JP2002215397A - 端末装置へのプログラム配信システム - Google Patents

端末装置へのプログラム配信システム

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JP2002215397A
JP2002215397A JP2001008912A JP2001008912A JP2002215397A JP 2002215397 A JP2002215397 A JP 2002215397A JP 2001008912 A JP2001008912 A JP 2001008912A JP 2001008912 A JP2001008912 A JP 2001008912A JP 2002215397 A JP2002215397 A JP 2002215397A
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program
display
terminal device
event
command
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JP2001008912A
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Hiroaki Sengoku
浩明 仙石
Tatsuya Shimamoto
達也 島本
Koji Kumagai
浩二 熊谷
Hidenao Oya
英尚 大矢
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K Laboratory Co Ltd
Original Assignee
K Laboratory Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯端末上での文字列の表示・入力やアニメ
ーション・音声の再生を含むコンテンツの製作を容易化
する。 【解決手段】 プログラム蓄積手段と当該プログラムの
解読・実行手段と、表示手段とを備えた端末装置に対し
て、少なくとも所定のイベントコマンドと表示文字列と
をタグで定義することによって、前記端末装置で表示順
に段階的に再生されるイベントを表示ページ毎に管理す
るプログラムをサーバに蓄積し、前記端末装置からの要
求に応じて前記プログラムを読み出して、前記端末装置
に対して所定のプログラムとして配信し、前記端末装置
のプログラム蓄積手段にダウンロードさせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、端末装置、プログ
ラム蓄積手段を備えた携帯端末で蓄積・実行されるプロ
グラム形式に適用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】インターネットに接続可能で表示機能を
備えた携帯端末装置において、小型の表示画面に最適な
表示プログラムフォーマットとして、CHTML(Compa
ct Hyper Text Mark-up Language)が知られている。
【0003】しかし、このCHTMLは携帯端末装置の
表示機能の限界のため、文字列と静止画像とを表示する
ことしかできなかった。
【0004】そのため、携帯端末のキャリア各社は、J
avaというプログラミング言語を用いた端末仕様を提
案し、コンテンツプロバイダ各社はこのJava対応端
末に向けたコンテンツ開発を行っている。
【0005】ここで、Javaとは、1995年に米国サン
マイクロシステムズ社(SunMicrosystems)が発表したプ
ログラミング言語の名称であり、一度作成したJava
プログラムはソフトウエアとして実現される仮想コンピ
ュータ(VM:Virtual Machine)を介して、どのような
コンピュータハードウエア上でも動作するという特徴が
ある。さらに、インターネット等によるネットワーク接
続を前提としたシステムの構築が可能であり、アニメー
ションやサウンドをWEBページ上で実行できるという特
性がある。
【0006】そのため、この数年のインターネットの普
及に伴って急速に利用者が増加しているといわれてい
る。ユーザにとっても、Javaで記述された小規模な
プログラム(Javaアプレット)はパーソナルコンピ
ュータ(携帯端末)のブラウザ(表示アプリケーショ
ン)を介してダウンロードでき、前記WEBページと連動
させることができるため、コンテンツをより動的で魅力
的なものにすることができる。
【0007】ここで、キャリアの1社であるNTTドコ
モ株式会社が2000年12月に公表した自社のiモー
