JP2002216567A - 照明装置付き操作釦を有する電子機器 - Google Patents

照明装置付き操作釦を有する電子機器

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JP2002216567A
JP2002216567A JP2001014595A JP2001014595A JP2002216567A JP 2002216567 A JP2002216567 A JP 2002216567A JP 2001014595 A JP2001014595 A JP 2001014595A JP 2001014595 A JP2001014595 A JP 2001014595A JP 2002216567 A JP2002216567 A JP 2002216567A
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JP
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light
lighting device
operation buttons
buttons
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Withdrawn
Application number
JP2001014595A
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English (en)
Inventor
Junji Matsushima
淳司 松島
Kazuhiko Kawase
和彦 川瀬
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
  • Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 各操作釦が均一な強度で照明される電子機器
を提供する。 【解決手段】 操作釦を照明するエリアを該操作釦の面
積より大きく取り、証明エリア外にタクトスイッチを設
ける構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、ビデオカ
メラなどの電子機器に用いる操作釦に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の照明装置付き操作釦構造では以下
の方法で行なっていた。
【0003】1)外観上視認出来る操作釦の投影面内に
タクトスイッチの外形の一部もしくは全部を配置し、そ
の周辺に面発光可能な照明装置を設置することで透過可
能な操作釦を全面発光もしくは遮光処理を施し必要な文
字、形状など部分的に発光させる方法。
【0004】2)操作釦の周辺に光源を設置し操作釦を
光源から光を導く部材として利用し、操作釦の表面に発
光させたい文字や形状を透過できるようにして、それ以
外は遮光することで必要な部分のみ発光させる方法(特
開2000−242193)。
【0005】3)操作釦のそれぞれに照明装置を設け、
操作された釦のみを単独に点滅または点灯させ、操作さ
れたことを表示する方法。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、各従来
例では以下の様な欠点があった。
【0007】図18、図19は、上記従来例1)の解説
図であり、図18は操作釦を正面から見た透視図で図1
9は図14のK―K断面図である。30は面発光可能な
照明装置、51はタクトスイッチ、52は操作釦、53
は50の面発光可能な照明装置の52の操作釦内での発
光範囲、54は52の操作釦を保持し51のタクトスイ
ッチを押す為の触子を有している。図18に示すよう
に、タクトスイッチ51が操作釦内にある為に面発光可
能な照明装置50の発光エリアが少なくなり、その結果
タクトスイッチ53の周辺の操作釦内での発光範囲とな
る為に均一的な発光が出来なくなる。この場合、遮光処
理を施した部分発光は可能ではあるが、操作釦の全面発
光では投影面内に発光しないタクトスイッチの範囲が存
在するので、光量不足、輝度不均一となる場合がある。
【0008】また、上記従来例2)は操作釦が光を導く
部材としている為、従来例1)と同様に遮光処理を施し
た部分発光は可能であるが、操作釦の全面発光では操作
