JP2002213780A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP2002213780A
JP2002213780A JP2001007361A JP2001007361A JP2002213780A JP 2002213780 A JP2002213780 A JP 2002213780A JP 2001007361 A JP2001007361 A JP 2001007361A JP 2001007361 A JP2001007361 A JP 2001007361A JP 2002213780 A JP2002213780 A JP 2002213780A
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heat exchange
outdoor
exchange means
refrigerant circuit
air
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JP2001007361A
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Satoshi Kayano
聡 栢野
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 暖房時に室内の加湿を行うとき、室外の絶対
湿度が低いときでも暖房感を損ねることなく無給水で加
湿を行う空気調和機を実現する。 【解決手段】 室内熱交換手段2と第1減圧手段3と室
外第1熱交換手段4と室外第2熱交換手段6と圧縮機1
とを冷媒配管で接続した冷凍サイクルに、前記室内熱交
手段2に通風を行う室内送風手段11と前記室外第1熱
交換手段4及び前記室外第2熱交換手段6に通風を行う
室外送風手段12と前記室外第2熱交換手段6の上流側
に少なくとも一つ以上の第2減圧手段5と前記室外第2
熱交換手段6から暖房時に発生する水を捕集する第1捕
集手段7と前記第1捕集手段7で捕集した水を室内ユニ
ット側に搬送する搬送手段8と室内側に搬送した水を使
用して被空調空間側において加湿を行うことができる構
成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は冬季の暖房時に室内
を給水作業無しに加湿することができる空気調和機に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】ヒートポンプ式の空気調和機では冬季の
暖房時に室内の相対湿度が低下し、のどの痛みや肌の痒
みまた風邪にかかりやすくなる等の問題が発生している
ため室内の加湿が必要である。そこで従来の加湿手段と
しては、超音波やヒーターを用いた加湿器を用いる方法
や、特開平8−270980号公報に示されるように、
室内から排出される水分を吸着剤を用いて室内に戻す方
法や、室外の水分を吸着剤を用いて捕捉し、その水分を
室内に供給する方法や、特開平7−103553号公報
に示されるように暖房時に外気によって室外熱交換器か
ら発生するドレン水を室内に供給するものなどが知られ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような加湿手段では空気調和機とは別の製品が必要であ
ったり、吸着剤を用いる方法では必要入力が大きく不経
済であったり、ドレン水を得る方法では空気中に含まれ
る水分条件と空気調和機の運転状態により必要な水分量
が確保できなかったり、特に絶対湿度が低い空気状態で
は、水でなく霜として熱交換器に着霜したものを暖房運
転を一旦停止し冷房運転をおこない除霜を行うため室内
の温度が低下し快適感がそこなわれる等の課題があっ
た。
【0004】本発明はこのような従来の課題を解決する
ものであり、快適性を損なわずに低入力で加湿を行うこ
とができる空気調和機を実現することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、室外ユニットにおいて通常より低い温度で
