JP2002213776A - 除湿機 - Google Patents
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- dehumidifying
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F3/00—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems
- F24F3/12—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling
- F24F3/14—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling by humidification; by dehumidification
- F24F3/1411—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling by humidification; by dehumidification by absorbing or adsorbing water, e.g. using an hygroscopic desiccant
- F24F3/1423—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling by humidification; by dehumidification by absorbing or adsorbing water, e.g. using an hygroscopic desiccant with a moving bed of solid desiccants, e.g. a rotary wheel supporting solid desiccants
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F2203/00—Devices or apparatus used for air treatment
- F24F2203/10—Rotary wheel
- F24F2203/1012—Details of the casing or cover
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F2203/00—Devices or apparatus used for air treatment
- F24F2203/10—Rotary wheel
- F24F2203/1032—Desiccant wheel
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F2203/00—Devices or apparatus used for air treatment
- F24F2203/10—Rotary wheel
- F24F2203/1056—Rotary wheel comprising a reheater
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F2203/00—Devices or apparatus used for air treatment
- F24F2203/10—Rotary wheel
- F24F2203/1068—Rotary wheel comprising one rotor
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F2203/00—Devices or apparatus used for air treatment
- F24F2203/10—Rotary wheel
- F24F2203/1084—Rotary wheel comprising two flow rotor segments
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
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- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Drying Of Gases (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 1つの温度検出手段により複数の負荷部品の
異常を検出する。 【解決手段】 仕切壁14により除湿通路15と再生通
路16とに区画したケーシング10と、両通路35,3
6に跨って回転可能に配設した除湿ロータ19と、除湿
通路15内に配設し、室内の空気を吸引して除湿した乾
燥空気を室内に循環供給するメインファン25と、再生
通路16内に配設し、再生空気を循環させるサブファン
27と、再生通路16内に配設する加熱ヒータ30と、
除湿通路15を通過する空気を加熱するとともに、再生
通路16を循環する再生空気を冷却する熱交換器44と
を備えた除湿機において、ケーシング10の仕切壁14
において、加熱ヒータ30の近傍に異常検出用の温度検
出手段54を配設する。
異常を検出する。 【解決手段】 仕切壁14により除湿通路15と再生通
路16とに区画したケーシング10と、両通路35,3
6に跨って回転可能に配設した除湿ロータ19と、除湿
通路15内に配設し、室内の空気を吸引して除湿した乾
燥空気を室内に循環供給するメインファン25と、再生
通路16内に配設し、再生空気を循環させるサブファン
