JP2002214545A - 光学装置 - Google Patents
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- JP2002214545A JP2002214545A JP2001009951A JP2001009951A JP2002214545A JP 2002214545 A JP2002214545 A JP 2002214545A JP 2001009951 A JP2001009951 A JP 2001009951A JP 2001009951 A JP2001009951 A JP 2001009951A JP 2002214545 A JP2002214545 A JP 2002214545A
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Abstract
ズーミング等を行う際にレンズ等を移動させる必要がな
く光学装置全体を軽量に構成する。 【解決手段】 使用者は、電力送信ユニット303を首
にかける等で身に着けている。電力送信ユニット303
は衣服のポケット等に入れてもよく、使用者の身の回り
等に置いてもよい。電力送信ユニット303では、電源
304で発信回路305を動かし、送信アンテナ306
から可変焦点眼鏡302に向かって電磁波を出す。可変
焦点眼鏡302にには受信アンテナ307が眼鏡のフレ
ーム308に設けてあり、電力送信ユニット303から
送られた電磁波を受ける。これを例えば昇圧して、整流
することによって、可変焦点レンズを駆動することがで
きる。
Description
特に、光学特性可変光学素子を用いた光学装置に関する
ものである。
用いられてきたが、それらは焦点距離等が変化しないも
のであった。このため、例えばフォーカス、ズーミング
等を行おうとすると、レンズ等を移動させる必要があ
り、光学装置全体が重く大きくなる欠点があった。
のような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的
は、光学特性可変光学素子を用いてフォーカス、ズーミ
ング等を行う際にレンズ等を移動させる必要がなく光学
装置全体を軽量に構成できるようにすることである。
ば次のようなものを含むものである。
る可変焦点レンズ。
る可変ミラー。
とする可変焦点レンズ。
とする可変ミラー。
とする光学特性可変光学素子。
歪、流体の圧力、電場、磁場、電磁波、温度変化の中の
少なくとも2つを用いたことを特徴とする可変ミラー。
歪、流体の圧力、電場、磁場、電磁波、温度変化の中の
少なくとも2つを用いたことを特徴とする可変焦点レン
ズ。
方法を用いたことを特徴とする光学特性可変光学素子。
歪、流体の圧力、電場、磁場、電磁場、温度変化の中の
少なくとも2つを用いたことを特徴とする光学特性可変
素子。
動される2つ以上の光学特性可変光学素子を有し、前記
光学特性可変光学素子の流体あるいはゼリー状の物質同
志が互いに連結されていることを特徴とする光学素子。
点レンズを含むことを特徴とする上記10記載の光学素
子。
点ミラーを含むことを特徴とする上記10記載の光学素
子。
とを特徴とする光学特性可変光学素子。
いたことを特徴とする上記13記載の光学特性可変光学
素子。
ることで、光量調節作用を有することを特徴とする光学
特性可変光学素子。
状態から大きく変化させることで、光量調節作用を有す
ることを特徴とする光学特性可変光学素子。
の光偏向特性を変化させることで、光量減少作用を有す
ることを特徴とする光学特性可変光学素子。
ことを特徴とするマイクロポンプ。
を有することを特徴とする光学特性可変光学素子。
の面形状が曲面で、その上に透明な導電部材を設けたこ
とを特徴とする可変ミラー。
の面形状が凹面で、その上に透明な導電部材を設けたこ
とを特徴とする可変ミラー。
の面形状が凸面で、その上に透明な導電部材を設けたこ
とを特徴とする可変ミラー。
たことを特徴とする光学特性可変光学素子。
たことを特徴とする光学特性可変光学素子。
いた可変焦点レンズを透明基板で挟んだことを特徴とす
る可変焦点レンズ。
は合成樹脂を用いた可変焦点レンズを透明基板で挟んだ
ことを特徴とする可変焦点レンズ。
いた形状が変化する可変焦点レンズを透明基板で挟んだ
ことを特徴とする可変焦点レンズ。
記載の光学特性可変光学素子を有することを特徴とする
撮像装置。
ことを特徴とする携帯電話。
とする携帯電話。
特徴とする携帯電話。
する携帯電話。
とする携帯電話。
特徴とする携帯電話。
とする上記32から34の何れか1項記載の携帯電話。
特徴とする上記32から34の何れか1項記載の携帯電
話。
面とねじれ光軸を有することを特徴とする撮像装置又は
光学装置。
と自由曲面とねじれ光軸を有することを特徴とする電子
撮像装置。
ことを特徴とする可変焦点眼鏡。
光学素子を有することを特徴とする可変焦点眼鏡。
性可変光学素子を有することを特徴とする可変焦点眼
鏡。
光学素子を有する可変焦点眼鏡。
学素子を有することを特徴とする可変焦点眼鏡。
有する光学特性可変光学素子を有することを特徴とする
可変焦点眼鏡。
透明電極を有する光学特性可変光学素子を有することを
特徴とする可変焦点眼鏡。
性可変光学素子を複数個有することを特徴とする光学装
置。
性可変光学素子を複数個有し、それらを異なる機能で使
用することを特徴とする光学装置。
ラーを複数個有することを特徴とする光学装置。
磁歪、流体の圧力、電場、磁場、電磁波、温度変化の何
れかを用いた光学特性可変光学素子を複数個有し、それ
らを異なる機能で使用することを特徴とする光学装置。
ことを特徴とする車載用撮像装置。
の面形状が凹面であることを特徴とする光学系。
以上と、光学特性可変光学素子を有することを特徴とす
る光学系。
以上と、複数の光学特性可変光学素子を有することを特
徴とする光学系。
とを特徴とする信号処理装置。
とを特徴とする情報発信装置。
とを特徴とするリモコン。
特徴とする電話。〔58〕 圧電効果でレンズの一部分
が変形することを特徴とする光学特性可変レンズ。
変形し、かつ、流体の液溜を有しないことを特徴とする
光学特性可変レンズ。
を特徴とする光学特性可変レンズ。
いはエラストマーからなる圧電材料を有することを特徴
とする光学特性可変光学素子。
いはエラストマーからなる圧電材料を有することを特徴
とする光学特性可変レンズ。
いはエラストマーからなる圧電材料の層と透明部材の層
