JP2002215071A - 可搬式発光表示装置とledランプ - Google Patents

可搬式発光表示装置とledランプ

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JP2002215071A
JP2002215071A JP2001014797A JP2001014797A JP2002215071A JP 2002215071 A JP2002215071 A JP 2002215071A JP 2001014797 A JP2001014797 A JP 2001014797A JP 2001014797 A JP2001014797 A JP 2001014797A JP 2002215071 A JP2002215071 A JP 2002215071A
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sheet
light emitting
led lamp
led
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JP2001014797A
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English (en)
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Kazunori Takayama
和法 高山
Sadao Kato
貞夫 加藤
Kazuyoshi Morozumi
和嘉 両角
Hiroshi Iimori
洋 飯盛
Akio Sato
明男 佐藤
Fumio Shibuya
文雄 渋谷
Yasuhiko Honma
靖彦 本間
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Kyosan Electric Manufacturing Co Ltd
Ministry of Land Infrastructure Transport and Tourism Kanto Regional Development Bureau
Japan Construction Mechanization Association
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Kyosan Electric Manufacturing Co Ltd
Ministry of Land Infrastructure Transport and Tourism Kanto Regional Development Bureau
Japan Construction Mechanization Association
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    • G09F21/048Advertisement panels on sides, front or back of vehicles
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    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
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    • G09F13/20Illuminated signs; Luminous advertising with luminescent surfaces or parts
    • G09F13/22Illuminated signs; Luminous advertising with luminescent surfaces or parts electroluminescent
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軽量で持ち運び・設置容易にして、優れた防
水性を具備する可搬式発光表示装置を提供する。 【解決手段】 折り畳み可能で防水性を具備する表面側
及び背面側のフレキシブル防水シート21、22の周囲
を接合して袋状に形成し、その表面側のフレキシブル防
水シート21に、表示内容に沿って多数のLEDランプ
4を取り付けて発光表示部3を形成し、その発光表示部
3をなすLEDランプ4の配線部46を、表面側及び背
面側のフレキシブル防水シート21、22の間に形成さ
れる前記袋状の空間内に収納してなる。具体的には、表
面側及び背面側のフレキシブル防水シート21、22
は、一辺部に沿って開閉可能に接合されている。また、
LEDランプ4は、筒形ケース43内に複数のLED素
子42が収納されたランプユニット41である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、道路上での作業現
場や工事現場等の標識として用いられる可搬式の発光表
示装置と、そのような可搬式発光表示装置に用いるに好