空気中の水分を凝縮あるいは着霜させる作用をする除湿
用熱交換手段を設けることとしたものである。そして上
記除湿熱交換手段により、室外空気の水分を回収し室内
へ搬送して室内を加湿することにより、暖房時の室内相
対湿度の低下を防ぐことができ、室内における居住者の
湿度環境の快適性を維持することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の目的は、各請求項に記載
した構成を実施の形態とすることにより達成することが
できるので、以下には各請求項記載の構成に作用効果を
併記して実施の形態の意義を説明することとする。
【0007】上記課題を解決するために請求項1記載の
発明は、室内熱交換手段と第1減圧手段と室外第1熱交
換手段と室外第2熱交換手段と圧縮機とを冷媒配管で接
続した冷凍サイクルに、前記室内熱交換手段に通風を行
う第1送風手段と、前記室外第1熱交換手段及び前記室
外第2熱交換手段に通風を行う第2送風手段と、前記室
外第2熱交換手段の上流側に少なくとも一つ以上の第2
減圧手段と、前記第2熱交換手段から暖房時に発生する
水を捕集する第1捕集手段と、前記第1補集手段で捕集
した水を室内ユニット側に搬送する搬送手段と、室内側
に搬送した水を使用して被空調空間側において加湿を行
う加湿手段を設けたものである。
【0008】そしてこの実施の形態により水分を給水す
ることなく室内の湿度を保持することができる。
【0009】また請求項2記載の発明は、室外第2熱交
換手段または室外第1熱交換手段に独立で通風を行う第
3送風手段を設けたものである。そしてこの実施の形態
により室外第2熱交換手段への風量分配を調整すること
ができる。
【0010】また請求項3記載の発明は、室外第2熱交
換手段または第1熱交換手段を通る空気量を可変させる
風量可変手段を設けたものである。そしてこの実施の形
態により室外第2熱交換手段での除湿量を独立して調整
することができる。
【0011】また請求項4記載の発明は、室外第2熱交
換手段の通風方向上流に前記室外第2熱交換手段を加熱
する加熱手段を設けたものである。そしてこの実施の形
態により室外第2熱交換手段に着霜した水分を除霜する
ことができる。
【0012】また請求項5記載の発明は、室外第1熱交
換手段より発生する水を捕集する第2捕集手段を設け搬
送手段あるいは第1捕集手段と前記搬送手段とをつなぐ
配管に前記第2捕集手段を接続したものである。そして
この実施の形態により少ないスペースで水を搬送するこ
とができる。
【0013】また請求項6記載の発明は、少なくとも室
外第2熱交換手段あるいは室外第1熱交換手段から発生
する水を貯留しておく貯留手段を捕集手段と加湿手段の
間に設けたものである。そしてこの実施の形態により運
転開始時すぐに加湿が行える。
【0014】また請求項7記載の発明は、少なくとも室
外第2熱交換手段あるいは室外第1熱交換手段から発生
する水を浄化する浄化手段を捕集手段と加湿手段の間に
設けたものである。そしてこの実施の形態により室内に
清浄な水分を搬送することができる。
【0015】また請求項8記載の発明は、圧縮機と室外
第2熱交換手段との間に第1切替手段を設け前記第1切
替手段と、第2減圧手段と室外第1熱交換手段の間をつ
なぐ第1冷媒回路と、前記第1切替手段と、室内熱交換
手段と第1減圧手段の間をつなぐ第2冷媒回路と、前記
圧縮機と前記室内熱交換手段の間と、前記第2減圧手段
と室外第2熱交換手段との間をつなぐ第3冷媒回路と、
前記第2冷媒回路中に回路を分断する分断手段と前記第
3冷媒回路に冷媒を分流し回路を分断することもできる
分流分断手段を設けたものである。そしてこの実施の形
態により、より少ない入力で室外第2熱交換手段の除霜
をおこなうことができる。
【0016】また請求項9記載の発明は、圧縮機と室外
第2熱交換手段との間に第1切替手段と、室内熱交換手
段と第1減圧手段との間に第2切替手段を設け、前記第
1切替手段と、第2減圧手段と室外熱交換手段との間を
つなぐ第1冷媒回路と、前記第1切替手段と前記第2切
替手段をつなぐ第4冷媒回路と、前記第2切替手段と、