27と、再生通路16内に配設する加熱ヒータ30と、
除湿通路15を通過する空気を加熱するとともに、再生
通路16を循環する再生空気を冷却する熱交換器44と
を備えた除湿機において、ケーシング10の仕切壁14
において、加熱ヒータ30の近傍に異常検出用の温度検
出手段54を配設する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、除湿機に関するも
のである。
のである。
【0002】
【従来の技術】この種の除湿機は、ケーシング内が仕切
壁によって除湿通路と再生通路とに区画され、これら通
路に跨って円板状の除湿ロータが回転可能に配設されて
いる。
壁によって除湿通路と再生通路とに区画され、これら通
路に跨って円板状の除湿ロータが回転可能に配設されて
いる。
【0003】前記除湿通路には、室内の空気を吸気口か
ら吸引し、排気口から室内に循環供給するためのメイン
ファンが配設されている。前記再生通路には、該再生通
路内の再生空気を循環させるサブファンと、前記再生空
気および除湿ロータを加熱する加熱ヒータとが配設され
ている。また、ケーシング内には、前記除湿通路を通過
する空気を加熱するとともに、前記再生通路を循環する
再生空気を冷却して該再生空気の水分を取り除く熱交換
器が配設されている。
ら吸引し、排気口から室内に循環供給するためのメイン
ファンが配設されている。前記再生通路には、該再生通
路内の再生空気を循環させるサブファンと、前記再生空
気および除湿ロータを加熱する加熱ヒータとが配設され
ている。また、ケーシング内には、前記除湿通路を通過
する空気を加熱するとともに、前記再生通路を循環する
再生空気を冷却して該再生空気の水分を取り除く熱交換
器が配設されている。
【0004】そして、前記除湿通路では、まず、前記吸
気口から吸引された室内の空気が、前記熱交換器を通過
する際に再生空気との熱交換によって加熱される。そし
て、その空気が前記除湿ロータを通過することにより含
有した水分が吸着され、乾燥した空気として排気口から
室内に循環供給される。
気口から吸引された室内の空気が、前記熱交換器を通過
する際に再生空気との熱交換によって加熱される。そし
て、その空気が前記除湿ロータを通過することにより含
有した水分が吸着され、乾燥した空気として排気口から
室内に循環供給される。
【0005】また、再生通路では、内部の再生空気が前
記加熱ヒータで加熱され、この状態で前記除湿ロータを
通過することにより、該除湿ロータが吸着した水分を吸
着する。そして、その再生空気が、熱交換器を通過する
際に吸引した室内の空気との熱交換によって冷却される
と、含有した水分が結露する。これにより、再生空気に
含まれた水分は取り除かれ、結露した水はタンクに回収
される。
記加熱ヒータで加熱され、この状態で前記除湿ロータを
通過することにより、該除湿ロータが吸着した水分を吸
着する。そして、その再生空気が、熱交換器を通過する
際に吸引した室内の空気との熱交換によって冷却される
と、含有した水分が結露する。これにより、再生空気に
含まれた水分は取り除かれ、結露した水はタンクに回収
される。
【0006】前記構成の除湿機には、除湿ロータのモー
タ故障等による異常を検出するために、前記再生通路に
おける除湿ロータの下部に第1の温度センサが配設され
ている。また、サブファンのモータ故障等による異常を
検出するために、前記再生通路における加熱ヒータの近
傍に第2の温度センサが配設されている。なお、前記第
1の温度センサにより、メインファンのモータ故障等に
よる異常も検出するようにした除湿機も提供されてい
る。
タ故障等による異常を検出するために、前記再生通路に
おける除湿ロータの下部に第1の温度センサが配設され
ている。また、サブファンのモータ故障等による異常を
検出するために、前記再生通路における加熱ヒータの近
傍に第2の温度センサが配設されている。なお、前記第
1の温度センサにより、メインファンのモータ故障等に
よる異常も検出するようにした除湿機も提供されてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記除
湿機では、各負荷部品の異常を検出するために2以上の
温度センサが必要であるため、コスト高になるうえ、こ
れらを電気接続するために配線が複雑になるという問題
がある。
湿機では、各負荷部品の異常を検出するために2以上の
温度センサが必要であるため、コスト高になるうえ、こ
れらを電気接続するために配線が複雑になるという問題
がある。
【0008】そこで、本発明では、1つの温度検出手段
により複数の負荷部品の異常を検出できるようにした除
湿機を提供するものである。
により複数の負荷部品の異常を検出できるようにした除
湿機を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の除湿機は、内部を仕切壁により除湿通路と
再生通路とに区画したケーシングと、前記両通路に跨っ
て回転可能に配設した除湿ロータと、前記除湿通路内に
配設し、室内の空気を吸引して前記除湿ロータによって
除湿した乾燥空気を室内に循環供給するメインファン
と、前記再生通路内に配設し、該再生通路内の再生空気
を循環させるサブファンと、前記再生通路内に配設し、
前記再生空気および除湿ロータを加熱する加熱ヒータ
と、前記除湿通路を通過する空気を加熱するとともに、
前記再生通路を循環する再生空気を冷却して該再生空気
の水分を取り除く熱交換器とを備えた除湿機において、
前記ケーシングの仕切壁において、前記加熱ヒータの近
傍に異常検出用の温度検出手段を配設した構成としてい