釦の可動支持部や光源からの光の導入口周辺形状により
輝度不均一になりやすいく品位を低下させる。又、独立
した操作釦を複数発光させる場合では複数の光源が必要
になりコスト上、又はスペース的に不利になる。
【0009】また、個々に操作釦を照明する場合、操作
釦の数に応じた複数の発光手段を必要とするため、コス
トアップとなっていただけでなく、操作釦の大きさ、形
状がまちまちであった場合、それぞれの釦を均一で同じ
明るさに照明することは困難であった。
【0010】本発明は、上述した問題点を解決すること
を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、本願発明によれば、操作釦で外観上視認出来る
操作釦の表面と略同等又は同等以上の発光可能な面積を
有する照明装置を裏面に配置した操作釦を有することを
特徴とする構成とした。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面に沿って本発明
の実施の形態を説明する。
【0013】(第1の実施の形態)図1〜図5は、第1
の実施の形態の操作釦を電子機器であるビデオカメラに
搭載した際の透視図であり1はビデオカメラ本体、2は
本発明の照明装置を含む操作釦周辺の構造図であり図2
は2の拡大図で図3はその分解図である。
【0014】3は操作釦、4は操作釦の形状を延長して
デザイン的に設置した外観部材であり、操作釦3ととも
に面発光を行なうことが出来る。5はタクトスイッチ、
6はFPC(フレキシブル プリント サーキットボー
ド)で5のタクトスイッチを本体基板とを接続してい
る。7は面発光可能な照明装置で3操作釦や4外観部材
の裏面に設置される。8は6及び7を保持する押さえ部
材、9は3操作釦を保持する部材である。
【0015】照明装置7には7aの面発光エリア(導光
板)と7bの光源エリアに分かれていて、7bの光源エ
リアから出た光を7aの面発光エリアの部材に表面の凹
凸形状や反射シートなどによって7bからの光を均一に
面発光にすることが出来る。これは液晶表示装置の光源
で使われているバックライト構造と同じである。この光
源にはCFL(冷陰極管)やLED(発光ダイオード)
などがある。面発光型の照明装置にはEL素子(エレク
トロルミネセント素子)を使用することによって7a,
7bを含む照明装置全てを面発光にすることも可能であ
る。
【0016】図4は図2のD−D位置での断面図で、動
作及び構造の解説図である。図4Bは操作釦の動作前図
であり、10aが動作前の操作釦位置、11は10aの
可動支点位置で9保持部材で可動支点位置を支え操作釦
を保持する。この保持部材9とタクトスイッチ13aは
面発光エリア7aから外れた位置に設置して面発光エリ
アを確保する。図4Cは動作後の図で、12の方向から
操作すると操作釦10bが可動支点11を中心にして回
転動作を行いのタクトスイッチ13bを押す。その際保
持部材9は操作釦10bを位置10aに戻す方向に力を
与えており、12の方向の操作を終了すると位置10a
に戻ることになる。
【0017】なお、本実施の形態の操作釦は回転動作で
正位置に戻る動作を行なっているが、設計仕様によって
は操作釦を支える腕を出し、その腕の反力で正位置に戻
る構造の場合でも設定可能である。
【0018】本実施の形態の構造での操作釦は、透明も
しくは透過可能な材質を使用し、14及び15の面には
透過可能な印刷、塗装を施すことが出来、又14および
15の面は透過しない印刷、塗装を施すことも可能であ
り、その組み合わせは自由に選択することが出来る。
【0019】図5は操作釦を正面から見た図である。1
6は操作釦の外形であり17aの面発光エリアの内側に
収めることで操作釦を均一に発光させることが出来る。
【0020】(第2の実施の形態)図6は本発明の第2
の実施例であり操作釦の可動支点とタクトスイッチを同
一方向に面発光エリアの外に設置する構造である。
【0021】図6Dは操作釦の動作前図であり、17a
は動作前の操作釦位置、18は可動支点位置で20は照
明装置7及びFPC6を保持する部材で今構造では可動
支点18も保持する。可動支点18と面発光エリア7a
の間にタクトスイッチ19aを配置することで配置構成
を自由度を増すことが出来る。
【0022】図6Eは動作後の図で21の方向からの操
作を行なうと操作釦17bが可動支点18を中心にして
