JP2002213853A - 蓄冷式輸送用保冷ボックスおよび保冷ボックス用冷却装置 - Google Patents

蓄冷式輸送用保冷ボックスおよび保冷ボックス用冷却装置

Info

Publication number
JP2002213853A
JP2002213853A JP2001008036A JP2001008036A JP2002213853A JP 2002213853 A JP2002213853 A JP 2002213853A JP 2001008036 A JP2001008036 A JP 2001008036A JP 2001008036 A JP2001008036 A JP 2001008036A JP 2002213853 A JP2002213853 A JP 2002213853A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
box
cold storage
cool
refrigerator
heat transfer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001008036A
Other languages
English (en)
Inventor
Masakazu Oshima
正和 大嶋
Ko Yamaguchi
香 山口
Osamu Ishiyama
修 石山
Mikio Goto
幹生 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP2001008036A priority Critical patent/JP2002213853A/ja
Publication of JP2002213853A publication Critical patent/JP2002213853A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 輸送コストを低減しつつ、蓄冷剤の冷却作業
性を向上させることができる蓄冷式輸送用保冷ボックス
およびこの保冷ボックス用の冷却装置を提供すること。 【解決手段】 蓄冷式輸送用保冷ボックス10の底面
に、任意に開閉自在とされたシャッタ11cが形成さ
れ、このシャッタ11cの直上に、伝熱プレート12が
配設され、さらにこの伝熱プレート12の上面に当接し
て蓄冷剤13が配置され、一方、保冷ボックス用冷却装
置20は、蓄冷式輸送用保冷ボックス10が載置される
載置台21と、シャッタ11cが開放した状態におい
て、伝熱プレート12の下面に接するコールドプレート
23と、冷却ユニット22とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、蓄冷式輸送用保
冷ボックスおよびこの蓄冷式輸送用保冷ボックスが備え
る蓄冷剤を冷却する保冷ボックス用冷却装置に関し、詳
細には、冷凍機を具備しない蓄冷式輸送用保冷ボックス
と、この蓄冷式輸送用保冷ボックス用の冷却装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】生鮮食品、冷凍・冷蔵食品などの低温度
状態を維持させる必要がある商品を、市場や冷凍倉庫、
加工センター等から小売店等に輸送する場合、商品は、
所定の輸送用保冷ボックスに収容されて輸送されてい
る。この輸送用保冷ボックスのうち蓄冷式輸送用保冷ボ
ックスは、ボックスの内部に蓄冷可能の蓄冷剤を備えて
おり、輸送中はこの蓄冷剤による冷却効果でボックスの
内部を保冷し、ボックス内部に収容された商品を低温に
保つようにしている。
【0003】また、蓄冷式輸送用保冷ボックスは、蓄冷
剤がボックスの内部に、着脱可能に備えられているもの
と、着脱不可能に備えられているものとがあり、着脱可
能の形式による蓄冷式輸送用保冷ボックスでは、蓄冷剤
をボックスの外部に取り出し、この取り出された蓄冷剤
を、蓄冷式輸送用保冷ボックスとは別体の冷凍機によっ
て冷却し、冷却された蓄冷剤をボックスの内部に戻して
用いられ、一方、着脱不可能の形式による蓄冷式輸送用
保冷ボックスでは、蓄冷剤を、この蓄冷剤と同様にボッ
クスの内部に着脱不可能に設けられた冷凍機によって予
め冷却して用いられる。なお、この冷凍機を備えた形式
の蓄冷式輸送用保冷ボックスであっても、輸送中は、冷
凍機の運転は停止されて、冷却された蓄冷剤によっての
み保冷されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、蓄冷剤を冷
却する冷凍機は、その重量が非常に重いため、冷凍機を
備えた蓄冷式輸送用保冷ボックスは、冷凍機を備えない
蓄冷式輸送用保冷ボックスよりも輸送コストが高くなる
という問題がある。すなわち、蓄冷式輸送用保冷ボック
スの輸送中は、冷凍機は運転されないため、輸送手段に
対する積載重量を増加させるだけの存在となっている。
【0005】一方、冷凍機を備えない蓄冷式輸送用保冷
ボックスは、蓄冷剤を冷却する都度、ボックスから着脱
する手間がかかり、しかも蓄冷剤自体の重量は重いた
め、作業性が非常に悪いという問題がある。
