JP2002214535A - 顕微鏡装置 - Google Patents

顕微鏡装置

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JP2002214535A
JP2002214535A JP2001010703A JP2001010703A JP2002214535A JP 2002214535 A JP2002214535 A JP 2002214535A JP 2001010703 A JP2001010703 A JP 2001010703A JP 2001010703 A JP2001010703 A JP 2001010703A JP 2002214535 A JP2002214535 A JP 2002214535A
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Eiichi Ito
栄一 伊藤
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Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作動距離の長い手術用顕微鏡等においても、
顕微鏡の観察位置を容易に特定できるようにすること。 【解決手段】 顕微鏡装置は、被写体を拡大観察する観
察光学系10と、被写体上で観察光学系10の視野中心
に一致する位置に指示光を照射する指示光照射光学系2
0と、被写体を照明する照明用光学系30とを備えてい
る。指示光照射光学系20は、照明光学系30に隣接し
て配置され、クローズアップ光学系11の光軸Ax1に
対して平行にほぼ平行な指示光を発する指示光用光源装
置21と、クローズアップ光学系より被写体側に配置さ
れた一対のミラー22,23とを備える。指示光用光源
装置21から発した指示光は、ミラー22によりクロー
ズアップ光学系の光軸側に向けてほぼ直角に反射され、
ミラー23によりほぼ直角に反射され、クローズアップ
光学系の光軸にほぼ一致した状態で被写体を照射する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被写体(観察対象
物)を拡大観察する顕微鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】脳神経外科手術等の微細な器官を対象と
する手術では、術部を拡大して観察するために手術用顕
微鏡が用いられる。この種の手術用顕微鏡では、手術の
ための作業空間を確保するため、作動距離(顕微鏡の最
も被写体側の面から被写体までの距離)が長く設定され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、作動距
離が長いと、特に倍率が高い場合には、たとえピントが
合っていたとしても、顕微鏡により観察される画像を見
るだけでは顕微鏡が被写体上のいずれの位置を観察して
いるのかが容易に把握できず、所望の観察部位に顕微鏡
の照準を合わせるのに手間がかかるという問題がある。
また、ピントが合っていない場合にも、観察位置を特定
しにくいという問題がある。
【0004】本発明は、上記の従来技術の問題点を解決
するためになされたものであり、作動距離の長い手術用
顕微鏡等においても、顕微鏡の観察位置を容易に特定す
ることができる顕微鏡装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を達成するた
め、本発明の顕微鏡装置は、被写体を拡大観察する観察
光学系と、被写体上で観察光学系の視野中心に一致する
位置に指示光を照射する指示光照射光学系とを備えるこ
とを特徴とする。
【0006】上記の構成によれば、被写体上には観察光
学系の観察位置を示す指示光が照射されるため、作動距
離が長い場合にも、容易に観察位置を特定することがで
きる。
【0007】立体視による観察を可能とするためには、
観察光学系は、単一の光軸を有し、被写体に対向して配
置されたクローズアップ光学系と、クローズアップ光学
系の光軸に対してそれぞれ平行な光軸を有し、クローズ
アップ光学系における互いに異なる箇所を通過した被写
体光により一定の位置に被写体像を形成する一対の結像
光学系とを備えることが望ましい。この場合、指示光照
