JP2002216045A - 住宅資材の受発注および配送管理システム - Google Patents

住宅資材の受発注および配送管理システム

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JP2002216045A
JP2002216045A JP2001008463A JP2001008463A JP2002216045A JP 2002216045 A JP2002216045 A JP 2002216045A JP 2001008463 A JP2001008463 A JP 2001008463A JP 2001008463 A JP2001008463 A JP 2001008463A JP 2002216045 A JP2002216045 A JP 2002216045A
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JP2001008463A
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Akihira Yoshida
明平 吉田
Koji Kurakata
恒治 倉片
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コストを下げることができ、配送作業のロス
も抑制することのできるインテリア商品および/または
エクステリア商品の受発注および配送管理システムを提
供する。 【解決手段】 本発明のインテリア商品および/または
エクステリア商品の受発注および配送管理システムは、
コンピューターシステムを用いて、発注された1建築現
場で必要とされる多数のインテリア商品および/または
エクステリア商品を、複数のメーカーで製造し、この複
数のメーカーが製造したインテリア商品および/または
エクステリア商品を、その建築現場を担当する配送業者
に一端デポジットしておき、納入日ごとにインテリア商
品および/またはエクステリア商品を該建築現場に配送
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住宅資材の受発注
および配送管理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】住宅資材、特にインテリア商品および/
またはエクステリア商品は、発注から建築現場に納入さ
れるまでの間に種々の仲介者(問屋等)が介在し、最終
的には、割高なものとなっている。例えば、照明機器を
例にとってみると、インテリアコーディネータが1建築
現場について照明機器A〜Jを必要とすると、それらを
取付業者に発注する。すると、取付業者は、照明機器A
〜Jのそれぞれについて、建築現場への納入日を指定し
て問屋に発注する。問屋は、上記照明機器A〜Jを各メ
ーカー毎に種分けし、該問屋への搬入日を指定して、各
メーカーに発注する。各メーカーで出来上がった商品
は、上記搬入日までに問屋に搬入される。問屋は、この
搬入された商品を建築現場への納入日毎に分け、当該納
入日に建築現場に納入する。以上の過程によりインテリ
ア商品および/またはエクステリア商品は建築現場に納
品される。
【0003】インテリア商品においてはほぼ建築物の工
事が完了した後にしか取付工事が行えず、一方、エクス
テリア商品においては水道工事等が完了した後にしか取
付工事を行えないにもかかわらず、建築工事には遅れが
生じることがよくあり、インテリア商品および/または
エクステリア商品が建築現場に届いたにもかかわらず、
現場が受け入れ状況にないため(取付工事に移れないた
め)、これらの商品を問屋に戻さなければならないよう
な事態が度々生じていた。建築現場には、これらの商品
を保管しておく設備がないためである。出願人側の経験
による概算では、従来、ほぼ15%程度の問屋への戻し
があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、コ
ストを下げることができ、配送作業のロスも抑制するこ
とのできる住宅資材の受発注および配送管理システムを
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、本発明の
下記(1)〜(5)のいずれかの構成により解決するこ
とができる。 (1) 住宅の建築ないし改装現場で、必要とされる住
宅資材を、製造業者又は販売業者に発注し、住宅の建築
