JP2002214030A - 秤の緩衝機構 - Google Patents
秤の緩衝機構Info
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Abstract
動可能な緩衝機構を構成する。 【解決手段】 皿受部材1の支持軸2の下端には係止部
材13が固設され、かつ支持軸2のピン部材3はボス部
9に形成されたピン配置部10に位置している。常時は
コイルばね12の弾発力により、係止部材13がボス部
9の下部端縁9aに当接することにより支持軸2は鉛直
方向に立設し、秤量皿15に負荷された荷重を荷重受け
部材4側に伝達する。秤量皿15に偏荷重が加わった場
合には、コイルばね12の弾発力に抗して、支持軸2の
軸心方向への昇降動作、ピン部材3を中心とした回動動
作、ピン部材3のピン配置部10に対する離間動作を合
成することにより、偏荷重が何れの方向から加わって
も、秤量皿15はその荷重が加わった方向に変位し、そ
の荷重を吸収する。
Description
り、特に高精度の秤に対する瞬間的な大荷重から、秤の
機構を防御するための緩衝機構に関する。
はじめとする高精度の秤は、例えば数千分の1、数万分
の1グラムという僅かな重量の計測が可能なものが提供
されている。このような秤においては、秤量物の荷重を
計量部に伝達する荷重伝達機構も非常に精密に構成され
ており、結果的に機構としては脆弱なものとなってい
る。このため秤量以上の大荷重が負荷されたり、或いは
秤量皿に秤量物を落下させる等して瞬間的に大荷重が負
荷されたりすると、上記機構に狂いが生じたり、或いは
機構が破壊されてしまう事態を将来する。
重や瞬間荷重から機構を防護するため秤量物の荷重を直
接受ける秤量皿と、計量部との間にコイルばね、板ばね
等の弾性体を配置し、緩衝機構としている。
は、前記弾性体の変形によって秤量皿に負荷された荷重
を鉛直方向に吸収するよう構成されている。しかし、秤
量皿の偏心位置に秤量物を落下させた場合、この秤量皿
に対して横方向の荷重が加わった場合等では、鉛直方向
の荷重吸収機構ではこの瞬間荷重を吸収しきれず、秤内
の機構に対してねじれ等の応力を発生させてしまう。
考慮すれば、緩衝機構は、鉛直方向のみでなく、負荷さ
れた荷重に対して秤量皿が全ての方向に変位するよう構
成しておくことが望ましく、このような全方位変位型の
緩衝機構も何種が提案されている。
示す。この構成においては、秤量皿50に加わった荷重
は次の経路を経て荷重計測部に伝達される。即ち、秤量
皿50に加わった荷重は第1伝達部材51、第2伝達部
材52、及び接続材54を経て第3伝達材53に伝達さ
れ、第3伝達材53に伝達された荷重は、支点材55の
位置に対応した梃子比で前記荷重を計量部(図示せず)
に伝達するよう構成されている。
は、支持材56と、この第1伝達部材51側に設けられ
た押え部材51aとの間に挟持されたボール部材57に
より軸58を中心として、秤量皿50の取付部が水平方
向(図の奥行き方向)に揺動可能に構成され、かつ常時
はこの揺動は第1伝達部材51の両側(図示の場合は一
側のみ示す)に設けられた引っ張りばね59によって規
制されるようになっている。
れた場合には、第1伝達部材51の先端下部に設けられ
たアングル材60がストッパ61に当接することにより
その荷重を吸収し、図の左右方向に加わった荷重の場合
には引っ張りばね59の張力に抗して第1伝達部材51
が左右に変位することによりこの荷重を吸収する。また
前後方向(図の奥行き方向)に加わった荷重の場合には
ボール部材57を介して当該第1伝達部材51が引っ張
りばね59の張力に抗して軸56を中心として揺動する
ことにより吸収される。
構では、複数のばね材、ボール部材及びこのボール部材
を挟持する部材、スットッパ部材、このストッパ部材に
係合する部材等、緩衝機構を構成するために多数の部品
を必要とする。このため、装置は複雑かつ大型化するこ
とは避けられない。因みに、上記従来構成も、機構を配
置する空間に比較的余裕がある分析型電子天秤に設けら
れることを前提として構成されている。
材の調整を微妙に行う必要があり、この調整が適正でな
いと、却って緩衝機構が適正な荷重の伝達を阻害する恐
れも生じる。このような理由により、技術的、経済的観
点から実用に供される機構は殆ど提供されていないのが
実情である。
置において、通常の計量時には、当然のことながら秤量
皿に負荷された秤量物の荷重を計量部に正確に伝達する
ため、秤量皿が勝手に傾いたり、がたつきがあったりし
てはならない。つまり全方位型緩衝機構は秤量皿を全方