射光学系は、クローズアップ光学系の光軸にほぼ一致す
るように指示光を照射する。
【0008】指示光照射光学系は、指示光用光源装置を
備える。大型の光源装置を用いる場合には、指示光用光
源装置をクローズアップ光学系の光軸から偏心して配置
し、クローズアップ光学系の光軸に対して平行にほぼ平
行な指示光を発するようにし、指示光用光源装置から発
した指示光を一対のミラーによりクローズアップ光学系
の光軸に一致させるようシフトさせることが望ましい。
【0009】一対のミラーは、クローズアップ光学系よ
り被写体側に配置されてもよいし、クローズアップ光学
系と一対の結像光学系との間に配置されてもよい。ま
た、クローズアップ光学系と一対の結像光学系との間に
配置される場合には、クローズアップ光学系に、指示光
を透過させる貫通穴を形成すればよい。
【0010】小型の指示光用光源装置を用いる場合に
は、指示光用光源装置をクローズアップ光学系の光軸に
ほぼ一致させてほぼ平行な指示光を発するように配置す
ることが望ましい。この場合、指示光がクローズアップ
光学系の一部を透過して被写体を照射するようにすれば
よい。小型の指示光用光源装置としては、発散光を発す
る半導体レーザー、発光ダイオード等の光源と、この光
源から発した発散光を平行光にするコリメータレンズと
を組み合わせて用いることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明に
かかる顕微鏡装置の実施の形態を3例説明する。実施形
態の顕微鏡装置は、いずれも被写体を立体的に観察可能
な立体視顕微鏡装置であり、被写体を視差を持つ一対の
像として結像させ、テレビカメラで撮影する。撮影され
た画像は、立体映像(ステレオ映像)として立体視ビュ
ーアーやモニタ等に表示される。また、顕微鏡装置は、
例えばスタンド等に取り付けられたフリーアームの先端
に固定され、フリーアームの操作により、その位置、姿
勢を調整することができる。
【0012】
【第1の実施形態】図1〜3は、第1の実施形態にかか
る顕微鏡装置1を示し、図1が正面図、図2が側面図、
図3が底面図である。第1の実施形態の顕微鏡装置1
は、被写体Oを拡大観察する観察光学系10と、被写体
O上で観察光学系10の視野中心に一致する位置に指示
光Lを照射する指示光照射光学系20と、ライトガイド
ファイババンドル31により図示せぬ照明用光源装置か
ら導かれた照明光により被写体Oを照明する照明用光学
系30とを備えている。
【0013】観察光学系10は、単一の光軸を持つ大径
のクローズアップ光学系11と、このクローズアップ光
学系11における互いに異なる箇所を透過した被写体光
により被写体Oの一次像を形成する左右一対のズーム光
学系12,13と、このズーム光学系12,13により
形成された被写体Oの一次像をリレーして被写体の二次
像を形成する左右一対のリレー光学系14,15と、こ
れらのリレー光学系14,15からの被写体光を互いに
近接させる輻輳プリズム16とを備えている。
【0014】リレー光学系14,15によってリレーさ
れた被写体光は、CCDカメラ17内に導入され、CC
D上の左右の各撮像領域に夫々二次像として再結像され
る。この光学系においては、クローズアップ光学系11
を共通の要素として、ズーム光学系12、リレー光学系
14が右の結像光学系を構成し、ズーム光学系13、リ
レー光学系15が左の結像光学系を構成し、併せて所定
の基線長を隔てて配置された一対の結像光学系をなす。
【0015】このような一対の結像光学系によってCC
Dの撮像面上における左右の各撮像領域に形成された像
は、所定の基線長を隔てた二箇所から夫々撮影した画像
を左右に並べたステレオ画像と等価である。そして、C
CDカメラ17により撮影された画像を液晶ディスプレ
イやCRT等の表示装置に表示し、これを立体視ビュア
ーを用いて両目で観察することにより、被写体Oを拡大
して立体視により観察することができる。
【0016】クローズアップ光学系11は、図1、図2
に示すように、被写体O側から順に負の第1レンズ群1
1aと正の第2レンズ群11bとが配列して構成され
る。第2レンズ群11bは、光軸方向に移動可能であ
り、その移動調整により異なる距離の被写体Oに対して
焦点を合わせることができる。クローズアップ光学系1