適なLEDランプに関する。
【0002】
【従来の技術】道路上での作業現場や工事現場におい
て、車両の運転者や歩行者に注意を促すため、作業中や
工事中であることを表す現場標識が用いられる。従来の
現場標識としては、LEDランプによる表示ユニットや
LEDランプを表示板として組み込んだ構造のものが一
般的であり、柱等の設置物に取り付け固定したり、トラ
ックの荷台上に搭載し固定していた。このように従来一
般的な発光式現場標識は、LEDランプ表示ユニットや
LEDランプを表示板として組み込んだ構造であり、頑
丈で大型のものとなっていた。また、軽量で持ち運び・
設置容易な発光式現場標識として、布状部材にLEDラ
ンプを取り付けて表示部とする提案がある(特開平11
−95703号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、現場標識は雨
雪に晒される環境におかれるものであり、布状部材に取
り付けたLEDランプの配線部が水の浸入によりショー
トしてしまう可能性が考えられる。
【0004】本発明の課題は、軽量で持ち運び・設置容
易にして、優れた防水性を具備する可搬式発光表示装置
を提供することである。また、本発明は、そのような可
搬式発光表示装置に用いるに好適なLEDランプを提供
することも課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、可搬式発光表示装置であっ
て、例えば、図1から図4に示すように、折り畳み可能
で防水性を具備する表面側及び背面側のフレキシブル防
水シート21、22の周囲を接合して袋状に形成し、表
面側のフレキシブル防水シート21に、表示内容に沿っ
て多数のLEDランプ を取り付けて発光表示部3を形
成し、前記LEDランプ4の配線部46を、表面側及び
背面側のフレキシブル防水シート21、22の間に形成
される前記袋状の空間内に収納してなることを特徴とす
る。
【0006】請求項1記載の発明によれば、フレキシブ
ル防水シートに多数のLEDランプを取り付けて発光表
示部を形成したので、発光式現場標識として軽量で容易
に持ち運び・設置できる。そして、背面側のフレキシブ
ル防水シートと周囲を接合して袋状をなす表面側のフレ
キシブル防水シートに取り付けられたLEDランプの配
線部を、表面側及び背面側のフレキシブル防水シートの
間に形成される袋状の空間内に収納したので、LEDラ
ンプの配線部を外気に晒すことなく防水できる。
【0007】ここで、フレキシブル防水シートの素材と
しては、例えば、塩化ビニル樹脂が挙げられるが、折り
畳み可能で防水性を具備するものであれば何でも良い。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の可
搬式発光表示装置であって、例えば、図3及び図4に示
すように、前記表面側及び背面側のフレキシブル防水シ
ート21、22は、一辺部に沿って開閉可能に接合され
ていることを特徴とする。
【0009】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の表面側及び背面側のフレキシブル防水シートが、一
辺部に沿って開閉可能に接合されているので、LEDラ
ンプ及びその配線部のメンテナンス作業が容易に行え
る。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1記載の可
搬式発光表示装置であって、例えば、図1及び図5に示
すように、前記LEDランプ4は、筒形ケース43内に
複数のLED素子42が収納されたランプユニット41
であることを特徴とする。
【0011】また、請求項4記載の発明は、LEDラン
プであって、例えば、図5及び図6に示すように、LE
D素子42を実装する基板44と、この基板44上に並
べて実装される複数のLED素子42と、前記基板44
及びその基板44上に並べて実装された複数のLED素
子42を収納する筒形ケース43とを備え、前記基板4
4及びその基板44上の前記複数のLED素子42を前
記筒形ケース43内に収納してシール剤45により封止
してなることを特徴とする。
【0012】請求項4記載の発明によれば、基板とその
上に並べて実装された複数のLED素子を筒形ケース内
に収納してシール剤により封止したので、シール剤封止
による防水機能に加え、筒形ケース内に並んだ複数のL
ED素子の発光による高輝度のLEDランプが得られ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態を詳細に説明する。本発明を適用した可搬式発光
表示装置の一実施の形態の構成を示す図1において、1
はコントロールボックス、2は発光表示シートである。
コントロールボックス1は、例えば、長さ1m程度の電
源ケーブル11の先端部に車両のシガープラグ差込用ジ
ャック12を備えるとともに、長さ10m程度の発光表
示シート用ケーブル13を接続する防水コネクタ14を
備えている。なお、コントロールボックス1は、バッテ
リを搭載あるいは接続したものでも良い。
【0014】発光表示シート2は、図2から図4に示す
