JP2002053208A - 荷物の搬送方法 - Google Patents

荷物の搬送方法

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JP2002053208A
JP2002053208A JP2000239846A JP2000239846A JP2002053208A JP 2002053208 A JP2002053208 A JP 2002053208A JP 2000239846 A JP2000239846 A JP 2000239846A JP 2000239846 A JP2000239846 A JP 2000239846A JP 2002053208 A JP2002053208 A JP 2002053208A
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JP
Japan
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box
empty
refrigerator
temperature
returnable
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JP2000239846A
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Seiji Kase
清司 加瀬
Hiroshi Ogasawara
宏 小笠原
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Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所定温度となるよう温度管理された荷物と、
庫内温度との温度差が大きい空の通い箱とを混載した状
態で搬送する搬送方法において、空の通い箱が荷物に及
ぼす熱的影響を抑制する。 【解決手段】 屋外に放置された空の通い箱1bを冷蔵
庫12内に搬入する際、積層した複数の空の通い箱1b
の周囲に断熱パネル4、6を取付け、断熱する。したが
って、冷蔵庫12内において、外気温程度に暖められた
空の通い箱1bと、冷蔵品2が納められた通い箱1aと
が混在した状態で積載されていたとしても、冷蔵品2が
納められた通い箱1aが空の通い箱1bから受ける熱的
影響を抑制することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の温度となる
ように保温される荷物の搬送方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば食品などの冷蔵品の配送に
おいて、配送元から複数の配送先(例えば、店舗など)
への定期的に配送を行うにあたって、冷蔵品を通い箱な
どに納めた状態で配送車の冷蔵庫に積載し、各配送先で
冷蔵品が納められた通い箱を冷蔵庫から降ろすととも
に、前回の配送時に使用した空の通い箱を回収し、この
回収した空の通い箱と他の店舗に配送される冷蔵品とが
混載された状態で次の配送先に搬送する搬送方法が行わ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
搬送方法において、前回の配送時に使用した後、冷蔵品
が取り除かれた空の通い箱は、回収されるまで屋外など
の温度管理されていない場所に放置されることが多く、
特に夏季の場合、配送車の冷蔵庫の庫内温度に比べて高
い温度まで暖められた状態となっている。そのため、空
の通い箱を回収し、他の店舗へと配送する冷蔵品と混載
した状態となると、この空の通い箱による熱負荷により
庫内温度が上昇し、冷蔵品の温度管理を行うことが困難
となってしまうといった問題点があった。
【0004】このような空の通い箱の熱負荷による影響
を抑制する方法として、図2に示すように、クーリング
ユニット13によって冷却される冷蔵庫12内をカーテ
ン14などで冷蔵庫12内を仕切り、冷蔵品の入った通
い箱を積載する場所と、空の通い箱を回収する場所とを
分けて積載する方法が考案されている。しかしながら、
カーテン14などで冷蔵庫12内を仕切ったとしても、
空の通い箱が放熱し、庫内温度が上昇してしまうことを
防止することは困難であった。
【0005】また、大きな熱負荷を有する空の通い箱
と、冷蔵品が納められた通い箱とが冷蔵庫内で混在して
いると、冷蔵品が納められた通い箱は空の通い箱の影響
を受けやすくなるため、冷蔵品が納められた通い箱と空
の通い箱とが混在しないように、通い箱の積み下ろしを