回転動作を行いタクトスイッチ19aを押す。その際保
持部材20は操作釦17bを位置17aに戻す方向に力
が加えられており、21の方向の操作が終了したら位置
17aに戻ることになる。
【0023】この様に面発光エリアの外に操作釦の可動
支点やタクトスイッチを設置することで操作釦の全面発
光の均一性を保つことが出来る。
【0024】図12は図13のJ−J断面図、図13は
正面図である。42は表示部材、43は表示用遮光材で
印刷、塗装やシートなどを使用する。44は照明装置で
従来の操作釦の投影面範囲より拡大していて表示用部材
42まで延長し、操作釦45と同時に図13の表示用遮
光材43によって表示46を発光させることが出来る。
このことによって操作部における表示照明の構成を簡略
化することができる。
【0025】(第3の実施の形態)図7〜図11は第3
の実施の形態の操作釦を電子機器であるビデオカメラに
搭載した際の透視図である。30はビデオカメラ本体、
31は本発明の照明装置を含む操作釦周辺の構造図であ
り、図8は操作釦周辺の構造図31の拡大図で図9はそ
の分解図である。
【0026】32は操作釦、33は面発光可能な照明装
置で32操作釦の裏面に設置され、34はタクトスイッ
チ、35はFPC(フレキシブル プリント サーキッ
トボード)で34のタクトスイッチを本体基板とを接続
している。36は33及び35、32を保持する押さえ
部材である。
【0027】照明装置33には33aの面発光エリア
(導光板)と33bの光源エリアに分かれていて33b
の光源エリアから出た光を33aの面発光エリアの部材
に表面の凹凸形状や反射シートなどによって光源エリア
33bからの光を均一に面発光にすることが出来る。こ
れは第1の実施の形態と同様である。
【0028】図10は図8のF−F位置での断面図で、
動作及び構造の解説図である。図10Gは操作釦の動作
前の図であり、37aは動作前の操作釦位置、38は3
7aの可動支点位置であり、保持部材36で可動支点位
置を支え操作釦を保持する。この可動支点38の台座と
タクトスイッチ39aは、面発光エリア33aから外れ
た位置に設置して面発光エリアを確保する。図10H
は、操作釦の動作後の図で、40の方向から操作する
と、操作釦37bが可動支点38を中心にして回転動作
を行い、タクトスイッチ39bを押す。その際、操作釦
37bのを支える腕により、その腕の反力で40の方向
の操作を終了すると37aの位置に戻ることになる。
【0029】図11は操作釦を正面から見た図である。
41は操作釦の外形であり、33aの面発光エリアの内
側に収めることで操作釦を均一に発光させることが出来
る。
【0030】(第4の実施の形態)図14は、第4の実
施の形態における操作部材を適用したビデオカメラの一
実施形態を示す側面図である。なお、図14に示す側面
図は第1の実施の形態におけるビデオカメラの側面図と
等価なものである。すなわち、第4の実施の形態におい
ても、操作釦で外観上視認出来る操作釦の表面と略同等
又は同等以上の発光可能な面積をもつ照明装置を有する
ものとする。
【0031】同図において、51はレンズであり、レン
ズ51の後端には不図示であるCCD等の撮像素子が取
り付けられており、レンズ51によって捉えられた像が
光電変換され電気信号となる。電気信号は不図示である
信号処理回路で処理され、レコーダ2によって、テープ
などに記録される。撮像素子で光電変換された電気信号
はまた、レンズ51の背面に配置されたビューファイン
ダ53によって映像として映し出され、撮影者はビュー
ファインダ53をのぞき込むことにより、撮影範囲を確
認することができる。
【0032】また撮影者は、LCDパネルユニット54
を図1の状態から、回転軸54aを中心に90度前方に
開くことにより、内側に表示される画面で撮影範囲を確
認することもできる。これら上記のパーツや信号処理回
路の載った回路基板は、外装カバー55によって保持さ
れ、守られている。外装カバー55の後端には、バッテ
リー56が着脱自在に取り付けられており、前記の各パ
ーツや信号処理回路に電力を供給する。
【0033】外装カバー55の側面、LCDパネルユニ
ット54の上部には、操作釦57A〜57Eが一列に配
置され、カメラ撮影時の各機能の選択、実行を操作釦5
7の操作で行うことができる。
【0034】このとき、操作釦57A〜57Eは光の透