とを有することを特徴とする光学特性可変レンズ。
いはエラストマーからなる圧電材料とそれと一体化され
た透明部材とを有することを特徴とする光学特性可変レ
ンズ。
する光学特性可変光学素子。
する光学特性可変ミラー。
する光学特性可変レンズ。
る可変ミラー。
たことを特徴とする可変ミラー。
を特徴とする光学特性可変光学素子。
又は可変焦点レンズの少なくとも片側の面近傍に有する
ことを特徴とする光学特性可変光学素子。
ことを特徴とする光学特性可変光学素子。
ことを特徴とする可変焦点レンズ。
ことを特徴とする可変ミラー。
トメカニカル効果を用いたことを特徴とする光学特性可
変光学素子。
して設けたことを特徴とする可変焦点眼鏡。
ことを特徴とする可変焦点眼鏡。
有することを特徴とする上記77記載の可変焦点眼鏡。
有することを特徴とする上記77記載の可変焦点眼鏡。
ことを特徴とする上記76又は77記載の可変焦点眼
鏡。
特定の方向に強く出ることを特徴とする上記77記載の
可変焦点眼鏡。
とする上記77記載の可変焦点眼鏡。
特徴とする可変焦点眼鏡。
を有することを特徴とする可変焦点眼鏡。
徴とする可変焦点眼鏡。
鏡の屈折力を変えることを特徴とする可変焦点眼鏡。
変光学素子を有し、光学素子を動かすことでズーミング
あるいは変倍を行うことを特徴とする光学系。
を有し、光学素子を動かすことでズーミングあるいは変
倍を行うことを特徴とする光学系。
ンズを有し、光学素子を動かすことでズーミングあるい
は変倍を行うことを特徴とする光学系。
ラーの光束入射面と略平行な可変ミラーを用いたことを
特徴とする光学系。
ラーの光束入射面に対して40°以内にある可変ミラー
を用いたことを特徴とする光学系。
を予め記憶装置に記録した値を物体距離、画角等に応じ
て参照して決定することを特徴とする光学特性可変光学
素子の制御方法。
憶装置に記録した値を物体距離、画角等に応じて参照し
て決定することを特徴とする可変ミラーの制御方法。
め記憶装置に記録した値を物体距離、画角等に応じて参
照して決定することを特徴とする可変焦点レンズの制御
方法。
ことを特徴とするリモコン。
ことを特徴とするコードレスのリモコン。
ことを特徴とする自動車。
ことを特徴とするビューファインダー。
ことを特徴とするビューファインダー型表示装置。
徴とする上記98又は99記載のビューファインダーあ
るいはビューファインダー型表示装置。
たことを特徴とする表示装置。
たことを特徴とするビデオプロジェクター。
たことを特徴とする信号処理装置。
たことを特徴とする観察装置。
子の面形状が曲面であることを特徴とする可変ミラー。
子の面形状が凹面であることを特徴とする可変ミラー。
子の面形状が凸面であることを特徴とする可変ミラー。
特性可変光学素子に対向する空間を閉鎖したことを特徴
とする光学装置。
特性可変光学素子に対向する空間を密閉したことを特徴
とする光学装置。
材、あるいは透明部材を用いたことを特徴とする上記1
08記載の光学装置。
ミラーであることを特徴とする上記108から110の
何れか1項記載の光学装置。
焦点レンズ又はプリズムであることを特徴とする上記1
08から110の何れか1項記載の光学装置。
有し、電磁波によって電力を供給することを特徴とする
可変焦点眼鏡。
ることを特徴とする光学装置。
し、フォーカス、変倍、視野方向の変換を行うことを特
徴とする光学装置。
たことを特徴とする車載用撮像装置。
する合成樹脂を用いたことを特徴とする可変ミラー。
ら大きく変化させることで光量調節作用を有することを
特徴とする光学特性可変光学素子。
えたことを特徴とする撮像装置。
特性可変光学素子を複数個有し、それらを異なる応答速
度で使用することを特徴とする光学装置。
つ以上と、光学特性可変光学素子を有することを特徴と
する光学系。
ることを特徴とする光学特性可変光学素子。
について説明する。
電気力を利用した1例の可変焦点レンズ62の構成と作
用を説明するための図である。透明部材60が電圧によ
り変形することでレンズの形が変わり可変焦点が実現で
きる。図1中、59は透明電極、161は透明流体、1
63は透明基板、168は液溜であり、透明基板163
と透明部材60を対向させてそれぞれの内面側に透明電
極59を設け、その間に液溜168から透明流体161
を充填し、透明電極59、59間に印加する電圧を変え
ることで透明部材60を変形させ、レンズ形状が変えら
れる。
明圧電樹脂を用いた1例の可変焦点レンズ56の構成と
作用を説明するための図である。圧電性のある柔らかい
透明物質143の両面に透明電極59を張り付け、その
間に電圧を加えることで透明物質143の圧電効果によ
り変形して可変焦点が実現できる。透明電極59、59
間に印加する電圧を変えることで透明物質143を変形
させ、レンズ形状が変えられる。
焦点レンズ62の形状を変えているが、その代わりに電
磁力を用いてもよく、下記の可変ミラーの例を参照され
たい。
示す図であり、光学特性可変ミラー9を用いたデジタル
カメラのケプラー式ファインダーの例を示している。も
ちろん、銀塩フィルムカメラにも使える。まず、光学特
性可変ミラー9について説明する。
ングされた薄膜(反射面)9aと複数の電極9bからな
る光学特性可変ミラー(以下、単に可変ミラーと言
う。)であり、11は各電極9bにそれぞれ接続された
複数の可変抵抗器、12は可変抵抗器11と電源スイッ
チ13を介して薄膜9aと電極9b間に接続された電
源、14は複数の可変抵抗器11の抵抗値を制御するた
めの演算装置、15、16及び17はそれぞれ演算装置
14に接続された温度センサー、湿度センサー及び距離
センサーで、これらは図示のように配設されて1つの光
学装置を構成している。
1、及び、プリズム4、二等辺直角プリズム5、ミラー
6及び可変ミラー9の各面は、平面でなくてもよく、球
面、回転対称非球面の他、光軸に対して偏心した球面、
平面、回転対称非球面、あるいは、対称面を有する非球
面、対称面を1つだけ有する非球面、対称面のない非球
面、自由曲面、微分不可能な点又は線を有する面等、い
かなる形状をしていてもよく、さらに、反射面でも屈折
面でも光に何らかの影響を与え得る面ならばよい。以
下、これらの面を総称して拡張曲面という。
ury 編、Handbook of Michrolithography,Michromachin
ing and Michrofabrication,Volume 2:Michromachining
