JP2002214363A - 気象観測システムおよび通信端末 - Google Patents

気象観測システムおよび通信端末

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JP2002214363A
JP2002214363A JP2001012286A JP2001012286A JP2002214363A JP 2002214363 A JP2002214363 A JP 2002214363A JP 2001012286 A JP2001012286 A JP 2001012286A JP 2001012286 A JP2001012286 A JP 2001012286A JP 2002214363 A JP2002214363 A JP 2002214363A
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Yuuji Maeda
融磁 前田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 廉価に気象観測データを提供することができ
る気象観測システム及び通信端末を得る。 【解決手段】 気象観測システム1は、観測された気象
に関するデータファイルを作成する観測処理部1aと、
データファイルを暗号化する暗号化処理部1bを有す
る。さらに気象観測システム1は、宛先となる一つ以上
のユーザ端末14を指定しながら、データファイルをS
MTP(シンプル・メイル・トランスファー・プロトコ
ル)を利用して網2を介して送信し、網2内のPOPサ
ーバ5に蓄積させるメール配信処理部1eを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、気象観測システ
ムおよび通信端末に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来の気象観測システムおよび
通信端末を示すブロック図であり、図において、1は気
象観測システム、1aは気象観測システム1内の観測処
理部、1bは気象観測システム1内の画像変換処理部、
2はインターネットまたはイントラネット等の回線網、
3はWEBサーバ、3aはWEBサーバ3内のWEB処
理部、4はユーザ端末、4aはユーザ端末4内のブラウ
ザ部である。
【0003】気象観測システム1は、様々な場所に配置
された多数の図示しない気象実測装置と、観測処理部1
aと、画像変換処理部1bを備える。各気象実測装置
は、例えば、気象レーダであり、大気に電波を発信し、
反射した電波に関する受信電力、すなわち周囲の大気中
の降雨量を示す情報を観測処理部1aに供給する。観測
処理部1aは、多数の図示しない気象実測装置から供給
された情報に基づいて、各場所での降雨量を表す処理デ
ータファイルを作成する。
【0004】この処理データファイルは、地理的な座標
と、数値の組み合わせで記述されており、視覚で降雨状
態を認識するのは困難である。特に、通常使われている
ブラウザ(例えばインターネットブラウザ)で降雨量分
布地図を表示することができない。このため、画像変換
処理部1bが、処理データファイルをgifあるいはj
pegといった一般的な画像データ形式に変換する。こ
れにより、通常のブラウザで画像データファイルを開け
ば、地図上のどこで降雨量が強いのか容易に判断するこ
とができるようになる。ただし、この変換処理は、WE
Bサーバ3内のCGI(コモン・ゲートウェイ・インタ
フェース)プログラムによって実施することも可能であ
る。
【0005】画像変換処理部1bで変換されたデータフ
ァイルは、例えば、インターネットまたはイントラネッ
ト等の網2を通じて、網2の内部のWEBサーバ3に転
送され、ここに蓄積される。
【0006】網2の内部のWEBサーバ3には、網2を
介して複数のユーザ端末4がアクセスすることができ
る。ユーザ端末4がWEBサーバ3に蓄積された気象観
測データのアドレスにアクセスすると、次のような処理
が行われる。すなわち、ユーザ端末4上のブラウザ部4
aに対するユーザ操作に基づいて、WEBサーバ・ソフ
トウェア(httpd)がCGIプログラムを起動す
る。そして、CGIプログラムに従って、WEBサーバ
3のWEB処理部3aは、気象観測データファイルに所
定の処理を施す。そして、httpdに従って、要求し
たユーザ端末4に処理されたデータファイルが供給され
る。これにより、そのユーザ端末4は、ブラウザ部4a
を利用して、ユーザの求める気象画像を表示装置に表示
させることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の気象観測システ
ムおよび通信端末は以上のように構成されているので、