ないし改装現場に配送し、取り付け工事する住宅資材の
受発注および配送管理システムにおいて、発注者、製造
業者および/または販売業者、配送業者、および工事関
係者などとネットワークを介して接続される管理サーバ
ーを備え、発注者が発注希望の見積もり情報を表示する
手段と、住宅資材の見積もり情報をもとに発注者が発注
情報を入力する発注情報入力手段と、工事関係者が工事
計画に沿って発注された住宅資材の住宅の建築ないし改
装現場への希望納入日を指定する希望納入日入力手段
と、製造業者または販売業者、配送業者、および工事関
係者のいずれかが前記希望納入日を修正できる納入日修
正手段と、工事関係者において、配送された住宅資材に
よる取り付け工事の完了報告情報を入力する完了報告入
力手段とからなることを特徴とする住宅資材の受発注お
よび配送管理システム。 (2) 製造業者および/または販売業者に予め付与さ
れたIDコードと、発注される住宅資材の商品コードと
を記憶する商品情報記憶手段を備えることを特徴とする
上記(1)の建築資材の受発注および配送管理システ
ム。 (3) 配送された住宅資材によってなされる取り付け
工事の状況を発注者、製造業者および/または販売業
者、配送業者、工事関係者などに送信する工事情報送信
手段を備える上記(1)または(2)の住宅資材の受発
注および配送管理システム。 (4) 前記納入日修正手段により、住宅資材の納入日
を修正した場合に、予め設定され記憶された工事の前後
関係情報により、関連する住宅資材に納入日を自動的に
書き換える納入日書き換え手段を備える上記(1)〜
(3)のいずれかの住宅資材の受発注および配送管理シ
ステム。 (5) 前記住宅資材が、インテリア商品および/また
はエクステリア商品である上記(1)〜(4)のいずれ
かの住宅資材の受発注および配送管理システム。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の住宅資材の受発注および
配送管理システムは、コンピューターシステムを利用
し、住宅の建築ないし改装現場で、必要とされる住宅資
材を、製造業者又は販売業者に発注し、住宅の建築ない
し改装現場に配送し、取り付け工事する住宅資材の受発
注および配送管理システムであって、発注者、製造業者
(以下、メーカーと称する)および/または販売業者
(以下、両者を代表して、単にメーカーと称することが
ある)、配送業者、および工事関係者などとネットワー
クを介して接続される管理サーバーを備えている。ま
た、コンピューターシステムにおいては、本システムを
利用する者、例えば、お客様、インテリアコーディネー
タ、メーカー、配送業者、工事主任および取付業者等の
住宅資材の取り付け施工を行うために必要な全ての人々
に会員になってもらうことを前提として実施されるシス
テムで、下記の点を特徴とするものである。ここで、住
宅資材としては、特にインテリア商品および/またはエ
クステリア商品を挙げることができる。インテリア商品
とは、室内装飾用商品をいい、例えば、室内用照明機
器、カーテン等が挙げられる。また、エクステリア商品
とは、室外装飾用商品をいい、例えば、カーポート、フ
ェンス、ブロック、タイル等が挙げられる。以下の説明
においては、住宅資材をインテリア商品および/または
エクステリア商品であるとして説明する。
【0007】上記管理用のサーバーと、予めIDが付さ
れた発注者、メーカー、工事関係者および配送業者の端
末とがネットワークにより接続できる状態になってい
る。上記発注者としては、インテリアコーディネータを
挙げることができるが、これに限られるものではない。
また、上記工事関係者としては、インテリア商品および
/またはエクステリア商品の取付業者および工事主任等
が挙げられる。上記サーバーには、上記の他、お客様の
端末が接続できるようになっていることが好ましい。
【0008】まず、発注者において、該発注者の1建築
現場における多数のインテリア商品および/またはエク
ステリア商品の発注にあたり、発注者の端末から、発注
希望のインテリア商品および/またはエクステリア商品
の商品コード等がサーバーに送信されると、サーバー
は、それを商品情報記憶手段に照らして、見積もりを作
成し、それを発注者の端末に送信する。この見積もり
は、メーカー側が入力してもよい。この後、発注者は、
自身の端末に発注画面を表示し、上記の見積もりの情報
をもとに発注情報を入力する。この発注情報としては、
上記のインテリア商品および/またはエクステリア商品