【0006】この発明は上記に鑑みてなされたものであ
り、輸送コストを低減しつつ、蓄冷剤の冷却作業性を向
上させることができる蓄冷式輸送用保冷ボックスおよび
この保冷ボックス用の冷却装置を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、この発明の請求項1に係る蓄冷式輸送用保冷ボッ
クスは、冷凍機により冷却される蓄冷剤をボックスの内
部に備えた蓄冷式輸送用保冷ボックスにおいて、前記蓄
冷剤は、前記ボックスの内部に固定的に配設されている
とともに、前記蓄冷式輸送用保冷ボックスとは別体の、
外部の冷凍機によって冷却されることを特徴とする。
【0008】この請求項1に係る発明によれば、重量の
重い冷凍機を具備しないため、蓄冷式輸送用保冷ボック
ス全体の重量を低減することができ、輸送コストを低減
することができる。しかも、蓄冷剤は、ボックスの内部
に固定的に配設されているとともに、その固定された状
態のままで、外部の冷凍機によって冷却されるため、冷
却の都度、重量の重い蓄冷剤をボックスから着脱する作
業を行う必要がなく、冷却の作業性を向上させることが
できる。
【0009】また、この発明の請求項2に係る蓄冷式輸
送用保冷ボックスは、請求項1に係る蓄冷式輸送用保冷
ボックスにおいて、ボックスの内部に、少なくとも前記
蓄冷剤が前記外部の冷凍機によって冷却されるときに、
前記冷凍機および前記蓄冷剤に接触する位置に配置され
る伝熱プレートをさらに備えたことを特徴とする。
【0010】この請求項2に係る発明は、ボックスの内
部に固定された蓄冷剤を、ボックスから取り外すことな
く、外部の冷凍機によって、冷却するための構造を具体
化したものであり、ボックス内部に取り付けられている
蓄冷剤と外部の冷凍機との間を架け渡すように、双方に
接触する位置に設けられた伝熱プレートが、冷凍機によ
って冷却され、この冷却状態をその伝熱作用により蓄冷
剤に伝えることによって、ボックスに固定された蓄冷剤
を、取り外すことなく冷却することができる。
【0011】また、この発明の請求項3に係る蓄冷式輸
送用保冷ボックスは、請求項2に係る蓄冷式輸送用保冷
ボックスにおいて、ボックスの一部に、開放状態におい
て、前記伝熱プレートと前記外部の冷凍機とが接触しう
るように、開閉するシャッタが形成されていることを特
徴とする。
【0012】この請求項3に係る発明によれば、シャッ
タが開放状態のときは、伝熱プレートと冷凍機とを接触
させて、伝熱プレートを介して蓄冷剤を冷却させること
ができ、一方、シャッタが閉鎖状態のときは、冷却済み
の蓄冷剤から伝熱プレートを介して、ボックス外部に放
冷するのを抑制することができるため、輸送中における
蓄冷剤による保冷効果が低減するのを抑制することがで
きる。
【0013】また、この発明の請求項4に係る蓄冷式輸
送用保冷ボックスは、請求項3に係る蓄冷式輸送用保冷
ボックスにおいて、シャッタは、前記ボックスの底面に
形成され、前記伝熱プレートは、前記ボックスの底部に
配置され、前記蓄冷剤は、前記伝熱プレートの上面に接
触する位置に配置されたことを特徴とする。
【0014】この請求項4に係る発明は、シャッタおよ
び伝熱プレートと蓄冷剤の配置を具体化したものであ
り、ボックスの底部に配置された伝熱プレートに接触さ
せる、重量物である冷凍機を、この伝熱プレートの配置
に対応させて低い位置に配置することができるため、冷
凍機側の設置の安定化を図ることができる。
【0015】また、この発明の請求項5に係る蓄冷式輸
送用保冷ボックスは、請求項3に係る蓄冷式輸送用保冷
ボックスにおいて、シャッタは、前記ボックスの天面に
形成され、前記伝熱プレートは、前記ボックスの上部に
配置され、前記蓄冷剤は、前記伝熱プレートの下面に接
触する位置に配置されたことを特徴とする。
【0016】この請求項5に係る発明も、シャッタおよ
び伝熱プレートと蓄冷剤の配置を具体化したものであ
り、ボックスの上部に伝熱プレートおよび蓄冷剤が配置
されているため、冷凍機による冷却中にも、伝熱プレー
トや蓄冷剤から発せられる冷気が、ボックス内を下降
し、ボックス内部の冷却状態の均一化を早めることがで
きる。
【0017】また、この発明の請求項6に係る蓄冷式輸
送用保冷ボックスは、請求項1から5のうちいずれか一
つに係る蓄冷式輸送用保冷ボックスにおいて、蓄冷剤
は、前記ボックスの内部の天井部まで移動可能に設けら
れ、前記蓄冷剤を前記天井部に係止する蓄冷剤係止手段
を備えたことを特徴とする。
【0018】この請求項6に係る発明によれば、冷却さ
れた蓄冷剤は、蓄冷剤係止手段によってボックスの上部
に係止されるため、蓄冷剤から発せられる冷気が、ボッ
クス内を下降し、ボックス内部の冷却状態を均一化する
ことができる。
【0019】また、この発明の請求項7に係る保冷ボッ
クス用冷却装置は、ボックスの内部に固定的に配設され
た蓄冷剤および前記蓄冷剤に接触する位置に配置される
伝熱プレートを有する蓄冷式輸送用保冷ボックスを冷却
する冷凍機を備えた、前記蓄冷式輸送用保冷ボックスと
は別体の保冷ボックス用冷却装置において、蓄冷式輸送
用保冷ボックスを載置する載置台を備え、前記冷凍機