前記第2減圧手段と室外第2熱交換手段との間をつなぐ
第5冷媒回路と、前記第1冷媒回路中に回路を分断する
第2分断手段を設けたものである。そしてこの実施の形
態により小さい圧力変動で除霜を行うことができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0018】(実施例1)本実施例1は請求項1に係る
ものである。
【0019】図1において、1は圧縮機、2は室内熱交
換手段、3は第1減圧手段で膨張弁やキャピラリーチュ
ーブなどを用いる。4は室外第1熱交換手段、5は第2
減圧手段で膨張弁やキャピラリーチューブなどを用い
る。6は室外第2熱交換手段、7は第1捕集手段でドレ
ンパン等を用いる。8は搬送手段で電磁ポンプ、ペリス
タポンプ等を用いる。9は加湿手段で超音波加湿方式や
加熱加湿方式、自然気化式等、液体状の水を使う手段で
あればよい。10は4方弁で冷暖房を切り替えるときに
用いるが本実施例では暖房運転回路になっている場合に
ついて説明する。11は室内送風手段でシロッコファン
やクロスフローファン等を用い、12は室外送風手段で
プロペラファンなどを用いる。
【0020】圧縮機1で圧縮された高温高圧の冷媒は4
方弁10を通過して室内熱交換手段2で室内送風手段1
1により空気を供給されて放熱を行い、第1減圧手段3
で低温低圧にされ、室外第1熱交換手段4で吸熱を行
う。その後第2減圧手段5によってより低温低圧にさ
れ、室外第2熱交換手段6で吸熱を行い圧縮機1へ戻っ
ていくが、このとき室外送風手段12より送風される空
気中に含まれる水分が室外第2熱交換手段6で結露す
る。この結露した水を第1捕集手段7で捕集し搬送手段
8で室内に搬送し、加湿手段9で室内に供給する。この
とき加湿手段9を用いず、暖房中の室内熱交換手段2に
水をかけ、室内熱交換手段2の温度により気化させる手
段もある。
【0021】このように本実施例では室外第2熱交換手
段6で発生した水を室内加湿用に用いることができる。
【0022】(実施例2)以下図1と同一構成部分には
同一符号を付して詳細な説明を省略する。本実施例2は
請求項2に係るものである。図2において13は第3送
風手段で、14は絶対湿度検出手段で、15は風量制御
手段である。
【0023】第3送風手段13は室外第2熱交換手段6
に独立して通風を行う。冷凍サイクルにおいて熱交換手
段内の冷媒の温度または圧力は吸熱と放熱の熱バランス
により自ずと決まってくるが、その一因となるものが熱
交換手段を通過する風量である。ここで室外第2熱交換
手段6の通過風量を多くすると吸熱量が増加し冷媒の温
度または圧力は高くなり、風量を低減するとその逆とな
る。また、通過空気側から考えると風量が大きくなると
空気の温度低下が少なく単位通過風量あたりの結露量は
低下し、風量を少なくするとその逆となる。従って効率
よく水分を結露させるための最適風量が存在する。従っ
て室外第2熱交換手段6を通過した後の空気の絶対湿度
が最も低くなるように風量制御手段15により第3送風
手段13の風量を調整する。このように本実施によれば
室外第2熱交換手段6に独立で送風を行うことができ、
より効果的に水を得ることができる。
【0024】(実施例3)本実施例3は請求項3に係る
ものである。
【0025】以下図1と同一構成部分には同一符号を付
して詳細な説明を省略する。図3において16は風量可
変手段でダンパーやシャッター等を用い室外第2熱交換
手段の上流下流のどちらに位置してもよい。
【0026】本実施例では第2送風手段12より送られ
る風を風量可変手段16を開閉することで可変すること
ができる。これにより一つの送風手段で室外第2熱交換
手段6を通過する風量を可変することができる。従って
室外第2熱交換手段6を通過した後の空気の絶対湿度が
最も低くなるように風量制御手段15により風量可変手
段16で風量を調整する。
【0027】なおこの風量可変手段16は室外第1熱交
換手段4の側に用いられても送風手段の風量との組み合
わせで同じ効果をえることができる。
【0028】(実施例4)本実施例4は請求項4に係る
ものである。