ド端末におけるJava端末の仕様によれば、前記サン
マイクロシステムズ社により開発された家電製品・組み
込みデバイス向けJavaプラットフォームである J2M
E(Java2 platform, Micro Edition)、CLDC(Conn
ected Limited Device Configuration)と、ユーザイン
ターフェースやHTTP通信などiモード用に作成され
たiモード拡張ライブラリ(iモード対応Javaプロ
ファイル)により構成されることが明らかになってい
る。
【0008】そして、コンテンツプロバイダのサイトか
らのJavaプログラムのダウンロードは通常のHTM
Lドキュメントと同様HTTP(Hyper Text Transfer P
rotocol)により行われ、また、端末内で起動されたJa
vaプログラムからの通信もHTTPによって行われる
仕様となっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記仕様によ
りJavaプログラムを携帯端末上で実行する場合、ア
ニメーション等のデータとJavaプログラムが一体と
なってダウンロードされるため、コンテンツ製作毎にプ
ログラミングを再度行わなければならず、たとえば、キ
ャラクタのアニメーションのみが異なるコンテンツや文
字列のみが異なるコンテンツであってもその作成に煩雑
な作業が必要であった。
【0010】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、携帯端末上での文字列の表示・入力やアニメ
ーション・音声の再生を行うコンテンツの作成が容易な
プログラム技術を実現することを技術的課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、ネットワーク
に接続可能でかつ所定のプログラム蓄積手段と当該プロ
グラムの解読・実行手段と、表示手段とを備えた端末装
置に対して、少なくとも所定のイベントコマンドと表示
文字列とをタグで定義することによって、前記端末装置
で表示順に段階的に再生されるイベントを表示ページ毎
に管理するプログラムをサーバに蓄積し、前記端末装置
からの要求に応じて前記プログラムを読み出して、前記
端末装置に対して所定のプログラムとして配信し、前記
端末装置のプログラム蓄積手段にダウンロードさせる端
末装置へのプログラム配信システムである。
【0012】ここでプログラムとしては、タグによって
コマンドを定義したソースプログラムであり、ページ毎
に表示制御が行われHTML形式に準拠した記述が可能
であるが、記述順に段階的に自律的に実行される点でH
TMLとは異なる。
【0013】たとえば、この記述中にはアニメーション
の起動コマンドを含めることができ、当該プログラムと
同時にダウンロードされ端末装置の蓄積手段に記憶され
たアニメーションデータを直接呼び出すことができる。
【0014】また、「段階的に再生される」とは、たと
えば文字列を1文字ずつ表示するような表示形態、アニ
メーションを順番に表示するような再生形態を意味す
る。
【0015】このようなプログラム形式を本発明者らは
アニメーションの円滑な起動を意識してFML(Fukuwar
ai Mark-up Language)と称呼している。
【0016】
【発明の実施の形態】
【実施例】以下、図面に基づいて、本発明の実施の形態
を説明する。
【0017】図1は、本発明の全体のシステム構成を示
すブロック図である。本発明の携帯端末は、いわゆるイ
ンターネット端末であり、ネットワーク(NW)を介し
てコンテンツ配信サーバと接続されている。
【0018】携帯端末は、スクラッチパッドと呼ばれる
メモリおよび汎用のメモリを有しており、当該メモリに
は、Javaアプリケーションプログラム(JARファ
イル)が蓄積可能となっている。ここで、当該メモリに
は、1アプリケーションあたり最大10KバイトのJA
Rファイルのダウンロードが可能となっており、各JA
Rファイルにはそれぞれ最低5Kバイトのスクラッチパ
ッドメモリが確保されるようになっている。
【0019】FMLインタプリタは、前記メモリに蓄積
されたFMLプログラムを読み込み、FMLプログラム
の記述にしたがって表示部の表示を行う実行機能部であ
り、具体的には携帯端末の中央処理装置(CPU)によ
って実現される。
【0020】このFMLインタプリタは、後述のコンテ
ンツサーバ(WWWサーバ)への初期アクセスにおいて
HTTPにより携帯端末装置にダウンロードされ起動さ
れているものである。
【0021】ネットワーク(NW)に接続されるコンテ
ンツサーバ(WWWサーバ)は、汎用のコンピュータシ