る。
め、本発明の除湿機は、内部を仕切壁により除湿通路と
再生通路とに区画したケーシングと、前記両通路に跨っ
て回転可能に配設した除湿ロータと、前記除湿通路内に
配設し、室内の空気を吸引して前記除湿ロータによって
除湿した乾燥空気を室内に循環供給するメインファン
と、前記再生通路内に配設し、該再生通路内の再生空気
を循環させるサブファンと、前記再生通路内に配設し、
前記再生空気および除湿ロータを加熱する加熱ヒータ
と、前記除湿通路を通過する空気を加熱するとともに、
前記再生通路を循環する再生空気を冷却して該再生空気
の水分を取り除く熱交換器とを備えた除湿機において、
前記ケーシングの仕切壁において、前記加熱ヒータの近
傍に異常検出用の温度検出手段を配設した構成としてい
る。
【0010】前記除湿機によれば、サブファンが故障し
た場合、再生空気が循環しないことにより、加熱ヒータ
の近傍が異常昇温する。また、除湿ロータのモータが故
障した場合、回転が停止することにより、前記加熱ヒー
タの近傍が異常昇温する。さらに、加熱ヒータが断線す
る等の故障をした場合、該加熱ヒータの近傍の温度が上
昇しない。即ち、ケーシングの仕切壁において、加熱ヒ
ータの近傍に温度検出手段を配設しているため、1つの
検出手段でこれら故障を検出できる。
た場合、再生空気が循環しないことにより、加熱ヒータ
の近傍が異常昇温する。また、除湿ロータのモータが故
障した場合、回転が停止することにより、前記加熱ヒー
タの近傍が異常昇温する。さらに、加熱ヒータが断線す
る等の故障をした場合、該加熱ヒータの近傍の温度が上
昇しない。即ち、ケーシングの仕切壁において、加熱ヒ
ータの近傍に温度検出手段を配設しているため、1つの
検出手段でこれら故障を検出できる。
【0011】前記除湿機では、前記温度検出手段を、前
記除湿通路内に配設することが好ましい。このようにす
れば、メインファンが故障した場合に、除湿通路内の温
度が上昇するため、その故障を検出できる。即ち、1つ
の検出手段で4つの負荷部品の故障を検出できる。ま
た、温度検出手段は、耐熱性を有する高価なセンサを使
用する必要がないため、よりコストダウンを図ることが
できる。
記除湿通路内に配設することが好ましい。このようにす
れば、メインファンが故障した場合に、除湿通路内の温
度が上昇するため、その故障を検出できる。即ち、1つ
の検出手段で4つの負荷部品の故障を検出できる。ま
た、温度検出手段は、耐熱性を有する高価なセンサを使
用する必要がないため、よりコストダウンを図ることが
できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に従って説明する。図1は、本発明の実施形態の除湿機
を示す。この除湿機は、大略、略断面楕円形状のケーシ
ング10内に、除湿ロータ19、メインファン25、サ
ブファン27、加熱ヒータ30、熱交換器44、およ
び、貯水タンク51を配設した構成である。
に従って説明する。図1は、本発明の実施形態の除湿機
を示す。この除湿機は、大略、略断面楕円形状のケーシ
ング10内に、除湿ロータ19、メインファン25、サ
ブファン27、加熱ヒータ30、熱交換器44、およ
び、貯水タンク51を配設した構成である。
【0013】ケーシング10には、下方側背面に並設し
た複数のスリットからなる吸気口11が形成され、上方
側背面に回動可能に配設したルーバー12を備えた排気
口13が形成されている。即ち、本実施形態のケーシン
グ10には、吸気口11と排気口13が同一方向に設け
られている。また、このケーシング10の内部は、仕切
壁14により除湿通路15と再生通路16とに区画され
ている。そして、除湿通路15は吸気口11と排気口1
3とを連通し、再生通路16では高温の空気が循環する
ようになっている。さらに、ケーシング10には、下方
前面側に貯水タンク51を取り外し可能に収容する収容
室17が形成されている。この収容室17を構成する上
壁前方部には排水孔18が設けられている。なお、前記
吸気口11と排気口13は、ケーシング10の前側に設
けてもよい。このように、これらを同一方向に設けれ
ば、密閉することが望まれない押し入れ等の狭い空間を
除湿することができる。
た複数のスリットからなる吸気口11が形成され、上方
側背面に回動可能に配設したルーバー12を備えた排気
口13が形成されている。即ち、本実施形態のケーシン
グ10には、吸気口11と排気口13が同一方向に設け
られている。また、このケーシング10の内部は、仕切
壁14により除湿通路15と再生通路16とに区画され
ている。そして、除湿通路15は吸気口11と排気口1
3とを連通し、再生通路16では高温の空気が循環する
ようになっている。さらに、ケーシング10には、下方
前面側に貯水タンク51を取り外し可能に収容する収容
室17が形成されている。この収容室17を構成する上
壁前方部には排水孔18が設けられている。なお、前記
吸気口11と排気口13は、ケーシング10の前側に設
けてもよい。このように、これらを同一方向に設けれ
ば、密閉することが望まれない押し入れ等の狭い空間を
除湿することができる。
【0014】除湿ロータ19は、前記両通路15,16
を跨ぐように配設される円板状のもので、図2(A),
(B)に示すように、その約3/4が除湿通路15内に
位置し、約1/4が再生通路16内に位置するものであ
る。具体的には、この除湿ロータ19は、ドーナツ状の
セラミックハニカムロータ20にゼオライト又はシリカ
ゲルを結合させ、下面に防錆性に優れた材料をメッシュ
状とした薄肉のカバー21を配設し、このカバー21を