【0029】以下図1と同一構成部分には同一符号を付
して詳細な説明を省略する。図4において17は加熱手
段でヒーター等を用いる。
【0030】結露を行う際、室外の絶対湿度が低い場合
には、必要な水分量を得るためには室外第2熱交換手段
6の温度を氷点下にする必要があり、必然的に結露では
なく着霜となり室外第2熱交換手段6が凍ってしまう。
このとき加熱手段17を経由して送風をおこなうことで
氷になった水分を解かすことができ水として回収するこ
とができる。また室外第2熱交換手段6の近傍あるは接
して加熱手段17を設置することで、室外第2熱交換手
段6が着霜で目詰まりなどをおこし、風が通らないとき
でも熱伝導や熱輻射により除霜することができるため同
じ効果が得られる。
【0031】なおこのとき室外第2熱交換手段6と並行
してバイパス回路を設け、加熱手段17で除霜している
間は冷媒はバイパス回路を通るようにするとより効果的
に除霜できる。
【0032】(実施例5)本実施例5は請求項5,6,
7に係るものである。
【0033】以下図1と同一構成部分には同一符号を付
して詳細な説明を省略する。図5において18は第2捕
集手段でドレンパンなどを用い、19は貯留手段で20
は浄化手段でフィルタや逆浸透膜など用いた濾過や蒸留
やイオン交換などの手段を単独あるいは組み合わせで用
いる。
【0034】室外第1熱交換手段4及び室外第2熱交換
手段6でそれぞれ得られた水はそれぞれ第2捕集手段1
8と第1捕集手段7とで捕集され、搬送手段8の搬送力
により配管を通って貯留手段19と浄化手段20を経由
して室内の加湿手段9に運ばれる。
【0035】室外空気の絶対湿度が比較的高い時には室
外第1熱交換手段4でも結露が発生することがある。こ
のとき本実施例によるとその結露水も回収し室内の加湿
を行うことができる。
【0036】また、加湿が必要ないときや得られた水の
余剰分を貯留手段19に貯留しておく。本発明の加湿手
段では運転開始時などには加湿に供する水が無いため運
転初期に加湿能力不足が生じる可能性があるが、貯留手
段19に水を予め貯めておくことによりこれを回避する
ことができる。
【0037】また、搬送手段9により室内に搬送される
水は室外機より回収される性質上、どうしても不純物が
混入する可能性があるが、浄化手段20において不純物
を除去することにより清浄な加湿を行うことができる。
【0038】なお、浄化手段20が貯留手段19より上
流であると貯留手段19に浄化された水が貯留されるの
で衛生上好ましい。また、浄化手段20及び貯留手段1
9についてはその位置は特に規定する必要はない。
【0039】(実施例6)本実施例6は請求項8に係る
ものである。
【0040】以下図1と同一構成部分には同一符号を付
して詳細な説明を省略する。図6において21は第1切
替手段で4方弁などを用い、22は第1冷媒回路で、2
3は第2冷媒回路で24は第3冷媒回路で、25は分断
手段で2方弁などを用い26は分流分断手段で2方弁や
ニードルバルブ、膨張弁などを用いる。
【0041】室外第2熱交換手段6に着霜を行うとき分
断手段25は閉じており、また分流分断手段26も閉じ
ている。第1切替手段21では室外第2熱交換手段6か
ら出てきた冷媒は圧縮機1に流れ込むようにつながれて
おり、また第1冷媒回路22は第2冷媒回路23とつな
がれている。室外第2熱交換手段6が着霜した後第1切
替手段21を切替え室外第2熱交換手段6からでてきた
冷媒は第2冷媒回路23に流れ込むようにつながれ、第
1冷媒回路22は圧縮機1につながれる。また同時に第
2減圧手段5を全閉にし冷媒回路をたつ。そして分断手
段25を開く。このような回路状態にすることにより分
流分断手段26で圧縮機より高温の冷媒を分流して着霜
した室外第2熱交換手段6に流すことができ、着霜した
水分を水として回収することができる。
【0042】(実施例7)本実施例7は請求項9に係る
ものである。
【0043】以下図1と同一構成部分には同一符号を付
して詳細な説明を省略する。図7において27は第2切
替手段で4方弁などを用い、28は第4冷媒回路で、2
9は第5冷媒回路で30は第2分断手段で2方弁などを
