に応じて図13に示すように最大電流制限値Ma
xIlaを調整する。Tminを最低温度、Tmaxを最高温度、
T0を所定の温度と規定し、T0からTmaxの範囲で最大
電流制限値MaxIlaを温度に対して段階的に低減してい
る。
【0076】またT0までは最大電流制限値MaxIlaを低
減しないので、T0付近までは光出力の立ち上がり特性
が十分確保される。T0は使用環境、放電灯点灯装置の
使用部品(MOSFET,トランス,コンデンサ,ダイ
オードなど)の特性によって設定する(例えば100〜
120℃付近)。また最高温度Tmax時の最大電流制限
値MaxIlaは定常出力以上とし、放電灯5が点灯維持がで
きる程度の電流に設定する。そして最高温度Tmaxを越
えると異常とみなして出力を停止する。
【0077】以上よりDC−DCコンバータ部2や放電
灯点灯装置の周囲温度Taの上昇によって、最大電力制
限値MaxWla及び最大電流制限値MaxIlaを低減し、内部損
失を低減させることが可能になる。よって、光出力の立
ち上がり時のDC−DCコンバータ部2や放電灯点灯装
置の周囲温度Taの上昇を緩和あるいは低減することが
可能となった。
【0078】またランプ電流の制御である最大電流制限
値MaxIlaに検出温度による低減を付けることによって、
ランプ電圧が寿命末期等で劣化したものについても最大
電流制限値MaxIlaを低減することで放電灯5及び放電灯
点灯装置を保護することができる。また、T0付近まで
光出力の立ち上がり特性を十分確保することができる。
また、段階的に低減するので最大電流制限部67の構成
が簡単にできる。但し、切換温度付近でのチャタリング
が起こる場合は切換温度にヒステリシスを持たす等の対
策が必要である。 (実施形態3)図14は本実施形態の放電灯点灯装置の
基本的な構成を示すブロック図であり、本実施形態装置
は上記実施形態1,2と同様に、入力電源たる直流電源
1から負荷、この場合高輝度放電灯からなる放電灯5が
必要とする電圧へ変換するDC−DCコンバータ部2
と、DC−DCコンバータ部2の直流出力を交流に変換
させるインバータ部3とで電力変換装置を構成するとと
もに、放電灯5を始動させるのに必要な高電圧を放電灯
5に印加するイグナイタ部4と、DC−DCコンバータ
部2を制御する制御部6と、DC−DCコンバータ部2
や放電灯点灯装置の周囲温度Taを検出する温度検出部
7とで構成されている。
【0079】制御部6はランプ電流を検出する電流検出
部61、ランプ電圧を検出する電圧検出部62、所定の
ランプ電力にするための電力指令値KWlaを出力する電力
指令値発生部64、ランプの最大電力を所定の値MaxWla
に制限する最大電力制限部66、最大電力制限部66の
出力KWla2と電圧検出部62の電圧検出値Vlaから電流指
令値KIlaを演算する電流指令値演算部63、放電灯5の
最大電流を所定の値MaxIalに制限する最大電流制限部6
7、最大電流制限部67の出力KIlaと電流検出部61の
電流検出値Ilaとを比較することによってDC−DCコ
ンバータ部2へ出力制御信号S1を出す誤差アンプ65
とで構成されている。
【0080】尚SWは電源スイッチ、R1はランプ電圧
検出用抵抗、R2はランプ電流検出用抵抗である。
【0081】また温度検出部7の具体回路例については
実施形態1(図2〜4の例)と同じなので省略する。但
し、温度検出部7の出力信号は最大電力制限部66、最
大電流制限部67、電力指令値発生部64に夫々入力さ
れる。
【0082】次に本実施形態の動作を図5、図14によ
って説明する。温度検出部7の出力信号は最大電力制限
部66、最大電流制限部67、電力指令値発生部64に
入力される。
【0083】最大電力制限部66は実施形態1と同じな
ので省略する(図5〜8を参照)最大電流制限部67は
実施形態2と同じなので省略する(図10〜13を参
照)。
【0084】また所定のランプ電力にするための電力指
令値KWlaを出力する電力指令値発生部64は、図5
(a)に示すように、放電灯5の点灯時から数秒の間、
最大電力制限値MaxWlaを越える電力指令値KWlaを出力
し、数10秒後には定常出力になるような電力指令値KW
laを出力している。
【0085】電力指令値発生部64は、所定のランプ電
力にするための電力指令値発生回路と、温度検出部7の
検出温度に対応した出力信号を電力指令値KWlaに変換す
る変換回路とで構成できる。具体的回路は周知の回路を
用いれば良いので、ここでは特に図示しない。