は、前記ボックスの下部に配置された前記伝熱プレート
に接触するように、前記載置台の上部に配設されている
ことを特徴とする。
【0020】この請求項7に係る発明によれば、重量の
重い冷凍機を具備しない、重量が低減された蓄冷式輸送
用保冷ボックスに固定的に配設された蓄冷剤を、ボック
スから取り外すことなく、この蓄冷剤と冷凍機との間を
架け渡すように双方に接触する位置に設けられた伝熱プ
レートを介して、冷凍機によって冷却することができる
ため、重量の重い蓄冷剤をボックスから着脱する作業を
行う必要がなく、冷却の作業性を向上させることができ
る。さらに、蓄冷式輸送用保冷ボックスは、そのボック
ス底部という低い位置に伝熱プレートが配置されている
ため、この伝熱プレートに接触させる冷凍機を、載置台
の上部という比較的低い位置に配することができ、重量
の重い冷凍機の設置安定化を図ることができる。
【0021】また、この発明の請求項8に係る保冷ボッ
クス用冷却装置は、請求項7に係る保冷ボックス用冷却
装置において、載置台は、複数の前記蓄冷式輸送用保冷
ボックスを同時に載置しうるサイズであり、前記冷凍機
は、前記載置台に載置しうる前記蓄冷式輸送用保冷ボッ
クスの数と同数配置されていることを特徴とする。
【0022】この請求項8に係る発明によれば、複数の
蓄冷式輸送用保冷ボックスの蓄冷剤を、同時に冷却させ
ることができるため、冷却作業の効率を向上させること
ができる。
【0023】また、この発明の請求項9に係る保冷ボッ
クス用冷却装置は、ボックスの内部に固定的に配設され
た蓄冷剤および前記蓄冷剤に接触する位置に配置される
伝熱プレートを有する蓄冷式輸送用保冷ボックスを冷却
する冷凍機を備えた、前記蓄冷式輸送用保冷ボックスと
は別体の保冷ボックス用冷却装置において、蓄冷式輸送
用保冷ボックスの上方を覆う天板体を備え、前記冷凍機
は、前記ボックスの上部に配置された前記伝熱プレート
に接触するように、前記天板体の下部に配設されている
ことを特徴とする。
【0024】この請求項9に係る発明によれば、重量の
重い冷凍機を具備しない、重量が低減された蓄冷式輸送
用保冷ボックスに固定的に配設された蓄冷剤を、ボック
スから取り外すことなく、この蓄冷剤と冷凍機との間に
架け渡すように双方に接触する位置に設けられた伝熱プ
レートを介して、冷凍機によって冷却することができる
ため、重量の重い蓄冷剤をボックスから着脱する作業を
行う必要がなく、冷却の作業性を向上させることができ
る。さらに、蓄冷式輸送用保冷ボックスは、そのボック
ス上部という高い位置に伝熱プレートが配置されている
ため、この伝熱プレートに接触させる冷凍機を、蓄冷式
輸送用保冷ボックスの上方を覆う天板体の下部に設け
て、伝熱プレートに接触させることにより、冷凍機によ
る伝熱プレートの冷却中に、伝熱プレートや蓄冷剤から
発せられる冷気が、ボックス内を下降し、ボックス内部
の冷却状態の均一化を早めることができるため、冷却速
度を速め、冷凍機を運転することによる消費電力を低減
させることができる。
【0025】また、この発明の請求項10に係る保冷ボ
ックス用冷却装置は、請求項9に係る保冷ボックス用冷
却装置において、天板体は、複数の前記蓄冷式輸送用保
冷ボックスを同時に覆いうるサイズであり、前記冷凍機
は、前記天板体が覆いうる前記蓄冷式輸送用保冷ボック
スの数と同数配置されていることを特徴とする。
【0026】この請求項10に係る発明によれば、複数
の蓄冷式輸送用保冷ボックスの蓄冷剤を、同時に冷却さ
せることができるため、冷却作業の効率を向上させるこ
とができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る蓄冷式輸送
用保冷ボックスおよび保冷ボックス用冷却装置の実施の
形態につき、図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、
この実施の形態によって、これらの発明が限定されるも
のではない。
【0028】図1は、この発明の実施の形態に係る蓄冷
式輸送用保冷ボックスを示す概略図、図2はこの発明の
実施の形態に係る保冷ボックス用冷却装置を示す概略図
である。図1に示した蓄冷式輸送用保冷ボックス10
は、内部に保冷食品等の商品を収容し、商品の冷却状態
を保持したままトラック等の荷台に載置されて輸送に供
される保冷ボックスであって、冷却される商品が収容さ
れる断熱ボックス11と、この断熱ボックス11の内部
に、非着脱形式で装着された複数個の蓄冷剤13と、蓄
冷剤13に伝熱させる、熱伝導率の高い伝熱プレート1
2とを備えた構成である。
【0029】ここで、断熱ボックス11は、収容する商
品を出し入れするための扉11aを備え、この扉11a
には、扉11aを開閉操作する際に把持する把手兼開閉
ストッパ11bが取り付けられている。また、断熱ボッ
クス11の底面には、任意に開閉自在とされたシャッタ
11cが形成されており、伝熱プレート12は、このシ
ャッタ11cの直上に配設されている。なお、断熱ボッ
クス11の下部には、この蓄冷式輸送用保冷ボックス1
0の移動を容易にするためのキャスタ15が取り付けら
