JP2002213668A - フランジ管継手用のパッキン - Google Patents

フランジ管継手用のパッキン

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JP2002213668A
JP2002213668A JP2001011025A JP2001011025A JP2002213668A JP 2002213668 A JP2002213668 A JP 2002213668A JP 2001011025 A JP2001011025 A JP 2001011025A JP 2001011025 A JP2001011025 A JP 2001011025A JP 2002213668 A JP2002213668 A JP 2002213668A
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JP
Japan
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packing
bolt
pipe joint
pressure pipe
flange
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001011025A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshizo Kamigaki
義三 神垣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fukushin Sangyo Kk
Original Assignee
Fukushin Sangyo Kk
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Publication date
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  • Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課 題】低圧管にも高圧管にも使用できるフランジ管
継手用のパッキンを提供する。 【解決手段】フランジ管の内径と同一径をなす円形孔1
1を中心部に形成すると共に、外周に凹部12と凸部1
3を交互に形成して凸部13にボルト通し孔14を形成
する。低圧管継手用のパッキンとして使用するときに
は、フランジ管のフランジ同士を間にパッキン15を介
在させてボルト通し孔14にボルトを通し締結する。高
圧管継手用のパッキンとして使用するときには、フラン
ジ管のフランジ同士を下側部に通した二本のボルト16
にて仮締めした状態でフランジ間の隙間よりパッキン1
5を上方より挿入し、四本のボルト16をパッキン15
の凹部底面12aに接合させて締結する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、フランジ管継手用
のパッキンに関する。
【0002】
【従来技術】配管工事において、フランジ管を接続する
ときには図1に示すように、フランジ管1のフランジ1
a同士を間にパッキン2を介在させてボルト3にて連結
している。
【0003】こうした用途に用いられるパッキン2に
は、図2に示されるように中心部に管1の内径と同一径
をなす円形孔4と、該円形孔4の周りにフランジ1aに
形成されるボルト通し孔と対応して配置されるボルト通
し孔5を有する全面パッキン6と、図3に示すように中
心部に管1の内径と同一径をなす円形孔7を有し、フラ
ンジ1aに形成されるボルト通し孔8に通したボルト9
に内接するリングパッキン10とがあり、リングパッキ
ンは、フランジ下部にボルトを通して仮締めした状態で
フランジ間に上方よりボルトに当たるまで挿入すること
により装着できるため作業性がよいこと、全面パッキン
に比べフランジとの接触面積が少なく、ボルトで締結し
たときの単位面積当たりの圧着力が大となるため、洩れ
を少なくできること、全面パッキンに比べサイズが小さ
く、一枚のシートからプレスにより打ち抜いて得られる
パッキンを多くとることができ、材料取りのロスを少な
くできるため安価であること、などの理由により多用さ
れる傾向にある。
【0004】いずれのパッキンにも高圧管継手用のもの
と低圧管継手用のものがあり、高圧管継手用のものと低
圧管継手用のものでは外径及び円形孔4、8更にはボル
ト通し孔8の径を異にしている。
【0005】すなわち、使用時において、流体圧が例え
ば5Kg/cm2以下の比較的低圧の用途においては、5Kg/c
m2用の全面パッキンまたはリングパッキンが、10Kg/c
m2以下の比較的高圧の用途においては、10Kg/cm2用の
全面パッキンまたはリングパッキンが用いられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のパッキンにおい
ては、流体圧によってサイズの異なるものを複数用意せ
ねばならない。本発明は、一つのパッキンで低圧及び高
圧の複数の用途に併用することができるフランジ管継手
用のパッキンを提供することを目的とする。
【0007】
【課題の解決手段】請求項1に関わる発明は、リングパ
ッキンに関するもので、中心部に管の内径と同一径をな
す円形孔を形成し、かつ外周に凸部と凹部を交互に形成
して、凸部頂面と凹部底面をそれぞれフランジに形成さ
れるボルト通し孔に通したボルトに内接する内接円上に
形成し、上記と凸部頂面と凹部底面とで低圧管継手用の
パッキン或いは高圧管のパッキンとして使い分けること
ができるようにしたことを特徴とする。
