JP2002213107A - 屋根融雪装置におけるパネル接続方法 - Google Patents

屋根融雪装置におけるパネル接続方法

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JP2002213107A
JP2002213107A JP2001049390A JP2001049390A JP2002213107A JP 2002213107 A JP2002213107 A JP 2002213107A JP 2001049390 A JP2001049390 A JP 2001049390A JP 2001049390 A JP2001049390 A JP 2001049390A JP 2002213107 A JP2002213107 A JP 2002213107A
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panel
snow
snow melting
connector cover
roof
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Teruya Kagesawa
照也 影沢
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KAGESAWA KK
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KAGESAWA KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電熱ヒーターを内蔵した融雪パネルの電源コー
ドの接続部を完全に保護して雪や氷塊による破損及び融
雪水による漏電を防いで安全を図る。 【解決手段】融雪パネル相互の接続又は融雪パネルへの
電源の入力側あるいは終端側の電源コードにワンタッチ
で装着して雪や氷による電源コードの破損及び融雪水の
侵入を防いで漏電による被害を皆無とした屋根融雪装置
を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、電熱ヒーターを用
いた融雪パネルの接続方法であって、雪に対して弱点で
ある電源コードの接続部分の保護を目的とした屋根融雪
装置におけるパネル接続方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から電熱ヒーターを用いた屋根の融
雪装置については種々開発されているが、主に屋根材の
下に電熱マットを敷き込む工法であって、施工に当って
屋根材に損傷を与えるおそれがあった。また軒先の雪止
め装置として三角形の山型器具を軒先に取付ける工法も
開発されているが、雪塊の軒先からの落下を防止するも
ので積極的に融雪を促すものではない。
【0003】発明者は先に実用新案第3065733号
として屋根融雪装置を考案した。この考案は電源コード
を電熱パネルの側辺に設けて接続しているためパネルの
幅方向全面にカバーを設ける必要があり、施工に手間が
かかるばかりでなく融雪水がカバー内に侵入して漏電の
危険がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記したよう
に従来の融雪あるいは雪止め装置では施工に当って手間
がかかる上に融雪効果も期待できず、さらには事故や故
障の原因となっている点が多々あった。
【0005】
【課題を解決するための手段】発明者は種々開発されて
いる屋根の融雪装置の中でも最も融雪効果のある前記先
の考案について、さらに研究を加えた結果本発明に到達
したものであって、本発明はパネル相互の接続に当って
電源コードをパネルの下端に配し、この部分に係止爪を
設けた断面L字状又はコ字状に成形したコネクターカバ
ーを使用することによって隣接する電熱パネル相互の接
続部には断面コ字状のコネクターカバーを使用して接続
コードを三方から覆い、また電源の入力部および終端部
には断面L字状のコネクターカバーを用いることによっ
て、このコネクターカバーの断面開放部から接続コード
を裏側の屋内配線に導き易くし、しかも両カバーには係
止用の 爪を設けることによってパネルAの側面に取付
けた係止片にワンタッチで装着できるように構成したも
のである。
【0006】
【発明の実施の形態】添付図面により本発明の屋根融雪
装置におけるパネル接続方法の実施の形態を説明する
と、図1は本発明装置を構成する各部品の説明図であっ
て、図中のイ図は電熱ヒーター(図示していない)が内
蔵されている融雪パネルAの平面図であって、パネル端
に電源コード(1)が派出して設けられ、この側部には
コネクターカバー取付け片が設けられている。ロ図は融
雪パネルAを屋根板に固定する取付け金具Bの側面図を
示している。またハ図はパネルAの接続部又は電源入力
側、あるいは終端側の電源コード(1)を保護するコネ
クターカバーであって、図の(C−1)は入力側あるい
は終端側に使用するコネクターカバーであり、(C−