れている。
【0030】さらに、各蓄冷剤13は、伝熱プレート1
2の上面に当接するボトム位置Bと、断熱ボックス11
内部の最上部であるトップ位置Tとの間を移動自在に配
設されており、ボトム位置Bとトップ位置Tとの間に架
け渡された、畜冷剤係止手段の一例としてのチェーン1
4によって移動されるとともにボトム位置Bおよびトッ
プ位置Tにおいてそれぞれ停止状態で保持される。
【0031】一方、図2に示した保冷ボックス用冷却装
置20は、図1に示した蓄冷式輸送用保冷ボックス10
が載置される載置台21と、この載置台21上に載置さ
れてシャッタ11cが開放された状態における蓄冷式輸
送用保冷ボックス10の、伝熱プレート12下面に接触
しうるコールドプレート23と、コールドプレート23
を上昇させる昇降機24と、コールドプレート23と協
働して冷凍機を構成する冷却ユニット22とを備えた構
成である。
【0032】次に、これら実施の形態の蓄冷式輸送用保
冷ボックス10および保冷ボックス用冷却装置20の作
用について説明する。
【0033】まず、商品が収容される以前の蓄冷式輸送
用保冷ボックス10は、チェーン14により、全ての蓄
冷剤13が下降されて、断熱ボックス11の底部に配設
された伝熱プレート12の上面に当接して停止される。
そして、蓄冷剤13が下降した状態の蓄冷式輸送用保冷
ボックス10が、図3に示すように、保冷ボックス用冷
却装置20の載置台21上に載せられ、所定位置にセッ
トされる。
【0034】ここで、断熱ボックス11のシャッタ11
cが開放され、次いで、保冷ボックス用冷却装置20の
昇降機24が、コールドプレート23を上昇させ、コー
ルドプレート23は、シャッタ11cが開放されて開口
した断熱ボックス11の底面を通過して伝熱プレート1
2の下面に接する。そして、保冷ボックス用冷却装置2
0の冷却ユニット22とコールドプレート23とによる
冷却が開始され、コールドプレート23に接している伝
熱プレート12が冷却される。伝熱プレート12は、熱
伝導性が高い材料によって形成されているため、伝熱プ
レート12が冷却されると、この伝熱プレート12に当
接している各蓄冷剤13も冷却される。そして、保冷ボ
ックス用冷却装置20による蓄冷剤13の冷却操作を所
定時間継続することにより、蓄冷剤13は、所望とする
冷却性能を発揮しうるまで冷却される。
【0035】なお、保冷ボックス用冷却装置20による
蓄冷剤13の冷却は、上述したように、タイマー等を用
いて冷却時間を一定にして行う方法の外、蓄冷剤13や
伝熱プレート12の温度がサチレートしたか否かを温度
センサによって検出して行う方法などを適用してもよ
い。
【0036】以上の冷却操作が終了すると、冷却ユニッ
ト22およびコールドプレート23による冷却運転は停
止するとともに、昇降機24がコールドプレート23を
元の位置まで下降させる。また、昇降機24が下降した
後、断熱ボックス11のシャッタ11cが閉じられ、伝
熱プレート12や蓄冷剤13から、断熱ボックス11外
部への放冷が阻止される。そして、断熱ボックス11の
内部は、蓄冷剤13によって保冷されるが、蓄冷剤13
は、チェーン14によって、ボトム位置Bからトップ位
置Tまで引き上げられて固定される。蓄冷剤13によっ
て冷却された空気は下降するため、蓄冷剤13が断熱ボ
ックス11の上部に配置されることによって、断熱ボッ
クス11内部の冷却温度は均一化されやすくなる。
【0037】このようにして、内部が蓄冷剤13によっ
て保冷された蓄冷式輸送用保冷ボックス10は、保冷ボ
ックス用冷却装置20から降ろされて、内部に、保冷す
べき商品が収容された後に、トラック等の荷台に積載さ
れて、スーパーマーケット等の店舗や保冷倉庫等に配送
される。
【0038】そして、蓄冷式輸送用保冷ボックス10に
収容された商品は、蓄冷剤13からの放冷と断熱ボック
スの断熱作用によって、配送先に到着するまでの間、低
温状態で保冷される。また、蓄冷式輸送用保冷ボックス
10自体は、重量の重い冷凍機を具備していないため、
全体としての重量は冷凍機を備えたものよりも軽くな
り、したがって、規定積載重量が小さいトラックによっ
て配送することができ、配送費用を低減することができ
る。また、この蓄冷式輸送用保冷ボックス10を積載す
るトラックの走行燃料消費量が低減され、配送コストを
低減することができる。
【0039】さらに、保冷ボックス用冷却装置20によ
って、蓄冷式輸送用保冷ボックス10の蓄冷剤13を、
断熱ボックス11の内部から脱着することなく冷却する
ことができるため、蓄冷剤13の冷却作業を軽減するこ
とができる。しかも、蓄冷剤13を冷却する保冷ボック
ス用冷却装置20も、大がかりな装置ではなく、またサ
イズも小さいため、配送元だけでなく、配送先の店舗等
にも、大きな占有面積を確保することなく配備すること
ができ、配送先において、配送元からの商品を搬出した
後に空になった蓄冷式輸送用保冷ボックス10の蓄冷剤
13を再度冷却して、その配送先からさらに他の保冷商
品を収容して、他の配送先に配送するなどの、玉突き的
な物流方法を採ることもできる。このような物流方法