の商品コード、現場コード(現場ID)を含む建築現場
情報等が挙げられる。これらの情報がサーバーに送信さ
れると、サーバーにおいては、発注された多数のインテ
リア商品および/またはエクステリア商品を、前記メー
カーおよび現場のIDを参照して各受注者および現場を
アンド条件としてグルーピングし記憶する。次に、工事
関係者において、前記グルーピングしたインテリア商品
および/またはエクステリア商品を呼び出し、各インテ
リア商品および/またはエクステリア商品についての前
記配送業者への希望搬入日を入力し、これらの情報がサ
ーバーに送信される。これに基づいて、サーバーにおい
ては、各メーカー端末に、前記希望搬入日を指定しての
インテリア商品および/またはエクステリア商品の発注
を行う。メーカー側で、上記希望搬入日までに、商品が
間に合わないと判断される場合には、この希望搬入日
は、メーカー側と工事関係者側で調整される。
【0009】次いで、工事関係者において、前記グルー
ピングしたインテリア商品および/またはエクステリア
商品を呼び出し、建築現場の工事の進捗状況に応じ、各
インテリア商品および/またはエクステリア商品につい
ての前記希望搬入日より遅い建築現場への希望納入日を
入力し、これらの情報がサーバーに送信される。これに
基づいて、サーバーにおいては、各搬送業者の端末に、
前記建築現場に納入すべきインテリア商品および/また
はエクステリア商品およびその希望納入日を送信するよ
うになっている。前記工事関係者の前記希望納入日は、
建築現場の工事の進捗状況に応じて修正可能となってい
る。この希望納入日の修正は、上記工事関係者の他、メ
ーカー、配送業者が行えるようになっていてもよい。サ
ーバーは、前記書き換えられた希望納入日を、逐次、各
メーカーの端末に送信するようになっている。工事関係
者においては、配送されたインテリア商品および/また
はエクステリア商品による取り付け工事が完了すると、
完了報告情報を入力し、サーバーに送信する。この完了
報告情報は、サーバーの記憶手段に記憶され、お客様、
インテリアコーディネータ、工事関係者等の閲覧に供さ
れるようになっている。以上を実施するため、本発明に
用いられるコンピューターシステムは、下記のような構
成を有していることが好ましい。
【0010】全体構成 以下、本発明における一実施形態について図面を参照し
て説明する。なお、この実施形態では、発注者がインテ
リアコーディネータであることとして説明する。図1
は、本実施形態の構成を示すブロック図である。この図
において、符号10は管理用のサーバーであり、経路制
御装置、電話回線等を経由してインターネットNETに
接続されている。符号101、102はインテリアコー
ディネータ(以下、ICと略することがある)の端末で
あり、符号103、104はメーカーの端末であり、符
号105、106は配送業者の端末であり、符号107
は取付業者の端末であり、符号108は工事主任の端末
であり、そして符号109はお客様の端末である。これ
らの各端末は、サーバー10と同様にしてインターネッ
トNETに接続されている。ここで、上記端末101〜
109は、それぞれCRTやLCD等の表示部ととも
に、キーボード(およびマウス)等の入力部を有する。
これらの端末としては、コンピューター端末の他、携帯
電話等、インターネットを介して情報のやりとりができ
るものなら、どのようなタイプの端末であってもよい。
なお、端末の数はそれぞれの業種を代表して示したもの
で、それらに限られるものでないことは勿論である。な
お、図1において、符号110は建築現場を示してい
る。
【0011】サーバーの構成 次に、図1を再び参照してサーバー10の詳細構成につ
いて説明する。図1において、符号11は制御手段であ
り、CPU等から構成され、各部の制御や、データの転
送、種々の演算、データの一時的な格納等を行う。符号
12は入力制御手段であり、インターネットNETを介
して接続された端末から入力されるデータを制御する。
符号13は出力制御手段であり、端末に出力されるデー
タを制御する。符号14〜18はいずれも記憶手段であ
り、それぞれ以下のファイルが格納、記憶されている。
【0012】まず、記憶手段14には、メインプログラ
ムが記憶されている。かかるメインプログラムは、制御
手段11において用いられるものであり、例えば、端末
の表示部に表示する案内画面自体のデータやこれらの画
面を表示させるプログラムや、後に説明する各商品の搬
