JP2002216420A - データコピー装置、データコピー管理システム、及びサーバ装置 - Google Patents

データコピー装置、データコピー管理システム、及びサーバ装置

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JP2002216420A JP2001014946A JP2001014946A JP2002216420A JP 2002216420 A JP2002216420 A JP 2002216420A JP 2001014946 A JP2001014946 A JP 2001014946A JP 2001014946 A JP2001014946 A JP 2001014946A JP 2002216420 A JP2002216420 A JP 2002216420A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 著作権保護のためのコピー制限動作によっ
て、私的利用範囲内でのユーザのコンテンツデータのコ
ピー行為が制限されないようにする。 【解決手段】 データコピーに際しては、記録再生装置
の時計部が計時する現在日時と、コピー対象となるコン
テンツデータに対して設定されている著作権保護期間と
に基づいて、そのコンテンツデータについてのコピー制
限動作を決定する。また、記録再生装置が日時情報サー
バと通信を行うことで標準の日時情報を取得し、この取
得した日時情報を利用して時計部が計時する日時を修正
するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データコピーのた
めに、記録媒体に対する再生又は記録が可能とされるデ
ータコピー装置と、このデータコピー装置と通信可能に
接続されるサーバ装置と、更には、これらデータコピー
装置とサーバ装置とを通信可能に接続することでデータ
コピー制限についての管理を可能とするデータコピー管
理システムとに関連するものである。
【0002】
【従来の技術】近年においては各種のデジタルオーディ
オ機器、デジタルビデオ機器が普及してきているが、こ
れを背景として、デジタルデータのままによる記録媒体
間でのコンテンツのデータコピー、つまり、いわゆるデ
ジタルコピーが行われるようになってきている。
【0003】上記のようなデジタルコピーは、コピー元
のコンテンツのデータと比較してもコピー先の記録媒体
に記録されたデータとしては音質の劣化がほとんどない
か、若しくは非常に少ない。従って、このようなコピー
を無制限に許したとすると、常識的な個人利用の範囲を
越えた違法的なコピーが容易に行われてしまうことにな
ってしまい、著作権の保護が充分にはかれないこととな
る。そこで、現状としては上記のような違法コピーが防
止されるように、なんらかのコピー制限がかかるように
されていることが多い。一例としては、例えばSCMS
(Serial Copy Management System)という規定に従っ
て、デジタルコピーを1世代のみに限定し、2世代以降
はコピーができないようにした各種のデジタルオーディ
オ機器が知られているものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなコピー制
限規格は、或る程度は善意のユーザの個人利用の範囲で
のコピーが許容されるように考慮してはいるのである
が、それでも、ユーザの利用の態様によっては、善意の
ユーザによるデータコピーでさえも不当に制限されるよ
うな状況となる場合がある。例えば、ここにコピー制限
期間を限定してあり、その期間を経過すれば自由なコピ
ーが行えるものであると著作権者が許諾したコンテンツ
があるとする。しかし、例えば上記したSCMSの規格
に従ったもののように、コピー回数のみを基準としてい
るコピー制限規格に従ってコピーされたコンテンツの場
合には、たとえコピー制限期間が経過したとしても、自
由なコピーを行うことができないことになる。
【0005】また、近年においては、各種の異なるフォ
ーマットによる記録媒体が数多く開発され、また市場に
て競合しているような状況にあるが、係る状況の中で
は、充分に普及しなかったり、また、廃れたりするなど
して、その記録媒体を利用してライブラリを保存してお
くことに価値が無くなってくるようなことも当然起こり
得る。このような場合の対応として、これまでの古いメ
ディアにコピーして保存してあるデータを、他のより利
用性の高い記録媒体に対してコピーして保存し直すこと
が考えられるものである。しかし、コピー元のデータ
が、何らかのコピー制限がかけられたデータである場合
には、上記のようなコピーを行うことができない場合も
生じてくるものである。このようにして、現状として
は、善意のユーザであっても、適正範囲でのコピーが不
当に制限される場合があるが、このような点については
改善されることが好ましいといえる。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は上記した
課題を解決するために、データコピー装置として次のよ
うに構成する。つまり、コピー対象となるコンテンツデ
ータが記録される記録媒体について再生出力可能な再生
装置部と、コピー対象となるコンテンツデータを記録媒
体に記録可能な記録装置部の少なくとも一方を備えると
共に、現在日時を計時することのできる計時手段と、計
時手段が示す現在日時とコピー対象となるコンテンツデ
ータに対して設定されているコピー制限期間とに基づい
て、そのコンテンツデータについてのコピー制限動作を
決定する動作決定手段と、を備えていることを特徴とす
るデータコピー装置。
【0007】また、データコピー管理システムとしては
次のように構成する。つまり、本発明のデータコピー管
理装置としては、データコピー装置と、該データコピー
装置と所定の通信網を介して通信可能に接続される日時
情報サーバ装置とから成るものとされる。そしてデータ
コピー装置は、コピー対象となるコンテンツデータが記
録される記録媒体について再生出力可能な再生装置部
と、コピー対象となるコンテンツデータを記録媒体に記
録可能な記録装置部の少なくとも一方が備えられると共
に、現在日時を計時することのできる計時手段と、この
計時手段が示す日時と、コピー対象となるコンテンツデ
ータに対して設定されているコピー制限期間とに基づい
て、そのコンテンツデータについてのコピー制限動作を
決定する動作決定手段と、日時情報サーバ装置から通信
網を介して、標準日時情報を取得する情報取得手段と、
この情報取得手段により取得した標準日時情報を利用し
て上記計時手段が計時する日時を修正する修正手段とを
備える。また、日時情報サーバ装置は、現時点に対応す
る標準日時を示す標準日時情報を生成する情報生成手段
と、標準日時情報をデータコピー装置に対して通信網を
介して送信することのできる送信手段とを備えるもので
ある。
【0008】また、コピー装置としては次のように構成
する。つまり、所定の通信網を介して日時情報サーバ装
置との通信を行うことのできる通信手段と、コピー対象
となるコンテンツデータが記録される記録媒体について
再生出力可能な再生装置部と、コピー対象となるコンテ
ンツデータを記録媒体に記録可能な記録装置部の少なく
とも一方が備えられると共に、現在日時を計時すること
のできる計時手段と、計時手段が示す日時と、コピー対
象であるコンテンツデータに対して設定されているコピ
ー制限期間とに基づいて、そのコンテンツデータについ
てのコピー制限動作を決定する動作決定手段と、日時情