保持部材22にて保持したものである。前記保持部材2
2の下面中心には軸受部23が形成され、該軸受部23
にモータ24が接続されている。そして、前記モータ2
4の駆動により所定速度(例えば2分間に1回転)で回
転する。なお、前記除湿通路15と再生通路16との割
合は、除湿ロータ19の材質、回転速度、各通路間のシ
ール性等の諸条件に応じて変更するのが好ましく、除湿
通路15の比率を高めて除湿能力を向上させることも可
能である。また、前記除湿ロータ19の表裏面には、両
通路15,16を仕切り、空気の流動が阻止するシール
片(図示せず)が配設されている。
を跨ぐように配設される円板状のもので、図2(A),
(B)に示すように、その約3/4が除湿通路15内に
位置し、約1/4が再生通路16内に位置するものであ
る。具体的には、この除湿ロータ19は、ドーナツ状の
セラミックハニカムロータ20にゼオライト又はシリカ
ゲルを結合させ、下面に防錆性に優れた材料をメッシュ
状とした薄肉のカバー21を配設し、このカバー21を
保持部材22にて保持したものである。前記保持部材2
2の下面中心には軸受部23が形成され、該軸受部23
にモータ24が接続されている。そして、前記モータ2
4の駆動により所定速度(例えば2分間に1回転)で回
転する。なお、前記除湿通路15と再生通路16との割
合は、除湿ロータ19の材質、回転速度、各通路間のシ
ール性等の諸条件に応じて変更するのが好ましく、除湿
通路15の比率を高めて除湿能力を向上させることも可
能である。また、前記除湿ロータ19の表裏面には、両
通路15,16を仕切り、空気の流動が阻止するシール
片(図示せず)が配設されている。
【0015】メインファン25は、前記除湿通路15内
において、ケーシング10の上方空間に配設されるシロ
ッコファンで構成され、モータ26の駆動により回転す
る。これにより、前記吸気口11から室内の空気を吸引
し、前記除湿ロータ19によって除湿した乾燥空気を前
記排気口13から室内に循環供給するものである。
において、ケーシング10の上方空間に配設されるシロ
ッコファンで構成され、モータ26の駆動により回転す
る。これにより、前記吸気口11から室内の空気を吸引
し、前記除湿ロータ19によって除湿した乾燥空気を前
記排気口13から室内に循環供給するものである。
【0016】サブファン27は、前記再生通路16内に
配設され、モータ28の駆動により回転する。これによ
り、該再生通路16内の再生空気を、ダクト部材29を
介して後述する加熱ヒータ30のケース34内に供給
し、除湿ロータ19、および、熱交換器44の順で循環
させるものである。
配設され、モータ28の駆動により回転する。これによ
り、該再生通路16内の再生空気を、ダクト部材29を
介して後述する加熱ヒータ30のケース34内に供給
し、除湿ロータ19、および、熱交換器44の順で循環
させるものである。
【0017】加熱ヒータ30は、再生通路16の内部に
おいて、前記除湿ロータ19の上方で、かつ、前記サブ
ファン27の下流側に配設され、図示しない電源回路か
らの供給電力により発熱し、前記再生空気および除湿ロ
ータ19を加熱するものである。この加熱ヒータ30
は、図2および図3に示すように、マイカ板からなる支
持部材31にコイル状のヒータ線32を巻回するととも
に、その外周にマイカ板からなる固定枠33を配設した
ものである。
おいて、前記除湿ロータ19の上方で、かつ、前記サブ
ファン27の下流側に配設され、図示しない電源回路か
らの供給電力により発熱し、前記再生空気および除湿ロ
ータ19を加熱するものである。この加熱ヒータ30
は、図2および図3に示すように、マイカ板からなる支
持部材31にコイル状のヒータ線32を巻回するととも
に、その外周にマイカ板からなる固定枠33を配設した
ものである。
【0018】前記加熱ヒータ30は、仕切壁14の一部
を構成するケース34の内部に一体的に収容されてい
る。このケース34は、アルミメッキ鋼板からなる上ケ
ース37と下ケース40とで構成され、その内部が、除
湿ロータ19の回転方向において後側に位置する加熱領
域35と、前側に位置する冷却領域36に区画されてい
る。なお、図2(A)は、上ケース37を取り外した状
態の平面図である。また、前記加熱ヒータ30における
各構成部材31,32,33の間からは、下部の除湿ロ
ータ19のセラミックハニカムロータ20が見えるが、
この図面では図示していない。
を構成するケース34の内部に一体的に収容されてい
る。このケース34は、アルミメッキ鋼板からなる上ケ
ース37と下ケース40とで構成され、その内部が、除
湿ロータ19の回転方向において後側に位置する加熱領
域35と、前側に位置する冷却領域36に区画されてい
る。なお、図2(A)は、上ケース37を取り外した状
態の平面図である。また、前記加熱ヒータ30における
各構成部材31,32,33の間からは、下部の除湿ロ
ータ19のセラミックハニカムロータ20が見えるが、
この図面では図示していない。
【0019】上ケース37は、前記各領域35,36を
囲繞する下端開口の収容部38を備えている。そして、
この収容部38において、冷却領域36の側の壁には、
該冷却領域36と加熱領域35とが直線状に位置するよ
うに、前記ダクト部材29を接続し、再生空気を導入す
るための開口39が設けられている。
囲繞する下端開口の収容部38を備えている。そして、
この収容部38において、冷却領域36の側の壁には、
該冷却領域36と加熱領域35とが直線状に位置するよ
うに、前記ダクト部材29を接続し、再生空気を導入す
るための開口39が設けられている。