用いる。
【0044】室外第2熱交換手段6で着霜を行うとき第
1切替手段21では室外第2熱交換手段6から出てくる
冷媒が圧縮機1に流れ込むようにつながれており、第1
冷媒回路22と第4冷媒回路28がつながれており第2
分断手段30は閉じられている。また第2切替手段27
では室内熱交換手段2からでてきた冷媒が第1減圧手段
3に流入するようにつながれており、第4冷媒回路28
と第5冷媒回路29がつながれている。室外第2熱交換
手段6が着霜した後第1切替手段21を切替えて室外第
2熱交換手段6から出てきた冷媒を第4冷媒回路28に
流れ込むようにし、また第1冷媒回路22から出てきた
冷媒を圧縮機1に流れ込むようにする。同時に第2分断
手段30を開く。また、第2切替手段27では室内熱交
換手段2よりでてきた冷媒が第5冷媒回路29とつなが
るようにし、一方第4冷媒回路28は第1減圧手段3に
つながるように切り替える。また第2減圧手段5は全閉
にする。このような回路状態にすることにより室内熱交
換手段2からでてくるまだ暖かい冷媒を着霜した室外第
2熱交換手段6に流すことができ、着霜した水分を水と
して得ることができる。
【0045】
【発明の効果】上記の説明より明らかなように請求項1
記載の発明によると暖房時に室外熱交換手段より水を得
ることができ、その水を室内の加湿に用いることができ
る。その結果、快適な室内環境を提供することができ
る。
【0046】また請求項2の発明のように独立で室外第
2熱交換手段または室外第1熱交換手段に送風すること
により効果的に水をえることができ、加湿量を多くする
ことができる。その結果より快適な室内環境を提供する
ことができる。
【0047】また請求項3の発明のように風量可変手段
を用いることにより一つの送風手段で風量を可変するこ
とができ、よりコンパクトな構成にすることができる。
【0048】また請求項4の発明のように加熱手段で着
霜した熱交換手段を加熱して除霜する事で水を得ること
ができ、より絶対湿度の低い室外条件でも加湿を行うこ
とができる。
【0049】また請求項5の発明のように室外第1熱交
換手段に第2捕集手段をもうけることにより室外第1熱
交換手段に結露した水分も回収できるためより低い入力
で多い水分を得ることができる。
【0050】また請求項6記載の発明のように室外第2
または第1熱交換手段より回収した水分を貯留しておく
ことにより、暖房立ち上がり時の加湿水が十分に足りな
い状態でも加湿を行うことができ、立ち上がり時にも快
適な環境を提供できる。
【0051】また請求項7記載の発明のように室内に搬
送する水分を浄化することにより室外第2または第1熱
交換手段より得られた水にふくまれる爽雑物を除くこと
ができ、清潔な加湿を行うことができる。
【0052】また請求項8記載の発明のように各回路の
切替により、着霜した熱交換手段を圧縮機よりの高温の
冷媒で除霜することができ、これを繰り返すことで加湿
に必要な水を低い絶対湿度の外気でも比較的低入力で得
ることができる。
【0053】また請求項9記載の発明のように室内熱交
換手段を通過した冷媒を着霜した室外第2熱交換手段に
流すことにより、切替時に各冷媒回路の圧力変動が比較
的小さくなり、静かにサイクルを繰り返すことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1を示す冷凍サイクルの模式図
【図2】本発明の実施例2を示す冷凍サイクルの模式図
【図3】本発明の実施例3を示す冷凍サイクルの模式図
【図4】本発明の実施例4を示す冷凍サイクルの模式図
【図5】本発明の実施例5を示す冷凍サイクルの模式図
【図6】本発明の実施例6を示す冷凍サイクルの模式図
【図7】本発明の実施例7を示す冷凍サイクルの模式図
【符号の説明】
1 圧縮機 2 室内熱交換手段 3 第1減圧手段 4 室外第1熱交換手段 5 第2減圧手段 6 室外第2熱交換手段 7 第1捕集手段 8 搬送手段 9 加湿手段 10 4方弁 11 室内送風手段 12 室外送風手段 13 第3送風手段 14 絶対湿度検出手段 15 風量制御手段 16 風量可変手段 17 加熱手段 18 第2捕集手段 19 貯留手段 20 浄化手段 21 第1切替手段 22 第1冷媒回路 23 第2冷媒回路 24 第3冷媒回路 25 分断手段 26 分流分断手段 27 第2切替手段 28 第4冷媒回路 29 第5冷媒回路 30 第2分断手段