【0008】本発明のパッキンは、低圧管継手用のパッ
キンとして使用するときには、凹部底面をボルトに内接
させ、高圧管継手用のパッキンとして使用するときに
は、凸部頂面をボルトに内接させる。
【0009】請求項2に関わる発明は、中心部に管の内
径と同一径をなす円形孔を形成し、かつ外周に凸部と凹
部を交互に形成して、凸部にボルト通し孔を形成すると
共に、凹部底面をフランジに形成されるボルト通し孔に
通したボルトに内接する内接円上に形成し、上記ボルト
通し孔と凹部底面とで低圧管継手用パッキン或いは高圧
管用のパッキンとして使い分けることができるようにし
たことを特徴とする。
【0010】本発明のパッキンは、全面パッキンとリン
グパッキンの機能を兼ね備えたもので、低圧管継手用の
パッキンとして使用するときには、ボルトを凸部のボル
ト通し孔に通して連結し、全面パッキンとして使用する
一方、高圧管継手用のパッキンとして使用するときに
は、凹部底面をボルトに内接させるが、ボルト通し孔が
配置される孔を凹部底面の径より大に形成して高圧管継
手用のパッキンとして使用するときにボルトを凸部のボ
ルト通し孔に通し、低圧管継手用のパッキンとして使用
するときに凹部底面をボルトに内接させるようにするこ
とも可能である。
【0011】請求項3に係わる発明は、全面パッキンに
関するもので、中心部に管の内径と同一径をなす円形孔
を形成し、かつ径の異なる円周上にボルト通し孔を形成
して、低圧管継手用或いは高圧管継手用として使い分け
ることができるようにしたことを特徴とする。
【0012】本発明のパッキンは、低圧管継手用のパッ
キンとして使用するときには、径の小さな円周上に位置
するボルト通し孔にボルトを通し、高圧管継手用のパッ
キンとして使用するときには、径の大なる円周上に位置
するボルト通し孔にボルトを通す。
【0013】請求項4に係わる発明は、中心部に管の内
径と同一径をなす円形孔を形成し、かつ外周をフランジ
に形成されるボルト通し孔に通したボルトに内接する内
接円上に形成すると共に、外周にボルトを通す切欠部を
形成し、上記外周と切欠部とで低圧管継手用のパッキン
或いは高圧管継手用のパッキンとして使い分けることが
できるようにしたことを特徴とする。
【0014】本発明のパッキンは、低圧管継手用のパッ
キンとして使用するときには、切欠溝にボルトを通し、
高圧管継手用のパッキンとして使用するときには、外周
をボルトに内接させてリングパッキンとして使用する。
【0015】
【発明の実施の形態】図4は、中心部に図1に示すフラ
ンジ管1の内径と同一径をなす円形孔11を形成し、外
周に凹部12と凸部13を交互に形成して凸部13にボ
ルト通し孔14を形成したパッキン15について示すも
ので、低圧管継手用のパッキンとして使用するときに
は、図1に示すフランジ管1のフランジ1a同士を間に
パッキン15を介在させてフランジ及びパッキン15の
ボルト通し孔14にボルトを順次通して締結する。
【0016】一方、高圧管継手用のパッキンとして使用
するときには、図1に示すフランジ管1のフランジ1a
同士を下側部に通した二本のボルト16にて仮締めし、
フランジ1a間の隙間から上方よりパッキン15を図示
するような向きにして挿入する。そして凹部12の底面
12aをボルト16に係合し支持させる。その後、上側
部に二本のボルト16を凹部底面12aに接合させて通
し、締結すると共に、下側部に仮締めしたボルト16の
締結を行う。
【0017】図5に示すパッキンは、全面パッキンに関
するもので、中心部に図1に示すフランジ管1の内径と
同一径をなす円形孔21を形成し、かつ径の異なる円周
、R上にボルト通し孔22を周方向に等間隔で、
かつ内周側Rと外周側Rで位置をずらして互い違い
となるように形成している。このパッキンを低圧管継手
用のパッキンとして使用するときには、内周側のボルト
通し孔22にボルトを通し、高圧管継手用のパッキンと
して使用するときには、外周側のボルト通し孔23にボ
ルトを通して締結する。
【0018】図6に示すパッキンは、中心部に図1に示
すフランジ管1の内径と同一径をなす円形孔25を形成
したリングパッキンにおいて、外周にボルトを通す半円
形の切欠溝26を形成したもので、低圧管継手用のパッ
キンとして使用するときには、ボルトを切欠溝26に通
し、高圧管継手用のパッキンとして使用するときには、
外周をボルトに内接させる。
【0019】上記各実施形態のパッキンは、ゴム、樹
脂、高圧管継手用のパッキンでは、樹脂や金属製のもの
が用いられるが、金属製のパッキンを用いる場合には、
例えばパッキンの内外面において、中心部の円形孔の周
りに周溝を形成し、該周溝にoリングを装着したり、或
いは円形孔にoリングを装着するとよい。これによりシ
ールをより確実に行うことができる。図7は、その一例
を示すもので、図5に示すパッキンにおいて、円形孔2
1にoリング27を装着したものである。
【0020】
【発明の効果】本発明によると、一つのパッキンで低圧
管用の継手にも高圧管用の継手にも使用でき、パッキン
の種類を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】フランジ管継手を示す正面図。
【図2】全面パッキンの平面図。
【図3】リングパッキンの使用状態を示す図。
【図4】本発明に関わるパッキンの平面図。
【図5】本発明に係わるパッキンの別の例を示す平面
図。
【図6】本発明に係わるパッキンの更に別の例を示す平
面図。
【図7】本発明に係わるパッキンの他の例を示す断面
図。
【符号の説明】
11、21、25・・円形孔 12・・凹部 13・・凸部 14、22、23・・ボルト通し孔 15・・パッキン 16・・ボルト 26・・切欠溝 27・・oリング