【0020】下ケース40は、前記上ケース37の下端
開口を塞ぐもので、その加熱領域35に前記加熱ヒータ
30による熱および加熱した再生空気を除湿ロータ19
に当てるための開孔41が設けられている。この開孔4
1において、冷却領域36の側の縁には、固定枠33を
支持する突片42が設けられている。また、冷却領域3
6には、加熱ヒータ30によって加熱していない再生空
気を除湿ロータ19に供給するための多数の貫通孔43
が設けられている。
開口を塞ぐもので、その加熱領域35に前記加熱ヒータ
30による熱および加熱した再生空気を除湿ロータ19
に当てるための開孔41が設けられている。この開孔4
1において、冷却領域36の側の縁には、固定枠33を
支持する突片42が設けられている。また、冷却領域3
6には、加熱ヒータ30によって加熱していない再生空
気を除湿ロータ19に供給するための多数の貫通孔43
が設けられている。
【0021】本実施形態では、前記開孔41に対して前
記加熱ヒータ30を配置する際に、ヒータ線32の巻回
方向の中心Aに沿って前記ダクト部材29から再生空気
が供給されるように配置される。また、固定枠33は、
前記ヒータ線32の巻回方向の中心Aに沿って先細に近
接するように配置し、サブファン27に近い側の流路の
断面積が広く、遠い側が漸次狭くなるようにして、遠く
なるに従って流体抵抗が大きくなるようにする。
記加熱ヒータ30を配置する際に、ヒータ線32の巻回
方向の中心Aに沿って前記ダクト部材29から再生空気
が供給されるように配置される。また、固定枠33は、
前記ヒータ線32の巻回方向の中心Aに沿って先細に近
接するように配置し、サブファン27に近い側の流路の
断面積が広く、遠い側が漸次狭くなるようにして、遠く
なるに従って流体抵抗が大きくなるようにする。
【0022】熱交換器44は、図1および図4に示すよ
うに、千鳥足状に上下2列で並設される複数のパイプ4
5を備え、これらパイプ45に多数のフィン46を所定
間隔をもって配設するとともに、パイプ45の両端にダ
クト部材47A,47Bを配設したものである。この熱
交換器44は、ダクト部材47A,47Bおよびパイプ
45により前記再生通路16の一部を構成するとともに
前記除湿通路15の途中に位置するように配設される。
そして、除湿通路15を通過する空気と、再生通路16
を通過する再生空気の温度差により、除湿通路15の空
気を加熱するとともに、再生空気を冷却して該再生空気
の水分を取り除くものである。
うに、千鳥足状に上下2列で並設される複数のパイプ4
5を備え、これらパイプ45に多数のフィン46を所定
間隔をもって配設するとともに、パイプ45の両端にダ
クト部材47A,47Bを配設したものである。この熱
交換器44は、ダクト部材47A,47Bおよびパイプ
45により前記再生通路16の一部を構成するとともに
前記除湿通路15の途中に位置するように配設される。
そして、除湿通路15を通過する空気と、再生通路16
を通過する再生空気の温度差により、除湿通路15の空
気を加熱するとともに、再生空気を冷却して該再生空気
の水分を取り除くものである。
【0023】前記パイプ45およびフィン46は、それ
ぞれ熱伝導性の高い銅合金やアルミ合金等からなる。ダ
クト部材47A,47Bは、前記ケーシング10の内壁
に沿った形状で形成され、ケーシング10内において、
吸気口11の側である下方と、排気口13の側である上
方とを区画し、吸引した室内の空気が略全てこの熱交換
器44を通過するように構成している。これにより、吸
気口11の側である下方と排気口13の側である上方と
を区画するために、別部材からなるシール部材を不要と
している。また、各ダクト部材47A,47Bには、上
面に空気流路48a,48bが形成されるとともに、下
面に下方に延びる排水路49a,49bが形成されてい
る。なお、この熱交換器44の下方には、排水路49
a,49bから排水される凝縮水を後述する貯水タンク
51に導く案内タンク50が配設されている。
ぞれ熱伝導性の高い銅合金やアルミ合金等からなる。ダ
クト部材47A,47Bは、前記ケーシング10の内壁
に沿った形状で形成され、ケーシング10内において、
吸気口11の側である下方と、排気口13の側である上
方とを区画し、吸引した室内の空気が略全てこの熱交換
器44を通過するように構成している。これにより、吸
気口11の側である下方と排気口13の側である上方と
を区画するために、別部材からなるシール部材を不要と
している。また、各ダクト部材47A,47Bには、上
面に空気流路48a,48bが形成されるとともに、下
面に下方に延びる排水路49a,49bが形成されてい
る。なお、この熱交換器44の下方には、排水路49
a,49bから排水される凝縮水を後述する貯水タンク
51に導く案内タンク50が配設されている。
【0024】貯水タンク51は、前記ケーシング10の
収容室17内に取り外し可能に配設するもので、図1に
示すように、上面開口の箱体形状をなし、内部にはフロ
ート部材52が回動可能に配設されている。このフロー
ト部材52は、下方開口のフロート部53を備え、貯水
タンク51内の水位が上昇すると、フロート部53内に
空気が閉じこめられ、フロート部53が浮揚してフロー
ト部材52が回動するようにしている。
収容室17内に取り外し可能に配設するもので、図1に
示すように、上面開口の箱体形状をなし、内部にはフロ
ート部材52が回動可能に配設されている。このフロー
ト部材52は、下方開口のフロート部53を備え、貯水
タンク51内の水位が上昇すると、フロート部53内に
空気が閉じこめられ、フロート部53が浮揚してフロー