位に変位(揺動)可能に構成させる機構を構成し、かつ
通常の秤量時にはこのような秤量皿の変位を規制し、か
つがたつきがない機構に構成する必要がある。この結
果、秤量皿の全方位への変位を許容する機能と、この変
位を規制する機能という、いわば相反する機能を合わせ
持つ必要があり、従来構成においては、上記両機能を併
せ持たせるため結果的には部品点数が多く、大型かつ複
雑な機構とならざるを得なかった。
の全方位型荷重緩衝機構の問題点を解決するために構成
した全方位型荷重緩衝機構であって、部品点数が少なく
機構が比較的単純で、かつ通常の計量時には秤量皿の変
位を確実に規制することが可能な荷重緩衝機構である。
受部材を軸支する支持軸と、この支持軸を介して秤量物
の荷重を計量部に伝達する荷重伝達部とを有し、支持軸
はこの荷重伝達部に対して全方位に揺動可能に挿通配置
され、全方位の揺動は、支持軸に突設さたピン部材を回
転軸とする揺動動作、荷重伝達部のピン配置部に対する
ピン部材の離間動作等の合成により行われ、かつ皿受部
材と荷重伝達部との間にはコイルばねなどの弾性体が介
在配置され、この弾性体の弾発力により通常の計量作業
時には皿受部材の揺動動作が確実に規制されるよう構成
したことを特徴とする秤の荷重緩衝機構である。
は、常時は皿受部材、支持軸、弾性体を介して荷重伝達
部に伝達され、かつこの荷重伝達部を介して伝達された
荷重が計量部で計量される。
せる等して鉛直方向に対して瞬間荷重が負荷された場合
には支持軸は弾性体の弾発力に抗して鉛直方向に下降変
位してこの荷重を吸収する。また秤量皿の偏心位置に瞬
間荷重が負荷された場合には、秤量皿はこの荷重の負荷
された側に傾こうとするが、この動作は、弾性体の弾性
に抗して荷重伝達部と係合するピン部材を中心とした回
転動作、この荷重伝達部に対するピン部材の当接部の離
間動作が合成され、秤量皿は荷重が負荷された側に傾
き、この荷重を吸収する。
る。まず本発明の構成を図1及び図2により説明する。
図示の緩衝機構は基本的にはピン部材が突設された支持
軸を有する皿受部材、弾性体、皿受部材及び支持軸の揺
動を可能に支持する荷重伝達部という帆図かな構成部分
から成っている。
材1に対して取り付けられた支持軸である。支持軸2に
はこの支持軸2の軸心を介して対称に、かつ当該支持軸
2に直交するようピン部材3a、3bが突設されてい
る。このピン部材3a、3bは個々に形成したものを支
持軸2に螺合等の手段によりそれぞれ取り付ける構成の
他、支持軸2に貫通孔を形成し、一本のピンをこの貫通
孔に挿通する方法でも形成可能である。
受け部材である。図示の構成では、電磁平衡式の電子秤
の荷重伝達ビーム等のように荷重を受けかつこの荷重を
計量部に直接伝達する部材、或いはロードセル秤の起歪
体等のように部材そのものが荷重受け部と計量部とを兼
ねる部材(以下両者を含めて「計量部材」とする)5と
は独立した構成となっている。このように各秤の計量部
材5とは別個に形成すれば、緩衝機構は各種の秤に取付
可能となり、緩衝機構としての汎用性を高めることがで
きる。
り皿受部材1の外径よりもやや大きな内径を有してい
る。この凹所6の中心には支持軸2が挿通する第1の挿
通孔7が形成され、この第1挿通孔7は支持軸2の外径
よりも大きな内径を有するように形成されている。
である。この第2挿通孔8は前記第1挿通孔7が円筒状
に形成されているのに対して、当該第2挿通孔8の軸心
方向において、その中央部が最も内側に突出するよう断
面略ドーナツ状に形成され、軸心方向中央の最も突出し
た部分の内径は前記支持軸2の外径にほぼ近い内径とな
っている。
け部材4の裏面に突出形成されたボス部であり、その内
径は第2挿通孔8の最大径とほぼ等しい内径を有してい
る。このボス部9の円周側壁には後述する方法で前記各
挿通孔7、8を挿通した支持軸2のピン部材3a、3b
が位置する切り欠きがピン配置部10として、一対形成
されてる。このピン配置部10は、通常の計量状態でピ
ン3a、3bが位置するピン定位置部10aと、このピ
ン定位置部10aに連接してボス部9の下端縁9aにテ
ーパー状に開放しているテーパー開放部10bとから構
成されている。また図2において、符号11は前記第2
挿通孔8を切り欠くようにして形成された一対のピン通
過部である。
を説明する。図1において、二つ示されている皿受部材
1のうち、図の左側の状態、即ち支持軸2に対してピン
部材3a、3bが対向する状態が表示される状態で、コ
イルバネ12を介在させて当該支持軸2を第1及び第2
挿通孔7、8に挿通する。この場合、第2挿通孔8には