ように、表面側シート21と背面側シート22とを周囲
で接合した袋状のものである。表面側シート21と背面
側シート22は、ともに折り畳み可能で防水性を具備す
るフレキシブル防水シートである。このフレキシブル防
水シートは、軟質塩化ビニル(PVC、例えば、製品名
PVCターポリン)製で、平織りの繊維シートに樹脂フ
ィルムを重ねて加熱・圧着した黒色のものである。すな
わち、引っ張り強度の低い樹脂フィルムの弱点を繊維シ
ートで補ったもので、耐寒性・屋外耐候性・耐炎性・耐
油性・耐引き裂き性に優れ、軽量で折り畳み収納可能な
利点も具備する。このようなフレキシブル防水シートに
よる表面側シート21と背面側シート22は、図3及び
図4に示すように、上辺部で互いに密着接合して両側辺
部が蛇腹状部23により連続し、下辺部をファスナー
(ベルクロスファスナー、より好ましくは防水ファスナ
ー)24、25で開閉可能としている。なお、ホックを
用いて開閉可能としても良い。以上の発光表示シート2
の周囲四辺部には、固定用鳩目金具26が取り付けられ
ている。
【0015】そして、表面側シート21には、発光表示
部3が設けられてその上下に反射表示部5が設けられる
とともに、下部の片隅部に取り付けた防水用鳩目金具2
7から発光表示シート用ケーブル13が外部に導出され
ている。発光表示部3は、表示内容に沿って多数のLE
Dランプ4を取り付けて形成されるもので、図示例で
は、左側から順に貼り付けた黄色の高輝度反射シートに
よる「作業中」の表示文字31、32、33の内部に沿
ってLEDランプ4が並べて取り付けられている。反射
表示部5は、発光表示部3の「作業中」の表示文字3
1、32、33の上下に並べて貼り付けた黄色の高輝度
反射シートによるゼブラマーク51により構成されてい
る。
【0016】LEDランプ4は、図5(a)及び図6
(a)に拡大して示したように、左右二個の橙色のLE
D素子42を四角形の筒形ケース(ランプケース)43
内に収納したランプユニット41である。具体的には、
黒色のポリアセタール(PO)製またはポリカーボネー
ト(PC)製の筒形ケース43内に、図5(b)と図6
(c)及び図7に示したように、基板44と、その基板
44上に並べて実装した二個のLED素子42とを収納
するとともに、封止用シール剤45を充填した防水構造
のランプユニット41を用いている。ところで、筒形ケ
ース43には雄ねじ部43aが一体成形されており、基
板44に接続したリード線46は雄ねじ部43aを通し
て外部に延びている。なお、また、雄ねじ部43a内の
リード線46の出口部分にはシリコンが充填されてい
る。また、雄ねじ部43aには、黒色のクロロプレン
(CR)製の防水ゴムパッキン48を介装してナット4
9が締め付けられる。
【0017】以上のように左右二個のLED素子42を
一組としたランプユニット41は、図5(b)及び図7
に示したように、表面側シート21に予め表示文字3
1、32、33の内部に沿って取り付けた取付用鳩目金
具28の部分にそれぞれ取り付けられる。すなわち、表
面側シート21の取付用鳩目金具28に筒形ケース43
の雄ねじ部43aを挿入し、取付用鳩目金具28の背面
に防水ゴムパッキン48を介装して雄ねじ部43aにナ
ット49を締め付けている。これにより、表面側シート
21の背面側に水が侵入しない防水構造となっている。
【0018】そして、筒形ケース43の雄ねじ部43a
の内部を通ったリード線(配線部)46は、表面側シー
ト21と背面側シート22との間の前記袋状空間に沿っ
て配設される。なお、表面側シート21の背面には、予
め表示文字31、32、33の大きさに対応する発泡ク
ッション材6が貼り付けられており、この発泡クッショ
ン材6には予め取付用鳩目金具28の位置に対応した小
穴が形成されている(図3参照)。また、発泡クッショ
ン材6の下辺部にコネクタボード7が取り付けられてい
る。このコネクタボード7には、前記発光表示シート用
ケーブル13が接続されるとともに、リード線46の先
端部に備えられたコネクタ47が接続されている。
【0019】以上において、発光表示シート2は、例え
ば、縦900mm、横1200mmあるいは1300m
m、厚さ約35mm程度の大きさで、総重量約7.7k
gとなっている。また、表示文字31、32、33の一
文字サイズは縦横とも400mm程度で、発光表示シー
ト用ケーブル13の重量は約1.3kgである。そし
て、LEDランプ4(ランプユニット41)の筒形ケー
ス43は、例えば、縦横とも20mmで、発光表示シー
ト2の表面から約15mmあるいは16mm程度突出す
る。なお、発光表示シート2において、使用電源電圧は
DC12V、DC24V、AC100Vの3種類で、最
大消費電力は約24Wである。
【0020】図8は以上の装置構成による発光表示シス
テムの電気系統を示したものである。図示例では、コン
トロールボックス1にバッテリ15を搭載あるいは接続
し、発光表示部3として、表示文字31、32、33の
内部に沿ってLEDランプ4を並べたものの他に、表示
矢印(図14参照)の内部に沿ってLEDランプ4を並
べたものを備えた場合を示している。