ト部材52が回動するようにしている。
【0025】前記除湿機に実装した図示しないマイコン
は、電源スイッチがオン状態になると、ケーシング10
の収容室17に貯水タンク51がセットされ、かつ、満
水状態でない場合に、前記除湿ロータ19のモータ2
4、メインファン25のモータ26、サブファン27の
モータ28、および、加熱ヒータ30に対して通電し、
従来と同様の除湿動作を開始する。
は、電源スイッチがオン状態になると、ケーシング10
の収容室17に貯水タンク51がセットされ、かつ、満
水状態でない場合に、前記除湿ロータ19のモータ2
4、メインファン25のモータ26、サブファン27の
モータ28、および、加熱ヒータ30に対して通電し、
従来と同様の除湿動作を開始する。
【0026】また、本実施形態では、前記加熱ヒータ3
0を収容し、除湿通路15と再生通路16の仕切壁14
の一部を構成するケース34において、除湿通路15内
に位置する上ケース37の外面側に、前記各動作部品1
9,25,27,30の異常検出用の温度検出手段54
が配設されている。本実施形態では、この温度検出手段
54としてサーミスタを適用している。
0を収容し、除湿通路15と再生通路16の仕切壁14
の一部を構成するケース34において、除湿通路15内
に位置する上ケース37の外面側に、前記各動作部品1
9,25,27,30の異常検出用の温度検出手段54
が配設されている。本実施形態では、この温度検出手段
54としてサーミスタを適用している。
【0027】次に、前記除湿機の動作について具体的に
説明する。除湿動作を開始すると、まず、除湿通路15
では、前記メインファン25の駆動により、前記吸気口
11から室内の空気が吸引される。そして、その吸引さ
れた空気は、前記熱交換器44を通過する際に再生空気
との熱交換によって加熱され、この状態で、前記除湿ロ
ータ19を通過する際に、含有した水分が吸着される。
これにより、乾燥した空気として排気口13から室内に
循環供給される。
説明する。除湿動作を開始すると、まず、除湿通路15
では、前記メインファン25の駆動により、前記吸気口
11から室内の空気が吸引される。そして、その吸引さ
れた空気は、前記熱交換器44を通過する際に再生空気
との熱交換によって加熱され、この状態で、前記除湿ロ
ータ19を通過する際に、含有した水分が吸着される。
これにより、乾燥した空気として排気口13から室内に
循環供給される。
【0028】また、再生通路16では、サブファン27
の駆動により、内部の再生空気がケース34内に供給さ
れる。この際、再生空気は、加熱ヒータ30に対してヒ
ータ線32の巻回方向の中心Aに沿って供給され、この
加熱ヒータ30を配設した加熱領域35と、除湿ロータ
19の回転方向前側の冷却領域36の両方から除湿ロー
タ19の側に流れる。
の駆動により、内部の再生空気がケース34内に供給さ
れる。この際、再生空気は、加熱ヒータ30に対してヒ
ータ線32の巻回方向の中心Aに沿って供給され、この
加熱ヒータ30を配設した加熱領域35と、除湿ロータ
19の回転方向前側の冷却領域36の両方から除湿ロー
タ19の側に流れる。
【0029】そして、前記加熱領域35を経て加熱ヒー
タ30で加熱された再生空気は、除湿ロータ19を通過
する際に、該除湿ロータ19が吸着した水分を吸着す
る。また、冷却領域36を経て加熱ヒータ30で加熱さ
れていない再生空気は、除湿ロータ19を通過する際
に、該除湿ロータ19の熱および水分を吸着する。
タ30で加熱された再生空気は、除湿ロータ19を通過
する際に、該除湿ロータ19が吸着した水分を吸着す
る。また、冷却領域36を経て加熱ヒータ30で加熱さ
れていない再生空気は、除湿ロータ19を通過する際
に、該除湿ロータ19の熱および水分を吸着する。
【0030】これらの空気は除湿ロータ19を通過する
と混合され、熱交換器44に供給される。そして、この
熱交換器44では、再生空気は、隔離された除湿通路1
5を流通する室内の空気との温度差による熱交換で冷却
され、含有した水分が結露する。これにより、再生空気
は、乾燥状態としてサブファン27により前記加熱ヒー
タ30の側に再び供給され、結露した水は貯水タンク5
1に回収される。
と混合され、熱交換器44に供給される。そして、この
熱交換器44では、再生空気は、隔離された除湿通路1
5を流通する室内の空気との温度差による熱交換で冷却
され、含有した水分が結露する。これにより、再生空気
は、乾燥状態としてサブファン27により前記加熱ヒー
タ30の側に再び供給され、結露した水は貯水タンク5
1に回収される。
【0031】前記除湿動作中において、前記除湿ロータ
19のモータ24が故障した場合、この除湿ロータ19
の回転が停止する。そうすると、加熱ヒータ30によっ
て除湿ロータ19の一部が局部的に加熱されることにな
る。その結果、加熱ヒータ30を収容したケース34内
が異常昇温する。そして、この異常昇温は、仕切壁14
を構成するケース34に配設した温度検出手段54によ
って検出される。
19のモータ24が故障した場合、この除湿ロータ19
の回転が停止する。そうすると、加熱ヒータ30によっ
て除湿ロータ19の一部が局部的に加熱されることにな
る。その結果、加熱ヒータ30を収容したケース34内
が異常昇温する。そして、この異常昇温は、仕切壁14
を構成するケース34に配設した温度検出手段54によ
って検出される。
【0032】また、メインファン25のモータ26が故
障した場合、このメインファン25の回転が停止する。
そうすると、除湿通路15内において、室内の空気が循
環供給されない状態になる。その結果、前記温度検出手