は、空の蓄冷式輸送用保冷ボックス10を、配送元に戻
すだけの、空荷を防止する上で、非常に有効である。
【0040】このように、本実施の形態の蓄冷式輸送用
保冷ボックス10および保冷ボックス用冷却装置20に
よれば、蓄冷式輸送用保冷ボックス10の重量軽減と、
蓄冷剤13の冷却作業の軽減を併せて実現することがで
きる。
【0041】なお、上述した実施の形態の保冷ボックス
用冷却装置20は、図4(a)に示すように、単一の蓄
冷式輸送用保冷ボックス10のみの冷却に供するもので
あるが、この発明の保冷ボックス用冷却装置は、この形
態に限るものではなく、例えば図4(b)に示すよう
に、複数の蓄冷式輸送用保冷ボックス10を同時に冷却
しうるように、載置台21の長さを延長し、さらに、こ
の延長された載置台21に載置される複数(図示におい
ては3台)の蓄冷式輸送用保冷ボックス10のそれぞれ
に対応して、複数(図示においては3つ)のコールドプ
レート23を配置した構成を採用することもでき、冷却
作業を効率化することができる。
【0042】また、この実施の形態の蓄冷式輸送用保冷
ボックス10は、蓄冷剤13を上下動可能にしたもので
あるが、断熱ボックス11の高さが低いものについて
は、上下動可能に構成する必要はなく、断熱ボックス1
1の底部に蓄冷剤13を固設した据え置きタイプとして
もよい。さらに、蓄冷剤13を予め、断熱ボックス11
の上部に固設し、この蓄冷剤13を、蓄冷式輸送用保冷
ボックス10の上方から冷却するように構成してもよ
い。
【0043】すなわち、図5に示すように、断熱ボック
ス11の天面にシャッタ11cを形成し、このシャッタ
11cの直下に伝熱プレート12を配設し、伝熱プレー
ト12の下面に当接して蓄冷剤13を配置して、蓄冷式
輸送用保冷ボックス10を構成してもよい。この場合、
この蓄冷式輸送用保冷ボックス10の蓄冷剤13を冷却
する保冷ボックス用冷却装置20としては、図6に示す
ように、蓄冷式輸送用保冷ボックス10の上方を覆う天
板体32を支柱31で支持した門形に形成し、蓄冷式輸
送用保冷ボックス10の上部に配置された伝熱プレート
12に接触するように昇降機35で下降するコールドプ
レート34を、天板体32の下部に配設して、冷却ユニ
ット33と協働して冷凍機を構成したものとすればよ
い。
【0044】なお、このように、蓄冷式輸送用保冷ボッ
クス10の上方から冷却する保冷ボックス用冷却装置2
0についても、複数の蓄冷式輸送用保冷ボックス10を
同時に冷却しうるように、複数のコールドプレート34
を配設した構成を採用することもできる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係る蓄
冷式輸送用保冷ボックス(請求項1)によれば、重量の
重い冷凍機を具備しないため、蓄冷式輸送用保冷ボック
ス全体の重量を低減することができ、輸送コストを低減
することができる。しかも、蓄冷剤は、ボックスの内部
に固定的に配設されているとともに、その固定された状
態のままで、外部の冷凍機によって冷却されるため、冷
却の都度、重量の重い蓄冷剤をボックスから着脱する作
業を行う必要がなく、冷却の作業性を向上させることが
できる。
【0046】また、この発明に係る蓄冷式輸送用保冷ボ
ックス(請求項2)によれば、ボックス内部に取り付け
られている蓄冷剤と外部の冷凍機との間を架け渡すよう
に、双方に接触する位置に設けられた伝熱プレートが、
冷凍機によって冷却され、この冷却状態をその伝熱作用
により蓄冷剤に伝えることによって、ボックスに固定さ
れた蓄冷剤を、取り外すことなく冷却することができ
る。
【0047】また、この発明に係る蓄冷式輸送用保冷ボ
ックス(請求項3)によれば、シャッタが開放状態のと
きは、伝熱プレートと冷凍機とを接触させて、伝熱プレ
ートを介して蓄冷剤を冷却させることができ、一方、シ
ャッタが閉鎖状態のときは、冷却済みの蓄冷剤から伝熱
プレートを介して、ボックス外部に放冷するのを抑制す
ることができるため、輸送中における蓄冷剤による保冷
効果が低減するのを抑制することができる。
【0048】また、この発明に係る蓄冷式輸送用保冷ボ
ックス(請求項4)によれば、ボックスの底部に配置さ
れた伝熱プレートに接触させる、重量物である冷凍機
を、この伝熱プレートの配置に対応させて低い位置に配
置することができるため、冷凍機側の設置の安定化を図
ることができる。
【0049】また、この発明に係る蓄冷式輸送用保冷ボ
ックス(請求項5)によれば、ボックスの上部に伝熱プ
レートおよび蓄冷剤が配置されているため、冷凍機によ
る冷却中にも、伝熱プレートや蓄冷剤から発せられる冷
気が、ボックス内を下降し、ボックス内部の冷却状態の
均一化を早めることができる。
【0050】また、この発明に係る蓄冷式輸送用保冷ボ
ックス(請求項6)によれば、冷却された蓄冷剤は、蓄
冷剤係止手段によってボックスの上部に係止されるた
め、蓄冷剤から発せられる冷気が、ボックス内を下降
し、ボックス内部の冷却状態を均一化することができ
る。
【0051】また、この発明に係る保冷ボックス用冷却
装置(請求項7)によれば、重量の重い冷凍機を具備し