過が可能な材料で作られており、ビデオカメラに電源が
入れられ、カメラ撮影の行える状態(カメラモード)
で、第1の色(例えば緑)に透過照明されている。
【0035】操作釦57A〜7Eの何れかが押された場
合、操作釦57A〜57Eは第2の色(例えば水色)に
透過照明色が変化し、撮影者は、ビデオカメラが操作さ
れたことを確実に確認することができる。
【0036】透過照明色が変化している時間は、操作釦
57が押されている間中であっても、押された後一定時
間(例えば2,3秒)であってもかまわない。
【0037】また、ビデオカメラの記録映像の再生を行
える状態(再生モード)では、操作釦57A〜57Eの
透過照明色が第3の色(例えば青)に変化するため、ビ
デオカメラの動作状態(モード)を、一目見て確認がで
きる。再生モードに於いても、操作釦57A〜57Eの
何れかが押された場合、操作釦57A〜57Eは第2の
色(例えば水色)に透過照明色が変化し、撮影者は、ビ
デオカメラが操作されたことを確実に確認することがで
きる。
【0038】また、各モードと操作釦57が操作された
ときの照明色は、撮影者の好みに合わせ予め設定するこ
とができ、省電力を考慮し操作釦57が操作されたとき
のみ、照明するよう設定することもできる。
【0039】次に本発明における操作部材の構造を、図
面を参照しながら説明する。図15は、図14の操作釦
57A〜57Eを水平方向に見た断面図である。
【0040】図15に於いて、図14の場合と同様に、
55は外装カバー、57A〜57Eは操作釦を示してい
る。
【0041】操作釦57A〜57Eのすぐ内側には、導
光板8が操作釦57A〜57Eの外装カバー5の外への
露出部全体に対する領域を覆うように配置されている。
操作釦7A〜7Eと導光板8の間には、操作釦57A〜
57Eが上下に移動可能な隙間が設けてある。
【0042】導光板8の端面8aのごく近傍には、発光
源である緑色LED59aと青色LED59bが配置さ
れており、緑色LED59aと青色LED59bからの
光束は、端面58aから導光板58内に入射し水平に進
む。導光板58内を進む光束は、導光板58の下側斜面
58bに形成された微小プリズムに反射されて上方に進
み、操作釦57A〜57Eを透過し撮影者の目に届くこ
とになる。
【0043】このとき、操作釦57Eを透過する光束
は、操作釦57Aを透過する光束に比べ導光板58内の
長い距離を進むことになるが、斜面58bに形成された
微小プリズムの大きさ、ピッチをコントロールすること
により、どちらの操作釦でも同程度の照度になるように
している。またひとつの操作釦内での照度も均一となる
よう、微小プリズムは形成されている。
【0044】図16は、図14の操作釦57A〜57E
の1つを垂直方向に見た断面図である。図15の場合と
同じく、外装カバー55の窓部から操作釦57の凸部5
7αが露出している。操作釦の下端部57βは外装カバ
ー55に内側で固定されており、凸部57αが撮影者に
よって押された場合、上端の突起部57γが内側に傾き
タクトスイッチ61を押す。タクトスイッチ61は押さ
れることにより、電気的動作をオン状態にする。
【0045】タクトスイッチ61及び導光板58は保持
板金62によって背面より保持されている。保持板金6
2は不図示ではあるが、ビス等の締結部材により外装カ
バー65の内側に固定されている。
【0046】タクトスイッチ61がオンになった場合、
不図示であるシステム制御回路に信号が伝わり、押され
た操作釦の機能を動作させるとともに、不図示の点灯制
御回路により、例えば図15に示した緑色LED59a
および青色LED59bを点灯の点灯を制御し、操作釦
を照明する色を変化させる。
【0047】図14、図15で示したように、ごく薄い
部材である導光板58によって複数の操作釦57A〜5
7Eを均一に照明することができるため、小さなスペー
ス内で操作釦が操作されたことを表示でき、装置全体を
小型にすることができる。
【0048】次に第4の実施の形態おける操作部材を適
用したビデオカメラの電気的回路構成をブロック図を用
いて説明する。
【0049】図17は第4の実施の形態の操作部材を適
用した一実施例であるビデオカメラの電気的回路構成を
示すブロック図である。
【0050】同図に於いて、被写体からの光束はレンズ
51を通って、撮像素子101の上に結像される。撮像