andMichrofabrication,P495,Fig.8.58,SPIE PRESS 刊
やOptics Communication,140巻 (1997年)P187 〜190 に
記載されているメンブレインミラーのように、複数の電
極9bとの間に電圧が印加されると、静電気力により薄
膜9aが変形してその面形状が変化するようになってお
り、これにより、観察者の視度に合わせたピント調整が
できるだけでなく、さらに、レンズ901、902及び
/又はプリズム4、二等辺直角プリズム5、ミラー6の
温度や湿度変化による変形や屈折率の変化、あるいは、
レンズ枠の伸縮や変形及び光学素子、枠等の部品の組立
誤差による結像性能の低下が抑制され、常に適性にピン
ト調整並びにピント調整で生じた収差の補正が行われ得
る。
に、薄膜9aの変形のさせ方に応じて選べばよい。
レンズ902及びプリズム4の各入射面と射出面で屈折
され、可変ミラー9で反射され、プリズム4を透過し
て、二等辺直角プリズム5でさらに反射され(図3中、
光路中の+印は、紙面の裏側へ向かって光線が進むこと
を示している。)、ミラー6で反射され、接眼レンズ9
01を介して眼に入射するようになっている。このよう
に、レンズ901、902、プリズム4、5、及び、可
変ミラー9によって、本実施例の光学装置の観察光学系
を構成しており、これらの各光学素子の面形状と肉厚を
最適化することにより、物体像の収差を最小にすること
ができるようになっている。
は、結像性能が最適になるように演算装置14からの信
号により各可変抵抗器11の抵抗値を変化させることに
より制御される。すなわち、演算装置14へ、温度セン
サー15、湿度センサー16及び距離センサー17から
周囲温度及び湿度並びに物体までの距離に応じた大きさ
の信号が入力され、演算装置14は、これらの入力信号
に基づき周囲の温度及び湿度条件と物体までの距離によ
る結像性能の低下を補償すべく、薄膜9aの形状が決定
されるような電圧を電極9bに印加するように、可変抵
抗器11の抵抗値を決定するための信号を出力する。こ
のように、薄膜9aは電極9bに印加される電圧すなわ
ち静電気力で変形させられるため、その形状は状況によ
り非球面を含む様々な形状をとり、印加される電圧の極
性を変えれば凸面とすることもできる。なお、距離セン
サー17はなくてもよく、その場合、固体撮像素子8か
らの像の信号の高周波成分が略最大になるように、デジ
タルカメラの撮像レンズ3を動かし、その位置から逆に
物体距離を算出し、可変ミラーを変形させて観察者の眼
にピントが合うようにすればよい。
で製作すれば、低電圧でも大きな変形が可能であるので
好都合である。なお、プリズム4と可変ミラー9を一体
的に形成してユニット化することができるが、このユニ
ットは本発明による光学装置の1例である。
基板上に固体撮像素子8をリソグラフィープロセスによ
り一体的に形成してもよい。
4、5、ミラー6は、プラスチックモールド等で形成す
ることにより任意の所望形状の曲面を容易に形成するこ
とができ、製作も簡単である。なお、本実施例の撮像装
置では、レンズ901、902がプリズム4から離れて
形成されているが、レンズ901、902を設けること
なく収差を除去することができるようにプリズム4、
5、ミラー6、可変ミラー9を設計すれば、プリズム
4、5、可変ミラー9は1つの光学ブロックとなり、組
立が容易となる。また、レンズ901、902、プリズ
ム4、5、ミラー6の一部あるいは全部をガラスで作製
してもよく、このように構成すれば、さらに精度の良い
撮像装置が得られる。
センサー15、湿度センサー16、距離センサー17を
設け、温湿度変化、物体距離の変化等も可変ミラー9で
補償するようにしたが、そうではなくてもよい。つま
り、演算装置14、温度センサー15、湿度センサー1
6、距離センサー17を省き、観察者の視度変化のみを
可変ミラー9で補正するようにしてもよい。
る。
ており、この実施例では、薄膜9aと電極9bとの間に
電圧素子9cが介装されていて、これらが支持台23上
に設けられている。そして、圧電素子9cに加わる電圧
を各電極9b毎に変えることにより、圧電素子9cに部
分的に異なる伸縮を生じさせて、薄膜9aの形状を変え
ることができるようになっている。電極9bの形は、図
5に示すように、同心分割であってもよいし、図6に示
すように、矩形分割であってもよく、その他、適宜の形
のものを選択することができる。図中、24は演算装置
14に接続された振れ(ブレ)センサーであって、例え
ばデジタルカメラの振れを検知し、振れによる像の乱れ
を補償するように薄膜9aを変形させるべく、演算装置
14及び可変抵抗器11を介して電極9bに印加される
電圧を変化させる。このとき、温度センサー15、湿度
センサー16及び距離センサー17からの信号も同時に
考慮され、ピント合わせ、温湿度補償等が行われる。こ
の場合、薄膜9aには圧電素子9cの変形に伴う応力が
加わるので、薄膜9aの厚さはある程度厚めに作られて
相応の強度を持たせるようにするのがよい。
を示している。この実施例は、薄膜9aと電極9bの間
に介置される圧電素子が逆方向の圧電特性を持つ材料で
作られた2枚の圧電素子9c及び9c’で構成されてい
る点で、図4に示された実施例とは異なる。すなわち、
圧電素子9cと9c’が強誘電性結晶で作られていると
すれば、結晶軸の向きが互いに逆になるように配置され
る。この場合、圧電素子9cと9c’は電圧が印加され
ると逆方向に伸縮するので、薄膜9aを変形させる力が
図4に示した実施例の場合よりも強くなり、結果的にミ
ラー表面の形を大きく変えることができるという利点が
ある。
は、例えばチタン酸バリウム、ロッシエル塩、水晶、電
気石、リン酸二水素カリウム(KDP)、リン酸二水素
アンモニウム(ADP)、ニオブ酸リチウム等の圧電物
質、同物質の多結晶体、同物質の結晶、PbZrO3 と
PbTiO3 の固溶体の圧電セラミックス、二フッ化ポ
リビニール(PVDF)等の有機圧電物質、上記以外の
強誘電体等があり、特に有機圧電物質はヤング率が小さ
く、低電圧でも大きな変形が可能であるので、好まし
い。なお、これらの圧電素子を利用する場合、厚さを不
均一にすれば、上記実施例において薄膜9aの形状を適
切に変形させることも可能である。
を示している。この変形例では、圧電素子9cが薄膜9
aと電極9dとにより挟持され、薄膜9aと電極9d間
