JP2002214332A - レーダ送受信機 - Google Patents

レーダ送受信機

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JP2002214332A
JP2002214332A JP2001011735A JP2001011735A JP2002214332A JP 2002214332 A JP2002214332 A JP 2002214332A JP 2001011735 A JP2001011735 A JP 2001011735A JP 2001011735 A JP2001011735 A JP 2001011735A JP 2002214332 A JP2002214332 A JP 2002214332A
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JP
Japan
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frequency
negative resistance
resistance diode
target
wave
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP2001011735A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Kanechika
正之 金近
Fumio Kubo
文雄 久保
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Stanley Electric Co Ltd
Original Assignee
Stanley Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Stanley Electric Co Ltd filed Critical Stanley Electric Co Ltd
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Priority to EP01116970A priority patent/EP1184678A3/en
Priority to US09/930,648 priority patent/US6577270B2/en
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ミリ波レーダ送受信機において、多数のコン
ポーネントの組み合わせが不要で、小型化、低価格化を
可能にする。 【解決手段】 負性抵抗ダイオード7への印加電圧を可
変してその発振周波数を変化させ、その可変周波数の送
信波を出力する。そして、ターゲットで反射した反射波
を負性抵抗ダイオード7により受信し、非線形動作によ
るヘテロダイン検波を行い、送信周波数と受信周波数の
差の周波数をローパスフィルタ8を通してコネクタ9か
ら取り出し、所定の信号処理を行ってターゲットを検出
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に車載用に適し
たレーダ送受信機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2はこの種の一般的なレーダのシステ
ム構成を示すブロック図である。アンテナ1は送信機2
からの周波数に基づいて電波ビームを放射し、またアン
テナ1で受信したターゲットからの反射波は方向性結合
器3を経て受信機4に入力される。そして、受信機4の
出力が信号処理部(回路)5により処理されてターゲッ
トの位置が検出され、その結果が表示器6に表示され
る。
【0003】ここで、車載用のレーダとしては、ビーム
幅や計測精度、形状寸法などの観点から通常ミリ波帯を
使用している。そして、車両のフロントエンド部のアン
テナ1から放射されて前方車で反射した反射波を受信、
信号処理することにより、前方車の位置を検知し、衝突
防止に役立てることとができる。また、ターゲットまで
の距離計測の方式としては、大別して図3に示すような
三つの方式が知られている。同図は各々の方式の構成を
示すブロック図である。
【0004】図3の(a)に示すものはパルス方式であ
る。図中、11はアンテナ、12は送信機、13は安定
化発振器、14は距離計測のための距離ゲート、15は
同期検波器、16はパルスストレッチ回路、17は検出
器である。
【0005】これは、搬送波のドップラーシフトにより
ターゲットとの相対速度の計測を行うパルスドップラー
レーダの構成を示しており、送信と受信を時間的に分離
でき、同時に多目的の検出が可能となっているが、高い
探知能力を得るには大きなピーク出力が必要で、また高
い距離精度を得るにはヘテロダイン検波が必要である。
【0006】図3の(b)に示すものは2周波CW方式
である。図中、21はアンテナ、22はサーキュレー
タ、23は発振器、24は変調機、25はミキサー、2
6はアンプ(増幅器)、27は同期検波器、28a及び
28bはBPF(帯域通過フィルタ)、19は位相検波
器である。
【0007】この方法は、非常に近接した連続波(C
W)の2波を同時に送信し、ターゲットで反射した反射
波のドップラー成分の位相差から距離を検出し、そのド
ップラー周波数から速度を検出するものである。
【0008】図3の(c)に示すものはFM−CW方式
である。図中、31a及び31bは送信用及び受信用の
アンテナ、32a及び32bは送信側及び受信側の方向
性結合器、33は発振器、34はFM変調器、35はミ
キサー、36はアンプである。
【0009】この方式は、送信周波数を三角波あるいは
それに近い波形でFM変調し、その変調波をターゲット
で反射した反射波とミキシングしてビート周波数を得、
このビート周波数よりターゲットまでの距離とターゲッ
トとの相対速度をそれぞれ検出するものである。
【0010】上記パルス方式、2周波CW方式及びFM
−CW方式の何れの場合も複数のコンポーネントの組み
合わせで構成されている。そして、各々の発振器、変調
器、ミキサー、アンプ等の各コンポーネントには電子部
品が使用されているが、レーダの方式によりコンポーネ
ントの構成はそれぞれ異なっている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来のレーダ送受信機にあっては、複数のコンポーネ
ントの組み合わせで構成されているため、小型化が難し
いとともに、コンポーネント間の接続にマイクロストリ
ップ線路、NRDガイド(nonradiative dielectric gui
de)、導波管等を用いる必要があり、更に小型化が困難
で、電子部品の実装も難しいという問題点があった。
【0012】また、上記の構成で部品点数が多くなり、