入日および納入日を入力するためのプログラムや、この
入力された搬入日および納入日に基づき自動的に注文書
を作成するプログラムや、記憶手段15〜18内に記憶
されている情報から必要な情報を得るための検索用プロ
グラム{すなわち、会員登録プログラム(会員登録後の
ID/パスワードのプログラムを含む)、会員認証プロ
グラム、インテリア商品およびエクステリア商品検索プ
ログラム等}等から構成される。
【0013】記憶手段15には、インテリア商品および
エクステリア商品の商品コードとともに、その商品のメ
ーカー名、仕様データおよび価格等の商品データファイ
ルが記憶されている。
【0014】記憶手段16には、入力された会員(すな
わち上記のお客様、インテリアコーディネータ、メーカ
ー、配送業者、工事主任および取付業者等)データ、会
員登録済みデータ(会員登録後のID/パスワードのデ
ータを含む)等の会員登録データファイルが記憶されて
いる。
【0015】記憶手段17には、発注者(この例ではイ
ンテリアコーディネータ)から発注され、必要な態様で
グルーピングされたインテリア商品および/またはエク
ステリア商品群のデータを含む商品群データファイルが
記憶されている。これらの商品群は、最終的に建築現場
に配送され、取り付け施工される。上記のグルーピング
のためのプログラムは、記憶手段14に記憶されてお
り、例えば、次のような態様(キーワード・IDを用い
て)でグルーピングを行う。 インテリアコーディネータID メーカーID 配送業者ID メーカーID+配送業者への搬入日 配送業者ID+建築現場への納入日 記憶手段18には、各建築現場における建築物それ自体
の工事の進捗状況、各インテリア商品および/またはエ
クステリア商品の上記の搬入日、納入日(取り付け施工
日)等を示した工程表を含むスケジュールデータファイ
ルが記憶されている。
【0016】動作説明 端末101、102・・・は、それぞれサーバー10と
接続されて通信を行うことができるが、ここでは、説明
の便宜上、サーバー10は、IC端末101が接続され
たとして、以下説明を行う。サーバー10にIC端末1
01が接続されると、制御手段11は、この接続を入力
制御手段12を介して検知し、記憶手段14に記憶され
たメインプログラム等に従って、IC端末101を制御
し、得られた会員に関するデータや施工商品群データに
関するデータ等を記憶手段16や17に記憶し、管理す
る。
【0017】このメインプログラムの動作を図2のフロ
ーチャートを参照しつつ以下説明する。本システムでは
まず、本サービスを利用するための会員登録が必要とな
る。まず、ステップS1で、本システムを使用する者全
員に、サーバー10にアクセスしてもらい、会員登録画
面に個別情報を入力してもらいIDコード等を付与して
会員登録を行う。そして、ステップS2で、これらのI
D等の会員情報は上記記憶手段16に記憶される。な
お、新規に会員となる者についての会員登録は逐次行
う。登録されたIDコード(およびパスワード)を入力
する画面にIDコード(およびパスワード)を入力する
ことからサービスが開始される。ただしサービス内容の
メニューについては会員になる前に見ることができる。
なお、ここでは、IC端末101を用いるインテリアコ
ーディネータ1(インテリアコーディネータ自身でなく
その管理者であってもよい)にIDとしてIC1が、メ
ーカー端末1および2(符号103および104)を用
いるメーカー1および2にIDとしてMK1および2
が、配送業者端末1(符号105)を用いる配送業者に
IDとしてTR1が、取付業者端末107を用いる取付
業者にIDとしてMT1が、工事主任端末108を用い
る工事主任にIDとしてUM1が、お客様端末109を
用いるお客様にIDとしてCM1が、そして現場にID
としてPP1がそれぞれ付与されたものとする。そし
て、今、ステップS3で、インテリアコーディネータ1
(ID:IC1)から端末101を介して、メーカー1
(ID:MK1)が製造する10個の商品101から1
10、およびメーカー2(MK2)が製造する10個の
商品201から210が発注されたとして、以下説明す
る。なお、この発注は、上記のように、サーバーにて自
動的に見積もられるか、メーカー側で見積もった見積も
り情報がインテリアコーディネータIC1の端末101
が表示され、この見積もり情報に基づいて行われる。以
上の意味で、端末101が発注情報入力手段であり、そ