に演算装置14により制御される駆動回路25を介して
電圧が印加されるようになっており、さらにこれとは別
に、支持台23上に設けられた電極9bにも演算装置1
4により制御される駆動回路25を介して電圧が印加さ
れるように構成されている。したがって、この実施例で
は、薄膜9aは電極9dとの間に印加される電圧と電極
9bに印加される電圧による静電気力とにより二重に変
形され得、上記実施例に示した何れのものよりもより多
くの変形パターンが可能であり、かつ、応答性も速いと
いう利点がある。
号を変えれば、可変ミラーを凸面にも凹面にも変形させ
ることができる。大きな変形を圧電効果で行い、微細な
形状変化を静電気力で行ってもよい。また、凸面の変形
には圧電効果を主に用い、凹面の変形には静電気力を主
に用いてもよい。
電極から構成してもよい。この様子を図8に示した。な
お、本明細書では、圧電効果と電歪効果、電歪、電歪効
果を全てまとめて圧電効果と述べている。したがって、
電歪材料も圧電材料に含まれるものとする。
る場合、圧電素子9cを変形可能な基板と電歪材料を一
体化した構造にしてもよい。
を示している。この実施例は、電磁気力を利用して反射
面の形状を変化させ得るようにしたもので、支持台23
の内部底面上には永久磁石26が、頂面上には窒化シリ
コン又はポリイミド等からなる基板9eの周縁部が載置
固定されており、基板9eの表面にはアルミニウム等の
金属コートで作られた薄膜9aが付設されていて、可変
ミラー9を構成している。基板9eの下面には複数のコ
イル27が配設されており、これらのコイル27はそれ
ぞれ駆動回路28を介して演算装置14に接続されてい
る。したがって、各センサー15、16、17、24か
らの信号によって演算装置14において求められる光学
系の変化に対応した演算装置14からの出力信号によ
り、各駆動回路28から各コイル27にそれぞれ適当な
電流が供給されると、永久磁石26との間に働く電磁気
力で各コイル27は反発又は吸着され、基板9e及び薄
膜9aを変形させる。
る量の電流を流すようにすることもできる。また、コイ
ル27は1個でもよいし、永久磁石26を基板9eに付
設しコイル27を支持台23の内部底面側に設けるよう
にしてもよい。また、コイル27はリソグラフィー等の
手法で作るとよく、さらに、コイル27には強磁性体よ
りなる鉄心を入れるようにしてもよい。
例を示している。この実施例では、基板9eの下面に薄
膜コイル28’が設けられ、これに対向して支持体23
の内部底面上にコイル27が設けられている。そして、
薄膜コイル28’には必要に応じて適切な電流を供給す
るための可変抵抗器11、電源12及び電源スイッチ1
3が接続されている。また、各コイル27にはそれぞれ
可変抵抗器11が接続されており、さらに、各コイル2
7と可変抵抗器11に電流を供給するための電源12と
コイル27に流す電流の方向を変えるための切換え兼電
源開閉用のスイッチ29が設けられている。したがっ
て、この実施例によれば、可変抵抗器11の抵抗値をそ
れぞれ変えることにより、各コイル27と薄膜コイル2
8’との間に働く電磁気力を変化させ、基板9eと薄膜
9aを変形させて、可動ミラーとして動作させることが
できる。また、スイッチ29を反転しコイル27に流れ
る電流の方向を変えることにより、薄膜9aを凹面にも
凸面にも変えることができる。
図11に示すように、場所によって変化させることによ
り、基板9e及び薄膜9aに所望の変形を与えるように
することもできる。また、図12に示すように、コイル
27は1個でもよいし、また、これらのコイル27には
強磁性よりなる鉄心を挿入してよい。また、支持台23
により形成される空間内へ磁性流体を充填すれば、電磁
気力はさらに強くなる。
例を示している。この実施例では、基板9eは鉄等の強
磁性体で作られており、反射膜としての薄膜9aはアル
ミニウム等からなっている。この場合、薄膜コイルを設
けなくてもすむから、例えば図10に示した実施例に比
べると、構造が簡単で、製造コストを低減することがで
きる。また、電源スイッチ13を切換え兼電源開閉用ス
イッチ29(図10参照)に置換すれば、コイル27に
流れる電流の方向を変えることができ、基板9e及び薄
膜9aの形状を自由に変えることができる。図14はこ
の実施例におけるコイル27の配置を示し、図15はコ
イル27の他の配置例を示しているが、これらの配置
は、図9及び図10に示した実施例にも適用することが
できる。なお、図16は、図9に示した実施例におい
て、コイル27の配置を図15に示したようにした場合
に適する永久磁石26の配置を示している。すなわち、
図16に示すように、永久磁石26を放射状に配置すれ
ば、図9に示した実施例に比べて、微妙な変形を基板9
e及び薄膜9aに与えることができる。また、このよう
に電磁気力を用いて基板9e及び薄膜9aを変形させる
場合(図9、図10及び図13の実施例)は、静電気力
を用いた場合よりも低電圧で駆動できるという利点があ
る。
が、ミラーの形を変形させるのに、図8の例に示すよう
に、2種類以上の力を用いてもよい。つまり、静電気
力、電磁力、圧電効果、磁歪、流体の圧力、電場、磁
場、温度変化、電磁波等の中から2つ以上を同時に用い
て可変ミラーを変形させてもよい。つまり、2つ以上の
異なる駆動方法を用いて光学特性可変光学素子を作れ
ば、大きな変形と微細な変形を同時に実現でき、精度の
良い鏡面が実現できる。そして、この考え方は、以下に
述べる可変焦点レンズの場合にも適用できる。
を示す図であり、可変焦点レンズ140を用いた撮像ユ
ニット141の例である。凸レンズ102と可変焦点レ
ンズ140とで撮像レンズを形成している。そして、固
体撮像素子8と合わせて撮像ユニットとなっている。
と圧電性のある合成樹脂等の柔らかい透明物質143と
で光を透過する流体あるいはゼリー状物質144を挟ん
でできている。流体あるいはゼリー状物質144として
は、シリコンオイル、弾性ゴム、ゼリー、水等を用いる
ことができる。
極145が設けられており、電子回路103から所定の
電圧を加えることで柔らかい透明物質143の圧電効果
により透明物質143が変形し、可変焦点レンズ140
の焦点距離が変わる。したがって、物体距離が変わった
場合でも、光学系をモーター等で動かすことなくフォー
カスができ、小型、軽量、消費電力が少ない点で優れて
たものとなっている。なお、図17中、符号146は流