素子101上の像は光電変換され、電気信号となってア
ナログ処理回路102に送られる。
【0051】レンズ51はシステム制御回路108よっ
て制御される。例えば、タクトスイッチ群109によっ
て設定されたAF/マニュアルフォーカスの切り替えや
露出補正情報は、システム制御回路114よって適正な
値としてレンズ51に与えられる。
【0052】アナログ処理回路102では、撮像素子1
01からの信号が、ゲイン調整や色バランス調整が行わ
れ、A/D変換器103によってアナログ信号からデジ
タル信号に変換される。
【0053】デジタル信号に変換された映像信号は信号
処理回路104によって、デジタルビデオとして定めら
れたフォーマットの形する、圧縮等の処理が、メモリ1
05に一時的に映像信号を記録させながら行われる。そ
して、圧縮変換された映像信号は、レコーダ2上の磁気
テープに記録される。
【0054】図18は、本実施の形態の動作処理フロー
チャートである。
【0055】S101において、ビデオカメラの電源が
ONされると、S102に進み、切替スイッチ110が
撮影動作を実行するカメラモードか否か確認する。
【0056】カメラモード側に選択されている場合、シ
ステム制御回路108からの信号により点灯回路112
が動作し、緑色LED59aを点灯させる(S10
4)。すなわち、前述の図14〜図16での説明のごと
く、複数の操作釦全体を緑色に透過照明することができ
る。
【0057】S107において、カメラモードに於いて
複数の操作釦の何れかが押された場合、すなわちタクト
スイッチ群109の何れかがオン状態となった場合、S
108に進み、それに反応したシステム制御回路108
からの信号により点灯回路111が動作し、青色LED
10を点灯させる。すると、緑色LED59aと青色L
ED59bが同時に点灯することになり、合成された
色、水色に複数の操作釦全体を透過照明することにな
る。
【0058】従って、複数の操作釦の何れかが押された
場合、すべての操作釦の透過照明の色を変化させ、操作
されたことを表示することができる。
【0059】電源及びモード切替スイッチ110が再生
モード側に選択された場合、撮影者の操作するタクトス
イッチ群109からの命令に応じたシステム制御回路1
08の制御によって、レコーダ2より記録信号が読み出
され、信号処理回路104によって、メモリ108に一
時的に信号を記録させながら復調される。復調された映
像信号は、表示回路106に送られLCD107上に画
像として表示される。
【0060】S102において、再生モードの場合、電
源及びモード切替スイッチ110が再生モード側に選択
されることにより、システム制御回路108からの信号
で点灯回路111が動作し、青色LED10を点灯させ
る(S103)。すなわち、前述の図14〜図16での
説明のごとく、複数の操作釦全体が青色に透過照明され
る。
【0061】S105において、複数の操作釦の何れか
が押された場合、タクトスイッチ群109の何れかがオ
ン状態となった場合、S106に進み、それに反応した
システム制御回路108からの信号により点灯回路11
2が動作し、緑色LED59aを点灯させる。すると、
緑色LED59aと青色LED59bが同時に点灯する
ことになり、合成された色、水色に複数の操作釦全体を
透過照明することになる。
【0062】以上の説明は、2色のLEDを使って、2
色をそれぞれ点灯させるか、いずれか片方を点灯させな
いかの3色を使った表示の例を示して行ったが、2色の
LEDの発光強度を変えることにより中間色の表示も可
能である。また、3色のLEDを使えば、より多くの色
を表示することができる。
【0063】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によれば、外
観上視認出来る操作釦範囲の表面と略同等もしくは同等
以上の面発光面積をもつ照明装置を操作釦裏面に設置す
ることで、操作釦の全面均一発光が可能となる。
【0064】また、操作釦の投影面内の面発光エリアを
外した位置にタクトスイッチ及び操作釦の可動支持部を
設置することで、面発光の均一性を保つとともに複数の
独立した操作釦の全面発光においても、単一光源による
面発光が可能となりコスト的、及びスペース的に有利に
行なうことが出来ることが可能となる。
【0065】また、照明装置の発光する範囲を操作釦範