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内熱交換手段と第1減圧手段と室外第
    1熱交換手段と室外第2熱交換手段と圧縮機とを冷媒配
    管で接続した冷凍サイクルに、前記室内熱交換手段に通
    風を行う第1送風手段と、前記室外第1熱交換手段及び
    前記室外第2熱交換手段に通風を行う第2送風手段と、
    前記室外第2熱交換手段の上流側に少なくとも一つ以上
    の第2減圧手段と前記室外第2熱交換手段から暖房時に
    発生する水を捕集する第1捕集手段と前記第1捕集手段
    で捕集した水を室内ユニット側に搬送する搬送手段と室
    内側に搬送した水を使用して被空調空間側において加湿
    を行う加湿手段を設けた空気調和機。
  2. 【請求項2】 室外第2熱交換手段または室外第1熱交
    換手段に独立で通風を行う第3送風手段を設けた請求項
    1記載空気調和機。
  3. 【請求項3】 室外第2熱交換手段または第1熱交換手
    段を通る空気量を可変させる風量可変手段を設けた請求
    項1または請求項2のいずれか一項に記載の空気調和
    機。
  4. 【請求項4】 室外第2熱交換手段の通風方向上流に前
    記室外第2熱交換手段を加熱する加熱手段を設けた請求
    項1から3のいずれか一項に記載の空気調和機。
  5. 【請求項5】 室外第1熱交換手段より発生する水を捕
    集する第2捕集手段を設け、搬送手段あるいは第1捕集
    手段と前記搬送手段とをつなぐ配管に前記第2捕集手段
    を接続した請求項1から4のいずれか一項に記載の空気
    調和機。
  6. 【請求項6】 少なくとも室外第2熱交換手段あるいは
    室外第1熱交換手段から発生する水を貯留しておく貯留
    手段を捕集手段と加湿手段の間に設けた請求項1から5
    のいずれか一項に記載の空気調和機。
  7. 【請求項7】 少なくとも室外第2熱交換手段あるいは
    室外第1熱交換手段から発生する水を浄化する浄化手段
    を捕集手段と加湿手段の間に設けた請求項1から6のい
    ずれか一項に記載の空気調和機。
  8. 【請求項8】 圧縮機と室外第2熱交換手段との間に第
    1切替手段を設け前記第1切替手段と、第2減圧手段と
    室外第1熱交換手段の間をつなぐ第1冷媒回路と、前記
    第1切替手段と、室内熱交換手段と第1減圧手段の間を
    つなぐ第2冷媒回路と、前記圧縮機と前記室内熱交換手
    段の間と、前記第2減圧手段と室外第2熱交換手段との
    間をつなぐ第3冷媒回路と、前記第2冷媒回路中に回路
    を分断する分断手段と前記第3冷媒回路に冷媒を分流し
    回路を分断することもできる分流分断手段を設けた請求
    項1から7のいずれか一項に記載の空気調和機。
  9. 【請求項9】 圧縮機と室外第2熱交換手段との間に第
    1切替手段と、室内熱交換手段と第1減圧手段との間に
    第2切替手段を設け、前記第1切替手段と、第2減圧手
    段と第1室外熱交換手段との間をつなぐ第1冷媒回路
    と、前記第1切替手段と前記第2切替手段をつなぐ第4
    冷媒回路と、前記第2切替手段と、前記第2減圧手段と
    室外第2熱交換手段との間をつなぐ第5冷媒回路と、前
    記第1冷媒回路中に回路を分断する第2分断手段を設け
    た請求項1から7のいずれか一項に記載の空気調和機。
JP2001007361A 2001-01-16 2001-01-16 空気調和機 Pending JP2002213780A (ja)

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