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中心部に管の内径と同一径をなす円形孔を
    形成し、かつ外周に凸部と凹部を交互に形成して、凸部
    頂面と凹部底面をそれぞれフランジに形成されるボルト
    通し孔に通したボルトに内接する内接円上に形成し、上
    記と凸部頂面と凹部底面とで低圧管継手用のパッキン或
    いは高圧管のパッキンとして使い分けることができるよ
    うにしたことを特徴とするフランジ管継手用のパッキ
    ン。
  2. 【請求項2】中心部に管の内径と同一径をなす円形孔を
    形成し、かつ外周に凸部と凹部を交互に形成して、凸部
    にボルト通し孔を形成すると共に、凹部底面をフランジ
    に形成されるボルト通し孔に通したボルトに内接する内
    接円上に形成し、上記ボルト通し孔と凹部底面とで低圧
    管継手用パッキン或いは高圧管用のパッキンとして使い
    分けることができるようにしたことを特徴とするフラン
    ジ管継手用のパッキン。
  3. 【請求項3】中心部に管の内径と同一径をなす円形孔を
    形成し、かつ径の異なる円周上にボルト通し孔を形成し
    て、低圧管継手用或いは高圧管継手用として使い分ける
    ことができるようにしたことを特徴とするフランジ管継
    手用のパッキン。
  4. 【請求項4】中心部に管の内径と同一径をなす円形孔を
    形成し、かつ外周をフランジに形成されるボルト通し孔
    に通したボルトに内接する内接円上に形成すると共に、
    外周にボルトを通す切欠部を形成し、上記外周と切欠部
    とで低圧管継手用のパッキン或いは高圧管継手用のパッ
    キンとして使い分けることができるようにしたことを特
    徴とするフランジ管継手用のパッキン。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021038851A (ja) * 2020-11-05 2021-03-11 株式会社清水合金製作所 ガスケット

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021038851A (ja) * 2020-11-05 2021-03-11 株式会社清水合金製作所 ガスケット
JP7262432B2 (ja) 2020-11-05 2023-04-21 株式会社清水合金製作所 ガスケット

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