2)は融雪パネルAを接続するコネクターカバーであっ
て、図示により理解できるように(C−1)は短く、
(C−2)は長尺に形成されている。
【0007】図2は融雪パネルAの施工図を示し、図
3,図4はパネルAの接続部の説明図、図5,図6はパ
ネルAの端部、即ち入力側あるいは終端側の実施例図で
あって、入力側、終端側はパネルAの向が逆になるのみ
であるから一方を省略して説明する。そして電源コード
(1)の側部にはコネクターカバー取付け片(4)が設
けられている。図7はコネクターカバー(C−1),
(C−2)の詳細図であって、それぞれ断面を示して構
成を説明している。
【0008】
【実施例】図により本発明方法を説明すると、図3およ
び図5に示すように融雪パネルAには電源コード(1)
がパネルAの両端に派出され、この電源コード(1)を
接続することによってパネルA内のヒーター通電されて
パネルAが加熱されて融雪が促される。また電源コード
(1)の側部にはコネクターカバー取付け片(4)を設
けるものとする。このコネクターカバー取付け片(4)
にはコネクターカバーCの爪(2)に係合する溝が形成
されている。
【0009】この電源コード(1)の露出している接続
部にコネクターカバー(C−1),(C−2)を取付け
片(4)を介して覆うことよって電源コードを保護する
もので、図3はパネルAを相互に接続するものであるか
ら接続部は直線状であって、コネクターカバー(C−
2)は両方のパネルAに跨るため長尺となる必要があ
り、このコネクターカバー(C−2)の断面は図7に示
すようにコ字形状となり、コ字形状の空隔部にコードが
収納される。
【0010】図5は電源の入力側(終端側も同じ)の電
源コード(1)の状態を示す。このためコネクターカバ
ー(C−1)は一方のパネルAのみの被覆のため長さは
(C−2)の半分で足り、このコネクターカバー(C−
1)の断面は図7で示されるようにL字形状とするもの
で、このL字形状のコネクターカバーを下側に開放部が
来るように配して、下方の開放部から電源コード(1)
を下方に延長して屋内に導き電源への接続を容易にす
る。
【0011】コネクターカバー(C−1),(C−2)
は図7の断面を参照して内側に爪(2)が形成されてい
て、この爪(2)をパネルAの側面に設けた取付け片
(4)に当て押圧することによってワンタッチで取付け
ができる。
【0012】本発明の融雪パネルAの接続方法は接続し
ている電源コード(1)をコネクターカバーCによって
完全に、しかも簡単にワンタッチで被覆装着ができるた
め安全で効果の優れた屋根の融雪装置が提供できる。
【0013】
【発明の効果】上述のように本発明の屋根融雪装置は、
融雪パネルAを接続する電源コードをコネクターカバー
によって完全に覆うことができるため、雪の氷結による
コードの断線やあるいは融雪水の侵入による漏電の被害
もなくなり、さらに取付けに当っては固定爪によってパ
ネルAにワンタッチで取付けることができるため従来の
屋根融雪装置にみられる故障の起る原因が解消されると
いうもので、雪国の屋根の保護対策や氷塊の落下による
人的、物的被害も無くなるという卓越した顕著な作用効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置を構成する各部品の説明図
【図2】融雪パネルの施工図
【図3】パネルAの接続部の説明図
【図4】パネルAの接続部の実施例図
【図5】パネルAの端部の説明図
【図6】パネルAの端部の実施例図
【図7】コネクターカバーC−1,C−2の説明図
【符号の説明】
(1)…電源コード (2)…爪 (4)…取付片 A…パネル C…コネクターカバー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電熱ヒーターを内蔵した融雪パネルAにお
    いて、該パネルAに対して、屋根板係止具を設けた取付
    け金具Bと前記パネルA接続部に電源コード保護用のコ
    ネクターカバーCを設けることを特徴とした屋根融雪装
    置におけるパネル接続方法。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のコネクターカバーCにお
    いて、該カバーCの内側に係止用の爪を設けることによ
    り融雪パネルAの側辺に取付けた係止片にワンタッチで
    の装着が可能となり、電源コード入力側及び終端側に断
    面L字状のコネクターカバー(C−1)を用い、パネル
    相互の接続部に断面コ字状のコネクターカバー(C−
    2)を用いて電源コードの保護を目的とした屋根融雪装
    置におけるパネル接続方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0240827U (ja) * 1988-09-13 1990-03-20
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