1は、被写体Oがその焦点位置に位置するよう調整さ
れ、被写体Oからの発散光をほぼ平行光に変換するコリ
メート機能を有する。
【0017】クローズアップ光学系11の第1,第2レ
ンズ群11a,11bは、図3に示されるように、光軸
方向から見た平面形状がいずれもDカットされたほぼ半
円形状であり、このカットされた部分に照明光学系30
が配置されている。
【0018】指示光照射光学系20は、クローズアップ
光学系11の光軸Ax1から偏心して照明光学系30に
隣接して配置され、クローズアップ光学系11の光軸A
x1に対して平行にほぼ平行な指示光Lを発する指示光
用光源装置21と、クローズアップ光学系より被写体O
側に配置され、指示光用光源装置21から発した指示光
Lをクローズアップ光学系11の光軸Ax1に一致させ
るようシフトさせる一対のミラー22,23とを備え
る。
【0019】指示光用光源装置21から発した指示光L
は、ミラー22によりクローズアップ光学系11の光軸
Ax1側に向けてほぼ直角に反射され、ミラー23によ
り再びほぼ直角に反射される。これにより、指示光L
は、クローズアップ光学系11の光軸Ax1にほぼ一致
した状態で被写体Oを照射する。なお、ミラー23は、
クローズアップ光学系11の光軸Ax1上に配置される
が、ズーム光学系12,13の瞳は図3に示されるよう
に光軸Ax1を含まないため、ミラー23が観察を妨げ
ることはない。
【0020】図4は、観察範囲と視野指示光との関係を
示す第1の実施形態の顕微鏡装置の斜視図である。ズー
ム光学系12,13のズーミングにより、観察光学系1
0の観察範囲は、ワイド時の観察範囲Rwとテレ時の観
察範囲Rtとの間で変化する。ただし、観察光学系10
の視野中心は、ズーム光学系12,13のズーミングに
よる観察範囲の変化にかかわらず、ピントを合わせた状
態では常にクローズアップ光学系11の光軸Ax1上に
位置する。したがって、指示光Lが照射される位置は、
観察光学系10の視野中心を示すこととなる。また、指
示光Lは平行光として被写体Oに照射されるため、被写
体Oまでの距離にかかわらず、ほぼ同一径のスポットを
被写体O上に形成する。
【0021】上述した第1の実施形態の構成によれば、
指示光用光源装置21を点灯することにより、被写体上
で指示光が観察光学系10の視野中心を照射するため、
使用者はモニター等に表示される画像を見ることなく、
指示光Lにより観察位置を確認しながら顕微鏡装置1を
所望の観察位置まで移動させることができる。また、ミ
ラー22,23がクローズアップ光学系11よりも被写
体O側に配置されているため、指示光照射光学系が設け
られていない既存の顕微鏡装置に対して指示光照射光学
系を追加する場合にも、観察光学系10や照明光学系3
0の設計を変更することなく、また、機械系との干渉を
生じることなく容易に追加することができる。
【0022】なお、指示光用光源装置21は、顕微鏡装
置1の使用中常時点灯させてもよいが、顕微鏡装置1を
移動させ、あるいはその姿勢を変化させる時にのみ点灯
するようにしてもよい。後者の場合、例えば、顕微鏡装
置1が固定されたフリーアームのロックレバーと連動さ
せ、ロックを解除したときにのみ点灯させるようにして
もよい。
【0023】
【第2の実施形態】図5〜7は、第2の実施形態にかか
る顕微鏡装置2を示し、図5が正面図、図6が側面図、
図7が底面図である。第2の実施形態の顕微鏡装置2
は、観察光学系10、指示光照射光学系20A、照明用
光学系30を備えている。
【0024】観察光学系10は、第1の実施形態と同様
に、クローズアップ光学系11と、左右一対のズーム光
学系12,13と、左右一対のリレー光学系14,15
と、輻輳プリズム16とを備えている。ただし、クロー
ズアップ光学系10を構成する第1レンズ群11a、第
2レンズ群11bには、その光軸Ax1に沿って貫通穴
11c,11dが形成されている。
【0025】指示光照射光学系20Aは、クローズアッ
プ光学系11の光軸Ax1から偏心してズーム光学系1
2,13に隣接して配置され、クローズアップ光学系1
1の光軸Ax1に対して平行にほぼ平行な指示光Lを発
する指示光用光源装置21と、クローズアップ光学系1
0と結像光学系を構成するズーム光学系12,13との