気象観測データの提供者は、網内にWEBサーバを構築
する必要がある。このためには、例えばインターネット
に関しては、インターネットサービスプロバイダに手数
料を払う必要がある。あるいは、WEBサーバの機能を
持った自前の装置を常に起動して、常にこの装置を網に
有効に接続するといった方策が採られる。従って、余分
なコストがかかるという課題があった。また、従来のデ
ータ配信方式では、WEBサーバ3に気象観測データを
蓄積するため、不特定多数のユーザ端末4に参照される
ことになる。もし気象観測データの提供者がある特定の
ユーザのみに配信したくても、そのようなことはできな
い。例えば、気象画像を有料で配信するシステムを構築
するには、他の方策が必要である。
【0008】また、従来のデータ配信方式は、不特定多
数のユーザ端末4が気象観測データファイルを参照する
ことを前提として構築されているため、ユーザ端末が持
っていると予想される一般的に普及されたソフトウェア
で気象観測地図を表示することが必要とされる。このた
め、WEBサーバ3に蓄積される気象観測データは、g
ifまたはjpegといった一般的な画像形式である必
要があった。gifやjpegの画像形式のファイルの
データサイズは非常に大きい。また、気象観測地図の表
示に関しては、気象観測データの提供者が使う専門的ソ
フトウェアに比べて、一般的に普及されたソフトウェア
の操作性は低い。さらに、気象観測データはWEBサー
バ3に保持されるため、操作レスポンスはネットワーク
の応答性(速度、混み具合)に大きく依存し、ダウンロ
ードが迅速であるとは限らない。また、多数のユーザが
WEBサーバ3にアクセスした場合、さらにレスポンス
の低下を招く。
【0009】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたもので、廉価に気象観測データを提供す
ることができる気象観測システム及び通信端末を得るこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係る気象観測
システムは、観測された気象に関するデータファイルを
作成する観測処理部と、データファイルを暗号化する暗
号化処理部と、宛先となる一つ以上の端末を指定しなが
ら、データファイルをSMTP(シンプル・メイル・ト
ランスファー・プロトコル)を利用して網を介して送信
し、網内のメールサーバに蓄積させる配信処理部とを備
えるものである。
【0011】この発明に係る気象観測システムは、暗号
化処理部を作動させるか否か設定可能な設定部を備える
ものである。
【0012】この発明に係る通信端末は、網内のメール
サーバにアクセスして、自局宛の電子メールがメールサ
ーバに記憶されていれば、電子メールを取得するメール
受信処理部と、電子メールに添付されていたファイルが
暗号化されていれば、ファイルを復号化する復号化処理
部と、ファイルが気象観測に関するデータファイルであ
れば、ファイルに基づいてユーザインタフェースに気象
観測情報を表示させる表示処理部とを備える通信端末に
おいて、メール受信処理部と復号化処理部と表示処理部
は、気象観測情報の表示のための専用ソフトウェアに従
って駆動されるものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1は、この発明の実施の形態1による
気象観測システムおよび通信端末を示すブロック図であ
り、図において、1は気象観測システム、1aは気象観
測システム1内の観測処理部、1bは気象観測システム
1内の画像変換処理部、1cは気象観測システム1内の
暗号化処理部、1dは気象観測システム1内のメール作
成処理部、1eは気象観測システム1内のメール配信処
理部(配信処理部)、2はインターネットまたはイント
ラネット等の回線網、5はPOPサーバ、5aはPOP
サーバ5内のメール受信・保存部である。14はユーザ
端末、14bはユーザ端末14内のメール受信処理部、
14cはユーザ端末14内の復号化処理部、14dはユ
ーザ端末14内の表示処理部である。24は、別のユー
ザ端末である。
【0014】次に動作について説明する。気象観測シス
テム1は、様々な場所に配置された多数の図示しない気
象実測装置と、観測処理部1aと、画像変換処理部1b
と、暗号化処理部1cと、メール作成処理部1dと、メ
ール配信処理部1eを備える。各気象実測装置は、例え
ば、気象レーダであり、大気に電波を発信し、反射した
電波に関する受信電力、すなわち周囲の大気中の降雨量
を示す情報を観測処理部1aに供給する。観測処理部1
aは、多数の図示しない気象実測装置から供給された情
報に基づいて、各場所での降雨量を表す処理データファ
イルを作成する。
【0015】この処理データファイルは、地理的な座標
と、数値の組み合わせで記述されている。図2は、この