ステムで構成されており、ハードディスク装置等で構成
されるコンテンツデータベース(コンテンツDB)と変
換部とを有している。変換部はコンテンツDB内のFM
Lソースプログラムをバイナリ形式に変換する機能部で
ある。
【0022】前記コンテンツDBには、FMLソースプ
ログラムが格納されている。FMLソースプログラム
は、前記携帯端末の表示部に表示されるページ毎に記述
されている。
【0023】FMLソースプログラムは、タグによって
定義されるFMLコマンド列によって構成されている。
【0024】FMLコマンドは、たとえばアニメーショ
ンの場合、アニメーション再生を指示するコマンド
「A」と表示されるアニメーションデータの番号(たと
えば「1」)とで構成されている。
【0025】この例では、コマンドはアニメーションで
説明したが、文字列の表示、文字列の入力要求、音声再
生、別のアニメーション起動命令であってもよい。
【0026】また、アニメーションデータは、前記FM
Lソースプログラムと同様に、コンテンツDB内に格納
されており、アニメーションの再生番号順に一連のデー
タ群として存在している。また、アニメーションデータ
はその内部に座標情報と表示するイメージデータとを包
含している。したがって、座標とイメージデータとの表
示を制御することによって動的なアニメーション表示を
実現できるようになっている。
【0027】携帯端末が、Javaプログラムを起動す
ると、FMLインタプリタは、スクラッチメモリパッド
内の割り当て領域内に前記アニメーションデータが存在
しているか否かを判定する。ここで、スクラッチパッド
メモリの割り当て領域内にアニメーションデータが存在
していない場合には、基地局およびネットワーク(N
W)を介してコンテンツサーバにアクセスし、コンテン
ツDBよりスクラッチパッドメモリにアニメーションデ
ータをダウンロードする。
【0028】次に、FMLインタプリタは、メモリに格
納されているFMLプログラムを読み出す。ここで、F
MLプログラムが存在していない場合には、基地局およ
びネットワークを経由して、コンテンツサーバ内の所定
のURL(Uniform ResourceLocator)、すなわちFML
ソースプログラムが格納されたコンテンツDBのアドレ
スが指定されて、FMLソースプログラムが変換部によ
りバイナリ形式に変換されてコンテンツサーバおよびネ
ットワーク(NW)を介して前記携帯端末のメモリにダ
ウンロードされる。
【0029】次に、FMLインタプリタはメモリからF
MLプログラムを読み出して当該FMLコマンド列を順
次実行する。ここでFMLコマンド列がテキストの表示
命令である場合には、所定のテキストを表示部に表示す
る。
【0030】また、アニメーションの実行命令である場
合には、スクラッチパッドメモリをアクセスして当該F
MLプログラムに割り当てられているアニメーションデ
ータを読み出して表示部に表示する。
【0031】なお、一旦スクラッチパッドメモリにダウ
ンロードされたアニメーションデータはそのまま保持さ
れ、FMLソースプログラムにより繰り返し読み出され
る対象となる。
【0032】このように、本実施例ではFMLプログラ
ムとアニメーションデータとを分離しているため、既存
のプログラムに対して、アニメーションのみを変更した
プログラムや入力文字列のみを変更したプログラムの作
成が極めて容易となり、コンテンツ作成の労力を大幅に
低減することができる。
【0033】前記FMプログラムの実行状態を携帯端末
の表示部の表示の変化で示したものが図2乃至図4であ
る。
【0034】<EVENTSTT,1>は、イベントの開始宣言であ
り、それに続く<PAGESTT,1>はページの開始を意味して
いる。FMLインタプリタがこの<PAGESTT>タグを認識
すると表示部の表示を全てクリアして新たなページの表
示であると解釈する。
【0035】次の、<SETMODE,1,1>は表示画面の制御指
示であり、このモードでは上半分がテキスト、下半分が
アニメーションを表示するモードであることを意味して
いる。
【0036】<STRGBN,L>は、文字列の開始とそのフォン
トを指示しており、この命令の後から<STREND>の間に記
述された文字列は表示部への表示文字列であると解釈さ
れる。FMLインタプリタは、この表示文字列を検出す
ると当該文字列の先頭の文字から1文字ずつタイピング
されたように表示部に段階的に表示する。携帯端末の比
較的小さな表示部にこのように文字が段階的に表示され
ることにより、チャット等(通信表示会話)のような臨
場感を表現することができる。