【0021】図9は発光表示システムのブロック構成を
示したものである。図示例では、コントロールボックス
1に、防水コネクタ14及びバッテリ15の他、表示制
御基板10、表示スイッチ16、保護用リレー基板1
7、DC−DCコンバータ18及び表示設定スイッチ1
9が設けられている。また、発光表示シート2には、
「作」の表示文字31に48個のLEDランプユニット
41による集合ランプ群4A、「業」の表示文字32に
70個のLEDランプユニット41による集合ランプ群
4B、「中」の表示文字33に43個のLEDランプユ
ニット41による集合ランプ群4Cがそれぞれ設けられ
ている。以上の集合ランプ群4A、4B、4Cは、コン
トロールボックス1の表示スイッチ16及び表示設定ス
イッチ19の操作により所望の表示モードをもって点灯
あるいは点滅動作される。
【0022】図10は発光表示シート2をトラック車両
100の荷台101後面とキャビン102後面に装備し
た一例を示したものである。この場合、発光表示シート
2は、周囲四辺部に設けた固定用鳩目金具26を利用し
て紐やロープや針金等により車体に固定され、コントロ
ールボックス1は、キャビン内に持ち込まれて、電源ケ
ーブル11の先端部のシガープラグ差込用ジャック12
がキャビン内のシガープラグに差し込まれる。なお、バ
ッテリを搭載あるいはバッテリに接続したコントロール
ボックス1を用い、キャビン内に持ち込んだり、荷台に
置いても良い。
【0023】また、図11は発光表示シート2の折り畳
み収納例を示したものである。発光表示シート2は、図
示のように、LEDランプ4が内側に入るように表示文
字(後述する表示矢印を含む)の一文字サイズに折り畳
んで、箱110に収納できる。
【0024】以上の通り、フレキシブル防水シート(表
面側シート)21にLEDランプ4を防水構造により取
り付けた発光表示シート2によれば、以下の作用効果が
得られる。 (1)フレキシブル防水シート(表面側シート)21の
表示文字31、32、33の内部に沿ってLEDランプ
4を取り付けたため、例えば、図11に示したように、
表示文字31、32、33のサイズに折り畳んで箱等に
保管できる。 (2)軽量のため、持ち運びが容易である。 (3)道路作業や災害や非常時に、例えば、図10に示
したように、夜間の視認性に優れる発光式現場標識とし
て現場で容易に目的の緊急表示が可能である。 (4)黒色の表面側シート21の発光表示部3としてL
EDランプ4を並べた背景に黄色の高輝度反射シートに
よる「作業中」の表示文字31、32、33とし、その
上下の反射表示部5として同じく黄色の高輝度反射シー
トによるゼブラマーク51としたので、昼夜を問わず高
い視認性を確保できる。 (5)車両のバッテリを含むバッテリの使用が容易であ
る。
【0025】(6)LEDランプ4の配線部46が、表
面側シート21及び背面側シート22の間に形成される
袋状の空間内に収納されているため、LEDランプ4の
配線部46を外気に晒すことなく防水できる。 (7)表面側シート21及び背面側シート22が、下辺
部に沿ってファスナー24、25により開閉可能に接合
されているため、LEDランプ4及びその配線部46の
メンテナンス作業が容易に行える。 (8)基板44上に並べて実装した二個のLED素子4
2を筒形ケース43内に収納してシール剤45により封
止したため、シール剤45の封止による防水機能に加
え、筒形ケース43内に並んだ二個のLED素子42の
発光による高輝度のLEDランプ4となっている。 (9)LEDランプ4は、筒形ケース43を有するた
め、耐高低音性能に優れ、球切れの際に交換が容易であ
り、また、二個のLED素子42を筒形ケース43内に
並べたランプユニット41を量産して発光表示シート2
に組み付けるため、生産性が高くコスト的にも有利であ
る。
【0026】次に、図12及び図13は発光表示シート
2の他の装備例を示したものである。図示例では、発光
表示部3の「作業中」の表示文字31、32、33の上
下に前述した反射表示部5(ゼブラマーク51)の無い
発光表示シート2を、金属製折り畳み式架台120に取
り付けたものとなっている。すなわち、バリケード形状
をなす金属製折り畳み式架台120の上下のパイプ12
1、122に対し、発光表示シート2の上辺部と下辺部
を固定用鳩目金具26を利用して紐や針金等により固定
する。なお、金属製折り畳み式架台120には、風によ
る倒れ防止のため、下部のサブパイプ123上にウエイ
トブロック125を載せておく。このようにバリケード
形状の金属製折り畳み式架台120に発光表示シート2
を装備した場合、バッテリを搭載あるいはバッテリに接
続したコントロールボックス1を用いる。
【0027】次に、図14は文字表示31、32、33
の両側に矢印表示34を設けた発光表示シート2の例を
示したものである。すなわち、発光表示部3の「作業
中」の表示文字31、32、33の両側方に更に、黄色
の高輝度反射シートを貼り付けて、その上に左右両方向
への矢印形状の輪郭に沿ってLEDランプ4(ランプユ
ニット41)を並べて取り付けて矢印表示34としてい