体あるいはゼリー状物質144を溜めるためのシリンダ
ーである。なお、圧電性の柔らかい透明物質143の材
質としては、ポリウレタン、シリコンゴム、アクリルエ
ラストマー、PZT、PLZT、ポリフッ化ビニリデン
(PVDF)等の高分子圧電体、シアン化ビニリデン共
重合体、ビニリデンフルオライドとトリフルオロエチレ
ンの共重合体等が用いられる。
料、例えばアクリルエラストマー、シリコンゴム等を用
いる場合には、透明物質143を透明基板と電歪材料を
張り合わせた構造にしてもよい。
合成樹脂、圧電性を示すエラストマー等を用いると、可
変焦点レンズ面の大きな変形が実現できてよい。なお、
可変焦点レンズ140には、透明な圧電材料を用いるの
が当然よい。
変ミラーに用いてもよい。大変形の可変ミラーが実現で
きる。
代わりに、図18(a)に示すように、シリンダー14
6を省略した構造にしてもよい。この場合に、支持部材
147は圧電性の柔らかい透明物質143のある周辺部
分を固定しており、透明物質143に電圧をかけること
で、図18(b)に示すように透明物質143が変形し
ても、可変焦点レンズ140の体積が変わらぬよう変形
するので、シリンダー146が不要になるのである。こ
こで、符号148は変形可能な部材で、弾性体、アコー
ディオン状の合成樹脂又は金属等でできている。
い。昇圧回路には圧電トランス等を用いると、小型でよ
い。昇圧回路は本発明の光学特性可変素子の全てに用い
てもよい。
すると、圧電性の柔らかい透明物質143は逆向きに変
形するので、凹レンズにすることも可能である。
図で、マイクロポンプ160で流体161を出し入れ
し、レンズ面を変形させる可変焦点レンズ162の例で
ある。マイクロポンプ160は、例えばマイクロマシン
の技術で作られた小型のポンプで電力で動く。流体16
1が透明基板163と弾性体164の間に挟まれてい
る。符号165は、弾性体164を保護するための透明
基板であり、省いてもよい。マイクロマシンの技術で作
られたポンプ160の例としては、熱変形を利用したも
の、圧電材料を用いたもの、静電気力を用いたもの等が
ある。透明基板165はレンズでもよい。なお、図中、
符号400はスペーサである。
成を示す図である。振動板181は静電気力、圧電効果
等で電気力により振動する。図20は静電気力で振動す
る例で、符号182、183は電極である。点線は変形
したときの振動板181を示している。振動板181の
振動に伴い、2つの弁184、185が開閉し、流体1
61を図の右から左へ送る。例えば、マイクロポンプ1
80を2つ図19のように用いればよい(図19ではマ
イクロポンプ160が対応する。)。
8の1例を図21に示す。反射膜189は流体161の
量に応じて、凹凸に変形し、可変ミラーとなる。
ズ190の例で、2つの可変焦点レンズ190A、19
0Bからなる。流体161は可変焦点レンズ190A、
190Bの間を行ったり来たりするように、パイプ等の
流路で繋がれており、さらに、可変焦点レンズ190
A、190Bの弾性体164の変形が逆になるように、
異符号の電圧がそれぞれ加わるようになっている。この
ため、液溜168が不要になる点で優れている。
2個の可変焦点レンズ190A、190Bが同時に実現
でき、ズームレンズ、広いフォーカス範囲を望む光学
系、変倍光学等に用いるとよい。図22では、固体撮像
素子8と組み合わせたズーム撮像系(デジダルカメラ、
カムコーダ用)の例を示した。もちろん、圧電効果でな
く、例えば静電気力、電磁力等で可変焦点レンズ190
A、190Bを駆動するようにしてもよく、あるいは、
一方の駆動方式のみを異ならせてもよい。あるいは、弾
性体164の表面に反射膜を設けて、2つの可変ミラー
を作ってもよいし、一方が可変ミラー、もう一方が可変
焦点レンズとなるようにしてもよい。
の光学特性可変光学素子で共有するという考え方が本実
施例の基本思想であり、3つ以上の光学特性可変素子で
も適用できる。流体の代わりに、図17の例と同様に、
ゼリー状物質を用いてもよい。
変ミラー、可変焦点レンズ等では、駆動用に高電圧が必
要になる場合がある。この場合、昇圧用のトランス、あ
るいは、圧電トランス等を用いるとよい。特に、積層型
圧電トランスを用いると、小型にできてよい。
す図で、磁歪材料を用いた可変ミラー195の例であ
る。磁歪材料からなる膜196は、その上に反射膜19
7(例えばアルミニウム)が設けられ、コイル198に
電流を流すことで磁場が係り変形する。電流の向きを変
えることで、凹面にも凸面にも変形させることができ
る。この構成は高電圧を必要としないメリットがある。
複数のコイル198を設け、それらに加わる電流を変え
ることで様々な形に変形させることもできる。磁歪材料
としては、コバルト、ニッケル、アルフェロ合金、ガド
リミウム、鉄−アルミニウム合金、鉄−シリコン合金、
ニッケル−クロム合金、ニッケル−バナジウム合金、鉄
−コバルト合金、ニッケル−コバルト合金、スピネル型
のフェライト、ガーネット型のフェライト、超磁歪合金
等を用いるとよい。なお、磁歪材料からなる膜196を
強磁性体で作り、コイル198との磁気力で膜196を
変形させるようにしてもよい。強磁性体としては、鉄、
コバルト等がある。なお、図23中、符号165は可変
ミラー195保護用の透明部材であり、特に反射膜19
7の表面を守る効果がある。なお、透明部材165はレ
ンズでもよい。
す図で、圧電材料200を用いた可変焦点レンズ201
の例である。圧電材料200としては、透明物質143
と同様の材料が用いられる。透明で柔らかい基板202
の上に圧電材料200が設けられている。基板202と
しては、合成樹脂、有機材料が望ましい。透明電極59
を介して電圧を圧電材料200に加えることで圧電材料
200は変形し、図24では凸レンズ作用を有する。基
板202の形を予め凸に形成しておき、かつ、2つの透
明電極59の中少なくとも一方の大きさを基板202と
異ならせておくと、つまり、例えば図25のように基板
202より透明電極59を小さくしておくと、電圧を切
ったとき、あるいは電圧を下げたとき、図25のように
透明電極59のある部分だけが凹に形を変え、凹レンズ
作用を持つようになり、可変焦点レンズとして動作す
る。このとき、流体161の体積は変化しないように基
板202は変形するので、液溜168が不要であるメリ
ットがある。この例では、流体161を保持する基板2