ピン通過部11が形成されているため(図2参照)、皿
受部材4及び支持軸3が図1の左側の状態であれば支持
軸2の挿通が可能となる。
端に一旦突出したならば、支持軸2を90度回転し、各
ピン部材3a、3bがピン配置部9に位置するようにす
る(図3も併せて参照)。この状態でボス部9の下端に
突出した支持軸2に対して環状の部材を係止部材13と
して嵌挿し、かつこの係止部材13が支持軸2から脱落
するのを防止するため固定部材14を支持軸2の溝2a
に嵌合させる。
12の弾発力により支持軸2は荷重受け部材4の上部側
に引き抜かれるような力が加わるが、この力は係止部材
13がボス部9の下部端縁9aに当接することにより保
持されている。常時は、コイルばね12の弾発力により
係止部材13がボス部9の下部端縁全体と当接すること
により支持軸2は荷重受け部材4に対して鉛直方向に確
実に固定される。
弾発力はピン部材3a、3bとピン配置部9との係合に
より保持されるのではなく、あくまでもボス部9と係止
部材13との当接により行われる。従って、ピン配置部
10のピン定位置部10aと、各ピン部材3a、3bと
は近接配置されているだけであって、一定の力をもって
当該ピン定位置部10aに圧接されているわけではな
い。
9との係合により支持軸2が保持されると、皿受部材
4、即ちこの皿受部材4により支持される秤量皿がピン
部材3a、3bを回転軸として揺動してしまう。またコ
イルばね12は図示のように荷重受け部材4に接触する
側の径の方が皿受部材1に接触する側の径よりも大きく
した略円錐台状のコイルばねとすることにより、皿受部
材4の安定性を増すことができる。
越えた荷重の負荷や、瞬間的な大荷重に対するストッパ
機構が示されていないが、このストッパ機構は各種の構
成が考えられる。例えば秤量機構に空間的余裕がある場
合には、ボス部9の下部に突出した支持軸下端と当接す
るストッパを配置する。より現実的には秤のケーシング
にストッパ部を構成する。図3において符号16は秤の
機構を収納するケーシングであり、このケーシング16
のうち皿受部材1の下端に対向す部分にストッパ16a
を突設しておけば、規定以上の大荷重の場合にはこのス
トッパ16aにより荷重の伝達を防止することができ
る。またストッパを別に構成し、ケーシング16と皿受
部材4との間にこのストッパを配置するようにしてもよ
い。何れにしても本緩衝機構を使用する秤に最適のスト
ッパの構成を適宜選択すればよい。
として図3および図4を用いて説明する。まず、常時は
秤量皿15、皿受部材1、支持軸2、荷重受け部材4は
コイルばね12の弾発力によって一体化されている。こ
のため秤量皿15に載置された秤量物の荷重は皿受部材
4、コイルばね12を介して荷重受け部材4に直接伝達
され、更にこの荷重受け部材4を介して計量部材5に伝
達される。
5の特定の部分に荷重の負荷が加わった場合には、この
加わった方向に向かって秤量皿15が変位し、この荷重
の負荷を吸収する。即ち、支持軸2の鉛直方向に瞬間荷
重が加わった場合には、支持軸2はコイルばね12の弾
発力に抗して鉛直方向に下降し、荷重を吸収する。
述の如く荷重の加わった方向に変位するわけであるが、
この変位は、荷重受け部材4の第2挿通孔8の内壁部が
断面ドーナツ状になっていること、この第2挿通孔8の
上下に位置する第1挿通孔7、ボス部9の内径が当該支
持軸2の外径よりも大きく形成されていることにより、
第2挿通孔8を中心として支持軸が揺動可能に構成され
ていることにより可能となる。
方向に変位する場合には、ピン部材3がピン定位置部1
0aから離間しながらかつこのピン部材3を中心軸とし
支持軸2が回動する動作を行うことにより実現される。
−Y´方向に変位する動作は、図4に示す如く、ピン部
材3がボス部9のピン配置部10のピン定位置部10か
ら離間する動作を行うことにより実現される。
可能とするためのピン配置部10に対するピン部材3の
離間動作も含む)、ピン部材3のピン配置部10に対す
る離間動作、及び支持軸2の軸心方向への昇降動作の3
つの動作を合成することにより、前記X−X´方向、Y
−Y´方向およびこれらの方向の成分を有する360度
方向に秤量皿15の変位が可能となる。
部材とは別個に形成した荷重受け部材4に形成した構成
を例に説明したが、秤の計量部材5に対してこの緩衝機
構を直接構成することはもとより可能である。
10に配置されることにより、支持軸2の軸回りの回転
が阻止される。さらに前記第2挿通孔8の内径のうち、
最も内径の小さくなる部分の内径が、支持軸2の外径と