【0086】図5は上述したように初始動(ランプのコ
ールドスタート時)の例であり、最大電力制限値MaxWla
は定常出力の2倍程度である(自動車に搭載する車載用
の定格35Wの放電灯の最大電力は75W)。再始動の
場合は、ランプ温度に応じて電力指令値KWlaの初期値を
調整している。そこで温度検出部7の検出温度に対応し
た出力信号を電力指令値発生部64に入力し、その信号
に応じて図15に示すように電力指令値KWlaを調整する
(図15は定常時の電力指令値の例である)。
【0087】ここでTminを最低温度、Tmaxを最高温度
と規定し、その範囲で電力指令値KWlaを温度に対して負
特性としている。また最高温度Tmax時の電力指令値KWl
aは、放電灯5が点灯維持ができる程度の電力に設定す
る。そして最高温度Tmaxを越えると異常とみなして出
力を停止する。
【0088】以上よりDC−DCコンバータ部2や放電
灯点灯装置の周囲温度の上昇によって、最大電力制限値
MaxWla及び最大電流制限値MaxIla及び電力指令値KWlaを
低減し、内部損失を低減させることが可能になる。よっ
て、DC−DCコンバータ部2や放電灯点灯装置の周囲
温度Taの上昇を緩和あるいは低減することが可能とな
った。
【0089】また、ランプ電流の制御である最大電流制
限値MaxIlaに周囲温度Taによる低減を付けることによ
って、ランプ電圧が寿命末期等で劣化したものについて
も最大電流制限値MaxIlaを低減することで放電灯5及び
放電灯点灯装置を保護することができる。
【0090】次に図16に示す周囲温度Taによる電力
指令値KWlaについて説明する。温度検出部7の検出温度
に対応した出力信号を電力指令値発生部64に入力し、
その信号に応じて図16に示すように電力指令値KWlaを
調整する(図16は定常時の電力指令値の例である)。
また最高温度Tminを最低温度、Tmaxを最高温度、T0
を所定の温度と規定し、所定温度T0から最高温度Tmax
の範囲で電力指令値KWlaを温度に対して負特性としてい
る。そして所定温度T0までは電力指令値KWlaを低減し
ないので、所定温度T0付近までは光出力特性が十分確
保される。尚所定温度T0は使用環境、放電灯点灯装置
の使用部品(MOSFET,トランス,コンデンサ,ダ
イオードなど)の特性によって設定する(例えば100
〜120℃付近)。また最高温度Tmax時の電力指令値K
Wlaは、放電灯5が点灯維持ができる程度の電力に設定
する。そして最高温度Tmaxを越えると異常とみなして
出力を停止する。
【0091】以上よりDC−DCコンバータ部2や放電
灯点灯装置の周囲温度の上昇によって、最大電力制限値
MaxWla及び最大電流制限値MaxIla及び電力指令値KWlaを
低減し、内部損失を低減させることが可能になる。よっ
て、DC−DCコンバータ部2や放電灯点灯装置の周囲
温度Taの上昇を緩和あるいは低減することが可能とな
った。また、ランプ電流の制御である最大電流制限値Ma
xIlaに周囲温度Taによる低減を付けることによって、
ランプ電圧が寿命末期等で劣化したものについても最大
電流制限値MaxIlaを低減することで放電灯5及び放電灯
点灯装置を保護することができる。また、所定温度T0
付近まで光出力特性を十分確保することができる。
【0092】次に図17に示す周囲温度Taによる電力
指令値KWlaについて説明する。温度検出部7の検出温度
に対応した出力信号を電力指令値発生部64に入力し、
その信号に応じて図17に示すように電力指令値KWlaを
調整する(図17は定常時の電力指令値KWlaの例であ
る)。
【0093】ここでTminを最低温度、Tmaxを最高温
度、T0を所定の温度と規定し、所定温度T0から最高温
度Tmaxの範囲で電力指令値KWlaを温度に対して段階的
に低減している。そして所定温度T0までは電力指令値K
Wlaを低減しないので、所定温度T0付近までは光出力特
性が十分確保される。尚所定温度T0は使用環境、放電
灯点灯装置の使用部品(MOSFET,トランス,コン
デンサ,ダイオードなど)の特性によって設定する(例
えば100〜120℃付近)。
【0094】また最高温度Tmax時の電力指令値KWlaは
放電灯が点灯維持ができる程度の電力に設定する。そし
て最高温度Tmaxを越えると異常とみなして出力を停止
する。
【0095】以上よりDC−DCコンバータ部2や放電
灯点灯装置の周囲温度の上昇によって、最大電力制限値
MaxWla及び最大電流制限値MaxIla及び電力指令値KWlaを