間に配置され、指示光用光源装置21から発した指示光
Lをクローズアップ光学系11の光軸Ax1に一致させ
るようシフトさせる一対のミラー22,23とを備え
る。
【0026】指示光用光源装置21から発した指示光L
は、ミラー22によりクローズアップ光学系11の光軸
Ax1側に向けてほぼ直角に反射され、ミラー23によ
り再びほぼ直角に反射される。これにより、指示光L
は、クローズアップ光学系11に形成された貫通穴11
c,11dを通して光軸Ax1にほぼ一致した状態で被
写体Oを照射する。
【0027】上述した第2の実施形態の構成によれば、
第1の実施形態におけるのと同様に、使用者はモニター
等に表示される画像を見ることなく、指示光Lにより観
察位置を確認しながら顕微鏡装置2を所望の観察位置ま
で移動させることができる。また、ミラー22,23が
クローズアップ光学系10とズーム光学系12,13と
の間に配置されているため、クローズアップ光学系11
よりも被写体O側に突出部分がなく、第1の実施形態と
比較して実質的な作動距離を長く確保することができ
る。
【0028】
【第3の実施形態】図8〜10は、第3の実施形態にか
かる顕微鏡装置3を示し、図8が正面図、図9が側面
図、図10が底面図である。第3の実施形態の顕微鏡装
置3は、観察光学系10、指示光照射光学系20B、照
明用光学系30を備えている。観察光学系10、照明用
光学系30は、第1の実施形態と同一構成である。
【0029】指示光照射光学系20Bは、クローズアッ
プ光学系10とズーム光学系12,13との間に配置さ
れ、クローズアップ光学系11の光軸Ax1にほぼ一致
させてほぼ平行な指示光Lを発する指示光用光源装置2
4を備えている。この指示光用光源装置24は、発散光
を発する半導体レーザー、発光ダイオード等の光源24
aと、光源24aから発した発散光を平行光にするコリ
メータレンズ24bとを備える。
【0030】コリメータレンズ24bにより平行光とさ
れた指示光Lは、クローズアップ光学系11a,11b
を透過することにより収束光として光軸Ax1にほぼ一
致した状態で被写体O側に照射される。すなわち、第3
の実施形態では、クローズアップ光学系11a,11b
が指示光照射光学系20Bの一部を構成している。
【0031】図11は、観察範囲と視野指示光との関係
を示す第3の実施形態の顕微鏡装置の斜視図である。ズ
ーム光学系12,13のズーミングにより、観察光学系
10の観察範囲は、ワイド時の観察範囲Rwとテレ時の
観察範囲Rtとの間で変化する。ただし、観察光学系1
0の視野中心は、クローズアップ光学系11の光軸Ax
1上に位置する。したがって、指示光Lが照射される位
置は、観察光学系10の視野中心を示すこととなる。ま
た、指示光Lは収束光、若しくは発散光として被写体に
照射されるため、被写体Oまでの距離に応じて指示光L
により形成されるスポットのサイズが変化する。観察光
学系10は、被写体Oがクローズアップ光学系11の焦
点位置にあるときにピントが合う。一方、指示光用光源
装置24は、クローズアップ光学系11に対して平行光
を入射させるため、被写体Oがクローズアップ光学系1
1の焦点位置にあるときに、指示光Lにより形成される
スポットが最も小さくなる。したがって、指示光Lのス
ポットサイズを確認することにより観察光学系10のピ
ント状態を知ることができる。
【0032】上述した第3の実施形態の構成によれば、
第1の実施形態に於けるのと同様に、使用者はモニター
等に表示される画像を見ることなく、指示光Lにより観
察位置を確認しながら顕微鏡装置3を所望の観察位置ま
で移動させることができる。また、第2の実施形態と同
様に、クローズアップ光学系11よりも被写体O側に突
出部分がなく、第1の実施形態と比較して実質的な作動
距離を長く確保することができる。さらに、指示光Lの
スポットサイズを見ることにより、観察光学系10の合
焦状態を確認することもできる。
【0033】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の顕微鏡
装置によれば、観察光学系の視野中心に指示光を照射す
ることにより、使用者は観察光学系により観察される画
像を確認することなく観察位置を特定することができ
る。したがって、作動距離の長い顕微鏡装置を利用する