高価なものとなってしまい、低価格化は難しいという問
題点があった。
【0013】また、レーダ方式に応じて構成が異なり、
単体では複数のレーダ方式に対応できないという問題点
があった。
【0014】本発明は、上記のような問題点に着目して
なされもので、多数のコンポーネントの組み合せが不要
で、小型化、低価格化を図ることができ、単一の構成で
複数のレーダ方式に対応することが可能なレーダ送受信
機を提供することを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明に係るレーダ送受
信機は、印加電圧により発振周波数が変化する負性抵抗
ダイオードを有し、前記負性抵抗ダイオードから送信さ
れてターゲットで反射した反射波を該負性抵抗ダイオー
ドにより受信してヘテロダイン検波によるレーダ探知を
行うように構成したものである。
【0016】また、上記負性抵抗ダイオードへの印加電
圧の可変制御により該負性抵抗ダイオードの発振周波数
の周波数変調を行うように構成したものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面につ
いて説明する。
【0018】図1は本発明に係るレーダ送受信機の要部
の構成を示す図である。同図において、7は送受信用の
負性抵抗ダイオードで、印加電圧により発振周波数が変
化し、その印加電圧の可変制御により発振周波数の周波
数変調(FM)が行われる。8はローパスフィルタ(L
PF:低域通過フィルタ)、9はバイアス供給及びIF
(中間周波数)取出し用のコネクタ、10はスライディ
ングショート部である。
【0019】なお、その他の構成としては、図示してい
ないが図2,図3に示すような送信機、受信機、信号処
理部、表示器等を有しており、車載用衝突防止レーダと
して有効であり、またAFS(Adaptive Front-lighting
System)用センサ、無線通信機のフロントエンド部のセ
ンサ等に用いることができる。
【0020】本実施例では、負性抵抗ダイオード7への
印加電圧を可変してその発振周波数を変化させ、その可
変周波数の送信波を出力する。そして、ターゲットで反
射した反射波を上記負性抵抗ダイオード7により受信
し、非線形動作によるヘテロダイン検波を行ってレーダ
探知、つまり前方車などのターゲットの検知(位置検
知)を行う。
【0021】すなわち、負性抵抗ダイオード7により発
振されて出力された電波は、ターゲットに当って反射
し、負性抵抗ダイオード7に入力される。このとき、負
性抵抗ダイオードの非線形動作によりヘテロダイン検波
を行い、受信周波数と発振周波数(送信周波数)の和と
差の周波数を発生する。ここで発生された差の周波数
は、ローパスフィルタ8を通して、バイアス供給及びI
F取出し用のコネクタ9より出力される。
【0022】そして、上記コネクタ9より得られた差の
周波数(ビート周波数)成分に対して所定の信号処理を
施すことによりターゲットの検出を行うことができ、レ
ーダとして機能させることができる。
【0023】このように、本実施例では、負性抵抗ダイ
オード7の印加電圧を可変して発振周波数の周波数変調
を行っており、これにより発振器及び変調機の機能を持
たせることができるので、変調機を別々に備えることな
く、FMパルスとFM−CW方式のレーダを一つのコン
ポーネントで実現することができる。
【0024】したがって、従来のミリ波レーダ送受信機
のような多数のコンポーネントの組み合わせが不要で、
小型化、低価格化を図ることができ、単一の構成で複数
のレーダ方式に対応することができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
多数のコンポーネントの組み合わせが不要で、小型化、
低価格化を図ることができるという効果がある。
【0026】また、単一の構成で複数のレーダ方式に対
応することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例の要部を示す構成図
【図2】 一般的なレーダのシステム構成を示すブロッ
ク図
【図3】 従来例の構成を示すブロック図
【符号の説明】
1 アンテナ 2 送信機 4 受信機 5 信号処理部 6 表示器 7 負性抵抗ダイオード 8 ローパスフィルタ 9 コネクタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印加電圧により発振周波数が変化する負
    性抵抗ダイオードを有し、前記負性抵抗ダイオードから
    送信されてターゲットで反射した反射波を該負性抵抗ダ
    イオードにより受信してヘテロダイン検波によるレーダ
    探知を行うことを特徴とするレーダ送受信機。
  2. 【請求項2】 負性抵抗ダイオードへの印加電圧の可変
    制御により該負性抵抗ダイオードの発振周波数の周波数
    変調を行うことを特徴とする請求項1記載のレーダ送受
    信機。
JP2001011735A 2000-08-28 2001-01-19 レーダ送受信機 Withdrawn JP2002214332A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001011735A JP2002214332A (ja) 2001-01-19 2001-01-19 レーダ送受信機
EP01116970A EP1184678A3 (en) 2000-08-28 2001-07-12 Radar transceiver
US09/930,648 US6577270B2 (en) 2000-08-28 2001-08-15 Radar transceiver

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001011735A JP2002214332A (ja) 2001-01-19 2001-01-19 レーダ送受信機

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JP2002214332A true JP2002214332A (ja) 2002-07-31

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ID=18878836

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JP2001011735A Withdrawn JP2002214332A (ja) 2000-08-28 2001-01-19 レーダ送受信機

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Effective date: 20080401