低減し、内部損失を低減させることが可能になる。よっ
て、DC−DCコンバータ部2や放電灯点灯装置の周囲
温度Taの上昇を緩和あるいは低減することが可能とな
った。また、ランプ電流の制御である最大電流制限値Ma
xIlaに周囲温度Taによる低減を付けることによって、
ランプ電圧が寿命末期等で劣化したものについても最大
電流制限値を低減することで放電灯5及び放電灯点灯装
置を保護することができる。また、所定温度T0付近ま
で光出力特性を十分確保することができる。また段階的
に低減するので電力指令値発生部64の構成が簡単にで
きる。ただし、切換温度付近でのチャタリングが起こる
場合は切換温度にヒステリシスを持たす等の対策が必要
である。
【0096】(実施形態4)本実施形態は上記実施形態
1〜3の制御部6をマイクロコンピュータにより構成し
たものであり、図18は、最大電力制限と最大電流制限
の動作をマイクロコンピュータを用いて行った時のラン
プ点灯から電力指令値KWlaの設定と電流指令値KWIlaの
設定までのフローチャートを示している。尚具体回路は
省略するが、温度検出部7、電力変換部の各部の構成は
実施形態1の図1を参照する。
【0097】本実施形態では放電灯5の状態によって経
時的に変化する出力電力指令値、特に高輝度放電灯(H
IDランプ)を始動させてから安定点灯にいたるまでの
ランプ立ち上げ期間である高出力電力時の出力電流指令
値を温度検出結果より決められた最大電力制限値MaxWla
と最大電流制限値MaxIlaの両方をもちいて制限する処理
を行い、その制限された電流指令値KIlaを用いて放電灯
5を立ち上げる。
【0098】ここで図18のフローチャートにおいて各
ステップは次のようになっている。
【0099】まずステップF1ではインバータ部3を含
む電力変換部の温度を読込み、ステップF2では経時的
に変化する電力指令値KWlaを設定する。ステップF3で
は温度検出部7が検出した温度より関数やテーブルを用
いて最大電力と最大電流の制限値を決定する。
【0100】そして次のステップF4では電力指令値KW
laと最大電力制限値MaxWlaを比較し、ステップF5にお
いて、電力指令値KWlaを最大電力制限値MaxWlaに変更す
る。
【0101】ステップF6ではランプ電圧Vlaを読込
む。ステップF7では電力指令値KWlaを読込んだ電圧値
で割り電流指令値KIlaを得る。ステップF8では電流指
令値KIlaと最大電流制限値MaxIlaとを比較する。
【0102】ステップF9では電流指令値KIlaを最大電
流指令値KIla2に変更する。
【0103】次に本実施形態の処理動作を図18に沿っ
て詳説する。
【0104】まず電源オンから初期設定を経て、インバ
ータ部3の温度を読込み(ステップF1)、次のステッ
プF2で経時的に変化する電力指令値KWlaを設定する。
【0105】図6〜8に示すような様な周囲温度Taに
対する最大電力の関数やテーブルを用いて最大電力制限
値MaxWlaや最大電力制限値MaxWIlaを決める過程となる
(ステップF3)。
【0106】この過程ではステップF4において電力指
令値KWlaと最大電力指令値KWla2とを比較し、電力指令
値KWlaが最大電力指令値KWla2より大きければ、ステッ
プF5において電力指令値KWlaを最大電力指令値KWla2
と変更する(ここで、最大電力制限がかけられる)。
【0107】次のステップF6においてランプ電圧Vla
を読込み、ステップF7で電力指令値KWlaをランプ電圧
Vlaで割ることにより電流指令値KIlaを得る。
【0108】図11〜13の様な周囲温度Taに対する
最大電流の関数やテーブルを用いて最大電流制限値を決
める。この場合ステップF8で電流指令値KIlaと最大電
流指令値KIla2とを比較し、電流指令値KIlaが最大電流
指令値KIla2より大きければ、ステップ9で電流指令値K
Ilaを最大電流指令値KIla2の値と変更する(ここで、最
大電流制限がかけられる)。
【0109】而して上述の処理によって設定された電流
指令値KIlaを用いて、放電灯5の点灯を制御する。
【0110】これにより、高温状態の高出力電力を低下
させることができ、メインの回路素子のストレスを低下
させることができる。
【0111】尚最大電力制限値MaxWlaと周囲温度Ta、
最大電流制限値MaxIlaと周囲温度Taの関係は図7、図
12と同じであるのでここでは図示しない。 (実施形態5)本実施形態は実施形態4と同様に制御部