の表示部が見積もり情報を表示する手段である。
【0018】上記のように商品101〜110および2
01〜210が発注のため入力されると、サーバー10
は、ステップS4で、受注処理を行う。この受注処理に
おいては、商品データファイル15から上記商品を読み
出し、誤りが無いかを検討する。ここで、誤りがあった
場合には、端末101に発注商品につき、誤りがあった
旨の警報を行う。これにより、インテリアコーディネー
タ側においては、間違った商品の発注を行ってしまうこ
とが未然に防げる。また、ここで、欠品や中止品のチェ
ックも行う。この後、上記の各商品につき、誰が発注
し、どこの建築現場で、どこのメーカーの商品であるか
が分かるように、上記商品の番号に、各IDを付し、例
えば、IC1−PP1−MK1−101〜IC1−PP
1−MK1−110およびIC1−PP1−MK2−2
01〜IC1−PP1−MK2−210として、これら
のIDに基づきグルーピング(ステップS5)し、記憶
手段17に記憶しておく(ステップS6)。
【0019】このように商品の発注が行われると、次い
で、工事主任(ID:UM1)は、ステップS7で、端
末108からサーバー10にアクセスし、記憶手段18
から建築現場110(ID:PP1)の工事の工事計画
(あるいは進捗状況)を読み出すとともに、ステップS
8で、記憶手段17からこの建築現場110(ID:P
P1)に用いられる施工商品群を読み出し、ステップS
9で、配送業者を指定する(ここでは、TR1)ととも
に、ステップS10で、工事の工事計画(進捗状況)お
よび商品の種類に応じて、メーカーから配送業者への希
望搬入日、および配送業者から建築現場への希望納入日
を決定し、入力する。この意味で、工事主任の端末10
8が希望納入日入力手段といえる。例えば、商品IC1
−PP1−MK1−101〜IC1−PP1−MK1−
105については、上記希望搬入日が2001年2月1
日、希望納入日が2001年2月3日、商品IC1−P
P1−MK1−106〜IC1−PP1−MK1−11
0については、上記希望搬入日が2001年2月2日、
希望納入日が2001年2月4日が、また商品IC1−
PP1−MK2−201〜IC1−PP1−MK2−2
05については、上記希望搬入日が2001年2月1
日、希望納入日が2001年2月3日、商品IC1−P
P1−MK2−206〜IC1−PP1−MK2−21
0については、上記希望搬入日が2001年2月2日、
希望納入日が2001年2月4日がそれぞれ入力される
と、上記の記憶手段17には、ステップS11で、図3
に示したような商品群データファイルが記憶される。上
記希望搬入日および希望納入日は、ステップS12で、
スケジュールデータとして、記憶手段18内にも記憶さ
れる。以上と同時に、サーバー10においては、ステッ
プS13で、各メーカー向け注文書L1および各配送業
者向けの注文書L2を作成し、各端末に送信する。
【0020】各メーカー向け注文書L1の一例を図4に
示した。また、各配送業者向けの注文書L2の一例を図
5に示した。この注文書L2の変形を図6に示した。こ
の図6の注文書の例においては、希望納入日をリストの
中に示した。
【0021】以上のようにして、各メーカーおよび配送
業者に対しての発注が行われると、各メーカーは、上記
希望搬入日の前日(あるいはその前々日)までに商品を
揃え(できていない分については製造する)、それらの
商品を上記希望搬入日までに配送業者に搬入する。以上
により、メーカーは、ある程度の商品の受注生産が可能
となり、余分な在庫を抱える必要がなくなる。
【0022】一方、配送業者は、各メーカーから搬入さ
れてきた商品を建築現場毎、および該建築現場への納入
日毎に仕訳し、上記納入日当日(あるいは納入日前日)
に商品をトラックに積み込み、納入日当日に建築現場に
納入する。ここで、上記したように建築現場において
は、工事の遅れが生じることが避けられず、商品が納入
されても、取り付けができない場合がある。このような
場合には、建築現場まで配送してしまった商品を、再び
配送業者の所に持ち帰り保管しておかなければならない
という事態が生じてしまうことがある。
【0023】本システムでは、この問題をある程度解消
できる。主に、取付業者(ID:MT1)あるいは工事
主任は、ステップS14で、端末107からサーバー1
0にアクセスし、スケジュールデータファイル18から
建築現場110(ID:PP1)の工事の進捗状況を読