報サーバ装置と通信を行うことで、現時点に対応する標
準日時情報を取得する情報取得手段と、現在日時につい
て計時することのできる計時手段と、情報取得手段によ
り取得した標準日時情報を利用して上記計時手段の日時
を修正する修正手段とを備えるものである。
【0009】また、サーバ装置としては次のように構成
する。つまり、内蔵の計時手段が示す日時と、コピー対
象であるコンテンツデータに対して設定されているコピ
ー制限期間とに基づいて、コピー対象であるコンテンツ
データについてのコピー制限動作を設定することのでき
るデータコピー装置との通信を、所定の通信網を介して
行うことのできる通信手段と、データコピー装置からの
要求に応じて、標準日時情報を生成する情報生成手段
と、標準日時情報を、通信手段により、要求元のデータ
コピー装置に対して送信させる送信制御手段とを備える
こととした。
【0010】上記各構成によると、データコピー装置で
はコピー対象であるコンテンツデータに対して設定され
ているコピー制限期間と、計時手段が示す現在時間とに
基づいてコピー制限動作を決定するようにされる。これ
はつまり、コンテンツデータにコピー制限期間を設定す
ることを前提として、そのコピー制限期間の情報と、計
時手段が示す現在日時とにより、コピー制限期間を経過
しているか否かが判定され、コピー制限期間を経過して
いる場合にはコピー制限を解除してコピーが可能となる
ことを意味しているものである。
【0011】そしてまた、データコピー装置は、日時情
報サーバ装置にアクセスして標準日時情報を取得し、こ
の標準日時情報に基づいて計時手段の時間を修正するよ
うにされる。このようにすれば、計時手段としては常に
正確な日時を計時することが可能になるため、このよう
な日時に依存するコピー制限の管理について厳密性と正
確性を期することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態について
説明を行っていくこととする。図1は、本発明の実施の
形態としてのシステム構成を概念的に示している。記録
再生装置1は、本実施の形態としてのデータコピー装置
であり、所定のメディアに対応してデジタルオーディオ
データについて記録再生が可能な記録再生部が複数設け
られることで、これらの記録再生装置部の間でデータコ
ピーが可能な構成を採る。
【0013】また、記録再生装置1は、インターネット
4と接続可能とされている。そして、コンテンツサーバ
2にアクセスすることで、このコンテンツサーバ2が保
有するコンテンツである、楽曲としてのデジタルオーデ
ィオデータをダウンロードすることが可能とされてい
る。ダウンロードしたコンテンツデータは、その記録再
生装置1内の記録再生装置部によって所定のメディアに
対して記録することが可能である。
【0014】また、記録再生装置1は、日付情報サーバ
3に対するアクセスも可能とされている。日付情報サー
バ3では、現在の日付を示す日付情報を有しており、こ
れを標準の日付情報として送信可能とされている。この
日付情報が示す日付は、正確な現在時刻に基づいて得ら
れているものとされ、従って、日付情報が示す日付自体
も正確なものとされる。なお、ここでの日付情報として
は、年月日により表されているものとする。
【0015】続いて、上記したシステムを構成する各装
置(記録再生装置1、コンテンツサーバ2、日付情報サ
ーバ3)の内部構成例について説明する。ここでは、先
ず、コンテンツサーバ2から説明していくこととする。
【0016】図2のブロック図は、コンテンツサーバ2
の構成例を示している。この図に示されるコンテンツサ
ーバ2は、例えば制御部31、記憶部32、検索部3
3、暗号化処理部34、及びインターフェイス部35を
備えて構成されており、これらの各機能回路部はバスラ
インを介しての情報送受信が可能なように接続されてい
る。
【0017】制御部31は、例えばコンピュータ装置な
どを備えて構成され、コンテンツサーバ2内における各
部に対する制御及び各処理を実行する。
【0018】インターフェイス部35は、インターネッ
ト4を介して記録再生装置1と通信を行うために設けら
れる。なお、送信時の伝送プロトコルについては、独自
のものであってもよいし、又はインターネットなどで汎
用となっているTCP/IP(Transmission control pr
otocol/internet protocol )等でパケット化されてデ
ータ送信されるものであってもよい。
【0019】検索部33は、制御部31の制御によっ
て、記憶部32に記憶されているコンテンツデータのう
ちから所要のデータを検索する処理を実行するために設
けられる。或るコンテンツデータを指定して記録再生装
置1に送信する必要のある場合には、この検索部33の
処理によって、記憶部32に記憶されているデータのう
ちから、送信すべきマルチメディアファイルを検索する
ようにされる。
【0020】記憶部32は、例えば大容量の記録媒体
と、この記録媒体を駆動するためのドライバ装置等を備
えて構成され、配信用データである多数のコンテンツデ
ータが、検索部33によって検索可能な形式にデータベ
ース化されて格納されている。この場合のコンテンツデ
ータとしては、例えば楽曲としてのタイトル単位による
デジタルオーディオデータとされる。また、図示は省略
ているが、コンテンツデータのほかに、このコンテンツ
データをダウンロードするために、記録再生装置1側に
て表示出力されるべきGUI画像データとしての、例え
ばHTMLなどのマルチメディアファイルも格納されて
いる。また、この他にも、課金設定情報などのユーザ関
連データをはじめとする、配信サービスに関連する所要
の情報を格納してもよいものとされる。ここで、記憶部
32としての媒体は、現在の放送用機器に用いられる磁
気テープ等も考えられるが、ハードディスク、ICメモ
リ、光ディスク、光磁気ディスク等を採用すればランダ
ムアクセスが可能となるために、データの記憶及び呼び
出しの効率が向上して好ましい。
【0021】本実施の形態では、配信のために送信出力
するコンテンツデータについては、暗号化を施すことと
している。これによって、例えば本来はコンテンツサー
バ2の配信サービスを受けられない記録再生装置によっ
て、ダウンロードしたコンテンツデータが再生されるな
どの不正な行為が行われるのを防止しているものであ
る。
【0022】暗号化処理部34はこのために設けられ
る。暗号化処理部34では、例えば記録再生装置1から
要求されたコンテンツデータを送信する際において、記
憶部32から検索されて読み出されたコンテンツデータ
が入力される。そして、この入力されたコンテンツデー
タについて、所定の暗号化方式に従って暗号化を施すも
のである。あるいは、記憶部32に対してコンテンツデ
ータを記憶させる際において、そのコンテンツデータに
ついて暗号化処理を施すようにしてもよい。この場合に
は、配信のためにコンテンツデータを送信する際におい
て、コンテンツデータについての暗号化を施す必要がな
くなるために、コンテンツデータについての検索から送
信出力までの処理をより高速なものとすることが可能に
なる。
【0023】つまり、本実施の形態のコンテンツサーバ
2では、記録再生装置1からの楽曲タイトルを指定して
のコンテンツデータのリクエストを受信すると、指定さ
れたタイトルのコンテンツデータを記憶部32から検索
して読み出しを行う。そして、この読み出したコンテン
ツデータについて、例えばヘッダなどを付加し、必要が
あれば暗号化処理を施してダウンロード用データとして
インターフェイス部35に転送する。インターフェイス