6にマイクロコンピュータを用いて図19に示す処理に
より、定常点灯時の高温時電力調整における電力指令値
設定と電流指令値設定を行うものである。
【0112】つまり定常点灯時、出力電力は安定してい
るが、温度が上がり過ぎると素子の耐圧を越えてしま
う。そこで温度がある所定値を超えて上昇すると、電力
指令値KWlaからその値に比例した電力低減値を引いた値
を電力指令値KWlaとして用いて点灯制御を行う。
【0113】図19のフローチャートにおいて各ステッ
プは次のようになっている。ステップF1は電力指令値
KWlaを設定する。次のステップF2ではインバータ部3
の温度を読込む。そしてステップF3では後述する電力
低減値Waを設定し、ステップF4では電力指令値KWla
から電力低減値Waを引いた値を新たに電力指令値KWl
a’に設定する。次のステップF5ではランプ電圧Vla
を読込み、ステップF6では電力指令値KWlaを読込んだ
電圧値で割り、電流指令値KIlaを得る。
【0114】次に本実施形態の処理動作を図19に沿っ
て詳説する。
【0115】まず電源オンから初期設定する。そしてス
テップF1において電力指令値KWlaを設定し(定常状態
においてはほぽ一定)、次にインバータ部3の温度を読
込む(ステップF2)。
【0116】次のステップF3では、図20に示すよう
にインバータ部6の温度に対する電力低減値Waを関数
やテーブルを用いて決め、ステップF4では電力指令値
KWlaから電力低減値Waを引いた値を新たな電力指令値
KWla’として設定する(ステップF5)。図20の上部
のように調整前の電力はW0で一定であるが、上記電力
指令値KWlaから電力低減値Waを引くことにより調整後
の電力指令値KWla’に設定される。ステップF6ではラ
ンプ電圧Vlaを読込み、電力指令値KWlaをランプ電圧V
laで割ることにより電流指令値KIlaを得る。
【0117】而して以上の処理によって設定された電流
指令値KIlaを用いて、放電灯5の点灯を制御する。これ
により、定常状態で高温になりすぎ、素子の温度が上が
りすぎるのを防ぐことができる。
【0118】尚ランプ点灯までは図18の処理を用いて
も良い。
【0119】
【発明の効果】請求項1の発明は、直流電源と、該直流
電源の電圧に比較し、低い電圧から高い電圧に至る電圧
に変換して放電灯に電力を供給する電力変換部と、該電
力変換部の出力を所定値に制御する制御部と、上記電力
変換部若しくは装置周囲の温度を検出する温度検出部
と、上記放電灯とからなる放電灯点灯装置おいて、上記
制御部は、所定のランプ電力にするための電力指令値の
最大値を制限する最大電力制限手段を有し、上記温度検
出部からの温度検出値に応じて、上記最大電力制限手段
の最大電力制限値を調整するので、例えば装置の周囲温
度や電力変換部の周囲温度の上昇によってランプ電力を
低減して、内部損失を低減させ、温度上昇を緩和あるい
は低減することが可能となり、そのため装置内の回路部
品の温度ストレスを低減して、信頼性を向上させること
ができ、しかも光出力の立ち上がり時の温度上昇に対す
る保護が可能となり、さらに放電灯点灯装置の高温下に
よる使用が可能となり、また装置の小形化が可能になる
という効果がある。
【0120】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、上記最大電力制限手段が、上記温度検出部からの温
度検出値が上がると最大電力制限値を下げ、温度検出値
が下がると最大電力制限値を上げるので、上述の請求項
1の発明の効果を奏する放電灯点灯装置を提供できる。
【0121】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、上記最大電力制限手段が、上記温度検出部からの温
度検出値が所定の温度以上で、温度検出値が上がると最
大電力制限値を下げ、温度検出値が下がると最大電力制
限値を上げるので、上述の請求項1の発明の効果に加
え、特に所定温度付近まで光出力の立ち上がり特性を十
分確保できるという効果がある。
【0122】請求項4の発明は、請求項1の発明におい
て、上記最大電力制限手段が、上記温度検出部からの温
度検出値が所定の温度以上で最大電力制限値を段階的に
低減するので、請求項1の発明の効果に加え、所定温度
付近まで光出力の立ち上がり特性を十分確保できるとと
もに、簡単な構成で実現できるという効果がある。
【0123】請求項5の発明では、請求項1乃至4の何
れかの発明において、上記制御部が、所定のランプ電流