る。なお、図15は図14の発光表示シート2における
電気的接続例を破線で示したものである。図示例では、
文字表示31、32、33及びその両側の矢印表示34
の各々について、二枚の基板40を設けている。そし
て、コントロールボックス1の表示制御基板10(図9
参照)に接続される発光表示シート用ケーブル13をコ
ネクタにより基板40に接続している。また、図16は
図14の発光表示シート2の背面側の構成例を示したも
ので、背面側シート22の下辺部に沿って開閉可能部2
2aを設けたものとなっている。この開閉可能部22a
から背面側シート22を開くことで、発光表示シート2
内は、点線で示したメンテナンス用開口部20となる。
【0028】次に、図17は図14の発光表示シート2
をバルーン型バリア170に装備する一例を示すもので
ある。すなわち、図14に示した発光表示シート2の背
面側シート22の適所にベルクロスファスナーを設けて
おいて、バルーン型バリア170の表面の適所にも対応
するベルクロスファスナー171を設けておく。そし
て、バルーン型バリア170表面のベルクロスファスナ
ー171に背面側シート22のベルクロスファスナーを
合わせることで、図18に示したように、バルーン型バ
リア170に発光表示シート2を取り付ける。なお、強
風下で使用する場合、または、長時間にわたり使用する
場合は、発光表示シート2周囲四辺部の固定用鳩目金具
26を利用して紐やロープをバルーン型バリア170の
周囲に縛って強固に固定すれば良い。また、ベルクロス
ファスナーに代えて、両面テープや接着剤により発光表
示シート2をバルーン型バリア170に取り付けるよう
にしても良い。
【0029】次に、図19は他の発光表示シート2の例
と併せてトラック車両190の荷台191後面とキャビ
ン192後面に装備した例を示したものである。この場
合、図示のように、荷台191後面の発光表示シート2
は、「作業中」の表示文字の下辺部に沿って左右両側方
の矢印表示を設けたものであり、また、キャビン192
後面の発光表示シート2は、「清掃中」の表示文字の下
辺部に沿って左右両側方の矢印表示を設けたものとなっ
ている。
【0030】次に、図20は他の発光表示シート2の例
と併せて他の装備例を示したものである。すなわち、バ
リケード形状の金属製架台200の上部パイプ201
に、「土砂災害」の表示文字の下方に「通行止」の文字
表示を設けた発光表示シート2を取り付けて吊り下げた
ものである。
【0031】次に、図21は他の発光表示シート2の例
と併せて他の装備例を示したものである。図示例では、
左側のセフティーコーン210に「止」の表示文字を有
する発光表示シート2を取り付け、真ん中のセフティー
コーン210に「ま」の表示文字を有する発光表示シー
ト2を取り付けて、右側のセフティーコーン210に
「れ」の表示文字を有する発光表示シート2を取り付け
ている。この場合、発光表示シート2は、セフティーコ
ーン210の一部にベルクロスファスナーや両面テープ
や接着剤で取り付けたり、リング状にしてセフティーコ
ーン210の周囲に被せるようにしても良い。
【0032】なお、以上の実施の形態においては、道路
での現場標識としたが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、土木・建築工事や災害等の現場標識であって
も良い。また、表示内容やデザイン・大きさ等も任意で
あり、その他、具体的な細部構造等についても適宜に変
更可能であることは勿論である。
【0033】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、フレキシ
ブル防水シートに多数のLEDランプを取り付けて発光
表示部を形成したため、発光式現場標識として軽量で容
易に持ち運び・設置できる。そして、特に、表面側フレ
キシブル防水シートに取り付けられたLEDランプの配
線部を、背面側フレキシブル防水シートと間の袋状空間
内に収納したため、LEDランプの配線部を外気に晒す
ことなく防水できるといった利点が得られる。
【0034】請求項2記載の発明によれば、表裏のフレ
キシブル防水シートを一辺部に沿って開閉可能に接合し
たため、請求項1記載の発明により得られる効果に加
え、LEDランプ及びその配線部のメンテナンス作業が
容易に行えるといった利点が得られる。
【0035】また、請求項4記載の発明によれば、基板
上に並べた複数のLED素子を筒形ケース内に収納して
シール剤により封止したため、シール剤封止による防水
機能に加え、筒形ケース内に並んだ複数のLED素子の
発光による高輝度のLEDランプが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した可搬式発光表示装置の一実施
の形態の構成を示す概略正面図である。
【図2】図1の発光表示シートの概略側面図である。
【図3】図1の発光表示シートを背面側から部分的に開
いて袋状空間内を示した状態の概略斜視図である。
【図4】図2の表面側シートに対し背面側シートを開い
た状態を反対側から示した概略斜視図である。
【図5】図1の発光表示部を拡大して示すもので、LE