処理データのコンセプトを表す。図中の00(H)、0
1(H)といった記号は16進数で表された一時間あた
りの降雨量である。例えば、00(H)は降雨量が0m
m/hであること、01(H)は降雨量が0.25mm
/hであること、02(H)は降雨量が0.5mm/h
であること、03(H)は降雨量が1mm/hであるこ
とを表す。図中の各桝は観測地点を表し、実際の処理デ
ータでは観測地点は緯度と経度の座標で表される。
【0016】このような数値データから視覚で降雨状態
を認識するのは困難である。特に、通常使われているブ
ラウザで降雨量分布地図を表示することができない。こ
のため、気象観測システム1内の画像変換処理部1b
が、処理データファイルをgifあるいはjpegとい
った一般的な画像データ形式に変換する。これにより、
通常のブラウザで画像データファイルを開けば、地図上
のどこで降雨量が強いのか容易に判断することができる
ようになる。
【0017】画像変換処理部1bで変換されたデータフ
ァイルは、電子メールに添付されて、例えば、インター
ネットまたはイントラネット等の網2を通じて、網2の
内部のPOPサーバ5に転送され、POPサーバ5のメ
ール受信・保存部5aに蓄積される。より具体的には、
データファイルは、暗号化処理部1cによりある特定の
暗号化により変換される。この後、この暗号化されたフ
ァイルをメール作成処理部1dが電子メールに添付し、
メール配信処理部1eが電子メールをSMTP(シンプ
ル・メール・トランスファ・プロトコル)方式によって
POPサーバ5に送る。この送信に関しては、最終的な
宛先は、一つ以上のユーザ端末14である。例えば、気
象観測データの提供者と契約した一人以上の者のユーザ
端末14を宛先とすることもできる。このようにして、
ユーザ端末14を宛先とする電子メールは、中継局であ
るPOPサーバ5のメール受信・保存部5aに蓄積され
る。
【0018】ユーザ端末14にはあらかじめ気象観測デ
ータを取り扱うための専用ソフトウェアがインストール
されており、この専用ソフトウェアに関連づけられた気
象観測データ受信専用の電子メールアドレスを持ってい
る。気象観測システム1内のメール配信処理部1eは、
宛先となるユーザ端末14の電子メールアドレスを指定
して送信する。この専用ソフトウェアに従って、ユーザ
端末14のメール受信処理部14bは、一定周期でPO
Pサーバ5にアクセスし、自端末宛の新規の電子メール
が届いているか否か問い合わせる。新規の電子メールが
到着していた場合、POP(ポスト・オフィス・プロト
コル)、例えばPOP3(ポスト・オフィス・プロトコ
ル・バージョン3)に従ってPOPサーバ5はユーザ端
末14にその電子メールを転送する。換言すれば、ユー
ザ端末14はPOPに従って電子メールをダウンロード
する。ダウンロードされた電子メールおよび添付の暗号
化処理された気象観測画像データファイルは、ユーザ端
末14内の磁気ディスク装置、その他の記憶装置(図示
せず)に記憶する。
【0019】網2には、宛先ではないユーザ端末24も
接続されているが、これらのユーザ端末24には電子メ
ールおよび添付の暗号化処理された気象観測画像データ
ファイルは転送されない。
【0020】さらに、ユーザ端末14では、このソフト
ウェアに従って復号化処理部14cが、暗号化処理され
た気象観測データファイルから所定のアルゴリズムによ
り元の気象観測画像データファイルを復元する。そし
て、復元された気象観測画像データファイルに基づい
て、ソフトウェアのブラウザに従って表示処理部14d
は、ユーザの求める気象画像をユーザインタフェースと
しての表示装置に表示させることができる。
【0021】気象観測システム1は、気象観測画像デー
タファイルが添付された電子メールを送信するときに、
複数の宛先のユーザ端末14を指定してもよい。すなわ
ち同報的に送信してもよい。あるいは、一つの電子メー
ルを送信するときには、一つの宛先のユーザ端末14の
みを指定し、複数の宛先がある場合には、各端末に対応
した複数の電子メールを送信してもよい。この実施の形
態1において、暗号化の方式は、同報送信をする場合は
暗号鍵方式が好ましい。ただし、端末に個別に電子メー
ルを送信する場合は公開鍵方式を用いても良い。但し、
公開鍵方式の場合は、気象観測システム側に公開鍵を通
知する手段を持つ必要がある。また宛先に応じて異なっ
た暗号化を気象観測画像データに施す必要がある。
【0022】この実施の形態1においては、観測データ
ファイルの画像形式への変換処理は、気象観測システム
1で行っているが、最終的な宛先となるユーザ端末14
で実行してもよい。ユーザ端末14では、画像形式に変
換された観測データファイルを閲覧することが可能であ
り、閲覧は上記専用ソフトウェアのブラウザによって可