にするための電流指令値の最大値を制限する最大電流制
限手段を有し、上記温度検出部からの温度検出値に応じ
て、上記最大電流制限手段の最大電流制限値を調整する
ので、請求項1乃至4の何れかの発明の効果に加えて、
ランプ電圧が低下するなど寿命末期で劣化した放電灯に
対して放電灯及び装置を提供することができるという効
果がある。
【0124】請求項6の発明は、請求項5の発明におい
て、上記最大電流制限手段が、上記温度検出部からの温
度検出値が上がると最大電流制限値を下げ、温度検出値
が下がると最大電流制限値を上げるので、請求項5の発
明の効果を奏する放電灯を提供できる。
【0125】請求項7の発明は、請求項5の発明におい
て、上記最大電流制限手段が、上記温度検出部からの温
度検出値が所定の温度以上で、温度検出値が上がると最
大電流制限値を下げ、温度検出値が下がると最大電流制
限値を上げるので、請求項5の発明の効果に加え、特に
所定温度付近まで光出力の立ち上がり特性を十分確保で
きるという効果がある。
【0126】請求項8の発明は、請求項5の発明におい
て、上記最大電流制限手段が、上記温度検出部からの温
度検出値が所定の温度以上で最大電流制限値を段階的に
低減するので、請求項5の発明の効果に加え、特に所定
温度付近まで光出力の立ち上がり特性を十分確保できる
とともに、簡単な構成で実現できるという効果がある。
【0127】請求項9の発明では、請求項5乃至8の何
れかの発明において、上記制御部は、所定のランプ電力
にするための電力指令値を発生する電力指令値発生手段
を有し、上記温度検出部からの温度検出値に応じて、上
記電力指令値発生手段の電力指令値を調整するので、請
求項5乃至8の発明の効果に加え、光出力の立ち上が
り、時及び定常時の温度上昇に対する保護ができるとい
う効果がある。
【0128】請求項10の発明では、請求項9の発明に
おいて、上記電力指令値発生手段は、上記温度検出部か
らの温度検出値が上がると電力指令値を下げ、温度検出
値が下がると電力指令値を上げるので、請求項9の効果
を奏する放電灯点灯装置を提供することができる。
【0129】請求項11の発明では、請求項9の発明に
おいて、上記電力指令値発生手段は、上記温度検出部か
らの温度検出値が所定の温度以上で、温度検出値が上が
ると電力指令値を下げ、温度検出値が下がると電力指令
値を上げるので、また請求項12の発明では、請求項9
の発明において、上記電力指令値発生手段は、上記温度
検出部からの温度検出値が所定の温度以上で電力指令値
を段階的に低減するので、請求項9の効果に加えて、所
定の温度付近まで光出力特性を十分確保する事ができる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1の回路図である。
【図2】(a)は同上の温度検出部の一例の回路図であ
る。 (b)は同上の温度検出部の一例の出力信号の説明図で
ある。
【図3】(a)は同上の温度検出部の別の例の回路図で
ある。 (b)は同上の温度検出部の別の例の出力信号の説明図
である。
【図4】(a)は同上の温度検出部の他の例の回路図で
ある。 (b)は同上の温度検出部の他の例の出力信号の説明図
である。
【図5】同上の電力指令値の時間特性説明図である。
【図6】同上の温度による最大電力制限値の設定の説明
図である。
【図7】同上の温度による最大電力制限値の別の設定の
説明図である。
【図8】同上の温度による最大電力制限値の他の設定の
説明図である。
【図9】本発明の実施形態2の回路図である。
【図10】同上の電力指令値の時間特性説明図である。
【図11】同上の温度による最大電力制限値の設定の説
明図である。
【図12】同上の温度による最大電力制限値の別の設定
の説明図である。
【図13】同上の温度による最大電力制限値の他の設定
の説明図である。
【図14】本発明の実施形態3の回路図である。
【図15】同上の温度による最大電力制限値の設定の説
明図である。
【図16】同上の温度による最大電力制限値の別の設定
の説明図である。
【図17】同上の温度による最大電力制限値の他の設定
の説明図である。
【図18】本発明の実施形態4の処理説明用のフローチ
ャートである。
【図19】本発明の実施形態5の処理説明用のフローチ
ャートである。
【図20】同上の電力指令値の決定方法の説明図であ
る。
【図21】従来例の回路図である。
【図22】同上の動作説明図である。
【符号の説明】