Dランプ部分の正面図(a)とその縦断側面図(b)で
ある。
【図6】図5のLEDランプを更に拡大して示すもの
で、正面図(a)と側面図(b)及び横断平面図(c)
である。
【図7】図6のLEDランプの発光表示シートへの取付
構造を示す横断平面図である。
【図8】発光表示システムの電気系統図である。
【図9】発光表示システムのブロック構成図である。
【図10】図1の発光表示シートを車両に装備した一例
を示した概略斜視図である。
【図11】発光表示シートの折り畳み収納例を示した概
略斜視図である。
【図12】図1の発光表示シートの他の装備例を示した
概略正面図である。
【図13】図12の発光表示シート装備例の概略側面図
である。
【図14】文字表示の両側に矢印表示を設けた発光表示
シートの例を示した概略正面図である。
【図15】図14の発光表示シートにおける電気的接続
例を破線で示した概略正面図である。
【図16】図14の発光表示シートの背面側の構成例を
示した概略背面図である。
【図17】図1の発光表示シートをバルーン型バリアに
装備する一例を示す概略斜視図である。
【図18】図17のバルーン型バリアへ発光表示シート
装備状態を示した概略正面図(a)とその要部側面図
(b)である。
【図19】他の発光表示シート例と併せて車両へ装備し
た例を示した概略斜視図である。
【図20】他の発光表示シート例と併せて他の装備例を
示した概略斜視図である。
【図21】他の発光表示シート例と併せて他の装備例を
示した概略正面図である。
【符号の説明】
1 コントロールボックス 11 電源ケーブル 12 シガープラグ差込用ジャック 13 発光表示シート用ケーブル 14 防水コネクタ 2 発光表示シート 21 表面側シート(フレキシブル防水シート) 22 背面側シート(フレキシブル防水シート) 23 蛇腹状部 24、25 ファスナー 26 固定用鳩目金具 27 防水用鳩目金具 28 取付用鳩目金具 3 発光表示部 31、32、33 表示文字 4 LEDランプ 41 ランプユニット 42 LED素子 43 ランプケース(筒形ケース) 43a 雄ねじ部 44 基板 45 シール剤 46 リード線(配線部) 47 コネクタ 48 防水ゴムパッキン 49 ナット 5 反射表示部 51 ゼブラマーク 6 発泡クッション材 7 コネクタボード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高山 和法 神奈川県横浜市神奈川区三ッ沢西町13−2 国土交通省関東地方整備局 横浜国道工 事事務所内 (72)発明者 加藤 貞夫 東京都八王子市大和田町4−3−13 国土 交通省関東地方整備局 相武国道工事事務 所内 (72)発明者 両角 和嘉 神奈川県横浜市鶴見区鶴見中央2−18−1 国土交通省関東地方整備局 京浜工事事 務所内 (72)発明者 飯盛 洋 静岡県富士市大渕3154番地 社団法人日本 建設機械化協会 建設機械化研究所内 (72)発明者 佐藤 明男 神奈川県横浜市鶴見区平安町2丁目29番地 の1 株式会社京三製作所内 (72)発明者 渋谷 文雄 神奈川県横浜市鶴見区平安町2丁目29番地 の1 株式会社京三製作所内 (72)発明者 本間 靖彦 神奈川県横浜市鶴見区平安町2丁目29番地 の1 株式会社京三製作所内 Fターム(参考) 5C096 AA17 AA24 AA29 BA04 BB04 BB07 BB22 BB23 BB41 BB45 BC20 CA06 CA12 CA17 CA29 CA32 CB01 CC06 DA03 DC02 DC04 DC06 FA03 FA07

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】折り畳み可能で防水性を具備する表面側及
    び背面側のフレキシブル防水シートの周囲を接合して袋
    状に形成し、 表面側のフレキシブル防水シートに、表示内容に沿って
    多数のLEDランプを取り付けて発光表示部を形成し、 前記LEDランプの配線部を、表面側及び背面側のフレ
    キシブル防水シートの間に形成される前記袋状の空間内
    に収納してなることを特徴とする可搬式発光表示装置。
  2. 【請求項2】前記表面側及び背面側のフレキシブル防水
    シートは、一辺部に沿って開閉可能に接合されているこ
    とを特徴とする請求項1記載の可搬式発光表示装置。
  3. 【請求項3】前記LEDランプは、筒形ケース内に複数
    のLED素子が収納されたランプユニットであることを
    特徴とする請求項1記載の可搬式発光表示装置。
  4. 【請求項4】LED素子を実装する基板と、 この基板上に並べて実装される複数のLED素子と、 前記基板及びその基板上に並べて実装された複数のLE
    D素子を収納する筒形ケースとを備え、 前記基板及びその基板上の前記複数のLED素子を前記
    筒形ケース内に収納してシール剤により封止してなるこ
    とを特徴とするLEDランプ。
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