部35では、例えばパケット化などのインターネットの
伝送プロトコルに適合したデータ形式に変換する。そし
て、インターネット4を介して、リクエストを行った記
録再生装置1のアドレスを指定して送信を行うようにさ
れる。つまり、コンテンツデータをアップロードさせ
る。このような動作は、制御部31が適宜、所要の各機
能回路部に対して所要の制御処理うを実行することで実
現される。
【0024】ここで、コンテンツサーバ2からアップロ
ードされるコンテンツデータのデータ構造例を図5に示
しておく。例えば図示するように、1つのコンテンツデ
ータは、各種の必要なヘッダ情報が格納されるヘッダエ
リアと、これに続いて、コンテンツデータとしての実体
であるデジタルオーディオデータが記録されるデータエ
リアとから成る。
【0025】ところで、コンテンツデータは、デジタル
データであり、これがダウンロードされた後において、
無制限にコピーされることは著作権の保護上好ましくな
い。そこで、本実施の形態においては、著作権保護の観
点から、コンテンツデータのコピーについて制限が与え
られるものとしている。そして、そのコピー制限として
は、著作権保護期間を設定し、この著作権保護期間内に
おいては、例えばコピーが行われないようにしたり、或
いはコピー回数を制限するようにして機器が動作するも
のとされる。また、著作権保護期間を経過すれば、例え
ばコピーの制限が解除されて、例えば自由にコピーを行
うことが可能となるものである。
【0026】このようにして、記録再生装置側において
著作権保護期間に基づいてのコピー制限の管理が行える
ようにするには、コンテンツデータごとの著作権保護期
間が記録再生装置によって認識できるようにする必要が
ある。そこで本実施の形態においては、図5に示すよう
にして、コンテンツデータのヘッダエリアの所定位置に
対して著作権保護期間情報が格納される。この著作権保
護期間情報には、そのコンテンツデータについての著作
権保護期間を示す情報が格納されている。
【0027】ここでの著作権保護期間とは、例えばダウ
ンロードによって、ユーザ側で最初に記録媒体に対して
記録が行われた年月日を起算日として、コピー制限が解
除される年月日までの期間を示している情報とされる。
このために、例えば記憶部32には、各コンテンツデー
タごとのコピー制限解除の年月日の情報を有しており、
ヘッダエリアに挿入すべき保護期間情報を生成するのに
あたっては、例えば制御部31が、このコピー制限解除
の年月日の情報と、現在の年月日とを比較することで、
その期間としての日数を求めるようにされるものであ
る。なお、コピー制限が解除される年月日は、著作権者
等の意志や、著作権保護のための所定の規定に従って定
められるものとする。また、ここでは、ヘッダエリア内
における他の詳細なデータ構造については説明を省略す
る。
【0028】図3は、日付情報サーバ3の内部構成例を
示している。日付情報サーバ3は、図示するようにし
て、制御部41、日付情報保持部42、暗号化処理部4
3、インターフェイス部44をバスラインにより接続し
て成るものとされる。
【0029】ここでも、制御部41は、コンピュータ装
置等から成り、当該日付情報サーバ3における各機能回
路部の動作制御を実行する。
【0030】また、日付情報保持部42は、現在の正確
な時刻に対応した日付を示す情報である日付を有してい
る。ここでの日付情報は前述もしたように、年月日によ
り示される。つまり、例えば現在が西暦2001年1月
10日であるとすれば、この年、月、日のそれぞれの値
を示し得る情報が格納されるものである。なお、この日
付情報は、後述するようにして、著作権に基づいてコン
テンツデータに設定されるコピー制限期間に対応してコ
ピー制限動作を決定する際にも用いられるので、真の現
在時刻にまでも対応した正確さを有する必要がある。そ
こで、例えば日付情報保持部42では、現在時刻につい
て正確に計時を行う時計を備え、この時計の計時時間を
利用した日付情報の管理を行うようにしている。例え
ば、日付情報は、午前0時を境界としての時刻の変わり
目等に対応して更新されるべきものであるが、これを上
記した時計の時刻に基づいて行えば、正確な時刻にも対
応して日付情報を更新することができる。
【0031】本実施の形態では、この日付情報サーバか
ら送信出力すべき日付情報についても暗号化を施すこと
で、正規のユーザのみが利用できるように配慮してお
り、これに対応して、暗号化処理部43が設けられてい
るものである。暗号化処理部43では、送信出力すべき
日付情報が入力されると、この日付情報について所定方
式に従っての暗号化を施すことができるようになってい
る。
【0032】インターフェイス部44は、コンテンツサ
ーバ2のインターフェイス部35と同様に、インターネ
ット4を介して記録再生装置1と通信を行うために設け
られる。
【0033】例えば、記録再生装置1からの日付情報の
要求が受信されたとすると、制御部41は、日付情報保
持部42から日付情報を読み出し、暗号化処理部43に
おいて暗号化を施す。そして、この暗号化された日付情
報をインターフェイス部44を介して、日付情報を要求
した記録再生装置のアドレスを指定して送信するように
される。
【0034】図6に、上記日付情報サーバ3から送信さ
れる日付情報のデータ構造例を示す。図示するように、
日付情報は、日付データに対してIDが付加された構造
を有する。ここでの日付データが、現在の年月日を示す
情報内容を有している。また、IDは、この日付情報が
日付情報サーバ3から送信されたものであることを保証
するものであり、特定の値を有しているものとされる。
そしてこの場合には、このようなデータ構造に対して暗
号化が施されることになる。
【0035】図4のブロック図は、記録再生装置1の内
部構成例を示している。この記録再生装置1は第1記録
再生部11及び第2記録再生部12の2つの記録再生部
を有している。これら第1記録再生部11及び第2記録
再生部12は、例えば同種類又はそれぞれ異なる種類の
記録媒体に対応して記録再生が可能な構成を有してい
る。なお、ここでは、第1記録再生部11と第2記録再
生部12との各々に対応する記録媒体は特に限定はしな
いが、例としては、圧縮オーディオデータの記録再生が
行われる光磁気ディスクであるMD(Mini Disc)をはじ
め、CDフォーマットに従った記録可能媒体であるCD
−R、CD−ROM、また、DVDフォーマットに従っ
たDVD−R、DVD−RW、DVD+RW、DVD−
RAMなどが挙げられる。更には、フラッシュメモリな
どのメモリ素子を利用した各種記録媒体などとされても
よい。或いは、ハードディスクドライブを備えた構成と
することも考えられる。また、第1記録再生部11及び
第2記録再生部12に対応する記録媒体が、記録再生装
置に対して挿脱可能ないわゆるリムーバブルメディアで
ある場合には、図示は省略するが、記録再生装置1の筐
体には、これらの記録媒体についての挿脱部が設けられ
るものである。
【0036】システムコントローラ24は、例えばマイ
クロコンピュータを備えて構成され、必要に応じて当該
記録再生装置1内部の各機能回路部に対する各種所要の
制御を実行する。また、本実施の形態システムコントロ
ーラ24としては、インターネット4との接続機能を実
現するプログラムを格納しており、このプログラムに従
って、インターネットとの通信を実現するようにされて
いる。
【0037】時計部25は、現在日時を計時するために
設けられており、日付であるところの年月日、及び時刻
についての計時を行うようにされる。ここで計時されて