み出し、工事の遅れが確認されると、ステップS15
で、記憶手段17からこの建築現場110(ID:PP
1)に用いられる図3に示したような施工商品群データ
を読み出し、納入日(取付施工日となる)の欄の日付
を、例えばそれぞれ3日遅れの’01.02.06、’
01.02.07に修正、変更する(ステップS1
6)。あるは、予め変更納入日という欄を設けておき、
この欄に上記日付をインプットしてもよい。この変更
は、商品によって、納入日が種々あるので、例えば5日
遅れと入力すると、全ての商品についての変更した希望
納入日が自動的に計算され、それを表示するようにして
もよい。以上の意味で、取付業者の端末107等が納入
日修正手段である。サーバー10においては、このよう
に納入日が変更されると、ステップS17で、例えば図
7に示したような納入日変更願い書L3を自動的に作成
し、これを配送業者の端末105に送信するとともに、
ステップS18で、変更された日付を含む商品群データ
を記憶手段17に改めて記憶する。これにより、配送業
者は、納入日が変更されたことを知ることができるの
で、遅れた正しい日付で商品を納入することができ、無
駄がない。以上の説明では、工事の遅れを前提として、
納入日の変更を遅れ側のみについて説明したが、物理的
に許す場合には早め側に変更するようにしてもよい。こ
の場合には、通常、メーカーから配送業者への商品の搬
入日も早める側の変更が必要であると思われる。また、
以上の納入日の変更は何度行われてもよい。以上の説明
においては、現場への納入日の変更のみを説明したが、
配送業者への搬入日を変更できるようにしておいてもよ
い。これらの変更は、上記の者の他、メーカー、配送業
者が行えるようにしてもよい。
【0024】本システムにおいては、各取付業者が各商
品の取付施工を完了したときには、取付業者は、自身の
端末107で完了報告情報入力し(ステップS19)、
完了報告を行う。この完了報告情報には、例えばデジタ
ルカメラでその状態を撮影した影像、その取付施工日等
が含まれる。このように入力された完了報告情報は、ス
テップS20で、記憶手段18に記憶される。これによ
り、インテリアコーディネータ、工事主任およびお客様
は、本システムにアクセスすることにより、現場に行か
なくとも、インテリア商品および/またはエクステリア
商品の工事の進捗状況や仕上がりを把握することがで
き、効率的である。
【0025】次に、上記の説明と一部重複する部分もあ
るが、本システムを使用しての商品の実際の受発注およ
び配送管理の一例について図8のフローチャートを参照
しつつ説明する。まず、インテリアコーディネータから
注文が行われる(発注)と、メーカーは注文時点の現場
の完工日を目安に商品の在庫確保および生産調整を行っ
て商品を準備する。メーカーからこの商品の準備が完了
した旨の情報が入力されると、自動的にインテリアコー
ディネータへは、「商品をすべて確保した」旨の情報
が、工事主任へは、「○○邸に商品受注があります」旨
の情報がそれぞれ送信される。このような情報の送信が
あると、工事主任は商品に付き取付業者を指定して、そ
れを入力する。この情報は、取付業者に自動的に送信さ
れる。
【0026】一方、メーカーは、配送業者に向けて、準
備した商品を出荷し、配送業者はこれを荷受けする。こ
の後、取付業者が、希望納入日および納入先を指定入力
する(この指定入力は上記の荷受けの前に行われてもよ
い)。この入力は、工事の進捗状況にあわせて日付変更
締切日(通常、希望納入日の前日)まで、何度でも変更
することができる。上記日付変更締切日を過ぎると、配
送日が決定され、その旨は、インテリアコーディネー
タ、工事主任、配送業者に送信される。
【0027】配送業者は、上記決定された配送日に商品
を配送し、それを所定の現場に納入する。取付業者すな
わち作業者は、荷受けを行い、実際の取付施工を行う。
ここで、納入された商品につき、不良品が存在していた
場合には、取付業者は不良品の報告を行い、これに基づ
き不良品の交換・再配送・取付処理が行われる。一方、
不良品等がなく、作業が完了した場合には、取付業者に
よって完了報告がおこなわれる。この完了報告について
は、上述したので、これ以上の説明は省略する。上記の
ように、不良品の報告があると、その旨の情報がインテ
リアコーディネータ、工事主任にも自動的に送信され
る。
【0028】上記の完了報告がなされると、売上が計上
される。この売上の計上が行われると、売上物件リスト