ない、重量が低減された蓄冷式輸送用保冷ボックスに固
定的に配設された蓄冷剤を、ボックスから取り外すこと
なく、この蓄冷剤と冷凍機との間を架け渡すように双方
に接触する位置に設けられた伝熱プレートを介して、冷
凍機によって冷却することができるため、重量の重い蓄
冷剤をボックスから着脱する作業を行う必要がなく、冷
却の作業性を向上させることができる。さらに、蓄冷式
輸送用保冷ボックスは、そのボックス底部という低い位
置に伝熱プレートが配置されているため、この伝熱プレ
ートに接触させる冷凍機を、載置台の上部という比較的
低い位置に配することができ、重量の重い冷凍機の設置
安定化を図ることができる。
【0052】また、この発明に係る保冷ボックス用冷却
装置(請求項8)によれば、数の蓄冷式輸送用保冷ボッ
クスの蓄冷剤を、同時に冷却させることができるため、
冷却作業の効率を向上させることができる。
【0053】また、この発明に係る保冷ボックス用冷却
装置(請求項9)によれば、重量の重い冷凍機を具備し
ない、重量が低減された蓄冷式輸送用保冷ボックスに固
定的に配設された蓄冷剤を、ボックスから取り外すこと
なく、この蓄冷剤と冷凍機との間に架け渡すように双方
に接触する位置に設けられた伝熱プレートを介して、冷
凍機によって冷却することができるため、重量の重い蓄
冷剤をボックスから着脱する作業を行う必要がなく、冷
却の作業性を向上させることができる。さらに、蓄冷式
輸送用保冷ボックスは、そのボックス上部という高い位
置に伝熱プレートが配置されているため、この伝熱プレ
ートに接触させる冷凍機を、蓄冷式輸送用保冷ボックス
の上方を覆う天板体の下部に設けて、伝熱プレートに接
触させることにより、冷凍機による伝熱プレートの冷却
中に、伝熱プレートや蓄冷剤から発せられる冷気が、ボ
ックス内を下降し、ボックス内部の冷却状態の均一化を
早めることができるため、冷却速度を速め、冷凍機を運
転することによる消費電力を低減させることができる。
【0054】また、この発明に係る保冷ボックス用冷却
装置(請求項10)によれば、複数の蓄冷式輸送用保冷
ボックスの蓄冷剤を、同時に冷却させることができるた
め、冷却作業の効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の蓄冷式輸送用保冷ボックスの一実施
の形態を示す図である。
【図2】この発明の保冷ボックス用冷却装置の一実施の
形態を示す図である。
【図3】図2に示した保冷ボックス用冷却装置によっ
て、図1に示した蓄冷式輸送用保冷ボックスの蓄冷剤を
冷却する作用を説明する図である。
【図4】単一の蓄冷式輸送用保冷ボックスと複数の蓄冷
式輸送用保冷ボックスとに供する保冷ボックス用冷却装
置をそれぞれ示す図である。
【図5】この発明の蓄冷式輸送用保冷ボックスの他の実
施の形態を示す図である。
【図6】この発明の保冷ボックス用冷却装置の他の実施
の形態を示す図である。
【符号の説明】
10 蓄冷式輸送用保冷ボックス 11c シャッタ 12 伝熱プレート 13 蓄冷剤 15 キャスタ 20 保冷ボックス用冷却装置 21 載置台 22 冷却ユニット 23 コールドプレート 24 昇降機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石山 修 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (72)発明者 後藤 幹生 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 Fターム(参考) 3L044 AA04 BA02 CA11 DC04 DD07 EA04 KA04 3L045 AA06 AA07 BA02 CA02 DA01 FA03 KA16 PA04

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷凍機により冷却される蓄冷剤をボック
    スの内部に備えた蓄冷式輸送用保冷ボックスにおいて、 前記蓄冷剤は、前記ボックスの内部に固定的に配設され
    ているとともに、前記蓄冷式輸送用保冷ボックスとは別
    体の、外部の冷凍機によって冷却されることを特徴とす
    る蓄冷式輸送用保冷ボックス。
  2. 【請求項2】 前記ボックスの内部に、少なくとも前記
    蓄冷剤が前記外部の冷凍機によって冷却されるときに、
    前記冷凍機および前記蓄冷剤に接触する位置に配置され
    る伝熱プレートをさらに備えたことを特徴とする請求項
    1に記載の蓄冷式輸送用保冷ボックス。
  3. 【請求項3】 前記ボックスの一部に、開放状態におい
    て、前記伝熱プレートと前記外部の冷凍機とが接触しう
    るように、開閉するシャッタが形成されていることを特
    徴とする請求項2に記載の蓄冷式輸送用保冷ボックス。
  4. 【請求項4】 前記シャッタは、前記ボックスの底面に
    形成され、前記伝熱プレートは、前記ボックスの底部に
    配置され、前記蓄冷剤は、前記伝熱プレートの上面に接
    触する位置に配置されたことを特徴とする請求項3に記