いる計時時間の情報は、システムコントローラ24が取
り込むことで、表示部27に対して表示させることがで
きるようになっている。
【0038】また、この時計部25が計時する日時とし
て、その日付の情報は、後述するようにして、著作権保
護期間に基づくコピー制限動作を決定するのに用いられ
る。そのため、悪意のあるユーザによって改竄されるこ
とで、違法的なコピーが行われないことを目的として、
少なくとも、日付については、ユーザの操作部26に対
する操作によっては修正、変更はできないようにされて
いる。但し、この場合、時間、分、秒に関しては、ユー
ザの操作によって修正、変更することは可能としてい
る。
【0039】なお、本明細書においては、「日時」とい
う場合には、日付(年月日)及び時刻(時間、分、秒)
を纏めていうだけでなく、日付のみ、或いは時刻のみを
いう場合もあるものとされる。特に本実施の形態におい
ては、後述するように、日付情報を利用して著作権保護
期間に基づくコピー制限を行うが、ここでの日付も本明
細書では、「日時」であることとして扱う。
【0040】操作部26は、当該記録再生装置1の本体
に表出して設けられる各種操作子を備えて成る。そし
て、これらの操作子に対して行われた操作に応じたコマ
ンド信号をシステムコントローラ24に出力するように
される。システムコントローラ24では、このコマンド
に応じた動作が実行されるように所要の制御処理を実行
することになる。表示部27は、例えば液晶ディスプレ
イパネル等の表示デバイスを備えて成り、システムコン
トローラ24の制御によって、そのときの機器の動作に
応じた所要の内容の表示を行う。
【0041】また、本実施の形態の記録再生装置1は、
インターネットとの接続機能を有しており、これに対応
して、通信部23及び送受信情報処理部22が設けられ
る。この通信部23としては、例えばモデム等を備える
ことで、電話回線からプロバイダ等を介してインターネ
ット4との接続を可能とする構成とすることが考えられ
る。また、送受信情報処理部22は、インターネット4
から通信部23を介して送信されてきたデータを受信し
て所要の処理を実行し、例えばシステムコントローラ2
4が利用すべきデータが送信されてきたのであれば、受
信取得したデータをシステムコントローラ24に転送す
る。また、コンテンツサーバ2からダウンロードして取
得したコンテンツデータについては、スイッチ21を介
して、第1記録再生部11又は第2記録再生部12に対
して供給するようにされる。また、本実施の形態では、
コンテンツサーバ2から提供されるコンテンツデータや
日付情報サーバ3から提供される日付情報は、所定方式
に従った暗号化処理が施された形式となっているもので
あるが、このような受信情報についての暗号化を解読す
る機能も、この送受信情報処理部22が有しているもの
とされる。
【0042】ここで、記録再生装置1における記録再生
に関する機能として、インターネット4を介して、コン
テンツサーバ2にアクセスすることによって指定の楽曲
をダウンロードし、ダウンロードにより取得したオーデ
ィオデータを第1記録再生部11又は第2記録再生部1
2によって、記録媒体に記録することが挙げられる。ま
た1つには、上記第1記録再生部11及び第2記録再生
部12に装填されている記録媒体間でデータのコピーを
することが挙げられる。
【0043】ここで、記録再生装置1により、インター
ネット4を介してコンテンツサーバ2から楽曲データを
ダウンロードする際の動作としては、例えば次のように
なる。ユーザは、操作部24に対する所定操作によっ
て、インターネット4を介してコンテンツサーバ2への
接続を行うようにされる。この際、例えばユーザは、イ
ンターネットとの接続を指示すると共に、コンテンツサ
ーバ2のURL(UniformResouce Loctor)を指定する操
作を行う。この操作に応じて、システムコントローラ2
4は通信部24を制御し、インターネット4と接続し
て、コンテンツサーバ2へのアクセスを実行する。アク
セス後においては、送受信情報処理部22を介するよう
にして、コンテンツサーバ2と記録再生装置1間で情報
の送受信が行われることになるが、例えばコンテンツサ
ーバ2から転送されてくる所定の情報を利用しては、シ
ステムコントローラ24が表示部27に対して、その情
報内容に応じた内容の表示を行うようにされる。このと
きの表示画面は例えばいわゆるGUI画面とされ、ユー
ザは、このGUI画面に対してダウンロードのための操
作を行うことができるようになっている。
【0044】例えば上記のようにしてコンテンツサーバ
2と接続されると、コンテンツサーバ2からは、必要に
応じてマルチメディアファイルのデータが送信されてく
るので、記録再生装置1では、この画面データを表示部
27に対して表示させる。ユーザは、この画面を見なが
ら操作を行うことで、画面に提示されるダウンロード可
能な楽曲のタイトルリストの中から、所望のタイトルを
選択することができる。そして、選択したタイトルの送
信を要求するための所定操作をユーザが行ったとする
と、システムコントローラ24は、ユーザが選択したタ
イトルを指定した上でのダウンロードの要求を、コンテ
ンツサーバ2に対して行う。
【0045】コンテンツサーバ2では、上記したダウン
ロードの要求を受信すると前述もしたようにして、記憶
部32から指定されたタイトルのコンテンツデータを検
索して読み出し、最終的には、図5に示した構造のデー
タについて暗号化処理を施した形式で、インターネット
4を介して記録再生装置1に送信する。
【0046】このようにして記録再生装置1に送信され
てきたコンテンツデータは、通信部23を介して送受信
情報処理部22に対して転送される。送受信情報処理部
22では、例えば受信データについてのアンパケット処
理などを行いコンテンツデータを抽出する。この場合、
このコンテンツデータは暗号化が施されているので、そ
の暗号を解読する。
【0047】そして、送受信情報処理部22は、上記の
ようにして暗号化を解いたコンテンツデータ、つまりデ
ジタルオーディオデータを、記録信号処理部28に対し
て転送する。記録信号処理部28では、入力されるデジ
タルオーディオデータについて、記録媒体に記録するた
めの記録データとしてのデータ構造に変換するための信
号処理を行う。この信号処理はシステムコントローラ2
4が制御するのであるが、この結果得られるデータ構造
例を図7に示す。
【0048】図7(a)には、記録データとして、1コ
ンテンツデータについてのデータ構造が示される。この
図に示されるように、1コンテンツデータあたりの記録
データは、その先頭にヘッダエリアが配置され、これに
続けてデータエリアが配置される。ヘッダエリアには、
再生時においてシステムが必要とする所要の各種情報が
格納される。また、データエリアには、1タイトル分の
デジタルオーディオデータ、つまりコンテンツデータが
格納される。
【0049】ここでは、図7(a)に示すヘッダエリア
全体についての詳細なデータ構造についての説明は省略
するが、本実施の形態としては、少なくともヘッダエリ
アにおいては図7(b)に示す情報が格納されるものと
する。つまり、保護期間情報、保証ID、記録日付情
報、及び保護フラグの情報が必須的に格納される。これ
らの各情報は、所定サイズを有して、ヘッダエリア内の
所定位置に格納される。
【0050】保護期間情報は、図5にも示したようにし
て、コンテンツサーバ2から送信されるコンテンツデー
タに付随していたものと同じ情報内容を有している。つ
まり、このコンテンツデータについての著作権保護期間