を出力して、経理システムに引き継がれるとともに、イ
ンテリアコーディネータ、工事主任に工事が完了した旨
の情報が自動的に送信される。以上により、本システム
によれば、無駄なく効率的に住宅資材の受発注および配
送管理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインテリア商品および/またはエクス
テリア商品の受発注および配送管理システムにおける構
成の一例を示すブロック図である。
【図2】本システムにおける一工程例を示すフローチャ
ートである。
【図3】本システムの施工商品群データファイル17に
記憶される施工商品群データファイルの一例を示す図で
ある。
【図4】本システムによって作成されるメーカーへの注
文書の一例を示す図である。
【図5】本システムによって作成される配送業者への注
文書の一例を示す図である。
【図6】本システムによって作成される配送業者への注
文書の他の例を示す図である。
【図7】本システムによって作成される配送業者への納
入日変更願い書の一例を示す図である。
【図8】本システムを使用しての商品の実際の受発注お
よび配送管理の一例を説明するためのフローチャートで
ある。
【符号の簡単な説明】
10 サーバー 11 制御手段 12 入力制御手段 13 出力制御手段 14 記憶手段(メインプログラム) 15 記憶手段(商品データファイル) 16 記憶手段(会員登録データファイル) 17 記憶手段(商品群データファイル) 18 記憶手段(スケジュールデータファイル) 101 端末(インテリアコーディネータ) 102 端末(インテリアコーディネータ) 103 端末(メーカー) 104 端末(メーカー) 105 端末(配送業者) 106 端末(配送業者) 107 端末(取付業者) 108 端末(工事主任) 109 端末(お客様)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 住宅の建築ないし改装現場で、必要とさ
    れる住宅資材を、製造業者又は販売業者に発注し、住宅
    の建築ないし改装現場に配送し、取り付け工事する住宅
    資材の受発注および配送管理システムにおいて、 発注者、製造業者および/または販売業者、配送業者、
    および工事関係者などとネットワークを介して接続され
    る管理サーバーを備え、 発注者が発注希望の住宅資材の見積もり情報を表示する
    手段と、 住宅資材の見積もり情報をもとに発注者が発注情報を入
    力する発注情報入力手段と、 工事関係者が工事計画に沿って発注された住宅資材の住
    宅の建築ないし改装現場への希望納入日を指定する希望
    納入日入力手段と、 製造業者または販売業者、配送業者、および工事関係者
    のいずれかが前記希望納入日を修正できる納入日修正手
    段と、 工事関係者において、配送された住宅資材による取り付
    け工事の完了報告情報を入力する完了報告入力手段とか
    らなることを特徴とする住宅資材の受発注および配送管
    理システム。
  2. 【請求項2】 製造業者および/または販売業者に予め
    付与されたIDコードと、発注される住宅資材の商品コ
    ードとを記憶する商品情報記憶手段を備えることを特徴
    とする請求項1の建築資材の受発注および配送管理シス
    テム。
  3. 【請求項3】 配送された住宅資材によってなされる取
    り付け工事の状況を発注者、製造業者および/または販
    売業者、配送業者、工事関係者などに送信する工事情報
    送信手段を備える請求項1または2の住宅資材の受発注
    および配送管理システム。
  4. 【請求項4】 前記納入日修正手段により、住宅資材の
    納入日を修正した場合に、予め設定され記憶された工事
    の前後関係情報により、関連する住宅資材に納入日を自
    動的に書き換える納入日書き換え手段を備える請求項1
    〜3のいずれかの住宅資材の受発注および配送管理シス
    テム。
  5. 【請求項5】 前記住宅資材が、インテリア商品および
    /またはエクステリア商品である請求項1〜4のいずれ
    かの住宅資材の受発注および配送管理システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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