能とされる。このブラウザは、普及しているインターネ
ットブラウザでもよいし、専用ソフトウェアのアクセサ
リとしての専用ブラウザでもよい。
【0023】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、気象観測データの提供者は網内にWEBサーバを構
築する必要がなく、WEBサーバの機能を持った自前の
装置を常に起動しておく必要もない。POPサーバは、
インターネットであれば既設のものでよく、イントラネ
ットでまだPOPサーバがない場合でも簡単に構築でき
るため、コスト面および保守面で有利であるという効果
が得られる。
【0024】また、ある特定のユーザのみに気象観測デ
ータを配信したい場合、特にサービスの被提供者が有料
で加入するシステムを構築したい場合に、不特定多数の
ユーザに見られることがない。例えば、気象観測画像を
表示するソフトウェアの頒布に課金する、あるいは気象
観測画像データファイルの配信に課金することで料金回
収を行うことができる。万一、他の者に電子メールの傍
受をされた場合にも、気象観測画像データファイルが暗
号化されているため、その者は理解したり表示したりす
ることができない。
【0025】さらに、ユーザ端末14が専用ソフトウェ
アを使用するため、気象観測システム1は気象観測画像
データファイルを、このファイルに適合した圧縮率の高
いフォーマットに圧縮した上で配信することができるの
で、回線上の負荷及び秘匿性において有利である。ま
た、ユーザ端末14が専用ソフトウェアを使用するた
め、気象観測画像データファイルに最適な高い操作性が
ユーザ端末14に与えられる。
【0026】また、気象観測画像データファイルは、専
用ソフトウェアのインストールされたユーザ端末14に
POP3に従ってダウンロードされるため、網にアクセ
スしているユーザの数または網の許容容量に依存しない
迅速な操作レスポンスが得られる。
【0027】実施の形態2.図3は、この発明の実施の
形態2による気象観測システムおよび通信端末を示すブ
ロック図である。図3において、図1と共通の構成要素
を示すには、同一の参照符号を用いて、それらの構成要
素の説明を省略する。図において、1fは気象観測シス
テム1内の暗号化設定部である。画像変換処理部1bで
変換されたデータファイルは、この暗号化設定部1fに
供給される。14eはユーザ端末14内の復号判断部で
ある。メール受信処理部14bで受信されて記憶装置に
記憶された電子メールは復号判断部14eに供給され
る。
【0028】次に動作について説明する。この気象観測
システム1の運用目的によっては暗号化する必要がない
場合もある。そのような場合には、気象観測システム1
内の暗号化設定部1fは、暗号化を実行しないように設
定される。この場合、暗号化設定部1fは、画像変換処
理部1bで変換されたデータファイルを暗号化処理部1
cに受け渡さずに、メール作成処理部1dに受け渡す。
メール作成処理部1dは、暗号化されていないファイル
を電子メールに添付し、メール配信処理部1eが電子メ
ールをSMTP方式によってPOPサーバ5に送る。一
方、暗号化設定部1fが、暗号化を実行するように設定
されている場合には、暗号化設定部1fは、画像変換処
理部1bで変換されたデータファイルをメール作成処理
部1dに渡さずに、暗号化処理部1cに渡す。暗号化処
理部1cはデータファイルを暗号化し、メール作成処理
部1dは、暗号化されたファイルを電子メールに添付
し、メール配信処理部1eが電子メールをSMTP方式
によってPOPサーバ5に送る。
【0029】宛先のユーザ端末14では、復号判断部1
4eが受信した電子メールの添付ファイルが暗号化され
ているか否か判断する。すなわち、復号の必要性を判断
する。もし添付ファイルが暗号化されていなければ、復
号判断部14eはこれを復号化処理部14cには渡さ
ず、表示処理部14dに渡す。表示処理部14dは、添
付ファイルのままの気象観測画像データファイルに基づ
いて、気象画像を表示装置に表示させる。
【0030】一方、もし添付ファイルが暗号化されてい
れば、復号判断部14eはこれを表示処理部14dには
渡さず、復号化処理部14cに渡す。復号化処理部14
cは、暗号化処理された気象観測データファイルから元
の気象観測画像データファイルを復元する。そして、復
元された気象観測画像データファイルに基づいて、表示
処理部14dは、気象画像を表示装置に表示させる。
【0031】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、運用目的に応じて、処理の態様の選択枝を増やすこ
とができる。
【0032】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、観測