段54が循環させる室内の空気で冷却されず、除湿通路
15内が加熱ヒータ30による熱で昇温する。そして、
その昇温は、ケース34に配設した同一の温度検出手段
54によって検出される。
障した場合、このメインファン25の回転が停止する。
そうすると、除湿通路15内において、室内の空気が循
環供給されない状態になる。その結果、前記温度検出手
段54が循環させる室内の空気で冷却されず、除湿通路
15内が加熱ヒータ30による熱で昇温する。そして、
その昇温は、ケース34に配設した同一の温度検出手段
54によって検出される。
【0033】さらに、サブファン27のモータ28が故
障した場合、このサブファン27の回転が停止する。そ
うすると、再生空気が循環されず、ケース34内の一部
の再生空気だけが加熱ヒータ30によって加熱されるこ
とになる。その結果、ケース34内が異常昇温する。そ
して、この異常昇温は、ケース34に配設した同一の温
度検出手段54によって検出される。
障した場合、このサブファン27の回転が停止する。そ
うすると、再生空気が循環されず、ケース34内の一部
の再生空気だけが加熱ヒータ30によって加熱されるこ
とになる。その結果、ケース34内が異常昇温する。そ
して、この異常昇温は、ケース34に配設した同一の温
度検出手段54によって検出される。
【0034】さらにまた、加熱ヒータ30が断線した場
合、再生空気および除湿ロータ19の温度が上昇しな
い。そして、その状態は、ケース34に配設した同一の
温度検出手段54によって検出される。
合、再生空気および除湿ロータ19の温度が上昇しな
い。そして、その状態は、ケース34に配設した同一の
温度検出手段54によって検出される。
【0035】そして、マイコンは、その異常を前記温度
検出手段54を介して検出すると、全ての負荷部品1
9,25,27,30への通電を遮断し、これらの動作
を停止させる。
検出手段54を介して検出すると、全ての負荷部品1
9,25,27,30への通電を遮断し、これらの動作
を停止させる。
【0036】このように、本発明の除湿機では、1つの
温度検出手段54で駆動させる4つの負荷部品19,2
5,27,30のいずれか1つでも故障すると、その故
障状態を検出することができる。即ち、各負荷部品1
9,25,27,30の故障を検出するために複数の検
出手段を設ける必要はないため、コストダウンを図るこ
とができる。しかも、前記温度検出手段54は、除湿通
路15内に配設しているため、耐熱性を有する高価なセ
ンサを使用する必要がない。そのため、よりコストダウ
ンを図ることができる。
温度検出手段54で駆動させる4つの負荷部品19,2
5,27,30のいずれか1つでも故障すると、その故
障状態を検出することができる。即ち、各負荷部品1
9,25,27,30の故障を検出するために複数の検
出手段を設ける必要はないため、コストダウンを図るこ
とができる。しかも、前記温度検出手段54は、除湿通
路15内に配設しているため、耐熱性を有する高価なセ
ンサを使用する必要がない。そのため、よりコストダウ
ンを図ることができる。
【0037】なお、本発明の除湿機は、前記実施形態の
構成に限定されるものではない。例えば、前記温度検出
手段54は、加熱ヒータ30を収容するケース34内に
配設してもよい。このようにしても、1つの検出手段
で、4つの負荷部品19,25,27,30のうち、除
湿ロータ19のモータ24、サブファン27のモータ2
8、および、加熱ヒータ30の少なくとも3つの異常を
検出することができる。
構成に限定されるものではない。例えば、前記温度検出
手段54は、加熱ヒータ30を収容するケース34内に
配設してもよい。このようにしても、1つの検出手段
で、4つの負荷部品19,25,27,30のうち、除
湿ロータ19のモータ24、サブファン27のモータ2
8、および、加熱ヒータ30の少なくとも3つの異常を
検出することができる。
【0038】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の除湿機では、ケーシングの仕切壁において、加熱ヒー
タの近傍に温度検出手段を配設しているため、1つの検
出手段で少なくとも除湿ロータのモータ異常、サブファ
ンのモータ異常、および、加熱ヒータの断線による異常
を検出することができる。
の除湿機では、ケーシングの仕切壁において、加熱ヒー
タの近傍に温度検出手段を配設しているため、1つの検
出手段で少なくとも除湿ロータのモータ異常、サブファ
ンのモータ異常、および、加熱ヒータの断線による異常
を検出することができる。
【0039】また、前記温度検出手段を、前記除湿通路
内に配設しているため、除湿動作を開始することによっ
て駆動する負荷部品全ての異常を検出することができ
る。そのため、各負荷部品の異常を検出するために複数
の検出手段を設ける必要がないため、部品点数を削減
し、コストダウンを図ることができる。しかも、温度検
出手段は、除湿動作中には除湿通路内を循環させる室内
の空気により冷却される。そのため、耐熱性を有する高
価なセンサを使用する必要がないため、よりコストダウ
ンを図ることができる。
内に配設しているため、除湿動作を開始することによっ
て駆動する負荷部品全ての異常を検出することができ
る。そのため、各負荷部品の異常を検出するために複数
の検出手段を設ける必要がないため、部品点数を削減
し、コストダウンを図ることができる。しかも、温度検
出手段は、除湿動作中には除湿通路内を循環させる室内
の空気により冷却される。そのため、耐熱性を有する高
価なセンサを使用する必要がないため、よりコストダウ
ンを図ることができる。