場合、特に観察倍率が高く観察画像から容易に観察位置
を特定できない場合にも、指示光を利用して容易に観察
位置を把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態による顕微鏡装置の
正面図。
【図2】 図1に示す顕微鏡装置の側面図。
【図3】 図1に示す顕微鏡装置の底面図。
【図4】 図1に示す顕微鏡装置の観察範囲と視野指示
光との関係を示す斜視図。
【図5】 本発明の第2の実施形態による顕微鏡装置の
正面図。
【図6】 図5に示す顕微鏡装置の側面図。
【図7】 図5に示す顕微鏡装置の底面図。
【図8】 本発明の第3の実施形態による顕微鏡装置の
正面図。
【図9】 図8に示す顕微鏡装置の側面図。
【図10】 図8に示す顕微鏡装置の底面図。
【図11】 図8に示す顕微鏡装置の観察範囲と視野指
示光との関係を示す斜視図。
【符号の説明】
1 顕微鏡装置 O 被写体 L 指示光 10 観察光学系 11 クローズアップ光学系 12,13 ズーム光学系 14,15 リレー光学系 16 輻輳寄せプリズム 17 CCDカメラ 20 指示光照射光学系 21 指示光用光源装置 22,23 ミラー 30 照明光学系

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体を拡大観察する観察光学系と、 前記被写体上で前記観察光学系の視野中心に一致する位
    置に、指示光を照射する指示光照射光学系とを備えるこ
    とを特徴とする顕微鏡装置。
  2. 【請求項2】 前記観察光学系は、前記被写体に対向し
    て配置された単一の光軸を有するクローズアップ光学系
    と、前記クローズアップ光学系の光軸に対してそれぞれ
    平行な光軸を有し、前記クローズアップ光学系における
    互いに異なる箇所を通過した被写体光により一定の位置
    に被写体像を形成する一対の結像光学系とを備え、前記
    指示光照射光学系は、前記クローズアップ光学系の光軸
    にほぼ一致するように前記指示光を照射することを特徴
    とする請求項1に記載の顕微鏡装置。
  3. 【請求項3】 前記指示光照射光学系は、前記クローズ
    アップ光学系の光軸から偏心して配置され、該クローズ
    アップ光学系の光軸に対して平行にほぼ平行な指示光を
    発する指示光用光源装置と、該指示光用光源装置から発
    した指示光を前記クローズアップ光学系の光軸に一致さ
    せるようシフトさせる一対のミラーとを備えることを特
    徴とする請求項2に記載の顕微鏡装置。
  4. 【請求項4】 前記一対のミラーは、前記クローズアッ
    プ光学系より前記被写体側に配置されていることを特徴
    とする請求項3に記載の顕微鏡装置。
  5. 【請求項5】 前記一対のミラーは、前記クローズアッ
    プ光学系と前記一対の結像光学系との間に配置されてい
    ることを特徴とする請求項3に記載の顕微鏡装置。
  6. 【請求項6】 前記クローズアップ光学系には、前記指
    示光を透過させる貫通穴が形成されていることを特徴と
    する請求項5に記載の顕微鏡装置。
  7. 【請求項7】 前記指示光照射光学系は、前記クローズ
    アップ光学系の光軸にほぼ一致させてほぼ平行な指示光
    を発する指示光用光源装置を備え、前記指示光は、前記
    クローズアップ光学系を透過して収束光、若しくは発散
    光として前記被写体を照射することを特徴とする請求項
    2に記載の顕微鏡装置。
  8. 【請求項8】 前記指示光用光源装置は、発散光を発す
    る光源と、該光源から発した発散光を平行光にするコリ
    メータレンズとを備えることを特徴とする請求項7に記
    載の顕微鏡装置。
  9. 【請求項9】 前記指示光照射光学系による指示光の点
    灯、消灯が、装置全体が固定されたフリーアームのロッ
    クレバーに連動し、ロックを解除したときにのみ点灯す
    ることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の顕
    微鏡装置。
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