02の一部分を圧電材料200で変形させ、液溜168
が不要としたところが大きなメリットである。
も言えることであるが、透明部材142、透明基板16
3はレンズとしてもよい。平行平板でもよい。
で、圧電材料からなる2枚の薄膜200A、200Bを
用いた可変焦点レンズの例である。薄膜200Aと20
0Bの材料の方向性を反転させることで変形量を大きく
し、大きな可変焦点範囲が得られるメリットがある。符
号204はレンズ形状の透明基板であり、この例でも、
図の右側の透明電極59は基板202より小さく形成さ
れている。なお、基板202、圧電材料200、200
A、200Bの厚さを不均一にして、電圧をかけたとき
の変形の仕方をコントロールするようにしてもよい。そ
うすると、レンズの収差補正等もでき、有利である。
で、電歪材料206、例えばシリコンゴム、アクリルエ
ラストマー等を用いた可変焦点レンズ207である。電
圧が低いときには、図27のように凸レンズとして働
き、電圧を上げると図28のように電歪材料206が図
の上下方向に伸び、左右方向に縮むので、焦点距離が伸
びる。したがって、可変焦点レンズとして動作する。こ
の例の場合は、大電流を必要としないので、消費電力が
小さいメリットがある。
す図で、フォトメカニカル効果を用いた可変焦点レンズ
214の例である。透明弾性体208、209でアゾベ
ンゼン210が挟まれており、透明なスペーサー211
を経て紫外光がアゾベンゼン210には照射される。符
号212、213はそれぞれ中心波長λ1 、λ2 の紫外
光源で、例えば、紫外LED、紫外半導体レーザーから
なる。λ1 の紫外光が、図30(A)のトランス型のア
ゾベンゼンに照射されると、図30(B)のシス型に変
化し、アゾベンゼン210の体積は小さくなる。したが
って、可変焦点レンズ214の形状は薄くなり、凸レン
ズ作用が減少する。また、λ2 の紫外光がシス型のアゾ
ベンゼン210に照射されると、アゾベンゼン210は
シス型からトランス型に変わり、アゾベンゼン210の
体積は増え、凸レンズ作用が増す。このようにして、可
変焦点レンズ214は可変焦点レンズとして作用する。
透明弾性体208、209の空気との境界面で紫外光は
全反射するので、外に光が漏れず効率が良い。
を用いた光学装置の実施例を示す。
可変焦点眼鏡302の例である。可変焦点レンズ301
としては、すでに述べた図1の可変焦点レンズ62、図
2の可変焦点レンズ56、図17の可変焦点レンズ14
0、図19の可変焦点レンズ162等の他、液晶を用い
た可変焦点レンズ等も用いることができる。
供給のためにコードが必要で邪魔になることが多かっ
た。この点に鑑みるに、本発明では無線により電力をコ
ードなしで供給し、使い勝手を向上させている。その電
力の供給方法を説明すると、図32に示すように電磁波
を用いる。使用者は、電力送信ユニット303を首にか
ける等で身に着けている。電力送信ユニット303は衣
服のポケット等に入れてもよく、使用者の身の回り(例
えば机の上)等に置いてもよい。電力送信ユニット30
3では、電源304(例えば電池)で発信回路305を
動かし、送信アンテナ306から可変焦点眼鏡302に
向かって電磁波を出す。可変焦点眼鏡302にには受信
アンテナ307が眼鏡のフレーム308に設けてあり、
電力送信ユニット303から送られた電磁波を受ける。
これを例えば昇圧して、整流することによって、可変焦
点レンズ140、56等を駆動することができる。可変
焦点レンズ162等を用いる場合は必ずしも整流しなく
てもよい。
料で作り、可変焦点レンズ301に受信アンテナ307
を設けてもよい。あるいは、導体で作った受信アンテナ
307を可変焦点レンズ301の周辺又は一部分に配置
してもよい。
源304は、他の機器、例えば携帯電話、ポータブルオ
ーディオ装置、ノートパソコン等と兼用でもよい。電磁
波としてはマイクロ波を用いると電送効率が良い。ま
た、送信アンテナ306から出る電磁波は、特定の方向
に向かって強くビーム309状に放射するようにすると
よい。こうすると、無駄なエネルギー消費がなく、他の
電子機器への影響も少ないからである。図32に示すよ
うに上方向に向かって強く放射されるとよい。
等で軽く触れるだけで、可変焦点レンズ301の屈折力
を切り換えること、あるいは、電気のON、OFFが可
能となっている。タッチスイッチ314はサイクリック
式にしておくと、触れる回数を変えるだけで、例えばピ
ントの合う距離を近点→中点→遠点→近点→中点→遠
点、あるいは、近点→遠点→近点→遠点…と切り換える
ことができ便利である。
センサーで、例えば使用者が下を向いたときは近点に、
上方又は水平方向を向いたときは遠点に可変焦点眼鏡3
02のピントを合わせるようにすれば、オートフォーカ
ス類似の制御ができ、便利である。
変焦点眼鏡302の例を示す図で、透明基板又はレンズ
310、311で可変焦点レンズ207を挟んで保護す
ると共に、可変焦点レンズ207の一部を透明基板又は
レンズ310に固定してある。このようにすることで、
電歪材料206(図27)の伸縮を妨げることなく可変
焦点レンズ207を固定することができる。
ラー320を用いたズームデジタルカメラ用光学系32
1である。凹レンズよりなるレンズ群322は固定され
ているが、レンズ群323、レンズ群324は可動でズ
ーミングのために矢印のように光軸方向に可動となって
いる。一方、可変ミラー320はピント合わせ用に作動
し、応答が速いので、コントラスト検出方式のオートフ
ォーカスに用いられる。コントラスト検出方式のオート
フォーカスとは、ピントをずらしつつ撮像した画像の高
周波成分を調べ、高周波成分が最大となった位置をもっ
て合焦状態とする方式である。ズーミングを使用者が手
で行えばモータが不要になり、消費電力の少ないオート
フォーカス付きズームデジタルカメラが得られる。な
お、図中、符号325は絞りである。
TVカメラ、カムコーダ等、他の電子撮像系にも用いる
ことができる。可変ミラーとしては本願で述べた全ての
可変ミラーを用いることができるが、特に、静電気力、
電磁力、圧電効果、磁歪を用いたものは応答が速くてよ
い。
撮像エリアの短辺が図34の上下方向となるように配置
するのがよい。これは、像高が小さいため、可変ミラー
320で発生する収差の非対称成分が小さくなるからで
ある。つまり、撮像エリアの短辺方向(長方形に限らす
楕円、多角形でもよい)が、可変ミラーの光軸入射面に