を示すものである。
【0051】保証IDは、例えばこのコンテンツデータ
が、記録再生装置1によって適正に記録媒体に記録され
たものであることを保証するもので、例えばこの旨をシ
ステムコントローラ24が認識可能であるとされる、所
定の値を有して形成される。
【0052】記録日付情報には、現在の年月日を示す情
報が格納される。この記録日付情報は、記録時において
時計部25が計時していた年月日による日付の情報に基
づいて作成される。
【0053】保護フラグは、現記録データであるコンテ
ンツデータについてのコピー制限の設定状態を示すフラ
グとされ、ここでは1ビットが割り当てられるものとし
ている。この場合の保護フラグの定義内容は、例えば図
7(c)に示すようにして、‘0’であれば現コンテン
ツデータについてのコピーが可能であることを示し、
‘1’であれば現コンテンツデータについてのコピーは
不可、つまり禁止であることが示される。
【0054】なお、上記各情報の内容は、システムコン
トローラ24が生成を行うようにされる。そして、記録
信号処理部28に対して生成するようにされる。また、
ヘッダエリアに格納される上記各情報の配置位置などに
ついては、実際に応じて適宜変更されて構わない。
【0055】このようにして記録信号処理部28にて生
成された記録データは、スイッチ21部に対して供給さ
れる。ここで、記録データを第1記録再生部11により
記録する場合には、スイッチ部21の端子T11と端子
T12とを接続するように切り換えを行う。これによっ
て、送受信処理部22から出力される記録データは第1
記録再生部11に対して入力されることになる。そして
第1記録再生部11においては、装填されている記録媒
体に対して入力された記録データの記録を行う。一方、
記録データを第2記録再生部12により記録する場合に
は、スイッチ部21の端子T11と端子T13とを接続
させることで、記録信号処理部28から出力される記録
データを第2記録再生部12に対して入力させる。そし
て第2記録再生部12においては、装填されている記録
媒体に対して入力された記録データの記録を行うように
される。上記スイッチ部21に対する切り換え制御はシ
ステムコントローラ24によって行われる。また、スイ
ッチ部21の切り換えによって、第1記録再生部11と
第2記録再生部12との何れを選択するのかについて
は、例えば操作部26に対するユーザの操作に従うよう
にすればよい。また、例えばスイッチ部21は省略し
て、ダウンロードされたコンテンツデータは第1記録再
生部11又は第2記録再生部12の何れか一方に対して
固定的に記録されるように構成することも考えられる。
【0056】なお、第1記録再生部11に入力された記
録データは、この第1記録再生部11が対応する記録媒
体のフォーマットに適合した所要の信号処理及び変調処
理が実行される。つまり、例えば必要に応じて、データ
圧縮処理、エラー訂正符号の付加、及び記録符号化のた
めの変調処理などが実行される。
【0057】また、本実施の形態の記録再生装置1は、
インターネット4を介してダウンロードしたコンテンツ
データを記録することができるだけではなく、信号入力
処理部18を介して入力される外部オーディオ機器など
からのオーディオソースについて記録を行うことも可能
とされる。この場合の信号入力部18には、アナログオ
ーディオ入力端子19及びデジタルオーディオ入力端子
20が設けられている。アナログオーディオ入力端子1
9を介して入力されたオーディオソースであるところの
アナログオーディオ信号は、信号入力処理部18内に設
けられているとされるA/Dコンバータによりデジタル
オーディオデータに変換される。そして、記録信号処理
部28に対して入力する。記録信号処理部28では、例
えば上記したダウンロードデータの記録時の場合と同様
にして、入力されたデータを図7(a)に示す構造の記
録データに変換し、スイッチ部21に対して出力する。
【0058】また、第1記録再生部11と第2記録再生
部12は、デジタルオーディオラインDOLを介して接
続されていることで、これらの記録再生部間でのデジタ
ルデータによるコピー(ダビング)が可能とされてい
る。つまり、第1記録再生部11に装填されている記録
媒体を再生して得られるコンテンツデータとしてのデジ
タルオーディオデータを、第2記録再生部12に転送し
て、この第2記録再生部12に装填されている記録媒体
に対して記録を行うことができる。あるいは、第2記録
再生部12に装填される記録媒体を再生して得られるコ
ンテンツデータとしてのデジタルオーディオデータを、
第1記録再生部11に転送して、この第1記録再生部1
1に装填されている記録媒体に対して記録を行うことが
できる。
【0059】また、本実施の形態の記録再生装置1で
は、第1記録再生部11及び第2記録再生部12により
記録媒体から再生したオーディオデータを、音声として
出力し、また、オーディオソースとして外部オーディオ
機器に対して出力することができるようになっている。
【0060】第1記録再生部11にて記録媒体から再生
を行う場合には、スイッチ部13は端子T1と端子T2
が接続されるように切り換えが行われる。これにより、
第1記録再生部11からの再生出力データ(デジタルオ
ーディオデータ)がスイッチ部13を介して再生信号出
力処理部14に対して入力されることになる。また、第
2記録再生部12にて記録媒体から再生を行う場合に
は、スイッチ部13は端子T1と端子T3が接続される
ように切り換えが行われる。これにより、第2記録再生
部11から再生出力されるデジタルオーディオデータが
スイッチ部13を介して再生信号出力処理部14に対し
て入力される。このように、再生信号出力処理部14に
対しては、第1記録再生部11又は第2記録再生部12
からの再生出力であるデジタルオーディオデータの何れ
か一方が選択されて入力される。
【0061】再生信号信号出力処理部14では、入力さ
れたデジタルオーディオデータについて、例えば内部の
D/Aコンバータによってアナログオーディオ信号に変
換し、増幅処理を行うことで、音声としてスピーカ15
から出力させることが可能とされる。また、例えば記録
時においても、モニタ出力としてのデジタルオーディオ
データを、このスピーカ15から音声として出力させる
ことも可能とされている。また、内部のD/Aコンバー
タから出力されるアナログオーディオ信号をアナログオ
ーディオ出力端子16に供給することで、他の外部オー
ディオ機器に対してアナログのオーディオソースとして
出力することもできるようになっている。また、入力さ
れたデジタルオーディオデータを、所定の伝送フォーマ
ットに従ったデータストリームとして、デジタルオーデ
ィオ出力端子7に供給することで、外部オーディオ機器
に対してデジタルオーディオソースとして出力すること
もできるようになっている。
【0062】ここで、前述もしたように、本実施の形態
の記録再生装置1によってダウンロードされ、記録媒体
に記録されるコンテンツデータには、著作権保護情報が
付加されることによって、著作権保護期間が設定されて
いる。そして、この著作権保護期間内においては、例え
ばコピー禁止などをはじめとするなんらかのコピー制限
が与えられるものである。具体例として、或る記録媒体
Aに記録してあるダウンロードにより得たコンテンツデ
ータが記録されているものとする。そして、この記録媒
体Aを第1の記録再生部11に装填して再生して第2記
録再生部12に転送し、この第2記録再生部12に装填
されている記録媒体Bにコピーするものとする。この際
において、記録媒体Aに記録されているコピー対象のコ