しなければならず、煩雑な作業が必要となるといった問
題点も有している。
【0006】本発明は、上記点に鑑みてなされたもので
あり、温度管理されていない空の通い箱と、所定の温度
となるように保温された荷物が納められた通い箱とを混
載して配送する配送方法において、保温された荷物に対
する空の通い箱の熱的影響を抑制し、庫内の温度管理を
良好に行うことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、請求項1に記載の発明によれば、空の通
い箱(1b)を保温庫(12)内に搬入する際、積層し
た複数の空の通い箱(1b)には断熱手段(4、6)が
取付けられた状態で搬入される。したがって、空の通い
箱(1b)が保温庫内の庫内温度と温度差があったとし
ても、空の通い箱(1b)は断熱手段(4、6)によっ
て断熱されているため、庫内の温度変化を抑制すること
ができる。そのため、保温庫(12)内において空の通
い箱(1b)と、保温される荷物(2)が納められた通
い箱(1a)とが混在した状態で積載されていたとして
も、荷物(2)が納められた通い箱(1a)が空の通い
箱(1b)から受ける熱的影響を抑制することができ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を用いて説明する。なお、本実施の形態において、
荷物の搬送を行う配送車は、図2に示す従来技術とほぼ
同様の配送車であるため、図2を用いて説明する。ただ
し、本実施の形態において荷物の搬送を行う配送車に
は、図2中符号14で示されるカーテンは設けられてい
ない。
【0009】配送車11は後部に冷蔵庫12が架装され
た冷蔵車であり、冷蔵庫12の内部にはクーリングユニ
ット13が設けられている。このクーリングユニット1
3は、周知の圧縮式冷凍サイクル(図示しない)によっ
て駆動され、冷蔵庫12内が所定の温度となるように制
御される。冷蔵庫12の後面には扉15が設けられてお
り、この扉15を開閉することによって、配送品であ
り、後述する通い箱の積み下ろしが行われる。
【0010】図3において、1は樹脂等からなる通い箱
であり、配送時には、例えば食料品などの冷蔵品2(請
求項における荷物)が納められ、回収時には冷蔵品2が
取り除かれた空の状態となっている。通い箱1は略矩形
の形状を有しており、その上方には、作業者が運搬しや
すいように取っ手3が設けられている。配送車11への
積載、積み下ろし、もしくは回収時には、荷物2の有無
に係らず通い箱1は複数積層された状態で運ばれる。
【0011】なお、冷蔵品2が取り除かれた空の通い箱
1bが回収され、冷蔵庫12内に搬入される場合、積層
された空の通い箱1bの周囲には、断熱プレート4(断
熱手段)が取り付けられる。例えば、発砲ウレタンなど
からなる断熱プレート4の板面にはフック5が設けられ
ており、フック5が取っ手3に係合することによって断
熱プレート4は通い箱1bに取り付けられる。また、6
は空の通い箱1bの上面に載せられる断熱プレートであ
り、断熱プレート4同様、通い箱1に係脱可能となって
いる。
【0012】続いて、冷蔵品の搬送方法について述べ
る。
【0013】配送元A(例えば、倉庫など)に保管され
ていた冷蔵品2は、複数の通い箱1aに納められ、冷蔵
庫12に積載される。冷蔵品2は冷蔵庫12内で所定の
温度となるように保冷(保温)された状態で、配送元A
から配送先である各店舗へと搬送される。配送元Aから
第1の配送先である第1の店舗Bに冷蔵車が到着し、停
車すると、冷蔵庫12の扉15が開かれ、冷蔵品2が納
められた通い箱1aのうち、第1の店舗Bに配送される
分の冷蔵品2が納められた通い箱1aが降ろされる。続
いて、前回、冷蔵品2を配送した後、冷蔵品2を取り除
いた空の通い箱1bが回収される。
【0014】回収される際、空の通い箱1bは複数個積
層され、積層された空の通い箱1bの取っ手3にフック
5を係合させることによって空の通い箱1bの周囲に断
熱パネル4が取り付けられる。また、積層された通い箱
1bの上面には、図示しないフックを介して断熱パネル
6が係脱可能に取り付けられる。断熱パネル6が取り付
けられた状態で、空の通い箱1bは冷蔵庫12に積載さ
れ、第2の配送先である第2の店舗Cへと搬送される。
【0015】第2の店舗C、第3の配送先である第3の
店舗Dにおいても、第1の店舗Bでの積み荷作業と同様
に、冷蔵品2が納められた通い箱1aが冷蔵庫12から
降ろされ、断熱パネル4、6が取り付けられた空の通い
箱1bが冷蔵庫12に搬入され、回収される。