対して略平行、より正確には40°以内であればよい。
学系のピント合わせ、ズーミング等に用いる場合、それ
らの変形量あるいは焦点距離変化量、収差の補正量等
は、物体距離、ズーム時の画角等に対応してルックアッ
プテーブル等でメモリーに記憶させておくのが簡単でよ
い。物体距離あるいは画角が変化するときにルックアッ
プテーブルを参照し、可変焦点レンズ、可変ミラーを所
定の焦点距離の形に変化させればよい。
の可変ミラーの代わりに、可変焦点レンズ326を用い
たズーム光学系327である。可変焦点レンズ326は
フォーカス用に用いられ、ズーミングはレンズ群32
3、324を手で動かして行う。その用途、効果は図3
4の例と略同じであるが、光学系が一直線上に並んでい
るため、光学製品の機械設計がしやすいメリットをさら
に有する。可変焦点レンズ326としては、本願で述べ
た全ての可変焦点レンズの他、液晶を用いた可変焦点レ
ンズ等も利用可能である。また、レンズ群323、32
4は手で動かす代わりに、モータ、ソレノイド等で動か
してもよい。
駆動方法で動く2つの光学特性可変光学素子(ここで
は、可変ミラー)220、221を用いた車載用テレビ
カメラ222(自動車に搭載するTVカメラ)の例であ
る。図中、符号223はTVモニター、224は電子回
路、227は絞りで、2つの自由曲面プリズム225、
226と2つの光学特性可変光学素子220、221と
で可変画角、かつ、オートフォーカスの光学系を形成し
ている。光学特性可変光学素子220は静電気で駆動さ
れるので応答が速く、オートフォーカスを行い、一方、
光学特性可変光学素子221は応答は遅いが変形量が大
きいので、画角を可変するのにあるいは視野方向を変化
させるのに用いられる。このように異なる駆動方法の光
学特性可変素子を異なる機能で用いることで、より便利
な光学装置が実現できる。可変ミラー221は流体で駆
動される可変ミラーである。
する光学素子(ここでは、自由曲面プリズム)225、
226の面は凹面となっており、このようにすること
で、可変ミラー220、221に入射する光線の入射角
を小さくすることができ、収差補正上有利である。図3
6中、符号145は透明電極で、自由曲面プリズム22
5の凹面に透明電極145を形成することで、反射膜2
28を強い凸面に変形させることもでき有利である。こ
のような透明導電部材、例えば透明電極の設定法は、電
磁力、磁歪、圧電効果等を用いたミラーでも利用でき
る。
0に積んだ図で、自動車230の後車監視用のTVカメ
ラ、あるいは、ダッシュボード231近くに積んで自動
車テレビ電話として使用した例てある。車載用テレビカ
メラ222はカーナビゲーション、カーオーディオ装置
に積んでもよい。
上波デジタルTV、あるいは、ケーブルTV等のテレビ
232のリモコン233にテレビカメラ222を積んだ
例で、例えば使用者の顔の画像をデジタルTVの双方向
通信を使って送ることもでき、便利である。テレビカメ
ラ222はステレオのリモコン、ゲームマシンのリモコ
ン等コードレスのリモコンに用いると低消費電力なので
よい。
たビューファインダー型表示装置803の例を示す図で
ある。2枚の可変ミラー801、802を用いているの
で、レンズを動かすことなくズーミング、視度調整、変
倍等ができ、便利である。図中、符号804はレンズ、
805は表示デバイス(液晶表示素子、有機EL等)、
806はバックライト、807は電子回路、808はノ
ート型パソコン、809はスクリーン、814はビュー
ファインダー型表示装置の窓である。なお、可変ミラー
801又は802の代わりに、可変焦点レンズ810を
配置してもよく、少なくとも2つ以上の光学特性可変光
学素子があれば、ズーミング、視度調整、変倍が実現で
きる。なお、可変ミラー801、802、可変焦点レン
ズ810としては、本発明の他の実施例、上記の説明で
述べられた可変ミラー、可変焦点レンズ等が利用でき
る。
置803は、図40に示すように、PDA(携帯情報端
末)815、携帯電話、ポータブルパソコン、HMD
(ヘッドマウンテッドディスプレイ)等に用いることが
できる。ビューファインダー型表示装置803を、デジ
タルカメラ、VTRカメラ等のビューファインダーに用
いてもよい。図37、図38の例共に、テレビカメラ2
22以外に、ズームデジタルカメラ用光学系321(図
34)、ズーム光学系327(図35)、可変焦点レン
ズ190(図22)、撮像ユニット141(図17)等
の例も用いることができるのは言うまでもない。
が、圧電効果には電歪効果も含めるものとする。
むものとする。
撮像装置は、以下の物に設けると、低消費電力、ショッ
クに強い、小型軽量等のメリットがあるので良い。
ネ、W−CDMA(IMT−2000)(次世代携帯電
話)、DVD、CD、MD等のプレーヤー、DVD、C
D、MD等のポータブルプレーヤー、カーオーディオの
操作パネル、カーナビゲーション装置、眼鏡、可変焦点
眼鏡、HMD(ヘッドマウンテッドディスプレイ)、T
V、HD−TV、BSデジタルTV、ノートパソコン、
パソコン、マウス、キーボード、PDA、液晶モニタ
ー、ホームシアター、ゲームマシン、ヘッドフォンステ
レオ、オーディオ、ステレオのアンプ、チューナー、カ
セットデッキ、DVD、CD用等のリモコン、スピーカ
ー、自転車、自動車、バス、オートバイ、スクーター、
ヘルメット、電車、列車、飛行機、船、等。
像装置を、上記製品に設けてもよい。別個にTVカメ
ラ、デジタルカメラ等を用いるよりは便利だからであ
る。
おく。
含む装置のことである。光学装置単独で機能しなくても
よい。つまり、装置の一部でもよい。
装置、照明装置、信号処理装置等が含まれる。
デジタルカメラ、ロボットの眼、レンズ交換式デジタル
一眼レフカメラ、テレビカメラ、動画記録装置、電子動
画記録装置、カムコーダ、VTRカメラ、電子内視鏡等
がある。
眼鏡、双眼鏡、ルーペ、ファイバースコープ、ファイン
ダー、ビューファインダー等がある。
イ、ビューファインダー、ゲームマシン(ソニー社 プ
レイステーション)、ビデオプロジェクター、液晶プロ
ジェクター、頭部装着型画像表示装置(head mo
unted display:HMD)、PDA(携帯
情報端末)、携帯電話等がある。
ボ、自動車のヘッドライト、内視鏡光源、顕微鏡光源等
がある。
ソコン、光ディスクの読取・書込装置、光計算機の演算
装置等がある。
体撮像素子、写真フィルム等を指す。また、平行平面板