【0037】<A,1>は第1のアニメーションデータを表
示することを意味している。
【0038】続く「コンニチワなの!」の文字列は表示
文字列であり、<BR>は改行コードを意味している。ま
た、<WS>は<WAIT SCROLL>の省略形であり、FMLイン
タプリタがこの文字列を読み取ると、表示部に「▼」を
表示してユーザからのボタン入力を待つ。
【0039】最後行の<PAGEEND>は当該ページの最終で
あることを意味するページ制御命令である。
【0040】図3は、ユーザからの文字列の入力を促す
命令の実行例である。
【0041】FMLインタプリタが、入力要求タグであ
る<TXTINPUT>を解読すると入力窓を表示し、ユーザから
の文字列の入力を待つ。
【0042】図4は、テキストのみを表示する画面の実
行例である。
【0043】FMLインタプリタが前面テキストモード
である<SETMODE,2,2>を読み取ると、表示部の表示画面
をテキストのみの画面として制御する。このモードを用
いることにより、小説やチャット等のように文字列のみ
を順次表示させていくことができる。
【0044】なお、FMLインタプリタは、表示部に表
示される文字列を1行毎に表示させていってもよいし、
あるいは1文字ずつタイプされていくように動的に表示
させてもよい。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、アニメーションの表示
や文字列の表示等のイベントを実現するコンテンツの製
作が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例を示すシステム構成図
【図2】 実施例のコマンド列と表示部の表示例の関係
を示す説明図(1)
【図3】 実施例のコマンド列と表示部の表示例の関係
を示す説明図(2)
【図4】 実施例のコマンド列と表示部の表示例の関係
を示す説明図(3)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 熊谷 浩二 東京都武蔵野市吉祥寺本町四丁目9番14号 シティパル吉祥寺402 株式会社ネメシ ス内 (72)発明者 大矢 英尚 東京都武蔵野市吉祥寺本町四丁目9番14号 シティパル吉祥寺402 株式会社ネメシ ス内 Fターム(参考) 5B076 BB02 BB04 BB06 BB17 5B085 BE07 BG07 CA04

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークに接続可能でかつ所定のプ
    ログラム蓄積手段と当該プログラムの解読・実行手段
    と、表示手段とを備えた端末装置に対して、 少なくとも所定のイベントコマンドと表示文字列とをタ
    グで定義することによって、前記端末装置で表示順に段
    階的に再生されるイベントを表示ページ毎に管理するプ
    ログラムをサーバに蓄積し、 前記端末装置からの要求に応じて前記プログラムを読み
    出して、前記端末装置に対して所定のプログラムとして
    配信し、前記端末装置のプログラム蓄積手段にダウンロ
    ードさせる端末装置へのプログラム配信システム。
  2. 【請求項2】 サーバからダウンロードされ蓄積手段
    と、解読・実行手段と、表示手段とを備えた端末装置に
    おいて蓄積・実行されるプログラムであって、 少なくとも所定のイベントコマンドと表示文字列とがタ
    グで定義されており、前記イベントコマンドにより呼び
    出されるイベントデータとともに前記サーバから前記蓄
    積手段に蓄積され、 前記解読・実行手段によって表示手段で段階的に表示さ
    れるイベントが表示ページ毎に管理されており、前記イ
    ベントコマンドを検出したときに前記イベントデータを
    表示ページ毎に表示順に段階的に再生する、端末装置上
    で蓄積・実行されるプログラム。
  3. 【請求項3】 前記イベントコマンドはアニメーション
    の実行命令であり、前記イベントデータはアニメーショ
    ンデータである請求項2記載のプログラム。
  4. 【請求項4】 前記イベントコマンドは、文字列の動的
    な表示命令、文字列の入力要求または音声データの再生
    命令である請求項2記載のプログラム。
JP2001008912A 2001-01-17 2001-01-17 端末装置へのプログラム配信システム Withdrawn JP2002215397A (ja)

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Effective date: 20080401