    載の蓄冷式輸送用保冷ボックス。
  5. 【請求項5】 前記シャッタは、前記ボックスの天面に
    形成され、前記伝熱プレートは、前記ボックスの上部に
    配置され、前記蓄冷剤は、前記伝熱プレートの下面に接
    触する位置に配置されたことを特徴とする請求項3に記
    載の蓄冷式輸送用保冷ボックス。
  6. 【請求項6】 前記蓄冷剤は、前記ボックスの内部の天
    井部まで移動可能に設けられ、前記蓄冷剤を前記天井部
    に係止する蓄冷剤係止手段を備えたことを特徴とする請
    求項1から5のうちいずれか一つに記載の蓄冷式輸送用
    保冷ボックス。
  7. 【請求項7】 ボックスの内部に固定的に配設された蓄
    冷剤および前記蓄冷剤に接触する位置に配置される伝熱
    プレートを有する蓄冷式輸送用保冷ボックスを冷却する
    冷凍機を備えた、前記蓄冷式輸送用保冷ボックスとは別
    体の保冷ボックス用冷却装置において、 前記蓄冷式輸送用保冷ボックスを載置する載置台を備
    え、前記冷凍機は、前記ボックスの下部に配置された前
    記伝熱プレートに接触するように、前記載置台の上部に
    配設されていることを特徴とする保冷ボックス用冷却装
    置。
  8. 【請求項8】 前記載置台は、複数の前記蓄冷式輸送用
    保冷ボックスを同時に載置しうるサイズであり、前記冷
    凍機は、前記載置台に載置しうる前記蓄冷式輸送用保冷
    ボックスの数と同数配置されていることを特徴とする請
    求項7に記載の保冷ボックス用冷却装置。
  9. 【請求項9】 ボックスの内部に固定的に配設された蓄
    冷剤および前記蓄冷剤に接触する位置に配置される伝熱
    プレートを有する蓄冷式輸送用保冷ボックスを冷却する
    冷凍機を備えた、前記蓄冷式輸送用保冷ボックスとは別
    体の保冷ボックス用冷却装置において、 前記蓄冷式輸送用保冷ボックスの上方を覆う天板体を備
    え、前記冷凍機は、前記ボックスの上部に配置された前
    記伝熱プレートに接触するように、前記天板体の下部に
    配設されていることを特徴とする保冷ボックス用冷却装
    置。
  10. 【請求項10】 前記天板体は、複数の前記蓄冷式輸送
    用保冷ボックスを同時に覆いうるサイズであり、前記冷
    凍機は、前記天板体が覆いうる前記蓄冷式輸送用保冷ボ
    ックスの数と同数配置されていることを特徴とする請求
    項9に記載の保冷ボックス用冷却装置。
JP2001008036A 2001-01-16 2001-01-16 蓄冷式輸送用保冷ボックスおよび保冷ボックス用冷却装置 Pending JP2002213853A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001008036A JP2002213853A (ja) 2001-01-16 2001-01-16 蓄冷式輸送用保冷ボックスおよび保冷ボックス用冷却装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001008036A JP2002213853A (ja) 2001-01-16 2001-01-16 蓄冷式輸送用保冷ボックスおよび保冷ボックス用冷却装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002213853A true JP2002213853A (ja) 2002-07-31

Family

ID=18875694

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001008036A Pending JP2002213853A (ja) 2001-01-16 2001-01-16 蓄冷式輸送用保冷ボックスおよび保冷ボックス用冷却装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002213853A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018172844A1 (en) * 2017-03-20 2018-09-27 Etablissementen Franz Colruyt Naamloze Vennootschap Thermostatic battery, charging unit for thermostatic batteries and use of thermostatic batteries and charging units
WO2018172845A1 (en) * 2017-03-20 2018-09-27 Etablissementen Franz Colruyt Naamloze Vennootschap Thermostatic battery, charging unit for thermostatic batteries and use of thermostatic batteries and charging units