はプリズムの1つに含まれるものとする。観察者の変化
には、視度の変化を含むものとする。被写体の変化に
は、被写体となる物体距離の変化、物体の移動、物体の
動き、振動、物体のぶれ等を含むものとする。
カメラ、VTRカメラ、動画記録カメラ等は、何れも電
子撮像装置の1例である。
対して偏心した球面、平面、回転対称非球面、あるい
は、対称面を有する非球面、対称面を1つだけ有する非
球面、対称面のない非球面、自由曲面、微分不可能な
点、線を有する面等、いかなる形をしていてもよい。反
射面でも、屈折面でも、光に何らかの影響を与え得る面
ならばよい。本発明では、これらを総称して拡張曲面と
呼ぶことにする。
で定義されるものである。この定義式のZ軸が自由曲面
の軸となる。
項である。
Y−Z面共に対称面を持つことはないが、Xの奇数次項
を全て0にすることによって、Y−Z面と平行な対称面
が1つだけ存在する自由曲面となる。また、Yの奇数次
項を全て0にすることによって、X−Z面と平行な対称
面が1つだけ存在する自由曲面となる。
ある自由曲面の他の定義式として、Zernike多項
式により定義できる。この面の形状は以下の式(b)に
より定義する。その定義式(b)のZ軸がZernik
e多項式の軸となる。回転非対称面の定義は、X−Y面
に対するZの軸の高さの極座標で定義され、AはX−Y
面内のZ軸からの距離、RはZ軸回りの方位角で、Z軸
から測った回転角で表せられる。
お、X軸方向に対称な光学系として設計するには、
D4 ,D5 ,D6 、D10,D11,D12,D13,D14,D
20,D21,D22…を利用する。
の例示のために示したものであり、他のいかなる定義式
に対しても同じ効果が得られることは言うまでもない。
数学的に同値ならば他の定義で曲面形状を表してもよ
い。
次の定義式(c)があげられる。
き、以下の式で表せる。
球面である。
線)とし、Yを光軸と垂直な方向にとる。ここで、Rは
近軸曲率半径、Kは円錐定数、A、B、C、D、…はそ
れぞれ4次、6次、8次、10次の非球面係数である。
この定義式のZ軸が回転対称非球面の軸となる。
式により定義する。面形状の原点を通り、光学面に垂直
な直線がアナモルフィック面の軸となる。
たとき、以下の式(a)で表すことができる。
量、CxはX軸方向曲率、CyはY軸方向曲率、Kxは
X軸方向円錐係数、KyはY軸方向円錐係数、Rnは非
球面項回転対称成分、Pnは非球面項回転非対称成分で
ある。なお、X軸方向曲率半径Rx、Y軸方向曲率半径
Ryと曲率Cx、Cyとの間には、 Rx=1/Cx,Ry=1/Cy の関係にある。
Yトーリック面があり、それぞれ以下の式により定義す
る。面形状の原点を通り、光学面に垂直な直線がトーリ
ック面の軸となる。Xトーリック面は、 F(X)=Cx・X2 /[1+{1−(1+K)Cx2 ・X2 }1/2 ] +AX4 +BX6 +CX8 +DX10・・・ Z=F(X)+(1/2)Cy{Y2 +Z2 −F(X)2 }・・・(f) 次いで、Y方向の曲率中心を通ってX軸の周りで回転す
る。その結果、その面はX−Z面内で非球面になり、Y
−Z面内で円になる。Yトーリック面は、 F(Y)=Cy・Y2 /[1+{1−(1+K)Cy2 ・Y2 }1/2 ] +AY4 +BY6 +CY8 +DY10・・・ Z=F(Y)+(1/2)Cx{X2 +Z2 −F(Y)2 }・・・(g) 次いで、X方向の曲率中心を通ってY軸の周りで回転す
る。その結果、その面はY−Z面内で非球面になり、X
−Z面内で円になる。
からのズレ量、CxはX軸方向曲率、CyはY軸方向曲
率、Kは円錐係数、A、B、C、Dは非球面係数であ
る。なお、X軸方向曲率半径Rx、Y軸方向曲率半径R
yと曲率Cx、Cyとの間には、 Rx=1/Cx,Ry=1/Cy の関係にある。
ズ、可変ミラー、面形状の変わる可変プリズム、頂角可
変プリズム、光偏向作用の変わるプリズム、光偏向作用
の変わる可変回折光学素子つまり可変HOE、可変DO
D等を含む。
ず、収差量が変化するような可変レンズも含むものとす
る。可変ミラーについても同様である。
折等の光偏向作用が変化し得るものを光学特性可変光学
素子と呼ぶ。
話、ゲームマシン、テレビ、ラジカセ、ステレオ等のリ
モコン、パソコン、パソコンのキーボード、マウス、タ
ッチパネル等の何れかの情報を入力し、送信することが
できる装置を指す。
ンのモニター、ディスプレイも含むものとする。
る。
安価な機能拡張容易な光学装置、表示装置、信号処理装
置、撮像装置等が得られる。
した1例の可変焦点レンズの構成と作用を説明するため
の図である。
用いた1例の可変焦点レンズの構成と作用を説明するた
めの図である。
る。
る。
る。
る。
る。
いる様子を示す図である。
る。
ある。
図である。
トの1つの実施例の構成を示す図である。
した実施例の構成と作用を説明するための図である。
流体を出し入れする実施例の構成を示す図である。
る。
施例の構成を示す図である。
の実施例の構成を示す図である。
例の構成を示す図である。
実施例の構成を示す図である。
成を示す図である。
た可変焦点レンズの実施例の構成を示す図である。
実施例の構成を示す図である。
す図である。
焦点レンズの実施例の構成を示す図である。
図である。
点眼鏡の実施例の構成を示す斜視図である。
子を示す図である。
点眼鏡の実施例の構成を示す図である。
タルカメラ用光学系の実施例の構成を示す図である。
光学系の実施例の構成を示す図である。
学特性可変光学素子を用いた車載用テレビカメラの実施
例の構成を示す図である。
す図である。
の様子を示す図である。
ンダー型表示装置の実施例の構成を示す図である。
置を搭載したPDA等を示す斜視図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 有機材料あるいは合成樹脂あるいはエラ
ストマーからなる圧電材料を有することを特徴とする光
学特性可変光学素子。 - 【請求項2】 電磁波によって電力を供給することを特
徴とする可変焦点眼鏡。 - 【請求項3】 ピント合わせを行う光学特性可変光学素
子を有し、光学素子を動かすことでズーミングあるいは
変倍を行うことを特徴とする光学系。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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