された気象に関するデータファイルを作成する観測処理
部と、データファイルを暗号化する暗号化処理部と、宛
先となる一つ以上の端末を指定しながら、データファイ
ルをSMTP(シンプル・メイル・トランスファー・プ
ロトコル)を利用して網を介して送信し、網内のメール
サーバに蓄積させる配信処理部とを備えるように構成し
たので、気象観測データの提供者は網内にWEBサーバ
を構築する必要がなく、WEBサーバの機能を持った自
前の装置を常に起動しておく必要もなくなり、コスト面
および保守面で有利であるという効果がある。
【0033】この発明によれば、暗号化処理部を作動さ
せるか否か設定可能な設定部を備えるように構成したの
で、運用目的に応じて、処理の態様の選択枝を増やすこ
とができるという効果がある。
【0034】この発明によれば、網内のメールサーバに
アクセスして、自局宛の電子メールがメールサーバに記
憶されていれば、電子メールを取得するメール受信処理
部と、電子メールに添付されていたファイルが暗号化さ
れていれば、ファイルを復号化する復号化処理部と、フ
ァイルが気象観測に関するデータファイルであれば、フ
ァイルに基づいてユーザインタフェースに気象観測情報
を表示させる表示処理部とを備える通信端末において、
メール受信処理部と復号化処理部と表示処理部は、気象
観測情報の表示のための専用ソフトウェアに従って駆動
されるように構成したので、送信元は気象観測画像デー
タファイルを、このファイルに適合したフォーマットに
圧縮した上で配信することができるので、回線上の負荷
及び秘匿性において有利であるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による気象観測シス
テムおよび通信端末を示すブロック図である。
【図2】 気象観測システムで作成された気象観測に関
する処理データのコンセプトを表す図である。
【図3】 この発明の実施の形態2による気象観測シス
テムおよび通信端末を示すブロック図である。
【図4】 従来の気象観測システムおよび通信端末を示
すブロック図である。
【符号の説明】
1 気象観測システム、1a 観測処理部、1b 画像
変換処理部、1c 暗号化処理部、1d メール作成処
理部、1e メール配信処理部、1f 暗号化設定部、
2 網、5 POPサーバ、5a メール受信・保存
部、14 ユーザ端末、14b メール受信処理部、1
4c 復号化処理部、14d 表示処理部、14e 復
号判断部、24 ユーザ端末。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 観測された気象に関するデータファイル
    を作成する観測処理部と、 上記データファイルを暗号化する暗号化処理部と、 宛先となる一つ以上の端末を指定しながら、上記データ
    ファイルをSMTP(シンプル・メイル・トランスファ
    ー・プロトコル)を利用して網を介して送信し、上記網
    内のメールサーバに蓄積させる配信処理部とを備える気
    象観測システム。
  2. 【請求項2】 暗号化処理部を作動させるか否か設定可
    能な設定部を備えることを特徴とする請求項1記載の気
    象観測システム。
  3. 【請求項3】 網内のメールサーバにアクセスして、自
    局宛の電子メールが上記メールサーバに記憶されていれ
    ば、上記電子メールを取得するメール受信処理部と、 上記電子メールに添付されていたファイルが暗号化され
    ていれば、上記ファイルを復号化する復号化処理部と、 上記ファイルが気象観測に関するデータファイルであれ
    ば、上記ファイルに基づいてユーザインタフェースに気
    象観測情報を表示させる表示処理部とを備える通信端末
    において、 上記メール受信処理部と上記復号化処理部と上記表示処
    理部は、上記気象観測情報の表示のための専用ソフトウ
    ェアに従って駆動されることを特徴とする通信端末。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006293684A (ja) * 2005-04-11 2006-10-26 National Research Institute Of Fire & Disaster テレメータシステム
KR100786693B1 (ko) * 2006-09-14 2007-12-18 진양공업주식회사 고층 기상관측장비의 기상 데이터 송신장치
KR20200141210A (ko) * 2019-06-10 2020-12-18 박순구 5세대 이동통신 기반에서의 스몰 셀 기지국 장치를 이용한 환경관리 서비스 시스템

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