EP3456654A4 (en) * 2016-05-12 2020-01-01 FUJIFILM Toyama Chemical Co., Ltd. TRANSPORT CONTAINER
CN113397361A (zh) * 2021-07-08 2021-09-17 华春新能源股份有限公司 一种节能多温区生鲜快递柜

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3456654A4 (en) * 2016-05-12 2020-01-01 FUJIFILM Toyama Chemical Co., Ltd. TRANSPORT CONTAINER
US10845113B2 (en) 2016-05-12 2020-11-24 Fujifilm Toyama Chemical Co., Ltd. Transport container
WO2018172844A1 (en) * 2017-03-20 2018-09-27 Etablissementen Franz Colruyt Naamloze Vennootschap Thermostatic battery, charging unit for thermostatic batteries and use of thermostatic batteries and charging units
WO2018172845A1 (en) * 2017-03-20 2018-09-27 Etablissementen Franz Colruyt Naamloze Vennootschap Thermostatic battery, charging unit for thermostatic batteries and use of thermostatic batteries and charging units
BE1025064B1 (nl) * 2017-03-20 2018-10-19 Etablissementen Franz Colruyt Naamloze Vennootschap Thermostatische batterij, oplaadinstallatie voor thermostatische batterijen en gebruikswijze van thermostatische batterijen en oplaadinstallaties
BE1025065B1 (nl) * 2017-03-20 2018-10-19 Etablissementen Franz Colruyt Naamloze Vennootschap Thermostatische batterij, oplaadinstallatie voor thermostatische batterijen en gebruikswijze van thermostatische batterijen en oplaadinstallaties
CN113397361A (zh) * 2021-07-08 2021-09-17 华春新能源股份有限公司 一种节能多温区生鲜快递柜
CN113397361B (zh) * 2021-07-08 2022-05-17 华春新能源股份有限公司 一种节能多温区生鲜快递柜

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4302715B2 (ja) 物流箱及びそれを応用する配送システム
US5561986A (en) Portable chilling unit
JP2012056659A (ja) 自動倉庫とその容器
CN101415622A (zh) 运送冷却货物的容器
JP4878896B2 (ja) 断熱容器
JP2002213853A (ja) 蓄冷式輸送用保冷ボックスおよび保冷ボックス用冷却装置
CN209042847U (zh) 保鲜柜及社区冰箱
EP1220800B1 (en) Thermally insulated container cover
WO2000040908A1 (en) Freezer cabinet
JP2005270434A (ja) サービスワゴン
CN214841960U (zh) 一种农产品冷库上料用运输机构
JP3804390B2 (ja) 車載用保冷装置
JP2000238903A (ja) 物品の貯蔵集品システム
CN215286344U (zh) 一种鲜果物流用保鲜运输箱
JP2958620B2 (ja) 冷蔵庫
JP2002053208A (ja) 荷物の搬送方法
JPS6130938Y2 (ja)
JP2000106858A (ja) 冷凍食品配送時の冷却保存方法及びその装置
JP3016556U (ja) 保冷車
JP2003156272A (ja) 冷媒を使用した保冷システム
JPH0752544Y2 (ja) 蓄冷式冷凍ユニット付きコンテナ
JP2000071855A (ja) コンテナ着脱式運搬車
JPH0633315Y2 (ja) 移動用冷凍庫
JP3030118B2 (ja) 貯蔵庫
JP2002002366A (ja) 保冷・冷凍車