囲より拡大することで操作釦とそれ以外の表示部を同時
に発光が可能となる。
【0066】また、照明装置による面発光手段として光
源部の光を導光板構造によって行なうことで操作釦の全
面均一発光が可能となる。
【0067】また、複数の独立した操作釦を同時に発光
させることが出来ることで仕様やデザインによる操作部
の形態に関わらずに設置することが可能となる。
【0068】このことによって透過可能な印刷、塗装や
操作釦の透過材質などの組み合わせや操作釦の個数、配
列等も変えることも可能となり外観の自由度が増しデザ
イン上有効な手段となる。
【0069】また、操作釦が複数の場合にもコストの増
加を招くことなく、操作されたことを表示するようにし
た操作手段を、小さなスペース内で実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】ビデオカメラの斜視図
【図2】操作釦の構成図
【図3】操作釦の分解斜視図
【図4】操作釦の断面図
【図5】操作釦の正面図
【図6】操作釦の断面図
【図7】ビデオカメラの斜視図
【図8】操作釦の構成図
【図9】操作釦の分解斜視図
【図10】操作釦の断面図
【図11】操作釦の正面図
【図12】操作釦の断面図
【図13】操作釦の正面図
【図14】ビデオカメラの側面図
【図15】操作釦の断面図
【図16】操作釦の断面図
【図17】ビデオカメラの回路構成を示すブロック図で
ある。
【図18】操作釦を照明する光源を制御するための動作
処理フローチャート
【図19】従来例の操作釦の正面図
【図20】従来の操作ボタンの断面図
【符号の説明】
3 操作釦 5 タクトスイッチ 7 照明装置 57 操作釦 58 導光板 59 光源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5G019 AM25 AM55 CP03 CP14 JJ02 JJ09 JJ12 LL02 LL04 LL23 SK20 SY05 5G052 AA22 AA23 AA24 BB10 JA02 JA08 JB05 JB08 JC04

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作釦と、前記操作釦の裏面に配置さ
    れ、前記操作釦の外観上視認出来る表面と略同等又は同
    等以上の発光可能な面積を有する照明装置とを有するこ
    とを特徴とする電子機器。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記照明装置によっ
    て照明される範囲外に、タクトスイッチ及び前記操作釦
    を可動させるための可動支持部の少なくともいずれか1
    つを配置したことを特徴とする電子機器。
  3. 【請求項3】 請求項1において、さらに、前記照明装
    置は、前記操作釦の実行内容を示す表示部を照明するこ
    とを特徴とする電子機器。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記照明装置は、光
    源部と、前記光源からの光を均一に導くための導光板と
    を有することを特徴とする電子機器。
  5. 【請求項5】 請求項1において、前記照明装置は、複
    数の独立した操作釦を同時に照明することを特徴とする
    電子機器。
  6. 【請求項6】 請求項1において、前記照明装置は、互
    いに異なる発光色の光源部を有し、前記操作釦に対する
    押圧操作に応じて前記操作釦の発光色を異ならしめるよ
    うに制御する制御手段を有することを特徴とする電子機
    器。
  7. 【請求項7】 請求項1において、前記照明装置は、互
    いに異なる発光色の光源部を有し、撮影を実行するため
    の撮影モードと画像を再生するための再生モードとで前
    記操作釦の発光色を異ならしめるように制御する制御手
    段を有することを特徴とする電子機器。
  8. 【請求項8】 請求項6または請求項7において、前記
    照明装置は、複数の独立した操作釦を同時に照明し、前
    記制御手段は、該複数の操作釦を同一色にて表示せしめ
    ることを特徴とする電子機器。
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