ンテンツデータの著作権保護期間が未だ経過していない
とされるばあいには、記録再生装置1では、上記記録媒
体Aから記録媒体Bへのコンテンツデータのコピーを禁
止する。つまり、例えユーザが、このコンテンツデータ
についてコピーを行うための操作を行ったとしても、こ
の操作はキャンセルして、コンテンツデータのコピーは
実行しないようにされる。これに対して、記録媒体Aに
記録されているコピー対象のコンテンツデータの著作権
保護期間が既に経過している場合には、この記録媒体A
に記録されているコンテンツデータについて、記録媒体
Bへのコピーを実行するようにされる。
【0063】このようにして、本実施の形態では、著作
権保護期間に基づき、著作権保護期間が経過した後は例
えばコピーが許可されるようにするというコピー制限規
格を設け、コピーを行う装置についてもこれに対応した
動作が得られるようにされる。例えば、コピー回数のみ
に依存したコピー制限を行う場合には、そのコピー制限
期間は無期限となるので、私的利用範囲内であってもユ
ーザのコピーは不当に制限される可能性がある。これに
対して、本実施の形態では、著作権保護期間が経過しさ
えすれば、この著作権保護期間に基づいたコピー制限は
解除されるわけであるから、以降において、ユーザによ
るコピーが不当に制限されることはなくなるわけであ
る。
【0064】図8のフローチャートは、上記した著作権
保護期間に基づいたコピー制限動作を実現するためにシ
ステムコントローラ24が実行すべき処理動作を示して
いる。つまり、例えば第1記録再生部11と第2記録再
生部12との間での、或るファイル(コンテンツデー
タ)についてのオーディオデータのコピーを開始させる
場合の処理動作となる。なお、ここでは説明の便宜上、
第1記録再生部11においてコピー元の記録媒体を再生
し、第2記録再生部12においてコピー先の記録媒体に
データをコピーするものとする。
【0065】先ず、システムコントローラ24は、ステ
ップS101において、1つの指定されたファイルにつ
いてのコピー開始要求が得られるのを待機している。そ
して、例えばコピー開始のための操作が行われたり、ま
た、或るファイルについてのコピーが終了して次のファ
イルをコピーすべきタイミングとなると、コピー開始要
求が発生されて、ステップS101からステップS10
2の処理に移行する。
【0066】ステップS102においては、現在コピー
対象となっているファイルが著作権保護期間を経過して
いるか否かについて判別することを行う。このために
は、システムコントローラ24は、第1記録再生部11
において、コピー元の記録媒体からコピー対象となって
いるファイルのヘッダエリア(図7参照)の読み出しを
実行させて、このヘッダエリアの情報を取り込むように
される。そして、この取り込みを行ったヘッダエリアに
格納されている著作権保護期間情報と記録日付情報を保
持するようにされる。また、これと共に、システムコン
トローラ24は、時計部25が示している現在の年月日
の情報(現在日付情報)を取り込んで、これも保持する
ようにされる。そして、この場合には、上記のようにし
て保持している著作権保護期間情報、記録日付情報、及
び現在日付情報が示す各値に基づいて、 現在日付>記録日付+著作権保護期間(日数) が成立しているか否かについて判別する。つまり、この
場合には、現在の日付が、例えばダウンロードによって
このコピー元の記録媒体に対して記録が行われた日から
起算して著作権保護期間としての日数を経過しているか
否かを判別するものである。ここで、上記した条件が成
立しているのであれば、ステップS102としては保護
期間が経過しているとして肯定結果が得られ、ステップ
S103に進むようにされる。これに対して、上記した
条件が成立していないのであれば、ステップS102と
して、保護期間が経過してないとして否定結果が得られ
ることになるので、ステップS105の処理に進むこと
になる。
【0067】ステップS102からステップS103に
進んだ場合には、現在コピー対象となっているファイル
のヘッダエリアに記録されている保護フラグについて、
「コピー可」を示す‘0’に書き換える。これにより、
以降は、このファイルのデータについては、著作権保護
期間に基づいたコピー制限の解除されたものとなる。
【0068】そして、次のステップS104において、
コピーを開始させるための制御処理を実行する。これに
より以降は、第1記録再生部11に装填されている記録
媒体からは、コピー対象となっているファイルのデータ
が再生される。この際には図7(a)に示すデータエリ
アに格納されているデジタルオーディオデータを読み出
して再生信号処理を施すようにされる。そして、この再
生されたデータは、第2記録再生部12に対して転送さ
れ、ここに装填されている記録媒体に対して記録が行わ
れることになる。
【0069】なお、このステップS104としてのコピ
ーの開始に先だっては、例えばシステムコントローラ2
4は、ヘッダエリアに記録されている保証IDを参照す
るようにされる。そして、この保証IDの値に基づい
て、現在コピー対象となっているデータが正規のもので
あるか否かについて判別し、正規のものであるという判
別結果が得られたときにはじめて、コピー動作を開始さ
せるものである。ここで、正規のデータではないことが
判別された場合には、たとえ、このファイルについての
著作権保護期間が経過しているものであっても、コピー
動作は禁止される。このようにして、例えばデータの改
竄等による不正なコピーを防止しているものである。
【0070】また、ステップS102において否定結果
が得られた場合には、ステップS105に進んで、ヘッ
ダエリアに記録されている保護フラグについて、「コピ
ー不可」を示す‘1’に書き換える。これにより、以降
は、このファイルのデータについては、著作権保護期間
に基づいてコピーが制限されるべきものとして扱われる
ことになる。
【0071】そして、続くステップS106において、
所要のコピー制限のための制御処理を実行する。例え
ば、現在コピー対象となっているファイルについては、
コピーを行わないようにするものである。このために、
例えば第1記録再生部11から再生出力される現ファイ
ルのデータについては、第2記録再生部12において記
録媒体への記録が行われないように制御するものであ
る。或いは、そのファイルについての第1記録再生部1
1における再生動作を実行させないように制御する。こ
のようにして、著作権保護期間に基づいてのコピー制限
動作の設定が行われるものである。
【0072】ところで、コピー対象となっているファイ
ル(コンテンツデータ)が著作権保護期間を経過してい
るか否かについての判断にあたっては、ステップS10
2の処理としても説明したように、時計部25にて計時
されている現在日付としての年月日の情報が参照され
る。この時計部25にて計時される年月日については、
前述もしたようにユーザの操作によっては、変更、修正
ができないようになっているので、ユーザが不正に著作
権保護期間の経過日を早めるようなことはできない。
【0073】但し、時計部25は、電源供給を受けて計
時を行うように動作する。一般に、このような機器に搭
載される時計部は内蔵のバッテリにより駆動されて、メ
イン電源がオフとなっているときでも正確に計時が行わ
れるようにはされているのであるが、内蔵の電池が消耗
したときには、交換をしなければならないため、この交
換時に計時日時がくるうことになる。あるいは交換をし
ないままであれば、メイン電源が投入されたときにのみ