ほぼ等しいため、この最小内径部分により支持軸2が荷
重受け部材4の水平方向に変位するのも阻止される。即
ち、これらの構成に加え、前記ボス部9と係止部材13
との係合とも相まって、通常の計量作業時に皿受部材
4、即ちこの皿受部材4に取り付けられる秤量皿15の
がたつき、揺動、回転等の不具合をほぼ完全に防止でき
る。
設した支持軸を有する皿受部材と、コイルばね等の弾性
体と、ボス部等支持軸を揺動可能に保持する部分とから
なり、部品点数が非常に少なく、従って経済的かつ小型
に全方位型の緩衝機構を構成することが可能となる。
動作の合成により行われ、弾性体の弾発力により常時は
個々の動作が規制されるため、常時は秤量皿は非常に安
定しており、計量作業を安心して行え、かつ偏荷重等が
加わった場合には各部の動作が合成されて所定の方向に
円滑に秤量皿を変位させることができる。
の荷重受け部材に形成すれば、この緩衝機構を対独又は
複数個利用し、大きな角皿を複数箇所で支持する等、緩
衝機構を、各種の秤に利用可能な汎用品として構成する
ことも可能となる。
構の分解図である。
材の平面部分図である。
面図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 秤量物の荷重を直接受ける部分と、この
秤量物の荷重を計量する計量部との間に形成される緩衝
機構であって、支持軸を有する皿受部材と、この皿受部
材の支持軸が挿通位置する支持軸挿通部と、この支持軸
挿通部に挿通した支持軸が支持軸挿通部から脱落するの
を防止する固定部と、皿受部材と支持軸挿通部を形成し
た部材との間に介在配置された弾性体とからなり、支持
軸挿通部は、当該支持軸挿通部を中心として支持軸が3
60度方向に傾斜可能に構成され、かつ瞬間荷重が負荷
されないきは弾性体の弾発力により、支持軸はその軸心
が鉛直方向に位置するよう固定されていることを特徴と
する秤の緩衝機構。 - 【請求項2】 支持軸には支持軸軸心に直交するようピ
ン部材が突設され、前記支持軸挿通部にはピン部材が配
置されるピン部材配置部を有するボス部が形成され、ボ
ス部から突出した支持軸下端部には係止部材が固設さ
れ、前記弾性体の弾発力は、ボス部材下端縁に当該係止
部材が当接することにより保持されるよう構成したこと
を特徴とする請求項1記載の秤の緩衝機構。 - 【請求項3】 支持軸の挿通部は、支持軸の外径よりも
大きな内径を有する第1挿通孔及びボス部と、この第1
挿通孔及びボス部の間に配置された第2挿通孔とから構
成され、第2挿通孔は、挿通孔軸心方向においてほぼ中
央の内径が、支持軸の外径に近接するよう最も小さい内
径となるよう構成され、この第2挿通孔により支持軸は
水平方向の変位が規制されながら、この第2挿通孔を中
心として揺動するよう構成されていることを特徴とする
請求項2記載の秤の緩衝機構。 - 【請求項4】 ボス部にはピン配置部が切り欠き形成さ
れ、ピン配置部はピン定位置部と、このピン定位置部に
連接するテーパー開放部とからなり、ピン部材は当該ピ
ン配置部のピン定位置部に位置することにより支持軸の
軸心回りの回転が規制され、かつこのピン定位置部にお
けるピン部材の回動動作、ピン定位置部に対するピン部
材の離間動作により支持軸が360度方向に傾斜可能に
構成されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れ
かに記載の秤の緩衝機構。 - 【請求項5】 前記弾性体はコイルばねであることを特
徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の秤の緩衝機
構。 - 【請求項6】 前記コイルばねは、皿受部材に当接する
側の径が小さく、かつ支持軸挿通部形成面に当接する側
の径が大きくなるよう、略円錐台形に形成されているこ
とを特徴とする請求項5記載の秤の緩衝機構。 - 【請求項7】 前記支持軸挿通部を有する部材は、秤の
内部機構を構成する計量部材とは別個に形成された荷重
受け部材に形成されていることを特徴とする請求項1乃
至6の何れかに記載の秤の緩衝機構。 - 【請求項8】 秤量装置のケーシングの一部として構成
され、或いはこのケーシングに別の部材が載置されるこ
とによりストッパが設けられ、当該ストッパに対し、一
定量以上下降変位した皿受部材が当接するよう構成した
ことを特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載の秤の
緩衝機構。
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