【0016】第1の店舗Bから第3の店舗D(最後の配
送先)に至るまでの間は、冷蔵品2の納められた通い箱
1aと空の通い箱1bとが冷蔵庫12に混載された状態
で搬送される。第3の店舗Dにおいて、冷蔵品2が納め
られた残りの通い箱1aが全て降ろされると、空の通い
箱1bのみが冷蔵庫12内に積載された状態となり、配
送元Aに配送車11は戻る。
【0017】本願発明によれば、空の通い箱1bが回収
される際、断熱パネル4、6が空の通い箱1bに取り付
けられた状態で冷蔵庫12内に搬入されるので、断熱す
ることができる。そのため、空の通い箱1bが屋外に放
置され、冷蔵庫12内の温度に比べて高温となっていた
としても、空の通い箱1bを冷蔵庫12に搬入した際に
庫内温度が上昇してしまうことを防止することができ、
庫内の温度管理を良好に行うことができる。
【0018】また、空の通い箱1bは断熱プレート4、
6によって断熱されているため、冷蔵庫12内の特定の
スペースに空の通い箱1bを積載する必要がなく、作業
者が作業しやすいスペースに通い箱を積載することがで
き、作業性を向上させることができる。
【0019】さらに、断熱プレート4、6を通い箱1b
に取り付ける手段としてフック5を用いているので、容
易な作業によって断熱プレート4、6を通い箱1に着脱
することができ、作業者の作業性を向上させることがで
きる。
【0020】なお、上述した実施の形態によれば、積層
された通い箱の周囲に断熱プレートを個別に取り付けた
実施の形態について述べたが、例えばヒンジなどによっ
て断熱プレートどうしを組付けた構造のものを用いても
良い。
【0021】また、マジックテープや、ボタン、嵌合部
などを通い箱および断熱プレートに設けて、断熱プレー
トを空の通い箱に係脱自在に取り付ける構造としてもよ
い。さらに、通い箱への取付手段を断熱プレートの複数
箇所に設けてもよい。取付手段を複数設けることによっ
て、積層される空の通い箱の数が変化しても、1種類の
断熱プレートによって空の通い箱に取り付けることがで
きる。
【0022】また、上述した実施の形態では、冷蔵品を
搬送する場合について述べたが、例えば高温に保温され
た荷物を搬送する場合にも本発明を適用することがで
き、所定の温度となるように温度管理が必要な荷物と、
庫内温度と温度差がある通い箱とを混載する搬送方法で
あれば、本発明の搬送方法を適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る搬送方法を示す概略図
である。
【図2】本実施の形態において用いられる配送車を示す
斜視図である。
【図3】本実施の形態において通い箱の斜視図であり、
冷蔵品が納められた状態を示す図である。
【図4】冷蔵庫内において通い箱が積層された状態を示
す図であり、二点鎖線は冷蔵品が納められた通い箱が積
層された状態を示す。
【図5】通い箱および断熱パネルの一部を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 通い箱 2 荷物 4 断熱手段である断熱プレート 6 断熱手段である断熱プレート 12 保温庫である冷蔵庫 A 配送元 B 第1の配送先

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷物(2)が所定の温度となるよう維持
    する保温庫(12)に前記荷物(2)が納められた複数
    の通い箱(1a)を積載し、 配送元(A)から第1の配送先(B)へと前記荷物
    (2)が納められた複数の通い箱(1a)を搬送し、 第1の配送先(A)において、前記荷物(2)が納めら
    れた通い箱(1a)のうち第1の配送先(A)への配送
    分の前記荷物(2)が納められた通い箱(1a)を前記
    保温庫(12)から降ろして前記第1の配送先(B)に
    配送するとともに、前記荷物(2)が納められていない
    空の通い箱(1b)に断熱手段(4、6)を取り付けて
    前記保温庫(12)に積載して回収し、 前記保温庫(12)から搬送された前記荷物(2)と前
    記第1の配送先(B)において回収された前記空の通い
    箱(1b)とを混載して前記第1の配送先(B)から搬
    送する荷物の搬送方法。
  2. 【請求項2】前記断熱手段(4)は前記空の通い箱(1
    b)に係脱可能に取り付けられることを特徴とする請求
    項1記載の荷物の搬送方法。
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Effective date: 20071106