時計部が動作することになるので、この場合にも、正確
な日時を保つことができなくなる。本実施の形態の時計
部25も同様にして内蔵バッテリで駆動されるのである
が、特に本実施の形態の場合には、この時計部25で計
時される年月日が、著作権保護に基づいたコピー制限動
作の設定に利用されるため、少なくともデータのコピー
を行う際において、年月日については正確であることが
必要になる。
【0074】そこで、本実施の形態においては、例えば
内蔵のバッテリが消耗したことなどが原因となって時計
部25の計時が正確ではなくなったとされる場合には、
次のようにして、少なくとも時計部25にて計時される
年月日については、正確に修正されるようにされる。
【0075】図9のフローチャートには、上記のように
して時計部25が計時する年月日について修正を行うた
めの処理動作が示されている。このためには、記録再生
装置1と日付情報サーバ3とがインターネット4を介し
て通信を行うようにされることから、ここでは、記録再
生装置1においてシステムコントローラ24が実行する
処理と、日付情報サーバ3において制御部41が実行す
る処理とが示されている。
【0076】この処理にあたっては、先ず、ステップS
201の処理によって、記録再生装置部1側において、
日付情報サーバ3に対して日付データファイルを要求す
るための通信を行う。例えばこのステップS201の処
理は、時計部25の日付を修正するためのユーザの操作
に応じて実行されるようにしてもよいし、また、時計部
25を動作させるための内蔵のバッテリが消耗していな
いとされる場合には、メイン電源が起動されるごとに行
われるようにしてもよい。また、このステップS201
の処理を実行するのにあたっては、システムコントロー
ラ24は、通信部23を制御することで、インターネッ
ト4を介して日付情報サーバ3にアクセスする。この際
には、例えば日付情報サーバ3のURLを指定し、この
URLにアクセスさせることが行われる。日付情報サー
バ3のURLは、例えばシステムコントローラ24内の
ROMに格納しておくようにして、アクセス時において
参照するようにすればよい。あるいは、ユーザが所定操
作によって入力するようにすることも考えられる。そし
て、日付データファイル要求コマンドを発生させて、送
受信信号処理部22に対して転送し、インターネットに
適合した送信データに変換したうえで、通信部23を介
して送信を行うようにされる。
【0077】上記ステップS201の処理によって送信
された日付データファイルの要求情報は、インターネッ
ト4を介して日付情報サーバ3にて受信されることにな
る。この日付データファイルの要求情報を受信すると、
日付情報サーバ3の制御部41では、ステップS301
の処理として示すように、日付データファイルを作成す
る。つまり、日付情報保持42にて保持されている現在
の年月日を示す日付データを読み出し、IDを付加する
ことで、例えば先に図6に示した構造の日付情報を得
る。また、ここでは、このようにして得られた日付情報
について暗号化処理部43により暗号化を施すようにも
される。
【0078】そして、続くステップS302の処理によ
り、上記のようにして暗号化が施された日付情報を、イ
ンターフェイス部44からインターネット4を介して記
録再生装置1に対して送信する。
【0079】記録再生装置1では、ステップS202の
処理によって、上記のようにして送信されてきた日付情
報を受信する。そして、続くステップS203において
は、送受信情報処理部22を制御することで、受信され
た日付情報に施されている暗号化についての解読処理を
実行させる。また、続くステップS204では、日付情
報に格納されているIDを参照することで、この受信し
た日付情報が正規のものであるか否かついてのデータチ
ェックを行う。なお、この図には示されていないが、例
えばこのデータチェックにより、受信した日付情報が正
規のものでは無いという結果が得られた場合には、次の
ステップS205の処理を実行することなく、例えば表
示部27に対して警告表示を行うなどして、この図に示
す処理は終了するようにされる。
【0080】そして、データチェックにより受信した日
付情報が正規のものであるという結果が得られた場合に
は、ステップS205に進む。ステップS205におい
ては、受信した日付データに基づいて、時計部25の日
付を修正するようにしてセットを行う。
【0081】このようにして時計部25の日付が修正さ
れるようにすれば、たとえ時計部25のための内蔵バッ
テリの電力が無い状態であっても、記録再生装置1にメ
イン電源が供給されている状態では、正確な日付を保持
することができる。そして、本実施の形態としてのデー
タのコピーは、この状態で行われることとなるので、常
に正確な現在日付に基づいてのコピー制限動作が得られ
るものである。なお、例えばバッテリが消耗していると
されるような状態で電源が起動された直後など、時計部
25の日時が正しくない可能性がある状態のまま、コピ
ーを開始するための操作が行われた場合には、コピー制
限が適正に実行されないことから、この場合のコピーは
禁止することが好ましい。
【0082】また、本発明としては上記した構成に限定
されるものではなく、各種変更が可能であり、例えば上
記実施の形態として示している、記録再生装置1、コン
テンツサーバ2、日付情報サーバ3などの構成は、適宜
変更されて構わない。例えばサーバ側に関すればコンテ
ンツサーバ2及び日付情報サーバ3が統合された1つの
サーバとして構築されるようにすることも考えられる。
また、例えば、上記実施の形態においては、第1記録再
生部11と第2記録再生部12を備えた記録再生装置を
例に挙げているが、本発明としての構成は、例えば1つ
の再生装置部又は記録装置部を備えた装置に対しても適
用できる。つまり、ダビング元とされる記録媒体からコ
ンテンツデータを再生し、外部のコピー先となる記録装
置に出力するような再生装置であってもよいものであ
る。また、外部再生装置にて再生されたコンテンツデー
タを入力して、記録媒体に記録するような記録装置であ
ってもよい。また、図5〜図7に示した各情報のデータ
構造も、実際に応じて変更されるべきものである。ま
た、上記実施の形態では、現在の日付についてのみをサ
ーバ側から得た情報によって修正するものとしている
が、例えば時間単位まで、更には、分単位或いは秒単位
まで修正可能とすることも考えられるものである。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように本発明としては、例
えばデータコピーに際しては、計時手段(時計部)が計
時する現在日時と、コピー対象となるコンテンツデータ
に対して設定されているコピー制限期間(著作権保護期
間)とに基づいて、そのコンテンツデータについてのコ
ピー制限動作を決定するようにしている。これにより、
例えばコピー制限期間が経過したコンテンツデータにつ
いては、コピーが許可されるようにすることができるた
めに、例えば永久的にデータコピーが禁止されるような
コピー制限動作とする場合に比較して、私的利用範囲内
でのコピー行為が不当に制限されるような状況が生じる
のをできるだけ回避することが可能となる。また、上記
構成の下で、計時手段についての現在日時については、
ユーザ操作による修正、変更ができないようにすること
で、不正なコピーが行われるのを避けることができるも
のである。
【0084】また、本発明としては、データコピー装置
が日時情報サーバ(日時情報サーバ)と通信を行うこと
で標準日時情報を取得し、この取得した標準日時情報を