1 直流電源 2 DC−DCコンバータ部 3 インバータ部 4 イグナイタ部 5 放電灯 6 制御部 61 電流検出部 62 電圧検出部 63 電流指令値演算部 64 電力指令値発生部 65 誤差アンプ 66 最大電力制限部 67 最大電流制限部 7 温度検出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3K072 AA13 AC11 BA03 CA16 EA03 EB04 GB01 5H730 AA20 AS11 FD01 FD31 FG05 XX15 XX19 XX32 XX35 XX38

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直流電源と、該直流電源の電圧に比較し、
    低い電圧から高い電圧に至る電圧に変換して放電灯に電
    力を供給する電力変換部と、該電力変換部の出力を所定
    値に制御する制御部と、上記電力変換部若しくは装置周
    囲の温度を検出する温度検出部と、上記放電灯とからな
    る放電灯点灯装置おいて、上記制御部は、所定のランプ
    電力にするための電力指令値の最大値を制限する最大電
    力制限手段を有し、上記温度検出部からの温度検出値に
    応じて、上記最大電力制限手段の最大電力制限値を調整
    することを特徴とする放電灯点灯装置。
  2. 【請求項2】上記最大電力制限手段は、上記温度検出部
    からの温度検出値が上がると最大電力制限値を下げ、温
    度検出値が下がると最大電力制限値を上げることを特徴
    とする請求項1記載の放電灯点灯装置。
  3. 【請求項3】上記最大電力制限手段は、上記温度検出部
    からの温度検出値が所定の温度以上で、温度検出値が上
    がると最大電力制限値を下げ、温度検出値が下がると最
    大電力制限値を上げることを特徴とする請求項1記載の
    放電灯点灯装置。
  4. 【請求項4】上記最大電力制限手段は、上記温度検出部
    からの温度検出値が所定の温度以上で最大電力制限値を
    段階的に低減することを特徴とする請求項1記載の放電
    灯点灯装置。
  5. 【請求項5】上記制御部は、所定のランプ電流にするた
    めの電流指令値の最大値を制限する最大電流制限手段を
    有し、上記温度検出部からの温度検出値に応じて、上記
    最大電流制限手段の最大電流制限値を調整することを特
    徴とする請求項1乃至4の何れか記載の放電灯点灯装
    置。
  6. 【請求項6】上記最大電流制限手段は、上記温度検出部
    からの温度検出値が上がると最大電流制限値を下げ、温
    度検出値が下がると最大電流制限値を上げることを特徴
    とする請求項5記載の放電灯点灯装置。
  7. 【請求項7】上記最大電流制限手段は、上記温度検出部
    からの温度検出値が所定の温度以上で、温度検出値が上
    がると最大電流制限値を下げ、温度検出値が下がると最
    大電流制限値を上げることを特徴とする請求項5記載の
    放電灯点灯装置。
  8. 【請求項8】上記最大電流制限手段は、上記温度検出部
    からの温度検出値が所定の温度以上で最大電流制限値を
    段階的に低減することを特徴とする請求項5記載の放電
    灯点灯装置。
  9. 【請求項9】上記制御部は、所定のランプ電力にするた
    めの電力指令値を発生する電力指令値発生手段を有し、
    上記温度検出部からの温度検出値に応じて、上記電力指
    令値発生手段の電力指令値を調整することを特徴とする
    請求項5乃至8の何れか記載の放電灯点灯装置。
  10. 【請求項10】上記電力指令値発生手段は、上記温度検
    出部からの温度検出値が上がると電力指令値を下げ、温
    度検出値が下がると電力指令値を上げることを特徴とす
    る請求項9記載の放電灯点灯装置。
  11. 【請求項11】上記電力指令値発生手段は、上記温度検
    出部からの温度検出値が所定の温度以上で、温度検出値
    が上がると電力指令値を下げ、温度検出値が下がると電
    力指令値を上げることを特徴とする請求項9記載の放電
    灯点灯装置。
  12. 【請求項12】上記電力指令値発生手段は、上記温度検
    出部からの温度検出値が所定の温度以上で電力指令値を
    段階的に低減することを特徴とする請求項9記載の放電
    灯点灯装置。
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