【図1】 本発明の除湿機を示す断面図である。
【図2】 除湿ロータへの加熱ヒータの配置状態を示
し、(A)は平面図、(B)は底面図である。
し、(A)は平面図、(B)は底面図である。
【図3】 加熱ヒータとケースの分解斜視図である。
【図4】 熱交換器を示す斜視図である。
10…ケーシング、11…吸気口、13…排気口、14
…仕切壁、15…除湿通路、16…再生通路、19…除
湿ロータ、24…モータ、25…メインファン、26…
モータ、27…サブファン、28…モータ、30…加熱
ヒータ、34…ケース、44…熱交換器、51…貯水タ
ンク、54…温度検出手段。
…仕切壁、15…除湿通路、16…再生通路、19…除
湿ロータ、24…モータ、25…メインファン、26…
モータ、27…サブファン、28…モータ、30…加熱
ヒータ、34…ケース、44…熱交換器、51…貯水タ
ンク、54…温度検出手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石井 琢也 大阪府大阪市北区天満1丁目20番5号 象 印マホービン株式会社内 (72)発明者 前中 章良 大阪府大阪市北区天満1丁目20番5号 象 印マホービン株式会社内 Fターム(参考) 4D052 AA08 CB00 CC13 DA06 GA03 GB02 HA01 HA03
Claims (2)
- 【請求項1】 内部を仕切壁により除湿通路と再生通路
とに区画したケーシングと、 前記両通路に跨って回転可能に配設した除湿ロータと、 前記除湿通路内に配設し、室内の空気を吸引して前記除
湿ロータによって除湿した乾燥空気を室内に循環供給す
るメインファンと、 前記再生通路内に配設し、該再生通路内の再生空気を循
環させるサブファンと、 前記再生通路内に配設し、前記再生空気および除湿ロー
タを加熱する加熱ヒータと、 前記除湿通路を通過する空気を加熱するとともに、前記
再生通路を循環する再生空気を冷却して該再生空気の水
分を取り除く熱交換器とを備えた除湿機において、 前記ケーシングの仕切壁において、前記加熱ヒータの近
傍に異常検出用の温度検出手段を配設したことを特徴と
する除湿機。 - 【請求項2】 前記温度検出手段を、前記除湿通路内に
配設したことを特徴とする請求項1に記載の除湿機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001013057A JP2002213776A (ja) | 2001-01-22 | 2001-01-22 | 除湿機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001013057A JP2002213776A (ja) | 2001-01-22 | 2001-01-22 | 除湿機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002213776A true JP2002213776A (ja) | 2002-07-31 |
Family
ID=18879978
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001013057A Pending JP2002213776A (ja) | 2001-01-22 | 2001-01-22 | 除湿機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002213776A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012166163A (ja) * | 2011-02-16 | 2012-09-06 | Panasonic Corp | 除湿装置 |
CN108443971A (zh) * | 2018-05-29 | 2018-08-24 | 珠海格力电器股份有限公司 | 穿墙机 |
JP2021137784A (ja) * | 2020-03-10 | 2021-09-16 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 除湿装置 |
-
2001
- 2001-01-22 JP JP2001013057A patent/JP2002213776A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012166163A (ja) * | 2011-02-16 | 2012-09-06 | Panasonic Corp | 除湿装置 |
CN108443971A (zh) * | 2018-05-29 | 2018-08-24 | 珠海格力电器股份有限公司 | 穿墙机 |
JP2021137784A (ja) * | 2020-03-10 | 2021-09-16 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 除湿装置 |
JP7507336B2 (ja) | 2020-03-10 | 2024-06-28 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 除湿装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050224 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050301 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050628 |