利用して計時手段が計時する日時を修正するようにされ
ている。これにより、例えばバッテリの消耗などによっ
て計時手段の計時する日時にくるいが生じたとしても、
これを正確に修正して、適切なコピー制限動作を常に実
行することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態としての記録再生装置、コ
ンテンツサーバ、日付情報サーバから成るシステム構成
例を示す概念図である。
【図2】本実施の形態のコンテンツサーバの構成例を示
すブロック図である。
【図3】本実施の形態の日付情報サーバの構成例を示す
ブロック図である。
【図4】本実施の形態の記録再生装置の構成例を示すブ
ロック図である。
【図5】記憶部に格納されるコンテンツデータの構造例
を示す説明図である。
【図6】日付情報サーバから送信される日付情報のデー
タ構造例を示す説明図である。
【図7】記録データの構造例を示す説明図である。
【図8】本実施の形態のコピー制限動作を実現するため
の処理動作を示すフローチャートである。
【図9】時計部の日付を修正するための記録再生装置と
日付情報サーバとの処理動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 記録再生装置、2 コンテンツサーバ、3 日付情
報サーバ、4 インターネット、11 第1記録再生
部、12 第2記録再生部、22 送受信情報処理部、
23 通信部、24 システムコントローラ、25 時
計部、26 操作部、27 表示部、28 記録信号処
理部、31 制御部、32 記憶部、33検索部、34
暗号化処理部、35 インターフェイス部、41 制
御部、42 日付情報保持部、43 暗号化処理部、4
4 インターフェイス部、

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コピー対象となるコンテンツデータが記
    録される記録媒体について再生出力可能な再生装置部
    と、コピー対象となるコンテンツデータを記録媒体に記
    録可能な記録装置部の少なくとも一方が備えられると共
    に、 現在日時を計時することのできる計時手段と、 上記計時手段が示す現在日時と、コピー対象となるコン
    テンツデータに対して設定されているコピー制限期間と
    に基づいて、そのコンテンツデータについてのコピー制
    限動作を決定する動作決定手段と、 を備えていることを特徴とするデータコピー装置。
  2. 【請求項2】 上記計時手段が計時する現在日時につい
    ては、外部からの操作による変更が不可とされている、
    ことを特徴とする請求項1に記載のデータコピー装置。
  3. 【請求項3】 データコピー装置と、 該データコピー装置と所定の通信網を介して通信可能に
    接続される日時情報サーバ装置とから成り、 上記データコピー装置は、 コピー対象となるコンテンツデータが記録される記録媒
    体について再生出力可能な再生装置部と、コピー対象と
    なるコンテンツデータを記録媒体に記録可能な記録装置
    部の少なくとも一方が備えられると共に、 現在日時を計時することのできる計時手段と、 上記計時手段が示す日時と、コピー対象となるコンテン
    ツデータに対して設定されているコピー制限期間とに基
    づいて、そのコンテンツデータについてのコピー制限動
    作を決定する動作決定手段と、 上記日時情報サーバ装置から上記通信網を介して、標準
    日時情報を取得する情報取得手段と、 上記情報取得手段により取得した標準日時情報を利用し
    て上記計時手段が計時する日時を修正する修正手段とを
    備え、 日時情報サーバ装置は、 現時点に対応する標準日時を示す標準日時情報を生成す
    る情報生成手段と、 上記標準日時情報を、上記データコピー装置に対して上
    記通信網を介して送信することのできる送信手段と、 を備えていることを特徴とするデータコピー管理システ
    ム。
  4. 【請求項4】 上記情報作成手段は、 上記標準日時情報について暗号化を施す暗号化処理手段
    を備え、 上記データコピー装置は、 取得した暗号化が施されている上記標準日時情報につい
    て解読を行うことのできる解読手段を備えている、 ことを特徴とする請求項3に記載のデータコピー管理シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 上記情報作成手段は、 上記標準日時情報に対して、ID情報を付加するように
    されており、 上記データコピー装置は、 取得した標準日時情報について、その標準日時情報に付
    加されている上記ID情報に基づいて、正規の情報であ
    るか否かについて判定する判定手段、 を備えていることを特徴とする請求項3に記載のデータ
    コピー管理システム。
  6. 【請求項6】 所定の通信網を介して日時情報サーバ装
    置との通信を行うことのできる通信手段と、 コピー対象となるコンテンツデータが記録される記録媒
    体について再生出力可能な再生装置部と、コピー対象と
    なるコンテンツデータを記録媒体に記録可能な記録装置
    部の少なくとも一方が備えられると共に、 現在日時を計時することのできる計時手段と、 上記計時手段が示す日時と、コピー対象であるコンテン
    ツデータに対して設定されているコピー制限期間とに基
    づいて、そのコンテンツデータについてのコピー制限動
    作を決定する動作決定手段と、 上記日時情報サーバ装置と通信を行うことで、現時点に
    対応する標準日時情報を取得する情報取得手段と、 現在日時について計時することのできる計時手段と、 上記情報取得手段により取得した標準日時情報を利用し
    て上記計時手段の日時を修正する修正手段と、 を備えていることを特徴とするデータコピー装置。
  7. 【請求項7】 取得した暗号化が施された上記標準日時
    情報について解読を行うことのできる解読手段が設けら
    れることを特徴とする請求項6に記載のデータコピー装
    置。
  8. 【請求項8】 取得した標準日時情報について、その日
    時情報に付加されている上記ID情報に基づいて、正規
    の情報であるか否かについて判定する判定手段が設けら
    れることを特徴とする請求項6に記載のデータコピー装
    置。
  9. 【請求項9】 内蔵の計時手段が示す日時と、コピー対
    象であるコンテンツデータに対して設定されているコピ
    ー制限期間とに基づいて、コピー対象であるコンテンツ
    データについてのコピー制限動作を設定することのでき
    るデータコピー装置との通信を、所定の通信網を介して
    行うことのできる通信手段と、 上記データコピー装置からの要求に応じて、標準日時情
    報を生成する情報生成手段と、 上記標準日時情報を、上記通信手段により、要求元のデ
    ータコピー装置に対して送信させる送信制御手段と、 を備えていることを特徴とするサーバ装置。
  10. 【請求項10】 上記情報作成手段は、 上記標準日時情報について暗号化を施す暗号化処理手段
    を備えていることを特徴とする請求項9に記載のサーバ
    装置。
  11. 【請求項11】 上記情報作成手段は、 上記標準日時情報に対して、ID情報を付加するように
    されていることを特徴とする請求項9に記載のサーバ装
    置。
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